「機動戦士ガンダム」の名言・台詞まとめ

アニメ「機動戦士ガンダム」の名言・台詞をまとめていきます。

 

機動戦士ガンダム

1話

「アムロ、お行儀悪いのね」(フラウ・ボゥ)

 

「ガンダムが量産されるようになれば、君のような若者が実戦に出なくとも戦争は終わろう」(テム・レイ)

 

「私もよくよく運のない男だな。作戦が終わっての帰り道で、あんな獲物に出会うなどとは」
向こうの運がよかったのかな?」(シャア・アズナブル)

 

「シャア少佐だって、戦場の戦いで勝って出世したんだ!」(ジーン)

 

手柄を立てちまえばこっちのもんよ!」(ジーン)

 

「敵を倒すには早いほどいいってね」(ジーン)

 

「こ…これがジオンのザクか」(アムロ・レイ)

 

「”コンピューター管理で操縦が出来る”? ”教育型タイプコンピューター”?」
「すごい…親父が熱中するわけだ」(アムロ)

 

「父さん! 人間よりモビルスーツの方が大切なんですか?」(アムロ)

 

「しっかりしろ! 君は強い女の子じゃないか!」(アムロ)

 

「こいつ…動くぞ」(アムロ)

 

「すごい…5倍以上のエネルギーゲインがある。やってみるさ」(アムロ)

 

「な…なんてモビルスーツだ! ライフルを全く受け付けません!」(ジーン)

 

「やってやる。いくら装甲が厚くたって…」
「へっ、おびえていやがるぜ、このモビルスーツ」(ジーン)

 

「あれが連邦軍のモビルスーツの威力なのか!」(デニム)

 

「ど…どうする? コックピットだけを狙えるのか?」
「今度ザクを爆発させたら、サイド7の空気がなくなっちゃう」(アムロ)

 

「あれにもやってもらおう」
「正規のパイロットだろうとなんだろうと、手伝ってもらわなければなるまい」(ブライト・ノア)

 

「認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちというものを」(シャア)

 

2話

「サイド7に入った者は、技師・軍人共に全滅です」
「たった2機のザクのために…」(ブライト)

 

「あ…あの…クルーザー級のスペースグライダーのライセンスが役に立つとは思いませんが、わたくしでよければ…」(ミライ・ヤシマ)

 

「戦いとは、いつも2手3手先を考えて行うものだ」(シャア)

 

「ガンダムの性能のおかげで倒せたんです」(アムロ)

 

「(他の人?) し…知らねえな」
「爆撃の跡を避けながらようやくたどり着いたんだい」(カイ・シデン)

「それでも男ですか! 軟弱者!」
「あなたみたいな人、サイド7に1人で残っているといいんです」(セイラ・マス)

 

「お高くとまりやがって。あ…あんた、セイ…セイラとか言ったよな」(カイ)
「そんな、不良みたいな口の利き方、おやめなさい!」(セイラ)

 

「初陣にはやや若すぎるが、古来15~6歳の出陣がなかったわけではない」
「君達に期待する」(パオロ・カシアス、初代艦長)

 

「およしなさい! お捨てなさい」
「動くと撃ちます!」(セイラ)
「に…似ている!」
「し…しかし、アルテイシアにしては、つ…強すぎる」(シャア)
「兄さん…」(セイラ)

 

「撃つぞ、撃つぞ、撃つぞーーっ!」(アムロ)

 

「慌てるな、下手に動くとかえって当たる」
「人間みたいな小さな目標に、そうそう当たるもんじゃない」(シャア)

 

「(大丈夫か?) 俺はパイロット候補生だぜ」
「シミュレーションを2度やった」(リュウ・ホセイ)

 

「キャッチした、やってみます」
「こいつ(ミサイル)なら!」(アムロ)

 

「このスピードで迫れるザクなんてありはしません」
「1機のザクは、通常の3倍のスピードで接近します!」(オスカ・ダブリン)

 

「ルウム戦役で5隻の戦艦が、シャア1人のために撃破された」
「に…逃げろ!」(カシアス)

 

「見せてもらおうか。連邦軍のモビルスーツの性能とやらを」(シャア)

 

「やります! 相手がザクなら人間じゃないんだ。僕だって!」(アムロ)

 

「どうだ!」
「バ…バカな! 直撃のはずだ!」(シャア)

 

「こ…これが、た…戦い…」(アムロ)

 

「速い! な…なんという運動性」(シャア)

 

「当たらなければどうということはない。援護しろ!」(シャア)

 

「い…一撃で、一撃で撃破か!?」
「な…なん
ということだ!」
「あのモビルスーツは、戦艦なみのビーム砲を持っているのか!」(シャア)

 

「か…火力が、ち…違い過ぎる」(シャア)

 

「ガンダムの性能を当てにしすぎる。戦いはもっと有効に行うべきだ」(ブライト)

 

「甘ったれるな! ガンダムを任されたからには貴様はパイロットなのだ」
「この船を守る義務がある」(ブライト)

 

「やれるとは言えない。け…けど、やるしかないんだ!」
僕にはあなたが…」(アムロ)
「憎んでくれていいよ。ガンダムの整備をしておけ」(ブライト)

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3話

「(地球?) エリートでらっしゃったのね」
「(皮肉?) 弱気は禁物でしょう? ブライトさん」(セイラ)

 

「(ブライト?) そんなこと関係ないよ。死にたくないからやってるだけさ」(アムロ)

 

「シャアのムサイに武器を補給させる前なら、私達にもアムロにも戦えるかもしれないわ」(ミライ)

 

「もう一度、シャアの攻撃を受けて守りきれます? ブライトさん」(ミライ)

 

「相手がいくら大きい人でも」
「腰を引いた瞬間とか、バランスを崩した時なら倒せるものです」
「これ、柔道の話ですけど」(ハヤト・コバヤシ)

 

「よくもこんなくたびれた船が現役でいられるものだな」(シャア)

 

「モビルスーツの性能の違いが、戦力の決定的差ではないということを…」
教えてやる!」(シャア)

 

「不慣れなパイロットめ、行くぞ!」(シャア)

 

「甘いな!」(シャア)

 

「ええい! 連邦軍のモビルスーツは化け物か! これだけの攻撃でも!」(シャア)

 

「よろしくもよろしくないもないんだろ? いつでもいいよ」(カイ)

 

「この(旧)ザクとて、わしと百戦錬磨の戦いを中をくぐり抜けてきたのだ」
「にわか作りの連邦軍のモビルスーツなど、一撃で倒してみせるわ!」(ガデム)

 

「素人め、間合いが遠いわ!」(ガデム)

 

「どういうことなのだ?」
「モビルスーツにしろ、あの船にしろ」
「明らかに連邦軍の新兵器の高性能の前に敗北を喫した」
「それは分かる、しかし…一体、どういうことなのだ」
「連中は戦法も未熟なら、戦い方もまるで素人だ」(シャア)

 

「リュウさん。僕ホントにあの人(ブライト)を殴りたくなってきた」(アムロ)

 

4話

「身勝手じゃありませんか!」
「サイド7がどういう状態だったか調べもしないで、よくもそんなことが言えますね!」(アムロ)

 

「敵を目の前にしても捕捉されぬとは奇妙なものだな。科学戦も詰まるところまで来てしまえば、大昔の有視界戦闘に逆戻りというわけだ」(シャア)

 

「ドレン、貴様も言うようになったな」(シャア)

 

「あれだけの装備を誇っているルナツーだ」
「並の軍略家ならば、このムサイごときが仕掛けてくるとはよもや思うまい」
「手はあるよ、ドレン」(シャア)

 

「もしあの時の少女が、10年前に別れた妹の…いや、アルテイシアにしては強すぎる」
「そう…アルテイシアはもっと優しい」(シャア)

 

「それより、腹がすいちゃしょうがないぜ」
食べられる時に食べておかなけりゃ、いざって時に何も出来ないぜ」
逃げることだってな」(カイ)

 

「カイ・シデン君の言う通りだよ、アムロ」
「食事は、銃に弾を詰めるみたいなもんだ」
「兵士は食べたくなくても食べなきゃいけない」(リュウ)

 

「反逆罪は覚悟の上です、ワッケイン司令」
あなたの敵はジオン軍なんですか? それとも私達なんですか?」(ブライト)

 

「軍規軍規! それがなんだっていうんですか?」
軍人が軍規に則って死ぬのは勝手です」
でも、他の民間人がその巻き添えになるのは理不尽ではないでしょうか?」(ミライ)

 

「ジオンとの戦いがまだまだ困難を極めるという時、我々は学ぶべき人を次々と失っていく」「寒い時代だと思わんか?」(ワッケイン)

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5話

「20分後には大気圏に突入する」
「このタイミングで戦闘を仕掛けたという事実は古今例がない」
「地球の引力に引かれ大気圏に突入すれば」
「ザクとて一瞬のうちに燃え尽きてしまうからだ」(シャア)

 

「しかし、敵が大気圏突入のために全神経を集中している今こそ」
「ザクで攻撃するチャンスだ」
「戦闘時間は2分とないはずだが、諸君らであればこの作戦を成し遂げられるだろう」
「期待する」(シャア)

 

「後方R3度、ザクは4機よ」
「事実は事実よ」(セイラ)

 

「高度には気をつけて」(セイラ)
「戦ってる最中に気をつけられると思うんですか?」(アムロ)
「あなたなら出来るわ」(セイラ)
「おだてないで下さい」(アムロ)

 

「ブライト! 落ち着いて。みんな慣れてないのよ」(ミライ)

 

「死にたくなかったら何かしろ!」
「その辺にミサイルの撃ち方の教科書があんだろ!」(リュウ)

 

「今度こそシャアの動きに追いついてみせる。これで何度目なんだ、アムロ!」(アムロ)

 

「シャアに後ろを取られるのは嫌だが…」(アムロ)

 

「迂闊な奴め!」(アムロ)

 

「無理です! アムロはシャアと戦うので精一杯なのよ」(セイラ)

 

「これで(銃撃が)激しいものか! よく相手を見て下から攻めてみろ!」(シャア)

 

「えーい! 腕が上がってきたようだな、このパイロットは」(シャア)

 

「(素人?) しかし、ガンダムを出さなければ、ホワイトベースを撃ち落とされていました」(ブライト)

 

「(大気圏の) ら…落下速度が、こんなに速いとは…」(アムロ)

 

「ザクには大気圏を突破する性能はない。気の毒だが…」
「しかしクラウン、無駄死にではないぞ」
「お前が連邦軍のモビルスーツを引き付けてくれたおかげで、撃破することが出来るのだ」(シャア)

 

「戦いは非情さ。そのくらいのことは考えてある」(シャア)

 

「このモビルスーツがあれば、連邦軍はジオンに勝てる」(ブライト)

 

「シャアは戦術に優れた男です。我々は、シャアにはめられたんです」(ブライト)

 

「シャアの言う通りかもしれぬ…」
「今までの地球連邦軍戦艦とは、全くケタが違うようだ」(ガルマ・ザビ)

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6話

「よう、シャア。君らしくもないな。連邦軍の船1隻に手こずって」(ガルマ)
「言うなよ、ガルマ」
「いや、地球方面軍司令官、ガルマ・ザビ大佐とお呼びすべきかな?」(シャア)
「士官学校時代と同じ、ガルマでいい」(ガルマ)

 

「いや。友人として君を迎えに来ただけでもいい、シャア」(ガルマ)

 

「しかし、(撃破すれば) ジオン十字勲章ものであることは保証するよ」(シャア)
「ありがとう。これで私を一人前にさせてくれて…姉に対しても私の男を上げさせようという心遣いかい?」(ガルマ)

 

「笑うなよ、兵が見ている」(ガルマ)

 

「不発弾が1発でもあったらただじゃ置かないぞ」(リュウ)

 

「おやおやハヤト君、ご精が出ますねえ」
「しかしね、目の前に敵さんがいるのよ、間に合うの?」(カイ)
「茶化さないで下さい」(ハヤト)

 

「自信の問題じゃない。やるしかないんでしょう、ブライトさん」(アムロ)

 

「ホワイトベースに関しては初めて扱われるあなたよりは、私達の方が慣れています」(ブライト)

 

「敵の包囲網を突破してご覧に入れればよろしいのでしょう?」(ブライト)

 

「このままじゃ袋叩きってわけか」(アムロ)

 

「僕だって自信があってやるわけじゃないのに…」(アムロ)

 

「ガルマが苦戦して当然さ」
「我々が2度ならず機密取りに失敗した理由を彼が証明してくれている」
「しかも、我々以上の戦力でな」(シャア)

 

「ドズル将軍も、決して私の力不足ではなかったことを認識することになる」(シャア)

 

「そうか、ガルマは(ザクに)乗らなかったか」
「彼がガンダムと戦って死ぬもよし、危ういところを私が出て救うもよしと思っていたがな」(シャア)

 

「女に作戦を聞くわけにはいかない。ブライトが初めからハッキリしていりゃ」(アムロ)

 

「見ただろう、敵の威力を…私はあれを無傷で手に入れたい」
「あれは、今度の大戦の戦略を大きく塗り替える戦力だ」
「が、奴等を大陸から一歩も出すな。私の監視の目の中に泳がせておけ」
「私は必ず仕留める!」(ガルマ)

 

「ブライト。今はみんながあなたを当てにしているのよ」(ミライ)

 

「チェッ、気取りやがってよ。戦ったのは何もガンダムばかりじゃねえんだよ」(カイ)

 

「あ…1人にしてくれよ、な…」(アムロ)

 

「俺も協力する。君の手助けが出来るのは嬉しいものだ」(シャア)
「助かる、君の力を得れば百人力だ」
「これでキシリア姉さんにも実力を示すことが出来る」(ガルマ)

 

「シャア」
「私はよい友を持った」(ガルマ)

7話

「そんな! 我々は軍人ですよ。民間人を守る義務があります」(ブライト)

 

「いつまで敵と根比べを続けてても始まらなねえでしょう」
「アムロの提案をやってみたら?」(カイ)

 

「言い出したのは僕です。失敗しても犠牲者は1人で済むはずです」(アムロ)

 

「ハヤト…ブライトさんもミライさんも、セイラさんもリュウさんもいるんだ」
「ホワイトベースのことは任せられると思ってるよ」
「僕は自分の出来ることをやるだけだ」(アムロ)

 

「そう、俺は軟弱者だ。腹を立てるほどの人間じゃないのさ」(カイ)

 

「よく見ろ。そ…そうだ」
「相手は、たかが大気圏突入カプセルだ。戦闘機じゃないんだ」(アムロ)

 

「貴様(カイ)、今度同じような態度を取ったら宇宙だろうとなんだろうと放り出す!」(ブライト)

 

「アムロ、聞こえて? あなたガンダムで空中戦をやる自信あって?」
「(陸戦兵器?) 大丈夫。自由落下で1分以上空中にいられるのよ」
「あなたなら出来るわ」(セイラ)

 

「勝手すぎます! 僕にはそんな器用なこと出来ません!」(アムロ)
「生き抜きたくないの? アムロ」(セイラ)

 

「アムロ。誰だって自信があってやっているんじゃないわ」
「でもね、アムロ。あなたには才能があるわ。自信を持って!」(セイラ)

 

「地球での自由落下というやつは、言葉でいうほど自由ではないのでな」(シャア)

 

「(多様化モビルスーツ?) 何!」
「で…では、今まで私の見ていたのは、敵のモビルスーツの一部分の性能というわけなのか」
「あ…あれで…では、こ…今後、どう戦ったらいいのだ?」(シャア)

 

「あなた方は自分のことしか考えられないんですか!」
「誰が…自分だけのために戦うもんか!」
「皆さんがいると思えばこそ、戦ってるんじゃないか!」
「僕は、もうやめますよ!」(アムロ)

 

8話

「どうもお坊ちゃん育ちが身にしみ込みすぎる。甘いな!」(シャア)

 

「これ(この戦力)なら必ず勝てる」(ガルマ)
「これで勝てねば貴様は無能だ」(シャア)

 

「こういうの(だまし)なら、俺も好きなんだけどな」(カイ)

 

「うわーっ! ね…狙ってやがる」(カイ)

 

「ヘッ! 俺にだってこれくらいはな」(カイ)

 

「ああ…こ…このような失態を、姉上になんといって報告したらいいのか」(ガルマ)

9話

「サイド7を出てからこっち、ぐっすり眠ったことなんかありゃしない」
「そのくせ眠ろうと思っても眠れないしさ」(アムロ)

 

「いい加減にしなさいよ。アムロらしくない」(フラウ)
「モビルスーツで戦う方がよっぽど僕らしくないよ!」(アムロ)

 

「この間の戦争で大人はみんな死んでるのよ」
「年寄りと若い人が戦わなくっちゃならないのは、ジオンだって地球連邦だっておんなじじゃなくって?」(フラウ)

 

「(話?) 無理です。ジオンの勢力圏内では、暗号通信だって危険すぎます」(セイラ)

 

「分かっています! だからどうしたら生き抜けるのか考えているんでしょう」(ブライト)

 

「私には、姉に対しての立場だってあるんだよ」
「家族のいない君には分からない苦労さ」(ガルマ)

 

「(戻れ?) このまま出撃して撃ち落としてみせる!」(ガルマ)

 

「ただのパトロールだよ。だとすれば木馬はかなり焦っている」
「木馬がパトロールを出すなぞ初めてだ」
「弱点があるからこそ、我々の動きを知りたがっているんじゃないのかね?」(シャア)

 

「また棺おけ(モビルスーツ)入りかよ」(カイ)

 

「みんなはこれから嫌になるのさ。僕は違う。何回も何回も乗せられたんだ」(アムロ)

 

「戦いが終わったら、ぐっすり眠れるっていう保証があるんですか!?」(アムロ)

 

「私…アムロが戦ってくれなければ、とっくに死んでたわ」(フラウ)
「僕だってそうなんだよ。だけど、もう怖いの嫌なんだよ!」(アムロ)

 

「やれやれ。戦力ったってこれだけかよ、え? ブライトさん」(カイ)
「すぐガンダムも下りるわ。戦力的には自信を持って、いいわね?」(セイラ)
「へいへい。セイラさんは気休めがお上手で」(カイ)

 

「(なんで戦っている?) 今はそんな哲学など語っている暇はない!」(ブライト)

 

「殴ってなぜ悪いか?」
「貴様はいい。そうしてわめいていれば、気分も晴れるんだからな!」(ブライト)
「ぼ…僕が、そんなに安っぽい人間ですか!?」(アムロ)

 

「シャア、聞こえるか? 木馬がなぜ焦っているか分かったぞ」
「手を出すなよ。見てるんだ、シャア」

「私が見事仕留めてみせる」(ガルマ)

 

「2度もぶった! 親父にもぶたれたことないのに!」(アムロ)
「それが甘ったれなんだ!」
「殴られもせずに一人前になった奴がどこにいるものか!」(ブライト)

 

「俺はブリッジに行く。アムロ、今のままだったら貴様は虫けらだ」
「それだけの才能があれば、貴様はシャアを超えられる奴だと思っていたが…残念だよ」(ブライト)

 

「アムロ。ガンダムに操縦方法の手引書ってあるんでしょ?」
「私、ガンダムに乗るわ。自分のやったことに自信を持てない人なんて嫌いよ」(フラウ)

 

「”今日までホワイトベースを守ってきたのは、俺だ”って言えないアムロなんて」
「男じゃない!」(フラウ)

 

「悔しいけど…僕は男なんだな」(アムロ)

 

「た…たった(戦闘機)1機。対空用の砲弾でなけりゃ飛行機は落とせやしない」(ハヤト)

 

「対空戦闘、大丈夫ね? アムロ」
「伝えておくわね、当てにしてるわよ」(セイラ)

 

「下手に手出しをするとプライドの高い彼のことだ。後で怒られるしな」(シャア)

 

「なめるなよ。ガンダムにだって、ジャンプ力とロケットノズルがあるんだ!」(アムロ)

 

「モ…モビルスーツがジャンプしている! いや、飛んでいるんだ!」
「連邦軍め、なんてモビルスーツを造ったんだ!」(ガルマ)

 

「ああ、あいつのいいとこだ」
「ふさぎ込んでいても戦いのことを忘れちゃいなかった」(ブライト)

 

「アムロ、強くなったわね」(フラウ)

 

「この化け物が! 落ちろ! 落ちろぉ!」(ガルマ)

 

「そこのモビルスーツ、聞こえるか? 山を越えるとガウの餌食になる」
「ホワイトベースに戻れ!」(マチルダ・アジャン)
「だ…誰だ?  なんでもかんでも知っているようだが」(アムロ)

 

「こんな汚れでは、(通信の)接触不良を起こして当たり前だろ!」
「技師長! 懲罰の覚悟をしておけ!」(ガルマ)

 

「それにガルマの腕なら、あの程度の傷は難なく切り抜けてくれると信じていた」(シャア)
「う…そりゃそうだ」(ガルマ)

 

「いや。分かればいい、シャア」(ガルマ)

 

「レビル将軍はホワイトベースが現状の戦闘を続けられるのなら」
「正規軍と同じだと言っていました」(マチルダ)

 

「今は連邦軍だってガタガタなのですからね」
「私だって、レビル将軍の依頼でここまで来ただけです」
「参謀本部とは関係ありません」(マチルダ)

 

「ともかく、連邦軍にもあなた方を見捨ててはいない人がいることを忘れないで下さい」(マチルダ)

 

「あなたの戦いがなければ、私達もやられていたわ」
「ありがとう、あなたはエスパーかもしれない」
「頑張って」(マチルダ)

10話

「前線でラブロマンスか。ガルマらしいよ、お坊ちゃん」(シャア)

 

「ジオン軍の総帥たるザビ家の息子に娘はやれぬとおっしゃられた?」
「君の父上なら、そう言うだろう」(ガルマ)

「わたくしにはジオン軍も連邦軍も関係ありません」
「ガルマ様はガルマ様、お慕い申しております」(イセリナ・エッシェンバッハ)

 

「たとえ父を裏切ろうと、わたくしはあなたのおそばにおります」(イセリナ)

「私も父とジオンを裏切るわけにはゆきませんが…」
「大丈夫。今連邦軍の機密を手に入れるチャンスなのです」
「それに成功すれば、父とて私の無理を聞き入れてくれます」(ガルマ)

 

「それで聞き届けてもらえねば、私も…ジオンを捨てよう」(ガルマ)

 

「連邦軍の新兵器を奪い取ったら、国に送り届ける」
「その時には、あなたもご一緒に」(ガルマ)

 

「まだ我々は民間人を抱えていることを忘れるな」(ブライト)
「僕だって民間人です」(アムロ)

 

「皆さん! ここまで来たんです、落ち着いて」
「心を1つに戦い抜けば絶対に助かります!」(フラウ)

 

「穴に逃げ込んだネズミをいぶり出すのは、じゅうたん爆撃に限るな」(シャア)

 

「これで当たらなければ、おめでとうってところだな」(リュウ)

 

「私がイセリナのために焦っているだと? バカな!」
私は冷静だ!」(ガルマ)

 

「勝利の栄光を、君に!」(シャア)

 

「どうも、味方の兵までだますというのは性に合わんな」
「さて、木馬からモビルスーツが出たはずだが…」(シャア)

 

「シ…シャアだ。あれに当たるわけにはいかない」(アムロ)

 

「モビルスーツめ! やるようになった!」(シャア)

 

「やるな、モビルスーツめ。我々をおびき出すつもりか」
「ということは、木馬は後ろだな?」(シャア)

 

「なるほど、いい作戦だ。あだ討ちをさせてもらう」(シャア)

 

「モビルスーツが逃げるぞ。その先に木馬がいるはずだ。追えるか?」(シャア)

 

「180度、回頭だ! ガ…ガウを、木馬にぶつけてやる!」(ガルマ)

 

「ガルマ、聞こえていたら君の生まれの不幸を呪うがいい」
君はいい友人であったが、君の父上がいけないのだよ」(シャア)

 

「シャア、謀ったな! シャア!」(ガルマ)

 

「私とて、ザビ家の男だ。無駄死にはしない!」(ガルマ)

 

「ジオン公国に、栄光あれーーっ!!」(ガルマ)

11話

「ガルマの死を無駄にするわけにはまいりません」
「ザビ家末代の沽券に関わります」(ギレン・ザビ)
「ギレン。わしはただ、ガルマの死を…」(デギン・ソド・ザビ)

 

「兄貴、俺はまだ信じられん」
「今にもあいつが顔を出すんじゃないかと…」(ドズル・ザビ)
「過去を思いやっても、戦いには勝てんぞ、ドズル」(ギレン)

 

「しかし…あやつこそ、俺さえも使いこなしてくれる将軍にもなろうと」
「楽しみにもしておったものを…」(ドズル)

 

「だからだ、ギレン」
「静かに、丁重に、ガルマの冥福を祈ってやってくれまいか?」(デギン)

 

「わたくしを、ガウに乗せて下さい」
「ガルマ様を殺した憎い敵。せめて…せめて一矢なりとも報いたいのです」(イセリナ)

 

「ガルマを戦死させた責任、ドズル中将への忠誠。どう取られても損はないからな」(シャア)

 

「私の力じゃありません。ホワイトベースの性能のおかげです」(ミライ)

 

「驚くほど頑丈に出来てますね、ホワイトベースって」(ハヤト)

 

「ガルマの死を、我が王家だけで悼むのが、なぜいけない?」(デギン)

「父上、今は戦時下ですぞ」
「国民の戦意高揚をより確かなものにするためにも」
「国を挙げての国葬こそもっともふさわしいはず」
「ガルマの死は、1人ガルマ自身のものではない。ジオン公国のものなのです」(ギレン)

 

「大切なことは儀式なのですよ、父上」(キシリア・ザビ)

 

「ガルマは国民に大変人気があったのです」
「彼の国葬を行うことによって、国民の地球連邦への憎しみをかきたてることこそ」
「肝要ではないのですかな? 父上」(ギレン)

 

「父上。ジオン公国の公王として、今ここでご決裁を!」(ギレン)

 

「(操縦) 代わります」
「このままでは、ガルマ様がおかわいそうです!」(イセリナ)

 

「ガルマ様の仇!」(イセリナ)
「か…仇だと? ぼ…僕が、仇?」(アムロ)

 

「人には頼れんな」(シャア)

 

12話

「私の任務はガルマ様の仇討ちだ」
「ドズル中将から直々の命令を、なんでやり過ごすものかよ」
「しかし手出しをせずに行き過ぎる男なぞ、お前は嫌いなはずだったな」(ランバ・ラル)

 

「分かっているよ、言いたいことは」(ブライト)
「でしょうね。あなたが中心になる以外ないし、みんな頼りにしているんだから」(ミライ)

 

「大丈夫よ。どんな新兵器が来ても、ガンダムが防いでくれるから」(フラウ)

 

「(新兵器?) うろたえるな! これが地球の雷というものだ」
「以前に地球で見たことがある。大丈夫だ、ハモン」
「もっとも、こんなに間近で見ると恐ろしいものだがな」(ランバ・ラル)

 

「アムロ! アムロ! しっかりせんか、出撃だ!」
「ボーッとしとったって、なんにもならんのだぞ!」(リュウ)

 

「このヘルメットおかしいですよ? 苦しいんだ」(アムロ)

 

「やはり指揮官らしく納まってるあなたより」
「こうやって出撃なさる時のあなたを見る方が好きだわ」(クラウレ・ハモン)
「私もそうだ。この方が似合ってると思う」(ランバ・ラル)

 

「アコース、コズン。我々が地球で戦うのは初めてだ」
「敵のモビルスーツが出てきても、深追いはするな」(ランバ・ラル)

 

「実は、アムロが新米の兵隊のよくかかる病気になっているんだ」(リュウ)
「なんだと! アムロも出撃させろ。それしか、ザクは防げん」(ブライト)
「荒療治ってわけか。アムロ、出撃だ!」(リュウ)

 

「こ…これは! し…しかし、ヒート・ロッドに耐えられるかな?」(ランバ・ラル)

 

「やる! あのモビルスーツのパイロットめ」
「よくも自分のバズーカの弾の爆発でやられなかったものだ」(ランバ・ラル)

 

「アコース、コズンは後ろの2台のモビルスーツに仕掛けろ」
「私は白いのをやる」(ランバ・ラル)

 

「や…やってやる、やってやるぞ! 新型のモビルスーツがなんだ!」(アムロ)

 

「ザクとは違うのだよ、ザクとは!」(ランバ・ラル)
「こいつ、違うぞ。ザクなんかと装甲もパワーも…」(アムロ)

 

「に…逃げられた…というより、見逃してくれたのか?」(アムロ)

 

「我々は1人の英雄を失った。しかし、これは敗北を意味するのか?」
「否! 始まりなのだ!」(ギレン)

 

「地球連邦に比べ、我がジオンの国力は30分の1以下である」
「にも関わらず、今日まで戦い抜いてこられたのはなぜか?」
「諸君! 我がジオン公国の戦争目的が正しいからだ!」(ギレン)

 

「一握りのエリートが、宇宙にまで膨れ上がった地球連邦を支配して50余年」
「宇宙に住む我々が自由を要求して、何度連邦に踏みにじられたかを思い起こすがいい」
「ジオン公国の掲げる人類一人ひとりの自由のための戦いを、神が見捨てるわけはい!」(ギレン)

 

「私の弟、諸君らが愛してくれたガルマ・ザビは死んだ! なぜだ!?」(ギレン)
「坊やだからさ」(シャア)

 

「ガルマは、諸君らの甘い考えを目覚めさせるために…死んだ!」
「戦いはこれからである!」(ギレン)

 

「諸君の父も兄も、連邦の無思慮な抵抗の前に死んでいったのだ!」
「この悲しみも怒りも、忘れてはならない!」
「それをガルマは死をもって我々に示してくれたのだ!」(ギレン)

 

「我々は今、この怒りを結集し、連邦軍に叩きつけて」
「初めて真の勝利を得ることが出来る!」
「この勝利こそ、戦死者全てへの最大の慰めとなる!」(ギレン)

 

「国民よ立て! 悲しみを怒りに変えて、立てよ国民!」
「ジオンは、諸君らの力を欲しているのだ!」
「ジーク・ジオン!」(ギレン)

 

「何を言うか!」
「ザビ家の独裁を目論む男が、何を言うのか!」(ブライト)

 

13話

「太陽の光が1ヶ所から来るって、わざとらしいわね」(セイラ)
「でも、これが自然というものなのね」(ミライ)

 

「そうね。宇宙の広がりというのは、こういうことを言うのよね、きっと」(セイラ)

 

「ヘッ、裏切られたな。奴もエリート族かよ」(カイ)

「地球に住んでる人が、みんなエリートじゃないわ」
「現にアムロのお父さんは宇宙暮らしで」
「アムロはお母さんとはほとんど暮らしたことがないよ」(ミライ)

「地球に家があるだけでもエリートさ」(カイ)

 

「遅いわ!」(リュウ)

 

「パ…パトロール機のくせに!」(リュウ)

 

「(戦争?) そ…そうだけど人様に鉄砲を向けるなんて!」(カマリア・レイ)

 

「アムロ。私はお前をこんな風に育てた覚えはないよ」
「昔のお前に戻っておくれ!」(カマリア)
「今は…戦争なんだ!」(アムロ)

 

「よう、アムロ! 空中換装ってやつをやってみるかい?」
「アムロがやるってんだからいいじゃねえか。俺の都合じゃねえよ」(カイ)

 

「アムロめ。な…何をしているんだ!」
「あんな地方の前進基地を叩く必要がどこにあるか!」(ブライト)

 

「単なる消耗戦だぞ。今の我々には自分の首を締めるに等しい」(ブライト)

 

「(残るのが)嫌とかじゃないんだ。あそこには仲間がいるんだ」(アムロ)

 

14話

「連邦軍はホワイトベースを捨てたりはしませんし、ここにもあなたの上官を送るつもりはあります」(マチルダ)

 

「けれど、ヨーロッパでの大きな作戦の予定があります」
「それに、現実に実戦に耐えてるあなた方に、余分な兵を回せるほど連邦軍は楽ではないのです」(マチルダ)

 

「今はホワイトベースはデータ収集が第一の任務になっています」
プロよりアマチュアの方が面白い作戦を考えるものです」(マチルダ)

 

モルモットはお嫌? ブライト少尉」(マチルダ)

 

「レビル将軍がいらっしゃらなければ、あなたはとっくの昔に死刑ですよ」(マチルダ)

 

「君、ブライトさんの言う通りよ。寝るのもパイロットの仕事のうちですよ」(マチルダ)

 

「来なくてもいいものを」
「ガンダムの厚意に甘えて脱出しましょう」(マチルダ)

 

「ブライトさん。なんでみんなで助けないんですか?」
「一緒にやれば(爆弾を外せば)、もっと早く済むのに」(フラウ)

「今爆発するかも分からんのだ」
「犠牲者を1人でも少なくするためには、アムロにやってもらう以外にはない」(ブライト)

 

「そんな!」
「ミライさん。あなただって卑怯です、弱虫です!」(フラウ)
「なんと言ってもいいわ。我慢するのも勇気なのよ」
「アムロと一緒に、あなたまで犠牲には出来ないわ」(ミライ)

 

「それは逆です、アムロはパイロットです!」
「私が代わりにやってきます!」(フラウ)
「フラウ・ボゥ。あなたにアムロより上手に出来て?」(ミライ)
「ミライさん、ひどいのね」(フラウ)

 

15話

「全く…ガンダムのこんな(四つん這い)姿、見たくもないな」(リュウ)

 

「君と戦うつもりはない」
「大人しく武器を渡してくれれば、危害は加えない」(ククルス・ドアン)

 

「戦いたくないから頼んでいるのだがな」(ドアン)

 

「そんな戦闘機でこのザクに勝てると思っているのか?」(ドアン)

 

「私は、この子達を守らなければならないんだ」
「いずれジオンの連中がここを見つけ、私を攻撃してくるだろうからな」(ドアン)

 

「思ったより意地っ張りなのね」
「あなたには、あの夕日の美しさも分からないみたいね」(ロラン・チュアン)
「戦いに美しさなど必要ないよ。気を許せば負けるんだ」(アムロ)

 

「(アムロ) 人が心配してるっていうのに…連絡ぐらいすべきよね」
「(事情?) だといいんだけど。もしかして…バカね、私って」(フラウ)

 

「こんな不安におびえる生活…出来ることなら私も早く抜け出したいが…すまん」(ドアン)
「私なら…平気よ」(ロラン)

 

「モビルスーツの格闘技というのを見せてやる!」
「よーく見て覚えておけ!」(ドアン)

 

「私は、子供達が見ている限り、戦い続ける!」(ドアン)

 

「教えてやる、少年達!」
「子供達の親を殺したのは、この俺さ!」
「俺の撃った流れ弾のためにな…」(ドアン)

 

「ジオンは、子供達まで殺すように命じた。だが、俺には出来なかった」
「俺は子供達を連れて逃げた」
「俺の命に代えても、この子供達を殺させはしない!」(ドアン)

 

「違います。あなたがいるからじゃありません」
「あなたの体に染み付いている戦いの匂いが、追跡者を引き付けるんじゃないんでしょうか?」(アムロ)

 

「それを消させて下さい、ククルス・ドアン」(アムロ)

 

16話

「(攻撃に参加?) 私達、軍隊じゃないんでしょ? ブライトさん」(セイラ)

 

「私はゲリラ屋だ。ガルマ様の仇を討てば、すぐに宇宙へ帰る」(ランバ・ラル)

 

「ランバ・ラルに教えてやれ」
「奴が木馬を早く始末してくれれば、この辺りにウロウロされることもなくなる」
「とにかく私が発掘した鉱山の実態をドズル中将に知られるのはまずい」(マ・クベ)

 

「(ガンダムの操縦は) シ…シミュレーションで完全に覚えているつもりなのに…」
「Gがこんなにすごいなんて」(セイラ)

 

「なんとしても、ジオンの兵と接触しなければ」(セイラ)

 

「狙っているのに…当たらない!」
「こんなに射撃が難しいものだなんて…」(セイラ)

 

「あのパイロットめ、不慣れらしい…気の毒だが、いただく!」(ランバ・ラル)

 

「砂がクッションになってくれなければ、このモビルスーツのグフとてやられていたわ」(ランバ・ラル)

 

「まだテスト中のもの(ザンジバル)を実戦に投入できますか?」
「それにランバ・ラルならこの戦力で、木馬もモビルスーツも倒せると思っているのでしょ、ドズル中将は」(ハモン)

 

「兄さん…シャアは兄さんだわ。間違いない…無事でよかった」(セイラ)

 

17話

「戦闘シミュレーションを作ってるんです」
「手に入れたザクのおかげで、具体的な性能が分かったんです」
「その数字とガンダムの性能を組み合わせて」
「今より正確な戦闘のパターンを作れないか試しているんです」(アムロ)

 

「お前の言う通り、今度の作戦はザビ家の個人的な恨みから出てはいる」
「しかしだな、この戦いで木馬を沈めてガルマ様の仇を討ってみろ」
「わしは2階級特進だ」(ランバ・ラル)

 

「わしの出世は、部下達の生活の安定につながる」
お前のためでもある。ザビ家により近い生活が出来る」(ランバ・ラル)

 

「素人共め。(捕虜に)ロクな身体検査もしないで」(コズン・グラハム)

 

「(ジオンの人間?) 勘違いなさってるようね。脱走するんなら人を呼びますよ」(セイラ)

 

「(脱走した)捕虜の発見を急げ。場合によっては射殺するのもやむをえまい」(ブライト)

 

「ブライト。どの程度の情報が漏れたと思って?」
「正面の敵もそうだけど、これであのランバ・ラルのグフ部隊を呼び込んだようね」(ミライ)

 

「この程度の地上基地なら、このガンタンクの機動力と火力で十分に対抗できる」
「用兵の問題はまだブライトさんには分かりゃしない」
「なんでもかんでもガンダムで戦わせればいいってものじゃない」(アムロ)

 

「行ってくる。”今度こそ”という言葉はあまり使いたくないものだな」(ランバ・ラル)

 

「ハヤト、後退する。動いてる相手にガンタンクは不利だ」(アムロ)

 

「気にすることはないわ。私達だって、いつああなるか」(セイラ)

 

「もうお終いだ。連邦のモビルスーツめ!」(ランバ・ラル)
「ば…爆発しちまう!」(カイ)

 

「ダ…ダメだ。コンピューターのパターンだけでは追いつかない」
「データが甘いのか?」(アムロ)

 

「し…しまった。爆撃のショックで関節が…」
「ええい! 戦わずして後退か!」(ランバ・ラル)

 

「兵士には作戦全体を見通すことが出来るわけないんだ」
「命令は絶対に守れ! 軍紀違反だ」(ブライト)

 

「そう。戦いに(軍紀)は必要なことなのだ」(ブライト)

 

「アムロなりに考えてやっているのよ、ブライト」(ミライ)
「それを分かってやったら、皆殺しに遭う」(ブライト)

 

「完全に失敗か…」
「ザクもグフも操縦者とか環境でまるっきり動きが違っちゃうってことか…」
「根本的にやり直さなくっちゃいけないのか」(アムロ)

 

「ブライトは決めたんでしょ? アムロをガンダムから降ろすって」(ミライ)
「ああ。我々は1人の成長を待ってるほど、のんびりはしてられないんだからな」(ブライト)

 

「教習所じゃないことは確かだけど、一時アムロを休ませるってことね」
「アムロは特別な子よ。私、そんな気がするの」(ミライ)

 

「ホワイトベースを降りるんだ、元気でな」
「ブライトさんとミライさんが僕は不必要だって言うんだ」
「だから、船を降りるんだよ」
「止めるな!」(アムロ)

 

18話

「(脱走者は死刑?) 今日まで一緒に戦ってきた仲間を、どうしてそんなことが出来るの!?」(フラウ)

 

「アムロが出てった訳が分かったわ。こんな所に呼び戻すもんですか!」(フラウ)

 

「みんなが心配してるのは、こいつ(ガンダム)だろ?」(アムロ)

 

「また逃げる気?」
「本当はみんなに自分を認めてもらうだけの自信がないんでしょ」
「だから帰れないのね?」(フラウ)

 

「ソリウムには限りません」
「連邦には貴重な資源を1グラムたりとも渡してはならないのです」
「それがこの戦いを勝利に導き、ひいてはその後の支配の確立にもつながるわけ」(キシリア)

 

「ガンダムでここを潰せば、連邦軍の軍隊が動かなくて済む」
「もうブライトさんにもミライさんにも口を出させるもんか!」(アムロ)

 

「マ・クベ。モビルスーツを前もって発見できなかった失敗、許し難い」
「アッザムの性能テストにはよい機会です。お前がやってみせい」(キシリア)

 

「直接連邦軍のモビルスーツを目にするのも、今後の作戦には役に立とう」(キシリア)

 

「表面温度4000℃! さっきの砂みたいなやつのせいか?」(アムロ)

 

「キシリア様、成功です」
「なんといってもモビルスーツの研究に関しては、こちらの方が長いですからな」(マ・クベ)

 

「ザクならとっくに弱ってるはずですが…もう一度行きます!」(マ・クベ)

 

「これまでのようですね。機密保持のため、基地を爆破しなさい!」
「(兵士がいる?) 構いません! 何よりも国家機密が優先します」(キシリア)

 

「連邦軍のモビルスーツ、噂以上の性能と見た」
「我等もテスト中の各モビルスーツの実戦配備を急がねばならない」(キシリア)

 

「やった…やったんだ!」
「連邦軍が全力で潰そうっていう、ジオンの基地をやったんだ」(アムロ)

 

「”第102採掘基地”…第102採掘基地だって!?」
「僕がやったのは、たくさんある採掘基地の1つだったっていうことなのか?」
「レビル将軍が叩こうとしてるのは、こんな鉱山じゃないのか?」
「もっとすごい鉱山のことなのか?」(アムロ)

 

「アムロ。今頃、英雄気取りでしょう」(セイラ)

 

「何よ! 何よ、アムロったら…人の気も知らないで」(フラウ)

 

19話

「(ブライト) アムロのことをガンダムと別に考えるのか?」
「ならやめとけ。その時のアムロ次第だからな」(リュウ)

 

「(砂漠?) 自然の驚異です。星を見ているよりずっと面白い」(ハモン)

 

「(メニュー) 何もないのね。出来るものを14人分ね」
「(1人多い?) あの少年にも」(ハモン)

 

「あんな子が欲しいのか?」(ランバ・ラル)
「そうね」(ハモン)

 

「あの…なんていうか、ご厚意は嬉しいんですけど、僕にはいただけません」
「あなたに物を恵んでもらう理由がありませんので」(アムロ)

 

「ハモン。一本やられたな、この小僧に」(ランバ・ラル)

 

「君のことを私が気に入ったからなんだけど。理由にならないかしら?」(ハモン)

 

「小僧。ハモンに気に入られるなぞ、よほどのことだぞ」(ランバ・ラル)

 

「気に入ったぞ、小僧。それだけハッキリものを言うとはな」
「ハモンだけのおごりじゃない。わしからもおごらせてもらうよ」
「なら食っていけるだろう?」(ランバ・ラル)

 

「いい目をしているな」
「それにしてもいい度胸だ。ますます気に入ったよ」(ランバ・ラル)

 

「ア…アムロとか言ったな?」
「しかし戦場で会ったらこうはいかんぞ。頑張れよ、アムロ君」(ランバ・ラル)

 

「みんながあなたのことを、いつまでも心配していると思ったら大間違いよ」(フラウ)

 

「さっきの女の人が見ていたから、私と手をつなぐのやめたんでしょ?」
「どんどん私から離れていっちゃうのね…アムロ」(フラウ)

 

「(後悔?) 1人ならどうだって生きていけるさ」(アムロ)

 

「フラウ・ボゥ。気持ちは分かるけど、これからは勝手に抜け出したらダメよ」(ミライ)

 

「あのグフってモビルスーツに出てこられたら、ガンキャノンもタンクもイチコロだ」(アムロ)

 

「うわっ! (グフが)こんな近くに!」(カイ)

 

「好きにさせるかよ!」(カイ)

 

「何を寝ぼけておるか、ステッチ!」
「木馬だ。木馬を討ち取らねば、我々の…我々の戦いの意味はない!」(ランバ・ラル)

 

「ガンタンクの上半身を強制排除します、いいですか?」
「リュウさん、弾丸は十分残っています。砲台になればいいことです」(ハヤト)

 

「戦力は無駄には出来ません」
「リュウさんはコア・ファイターでアムロを呼びに行って下さい」(ハヤト)

 

「(頼む?) 冗談じゃないよ。グフとザクはどこに行ったんだ?」(カイ)

 

「ハヤト! お前そこから出た方が死なないで済むぞ」(カイ)
「何言ってんです。動けなくなったって弾丸があるんだ、やります!」(ハヤト)

 

「ほう。へいへい、ご立派でござんすね」(カイ)

 

「ブライト! グフを振り落とします」
「背面飛行に入ります。シートベルトを使って下さい」
「(私?) 構いません」(ミライ)

 

「せ…正確な射撃だ。それゆえ、コンピューターには予想しやすい」(ランバ・ラル)

 

「ええい。どうせ(ビームライフルは)後1回ぐらいしか撃てないんだ」(アムロ)
「ほう、思い切りのいいパイロットだな。手強い…しかし!」(ランバ・ラル)

 

「や…やるな、ガンダム」
「しかし、まだこちらとてまだまだ操縦系統がやられたわけではない」(ランバ・ラル)

 

「お…お前は! さっきの坊やか。ア…アムロとか言ったな」
「まさかな…時代が変わったようだな。坊やみたいのがパイロットとはな!」(ランバ・ラル)

 

「見事だな! しかし小僧、自分の力で勝ったのではないぞ」
そのモビルスーツの性能のおかげだということを忘れるな!」(ランバ・ラル)
「ま…負け惜しみを!」(アムロ)

 

「どんな理由があろうとチームワークを乱した罪は罪だ」(ブライト)
「一方的すぎます。僕だって好きでホワイトベースを降りたんじゃない」
「僕の言い分だって聞いてくれても…」(アムロ)
「聞くわけにはいかんな」(ブライト)

 

「なぜ、俺がお前を呼びに行ったと思う?」
「うぬぼれるなよ。ガンダムさえ戻ってくればと思ったからだよ」(リュウ)

 

「バカな、アムロ…」(フラウ)

 

「僕が…一番…ガンダムを…上手く使えるんだ…」
「一番…一番上手く使えるんだ!」(アムロ)

 

「ぼ…僕は…僕は…あの人に勝ちたい!」(アムロ)

 

20話

「い…いつか、マチルダさんがお前のことを”エスパーかもしれない”って言ったのな」
「俺は、いかにもお前のことらしいと思ってたんだ」
「いい加減、いじけ節は…」(リュウ)

 

「独房に入れるってことは、アムロの反省を促しているわけで」
「つまり当てにしている…」(ハヤト)

 

「アムロはガンダムを持ってジオンに逃げたってよかったはずだ」
「それをしなかったのはなぜかと考えてみたのさ。そしたら…」
「しかしな、後一息だと思わんか?」(ブライト)

 

「ランバ・ラルはこの辺りの私の鉱山を知りすぎた」
「キシリア様がジオンを支配する時にこの鉱山は役立つ」
「実態はギレン様にも知らすわけにはゆかんのだ」(マ・クベ)

 

「次の手は分かってるな?」
「心配ない。ランバ・ラルはそうは考えはせん」(マ・クベ)

 

「全く、どいつもこいつも勝手なマネしくさって!」
「任せとけ! 殴り倒してでも連れて来てやる」(リュウ)

 

「みんなが1つ考え落ちしているのさ」
「アムロがいない間、指揮者としての僕はひどく不安だったってことさ」(ブライト)

 

「(ミライ) 君も星回りのいい女性だと思っている。しかし、アムロだ…」
「あいつがいなくなった時、感じた不安っていうのは、こりゃ絶大だ」
「一体なんなのだろうな?」(ブライト)

 

「いや、このランバ・ラル」
「たとえ素手でも任務はやり遂げてみせると、マ・クベ殿にはお伝え下さい」(ランバ・ラル)

 

「お前の言う通りになったな。補給戦力を当てにせず、もともと…」
「もともとゲリラ屋の私の戦法で行こう」(ランバ・ラル)

 

「ブライトにはアムロがついてんでしょうが」(カイ)

 

「僕にはホワイトベースで戦う意味がなくなったんですよ」
「これは仕方のないことでしょ?」(ハヤト)

 

「殴らなきゃ分からんのだろ? お前達は」(リュウ)

 

「(ホワイトベースに)戻るか戻らないかは、お前達の良心に聞くんだな」(リュウ)

 

「この風、この肌触りこそ戦争よ!」(ランバ・ラル)

 

「あの少年が白いモビルスーツ・ガンダムのパイロットとか…」
「よい少年、さてどう出てくるか?」(ハモン)

 

「(ザクが)来た!」
「やった!」(セイラ)

 

「ダ…ダメだわ」
「ガンダムの武器では威力がありすぎて、兵隊だけをやっつけるわけには…」(セイラ)

 

「銃を持っていれば(女でも)殺す。どこかに隠れているんだ」(ランバ・ラル)

 

「ガンダムをセイラと代われ。第2ブリッジの敵をガンダムで撃退する」
「ホワイトベースを壊してもだ」(ブライト)

 

「(少年兵ばかり?) どこも人手不足だからな」(ランバ・ラル)

 

「ひ…姫! ひ…姫様か?」
「ま…間違いない。アルテイシア様に違いないな」(ランバ・ラル)

 

「私をお忘れか?」
「あなたの父上、ジオン・ダイクン様にお仕えした、ジンバ・ラルの息子、ランバ・ラルですぞ」(ランバ・ラル)

 

「アルテイシアと知って、なぜ銃をむけるか?」(セイラ)

 

「ランバ・ラル。戦いの中で戦いを忘れた」(ランバ・ラル)

 

「またモビルスーツのガンダムか…」
「わしの戦っていた相手が皆、年端の行かぬ少年達とは…皮肉なものだ」(ランバ・ラル)

 

「君達は立派に戦ってきた」
だが、兵士の定めがどういうものか、よく見ておくんだな」(ランバ・ラル)

 

「ハモンさん! ランバ・ラルが死んだんだぞ!」
「やめるんだぁーーっ!!」(アムロ)

 

21話

「使い古したザクが1機と、マゼラアタックの砲塔が4門だけか」
「当てにしますよ、タチ中尉。なんとしてでも、ラルの仇を討ちたいのです」(ハモン)

 

「ぼやくな、ハヤト。前線では何が起きるか分からんのだ」
「知恵と工夫で切り抜けてくれ」(ブライト)

 

「俺は順調だってみんなには、言っといてくれよ」(リュウ)

 

「ランバ・ラルは、私にもったいにくらい実直な男性だった」
「あんな心を寄せてくれた人のために、よしんば、砂漠で散るのも後悔はない」(ハモン)

 

「(アムロは)出すわけにはいかんよ」
「俺達が期待する態度を見せれば、あいつはまだまだうぬぼれる」(ブライト)

 

「野生の虎でも、檻に入れておけば、自分の立場が分かってくる」(ブライト)
「アムロが自分で分かるのを待つわけか…言い逃れに聞こえるな」(リュウ)

 

「人間にはな、言葉があるんだ。俺の元気なうちに…」(リュウ)

 

「ブライトは、アムロとゆっくり話し合ったことないんだろう?」
「それじゃ、虎は大人しくはならん」(リュウ)

 

「あの坊やが邪魔するようなことがありましたら…あなた、守って下さいましね」(ハモン)

 

「ブライトがな…お前は野生の虎だって、おっかながっているんだよ」
「お…おかしいだろう?」(リュウ)

 

「アムロ、期待しとるぞ」
「な…何、大丈夫! うっ…」(リュウ)

 

「ちぇっ、ザク1機でホワイトベースをやろうってのか?」
「生意気、言っちゃって!」(カイ)

 

「そ…それよりも、ア…アムロを独房から出すんだ。責任は俺が取る!」(リュウ)

 

「アムロの独房のドアナンバーを教えて下さい」
「今までリュウがここにいたの。彼が責任を取るから、アムロの出動を!」
「私も責任を取るわ、教えて下さい」(セイラ)

 

「(アムロ) リュウが開けてくれたのよ。リュウの分も頑張ってね」(セイラ)

 

「木馬め。案の定、自由には動けぬよう」
「ランバ・ラル隊のしぶとさ、見せてあげよう」(ハモン)

 

「俺だって…俺だって、前の俺とは違うんだい!」
「引かねえぞ! 引かねえぞ!」(カイ)

 

「(やったことない?) 誰だってそうだよ、ホワイトベースでは」
「後はなんとかする!」(アムロ)

 

「ホワイトベースがやられちまえば、病気だケガだって言えるかよ!」(リュウ)

 

「うん? 待てよ。これは特攻するつもりじゃないのか?」
「とすれば、あの中は爆薬でいっぱいのはずだ」
「ダ…ダメだ!」(アムロ)

 

「と…特攻させぬつもりか!? こしゃくな!」(ハモン)

 

「ガンダム1機でそれが止められるものか。木馬にぶつかれば、その中の爆薬が…」
「タチ! ガンダムを後ろから倒しておしまい!」(ハモン)

 

「上から? 出来るか!?」(アムロ)

 

「ガンダム…2人のパイロットを同時に討ち取るとは」
さすがは私が見込んだ坊やだけのことはある。しかし…」(ハモン)

 

「いくら装甲の厚いガンダムといっても、これだけ近ければもちはすまい」
「そしてガンダムとカーゴの爆発力は、木馬をも…」(ハモン)

 

「ホント…好きだったよ、坊や」
「これでお終い」(ハモン)

 

「驚かないでね…アムロ」
「リュウよ。リ…リュウが(コア・ファイターで)体当たりをして…」(セイラ)

 

「(ガンタンクの操縦を) か…代われ!」
「お前より、俺の方がずっと慣れているんだ」(リュウ)

 

「(動かない?) バ…バカ野郎! その時その時に合わせて使い方を考えろ!」
「コア・ファイターだけでも使えるだろ!」
「ど…どけよ、素人め!」(リュウ)

 

「ぼ…僕がリュウさんの発進を認めなければ、よ…よかったんです」(ハヤト)

 

「(体?) 戦力は無駄に出来んのだ」(リュウ)

 

「アムロのことで、俺は奴(リュウ)に心配をかけ過ぎたのかもしれん」(ブライト)

 

「我々が未熟だったために、リュウを殺し…何人もの仲間を…」
「勘弁してくれ、リュウ! 勘弁してくれよ、なっ?」
「お…俺達、こ…これからどうすりゃいいんだ?」
「リ…リュウ、教えてくれ。教えてくれんのだな…もう」(ブライト)

 

「ブライトさん…やめましょう」
「ジオンを倒すしかない。戦争が終わるしか…」(セイラ)

 

22話

「アムロ、冗談じゃないぞ」
「(ドップの編隊) これじゃあ2機のコア・ファイターで歯が立つわけがない」(ハヤト)
「同感だ。一体どういうつもりでコア・ファイターを発進させたんだ?」(アムロ)

 

「なぜ、体が動かん? 怖いのか…」(ブライト)

 

「(聞いてない?) 事実は認めなくてはね」(セイラ)

 

「なんのためにレーダーを(壊さずに)残したのかも知らんで」
「なまじレーダーがあるからこそ、自分で勝手に状況を判断して我々の網にかかってくれる」(マ・クベ)

 

「(逃げるだけ?) 私には、これが精一杯よ。これ以上、どうしろっていうの!?」(ミライ)

 

23話

「指揮官のいない船なんてひどいものだけど、私には無理よ」(ミライ)
「無理はみんな同じだ」
「僕など、自分の意気地のなさが病気の原因かと思うと、情けなくなってくる」(ブライト)

 

「君なら出来るよ」
「やってくれるね?」(ブライト)

 

「(大破?) いや、そう思われてこの作戦も上手くゆくのではないのかな?」
「なあ、マチルダ君」
「後は君の隊が、ホワイトベースのエンジンを直せるかどうかに懸かっているわけだ」(レビル)

「はい、レビル将軍。たとえどれほどの傷であろうと」(マチルダ)

 

「連邦軍め、しびれを切らしたな。この戦い、先に動いた方が負ける」(マ・クベ)

 

「後一息というところで、ジオンか?」
「しかし妙ですね。我々の行動を知る者がそんなにいるとは思えないが…」(マチルダ)

 

「腹が立つのなら罰して下さっても結構よ」(セイラ)

 

「こうなったら、ここに敵の来ないのを祈るしかないわ」(ミライ)

 

「(キャプテンシート?) ここの方が落ち着くわ」(ミライ)

 

「お前達にマチルダさんも補給物資もやらせるか!」(アムロ)

 

「ホ…ホントだな、リュウ」
「お前のやり方は利口じゃなかったかもしれんが、俺達に模範を示してくれた」
「何をやったかで人間の値打ちは決まる」(ブライト)

 

「お前は強い。だからだよ、負けまいと思うのだがな」
「リュウ…」(ブライト)

 

「ミライ。自分で判断して…行動、するんだ」(ブライト)

 

「こいつ足が遅いからね」
「よう! 早いところガンダムになっちゃってよ」(カイ)

 

「4番機にはガンダムのパワーアップメカが入っている。編隊を着陸させなさい」
「ガンダムのパワーアップメカを捨てるわけにはいきません」(マチルダ)

 

「アムロ! 何をやってるんだ。早く来ねえとマチルダさんまでやられちまうぞ」
「もっとも、俺が撃ち落とせばいいんだろうがよ」(カイ)

 

「Gファイターのエンジンのパワーを上げておけ。ガンダムに使わせる」
「アムロなら大丈夫です」(マチルダ)

 

「つくづく自分が情けなくなるわ」(ミライ)
「そんなことないわ、ミライ。よく辛抱したと思う」
「それに、ブライトを安心させたりも出来たじゃない」(セイラ)

 

24話

「男子のメンツ、軍の権威。それが傷つけられてもジオンが勝利すればよろしい」
その上であなたのメンツも立ててあげましょう」(キシリア)

 

「それでよい、それで。全て臨機応変にな」(キシリア)

 

「あのマチルダさんってよ、俺好みってとこかな。キリッとしてて優しくってよ」
「マチルダさんみたいなの恋人だったら最高だよな」(カイ)
「手の方がお留守のようね」
「素敵な恋人探してね」(マチルダ)

 

「”しかし”?  軍は実行あるのみではないのかね!」(レビル)

 

「いや、問題はその後だ。黒い三連星が新型モビルスーツで…来た」
「ルウム戦役の時に私を捕虜にした兵士達だ。手強いぞ、これは…」(レビル)

 

「(なぜ補給部隊に?) そうね」
「戦争という破壊の中で、ただ1つ物を作っていくことが出来るから…かしらね」(マチルダ)

 

戦いは破壊だけでも、人間ってそれだけでは生きていられないと私には思えたからよ」(マチルダ)

 

「僕…思うんです。マチルダさんって、強い方なんですね」(アムロ)
「生意気ね」(マチルダ)

 

「まあ、任せろ。シャアと我々とはわけが違うて」
「早速、木馬と白いモビルスーツとやらを見せてもらおうか」(ガイア)

 

「(ガンタンク) 操縦系が上に付いたのはいいけど、1人で上手くやれるかな?」(ハヤト)

 

「カイさんだって1人でやってるんでしょう?」
「出来ますよ!」(ハヤト)

 

「ああ…うるさいハエめ!」(ガイア)

 

「や…やるな。得体の知れない戦闘機め!」(ガイア)

 

「(修理は) 少し、間に合わないかもしれない」
「理由はありません。そう思えるんです」(マチルダ)

 

「心配性のようね、あなたは」(マチルダ)
「でしょうね。人にはそう言われます」(ミライ)

 

「なんてドジだよ、俺は…」
「敵の足を止めることさえ出来やしない」(カイ)

 

「出来ますよ、セイラさんなら」
「セイラさん、いつも僕にそう言ってくれました」(アムロ)

 

「(3分?) 2分で済ませて下さい」(マチルダ)

 

「うっ! よけた…俺の狙いを」(ガイア)

 

「連邦のモビルスーツ、噂ほどではないわ!」(ガイア)

 

「後一息でホワイトベースは生き延びるというのに」
「こんな所でむざむざと傷つけられてたまるものか!」(マチルダ)

 

「あのパイロットめ、ただ者じゃないぞ!」(ガイア)

 

「オルテガ、マッシュ!」
「モビルスーツにジェット・ストリーム・アタックをかけるぞ!」(ガイア)

 

「行けるぞ。もう一度、ジェット・ストリーム・アタックだ!」(ガイア)

 

「ああ! 俺を踏み台にした!」(ガイア)

 

「そのまま(ドムを)地面に叩きつけるんだ!」(マチルダ)

 

「ああ…な…何も、出来なかったなんて…」(セイラ)

 

「マ…マッシュのドムが、や…やられた」(ガイア)
「ジェット・ストリーム・アタックをすり抜けるなんて…信じられん」(オルテガ)
「武器がない。作戦も考え直さねばならん」(ガイア)

 

「ミデア輸送部隊、マチルダ隊の戦死者に対して…哀悼の意を表し」
「全員、敬礼!」(ブライト)

 

「私が、不慣れなばかりに…すみません、マチルダさん」(セイラ)

 

「マチルダさん…マチルダさん…マチルダさん…マチルダさん…マチルダさん…」
「マチルダさぁーーん!!」(アムロ)

 

25話

「マッシュの魂よ。宇宙に飛んで、永遠に喜びの中に漂いたまえ」(ガイア)

 

「仇討ちではない!」
「我が軍の後ろを乱そうとする木馬を叩く、これは作戦だ!」(マ・クベ)

 

「敵がこっちの都合を考えてくれるものか!」
「無駄弾を撃つなよ」(ブライト)

 

「あなたにも事情があるとおっしゃりたいんでしょう?」
「けれど、違いますよ!」(アムロ)

 

あなたみたいな方のおかげで、何十人となく無駄死にをしていった人がいるんです」
「分かりますか? あなたみたいな人のおかげで!」(アムロ)

 

「わざわざ壊すつもりで出撃する奴がいるもんですか」(ハヤト)

 

「オデッサ作戦の総司令官・レビル将軍! 聞こえるか? 私はマ・クベだ」
「ここで手を引いてくれねば、我が方は水素爆弾を使う用意がある」
「無論、核兵器を使わぬと約束をした南極条約に違反はするが、我々も負けたくないのでな」(マ・クベ)

 

「同じ戦法で来るのか」
「なめるなよ!」(ガイア)

 

「ドムとて、こういう芸当は出来る!」(ガイア)

 

「連邦軍は強硬手段に出たのか。ならば望み通り…」
「これは駆け引きなのだよ! 連邦側は我々の要求を無視したのだ!」
「彼等はその報いを受けるのだよ」(マ・クベ)

 

「マッシュ、オルテガ、す…すまん!」(ガイア)

 

「戦いはこの一戦で終わりではないのだ。考えてみろ、我々が送り届けた鉱物資源の量を」
ジオンは後10年は戦える」(マ・クベ)

 

26話

「無理は無理でも、アムロなら出来る」(ブライト)

 

「いや、木馬ならこの目で確かめたい」
「キシリア殿に笑われようが、私にも意地というものがあるのでな」(シャア)

 

「マッド・アングラー隊に回されて早々に、木馬に出会うか…私は運がいい」(シャア)

 

「君達はもともと軍隊で一番大事な秘密を知ったのだ」
「本来なら、一生刑務所に入ってもらわねばならんところだ」(レビル)

 

「私達が軍隊に入ったら、この子(キッカ)達の面倒、誰が見てくれるのかしら?」
「みんなホワイトベースになじんでいるのよ」
「別れたらかわいそうよ」(フラウ)

 

「やだな、フラウ・ボゥ。セイラさんのしゃべり方に似てきた」(アムロ)

 

「いや、やられる時はどこにいてもやられるものだ」
全軍を指揮する者が弾の後ろで叫んでいては、勝つ戦いも勝てんよ」(レビル)

 

「全てモビルスーツ、モビルスーツか…時代が変わったな」(レビル)

 

「なんてモビルスーツだ! バルカン砲をなんとも感じないのか!」
「しかし、この動きなら」(アムロ)

 

「勝ったな、ガンダム」
「敵が勝っているのなら、また攻撃を始めている」
「もっとも、相打ちということもあるが…」(レビル)

 

「私は、これだけは私の手で倒したいと思ってるくらいなのだ」
子供じみているだろ」
そう、私のプライドを傷つけたモビルスーツだからな」(シャア)

 

27話

「冗談じゃねえよ」
「みんな一生この船にいるつもりらしいや」(カイ)

 

「しゃあねえなあ。軍人なんてお堅いのは、性に合わねえんだから」(カイ)

 

「カイさん。僕はあなたの全部が好きというわけじゃありません」
「でも、今日まで一緒にやってきた仲間じゃないですか?」(アムロ)
「そういう言い方好きだぜ、アムロ。まっ、元気でやれや」(カイ)

 

「ブライトさんよ。無理のしすぎじゃ戦いは勝てないぜ。だから俺は降りるんだ」
「俺は限界を超えたのよね」(カイ)

 

「俺だってお前の全部が好きってわけじゃねえけどよ、(これは)恩に着るぜ」(カイ)

 

「兵隊さん」
「その様子じゃ、軍艦を追い出されたのかい?」(ミハル・ラトキエ)

 

「泊まるとこないんだろ? うちへおいでよ」
「(訳あり?) まさか。2~3日ならいいってことさ」
「私、ミハルってんだ。弟と妹がいるけど、いいだろ?」(ミハル)

 

「(カゴに銃…) ホント、嫌だねえ」(カイ)

 

「いいじゃないか。弟や妹の面倒を見ているあんたの気持ちは、よく分かるぜ」(カイ)

 

「信じてやるよ。お前ら(弟妹)の言うことはな」(カイ)

 

「(潜入) 分かったわ、やるよ。弟達を食べさせなくちゃなんないからね」(ミハル)

 

「この仕事が終わったら、戦争のない所に行こうな、3人で」
「辛抱すんだよ、2人は強いんだからね」(ミハル)

 

「俺にはもう関係ねえんだよな、ドンパチなんか」(カイ)

 

「なんで今更ホワイトベースが気になるんだ!」
「ホント
、軟弱者かもね…」(カイ)

 

「とにかく連中ときたら、手が遅くって見てられねえんだよ」(カイ)

 

28話

「分かってるよ」
「あんなにきょうだい思いのあんたが、俺を思って来たなんていうの嘘だってこと」(カイ)

 

「だけど、これ以上の情報は教えられねえよ」
「南米に着くまでにホワイトベースやられたりしたら、お互い生き残れねえだろ」(カイ)

 

「(変?) そ…そう思うけど。でもこうして私達きょうだい食べてきたんだ」(ミハル)

 

「め…迷惑かけちゃうね。私がスパイでさ」(ミハル)

 

「いいか! これから後はあんたとは関係のないことだ」
「いいな! 俺の第六感ってやつが、あの民間機を怪しいって感じたんだ」(カイ)

 

「あんな子供達がいるの? この船に」(ミハル)

 

「救命具を着けていろ。死んじゃなんにもならねえんだから」(カイ)

 

「私にもやらせて」「私のせいなんだ」
「私が情報を流したばっかりにカイさん達が…」(ミハル)
「お前の情報ぐらいで、こんなに攻撃されねえよ」(カイ)

 

「みんな戦ってんだろ?」
「私も何かやらせてよ、出来るからさ」(ミハル)

 

「(おびき出した) 上手い!」(セイラ)

 

「あ…やはりビームライフルのパワーは、水中では半分も出ない」(アムロ)

 

「カイ! 私にも戦わせて」
「弟達が助かって、あの子達が死んでいいなんてことないもん!」(ミハル)

 

「このままだったらまたジオンに利用されるだけの生活よ」
「それにもう、ただ見てるだけなんて私たまんないよ!」(ミハル)

 

「一緒に来い。爆撃手はいるんだからな」
「ミサイル撃つぐらい出来んだろうが!」(カイ)
「うん、教えて!」(ミハル)

 

「カイ! レバー押しても発射しないよ」
「どうしたらやっつけられるの?」(ミハル)

 

「カイ、カタパルトの脇にレバーがあるんだろ?」(ミハル)

 

「カイ、当たるように飛行機を」(ミハル)

 

「カイ、向こうから来てくれたよ!」(ミハル)

 

「(水中で)ガンダムの足をちぎったのが間違いだったよ。動きやすくしてくれた」(アムロ)

 

「ミハル…」
「い…いなくなっちまって…」(カイ)

 

「あんたと、会えてよかったと思うよ。ジルとミリーかい?」
「あの子達なら大丈夫さ。私達より、ずっと上手くやっていけるって」(ミハル)

 

「いつまでも、こんな世の中じゃないんだろ?」
「ねっ、カイ?」(ミハル)

 

「なんで死んじまったんだあ!」(カイ)

 

29話

「ついにジャブローの最大の出入り口を突き止めたというわけさ」
「消えた地点を中心に徹底的に調査しろ」
「ジャブローの基地もろとも叩き潰してやる」(シャア)

 

「(報告以上に傷んでいる?) うん…ホワイトベースこそ、実戦を繰り返してきた艦だからな」(ウッディ・マルデン)

 

「(ゾック?) ふ~ん、あれがか。見かけ倒しでなけりゃいいがな」(シャア)

 

「俺は”身体強健康、精神に異常なし”だとよ」(カイ)

 

「ジャブローにいる時ぐらい、我々に任せたまえ」(ウッディ)

 

「彼女(マチルダ)とは…オデッサ作戦が終わったら、結婚する予定だったんだ」
「その時はホワイトベースの人もジャブローにいるだろうから、式には出てもらおうと、マチルダは言っていた」(ウッディ)

 

「す…すいませんでした、ウッディ大尉」
「僕がもっと…もっとガンダムを上手に使えれば、マチルダさんは死なないで済んだんですよね。すいませんでした」(アムロ)

 

「うぬぼれるんじゃない、アムロ君!」
ガンダム1機の働きで、マチルダが助けられたり戦争が勝てるなどというほど、甘いものではないんだぞ!」(ウッディ)

 

「パイロットはその時の戦いに全力を尽くして、後悔するような戦い方をしなければ、それでいい」(ウッディ)

 

「私はマチルダが手をかけたこのホワイトベースを愛している」
「だからこの修理に全力を懸けている」
「それが、お互いの任務さ」(ウッディ)

 

「第2戦闘配置ったって、俺達ホワイトベースに行くしかないでしょう」(カイ)

 

「参謀本部から情報を至急集めてくれ」
「我々には外の戦いが分からなければ、手の打ちようがない」(ブライト)

 

「ミハル、俺はもう悲しまないぜ」
お前みたいな子を増やさせないために、ジオンを叩く! 徹底的にな!」(カイ)

 

「さすがにジャブローだ。何機のモビルスーツが下りられるんだ?」(シャア)

 

「(情報が入らない?) これでは戦いようがない」
「後で作戦本部にどなり込んでやる!」(ブライト)

 

「マチルダが命を懸けて守り抜いたホワイトベースを、私の前で沈めさせることは出来ん」(ウッディ)

 

「ジオンめ! これは俺達のホワイトベースだ!」(ウッディ)

 

「赤い色のモビルスーツ?」
「ザクじゃないけど…赤い色のモビルスーツ! シャアじゃないのか?」(アムロ)

 

「ま…間違いない。奴だ…奴が来たんだ!」
「間違いない、あれはシャアだ!」(アムロ)

 

「更に出来るようになったな、ガンダム!」(シャア)

 

「ジオンめ! ジャブローから出ていけ!」(ウッディ)
「冗談ではない!」(シャア)

 

「邪魔をするな! シャアを撃たせろ!」(アムロ)

 

「(愛着?) 分かるわ。男の人って、そんな感じ方するのよね」(ミライ)

 

30話

「僕等はいつの間にか軍人にさせられてしまって…」
「こんなものもらったの、小学校の卒業証書以来初めてだけど、なんの役に立つんだろう?」(アムロ)

 

「(戦死者に) に…2階級特進だけで、それだけでお終いなんですか?」
「戦っている時はなんにもしてくれないで、階級章だけで…」
「リュウさんや他の人に、”ありがとう”のひと言ぐらい…」(アムロ)

 

「大体、口が多すぎるのよね。たまに殴られるのも、いい薬だわ」(フラウ)

 

「小さい子が人の殺し合い見るの、いけないよ」(アムロ)

 

「ま…まさか、ジオン軍に入っているなんて。優しいキャスバル兄さんなら…」(セイラ)
「軍から身を引いてくれないか? アルテイシア」(シャア)

 

「構うな、全員脱出する。作戦が失敗となれば直ちに撤退だ、いいな!」(シャア)

 

「止まるな! 止まったら助かるものも助からんぞ、走れ!」(シャア)

 

「アッガイといえども、一瞬のうちに4機も仕留めたのか。腕を上げた」(シャア)

 

「うちのチビ達はね、そんじょそこらのとはちと違うのよ」
「今まで何度も何度もドンパチの中、俺達と一緒にくぐり抜けて戦って来たんだぜ」(カイ)

 

「大人のあんたにだって想像のつかない地獄をね」
「このちっこい目で、しっかり見てきたんだよ」
「分かって? 俺達と離れたくないんだよ」(カイ)

 

「第13独立部隊というのは、おとり専門ということなのですか?」(ブライト)

 

31話

「フィアンセっていったって、親同士の話よ」
「戦争を避けるためにサイド6に逃げたとか…来るべきものが来たって感じね」(ミライ)

 

「スレッガー・ロウ中尉だ。今日付けでこっちに転属になった」
「俺もついてきたな。こんなきれいなお嬢さんとご一緒できるなんて」(スレッガー・ロウ)

 

「シャアが出て来るわ。必ず、来る」(セイラ)

 

「(シャアが)怖くない人、いて?」(セイラ)

 

「もし、ザビ家に対して仇を討つためなら、そんな生き方、私には認められない」(セイラ)

 

「(専門?) 大砲でも戦闘機でもいいぜ」(スレッガー)

 

「(主砲?) 条件がある」
「ホワイトベースを敵に向けてくれ。慣性飛行しているから出来るはずだと思うがな」
「(追いつかれる?) じゃあやらねえ。当てる自信がねえからよ」(スレッガー)

 

「まさかとは思うが、民間人があのまま軍に入って木馬に乗り込むなぞ…」
「しかしあの時のアルテイシアは軍服を着ていた」
「聡明で戦争を人一倍嫌っていたはずのアルテイシアが…」
「再び宇宙戦艦に乗り込むなどありえんな」(シャア)

 

「さてどこだ? 俺だっていつまでもふさぎ込んでいるわけにはいかねえんだ」(カイ)

 

「木馬の射程距離とどちらが長いか。神のみぞ知るというところか…」(シャア)

 

「よし! 木馬にぶつかるつもりで突っ込め!」
「うろうろ逃げるより当たらんものだ、私が保証する」(シャア)

 

「シャアだ。こ…こんな戦い方をする奴は、シャア以外にいないはずだ」
「セイラの言った通りだ。シャアが来たんだ」(ブライト)

 

「どうだい。俺の乗っている艦に特攻なんかかけるからよ!」(スレッガー)

 

32話

「(モビルアーマー) こちらのコンピューターで簡単に動きが読めた」
一体どういうつもりで?」(アムロ)

 

「構わん。私の知らなかった戦力のことなどな」(シャア)

 

「(追いつけますか?) ドレン、私を誰だと思っているのだ?」(シャア)

 

「私ね、どうしたら早くいいパイロットになれるかしら?」
「お世辞はやめてよ、アムロ。私はどうしても生き延びたいんだから」(セイラ)

 

「私だって、シャアぐらいと…」
「例え話よ、アムロ。私があなたみたいならね…」(セイラ)

 

「後ろにザンジバル、前にムサイか。強行突破しかないな」(ブライト)

 

「大丈夫よ、アムロ。ザンジバルから発進したモビルスーツじゃないでしょ?」
「気分がクサクサしてるから、暴れてサッパリしてくる」(セイラ)

 

「(慎重に?) 生意気ね」(セイラ)

 

「来るな…さて、ここでパイロットとしてもいいところを見せてやらにゃあな」(スレッガー)

 

「こういう時、慌てた方が負けなのよね」(ハヤト)

 

「弾幕が薄いぞ!」
相手は動いてくれるんだ。なまじ狙わずに撃てと言え」(ブライト)

 

「誰が砲塔を狙えと言ったか。機関を破壊すればビーム砲は使えなくなる」
「攻撃は集中して行え!」(ブライト)

 

「ガンダムだ! あ…あの白い奴だ…」(ドレン)

 

「あのドレンが、私の到着まで持ちこたえられんとはな…」(シャア)

 

33話

「なぜって…あなた最近、フラウ・ボゥに冷たいでしょ?」
「そうかしら。こんな時だからこそ、友情って大切よ」(セイラ)

 

「カムラン検察官。入港中です、遠慮していただきたい。ミライ少尉も」(ブライト)

 

「そう…なぜ、ご自分で捜してはくださらなかったの?」(ミライ)

 

「結局、親同士の決めた結婚話だったのね」(ミライ)

 

「失礼…この野郎!」
「おい、下手なちょっかいを出してほしくないもんだな」(スレッガー)

 

「そういうことだ」
「なんせミライ少尉は、ホワイトベースのお袋さんなんだからな」(スレッガー)

 

「若者をいじめないでいただきたい。お手並は拝見させていただく」(シャア)

 

「ジャンク屋という所は、情報を集めるのに便利なのでな」
「ここに住み込みをさせてもらっている」(テム)

 

「こいつをガンダムの記録回路に取り付けろ」
「ジオンのモビルスーツの回路を参考に開発した」(テム)
「こ…こんな古いものを…父さん酸素欠乏症にかかって…」(アムロ)

 

「よう、アムロ! 少しは元気になったか?」
「そうかい。それならいい、いい子だ」(スレッガー)
「その”いい子だ”っていうの、やめてくれませんか」(アムロ)

 

「ぜ…全滅? 12機のリックドムが全滅? 3分も経たずにか?」
「ば…
化物か?」(コンスコン)

 

「そうじゃないの」
「ホワイトベースを捨てる私に、
あなたは…あなたは何をしてくださるの?」(ミライ)

 

分かってくださらないのね」
「それでは私は、ホワイトベースは捨てられないわ」(ミライ)

 

「戦争がなければ…け…けどね、そうじゃないわ」
「カムラン。あなたは戦争から逃げ過ぎて、変わらな過ぎているのよ」(ミライ)

 

34話

「美しいものが嫌いな人がいて?」(ララァ)

 

「美しいものが嫌いな人がいるのかしら?」
「それが年老いて死んでいくのを見るのは、悲しいことじゃなくて?」(ララァ)

 

「きれいな目をしているのね」(ララァ)

 

「ドズル中将もコンスコンも、目の前の敵しか見ておらん。その点キシリア殿は違う」
「戦争全体の行く末を見通しておられる」(シャア)

 

「敵の戦艦と同じ港に入るなんて、中立サイドならではの光景ね」(ミライ)

 

「漫画だよ、漫画」
「いっそのこと敵さんをここへお迎えして、パーティーでも開きますか?」(カイ)

 

「すまんな、君。何分にも運転手が未熟なものでね」(シャア)
「ごめんなさい。避けられると思ったんだけど」(ララァ)

 

「アムロ? 不思議と知っているような名前だな」(シャア)
「そ…そう、知ってる。僕は、あなたを知ってる」(アムロ)

 

「(名前?) シャア・アズナブル。ご覧の通り、軍人だ」(シャア)

 

「(16歳?) そうか、若いな」
「目の前に敵の兵士を置いて硬くなるのは分かるが」
「せめて礼ぐらいは言ってほしいものだな、アムロ君」(シャア)

 

「大佐の名前を知ってるからでしょ。”赤い彗星のシャア”って」
「怯えていたんですよ、きっと」(ララァ)

 

「余計なことをしないでいただきたいわ」
「(厚意?) それが余計なことでなくて、なんなの?」(ミライ)

 

「今更私に対して、自分が役立つ人間だと思わせたいだけなのでしょ?」
「でも…でも、私が一番つらかった時に知らん顔で、今更!」(ミライ)

 

「バカ野郎!」
「この人は本気なんだよ、分かる?」
「そうでもなきゃ、こんな無茶は言えるか!」(スレッガー)

 

「いくらここが中立のサイドだからといったところで」
「ミサイル1発飛んでくりゃ命はないんだ、分かる?」(スレッガー)

 

「あんたもあんただ。あんなにグダグダ言われて、なぜ黙ってる?」
「本気なら殴れるはずだ」
「そうだよ、カムランさん。気合いの問題なんだ」(スレッガー)

 

「カムラン。ありがとう、お気持ちは十分にいただくわ」
「でも…でも、ありがとう、カムラン。帰って下さい。お父様、お母様によろしく」(ミライ)

 

「見える…動きが見える!」(アムロ)

 

「よく見ておくのだな」
「実戦というのは、ドラマのように格好のよいものではない」(シャア)

 

「何があったんだ?」
「今日のアムロは勘が冴えている」(ブライト)

 

「白いモビルスーツが勝つわ」
「分かるわ。そのために、私のような女を大佐は拾ってくださったんでしょ?」(ララァ)
「ララァは賢いな」(シャア)

 

「生き延びてくれよ…」(カムラン・ブルーム)

 

35話

「今あるリック・ドムでは数が足りんのだ」
「新鋭モビルスーツ(ビグ・ザム)の1機をよこすくらいなら、ドムの10機も回さんのか」(ドズル)

 

「(ダミーが多い?) それが戦争というものだろうが!」(ドズル)

 

「言葉には気をつけたまえ、ミスター・カムラン」
「サイド6が生き延びてこられたのも、ジオンの都合による」
「その辺をよーく考えるのだな」(シャア)

 

「じょ…冗談じゃないよ」
「たったこれだけじゃ、死にに行くようなもんじゃねえか」(カイ)

 

「これが…戦場か…」(アムロ)

 

「万一のことがある。女どもは退避カプセルに移れ」
「このソロモンが落ちるものか、万一だ。万一のことを考えてのことよ」
「ようやくにも、手に入れたミネバのため」(ドズル)

 

「生か死か、それは終わってみなければ分からなかった」
確かなことは、美しい輝きが1つ起こる度に、何人か何百人かの人々が確実に宇宙の塵となっていくということだ」(ナレーション)

 

「(援軍?) キシリアにか?」
「これしきのことで国中の物笑いの種になるわ」(ドズル)

 

「ソ…ソロモンが、焼かれていいる! あれが!」(アムロ)
「連邦軍の新兵器の威力なのか?」(ブライト)

 

「静かにね、あなたは十分に戦ったわ。もう静かにしてていいのよ」(フラウ)

 

「く…悔しいな、僕だけこんなんじゃ。セイラさんやカイさんにも敵わないなんて」
「な…情けないよ」(ハヤト)

 

「やめてくれよ、慰めの言葉なんて」
「こ…こんな僕だってね、ホワイトベースに乗ってからこっち」
「アムロに勝ちたい勝ちたいと思ってて…このざまだ」(ハヤト)

 

「ハヤト…アムロは…違うわ、あの人は。私達とは違うのよ」(フラウ)

 

「ミネバを頼む。強い子に育ててくれ、ゼナ」(ドズル)

 

「私は軍人だ、ザビ家の伝統を作る軍人だ。死にはせん」
「行け、ゼナ! ミネバと共に!」(ドズル)

 

「ビグ・ザムの用意はどうか? 決戦はこれからである!」(ドズル)

 

36話

「参ったな。俺としたことが全くドジなことよ」(スレッガー)

 

「戦闘中の個人通話は厳禁だが…水くさいぞ、ミライ」
「君のことを見守るぐらいのことは、この僕にだって出来るつもりだ」
「君の気持ちは分かっている。が、僕はいつまでも待っているよ」(ブライト)

 

「中尉、ケガはないようね」
「う…よかった…」(ミライ)
「少尉。やめましょうや、うかつですぜ」(スレッガー)

 

「中尉! 死なないで下さい」(ミライ)

 

「ミライ少尉…人間若い時はいろんなことがあるけど」
「今の自分の気持ちをあんまり本気にしない方がいい」(スレッガー)

 

「俺は、少尉の好意を受けられるような男じゃない」
俺にとっちゃ…少尉はまぶしすぎるんだ、世界が違うんだな」(スレッガー)

 

「安物なんだがね、おふくろの形見なんだ」
「宇宙(そら)でなくしたら大変だ、預かっといてくれよ」
「すまない」(スレッガー)

 

「指輪を頼むよ、少尉!」(スレッガー)

 

「来るぞ、木っ端共!」
「このビグ・ザムがそこらのモビルアーマーやモビルスーツと違うところを見せてやれ」(ドズル)

 

「甘いな。(私を含め)全ての戦力を叩き込まねばならんところまで来ておる」
「ゼナ…ミネバ…無事に逃げおおせたか?」(ドズル)

 

「こいつ(ビグ・ザム)が強力なのはいいが、このままでは基地の損害もバカにならん」(ドズル)

 

「よし! 敵の主力艦隊の中央を突破させろ!」
「私も生き残りのリック・ドムとザクを率いてソロモンを出る」(ドズル)

 

「お次はと…」
「なんてお上手なんでしょ、僕」(スレッガー)

 

「遅かったか…一体どんなやつだ」
「モビルスーツをこんな風に破壊できるのは!」(アムロ)

 

「後方の指揮艦を狙う。雑魚には目をくれるな!」(ドズル)

 

「やっぱり! ただ大きいだけのモビルアーマーじゃなかった」(アムロ)
「い…今、確かにビームを跳ね返した!」(スレッガー)

 

「ミ…ミサイルしか効かないというわけか」
「このままにしておいたら損害が増えるだけだ!」(アムロ)

 

「戦力をズタズタにされ過ぎた。遺憾ながらソロモンを放棄する」(ドズル)

 

「無駄死にはするな」
「ビグ・ザムは私が預かる」(ドズル)

 

「こうも簡単にソロモンが落ちるとはな」(ドズル)

 

「なめるなよ。このビグ・ザムは長距離ビームなぞ、どうということはない」
私の道連れに1人でも多く地獄に引きずり込んでやるわ!」(ドズル)

 

「あ…圧倒的だ」(アムロ)

 

「見たか! ビグ・ザムが量産の暁は、連邦なぞあっという間に叩いてみせるわ」(ドズル)

 

「つもりもへったくれもあるものか」
「(ビームの)磁界を張っているとなりゃ、接近してビームをぶち込むしかない」(スレッガー)

 

「こっちのビームがダメなら、ガンダムのビームライフル、そしてビームサーベルだ」
「いわば3重の武器があるとなりゃ、こっちがやられたって…」(スレッガー)

 

「私情は禁物よ。奴のために、これ以上の損害は出させねえ」
悲しいけど、これ戦争なのよね」(スレッガー)

 

「アムロ! 下から突っ込むぜ!」(スレッガー)

 

「まだぁーーっ!!」(スレッガー)

 

「た…た…たかが1機のモビルスーツに…このビグ・ザムがやられるのか?」(ドズル)

 

やられはせんぞ! やられはせんぞ貴様ごときに、やられはせん!」(ドズル)

 

ジオンの栄光! この俺のプライド!」
「やらせはせん! やらせはせん! やらせはせんぞぉーーっ!!」(ドズル)

 

「嘘って…嘘だって言えないのね、アムロ…」(ミライ)

 

37話

「アムロって怖いくらいたくましくなったのね」(フラウ)

 

「私なんかには届かなくなっちゃったのね」
でもいいのよ、弱虫のアムロなんて見たくもないし」
「みんなこうして大人になっていくんでしょう?」(フラウ)

 

「ああ…命拾いの後の、いいお風呂だったのに」(セイラ)

 

「心配かけてごめんなさい。少し働いて疲れたいわ」(ミライ)
「無理はするな。俺でよかったら聞き役ぐらいはさせてくれ」(ブライト)

 

「(出る理由が)あるのだな」
「ギャンは私用に開発していただいたモビルスーツだ」
キシリア少将へ男としてのメンツがある」(マ・クベ)

 

「それにシャアには例のモビルスーツが届いていないという話だ」
「きゃつの前で木馬とガンダムを仕留めてみせるよ」(マ・クベ)

 

「(病人は)格好よくいかんもんですね」(ハヤト)

 

「ミラーの調節の効かないコロニーはひどいもんだな。カラカラだ」(シャア)

 

「何かしら? 来るわ」
「何かしら? 何かしら、これ。何かが来るわ」(ララァ)

 

「私と同じ人がいるのかしら?」
大佐が私の心を触った感じなんです」(ララァ)

 

「さて、来てもらおうか…ガンダム」(マ・クベ)

 

「こいつ…こざかしいと思う!」(アムロ)

 

「戦いをまともにやろうとするからこういう目に遭うのだよ、ガンダム!」(マ・クベ)

 

「(怖い?) それは慣れるしかないな。私がいつもついていてあげる」
「そうしたら、ララァはすぐに私以上のパイロットになれる」(シャア)

 

「当たり前だ」
「そうでなければ、みなしごだったララァをフラナガン機関に預けたりはしない」
「サイド6では、寂しい思いをさせてすまなかったな」(シャア)

 

「私はモビルスーツに乗っても、必ず帰って来る主義だ」
「死にたくない一心でな」
だから戦闘服だのノーマルスーツなどは着ないのだよ」(シャア)

 

「ララァ、安全な場所からよく見ておけよ」
「モビルスーツ同士の戦いというものを」(シャア)

 

「シャア! 引けーーい!!」(マ・クベ)

 

「今の貴様の任務は、ガンダムを倒すことではないはずだ!」
「私なりの戦い方があるからこそ、ガンダムを引き込んだのだ!」(マ・クベ)

 

「ガンダムが片を付けてくれればありがたいと思ったが…マ・クベめ、よくやる」(シャア)

 

「もう剣を引け!」
「汚い手しか使えないお前は、もうパワー負けしている!」(アムロ)

 

「シャアを図に乗らせないためには、ガンダムを倒さねばならんのだよ!」(マ・クベ)

 

「もうおやめなさい、終わったのよ」(ララァ)

 

「ウラガン! あの壺をキシリア様に届けてくれよ」
「あれは、いいものだ!」(マ・クベ)

 

「それ見たことか! 付け焼き刃に何が出来るというか」(シャア)

 

「誰だ? 誰かが僕を見ている」
「これは…シャアじゃない」(アムロ)

 

「こ…これは…ア・ム・ロ?」(ララァ)
「ラ…ラァ?」(アムロ)

 

38話

「ララァ。私の心配なら無用だといつも言っているはずだ」
「さあ、早く行くがいい」(シャア)
「赤い彗星のシャア…信じています」(ララァ)

 

「アムロは大丈夫、生きているわ」
「そうね、なんとなく分かるのよ」(ミライ)

 

「やっかいなことになりそうだ」
「ガンダムのパイロットもニュータイプだとはな。もう一度試してみるか」(シャア)

 

「間違いなさそうだな」
「私の射撃は正確なはずだ。それをことごとく外すとは!」(シャア)

 

「も…もう少し早く反応してくれ!」(アムロ)

 

「はあ…あっけないものね」(セイラ)
「でも、恐ろしいものね。均衡が破れるということは」(ミライ)

 

「はぁ…みんな疲れているんだ」(ブライト)

 

「兄さんこそ…ジオン軍にまで入ってザビ家に復讐しようなんて」
「やることが筋違いじゃなくて?」(セイラ)
「お前の兄がその程度の男だと思っているのか? アルテイシア」(シャア)

 

「ジオンに入国して、ハイスクールから士官学校へ進んだのも」
「ザビ家に近づきたかったからだ」
「しかしな、アルテイシア。私だって、それから少しは大人になった」(シャア)

 

「ザビ家を連邦が倒すだけでは、人類の真の平和は得られないと悟ったのだ」(シャア)

 

「アルテイシアはあの木馬から降りるのだ」
「ここから地球に脱出するくらいの金塊を残していく。地球に行って一生を全うしろ」
「私はもう、お前の知っている兄さんではない」(シャア)

 

「マスクをしている訳が分かるか?」
私は過去を捨てたのだよ」(シャア)

 

「きれいだよ、アルテイシア」
「お前に戦争は似合わん。木馬を降りろよ」(シャア)

 

「ララァ、私にも悲しいことはあるのだよ。聞かないでくれるか?」(シャア)

 

39話

「凄いものだな…うん。あの輝きがララァの仕掛けたものとは、この私にも信じられん」
ニュータイプのララァと、モビルアーマー・エルメス」
「これ程のものとは…」(シャア)

 

「セイラ。君を信じているが、戦いに私情は持ち込むなよ」(ブライト)
「ブライトさん、私の今までの行動は嘘ではなくてよ」(セイラ)

 

「仕方がないか…元ジオンの女、シャアの妹」
「信じられなくなるのが当たり前よね」(セイラ)

 

「呼んでいる!」
「何か…呼んでいるような…気がする」
「なんだ? 何かが見えるようだ…なんだ?」(アムロ)

 

「それでいい、シャリア・ブル。人の心をのぞき過ぎるのは、己の身を滅ぼすことになる」
「ただ、私が君をキシリアの下にやることの意味は考えてくれ」(ギレン)

 

「ララァ。戦場で調子に乗り過ぎると、命取りになるぞ」(シャア)

 

「シャリア・ブルという方、気になります」
「その方が大佐のお立場をお考え下さるかどうか」(ララァ)

 

「(艦を降りる?) いえ…もう、それも出来ないでしょうね」
「ホワイトベースに愛着もあるし…」
「それに出来もしないことを出来ると信じている兄を思うと、刺し違えてもいいって…」(セイラ)

 

「兄は鬼子です。父の本当の望みをゆがめて受け止めて、自分が出来るなんて…」
「キャスバル兄さんじゃありません」(セイラ)

 

「セイラの選んだ道はつらいぞ」
「あ…分かった。以前と同じように君を扱うだけだ」(ブライト)

 

「いや、君の強さには敬服するだけだよ」
「頭で考えるほど楽なことではないと思うがな」(ブライト)

 

「もう大丈夫です、セイラさん。休んだ分、取り返します!」(ハヤト)

 

「やはりガンダムの反応が鈍い!」(アムロ)

 

「凄いモビルスーツとパイロットだ。あのパイロットこそ真のニュータイプに違いない」
「そうでなければ、このブラウ・ブロのオールレンジ攻撃を避けられるわけがない!」(シャリア・ブル)

 

「ガンダムの反応が遅い?」(アムロ)

 

「や…やったか」
「し…しかし、ガンダムに無理をさせ過ぎた」(アムロ)

 

「ガ…ガンダムの操縦系が、僕のスピードについてこれないんだ」
「今さっきのような敵が来たら、もうアウトだぞ」(アムロ)

 

「侮るな、ララァ」
「戦いは危険を冒してはならぬ。少なくとも、ソロモンにいるガンダムは危険だ」(シャア)

 

「ニュータイプは万能ではない」
戦争の生み出した、人類の悲しい変種かもしれんのだ」(シャア)

 

40話

「アムロは違うんだよ」
「かといって、以前マチルダさんが言っていたように」
「アムロがエスパーだなんて話は信用せんよ」
「人間がそんな便利に変わるわけないんだ」(ブライト)

 

「しかしな、ギレン…100万の一般国民を疎開させるということは」
「これは軍人の無能を示すことだ」(デギン)
「わたくしに面と向かってよくおっしゃる」(ギレン)

 

「そこまでして勝ってどうするのだ? ギレン」(デギン)

 

「サインをいただければ幸いです」
「デギン公王あってのジオン公国ですから」(ギレン)

 

「せっかく減った人口です。これ以上増やさずに、優良な人種だけを残す」
「それ以外に人類の永遠の平和は望めません」
「そして、そのためにはザビ家独裁による人類のコントロールしかありません」(ギレン)

 

「貴公、知っておるか? アドルフ・ヒトラーを」
「ああ…独裁者でな、世界を読み切れなかった男だ」
「貴公はそのヒトラーの尻尾だな」(デギン)

 

「わしはジオンの国民を急ぎまとめる方便として公王制を敷いた」
「ジオンの理想を実現するために。しかし…」(デギン)
「ヒトラーの尻尾のわたくしが独裁制に持ち込んだ」(ギレン)

 

「絶対民主制は連邦ごとき軟弱を生むだけです」
「それでは人類は共食いになります。今度の戦争のように…」
「まっ、勝ってみせます。ヒトラーの尻尾の戦いぶりをご覧ください」(ギレン)

 

「ヒトラーは敗北したのだぞ…」(デギン)

 

「(出撃?) 無論だ。ララァを特別扱いするなよ」(シャア)

 

「ドムが後ろに下がる…なぜ、私の後ろにつこうとするの?」
「初めて戦いに出る私を前に出して。私がやるしかないの?」(ララァ)

 

「援護がなければ集中しきれない!」
「ああ…後1隻だというのに」(ララァ)

 

「大佐! た…大佐がいれば!」(ララァ)

 

「大丈夫よ。そのへんは自信を持って、アムロ」
「そうよ、アムロはニュータイプですもの」(セイラ)
「タイプからいったら、古い人間らしいけど」(アムロ)
「そうね。おセンチで、ちっとも飛んでないのにね」(セイラ)

 

「大佐、引いて下さい! 危険です!」(ララァ)

 

「ガンダム! 昨日までのガンダムとまるで違うぞ!」(シャア)

 

「大佐、どいて下さい! 邪魔です!」(ララァ)

 

「大佐を傷つける!」(ララァ)

 

「(攻撃は)続けています。け…けれど…」
「あ…頭が、押さえつけられるように重いのです」(ララァ)

 

「悪い人だ!」
「シャアをいじめる悪い人だ!」(ララァ)

 

「しかし、ララァの頭痛の原因がガンダムのパイロットと関係があるようなら」
「事は簡単に進まんな…」(シャア)

 

41話

「しかし連邦軍の戦力とて底をついております」
「すなわち、グラナダ、ア・バオア・クーを抜く力はない」
「となれば直接、我が本国を強襲するでしょう」
「あのレビルなら考えそうなことです」(ギレン)

「だからこそ戦争回避の努力をせねばならぬものを…」(デギン)

 

「そのためのソーラ・システムです。一挙に連邦を葬ってみせますよ、父上」(ギレン)
「出来るものかよ。なあ、ガルマ」(デギン)

 

「老いたな、父上。時、既に遅いのだがな」(ギレン)

 

「で、その前に1つ聞いておきたいことがある」
「お前の”打倒ザビ家”の行動が変わったのは、なぜだ?」(キシリア)

 

「私は、4歳頃のキャスバル坊やと遊んであげたことがあるんだよ」
「お忘れか?」(キシリア)

 

「キシリア様に呼ばれた時から、いつかこのような時が来るとは思っていましたが」
「いざとなると怖いものです。手の震えが止まりません」(シャア)

 

「お前もララァによってニュータイプの存在を信じ、”打倒ザビ家”以上のことを考え出した」(キシリア)

 

「ギレンは、ア・バオア・クーで指揮を執る」
「その後のことは全て連邦に勝ってからのこと」(キシリア)

 

「でも、ニュータイプって言っても、僕は特別な人間じゃありませんよ」
これだけ戦い抜いてこられたホワイトベースのみんながニュータイプです」
「でなければ、勝ち抜けなかったはずです」(アムロ)

 

「私もゲルググで出るが、今度は私がララァの命令に従う」
「今はララァの方が優れている」(シャア)

 

「大佐…今日からノーマルスーツを着けて出撃なさって下さい」(ララァ)

 

「大丈夫だろうな? 俺達の帰る所がなくなるんじゃねえだろうな」(カイ)

 

「見えるぞ!」(アムロ)

 

「ララァなら、なぜ戦う?」(アムロ)
「シャアを傷つけるから」
「シャアを傷つける、いけない人!」(ララァ)

 

「そのあなたの力が示している。あなたを倒さねばシャアが死ぬ」(ララァ)

 

「あなたの来るのが遅すぎたのよ」
「なぜ…なぜ今になって現れたの?」(ララァ)

 

「なぜ…なぜなの? なぜあなたはこうも戦えるの?」
「あなたには守るべき人も、守るべきものもないというのに…」(ララァ)

 

「私には見える。あなたの中には、家族もふるさともないというのに」(ララァ)

 

「守るべきものがなくて、戦ってはいけないのか?」(アムロ)
「それは不自然なのよ」(ララァ)

 

「私は、救ってくれた人のために戦っているわ」
「それは、人の生きるための真理よ」(ララァ)

 

「では、この僕達の出会いはなんなんだ?」(アムロ)
「これは…これも運命なの? アムロ」(ララァ)

 

「ああ、そうだ…そうだと思う。これも運命だ」(アムロ)
「なぜ? なぜなの? これが運命だなんて、ひど過ぎるわ」(ララァ)

 

「ああ…でも、なんで今? 今にになって…」(ララァ)
「それが、人の背負った宿命なんだろうな」(アムロ)

 

「ララァ! 奴との戯事は止めろ!」(シャア)

 

「ララァ、私はガンダムを討ちたい。私を導いてくれ!」(シャア)

 

「ララァを手放すわけにはゆかん!」(シャア)

 

「大佐、いけない!」(ララァ)
「アルテイシアか?」(シャア)

 

「シャア! 覚悟!」(アムロ)

 

「人は変わってゆくねの。私達と同じように」(ララァ)

 

「し…信じるさ。き…君ともこうして分かり合えたんだから…」
「人はいつか時間さえ、支配することが出来るさ」(アムロ)

 

「ああ、アムロ…時が見える」(ララァ)

 

「ラ…ララァ…」
「と…
取り返しのつかないことを…取り返しのつかないことをしてしまった…」(アムロ)

 

「ア・バオア・クーのギレンである。ソーラ・システム最終目標を伝える」
「敵のレビル艦隊の主力は、3つの隊に分かれてはいるものの、ソーラ・レイ」
「ゲル・ドルバ照準に合わせれば、敵主力の3分の1は仕留められるはずである」

「ソーラ・レイ・システム、スタンバイ!」(ギレン)

 

「ダ…ダメだ! 前へ進んじゃダメだ!」
光と人の渦が、と…溶けていく」
「あ…あれは憎しみの光だ!」(アムロ)

 

42話

「ぜ…全滅じゃないけど、ぜ…全滅じゃないけど…」(アムロ)

 

「我が忠勇なるジオン軍兵士達よ」
「今や地球連邦軍艦隊の半数が、我がソーラ・レイによって宇宙に消えた」
この輝きこそ、我等ジオンの正義の証しである」(ギレン)

 

「決定的打撃を受けた地球連邦軍に、いかほどの戦力が残っていようと」
それはすでに形骸である」
あえて言おう、カスであると!」(ギレン)

 

「それら軟弱の集団が、このア・バオア・クーを抜くことは出来ないと私は断言する」
「人類は、我等選ばれた優良種たるジオン国国民に管理運営されて、初めて永久に生き延びることが出来る」(ギレン)

 

「これ以上戦い続けては、人類そのものの危機である」
「地球連邦の無能なる者共に思い知らせてやらねばならん」
「今こそ人類は、明日の未来に向かって立たねばならぬ時であると」
「ジーク・ジオン!」(ギレン)

 

「フラウ・ボゥ。どんなことがあっても諦めちゃいけないよ」
「こんなことで死んじゃ、つまらないからね」(アムロ)
「うん。ありがとう、アムロ。諦めないわ、絶対に」(フラウ)

 

「嘘ですよ。ニュータイプになって未来のことが分かれば、苦労しません」(アムロ)

 

「アムロにああでも言ってもらわなければ、みんな逃げ出しているわ、怖くてね」(セイラ)

 

「そりゃそうだな。逆立ちしたって、人間は神様にはなれないからな」(カイ)

 

「連邦め…主力隊がなくなったにしてはよくやる」(ギレン)

 

「ジオングを使ってみるか?」
「80%しか完成していないようだが」(キシリア)

 

「エルメスを開発した時にな、あのサイコミュを部分的に取り入れたモビルスーツだ」
「お前なら使いこなせよう」(キシリア)

 

「少しでもニュータイプと思えるものをぶつける以外、ガンダムは倒せません」(キシリア)

 

「歯がゆいな」
「キシリア! 父がグレート・デギンを手放すと思うのか?」
「では、そういうことだ」(ギレン)

 

「圧倒的じゃないか、我が軍は」(ギレン)

 

「(脚?) あんなの飾りです。偉い人にはそれが分からんのですよ」(メカニック)

 

「ここを攻めるにしては、やはり数が少なすぎたようだな」(ギレン)

 

「父殺しの男が…」(キシリア)

 

「さて問題は…私に明確なニュータイプの素養があるかどうかだ」(シャア)

 

「よーし! しかし、奴はどこにいるのだ?」(シャア)

 

「大物だ! シャアか?」(アムロ)

 

「シャア以上のニュータイプみたいだ。しかし…」
「しかし今はア・バオア・クーに取り付くのが先だ」
「本当の敵はあの中にいる。シャアじゃない!」(アムロ)

 

「やむをえんだろう。タイミングずれの和平工作がなんになるか?」(ギレン)
「死なすことはありませんでしたな、総帥…」(キシリア)

 

「冗談はよせ」(ギレン)
「意外と兄上も甘いようで」(キシリア)

 

「父殺しの罪はたとえ総帥であっても免れることは出来ない!」
「異議のある者はこの戦い終了後、法廷に申し立てい!」(キシリア)

 

「そうね、なんか妙だったわ」
「こちらもそうだけど、向こうも上手くいってないようね」(ミライ)

 

「情けない…ガンダムを見失うとは。どこだ、奴は?」(シャア)

 

「見えるぞ、私にも敵が見える!」(シャア)

 

「話は信じるが、戦果だけが問題なのでな。もろすぎるようだ」(キシリア)

 

「な…なぜ出て来る!」(アムロ)

 

「しかし、私もニュータイプのはずだ」(シャア)

 

43話

「外からドンパチやったって、らち明かないのよね」(カイ)

 

「カイさんだけにいい思いはさせないぞ」(ハヤト)

 

「野郎! ここの一番乗りは俺だってのに!」
「ほら見ろ」(カイ)

 

「こう近づけば四方からの攻撃は無理だな、シャア」
「なぜララァを巻き込んだんだ?」
「ララァは戦いをする人ではなかった」(アムロ)

 

「ガンダムのパイロットはアムロといったな」
「どうする? あのニュータイプに打ち勝つ方法は」
「ララァ、教えてくれ。どうしたらいいのだ?」(シャア)

 

「うわっ! ホワイトベースのエンジンが両方共! (無い)」(カイ)
「ああ! 乗組員のみんなは?」(ハヤト)

 

「(コックピット) 違うか!」(アムロ)

 

「まだだ! たかがメインカメラをやられただけだ」(アムロ)

 

「(ジオング撃墜?) 赤い彗星も地に落ちたものだな」
「しかし、ガンダムのパイロットがニュータイプとして異常発達したものならば、やむをえぬというところか?」(キシリア)

 

「私の脱出15分後に、ここを降伏させるがいい」
「グラナダの戦力と本国の戦力が残っているうちにな」
「私が生き延びねばジオンは失われる」(キシリア)

 

「まるでアリじゃねえか、あっちこっちと」(カイ)

 

「シャアだって分かっているはずだ。本当の倒すべき相手がザビ家だということを」
「それを邪魔するなど…」(アムロ)

 

「今の僕になら、本当の敵を倒せるかもしれないはずだ」
「ザビ家の頭領が、分かるんだ…」(アムロ)

 

「その力、ララァが与えてくれたかもしれんのだ。ありがたく思うのだな」(シャア)
「貴様がララァを戦いに引き込んだ!」(アムロ)

 

「それが許せんというのなら、間違いだな、アムロ君」
「戦争がなければ、ララァのニュータイプへの目覚めはなかった」
「(理屈?) しかし、正しいものの見方だ」(シャア)

 

「今、君のようなニュータイプは危険すぎる。私は君を殺す」(シャア)

 

「(ハヤト) バカ野郎! あれじゃ援護にならねえじゃねえか!」(カイ)

 

「(こっからは)白兵戦かよ!」(カイ)

 

「分かるか? ここに誘い込んだ訳を」(シャア)
「ニュータイプでも体を使うことは、普通の人と同じだと思ったからだ」(アムロ)
「そう。体を使う技は、ニュータイプといえども訓練をしなければ」(シャア)

 

「やめなさい、アムロ! やめなさい、兄さん!」
「2人が戦うことなんてないのよ! 戦争だからって、2人が戦うことは」(セイラ)

 

「い…今、ララァが言った。ニュータイプは、こ…殺し合う道具ではないって」(アムロ)
「戦場では強力な武器になる。やむをえんことだ」(シャア)
「貴様だって、ニュータイプだろうに!」(アムロ)

 

「ザビ家打倒なぞ、もうついでのことなのだ、アルテイシア」
「ジオンなき後は、ニュータイプの時代だ」(シャア)

 

「アムロ君が、この私の言うことが分かるのなら…私の同志になれ、ララァも喜ぶ」(シャア)

 

「ヘルメットがなければ、即死だった」(シャア)

 

「ザビ家の人間は、やはり許せぬと分かった。そのケリはつける」(シャア)

 

「お前ももう大人だろ?」
「戦争も忘れろ。いい女になるのだな」
「アムロ君が呼んでいる」(シャア)

 

「ガルマ…私の手向けだ。姉上と仲良く暮らすがいい」(シャア)

 

「み…みんなの所になんか、い…行けない」
「い…行ったって、生き延びたって、兄さんが…」(セイラ)

 

「ち…畜生…こ…ここまでか…」
「(ガンダム) まだ助かる」(アムロ)

 

「ララァの所へ行くのか…」(アムロ)
「殺し合うのがニュータイプじゃないでしょ」
「アムロとはいつでも遊べるから」
「(どうすればいい?) 決まってるでしょ」(ララァ)

 

「あっ、見えるよ! みんなが」(アムロ)

 

「勝つとなりゃあ、ここを引き揚げてもよかろう」(カイ)

 

「ホワイトベースが、沈む…」(ハヤト)

 

「アムロが呼んでくれなければ、我々はあの炎の中に焼かれていた」(ブライト)

 

「人が…そんなに便利になれるわけ…ない…」(セイラ)

 

「いい?」(キッカ)
「4・3・2・1・0!!!」(カツ、レツ、キッカ)

 

「ごめんよ、まだ僕には帰れる所があるんだ」
こんな嬉しいことはない」(アムロ)

 

「分かってくれるよね?」
「ララァにはいつでも会いに行けるから」(アムロ)

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 
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