マンガ「ラストカルテ 法獣医学者 当麻健匠の記憶」の名言・台詞をまとめていきます。
ラストカルテ
1巻
「(探偵?) それって推理できる人がなるもんでしょ?」
「俺がいいのは記憶力だけだ」(当麻健匠)
「さぁて、このカラス達の死因は、病気か、寿命か、はたまた人間のせいか」
「明らかになることを祈っててね!」(茨戸雷火)
「(反応が薄い?) 俺的には『誰が殺したか』というよりも」
「『なんで死んだか』の方が気になる」(茨戸爽介)
「あのカラス、目を開けて死んでたんだ」
「カラスが最期に何を見て、何を思って、死んだのかって、気にならない?」(当麻)
「追うな!」
「犯人を捕まえるのは獣医の仕事じゃない!」(茨戸)
「…俺は、どこかで死因は家庭ゴミによる食中毒であってほしいとも思ってる」
「人が徒(いたずら)に動物を殺すなんてこと、誰だって考えたくはないだろ」(茨戸)
「覚えてるよ。俺、記憶力はいいんだ」
「11歳の頃から、興味を持って見てきたものは全て頭に残ってる」(当麻)
「怖いのは農薬じゃなくて悪用する人だよ」(茨戸)
「『法獣医学』は死体を扱うからって悲しい学問じゃない」
「人間も動物も生きるための学問…そうだろ?」(当麻)
「勉強はいつでもできるけど、現場での経験はそのタイミングでしかできない」
「貴重だろ」(茨戸)
「悲しみ方なんて人それぞれだろ」
「辛い顔して泣いている人だけが悲しんでいるってわけでもない」(茨戸)
「俺は調べる」
「当麻は…心で泣いて、ずっと考えてそう」(茨戸)
「『死』を『悲しい』で終わらせない…」(茨戸)
「普通からしたら異常だろうだけど」
「『死』を引きずって考え続ける人間も、報われる時はきっとある!」(茨戸)
「(なんで獣医師に?) 博物館で見た日本海裂頭条虫…」
「あの美しさ! 他人の養分で成長する図太さ! 憎ったらしい可愛さ!!」(雷火)
「私は研究室にこもって、寄生虫と共に暮らすために獣医師になったの!」(雷火)
「(勉強?) 自分が興味ないものは眠くなるんだよ」
「勉強できるやつになるには勉強しなきゃいけないんだ」(当麻)
「住所は教えない」
「だいたい現場行って助言なんて説教くさいでしょ」
「心証悪くしたら付き合いが終わっちゃう」(雷火)
「次誤捕獲した時、私達を頼ってくれないかもしれない」
「それで失ってしまう命もあるでしょ」(雷火)
「…理不尽な死はあまり見たくないな」(当麻)
「…動物だからそもそもわからないけど、ケダマ(猫)が何を考えてたとか」
「どんな最期だったのか、俺なら知りたい」(当麻)
「たとえ解剖してもわからないことは多い。でも記録(カルテ)を残すんだ」
「未来の不審死解明のために」(茨戸)
「それが獣医師の考え方」
「でも普通は受け入れられないだろう」(茨戸)
2巻
「で、私のバウムクーヘンを忘れて依頼を持ってきたわけね」(雷火)
「ありえない?」
「『100%ない』という報告書や論文もないでしょ?」(雷火)
「まだ知られてない物事を知ろうとしないのはもったいないぜ!」
「獣医師っていう研究者ならば、そこを楽しまなきゃ!」(雷火)
「また同じような事件が起きないようにする」
「それも法獣医学なのかなって思うんですけど、違うんですかね…?」(当麻)
「人は『死』を知ることで」
「生きている人や動物がどれだけ尊いものか学ぶことができますから」(雷火)
「回復した以上、彼らは野生動物だ」
「手を尽くしすぎると自然界で生きる彼らのためにならない」(達美義孝)
「一歩踏み出すのはいつだって自分自身」
「僕達は手を貸さない」(達美)
「後悔を背負って生きたくありません」(当麻)
「野生動物はペットと違って写真も思い出もない」
「彼らは誰にも知られずに消えていく」(当麻)
「だったら俺は、覚えておきたいんです」
「彼らが確実に生きていたという、証人の一人でありたい」(当麻)
目に見えなくても生き物はいるんだよなぁ。(当麻)
ただでさえいろんな動物がいるのに、
その中に細菌や真菌や寄生虫なんかがいっぱいいて…。(当麻)
世界にこんだけ生物がいるなら獣医師の仕事は無限大だな…。(当麻)
「『学びたい』なんて言ってたけど」
「生き物が死ぬ瞬間ってのは慣れるものじゃないからね」(雷火)
「あの子(当麻くん)を突き動かすのは感傷でも同情でもない」
「紛れもなく…好奇心です」(雷火)
「…霊感。俺はそんなものなくてよかった」
「そしたら俺は、動物に恨まれている気がする」(茨戸)
「生き物の『抵抗する力』から『体の重さ』に変わる瞬間、それを『死』と知った」
「でも気にしてない。俺は獣医師になるから」(茨戸)
「…ただ、今回のアライグマが『動物園で暮らせるようで良かった』とかは思わない」(茨戸)
「アライグマの個体それぞれに事情や背景があろうと『特定外来生物』だから駆除してきた」
「ホッとする権利も悲しむ権利も俺にはない」(茨戸)
「俺が思うに、生き物の死と関われば一人で悶々と考え続けてしまう」
「だったら研究者っぽくドライに議論していこうぜ」(当麻)
「誰かと言葉を交わして、支え合って、そうしてみんな進んでると思うんだ」(当麻)
「茨戸が『動物に恨まれている』なら、俺も一緒に恨まれてやるよ」
「同じ道を進むから当たり前じゃん」(当麻)
「俺も茨戸と一緒に、獣医師になるから」(当麻)
今なら分かる。当麻は変わってる。
そしてたぶん俺も同じだ…でも悪くない。(茨戸)
「…動物の『最期』は終わりじゃない」
「『最期』は英語でLast(ラスト)って言うけど」
「『続く』、『持続する』という意味もある」(茨戸)
「人間の死は法的にも医学的にも記録されていく」
「けれど動物の死は獣医師が書き記さなければ埋もれて消えてしまうような事実」(雷火)
「でもこの記録はいつかきっと次世代の動物達の不審死に光を当てる」
「だから記録(カルテ)を残し続けるんだ」(雷火)
3巻
当麻くん…残念だけど、
悪意を持った人間が野生動物を「道具」にする事例は度々あるのよ。(雷火)
「(好き?) エゾシカというより、内蔵が」(滝瀬露子)
「私、内蔵がどういう形態でどんな色なのか、いっぱい見たいのです」
「そしてできれば、食べたいです」(露子)
「被害者面を過剰にした演技が逆に矛盾を生んじまったな」(茨戸)
「高校生は『未熟』っていう免罪符があるから好き勝手やってくれますね」(露子)
「私も雷火さんも怒っていたのかもしれません」
「伝えてくれてありがとう。スカッとした!」(露子)
「当麻って熱くなると周りが見えなくなるよな」
「要領が悪い。出世できないタイプの人間だ」(茨戸)
「でも、そういう奴が誰かの心を救うんだろうな」(茨戸)
「気にするな」
「姉さんは寄生虫を褒め言葉として使う」(茨戸)
「達美先生、当麻くんって寄生虫みたいだと思いません!?」
「私、将来当麻くんと一緒になったらいいんじゃないでしょうか!?」(雷火)
「名付けて、夫婦(めおと)寄生虫学者!」
「キャッチーだし話題になって寄生虫学が盛り上がりそうです!」(雷火)
「『私の寄生虫になって』」
「どうでしょう? この殺し文句!」(雷火)
「(寄生虫を好きな)きっかけは…」
「小6の時、釣った魚を生で食べてアニサキスに感染したことかな」(雷火)
「…俺、こいつ嫌い」
「パーソナルスペースにズカズカ入ってくるな」
「話が回りくどい」(茨戸)
「(カルテで)『他人が理解できるように』と気を遣える人は丁寧な絵や文字で書くよ」(達美)
「でも『これ自分(おまえ)しか読めないだろ』というカルテもしゃーない」
「基本、研究者なんて『研究』のことしか頭にないからね。」(達美)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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