マンガ「BLUE GIANT(ブルージャイアント)」の名言・台詞をまとめていきます。
BLUE GIANT
1巻
「オレは…世界一のジャズプレイヤーに、なる」(宮本大)
「ダンクシュートを打つ身長も、ジャンプ力も無い…」
「身体の限界ってのは、やっぱ…ある」(大)
「でも…音には、きっと…きっと」(大)
「音楽にも…負ける日があるのかな……」(大)
「オレ、あの(ライブの)日…ジャズにうたれちゃってさ」(大)
「音が…やたらデケ…」
「上手い…ってワケじゃない…」
「でも……友達だからなのか…」(近藤周平)
「オレ、今分かったよ…」
「お前、あの日、こんな感じだったんだな…!!」(周平)
「(夢見人?) 夢なんか見ねえし」(大)
「(夢あっていい?) だから!」
「きっとだ。きっと」(大)
「ジャズには即興ってのが入っててさ…」
「その日、その時、その瞬間のメロディーをかます!!」(大)
「毎日違う!!」
「ハゲしくて自由な音楽がジャズ!!」(大)
「オレはジャズがオシャレだから好きなんかじゃなくて……」(大)
「……オレは……ジャズが、スゲエ熱くてハゲしいから」
「だから好きなんだけどな…」(大)
「この夕日。昨日よりぜんっぜんでか!!」
「いきなり、ジャズってんなあ──!!」(大)
「(ジャズ?) やれよ」
「とことん、おもいきりやれよ」(父)
「バスケやってたけど…プロになれるともなりたいとも思えなかった」
「でも、ジャズは違う」(大)
「何百、何千…や、もっともっと」
「たとえ何万時間の練習が必要でも……」(大)
「オレはジャズプレーヤーなるよ」
「きっと…なる」(大)
「東京へも行く」
「ニューヨークへも必ず行く」(大)
「オレは…世界一のジャズプレーヤーになる」
「きっと」(大)
「世界一が何かは分からないけど、一個だけ分かることがあんだ」
「っつーか、それがオレがジャズを好きな理由なんだけど……」(大)
「ジャズは感情の音楽なんだ」
「すげえプレーヤーの音やメロディには感情がもろに乗っかってる」(大)
「うれしくても、悲しくても、どんな気持ちも音に込められるんだ」(大)
「ダメなら…終わり…」(大)
「やっぱ……そうなんだな」
「人前で吹くってことは勝負なんだ」(大)
「オレのソロ!?」
「行くぞ…全部出す」(大)
「(今日はもういい?) ハア──…へでもねえや」(大)
2巻
「ヘタの何が悪い」
「ヘタから始まるのが、音楽なんじゃないすか?」(大)
「みんな…ヘタクソから始まるんだ」
「音が出ないとこから始まって…一つずつ音が出せるようになって…」(大)
「けど…ヘタだから…ヘタクソだから練習して…」
「そしていつの日か誰かの気持ちに届く音を出す」(大)
「この人達の音楽に救われる日は来ないと、どうして言えるんすか?」(大)
「今のは…理論付けできない」
「はっきり言って無茶苦茶なスケール運び…無茶苦茶な音の並びだが…」(由井)
「そうか…躍動感…」
「理論を超えてくるのか…」(由井)
「おもしれえ…こいつには恐れがないんだ」(由井)
「はあ──…こんな音の店にしたかったんだよなあ……」(川西)
「宮本君」
「オレが君に、サックスを教える」(由井)
「今までの君は自由に、気ままに吹いてきた」
「が、それは音楽という空間で『迷っているロケット』と同じ」(由井)
「これからの君に必要なのは音を操縦する技術」
「今日初めて君の音に『G』という名前、座標がついた」(由井)
「座標があれば前後にも左右にも動ける」
「他のプレーヤーに合わせることも、離れることも可能だ」(由井)
「今後君はサックスという道具を使い、音を操縦する『技』をつかんでいくんだ」(由井)
「それが正しいアンブシュア(くわえ方)だ」
「今までお前は音程と音量を口で調整してきてた」(由井)
「今日から頬でコントロールしろ」
「もっともっとデカイ音が出るぞ」(由井)
「(世界一のジャズプレーヤー?) 音で…音で言えるんです」
「気持ち…感情の全部を…音で言えるんです」(大)
「オレ…湧いてくるんです」
「音にしたい気持ちとか感情とか…どんどん」(大)
「出したい音なら、いくらでも湧いてくるんですよ」(大)
「(ミュージシャン?) なるよ」
「オレならなれる」(大)
「遅い」
「メトロノームの後手に回ってどうすんだ?」(由井)
「こんなくだらねえ道具の後(あと)ついてどうする!?」
「頼ってどうする!?」(由井)
「サックスってのは守る楽器じゃねえぞ」
「先頭に抜け出てポイントを狙う攻めの楽器だろ」(由井)
「(上手すぎ?) 全然ダメだ」
「これじゃダメなんだよ、大」(由井)
「『上手い』のはゴマンといんだわ」
「お前の方が上なんだよ」(由井)
「オレのプレーでバードのオッサンは泣かねえ」
「や、泣けねえ」(由井)
「オレの音は良くても感動、お前はその上…」
「お前の音は人を『圧倒』できんだよ」(由井)
「なんか…ジャズって…すごいんだね」
「だって…この街に…仙台に、こんなに人がいっぱい…」(三輪舞)
「音楽…すごいね」(舞)
「(いつも白いシャツ?) はい。白いシャツはジャズマンの証なんで!!」(大)
「い──っぱいの人が、聴いてた!!」
「宮本大のサックス、本物なんだね」(舞)
「もっともっと、あと千回でも万回でも繰り返せ」(由井)
「スケールは頭が覚えるモンじゃねえ」
「指に覚えさせろ、いいな!?」(由井)
3巻
「間違っていい!!」
「絶対ビビるな!!」(由井)
「オレのレッスンにな、おもしれえのが一人来てんだ」
「(楽器?) テナーだ、名前は言わねえ」(由井)
「ブルージャイアントが現れてお前の耳に届く日が来る」
「そいつだ」(由井)
「今日はオレ、勝負の日なんすよ」
「で、気合い入れようと思って…」(大)
「ジャズの良さを、ジャズがカッケエんだってのを…」
「圧倒して見せないとならないんで」(大)
「大。お前はジャズに愛情も希望も情熱も持ってる」
「だがな…ジャズという世界は、厳しいぞ」(由井)
「ロックやポップと違う、限られた狭い世界でお前は勝負しようとしてる」
「お前、そういうことを本当に分かってんのか?」(由井)
「時には調子に乗ってもいい」
「だが、酔うなよ大」(由井)
「酔ってて勝てるような世界じゃないんだよ」(由井)
「ダメなんだよ、大…」
「オレになっちゃダメだ」(由井)
「師匠に言われたんだ…」
「『ジャズは狭くて厳しい世界だ』って」(大)
「けど…みんなの前で吹いて、オレ思ったんだ」
「『オレらみたいな若者にも、ジャズは届く』って」(大)
「ジャズを知らない人達、三輪さんどんくらいいると思う?」(大)
「ほとんど、ほとんどだよ」
「ほとんどの人が知らない」(大)
「だからこそイケる」
「オレは…オレは、行ける」(大)
「(曲は)できねえよ」
「鏡の中と外のお前の顔を、変えられんのか?」(由井)
「お前の為の曲は、まだできねえよ」(由井)
「息子さんからは月謝取りませんが」
「面白いモノは金を払って観ますよね?」(由井)
「息子さんは面白い」
「だから月謝は取りません」(由井)
「お父さん、『ブルージャイアント』って知ってますか?」(由井)
「あまりに高温なため赤を通りこし、青く光る巨星」
「青色巨星のことです」(由井)
「若い頃仲間ウチで」
「世界一輝くジャズプレーヤーを『ブルージャイアント』と呼んでいました」(由井)
「なれなかった僕が言うのもおかしな話ですが…」
「僕は息子さんが、大が、ブルージャイアントになってくれたらと」(由井)
「オレ……何やってんだべ……」
「この今日は……どっかにつながってんだべか……」(大)
「ねこ!?」
「ひと目もくれず…そっちに行ってもずっと何もないのに…」(大)
「まっすぐ前だけ向いて、行かなきゃいけないんだな、お前は……」
「…ガンバレ。ガンバレ」(大)
「みんな…上手だな」
「上手だけど…今の音はスケールから外れたな」(大)
「あ……また外れた…」
「何か…合ってないな…」(大)
「? オレ…今までこんな風に聴いてたっけか…?」(大)
「それにしても……やっぱいいな…」
「ジャズは、ジャズはやっぱいいな」(大)
4巻
「コードには合ってる…でも、つながれない…」
「ナゼ──どうして自由になれない!?」(大)
「なんでだ!? ……」
「オレ……一人で吹いてるみたいだ……」(大)
「き・け」(由井)
「『聴け』? ……そうか、録音された曲とやってるんじゃなく……」
「オレは今…みんなとやってんだ」(大)
「ピアノがあって、ドラムがあって、ベースがあって…」
「みんなの音を聴かなきゃ…」(大)
「みんなの音が──聴こえる」
「みんなの後ろについた感じだ…」(大)
「よし! ここから前へ──」
「みんなと一緒に、前へ──」(大)
「!!! 来い!! つながれ!!」(大)
「オレが今ソロだと思って吹いてるソロは」
「オレが練習してきたメロディーとかフレーズの中…」(大)
「オレが知ってる狭い輪っかみたいなとこからしか作れてなくて…」(大)
「でも、吹いてないフレーズとかメロディーは、もっともっとまだまだ…」
「まだまだまだまだず──っとあって」(大)
「だからつまり、オレはまだまだやれるって…」
「『ずっとずっと行ける』って感じました」(大)
「(今日のプレー?) 正直なヤツ?」
「まだまだだが…最高だ」(由井)
「聴かせてもらうべ」
「バカな兄ちゃんの演奏聴いてからにすっぺか」(宮本雅之)
「大、オレはまだお前が吹くのを聴いてねえ」
「聴かせてくれよ、お前のサックスを」(雅之)
「お父さんとでっかい兄ちゃんは、ビックリして、ナゼかうれしそうでした」
「彩花はちっとも楽しくありませんでした」(宮本彩花)
「兄ちゃんの演奏を聴いて、彩花はハッキリ分かりました」(彩花)
「もう、帰ってこないんだって」
「兄ちゃんはもう帰ってこないんだ」(彩花)
「全ての時間をささげて吹いて、そして誰よりも前に、先頭に出るんだと…」(由井)
「気付いたら口ヒゲまで生える年になってたが」
「あるポイントから前へ、どうしても出れず…」(由井)
「芽が出て…頑張って…ふくらませて…」
「けど、待っても待っても、咲かねんだわ」(由井)
「お前のサックスの評価だが、10点満点で評価すると…」
「総合力1点」(由井)
「でも……咲いてる」(由井)
「とてつもなく小さな芽だし、時々しか咲かないが、咲いてんだ」
「お前はハナっから咲いてんだ」(由井)
「ありがとう、大」
「お前のおかげで、オレは少しだけまたジャズが好きになった」(由井)
「仙台を離れるお前にオレは一つだけ願う」
「お前はずっと、ずっとずっと…ジャズを好きでいろよ」(由井)
「(大学浪人?) 一緒だ」
「オレも今はなんでもねえ」(大)
「でも、オレもお前も負けねえ」
「ゼッテエ──負けねえぞ」(大)
「凄い数の、店があるな…」
「オレは…どこにも入れねえっちゃ…」(大)
「東京は…リアルだな」(大)
「仙台出る時は飯なんか食えなくても、サックス吹きまくってやるって思ってたけど…」
「甘くねえべ…金がないって…甘くねえべ」(大)
「(大変?) ヨユウす」
「ジャズのためなんで!!」(大)
「よく見たら金属部も…コルクも…色んなとこがボロボロだな…」(大)
「吹くことが、大事にすることだと思ってたけど…」
「大事なものは、大事にしないとダメなんだな」(大)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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