アニメ「異世界失格」センセー(先生)の名言・台詞をまとめていきます。
異世界失格
１話
「激流だ…まさに人喰い川だね」
「これで僕等は…永遠に」
「おや？」
「異なる世界？ 転移？」
「つまり…僕は心中に失敗したあげく、このおかしな世界へ飛ばされたということかな？」
「恥の多い生涯だ」
「(解毒？) 君、何か余計なことをしているね」
「迷惑だ、やめなさい」
「(冒険者？ 勇者？) 使命？ 知らんよ、そんなこと」
「僕は死に場所を探しているだけだ」
「やってくれたものだね…」
「僕はそのトラックのせいで、心中という生涯最高の幸せな時間を邪魔されたんだぞ」
「人が不幸せかどうか勝手に決めるなど、おこがましいにも程がある」
「(才能も資格もない？) それこそ僕の人生だ」
「しかし、僕はどこの世界でも失格者の烙印を押される人間なんだな」
「職業だって？ 僕は生まれながらに作家だよ」
「それ以上でも以下でもない」
「誰だか知らないが、頭の中に直接話しかけるのはやめたまえ」
「僕は片頭痛持ちなんだ」
「(吸収のスキル？) 体の力が抜けてゆく…」
「ああ…グッド・バイ」
「また死に損ねたようだね」
「いつものことだ」
「死を願った僕の方だけが生き残った…それだけのこと」
「これまでに僕は、５度死のうとした」
「一度として上手くいったことはないがね」
「僕は今、この酔狂な異世界に生きる意味を見つけたのだ」
「この世界のどこかにいる君をきっと見つけ出す」
「そして…心中せねば」
２話
「なるほど、異世界か…悪くない」
「(旅の楽しい思い出話？) では君に、棺桶の寝心地を教えてあげようか」
「(娘の結婚相手？) 知らんよ」
「娘の将来が懸かった大事な選択だろう？」
「今日来た旅の者に尋ねるようなことではない」
「まったく…君はとんだ邪知暴虐の王」
「いや…王様失格だね」
「(眠れない？) 眠れる夜などないよ」
「(美しい湖？) ああ、美しい」
「思わず入水したくなるほどに」
「僕の人生も悩みの連続でね」
「何度も自殺や心中を試みては、父や家族に大変な迷惑をかけたものだよ」
「だがね…どう生きてゆくべきかの選択を他人に委ねたことはない」
「どうすればよいのかは君自身が選択すべきことだ」
「君が本当に望んでいることはなんなのか、それを自分自身の心に問いかけてみたまえ」
「それが本当の望みか…やはり君は心優しい王女様だね」
「僕の心中相手としては…失格だ」
「しかし死にゆく女性も美しいが」
「自らの足で立ち上がる女性もまた美しいものだね」
３話
「大切な主人のもとにお前はちゃんと戻ってきた、だが主人は激怒した」
「よし決めた、お前の名は”メロス”だ」
「その目でしっかり見るといい、君の相手はこの僕だ」
「さあ、好きにするといい」
「僕はいつでも死ぬ覚悟は出来ている」
「あの時の僕は激しい憎しみに正気を失っていた」
「今の君もそうなのだろう？」
「なぜなら君は悲しい目をしている」
「訳を聞かせてもらえるかな？ お嬢さん…」
「(なぜ毒ビンを？) 回復しすぎて調子が悪いものでね」
「いやなに、そろそろこの世界へ来てからのことでも書いてみようかと思い立ってね」
「だがどうにも筆が乗らない、それで絶望していたのさ」
「アネット君が僕についてくるかどうかは本人が決めることで」
「君が口を挟むようなことではないだろう」
「彼女は籠の中の鳥ではないのだ」
「ようやく…傑作が書けそうな予感がしてね」
４話
「アネット君の言うとおり、いつなんどき何者に襲われるか分からないものだ」
「(気が弱くて大人しい奴？) なるほど」
「興味深いね。実に僕の感性を刺激する男じゃないか」
「(英雄譚？) そうじゃない。身に余る力を得た者が欲に溺れて堕落する」
「実に人間らしいその様に、僕は興味があってね」
「やれやれ…犬は必ず鎖に固く縛りつけておくべきだ」
「アネット君は君が思うほど弱い女性ではないよ」
「それは彼女自身が決めることで、君が口を挟むようなことではない」
「君は籠の中の鳥ではないはずだ」
「そうだろう？ アネット君」
「自殺は…いけない」
「言っただろう？ 今君の小説を書いている途中だと」
「勝手に幕を引かれては困る」
「さあ、聞かせたまえ」
「君自身の物語を」
「素晴らしい」
「君をモデルにした小説がついに完成した」
「勇者としてこの世界で生きることを望まれながら、その心の弱さゆえに」
「英雄にも、ましてや悪漢にさえもなれなかった哀しき男の物語だ」
「題して『勇者失格』」
「いや…『異世界失格』」
「君のおかげで久々に満足のいく作品が書けたよ」
「だが残念なことに、これではまだ傑作とは呼べない」
「確かに…この世界での勇者スズキの物語は終わった」
「だが、元いた世界での彼の物語は終わってなどいない」
「これから傑作になるかどうかは彼次第だろう」
５話
「生きててすみません」
「(死人？) 失敬な」
「僕は死にたい人であって、死人ではない」
「先程の子供ならば戻ってはこないよ」
「彼は大人と同じ目の色をしている」
「嘘はいけない」
「君達のような者を勇者とは呼ばない」
「君たち大人がそうやって平気で嘘をつくから、子供がマネをするのだ」
「大人とは、裏切られた青年の姿である」
「だが、君はまだ少年。大人になるには少し早すぎる」
「今の君は、そういう目をしているべきなのだ」
「生きることがつらくない日などないよ」
６話
「彼女(タマ)は実に面白い女性だ」
「興味を持つなという方が難しいというものだよ」
「彼女が姫君であろうと、銀座裏のバーの女であろうと僕には関係ない」
「彼女は”タマ”だよ」
「先ほど父に幽閉されたと思えば、今度は亡国の姫かね」
「つくづく君は悲劇のヒロインらしい」
「だがね、タマ」
「僕の求めるヒロイン像は決して、悲劇を甘んじて受け入れるような女性ではない」
「さあ早く目を覚まし、君の物語の続きを僕に見せてくれ」
「僕はいつも死ぬこと及びその方法について考えている」
「だがあの演説を聞くまで、食べられて死ぬという発想はなかった」
「さあ、急ぎ新王に伝えたまえ」
「”食べられたき者、城下より来たり”と」
７話
「つまらない話だねえ」
「聞くにたえんよ」
「いや、書かんよ」
「こんなつまらない男の不幸自慢など、書くには値しない」
「君(タマ)に捧げる物語だ」
「どうか読んでほしい」
「君の数奇な運命は、期待どおり僕が書くに値するものだった」
「さあ、ページをめくりたまえ」
「君はとても心優しいがゆえに」
「自分の本当の思いを押し殺してしまう不器用な女性なのだと」
「君はタマだ」
「ここから先の物語は…君自身が描きたまえ」
「我々はしばしば”希望”に欺かれるが」
「しかしまた”絶望”という観念にも同様に欺かれるものだ」
「思えば、彼も生きる道を見失った悲しい男だったね」
「そしてそんな彼を殺し復讐を遂げた彼女の目からも、悲しみは消えぬままだった」
「いつか彼女の物語を書いてみたいものだ」
８話
「水は器に従うものだ」
「これが、この村の選択した現実なのだろう」
「ああ…足取りが軽い、呼吸が深～い、背筋がピンと張る」
「心身共に健康になっているのだ…早くなんとかせねば」
「あの穴はすごく背徳の匂いがする」
「なんという不健康で堕落しきった空間」
「これぞ僕の求めていた場所だ」
「”踊り子”…」
「舞を見るのがそんなに立派な生活なのかね」
「僕のいた世界では、君のような女性を”魔女”とは呼ばない」
「君は”天女”だ」
「君のように大きな声で立派なことを言う人間が、僕は大の苦手だ」
「僕は今まで説教されて改心したことが、まだ一度もない」
「お説教してる人を偉いなあと思ったことも、まだ一度もない」
「正義と悪の彼岸など、実に曖昧なものだ」
「だが多くの者はそれを分かりやすく分けたがり」
「自らこそが正義だと信じて疑わない」
「そんな者達の大声の前では」
「真に誰かを思う繊細で美しい気持ちなどかき消されてしまう」
９話
「(臆病？) 最初から英雄だった者などいない」
「笑われて笑われて強くなる」
「随分と自分に都合のよい解釈をするものだね」
「彼を助けられなかったのは、本当にその足のせいだったのかな？」
「己の心の弱さゆえの過ちを覆い隠す」
「体(てい)のよい言い訳が欲しかったのだろう？」
「確かに君は臆病な男かもしれない」
「だが、同時に誰よりも心優しい男だ」
「ニア君、君に教えられたよ」
「彼を失格者として描いたのは、僕の傲慢だったようだ」
10話
「(巻き込んだ？) きちんと僕の命を奪わなかったことは本当に猛省したまえ」
「片恋というものこそ常に恋の最高の姿である」
「そのままもんもんと過ごしなさい」
「愛する相手を追いかける者達の執念深さには、辟易とさせられるね」
「理性も常識もかなぐり捨て、人の迷惑などお構いなしだ」
「だが、だからこそ美しい物語の種になる」
11話
「すまないがお嬢さん、僕は作家だ」
「君の物語を書き終えるまでは、死ぬわけにいかない」
「それで？」
「君が欲しかったものとはなんだったのかね？」
「ちょっと…邪魔をしないでくれ」
「僕が書きたい愛の物語に、君の出番はない」
「僕は作家だ」
「君の本当の思いが書きたい」
「”誰かに自分を見てほしい”…か」
「それを望まない人間が、この世のどこにいるというんだ」
「君は強欲なんかじゃない」
「少し不器用なだけの心優しい少女だ」
「なんて美しい愛の物語だ」
「こんな美しい物語は、僕の手で完結させるべきではないだろう」
12話
「落ち込むことはないよ、メロス」
「どれだけ愛する相手を追いかけても、決して報われない者もいるものだ」
「信じてた人が僕のもとを去ったので今度こそ絶対死にたい」
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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