アニメ「映画 五等分の花嫁(ごとうぶんのはなよめ)」の名言・台詞をまとめていきます。
後半にネタバレがありますので注意して下さい。
映画 五等分の花嫁
「夢を見ていた…君と出会った、高校2年の日」
「あの、夢のような日の夢を…」(上杉風太郎)
「つたく、何たくらんでんだか」
「高校の頃から変わっちゃいねえ、問題児だらけだ」(風太郎)
「さっきも夢を見たっけな」
「あの日を何度夢に見るんだろう」(風太郎)
「そんな深く脳裏に刻まれるほどの…とんでもない悪夢だ」(風太郎)
「うん、誰かの失敗も五等分だからね」(中野一花、子供時代)
「私にとっては、あなた達5人が健康に過ごしてくれるのが何よりもの幸せです」
「こちらこそありがとう」(中野零奈)
「(将来?) う~ん…考えたこともなかった」(中野四葉)
「(学園祭は)最後の学校行事だ、無駄になんかしない」
「やるからには徹底的に楽しむと決めた」(風太郎)
「時間は有限だ、いくらあっても足りない」
「頼りにしてるぞ」(風太郎)
「(三玖) あんた調理係する気?」
「外からもお客さんが来るのよ」(中野二乃)
「下手したら周辺住民、同時食中毒だわ」(二乃)
「私だって上達してる、それに二乃もいる」
「なら安心」(中野三玖)
「も…もちろんよ」
「私と一緒に作れば、万に1つにも失敗はないわ」(二乃)
「(働きすぎ?) 最後のイベントですもんね」
「1ミリも悔いの残らない学園祭にしましょう!」(四葉)
「言っておくけど、そんな芸当が出来るのは、もともと勉強が出来るフータローくんだけ」
「みんなをちゃんとよろしくね、ここが正念場だよ」(一花)
「心配ないさ、勉強も学園祭もきっと上手くいく」(風太郎)
「見てな、一花」
「最高の学園祭にしてやるぜ!」(風太郎)
「フータローのお母さんがよくパンを作ってくれたんだって」
「それで、うちのこと思い出してみたら…」(三玖)
「まあ、そうよね」
「(お母さんのパンケーキ) あれこそ、ふわっふわだった」(二乃)
「(直球で言わなくても?) 嫌なのよ、陰でコソコソすんのは」(二乃)
「どうしましょう、二乃」
「全力で取り組んでいるはずなのに、この結果です!」
「お先真っ暗です!」(中野五月)
「しょせん私はお母さんの真似事」
「学校の先生なんて夢のまた夢なんです!」(五月)
「これ以上、お父さんに心配をかけたくないんです」(五月)
「私達がここまで成長できたのは、お父さんのおかげ」
「私もそう思えるようになってきました」(五月)
「あの(お墓の)花は間違いなくお父さんです」(五月)
「直接何かをしてもらったことは少ないですが」
「ずっと気にかけてくれてたんだと思いますよ」(五月)
「う…上杉君、妄想はやめよう」
「その設定は二乃ちゃんがかわいそうだよ」(クラスメイト)
「(お父さんの)陰でコソコソも悪くないと思うな」
「きっと何か理由があるんだよ」(四葉)
「フータロー」
「私、料理の勉強したい」(三玖)
「だから大学には行けない」
「ごめんね、フータロー」(三玖)
「そうか、お前が決めたのなら応援するぞ」(風太郎)
「大学に行くのも間違いじゃないと思う」
「何が正解か分からない」(三玖)
「でも、もう自分の夢に進みたくて仕方ない」
「それを伝えたかった」(三玖)
「フータローは私にとって特別な人だから」
「もちろん、変な意味で」(三玖)
「私は伝えたよ」
「じゃあ次、フータローの番ね」(三玖)
「(無意味?) それは違いますよ」
「女優を目指した一花、調理師を目指した三玖との時間は無意味だったのでしょうか」(五月)
「私達の関係はすでに、家庭教師と生徒という枠だけでは語ることが出来ません」(五月)
「上杉君、たとえこの先失敗が待ち受けていたとしても…」(五月)
「この学校に来なかったら…」
「あなたと出会わなければなんて、後悔することはないでしょう」(五月)
「この関係は、無意味じゃなかった」
「次は、俺の番だ」(風太郎)
「俺はお前達5人が好きだ」(風太郎)
「この6人で、ずっとこのままの関係でいられたらと願ってる」
「だが、答えを出さなければいけないと思う」(風太郎)
「とはいえ、こんな祭りの最中に言うほど俺もやぼじゃない」
「俺も俺で整理しきれていないからな」(風太郎)
「最終日まで時間をくれ」(風太郎)
「ようやく…といったところでしょうか」
「この難問を解くまで、随分と時間がかかりましたね」(五月)
「へえ…昨日私達にあんなこと言っておいて、今日は別の子とデートですか」(三玖)
「上杉さんも隅に置けないね」(四葉)
「(教師と生徒?) そうなんだ! 奇遇ですね」
「私も風太郎に勉強を教えたんです」(竹林)
「(立場が逆?) じゃあ、これではっきりしたね」
「私とあなた達、どちらがより親密なのか」(竹林)
「わ…私の方が上杉さんのこと…」(四葉)
「ありがとうございます」
「もしそれが本当ならば、私達は間接的にあなたのお世話になったと言えます」(五月)
「上杉君と過ごした時間はあなたに負けてしまいそうです」
「しかし、その深さでは負けるつもりはありません」(五月)
「こいつらは俺の数少ない友人だ」
「全員が特別に決まってる」(風太郎)
「フーくん」
「私の気持ちはずっと変わらないから」(二乃)
「この選択が…あるいは、この選択をすることは正しかったのだろうか?」
「そんなことを考えるには、3日間はあまりに短すぎた」(風太郎)
最後の祭りが一花の場合
「俺がそんな世間の風潮に流されるような奴に見えるか?」(風太郎)
「またまた~。君、硬派に見えて案外俗っぽいところあるし」(一花)
「まっ、そこがかわいいとこでもあるんだけどね」
「そういう素直な気持ちを大切にしなよ」(一花)
「キスをしたのは5人の中の誰かなんだ」
「お前かもしれないだろ」(風太郎)
「男の人とキスなんて、今はまだNGかな」
「だから、君が初めて」(一花)
「同級生の女の子となんてなかなか出来ないイベントだから、思い出にしなよ」(一花)
「あっ、聞き忘れてた」
「嬉しかった?」(一花)
「素直な気持ちを大切に…」
「なんて…そうだよね」(一花)
「フータローくんが誰を選ぼうと関係ない」
「この気持ちは、まだしばらく静まりそうにないや」(一花)
最後の祭りが二乃の場合
「どうせ叶わないのなら、望んだことすら後悔しそうだわ」(二乃)
「お前は知ってるか?」
「俺に対する警戒心、めちゃくちゃ強えぞ」
「あれが父親の目なんだろう」(風太郎)
「あんなの、お前達への愛情がなきゃ出来ねえよ」
「だから文句を言ってやるんだ、”お前ら面倒くせえ”ってな」(風太郎)
「フーくん、パパの所へ連れてって」(二乃)
「そうよね、何弱気になってたのかしら」
「押しても引いても手応えがなくても…更に攻めるのが私だわ」(二乃)
「私達5人全員、あの頃よりもずっと大きくなったわ」
「その成長を、そばで見ていてほしいの…お父さん」(二乃)
「この味…」
「君達は逃げずに向き合ってきたんだね」(中野マルオ)
「それにしても量が多いな、僕1人では食べきれそうもない」
「次は家族全員で食べよう」(マルオ)
「不出来だが親として、君が娘達との関係を真剣に考えてくれることを願おう」(マルオ)
「やっぱ恋は攻めてこそよね」(二乃)
最後の祭りが三玖の場合
「変えられるとしたら、三玖、お前だ」
「対立陣営のお前だからこそ、あいつらの気持ちを変えられるかもしれない」(風太郎)
「まあ、あくまで直感だ。信じるも信じないも、お前の自由だ」(風太郎)
「うん、フータローを信じる」(三玖)
「待って、フータロー」
「信じる…私が言わなきゃ」(三玖)
「当日になってこんなこと言ってごめんなさい」
「でも、このまま終わりたくないのは同じ気持ちのはず」(三玖)
「全部終わって卒業したあとも」
「”いい学園祭だったね”ってみんなで喜べるものにしよう」(三玖)
「俺は何もしてないだろ」
「お前がみんなを動かしたんだ」(風太郎)
「強くなったな、三玖」(風太郎)
「…よくして」
「仲・よく・して!」(三玖)
「男の子も女の子もいつまでも意地張って、もう高校生だよ」
「来年、大学生でしょ」(三玖)
「こんな子供みたいなケンカして恥ずかしくないの?」(三玖)
「パンケーキとたこ焼きに上下なんてあるはずない」
「もちろん男女だって」(三玖)
「どっちも美味しい、どっちも頑張ってる」
「なんでそれが認められないの?」(三玖)
「学園祭、準備からずっと楽しくない…居心地悪い」
「ずっと我慢してた、もう限界!」(三玖)
「任せて、私が説得するから」
「私を信じて」(三玖)
「あの女の子、誰?」
「射的やってた子」(三玖)
「好きなの? 異性として」
「(友達?) そっか、ならよし」(三玖)
「これを聞くのもずっと我慢してた」(三玖)
「(遠慮するな?) うん、分かった」
「じゃあ…キスしたい」(三玖)
「あっ、ごめん」
「返事はあとで聞くね」(三玖)
「たとえどんな越えられない壁が現れても、自分を信じる限りどこまでも進んでいける」
「もう迷わない」(三玖)
最後の祭りが四葉の場合
「よく頑張りましたね」
「上杉さんはもやしなんだから休んで下さい」(四葉)
「四葉…ありがとな」
「お前がいてくれてよかった」(風太郎)
「何言ってるんですか」
「こういうのは”持ちつ持たれつですよ”」(四葉)
「こちらこそ、上杉さんに認められただけで全てが報われる気がします」(四葉)
「上杉さんが答えを出すまで、あと2日…」
「今日みたいな日が過ごせるのも、きっとそう…」(四葉)
「でも、もし私を選んでくれたら…」(四葉)
「言わないで下さい!」
「がっかりされたくないんです」(四葉)
「上杉さんはずっと正しく努力してきたのに、私は無駄なことに執着した…」
「意味のない6年間でした」(四葉)
「誰の役にも立てず、迷惑ばかりかけて…」
「私のいる意味ってなんだろう?」(四葉)
「自分は無意味で必要ない人間だと、同じようなことを言ってた人を知っています」
「そしてその人は今、前を向いて歩き始めています」(竹林)
「あなたも過去から、踏み出せますように」(竹林)
「気づいたか?」
「”お前のせいで”じゃない、”お前のために”集まったんだ」(風太郎)
「”持ちつ持たれつ”だろ?」
「たまにはお前が持たれたっていいんだ」(風太郎)
「託してくれ」
「俺もお前の世話になった1人だ」(風太郎)
「まあ、昔のことより大切なのは今だろ」(風太郎)
「もう君との思い出に頼らない」
「自分で自分の価値を探しに行くよ」(四葉)
「だから…これで最後」(四葉)
「うわあ~、私ってば思い切ったなあ…」
「許してくれるよね、最後の思い出作りだもん」(四葉)
「いつまでも昔のこと引きずってる場合じゃない」
「これで、私も前に進める気がする」(四葉)
「うん、これで…私も…」(四葉)
最後の祭りが五月の場合
「(父親としての義務?) 今さらなんですか!」
「あなたのことはお母さんから聞いてました」(五月)
「お腹の中にいる子供が5つ子だと分かった途端、姿を消したと!」
「その時、お母さんはどんな気持ちだったか…」(五月)
「私はあなたを…」(五月)
「もう、私達に関わらないで下さい」
「お父さんならもういます」(五月)
「それでこそフーくんだわ」
「そんなとこが好き」
「こっちのことは任せて」(二乃)
「上杉君…こんなこと意味ないというのに、私は何をしているのでしょう?」(五月)
「お母さんも言っていたんです」
「”五月…あなたは私のようには絶対にならないで下さい”」(五月)
「それなのに諦められない」
「いまだにお母さんを目指してしまっている」(五月)
「そう願う私は、間違っているのでしょうか?」(五月)
「俺はもうこりごりだ」
「教師になんて絶対になるもんじゃない」(風太郎)
「だがそれがどうした!」
「他人のざれ言なんて聞く価値もない」(風太郎)
「お前の夢だろう?」
「どれだけ逆風だろうが、進むも諦めるもお前が決めろ!」(風太郎)
「私は…私はお母さんのような先生になりたい!」
「私は私の意志で母を目指します!」(五月)
「生徒が願うなら、家庭教師の俺に出来ることは1つだけ」
「全力でサポートする…それだけだ」(風太郎)
「上杉君…いいことを思いつきました」
「勉強、教えて下さい」(五月)
「ですが、その前に…やらなければいけないことがあります」(五月)
「(間違えただけ?) ”愛があれば私達を見分けられる”」
「母の言葉です」(五月)
「たとえ本当に、お母さんが自分の人生を否定しても、私はそれを否定します」(五月)
「いいですよね?」
「私はお母さんじゃないのですから」(五月)
「ちゃんと見てきましたから」
「全てをなげうって尽くしてくれた母の姿を」(五月)
「あんなに優しい人の人生が間違っていたはずがありません」(五月)
「最後まであなたから、お母さんへの謝罪の言葉はありませんでしたね」(五月)
「私はあなたを許さない」
「罪滅ぼしの駒にはなりません」(五月)
「あなたがお母さんから解放される日は来ないでしょう」(五月)
「べ~、です」(五月)
「お母さんがいなくなってから、その寂しさを埋めるために」
「お母さんに成り代わろうとしていました」(五月)
「いつの間にか、自分とお母さんの境界線が曖昧になってしまい」
「自分の夢までも自信が持てなくなってしまいました」(五月)
「私…お母さんを忘れなくていいんですね」(五月)
「教えてくれたのはあなたです」
「ありがとうございます」(五月)
「私はお母さんじゃない」
「こんな簡単なことに気がつけたのは、あなたがいたから」(五月)
「私の理想の教師像はお母さんのままですが…」(五月)
「つまり…上杉君、君だって私の理想なんだよ」
「それだけ聞いてほしかったの」(五月)
「私達はいつまで5つ子なんだろう…」(一花)
「学生の本分は学業」
「それ以外は不要だと信じて生きてきた」(風太郎)
「だが、それ以外を捨てる必要なんてなかったんだ」(風太郎)
「勉強も友情も、仕事も娯楽も恋愛も、あいつらは常に全力投球だった」
「凝り固まった俺に、それを教えてくれたのはあいつらだ」(風太郎)
「ただそれだけのことに気づくまでに、ここまで待たせちまった」
「きっと昔のままの俺なら、今この瞬間も1人だったかもな」(風太郎)
以降ネタバレあり
「上杉君。今日の全てが終わる頃」
「私達はおのおのの部屋で、おのおのの思いを抱えたまま、あなたを待っています」(五月)
「あなたが向かうのは、ただ1つの教室」
「この提案が、逆にあなたを困らせてしまうことは分かってます」(五月)
「これが私達の覚悟」
「どうか、それを理解して下さい」(五月)
「終わったよ」(三玖)
「あの時にはもう、心に決めていたんだね」(一花)
「これからですよ、上杉君」(五月)
「よう」
「待たせたな」(風太郎)
「お前に会いに来たんだ、四葉」(風太郎)
「ごめんなさい!」(四葉)
「あの…上杉さんが私をっていうのはとっても光栄なんですが…」
「上杉さんには、もっといい人がいるはずです!」(四葉)
「私なんかで収まってちゃもったいない!」(四葉)
「みんな?」
「今はお前に聞いてるんだ、お前の気持ちを教えてくれ」(風太郎)
「四葉なら向こうに走っていくのを見ました」
「あなたが向かうべき場所は1つのはずです」(五月)
「余計な気遣いは傷つけるだけですよ」(五月)
「ごめんなさい、上杉さん」
「私だけが特別であっちゃいけないんです」(四葉)
「こんな私なんかが…」(四葉)
「だから、これからたくさん勉強して、う~んと賢くなって」
「とびっきりお給料のもらえる会社に入って、お母さんを楽させてあげる」(四葉、子供時代)
「そしたらきっと、私がいることに意味が出来ると思うんだ」(四葉、子供時代)
「だよな! 俺もめっちゃ勉強して、頭よくなって、金稼げるようになったら」
「妹に不自由ない暮らしをさせてやれるかもしんねえ!」(風太郎、子供時代)
「必要ある人間になれるのかもな」(風太郎、子供時代)
「頑張ろう、2人で!」
「私はお母さんのために、風太郎君は妹さんのために、一生懸命勉強しよう!」(四葉、子供時代)
「四葉。あなたの努力は素晴らしく、何も間違っていません」
「ですが、1番にならずとも、あなた達は1人1人特別です」(零奈)
「親としてあなた達に一緒にいてほしいと願います」(零奈)
「たとえどんなことがあったとしても、大切なのはどこにいるかではなく」
「5人でいることです」(零奈)
「お母さん、私たち中学生になったよ」
「でもね、5人一緒なんて無理だよ」(四葉)
「私達は、もう一緒ではいられない」(四葉)
「私は、なんのために勉強してるんだろ…」(四葉)
「5人でいることがなんで大切なの?」
「私、分かんないよ」(四葉)
「四葉。あんたがどう考えてるのか知らないけどね」
「私はあんただけいなくなるなんて絶対に嫌!」(二乃、転校前)
「どこに行くにもみんな一緒だよ」(一花、転校前)
「それが、お母さんの教えですから」(五月、転校前)
「四葉。どんなことも、私達はみんなで五等分だから」
「困難も、5人でなら乗り越えられるよ」(三玖、転校前)
「お母さんが言ってたのは、こういうことだったんだね」
「もう誰が1番だなんて考えるのはやめよう」(四葉、転校前)
「私は、みんなのために生きるんだ」(四葉、転校前)
「今の私は、姉妹みんなのおかげでここにいる」
「あの思い出もこの思いも、消してしまおう」(四葉)
「お前の姉妹達はみんないい奴で、すげえ奴で、大好きな奴等だ」
「あいつらの家庭教師をやれたことを誇りに思う」(風太郎)
「だが…お前がいなければ、俺はとっくにつまずいていた」
「俺は弱い人間だから、この先何度もつまずき続けるだろう」(風太郎)
「こんなダセえ俺の勝手な願いなんだが、その時は四葉」
「隣にお前がいてくれると嬉しいんだ」(風太郎)
「安心すんだよ…お前は俺の支えであり、俺はお前の支えでありたい」
「だから嫌いならそれでいい、お前の気持ちを聞かせてくれ」(風太郎)
「私は…上杉さんが…」
「好きです」(四葉)
「私、上杉さんには嘘をつけません」
「ずっと好きでした」(四葉)
「ですが、すみません」
「まだやらなくちゃいけないことがあります」(四葉)
「私、四葉」(三玖)
「考えたんだ」
「私が選ばれないなら、四葉に成り代わってフータローと付き合う作戦」(三玖)
「(どうかな?) ダメじゃないかな…倫理的に」(四葉)
「冗談だから」
「私が四葉に成り代わるってのは冗談」(三玖)
「私は四葉のマネは出来ても、四葉にはなれない」
「このジュースは、私には甘すぎる」(三玖)
「でも怒ってはいる」
「私だったら、フータローを困らせるようなことはしない」(三玖)
「迷ってない、私の気持ちはずっと前から変わってないよ」
「上杉さんのことをずっと思い続けてる」(四葉)
「私達のことは気にしないで、付き合っていいんだよ」
「…なんて言うと思った?」(三玖)
「なんとなく分かってはいたけど、それでも悔しいものは悔しい」
「どうしても感情が荒だってしまう、それだけ本気だった」(三玖)
「もし四葉もそうだったなら、私達のこの感情も受け止めてほしい」(三玖)
「そっか、そう思ってくれるのなら…せめてもの抵抗」
「絶対に、背中を押してなんてあげない」(三玖)
「ねえ、三玖」
「私、みんなに会いたい!」(四葉)
「四葉は1つ誤解してる」
「これはあえて四葉本人には言わないのだけれど」(三玖)
「あの時、今の学校に来る選択をしたからこそ、フータローに出会えた」
「少なくとも私は、それを不幸だとは思わない」(三玖)
「フータローに出会えたから、私は…」(三玖)
「私は四葉になれなかったけど、四葉だって私にはなれない」
「ようやく、そう思えるほどに私は私を好きになれたんだ」(三玖)
「私なりの覚悟を持って伝えに来たんだ」
「私の願いは、上杉さんと私の付き合いを認めてもらうこと」(四葉)
「ただ! それは今じゃなくていい」(四葉)
「数ヶ月…数年…どれだけ時間がかかるか分からないけど」
「私が上杉さんをどれだけ好きなのか、この想いの強さを見ててほしい!」(四葉)
「きっと負けてないから!」(四葉)
「そうね。たとえ今のあんたに謝られたり説得されたりしても」
「私は納得できないでしょうね」(二乃)
「それを分かった上で、あんたは茨の道を進むつもりなのね?」(二乃)
「私は、上杉さんを好きなのと同じくらい、姉妹のみんなが好きだから」(四葉)
「5つ子の枷から解き放たれて突き進んでいく、あんたの背中が気に入らなくて」
「うらやましかったわ」(二乃)
「あんたはまだ私を、競い合う相手として見てくれてるのかしら?」(二乃)
「もちろんだよ」
「私達は、ずっとお互いを意識しながら生きていくんだ」(四葉)
「時には仲間、時には敵。そんな…」(四葉)
「ライバル…よね」(二乃)
「ここで勝負は終わってない」
「少し後ろであんた達の行く末を見ててあげる」(二乃)
「ほんの少しでも隙なんて見せたら、私が彼を奪ってやるんだから!」(二乃)
「聞いてたわよね、フーくん」
「そういうことだから、ゆめゆめ油断しないようにね」(二乃)
「あなたも厄介な姉妹に手を出してしまいましたね」
「でも、これでやっと言えそうです」(五月)
「あなたは…1人じゃない」
「上杉君、おめでとう」(五月)
「(スポーツ選手?) いえ、小さい頃の夢は忘れてしまいましたけど」
「私はやっぱり誰かのサポートをして支えることが自分に合ってると思います」(四葉)
「諦めから始めたことでしたが、今ではそれも誇れることだと気づいたんです」(四葉)
「上杉さんとなら、なんだって最高に楽しいです!」(四葉)
「(思い入れのある場所?) ああ…家族でたまに行くファミレス、勉強によく使う図書館」
「お前と来たその日から、ここもその1つだ」(風太郎)
「いいんでしょうか?」
「本当はまだ迷っています」(四葉)
「姉妹のみんなを差し置いて、私だけこんな幸せな思いをしていいのかと」
「この選択は正しいのかなって…」(四葉)
「四葉」
「もし俺がそこまで跳べたら、聞いてほしい話がある」(風太郎)
「四葉…こんなデート1つこなすことの出来ない未熟者の俺だが…」
「それでも、お前の横に立って並べる男になれるよう精進する」(風太郎)
「正しい道も、間違った道も、一緒に歩いていこう」(風太郎)
「だから…お前がよければ」
「俺と…俺は…好きです」(風太郎)
「結婚して下さい」(風太郎)
「ええ~っ! びっくりしました!」
「私、てっきり…段階を飛ばしすぎです!」(四葉)
「付き合う前からそんなこと言われたら引きますよ」
「私じゃなかったらの話ですけど!」(四葉)
「小さい頃の夢、思い出しました」
「みんなが憧れてた、ベタなやつ」(四葉)
「お嫁さん…です」(四葉)
「上杉さん、約束ですよ」
「いつかきっと、私の夢を叶えて下さい」(四葉)
「夢とか目標とか、私もあんた達みたいになれるのかしら?」(二乃)
「二乃なら出来るよ。私達なら…」(三玖)
「お母さん…私、やったよ」(五月)
「(1人暮らし?) 離れていたって平気だよ」
「だって、私達はみんな…」(四葉)
「(緊張?) かもな」
「だが、俺は1人じゃねえ」
「きっと、あいつらも…」(風太郎)
「一花の人気にあやかれば、お客さんも絶対増える」
「とっても嬉しいけど、今はまだ遠慮しとく」(三玖)
「最近は常連さんも増えてきたんだ」(三玖)
「こんな設備の整った場所を貸してくれたお父さんのためにも」
「もう少しだけ私達の力でやってみたい」(三玖)
「う~ん、自慢の妹!」
「どこに出しても恥ずかしくないよ!」(一花)
「あんたが売れなくなったら、働かせてあげてもいいわよ」(二乃)
「あっちはかわいくないなあ」(一花)
「1人の女性を一生かけて愛する」
「俺はそんな男になりたい、2人の父のように」(風太郎)
「(上手くいくか?) そんなもの、親が判断できる事柄ではないだろう」
「ただし、一筋縄ではいかないことは確かだ」(マルオ)
「何しろ相手は、僕の娘だからね」(マルオ)
「姉妹のみんながいなかったら、私の人生はまったく別のものになっていたでしょう」(四葉)
「5つ子ということが負い目に感じたこともあったけど」
「その何倍・何百倍も楽しかった記憶が残っています」(四葉)
「私は、みんなと5つ子の姉妹として生まれることが出来て幸せでした」(四葉)
「こんだけ長く付き合ってりゃ嫌でも覚える」
「俺は家庭教師だったが、お前達からも多くのことを教わった」(風太郎)
「お前達5つ子に出会えたこと、数少ない俺の自慢だ」(風太郎)
「(リボン?) ごめんなさい」
「やっぱりもういらないので、捨てておいて下さい」(四葉)
「いいんだよ」
「どんなにそっくりでも、私に気づいてくれる人がいるから」(四葉)
「5つ子って面倒くせえ」(風太郎)
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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