「銀河英雄伝説5巻(連戦)」の名言・台詞まとめ【3】

原作小説「銀河英雄伝説5巻(連戦)」の名言・台詞をまとめていきます。【3】
(旧アニメ2期相当)

 

銀河英雄伝説5巻 風雲篇

→銀河英雄伝説5巻(連戦)

第六章 連戦

「全提督を招集せよ。作戦をさだめた」(ラインハルト・フォン・ローエングラム)

 

「一ヶ月を出でずして、ヤン・ウェンリーの艦隊は宇宙から消滅するだろう」
「楽しみにしていることだ」(ラインハルト)

 

「卿らに問う! 宇宙の深淵をこえ、一万数千光年の征旅をなしてきたのは何のためだ」
「ひとりヤン・ウェンリーに名をなさしめるためか」(ラインハルト)

 

「武人としての卿らの矜持は、羽をはやして何処へか逃げおおせでもしたか?」(ラインハルト)

 

「閣下の常勝の令名をそこない、罪の大なるを胆に銘じております」
「ですが、いえ、だからこそ、あえて申しあげます」(アウグスト・ザムエル・ワーレン)

 

「あらたなる勝利によって敗北をつぐなうことをお許しいただきたい、と」(ワーレン)
「期待しよう。だが、そろそろ私自身が出てらちをあけたいのでな」(ラインハルト)

 

「わかるな? これは擬態だ」
「他の者にも、それぞれ艦隊をひきいて私のもとから離れてもらう」(ラインハルト)

 

 

「私が孤立したと見れば、ヤン・ウェンリーは洞窟から野原へ出てくるだろう」
「網をはって、そこを撃つのだ」(ラインハルト)

 

「すると、閣下はご自身が囮になり」
「直属の艦隊のみでヤン・ウェンリーの攻勢に対処なさるおつもりですか」(ナイトハルト・ミュラー)

 

「それはあまりに危険すぎます」
「どうか私だけでも、前衛としておそばに残ることをお許しください」(ミュラー)

 

「無用な心配だ」
「私が同数の兵力ではヤン・ウェンリーに勝てぬとでも思うか、ミュラー」(ラインハルト)

 

「その点を心配してはおりませんが」
「名将とはいえヤン・ウェンリーは一介の艦隊司令官にすぎません」(ウォルフガング・ミッターマイヤー)

 

「閣下おん自ら互角の立場で勝負をなさるにはおよびますまい」
「どうかご自重を願います」(ミッターマイヤー)

 

「なるほど、卿の弁舌は傾聴に値するが」
「情報によればヤン・ウェンリーはこのほど元帥に昇進したそうだ」(ラインハルト)

 

「私も帝国元帥であるからには、彼と同格といって大過あるまい」(ラインハルト)

 

「その点(対策)は考えている」
ひとつ卿らの不安をはらってやるとしようか」(ラインハルト)

 

「見るがいい」
「薄い紙でも、数十枚をかさねれば、ワインをすべて吸いとってしまう」(ラインハルト)

 

「私はヤン・ウェンリーの鋭鋒に対するに、この戦法をもってするつもりだ」
「彼の兵力は私の防御陣のすべてを突破することはかなわぬ」(ラインハルト)

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「そして、彼の進撃がとまったとき、卿らは反転した艦隊をもって彼を包囲し」
「その兵力を殲滅し、私の前に彼をつれてくるのだ」(ラインハルト)

 

「生死は問わぬ」
「彼の姿を自由惑星同盟の為政者どもにしめし、彼らに城下の盟を誓わせよう」(ラインハルト)

 

「ヤン艦隊などに目もくれず、惑星ハイネセンを陥し、同盟政府を降伏させるのです」(ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ、通称:ヒルダ)

 

「そして彼らをしてヤン・ウェンリーに無益な抗戦をやめるよう命令させれば」
「戦わずして征服の目的を達せられましょうに」(ヒルダ)

 

「そして私は純軍事的にはヤン・ウェンリーに対して敗者の位置に立つことになるな」(ラインハルト)

 

「いや、だめだ、フロイライン」
「私は誰に対しても負けるわけにはいかない」(ラインハルト)

 

「私に対する人望も信仰も、私が不敗であることに由来する」
「私は聖者の徳によって兵士や民衆の支持を受けているわけではないのだからな」(ラインハルト)

 

「ではお望みのままに」
「わたしも旗艦に乗っておともいたしますから」(ヒルダ)

 

「いや、フロイライン・マリーンドルフ、あなたは戦場の勇者ではない」
「また、それはあなたにとってごくわずかの不名誉にもならぬ」(ラインハルト)

 

「ガンダルヴァに残って吉報を待っていてもらおう」(ラインハルト)

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「今度の戦いは先日のそれの比ではない」
「観戦の余裕はなかろう」(ラインハルト)

 

「あなたに万一のことでもあれば、ご父君のマリーンドルフ伯に申しわけのしようがない」(ラインハルト)

 

「エミールよ、それはちがう」
「名将というものは退くべき時機と逃げる方法とをわきまえた者にのみ与えられる呼称だ」(ラインハルト)

 

「進むことと闘うことしか知らぬ猛獣は、猟師のひきたて役にしかなれぬ」(ラインハルト)

 

「(私も)逃げる必要があれば逃げる」
「必要がなかっただけだ」(ラインハルト)

 

「エミール、私に学ぼうと思うな」
「私の模倣は誰にもできぬ。かえって有害になる」(ラインハルト)

 

「だが、ヤン・ウェンリーのような男に学べば」
すくなくとも愚将にはならずにすむだろう」(ラインハルト)

 

「私には他の生きかたはできないのだ」(ラインハルト)

 

「いや、もしかしたらできたのかもしれないが」
「子供のころにこの道を歩むようにさだまったのだ」(ラインハルト)

 

「私は奪われたものをとりかえすために歩みはじめた」
「だが…」(ラインハルト)

 

「もう寝なさい」
「子供には夢を見る時間が必要だ」(ラインハルト)

 

「お前が望んだことだ。望みどおりにしてやったからには」
「私の前に出てくるんだろうな、奇跡のヤン」(ラインハルト)

 

「全軍が反転してヤン・ウェンリーを包囲殲滅する、か…」
「みとごな戦略ではある」(オスカー・フォン・ロイエンタール)

 

「だが、反転してこなかったときはどうなるのだ?」(ロイエンタール)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
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