「戦争と平和」の名言・台詞まとめ

まんがで読破「戦争と平和(トルストイ)」の名言・台詞をまとめていきます。

 

戦争と平和

「諸君。明日の…いや、もう今日か。(戦闘)作戦に変更はきかんだろう」
「ならば我々のすべきことは、明日に備え…ぐっすり眠ることだよ」(クトゥーゾフ)

 

「(明日の戦闘?) まず負けるだろうな」
「士気が違うよ。明日の戦に我々は守る者も得る物もないんだから」

「これはオーストリアの戦争なのだからな。我がロシア軍を他国のために消耗させるワケにはいかん!」(クトゥーゾフ)

 

「(ピエール)貴様の亡き父、先代のベズーホフは素晴らしい男だった」
「貴様はその名と財産を継いだのだ。しっかり生きろ」(ボルコンスキ公爵)

 

「将軍の言ったとおりだ……アウステルリッツには守る者も得る物もなかった」
「俺が守るべき者は、ここ(家)にあったのに」
「俺は馬鹿だ。無意味な戦いで大切な人を失った」(アンドレイ)

 

「売られた決闘(ケンカ)は買う、そういう主義だ」(ドーロホフ)

 

「俺は……無法者の荒くれ者でとおってるが、人のモンにゃ絶対手は出さねぇ」
「そういう主義だ……」(ドーロホフ)

 

 

「何昼間から暗い顔してるのよ、ふたりとも!」
「もっと明るくなさいよ! 春なんだから」(ナターシャ)

 

「ゴチャゴチャ言ってないで行くよッ! 春なんだから!」(ナターシャ)

 

「悪いのは僕だ。彼女を愛していないのに結婚してしまった」(ピエール)

 

「みんなの羨望や嫉妬が、僕には心地よかったんだ。彼女が…僕を少しも愛していないとわかっていても」

「みんなが羨む結婚をしたハズなのに…幸せってなんだろうね?」(ピエール)

 

「そんなに戦果が大事か!? 戦争狂(ナポレオン)め!!」
「俺には捕虜の価値すらないか、クソッタレ!! 生きてやる、生きてモスクワに帰るんだ!!」(アンドレイ)

 

「私の愛はアンドレイ様に捧げたのよ! それを奪われるくらいならここで死ぬわ」(ナターシャ)

 

「アナトーリ。ケダモノめ、いや…君はそれ以下だ」
「今すぐモスクワから出ていけ! そして二度と彼女に近づくな」
「早くしろ! でないと…僕は君を殺してしまいそうだ!」(ピエール)

 

「私にはもう、アンドレイ様と結婚する資格なんてない」
「私は……アンドレイ様に捧げた愛を守れなかった。アンドレイ様を裏切ったのよ!」

「それなのに…アンドレイ様を不名誉な女の夫にさせるなんてこと」
「私にはもう人を愛する資格なんてない」(ナターシャ)

 

「君は何も悪くないじゃないか…」
「もし僕が自由でもっと高潔で立派な人間なら、迷わず君に愛を請うよ……」(ピエール)

 

「彼女を責める気はちっともないさ。許せないのは自分の無力さだ」
「あのときと一緒だ、俺は……また俺は大切な者を守ることができなかった!!」

「あのときは戦う理由すらわからなかった。だが今の俺には戦う理由がある」(アンドレイ)

 

 

人はなぜ、戦争という歴史的な悲劇、何十万もの人間を動員し殺し合いに身を投じるのか?
生と死が激しく交差する戦場で、己の全存在をかけて……運命に従うのか。

人間……それはあまりにも無力な存在である。
なぜなら、人は歴史を構築する歯車のひとつに過ぎないからだ。(ナレーション)

 

「パリから3200キロ…数十万の兵を失って…何も得ずにおめおめ逃げ帰れと言うのか!?」
「教えてやろう。余には不可能などないということを!!」(ナポレオン・ボナパルト)

 

「諸君らの気持ちはわかった……しかしワシは軍とモスクワ、両方を同時に失うような愚かな決断を下すことなどできん……」

「祖国の運命を負う総司令官として、全権限をもって命ずる……全軍撤退せよ」(クトゥーゾフ)

 

「僕はモスクワに残る。この目で見たいんだ、戦争を……ナポレオンを!」(ピエール)
「じゃあ約束して! 必ず生きてまたお会いすると」(ナターシャ)

 

「戦争において最も強力な武器とは何かご存じかね?」
「それはな……時と忍耐だよ」
「今に見ておれ。ロシアを奴らに渡しはせんぞ!」(クトゥーゾフ)

 

「旦那……どんなにひでぇ目にあっても、つれぇのは一瞬さ」
「人生はなげぇんだから! クヨクヨしなさんな」(カラターエフ)

 

「悲しんじゃいけねぇよ、旦那……彼ら(死刑囚)の魂が悲しみの種になっちまう」(カラターエフ)

 

「神ね…神がなんと言おうと、なんの罪もない人が殺されていいワケがない!」(ピエール)

 

「完全な自由などないように…完全な不自由もないんだ!!」(ピエール)

 

「殺せるものなら殺してみろ、奪えるものなら奪ってみろ。この不滅の魂を!!」(ピエール)

 

「しっかりしてよ、みんな!」
「お邸(やしき)は燃えちゃったけど…私たちの身体まで燃えちゃったわけじゃないわ!」(ナターシャ)

 

歴史に平和が記されることはない。
人は歴史を構築するための歯車である。兵も市民も王でさえ、それは例外ではない。

しかし、それでも人は人として生きる。
人を愛し子を育み、友を助け敵を許し、共に笑い幸福な生活を望み、人生を築いていく。

そして……それが歴史に記されることは決してないのだ。(ナレーション)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
 
 
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