「機動戦士ガンダムSEED(シード)」の名言・台詞まとめ

アニメ「機動戦士ガンダムSEED(シード)」の名言・台詞をまとめていきます。

 

機動戦士ガンダムSEED

1話

「ホントに戦争になるなんてことはないよ、プラントと地球で」
「避難なんて意味ないと思うけど…キラもそのうちプラントに来るんだろ?」(アスラン・ザラ)

 

「中立国…でありますか」
「聞いて呆れますが」(ムウ・ラ・フラガ)

 

「(評議会からの返答?) 遅いな、私の勘がそう告げている」
「ここで見過ごさばその代価、いずれ我等の命で支払わねばならなくなるぞ」(ラウ・ル・クルーゼ)

 

「地球軍の新型機動兵器、あそこから運び出される前に奪取する」(クルーゼ)

 

「なんとも平和なことだ、全く…」
「あのぐらいの年で、もう前線に出る者もいるというのに…」(ナタル・バジルール)

 

「船を出して下さい、港を制圧されます」
「こちらも出る!」(ムウ)

 

「あれだ、クルーゼ隊長の言った通りだな」(イザーク・ジュール)
「つつけば慌てて巣穴から出てくるって?」(ディアッカ・エルスマン)

 

「やっぱり間抜けなもんだ、ナチュラルなんて」(イザーク)

 

「(女の子?) なんだと思ってたんだ! 今まで」(カガリ・ユラ・アスハ)

 

「いいから行け!」
「私には確かめねばならぬことがある!」(カガリ)

 

「やっぱり…地球軍の新型機動兵器…」
「お父様の裏切り者!」(カガリ)

 

「(アスラン?) 奴なら大丈夫さ」
「ともかくこの3機、先に持ち帰る」(イザーク)

 

「クルーゼ隊長にお渡しするまで壊すなよ」(イザーク)

 

2話

「この機体だけでも…私にだって動かすくらい…」(マリュー・ラミアス)

 

「アスラン?」
「いや、そんなまさか…」(キラ・ヤマト)

 

「キラ…いや、違う」
「あいつがあんな所にいるはずが…」(アスラン)

 

「下がってなさい!」
「死にたいの!?」(ラミアス)

 

「こいつらはフェイズシフトの装甲を持つんだ」
「展開されたら、ジンのサーベルなど通用しない」(アスラン)

 

「ここにはまだ人が居るんです!」
「こんなものに乗ってるんだったら、なんとかして下さいよ!」(キラ)

 

「無茶苦茶だ!」
「こんなOSで、これだけの機体を動かそうなんて」(キラ)

 

「武器…あとはアーマーシュナイダー…」
「これだけか!」(キラ)

 

「こんな所で…やめろーーっ!」(キラ)

 

「この戦力差では、どうにもならんか!」(ムウ)

 

「どうやらいささかうるさいハエが1匹、飛んでいるようだぞ」(クルーゼ)

 

「私がお前を感じるように、お前も私を感じるのか?」
「不幸な宿縁だな…ムウ・ラ・フラガ」(クルーゼ)

 

「すみませんでした…」
「なんか僕、無茶苦茶やっちゃって」(キラ)

 

「助けてもらったことは感謝します」
「でもあれは軍の重要機密よ、民間人が無闇に触れていいものではないわ」(ラミアス)

 

「黙りなさい!」
「何も知らない子供が!」(ラミアス)

 

「中立だと…関係ないと言ってさえいれば、今でもまだ無関係でいられる…」
「まさか本当にそう思っているわけじゃないでしょう?」(ラミアス)

 

「ここに地球軍の重要機密があり、あなた達はそれを見た」
「それが今のあなた達の現実です」(ラミアス)

 

「乱暴でもなんでも、戦争をしているんです」
「プラントと地球、コーディネイターとナチュラル」(ラミアス)

 

「あなた方の外の世界はね」(ラミアス)

 

「お前はいつでも邪魔だな、ムウ・ラ・フラガ」
「もっともお前にも私がご同様かな」(クルーゼ)

 

「さすがはアークエンジェルだな」
「これしきのことで沈みはしないか」(バジルール)

 

「この辺で消えてくれると嬉しいんだがね、ムウ!」(クルーゼ)

 

「そんな事を言っている間に、やるにはどうしたらいいかを考えろ」(バジルール)

 

「今のうちに沈んでもらう!」(クルーゼ)

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3話

「これほどまでの火力、モビルスーツに持たすとはな…」(クルーゼ)

 

「へえ、こいつは驚いたな」
「地球軍第7機動艦隊所属、ムウ・ラ・フラガ大尉」
「よろしく」(ムウ)

 

「ミゲルがこれを持って帰ってくれて助かったよ」(クルーゼ)

 

「でなければ、いくら言い訳したところで」
「地球軍のモビルスーツ相手に機体を損ねた私は、大笑いされていたかもしれん」(クルーゼ)

 

「オリジナルのOSについては、君等も既に知っての通りだ」
「なのになぜ、この機体だけがこんなに動けるかは分からん」(クルーゼ)

 

「だが我々がこんなものをこのまま残し」
「放っておくわけにはいかんということはハッキリしている」(クルーゼ)

 

「捕獲できぬとなれば今ここで破壊する、戦艦もな」
「侮らずにかかれよ」(クルーゼ)

 

「いや、悪かったなあ」
「とんだ騒ぎにしちまって、俺はただ聞きたかっただけなんだよね」(ムウ)

 

「ここに来るまでの道中」
「これのパイロットになるはずだった連中のシミュレーションを結構見てきたが」
「奴等のろくさ動かすにも四苦八苦してたぜ」(ムウ)

 

「やれやれだな」(ムウ)

 

「どちらって…俺は被弾して降りたんだし、外に居るのはクルーゼ隊だぜ」
「あいつはしつこいぞ」(ムウ)

 

「こんな所でのんびりしてる暇はないと思うがね」(ムウ)

 

「”D装備”だって、要塞攻略戦でもやるつもりなのかな?」
「クルーゼ隊長は」(イザーク)

 

「(ヘリオポリス?) 自業自得です、中立とか言っといてさ」(イザーク)

 

「ストライクの力も必要になると思うのですけど」
「(実戦で)使わなきゃ、脱出は無理でしょ?」(ラミアス)

 

「おい! 無茶言うなよ!」
「あんなもん(ストライク)が俺に扱えるわけないだろ!」(ムウ)

 

「あの坊主が書き換えたっていうOSのデータ見てないのか?」
「あんなもんが、普通の人間に扱えるのかよ」(ムウ)

 

「行かせてやれ」
「かえって面白いかもしれん、地球軍のモビルスーツ同士の戦いというのも」(クルーゼ)

 

「やっぱこっちが出てくまで待つ気はないかあ、あの野郎!」(ムウ)

 

「楽だぜ」
「こっちは発砲できない、向こうは撃ち放題だ」(ムウ)

 

「お断りします!」
「僕達をもうこれ以上、戦争になんか巻き込まないで下さい!」(キラ)

 

「あなたの言ったことは正しいのかもしれない」
「僕達の外の世界は戦争をしているんだって」(キラ)

 

「でも僕等はそれが嫌で…戦いが嫌で中立のここを選んだんだ!」
「それを…」(キラ)

 

「卑怯だ! あなた達は!」(キラ)

 

「そしてこの艦にはモビルスーツはあれしかなくて」
「今扱えるのは僕だけだって言うんでしょ!」(キラ)

 

「(操縦してるのは)キラ…君なのか?」(アスラン)

 

「アスラン…まさか…」(キラ)

 

「なぜ…なぜ君が?」(キラ)
「お前こそ…どうしてそんなものに乗っている?」(アスラン)

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4話

「(コロニーが)こうまで簡単に…もろいとは…」(ムウ)

 

「(保証がない?) なら素直に投降するか?」
「それも、1つの手ではあるぜ」(ムウ)

 

「状況が厳しいのは分かっています」
「でも、投降するつもりはありません」(ラミアス)

 

「この艦とストライクは、絶対にザフトには渡せません」
「我々はなんとしても、これを無事に大西洋連邦司令部へ持ち帰らねばならないんです」(ラミアス)

 

「地球軍の新型兵器を製造していたコロニーの、どこが中立だ?」(クルーゼ)

 

「住民のほとんどは脱出している、さして問題はないさ」
「”血のバレンタイン”の悲劇に比べれば」(クルーゼ)

 

「アルテミスまでのサイレントランニング…およそ2時間ってとこか」
「あとは運だな」(ムウ)

 

「そいつはおとりだな」
「いや、奴等はアルテミスに向かうよ」
「今ので私はいっそう確信した」(クルーゼ)

 

「(軍人じゃない?) いずれまた戦闘が始まった時」
「今度は乗らずにそう言いながら死んでくか?」(ムウ)

 

「今、この艦を守れるのは、俺とお前だけなんだぜ」(ムウ)

 

「君は、出来るだけの力を持っているだろ」
「なら、出来る事をやれよ」(ムウ)

 

「そう時間はないぞ」
「悩んでる時間もな」(ムウ)

 

「キラはコーディネイターだ、でもザフトじゃない」(サイ・アーガイル)
「うん。私達の仲間、大事な友達よ」(ミリアリア・ハウ)

 

「モビルスーツを動かせたって…戦争が出来るわけじゃない!」(キラ)

 

「申し訳ありません」
「思いもかけぬことに動揺し、報告が出来ませんでした」(アスラン)

 

「あの最後の機体、あれに乗っているのはキラ・ヤマト」
「月の幼年学校で友人だったコーディネイターです」(アスラン)

 

「まさかあのような場で再会するとは思わず、どうしても確かめたくて…」(アスラン)

 

「(敵が友人?) そっかあ、戦争とは皮肉なものだ」(クルーゼ)

 

「分かった」
「そういうことなら次の出撃、君は外そう」(クルーゼ)

 

「そんな相手に銃は向けられまい」
「私も君にそんなことはさせたくない」(クルーゼ)

 

「だから私は、説得したいんです!」
「あいつだってコーディネイターなんだ!」
「こちらの言うことが分からないはずありません!」(アスラン)

 

「君の気持ちは分かる。だが、聞き入れない時は?」(クルーゼ)
「その時は…私が討ちます」(アスラン)

 

「あいつ(キラ)が戦ってくれないと、かなり困ったことになるんだろうな」(サイ)

 

「ねえトール。私達だけこんな所で、いつもキラに頼って守ってもらって…」(ミリアリア)
「”出来るだけの力を持っているなら、出来ることをやれ”…かあ…」(トール・ケーニヒ)

 

「戦いたいわけじゃないけど、僕はこの船は守りたい」
「みんな乗っているんですから」(キラ)

 

「意味もなく戦いたがる奴なんざ、そうはいない」
「戦わなきゃ守れねえから、戦うんだ」(ムウ)

 

「ムウ・ラ・フラガ、出る!」
「戻って来るまで沈むなよ!」(ムウ)

 

「以後、私がモビルスーツ及びモビルアーマーの戦闘管制となります」
「よろしくね!」(ミリアリア)

 

「先の言葉信じるぞ! アスラン・ザラ」(クルーゼ)

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5話

「やめろ! 剣を引け!」
「キラ…僕達は敵じゃない、そうだろう?」(アスラン)

 

「なぜ僕達が戦わなくちゃならない?」
「同じコーディネイターのお前が、なぜ僕達と戦わなくちゃならないんだ!?」(アスラン)

 

「僕は地球軍じゃない!」
「けどあの船には仲間が…友達が乗ってるんだ!」(キラ)

 

「君こそ、なんでザフトになんか!」
「なんで戦争したりするんだ!?」(キラ)

 

「ちょこまかと! 逃げの一手かよ!」(イザーク)

 

「友軍の艦砲に当たるような間抜けは居ないさ」
「向こうは撃ってくるぞ」(クルーゼ)

 

「(撤退命令?) うるさい! 腰抜け!」(イザーク)

 

「このまま来るんだ!」
「でないと僕は…お前を撃たなきゃならなくなるんだぞ!」(アスラン)

 

「無茶は承知よ! やるしかないの!」(ラミアス)

 

「おおっと! 俺がやられちゃ話になんねえ!」(ムウ)

 

「4機でかかったんだぞ!」
「それで仕留められなかった…こんな屈辱があるか!」(イザーク)

 

「お前も俺も死ななかった、船も無事だ」
「上出来だったぜ」(ムウ)

 

6話

「アルテミスは、そんなに安全ですかね?」(ムウ)

 

「俺が気になるのは、連中がこのアルテミスだけは」
「絶対に安全だと思い込んじまってるってことだよ」(ムウ)

 

「僕の機体…あのブリッツなら、上手くやれるかもしれません」(ニコル・アマルフィ)

 

「あれにはフェイズシフトのほかにもう1つ、ちょっと面白い機能があるんです」(ニコル)

 

「はあ…テストもなしの一発勝負か」
「大丈夫かな」(ニコル)

 

「(姑息?) ニコルにはちょうどいいさ」
「臆病者にはね」(ディアッカ)

 

「僕はあなたに殴られる筋合いはないですよ!」(キラ)

 

「もう僕達を放っておいてくれぇーーっ!」(キラ)

7話

「(オーブが抗議?) 問題は…我々にとって何が重要なのかということだ」(クルーゼ)

 

「しばしの休暇といっても、そうくつろいでいる時間はないぞ」
「おそらくな…」(クルーゼ)

 

「我々ももっと本気にならねばならんのだ」
「早く戦いを終わらせるためにはな」(パトリック・ザラ)

 

「だって…水の使用制限だって、昨日シャワー浴びられなかったんだも~ん」(フレイ・アルスター)

 

「待てよ、デブリ帯か…」
「不可能を可能にする男かな…俺は」(ムウ)

 

「あまり嬉しくないのは同じだ」
「だがほかに方法がないのだ、我々が生き延びるためにはな」(バジルール)

 

「喪われたもの達を漁り回ろうというんじゃないわ」
「ただ、ほんの少し…今私達に必要なものを分けてもらおうというだけ」(ラミアス)

 

「生きるために」(ラミアス)

 

「我等は忘れない、あの”血のバレンタイン”…ユニウスセブンの悲劇を」(パトリック)

 

「我々は我々を守るために戦う」
「戦わねば守れないならば、戦うしかないのです!」(パトリック)

 

「誰だって出来ればあそこに踏み込みたくはないさ」
「けどしょうがねえだろう」(ムウ)

 

「俺達は生きてるんだ!」
「ってことは、生きなきゃなんねぇってことなんだよ」(ムウ)

 

「(救命ポット?) つくづく君は、落とし物を拾うのが好きなようだな」(バジルール)

 

8話

「あら? あらあら?」
「まあ…これはザフトの船ではありませんのね?」(ラクス・クライン)

 

「祈りましょうね、ハロ」
「どの人の魂も、安らぐことの出来るようにと」(ラクス)

 

「私はや~よ、コーディネイターの子の所に行くなんて」
「怖くって…」(フレイ)

 

「しっかしまあ…補給の問題が解決したと思ったら、今度はピンクの髪のお姫様かあ…」
「悩みのタネがつきませんなあ、艦長殿!」(ムウ)

 

「キラ・ヤマトや彼等を、やむを得ぬとはいえ戦争に参加させておいて」
「あの少女だけは巻き込みたくない…とでもおっしゃるのですか?」(バジルール)

 

「彼女はクラインの娘です」
「ということはその時点で既に、ただの民間人ではないということですよ」(バジルール)

 

「(ザフトじゃない?) な…なんだって一緒よ!」
「コーディネイターなんだから」(フレイ)

 

「(ザフトと)同じではありませんわ」
「確かにわたくしはコーディネイターですが、軍の人間ではありませんもの」(ラクス)

 

「あなたも軍の方ではないのでしょう?」
「でしたら、わたくしとあなたは同じですわね」(ラクス)

 

「ちょっとやだ、やめてよ!」(フレイ)

 

「冗談じゃないわ」
「なんで私があんたなんかと握手しなきゃなんないのよ」(フレイ)

 

「コーディネイターのくせに、馴れ馴れしくしないで!」(フレイ)

 

「(ブルーコスモス?) 違うわよ!」
「でも、あの人達の言ってることって間違ってはいないじゃない」(フレイ)

 

「病気でもないのに遺伝子を操作した人間なんて」
「やっぱり自然の摂理から逆らった、間違った存在よ」(フレイ)

 

「つまりませんわ…ず~っと(部屋で)1人で」
「わたくしも向こうで皆さんとお話ししながらいただきたいのに…」(ラクス)

 

「でもあなたが優しいのは、あなただからでしょう?」(ラクス)

 

「ラクス・クラインの捜索も無論続けるさ」
「だがたった1人の少女のためにあれを見逃す…というわけにもいくまい」(クルーゼ)

 

「私も後世、歴史家に笑われたくないしな」(クルーゼ)

9話

「パパも先遣隊と一緒に来るっていうんだもの、ちゃんとしとかなきゃ」
「大西洋連邦事務次官の娘があんまりボロボロじゃあ、パパにも悪いでしょ?」(フレイ)

 

「久しぶりに会うんだし、せめてこの(パック)くらいはね!」(フレイ)

 

「はぁ…髪はどうしようもないなあ」
「まっ、しょうがないか、非常時だもんね」(フレイ)

 

「(軍に志願?) 冗談じゃないですよ…」(キラ)

 

「我々は軍人だ、アスラン」
「いくらラクス嬢捜索の任務があるとはいえな」(クルーゼ)

 

「今から反転しても、逃げ切れるという保証もないわ」
「総員第一戦闘配備! アークエンジェルは、先遣隊援護に向かいます!」(ラミアス)

 

「戦闘配備ってどういうこと?」
「先遣隊は?」(フレイ)

 

「大丈夫だよね? パパの船…やられたりしないわよね? ねっ!?」(フレイ)
「大丈夫だよ、フレイ。僕達も行くから」(キラ)

 

「本命のご登場だ」
「雑魚にあまり時間をかけるなよ!」(クルーゼ)

 

「(やられた?) これじゃ立つ瀬ないでしょう、俺は!」(ムウ)

 

「この子(ラクス)を殺すわ!」
「パパの船を撃ったら、この子を殺すって!」
「あいつらに言って!」(フレイ)

 

「そう言って!」(フレイ)

 

「ザフト軍に告ぐ!」
「こちらは地球連合軍所属艦、アークエンジェル」(バジルール)

 

「当艦は現在、プラント最高評議会議長シーゲル・クラインの令嬢」
「ラクス・クラインを保護している」(バジルール)

 

「偶発的に救命ポットを発見し、人道的立場から保護したものであるが」
「以降当艦へ攻撃が加えられた場合」(バジルール)

 

「それは貴官のラクス・クライン嬢に対する責任放棄と判断し」
「当方は自由意思でこの件を処理するつもりであることをお伝えする」(バジルール)

 

「(人質?) 格好の悪いことだな」
「援護に来て不利になったらこれか」(クルーゼ)

 

「ストライクとアークエンジェルを、ここで沈めるわけにはいきません!」(バジルール)

 

10話

「救助した民間人を人質に取る…」
「そんな卑怯者と共に戦うことが、お前の正義か!? キラ!」(アスラン)

 

「そういう情けねえことしか出来ねえのは、俺達が弱いからだろ?」(ムウ)

 

「俺にもお前にも、艦長や副長を非難する権利はねえよ」(ムウ)

 

「嘘つき!」
「大丈夫って言ったじゃない?」(フレイ)

 

「僕達も行くから大丈夫だって!」
「なんでパパの船を守ってくれなかったの!?」(フレイ)

 

「なんであいつらをやっつけてくれなかったのよ!」(フレイ)

 

「あんた…自分もコーディネイターだからって、本気で戦ってないんでしょう!」(フレイ)

 

「やれやれ…小娘1人の命に大騒ぎか…」(クルーゼ)

 

「戦いは終わりましたのね」
「なのに…悲しそうなお顔をしてらっしゃるわ」(ラクス)

 

「僕は…僕は本当は戦いたくなんてないんです」
「僕だってコーディネイターなんだし…」(キラ)

 

「アスランは…とても仲のよかった友達なんだ…」
「アスラン・ザラ、彼があのモビルスーツ…イージスのパイロットだなんて…」(キラ)

 

「そうでしたの…彼(アスラン)もあなたもいい人ですもの」
「それは悲しいことですわね…」(ラクス)

 

「アスラン・ザラは、わたくしがいずれ結婚する方ですわ」
「優しいんですけれども、とても無口な人」(ラクス)

 

「でも、このハロをくださいましたの」(ラクス)

 

「わたくしがとても気に入りましたと申し上げましたら、その次もまたハロを」(ラクス)

 

「お2人が戦わないで済むようになれば…いいですわね」(ラクス)

 

「黙って行かせてくれ、サイ達を巻き込みたくない」
「僕は嫌なんだ、こんなの!」(キラ)

 

「まっ…女の子を人質に取るなんて、本来悪役のやることだしな」
「手伝うよ」(サイ)

 

「キラ…お前は帰って来るよな?」
「お前はちゃんと帰って来るよな!? 俺達の所に!」(サイ)
「必ずね…約束する」(キラ)

 

「チャンスであることも確かさ」
「向こうのパイロットもまだ幼いようだな」(クルーゼ)

 

「キラ! お前も一緒に来い!」
「お前が地球軍にいる理由がどこにある?」(アスラン)

 

「僕だって…君となんて戦いたくない…」
「でも、あの船には守りたい人達が…友達がいるんだ!」(キラ)

 

「ならば仕方ない…次に戦う時は…俺がお前を討つ!」(アスラン)
「僕もだ」(キラ)

 

「やめて下さい」
「追悼慰霊団代表のわたくしの居る場所を、戦場にするおつもりですか?」(ラクス)

 

「そんなことは許しません!」
「すぐに戦闘行動を中止して下さい!」(ラクス)

 

「困ったお嬢様だ!」(クルーゼ)

 

「このままには、しないわ…」(フレイ)

11話

「(なぜ?) 人質にするために助けたわけじゃありませんから」(キラ)

 

「私達、マードック軍曹にすごく怒られたの」
「”お前達は危険って言葉すら知っちゃいねえのかあ!”って」(ミリアリア)

 

「(10分しかない?) 10分あるってことだろ?」(ディアッカ)
「臆病者は黙っているんだな」(イザーク)

 

「10分しかないのか、10分はあるのか?」
「それは考え方ってことさ」(イザーク)

 

「俺は10分もあるのにそのまま合流するあいつを見送るなんて、ごめんだけどね」(イザーク)

 

「奇襲の成否は、その実働時間で決まるもんじゃない」(ディアッカ)

 

「キラ様はとても優しい方ですのね」
「そして…とても強い方」(ラクス)

 

「あいつはバカですよ」(アスラン)

 

「つらそうなお顔ばかりですのね、この頃のあなたは」(ラクス)
「ニコニコ笑って戦争は出来ませんよ」(アスラン)

 

「キラ…あの時はごめんなさいね」(フレイ)

 

「あの時は私…パニックになっちゃって、すごいひどいこと言っちゃった」
「ホントにごめんなさい。」(フレイ)

 

「あなたは一生懸命戦って、私達を守ってくれたのに」
「私…」(フレイ)

 

「私にもちゃんと分かってるの、あなたは頑張ってくれてるって」
「なのに…」(フレイ)

 

「戦争って嫌よね…早く終わればいいのに」(フレイ)

 

「また戦争だけど、大丈夫」
「このお兄ちゃんが戦って、守ってくれるからね」(フレイ)

 

「悪い奴はみ~んなやっつけてくれるから」(フレイ)

 

「(ミラージュコロイドは)もともとそちらのものでしたっけね」
「弱点もよくご存知だ!」(ニコル)

 

「モビルアーマーごときが…邪魔なんだよ!」
「墜ちろ!」(ディアッカ)

 

「アークエンジェルは…沈めさせやしない!」(キラ)

 

「痛い…痛い…痛い!」(イザーク)

 

「そうよ…みんなやっつけてもらわなくっちゃ」
「でないと…戦争は終わらないもの」(フレイ)

 

12話

「戦果も重要なことでしょうが…」
「犠牲になる者のこともどうか、お忘れなきように」(ラクス)

 

「何と戦わねばならないのか?」
「戦争は難しいですわねえ」(ラクス)

 

「ストライク…討たねば次に討たれるのは君かもしれんぞ」(クルーゼ)

 

「艦長!」
「ストライクのこと、どうされるおつもりですか?」(バジルール)

 

「あの性能だからこそ、彼が乗ったからこそ…我々はここまで来れたのだということは」
「この艦の誰もが分かっていることです」(バジルール)

 

「彼も降ろすのですか?」(バジルール)

 

「あなたの言いたいことは分かるわ、ナタル」
「でも、キラ君は軍の人間ではないわ」(ラミアス)

 

「ですが、彼の力は貴重です」
「それをみすみす…」(バジルール)

 

「力があろうと、私達には志願を強制することは出来ないでしょ?」(ラミアス)

 

「私自身余裕がなくて、あなたとゆっくり話す機会も作れなかったから」
「その…一度ちゃんとお礼を言いたかったの」(ラミアス)

 

「あなたには本当に大変な思いをさせて、ホントここまでありがとう」
「いろいろ無理言って、頑張ってもらって、感謝してるわ」(ラミアス)

 

「口には出さないかもしれないけど、みんなあなたには感謝してるのよ」(ラミアス)

 

「こんな状況だから地球に降りても大変かと思うけど…頑張って」(ラミアス)

 

「知将ハルバートン…そろそろ退場してもらおうか」(クルーゼ)

 

「キラ・ヤマトは、友人達を守りたい」
「ただその一心でストライクに乗ってくれたのです」(ラミアス)

 

「我々は彼の力なくば、ここまで来ることは出来なかったでしょう」(ラミアス)

 

「ですが成り行きとはいえ、自分の同胞達と戦わねばならなくなったことに」
「非常に苦しんでいました」(ラミアス)

 

「誠実で優しい子です」
「彼には信頼で応えるべきと私は考えます」(ラミアス)

 

「(両親を保護?) ふざけたことを言うな!」
「そんな兵がなんの役に立つ!」(デュエイン・ハルバートン)

 

「過去のことなどもういい」
「問題はこれからだ」(ハルバートン)

 

「あれの開発を軌道に乗せねばならん!」
「ザフトは次々と新しい機体を投入してくるのだぞ」(ハルバートン)

 

「なのに、利権絡みで役にも立たんことばかりに予算を注ぎ込むバカな連中は」
「戦場でどれほどの兵が死んでいるかを数字でしか知らん!」(ハルバートン)

 

「アーマー乗りの生き残りとしては、お断りできませんな」(ムウ)

 

「私…軍に志願したいんですけど!」(フレイ)

 

「ここまでアークエンジェルとストライクを守ってもらって、感謝している」
「よい時代が来るまで、死ぬなよ!」(ハルバートン)

 

「確かに魅力だ、君の力は…軍にはな」
「だが君がいれば勝てるというものでもない…戦争はな」(ハルバートン)

 

「うぬぼれるな!」(ハルバートン)

 

「ふざけた気持ちで言ってるんじゃありません」
「父が討たれてから、私…いろいろと考えました」(フレイ)

 

「父が討たれた時はショックで…もうこんなのは嫌だ、こんな所に居たくないと…」
「そんな思いばかりでした」(フレイ)

 

「でも、艦隊と合流してやっと地球に降りられると思った時」
「何かとてもおかしい気がしたんです」(フレイ)

 

「これでもう安心でしょうか?」
「これでもう平和でしょうか?」(フレイ)

 

「そんなこと全然ない!」
「世界は依然として戦争のままなんです」(フレイ)

 

「私…自分が中立の国に居て、全然気づいていなかっただけなんです」
「父は戦争を終わらせようと必死で働いていたのに…」(フレイ)

 

「本当の平和が…本当の安心が…戦うことによってしか守れないのなら…」
「私も父の遺志を継いで戦いたいと…」(フレイ)

 

「私の力など、なんの役にも立たないのかもしれませんが…」(フレイ)

 

「フレイの言ったことは、俺も感じてたことだ」
「それに…彼女だけ置いていくなんて出来ないしさ」(サイ)

 

「アークエンジェル…人手不足だしな」
「このあと落とされちゃったら、なんか…やっぱやだしよ」(トール)

 

「トールが残るんなら、私も…」(ミリアリア)

 

「みんな残るってのに、俺だけじゃな…」(カズイ・バスカーク)

 

「(出撃はよせ?) うるさい! さっさと誘導しろ!」(イザーク)

 

「ストライクめ…アサルトシュラウドが貴様に屈辱を晴らす!」(イザーク)

13話

「あなた…行っちゃったと思ったから…」
「私…みんな残って戦ってるのに…最初に言った私だけ…」(フレイ)

 

「だから私! 私が(ストライクを)…」(フレイ)

 

「モビルスーツなんて無理だよ」
「君みたいな女の子が!」(キラ)

 

「ストライクには僕が乗る、フレイの分も戦うから」(キラ)

 

「あ、だから…フレイの思いの分もさ」
「もう逃げない」(キラ)

 

「決めたんだ、しょうがないよ」
「この戦争を終わらせなきゃ、僕達だってさ」(キラ)

 

「なら…私の思いはあなたを守るわ」(フレイ)

 

「戦艦とモビルアーマーでは、もはや我等に勝てぬと知っている」
「よい将だよ」(クルーゼ)

 

「あれを造らせたのも、彼だということだしな」
「ならばせめて、この戦闘でその自説、証明して差し上げよう」(クルーゼ)

 

「アスランとニコルは甘いな」
「人を残せば、そいつはまた新たな武器を手に…来るぞ!」(クルーゼ)

 

「おい! なんで俺は発進待機なんだよ!」
「第8艦隊だって、あれ4機相手じゃやばいぞ!」(ムウ)

 

「ってまあ…あと俺1機出たとこで、大してかわんねえだろうがさあ!」(ムウ)

 

「(無茶?) 部下は、上官にならうものですから」(ラミアス)

 

「グレイツ! 数だけは多いぜ!」(ディアッカ)

 

「出てこい、ストライク」
「でないと…でないと傷がうずくだろうがあ!」(イザーク)

 

「あんな若い頃から、戦場とか戦争なんかに行かされちまうと…」
「あとの人生きついぜ」(ムウ)

 

「スペック上は大丈夫でも、(大気圏突入を)やった人間はいないんだ!」
「中がどうなるかは知らないぞ!」(バジルール)

 

「高度とタイムは常に注意しろ!」(バジルール)

 

「ここで本艦が落ちたら、第8艦隊の犠牲の全てが無駄になります!」(バジルール)

 

「こんな状況で出るなんて…俺だって初めてだぜ!」(ムウ)

 

「ようやくお出ましか、ストライク」
「この傷の礼だ!」
「受け取れえ!」(イザーク)

 

「逃げ出した腰抜け兵があ!」(イザーク)

 

14話

「あんたももう寝な」
「艦長がそんなにクタクタのボロボロじゃあ、どうにもならないぜ」(ムウ)

 

「キラには早くよくなってもらわなくちゃ…」(フレイ)

 

「サイ…あなたとのことはパパの決めたことだけど…そのパパも、もういないわ」(フレイ)

 

「まだお話だけだったんだし…私達の状況も変わったんだから…」
「何もそれに縛られることはないと思うの」(フレイ)

 

「ダメよ…私は賭けに勝ったもの」
「キラは…戦って戦って戦って死ぬの…でなきゃ許さない…」(フレイ)

 

「キラ…私がいるわ」
「大丈夫…私がいるから」(フレイ)

 

「大丈夫」
「私の思いが…あなたを守るから」(フレイ)

 

15話

「いや、今回は(コーヒーの)モカマタリを5%減らしてみたんだがね」
「こりゃいいなあ」(アンドリュー・バルトフェルド)

 

「ん~、コーヒーが美味いと気分がいい」
「さぁ、戦争をしに行くぞ!」(バルトフェルド)

 

「少尉…いつまでも無重力気分では困るな」(バジルール)

 

「もう…誰も死なせない…」
「死なせるもんか!」(キラ)

 

「守ってね…あいつらみんなやっつけて」(フレイ)

 

「言いようは気に入らないけど、出てもらうほかないわね」
「艦の方では小回りが利かないわ」(ラミアス)

 

「あ~ららぁ!」
「パイロットに優しくない指揮官だなあ」
「それとも、信頼しているのか?」(バルトフェルド)

 

「確かにいいモビルスーツだ、パイロットの腕もそう悪くはない」(バルトフェルド)

 

「が、所詮人型」
「この砂漠でバクゥには勝てん」(バルトフェルド)

 

「(砂漠で)接地圧が逃げるんなら、合わせりゃいいんだろ!」
「逃げる圧力を想定し、摩擦係数は砂の粒状性をマイナス20に設定!」(キラ)

 

「この短時間に運動プログラムを砂地に対応させた」
「あれが本当にナチュラルか?」(バルトフェルド)

 

「(間に合わない?) やらなきゃならんだろうが!」
「それまで当たるなよ!」(ムウ)

 

「ふっふふ…大丈夫」
「あの子が守るわ…私を守るから」(フレイ)

 

「(レセップス) アンドリュー・バルトフェルドの母艦だわ」
「敵は…砂漠の虎ということね」(ラミアス)

 

16話

「(レジスタンス) 銃口は向けられてないわね」
「ともかく話してみましょう、その気はあるようだから」(ラミアス)

 

「上手く転べば、いろいろと助かるわ」(ラミアス)

 

「お前…お前がなぜあんなものに乗っている!?」(カガリ)

 

「機会があれば…だと?」
「討ってやるさ、次こそ必ず! この俺がな!」(イザーク)

 

「(地球軍?) いろいろあったんだよ」
「いろいろとね…」(キラ)

 

「俺達から見りゃザフトも地球軍もおんなじだ」
「どっちも支配し、奪いにやって来るだけだ」(サイーブ・アシュマン)

 

「あんまりきついことはしたくなかったんだけどねえ」
「まっ…しょうがないか」(バルトフェルド)

 

「ではこれより、レジスタンス拠点に対する攻撃を行う」(バルトフェルド)

 

「夕べはおいたが過ぎた」
「悪い子にはきっちりお仕置きをせんとな」(バルトフェルド)

 

「やらなきゃどうしようもないじゃないか」
「僕が頑張って強くなけりゃ、この船は!」(キラ)

 

「(寝静まる時間?) そのまま永久に眠りについてもらおう…」
「なんてことは言わないよ、僕は」(バルトフェルド)

 

「関係なくないわよ!」
「私…夕べはキラの部屋にいたんだから!」(フレイ)

 

「やめてよね」
「本気でケンカしたら、サイが僕に敵うはずないだろ?」(キラ)

 

「フレイは…優しかったんだ…」
「ずっと付いててくれて…抱きしめてくれて…」(キラ)

 

「僕を守るって…」
「僕がどんな思いで戦ってきたか、誰も気にもしないくせに!」(キラ)

 

17話

「双方の人的被害は?」
「(あるわけない?) 双方だぞ?」(バルトフェルド)

 

「(生きてはいけん?) だが手立てはあるだろう」
「生きてればさ」(ムウ)

 

「(追撃?) 運命の分かれ道だな」
「自走砲とバクゥじゃケンカにもならん」(バルトフェルド)

 

「死んだ方がマシという台詞は結構よく聞くが、本当にそうなのかねえ?」(バルトフェルド)

 

「(レジスタンスの追撃?) やはり死んだ方がマシなのかねえ…」(バルトフェルド)

 

「バクゥを私と替われ!」
「撃ち合ってみないと分からないこともあるんでねえ」(バルトフェルド)

 

「通常弾頭でも、76発でフェイズシフトはその効力を失う!」
「その時同時にライフルのパワーも尽きる!」(バルトフェルド)

 

「さあ、これをどうするかね?」
「奇妙なパイロット君!」(バルトフェルド)

 

「とんでもない奴だなあ…久々に面白い」(バルトフェルド)

 

「死にたいんですか?」
「こんな所で…なんの意味もないじゃないですか」(キラ)

 

「貴様! 見ろ!」
「みんな必死で戦った…戦ってるんだ!」(カガリ)

 

「大事な人や大事なものを守るために必死でな!」(カガリ)

 

「気持ちだけで、一体何が守れるっていうんだ!」(キラ)

 

18話

「(虎の本拠地が平和?) 平和そうに見えたって、そんなものは見せかけだ」
「あれが、この街の本当の支配者だ」(カガリ)

 

「逆らう者は容赦なく殺される」
「ここはザフトの…砂漠の虎のものなんだ」(カガリ)

 

「おかしくなってそうなったのか…そうなったからおかしくなったのかは知らんが」
「ともかくうまくないな、坊主のあの状態は…」(ムウ)

 

「それにしても迂闊だったわ」
「パイロットとしてあまりにも優秀なものだからつい」
「正規の訓練も何も受けてない子供だということを私は…」(ラミアス)

 

「君だけの責任じゃないさ、俺も同じだ」
「いつでも信じられないほどの働きをしてきたからなあ」(ムウ)

 

「必死だったんだろうに…」(ムウ)

 

「また、いつ攻撃があるか分からない」
「そしたら、自分が頑張って艦を守らなきゃならない」(ムウ)

 

「そう思い詰めて…追い込んでっちまったんだろうなあ、自分を」(ムウ)

 

「なんかおちつかないなあって思って…キラいないと」(ミリアリア)

 

「”エヴィデンス01”」
「まっ…楽しくも厄介な存在だよねえ、これも」(バルトフェルド)

 

「こんなもの見つけちゃったから、希望っていうか…可能性が出てきちゃったわけだし」
「人はまだもっと先まで行けるってさ」(バルトフェルド)

 

「この戦争の一番の根っこだ」(バルトフェルド)

 

「どうなったらこの戦争は終わると思う?」
「モビルスーツのパイロットとしては」(バルトフェルド)

 

「戦争には制限時間も得点もない、スポーツの試合のようなねえ」(バルトフェルド)

 

「ならどうやって勝ち負けを決める?」
「どこで終わりにすればいい?」(バルトフェルド)

 

「敵である者を全て滅ぼして…かね?」(バルトフェルド)

 

「君がなぜ同胞と敵対する道を選んだのかは知らんが」
「あのモビルスーツのパイロットである以上、私と君は敵同士だということだな」(バルトフェルド)

 

「やっぱり…どちらかが滅びなくてはならんのかねえ」(バルトフェルド)

 

「また戦場でな」(バルトフェルド)

 

19話

「(ゆっくり?) さあ…それは…」
「休暇の日程はあくまで予定ですので」(アスラン)

 

「この頃はまた、軍に入る方が増えてきているようですわね」
「わたくしのお友達も何人も志願していかれて…」(ラクス)

 

「戦争がどんどん大きくなっていくような気がします」(ラクス)

 

「戦争は、勝って終わらねば意味がない」(パトリック)

 

「命は生まれいづるものだ!」
作り出すものではない!」(シーゲル・クライン)

 

「我等はもう、今持つ力を捨て」
「進化の道をナチュラルへ逆戻りすることなど出来んのですよ」(パトリック)

 

「我等は進化したのではないぞ」(シーゲル)

 

「せいぜい思い上がれよ…パトリック・ザラ」(クルーゼ)

 

「支配者の手は気まぐれだ」
「何百年、俺達の一族がそれに泣いてきたと思う?」(サイーブ)

 

「支配はされない…そしてしない」
「俺達が望むのはそれだけだ」(サイーブ)

 

「威張れるようなことじゃないわよお、銃撃ったことあるなんて」(ミリアリア)

 

「サイ…バカよね」
「あなたに敵うはずなんかないのに…バカなんだから」(フレイ)

 

20話

「(エリート部隊?) 大体クルーゼ隊ってのが気に入らん」
「僕はあいつが嫌いでね」(バルトフェルド)

 

「戦士が消せる傷を消さないのは、それに誓ったものがあるからだと思うがねえ」(バルトフェルド)

 

「そう言われて顔を背けるのは屈辱の印…とでもいうところかな?」(バルトフェルド)

 

「俺達はこれから戦いに行くんだぜ」
「食っとかなきゃ、力出ないでしょ」(ムウ)

 

「けど…敵のことなんか知らない方がいいんだ」
「早く忘れちまえ」(ムウ)

 

「これから命のやり取りをしようって相手のことなんか」
「知ってたってやりにくいだけだろ」(ムウ)

 

「な~に、乱戦になればチャンスはいくらでもあるさ」(ディアッカ)

 

「クッソー!」
「この状況でこんなことをしていられるか!」(イザーク)

 

「君も脱出しろ、アイシャ」(バルトフェルド)
「そんなことするぐらいなら、死んだ方がマシね」(アイシャ)

 

「君もバカだな」
「では…付き合ってくれ!」(バルトフェルド)

 

「戦うしかなかろう、互いに敵である限り…」
「どちらかが滅びるまでな!」(バルトフェルド)

 

「僕…僕は…殺したくなんかないのにぃーーっ!」(キラ)

 

21話

「自分より上の階級の者を”坊主”と呼ぶのはどうかな?」
「規律の乱れるもとだ、注意しろ!」(バジルール)

 

「(次の敵が来る?) その時はまた戦う」(サイーブ)

 

「戦い続けるさ! 俺達は」
「俺達を虐げようとする奴等とな」(サイーブ)

 

「ああっ! ご…誤解するな!」
「泣いてる子は放っといちゃいけないって!」(カガリ)

 

「ただ、そういうことなんだからな、これは…」(カガリ)

 

「私は別に、コーディネイターだからどうこうって気持ちはないさ」(カガリ)

 

「ただ戦争で攻撃されるから、戦わなくちゃならないだけで」(カガリ)

 

「コーディネイターだって同じなのに…みんなと…」(キラ)

 

23話

「報告にでも記録にでも好きに書きなさい!」
「放っておけないわ…あの子」(ラミアス)

 

「い…いい加減にしろよ、お前ら!」(カガリ)

 

「お前、本当に地球軍の兵士か?」
「認識票もないようだし」(アスラン)

 

「俺は戦場でああいう悲鳴は聞いたことがないぞ」(アスラン)

 

「武器のないお前が暴れたところで、大したことはない」(アスラン)

 

「銃を奪おうとするなら、殺すしかなくなる」
「だからよせよ、そんなことは」(アスラン)

 

「俺の母は、ユニウスセブンに居た」
「ただの農業プラントだった」(アスラン)

 

「なんの罪もない人が一瞬のうちに死んだんだぞ、子供まで…」
「それで黙っていられるか!」(アスラン)

 

「私の友達だってたくさん死んだよ、お前達の攻撃でな!」(カガリ)

 

「敵放っといて寝るなよな」(カガリ)

 

「ごめん!」
「お前を撃つ気はない!」(カガリ)

 

「でも…あれはまた地球を攻撃するんだろ?」(カガリ)

 

「造ったオーブが悪いってことは分かってる!」
「でもあれは…あのモビルスーツは、地球の人達をたくさん殺すんだろ!」(カガリ)

 

「なら撃てよ!」
「その引き金を引いているのは俺だ」(アスラン)

 

「俺はザフトのパイロットだ」
「機体に手をかけさせるわけにはいかない」(アスラン)

 

「どうしてもやるというのなら、俺はお前を殺す!」(アスラン)

 

「このままじゃ私、借りの作りっぱなしじゃないか!」
「少しは返させろ!」(カガリ)

 

「カガリだ! お前は?」(カガリ)
「アスラン!」(アスラン)

 

24話

「許可なく領海に近づく武装艦に対する我が国の措置に」
「例外はありますまい」(ウズミ・ナラ・アスハ)

 

「これ以上(領海に)寄ったら、撃たれるわよ」(ラミアス)

 

「オーブは友軍ではないのよ!」
「平時ならまだしも、この状況では…」(ラミアス)

 

「(速やかに転進せよ?) 何寝言を言っている!」(イザーク)

 

「アークエンジェルは今からオーブの領海に入る!」
「だが攻撃はするな!」(カガリ)

 

「(なんだお前は?) お前こそなんだ!」
「お前では判断できんと言うなら行政府へつなげ!」(カガリ)

 

「父を…ウズミ・ナラ・アスハを呼べ!」
「私は…私は、カガリ・ユラ・アスハだ!」(カガリ)

 

「”ご心配なく”ってね!」
「領海になんか入れないさ!」(ディアッカ)

 

「その前に決める!」(ディアッカ)

 

「どうあれ、相手は仮にも一国家なんだ」
「確証もないまま、俺達の独断で不用意なことはできない」(アスラン)

 

「我等が中立を保つのは、ナチュラル、コーディネイター」
「どちらも敵としたくないからだ」(ウズミ)

 

「が…力なくば、その意志を押し通すことも出来ず」
「だからといって力を持てば、それもまた狙われる」(ウズミ)

 

「私は反対です、この国は危険だ!」(バジルール)

 

「やめて下さい、少佐…セクハラです」(ラミアス)

 

25話

「これが中立国オーブという国の、本当の姿だ」(カガリ)

 

「これ(アストレイ)はオーブの守りだ」(カガリ)

 

「オーブは他国を侵略しない、他国の侵略を許さない、そして他国の争いに介入しない」
「その意志を貫くための力さ」(カガリ)

 

26話

「キラ・ヤマト…名を聞いてもしやと思ったが」
「まさか、この子が…」(ウズミ)

 

「(機体が悲鳴?) それでも…守れなかったものがたくさんある」(キラ)

 

「でも…戦っても終わらないよ」
「戦争は…きっと」(キラ)

 

「運命のいたずらか…子供らが出会ってしまったのです」
「致し方ありますまい」(ウズミ)

 

「つらいのはあんたの方でしょ?」
「かわいそうなのはあんたの方でしょ!」(フレイ)

 

「かわいそうなキラ、独りぼっちのキラ」
「戦ってつらくて、守れなくてつらくて、すぐ泣いて…だから…だから!」(フレイ)

 

「なのに…なのに、なんで私が」
「あんたに同情されなきゃなんないのよ!」(フレイ)

 

「フレイ…もう、やめて…もうやめようよ」
「僕達…間違ったんだ」(キラ)

 

「今(両親に)会うと、言っちゃいそうで嫌なんですよ」
「なんで僕を…コーディネイターにしたのって」(キラ)

 

「(トリィ)昔…友達に!」
「大事な友達にもらった、大事なものなんだ…」(キラ)

 

27話

「だがお前はフェンスの向こう側だ」(アスラン)

 

「戦わなきゃいけないと僕もって思ったんです」
「ユニウスセブンのニュースを見て」(ニコル)

 

「彼等を助けたいのです。そして早く終わらせたい、こんな戦争は」(カガリ)
「お前が戦えば終わるのか?」(ウズミ)

 

「そんな安っぽい、独りよがりな正義感で何が出来るか!」(ウズミ)

 

「銃を取るばかりが戦いではない」
「戦争の根を学べ、カガリ」(ウズミ)

 

「撃ち合っていては何も終わらん」(ウズミ)

 

「(両親に)今は…ごめんって伝えてくれる」
「今は、僕…」(キラ)

 

「キラ!」
「お前…死ぬなよ」(カガリ)

 

「やめろ、アスラン!」
「これ以上、戦いたくない」(キラ)

 

「何を今更! 討てばいいだろ!」
「お前もそう言ったはずだ!」(アスラン)

 

「お前も俺を討つと…言ったはずだ!」(アスラン)

 

28話

「やめて下さい!」
「人を殺してきて…そんな、よくやっただなんて…」(キラ)

 

「俺達は軍人だ!」
「人殺しじゃない…戦争をしているんだ!」(ムウ)

 

「討たなければ討たれる」
「俺も、お前も…みんな!」(ムウ)

 

「なら迷うな!」
「命取りになるぞ!」(ムウ)

 

「なぜあいつ(ニコル)が死ななきゃならない!」
「こんな所で! えっ!」(イザーク)

 

「言いたきゃ言えばいいだろ! 俺のせいだと」
「俺を助けようとしたせいで死んだと!」(アスラン)

 

「ここでお前らがやり合ったってしょうがないだろ!」
「俺達が討たなきゃならないのはストライクだ!」(ディアッカ)

 

「ミゲルもあいつにやられた!」
「俺も傷をもらった!」
「次は必ず、あいつを討つ!」(イザーク)

 

「討たれるのは俺の…俺のはずだった!」
「ニコル…」(アスラン)

 

「俺が…今まであいつを討たなかった俺の甘さが…お前を殺した!」(アスラン)

 

「キラを討つ…今度こそ必ず!」(アスラン)

 

「さすがに慣れたわよねえ」
「でもトールは調子に乗りすぎ!」(ミリアリア)

 

「すごく心配だったんだから、トールが出るって聞いた時は」(ミリアリア)

 

「僕は…君の敵?」
「そうだね…アスラン」(キラ)

 

「ニコルの仇もお前の傷の礼も、俺がまとめて取ってやるぜ!」(ディアッカ)

 

「許せないんだよお!」
「お前らぁーーっ!」(イザーク)

 

「キラ!」
「お前がニコルを…ニコルを殺したあ!」(アスラン)

 

「俺が…お前を討つ!」(アスラン)

 

29話

「艦の被害の状況は?」
「ここで呆けていても、どうにもなりません!」(バジルール)

 

「受け止めろ」
「割り切れなければ、次に死ぬのは自分だぞ!」(バジルール)

 

「艦長! クルー全員に、死ねとおっしゃるつもりですか!?」(バジルール)

 

「そんなはずない…そんなはずないわ」
「トール…」(ミリアリア)

 

「あの2人がそう簡単にやられるか!」
「だてに赤を着ているわけじゃないんだぞ!」(イザーク)

 

「聞きたいことがある」
「ストライクをやったのは…お前だな?」(カガリ)

 

「あいつは…俺が殺した」
「殺した…俺が」(アスラン)

 

「イージスで組み付いて、自爆した」
「脱出できたとは思えない」(アスラン)

 

「それしかもう、手がなかった」
「あいつを倒すには…」(アスラン)

 

「でも…なんで俺は生きてるんだ?」
「あの時脱出しちゃったからか…」(アスラン)

 

「お前が、俺を討つからか?」(アスラン)

 

「キラは…危なっかしくて、わけ分かんなくて、すぐ泣いて…」
「でも優しい、いい奴だったんだぞ!」(カガリ)

 

「知ってる」
「やっぱり変わってないんだな」
「昔からそうだ、あいつは…」(アスラン)

 

「殺されたから殺して、殺したから殺されて」
「それでホントに最後は平和になるのかよ!?」(カガリ)

 

「今の状況で、少佐を1機で出すようなことも出来ません!」
「それであなたまで戻って来なかったら私は…」(ラミアス)

 

「よすがを見つめて悲しんでいては、次は自分がやられる」
「戦場とは、そういう所だ」(バジルール)

 

「ハウメアの守り石だ」
「お前危なっかしい、守ってもらえ」(カガリ)

 

「もう誰にも死んでほしくない」(カガリ)

 

「貴様ぁ! どのツラ下げて戻ってきやがった!」(イザーク)
「ストライクは討ったさ」(アスラン)

 

30話

「確かに犠牲も大きかったが、それもやむを得ん」
「それほどに強敵だったということだ、君の友人は」(クルーゼ)

 

「僕は…アスランと戦って…」
「死んだはず、なのに…」(キラ)

 

「どうしようもなかった」
「僕は、彼の仲間を…殺して…」
「アスランは…僕の友達を殺した」
「だから…」(キラ)

 

「あなたはアスランを殺そうとしたのですね」
「そしてアスランもあなたを…」(ラクス)

 

「でもそれは仕方のないことではありませんか?」
「戦争であれば」(ラクス)

 

「お2人共、敵と戦われたのでしょう」
「違いますか?」(ラクス)

 

「誰かに冒険譚を聞かせたくとも戦後まで待てよ」
「情報というのはどこから漏れるか分かったものではないのでね」(クルーゼ)

 

「トールが居なくて、キラが居なくて…みんな悲しいんだ」
「俺も悲しい」(サイ)

 

「だから俺…今君を慰めてやることなんか出来ないよ」(サイ)

 

「トールが…トールが居ないのに!」
「なんで、こんな奴…こんな奴がここに居るのよ!」(ミリアリア)

 

「コーディネイターなんて…みんな死んじゃえばいいのよ!」(フレイ)

 

31話

「何よ! あんた(ミリアリア)だって同じじゃない!」
「あんただって、私と同じじゃない!」(フレイ)

 

「違う…」
「違う、私…違う!」(ミリアリア)

 

「艦長!」
「私は何も、個人的感情であなたを非難しているつもりはありません」(バジルール)

 

「私が申し上げたいのは、我々にとって規律は重要なものであり」
「野戦任官だろうが、緊急事態だろうが、それは変わらないということだけです」(バジルール)

 

「軍には厳しく統制され、上官の命令を速やかに実行できる兵と」
「それに広い視野で情勢を見据え、的確な判断をくだすことの出来る指揮官が必要です」(バジルール)

 

「でなければ、隊や艦は勝つことも生き残ることも出来ません」(バジルール)

 

「分かっていても、出来なきゃ一緒よね」
「自分が器じゃないことは、よく分かってるつもりよ」(ラミアス)

 

「色々あったけど、あなたにはホント感謝してる」
「あなたなら、きっといい艦長になるわね」(ラミアス)

 

「だから甘いというのだ、あなたは」(バジルール)

 

「キラの夢は、いつも悲しそうですわね」(ラクス)

 

「あなたは戦ったのですわ」
「それで守れたものも、たくさんあるのでしょう?」(ラクス)

 

「大丈夫です」
「ここはまだ…平和です」(ラクス)

 

「ずっとこのまま、こうしていられたらよいですわね」(ラクス)

 

32話

「俺もすぐそっちへ行ってやる」
「貴様など、特務隊とはな」(イザーク)

 

「(イザーク) いろいろとすまなかった」
「今までありがとう」(アスラン)

 

「今度は俺が部下にしてやる」
「それまで死ぬんじゃないぞ」(イザーク)

 

「今までありがとう、バジルール中尉」
「また会えるといいわね、戦場でないどこかで」(ラミアス)
「終戦となれば可能でしょう」(バジルール)

 

「ここに居て…いいのかな?」(キラ)
「わたくしは”もちろん”とお答えしますけど」(ラクス)

 

「自分の向かうべき場所、せねばならぬことは、やがておのずと知れましょう」
「あなた方は”SEEDを持つ者”、故に…」(マルキオ導師)

 

「頭を潰した方が、戦いは早く終るのでね」(クルーゼ)

 

「さて…この舞台の主役、どれほどの大物か見せてもらうぞ」(クルーゼ)

 

「僕は…行くよ」
「地球へ、戻らなきゃ…」(キラ)

 

「なぜ? あなたお1人戻ったところで、戦いは終わりませんわ」(ラクス)
「でも…ここでただ見ていることも、もう出来ない」(キラ)

 

「何も出来ないっていって、何もしなかったら…」
「もっと何も出来ない」(キラ)

 

「何も変わらない、何も終わらないから」(キラ)

 

「僕達は、何と戦わなきゃならないのか、少し分かった気がするから」(キラ)

 

「あちらに連絡を」
「ラクス・クラインは平和の歌を歌います…と」(ラクス)

 

「久しぶりだな、ムウ・ラ・フラガ」
「せっかく会えたのに残念だが、今は貴様に付き合っている時間がなくてね」(クルーゼ)

 

「ここに居るということは、貴様も地球軍では既に用済みか」
「落ちたものだな、”エンデュミオンの鷹”も」(クルーゼ)

 

「これはZGMF-X10A フリーダムです」
「でも、ガンダムの方が強そうでいいですわねえ」(ラクス)

 

「今のあなたには必要な力と思いましたの」(ラクス)

 

「思いだけでも…力だけでもダメなのです」
「だから…」(ラクス)

 

「キラの願いに…行きたいと望む場所に、これは不要ですか?」(ラクス)

 

「わたくしも歌いますから…平和の歌を」(ラクス)

 

「気をつけてね」(キラ)
「ええ、キラも…わたくしの力も共に…」(ラクス)

 

「Nジャマーキャンセラー?」
「すごい…ストライクの4倍以上のパワーがある」(キラ)

 

「思いだけでも…力だけでも…」(キラ)

 

「やめろ! 僕を行かせてくれ!」(キラ)

 

33話

「面白くもない的だな」
「こんなもんしかないのか?」(イザーク)

 

「生贄はユーラシアの部隊とあれ(アークエンジェル)か」
「いろいろと面白い構図だな、地球軍も」(クルーゼ)

 

「強固な守り手が立ち塞がるほど、その奥の宝への期待は高まる」
「頑張ってもらいたいものだな、足つきには」(クルーゼ)

 

「ヒーローは柄じゃねえってのに」(ムウ)

 

「整備班! どっかのバカが1機、突っ込んでこようとしているわ!」
「退避!」(ラミアス)

 

「どいててくれよ、皆さん!」(ムウ)

 

「それより、すぐに撤退だ!」
「こいつはとんだ作戦だぜ!」(ムウ)

 

「いいか、よく聞けよ!」
「本部の地下にサイクロプスが仕掛けられている!」(ムウ)

 

「作動したら基地から半径10kmは、溶鉱炉になるってサイズの代物が!」(ムウ)

 

「俺はこの目で見てきたんだ」
「司令本部はもう、もぬけの殻さ」(ムウ)

 

「残って戦ってるのは、ユーラシアの部隊と、アークエンジェルのように」
「あっちの都合で切り捨てられた奴等ばかりさ!」(ムウ)

 

「こ…こういうのが作戦なの?」(ミリアリア)

 

「戦争だから…私たち軍人だから…そう言われたら…」
「そうやって死ななきゃいけないの?」(ミリアリア)

 

「ザフト軍を誘い込むのが、この戦闘の目的だというのなら」
「本艦は既に、その任を果たしたものと判断致します」(ラミアス)

 

「なおこれは、アークエンジェル艦長マリュー・ラミアスの独断であり」
「乗員には一切この判断に責任はありません!」(ラミアス)

 

「心配しなさんな」
「忘れた? 俺は不可能を可能にする男だってことを」(ムウ)

 

「もうゲートはくれてやったんだ」
「こっちは見逃してくれたっていいだろうが!」(ムウ)

 

「ナメるな! バスターとは違うんだよ!」(イザーク)

 

「ザフト、連合、両軍に伝えます」
「アラスカ基地は、間もなくサイクロプスを作動させ…自爆します」(キラ)

 

「両軍とも直ちに戦闘を停止し、撤退して下さい」(キラ)

 

「やめろと言ったろ!」
「死にたいのか!?」(キラ)

 

「してやられましたな、ナチュラル共に…」
「ふっ」(クルーゼ)

 

34話

「勝つために必要となったのだ、あのエネルギーが」
「お前の任務は重大だぞ、心してかかれ!」(パトリック)

 

「間に合って、よかったです」(キラ)

 

「僕はザフトではありません」
「そしてもう、地球軍でもないです」(キラ)

 

「(フリーダムの)データを取りたいとおっしゃるのなら、お断りして、僕はここを離れます」
「奪おうとされるのなら、敵対しても守ります」(キラ)

 

「あれを託された、僕の責任です」(キラ)

 

「なんだか…なんのために戦っているのか、分からなくなってくるわ」(ラミアス)

 

「こんなことを終わらせるには、何と戦わなくちゃいけないとマリューさんは思いますか?」
「僕達…僕は、それと戦わなくちゃいけないんだと思います」(キラ)

 

「スパイの手引きなどしてはおりません」
「キラにお渡ししただけですわ、新しい剣を」(ラクス)

 

「今のキラに必要で、キラが持つのがふさわしいものだと」(ラクス)

 

「アスランが信じて戦うものはなんですか?」(ラクス)

 

「いただいた勲章ですか?」
「お父様の命令ですか?」(ラクス)

 

「そうであるならば、キラは再びあなたの敵となるかもしれません」
「そしてわたくしも」(ラクス)

 

35話

「地球軍本部壊滅の報から、再び世界は大きく動こうとしている」
「ひと休みされたら、その辺りのこともお話ししよう」(ウズミ)

 

「見て聞き、それからゆっくりと考えられるがよかろう」
「貴殿らの着ているその軍服の意味もな」(ウズミ)

 

「ただコーディネイターだから、ナチュラルだからとお互いを見る」
「そんな思想こそが一層のあつれきを生むと考えるからだ」(ウズミ)

 

「カガリがナチュラルなのも、キラ君がコーディネイターなのも」
「当の自分にはどうすることも出来ぬ、ただの事実でしかなかろう」(ウズミ)

 

「なのにコーディネイター全てを」
「ただ悪として…敵として攻撃させようとするような大西洋連邦のやり方に」
「私は同調することは出来ん」(ウズミ)

 

「一体、誰と誰が、なんのために戦っているのだ」(ウズミ)

 

「(理想論?) が…だからと諦めては」
「やがて我等は本当にお互いを滅ぼし合うしかなくなるぞ」(ウズミ)

 

「そうなってから悔やんだとて、既に遅い」(ウズミ)

 

「それとも! それが世界というのならば、黙って従うか?」(ウズミ)

 

「見極められよ、真に望む未来をな」(ウズミ)

 

「君は既に死んだ身だよ、フレイ・アルスター」
「あの時私に撃たれていても、あのまま見逃していても、君は死んでいた」(クルーゼ)

 

「ここで私を撃っても、その直後に君は死ぬ」
「兵に撃たれてね」(クルーゼ)

 

「気に入らぬといってもあとはその銃口を」
「自分に向けて引き金を引くくらいしか出来ることはないな」(クルーゼ)

 

「戦場では命など安いものだ、一瞬で失われる」
「だが皆、母国のため、大義のため戦うのだ」(クルーゼ)

 

「しかし君には似合わんな、そんなことは…」
「軍服は着ていても君は兵士ではない」(クルーゼ)

 

「ほお、地球軍のモビルスーツ部隊」
「かえってありがたいですな」(クルーゼ)

 

「虎の子のモビルスーツ、共にグングニールの餌食にして差し上げよう」(クルーゼ)

 

「動けない敵を撃って何が面白い…」(イザーク)

 

「さて…新たな舞台の幕開けとなるかな」(クルーゼ)

 

「出来ることと、望むことをするだけです」
「このままじゃ嫌だし、僕自身それで済むと思ってないから」(キラ)

 

36話

「そのアスハさんとやらが噂通りの頑固者なら」
「ちょっとすごいことになるかもしれませんね」(ムルタ・アズラエル)

 

「どういう茶番だ、それは!」
「パナマを落とされ、もはや体裁を取り繕う余裕すらなくしたか」
「大西洋連邦め!」(ウズミ)

 

「どうあっても世界を二分したいか!」
「大西洋連邦は…敵か味方かと!」(ウズミ)

 

「そしてオーブは、その理念と法を捨て」
「命じられるままに与えられた敵と戦う国となるのか」(ウズミ)

 

「連合と組めばプラントは敵、プラントと組めば連合は敵」
「たとえ連合にくだり今日の争いを避けられたとしても、明日はパナマの二の舞ぞ!」(ウズミ)

 

「我々もまた、道を選ばねばなりません」
「現在アークエンジェルは脱走艦であり、我々自身の立場も定かでない状況にあります」(ラミアス)

 

「オーブのこの事態に際し、我々はどうするべきなのか」
「命ずる者もなく、また私もあなた方に対し、その権限を持ち得ません」(ラミアス)

 

「オーブを守るべく、これと戦うべきなのか、そうではないのか」
「我々は皆、自身で判断せねばなりません」(ラミアス)

 

「でも正しいと思うよ、僕は」
「オーブの取った道、一番大変だとも思うけど」(キラ)

 

「こんなことになっちゃって、ごめんね」(ミリアリア)

 

「私はアークエンジェルのCIC担当よ!」
「それに…オーブは私の国なんだから」(ミリアリア)

 

「私は…モビルアーマー乗りは嫌いです」(ラミアス)
「俺今、モビルスーツのパイロット」(ムウ)

 

「広げるは容易く、消すは難しいものです」
「戦火は…」(マルキオ導師)

 

「ほかはいくらやってもいいんだろ?」(シャニ・アンドラス)

 

「おーおー、かっこいいねえ」
「どうせ俺は新米だけどねえ」(ムウ)

 

「撃滅!」(クロト・ブエル)

 

「てめえ! 抹殺!」(クロト)

 

37話

「軍からはこの戦闘に対して、なんの命令も受けていない」
「この介入は…俺個人の意思だ!」(アスラン)

 

「なんだか知らねえが、てめえも瞬殺!」(クロト)

 

「でやあ! 必殺!」(クロト)

 

「俺は…その機体、フリーダムの奪還、あるいは破壊という命令を本国から受けている」
「だが今…俺はお前と、その友軍に敵対する意思はない」(アスラン)

 

「彼(アスラン)は敵じゃない」(キラ)

 

「このままじゃあ本当にプラントと地球は、お互いに滅ぼし合うしかなくなるよ」
「だから、僕も戦うんだ」(キラ)

 

「たとえ守るためでも、もう銃を撃ってしまった僕だから」(キラ)

 

「だから何!?」
「あんた聞いてなかったの? キラの言ったこと」(ミリアリア)

 

「あの人を殺すと、トールが帰って来るの?」
「違うでしょ…」(ミリアリア)

 

「(会談の要請?) あ~、もうダメダメです、そんなの」
「この戦力で攻めて制圧できなかった国なんて、消えてもらった方がのちのためでしょ」(アズラエル)

 

「(これから?) 分からない」
「だが…もう答えは出ているのかもしれない」(アスラン)

 

「苦しいな…」(アスラン)
「みんなな」(カガリ)

 

38話

「おのれ! これが回答か、地球軍」
「敵とみなせば、既にその言葉すら聞かぬか!」(ウズミ)

 

「でも…勝ち目がないから戦うのをやめて言いなりになるって」
「そんなこと出来ないでしょ?」(キラ)

 

「大切なのは…なんのために戦うかで」
「だから僕も行くんだ」(キラ)

 

「ホントは戦いたくなんてないけど、戦わなきゃ守れないものもあるから」(キラ)

 

「はぁ…やっぱマズいんだろうなあ」
「俺達ザフトが介入しちゃあよお」(ディアッカ)

 

「だか、俺はあいつ…あいつらを死なせたくない!」(アスラン)
「珍しく…ってか、初めて意見が合うじゃんか」(ディアッカ)

 

「見つけたぜ、昨日の強い奴」(オルガ・サブナック)

 

「俺達にだって分かってるさ」
「戦ってでも、守らなきゃいけないものがあることぐらい!」(アスラン)

 

「銃を撃ち合うばかりが戦争ではないのだよ」(クルーゼ)

 

「私は鍵を探していた」
「そして拾ったのだ、おそらくな」(クルーゼ)

 

「あいつら…これだけ強化してやっても、成果が出せないとは」
「やれやれ…まだまだですねえ」(アズラエル)

 

「あなた方にも、もうお分かりであろう」
「オーブが失われるのも、もはや時間の問題だ」(ウズミ)

 

「人々は避難した、支援の手もある」
「あとの責めは我等が負う」(ウズミ)

 

「このまま進めば、世界はやがて認めぬ者同士が際限なく争うばかりのものとなろう」
「そんなものでよいか? 君達の未来は」(ウズミ)

 

「別の未来を知る者なら、今ここにある小さな灯を抱いて」
「そこへ向かえ」(ウズミ)

 

「小さくとも強い灯は消えぬと、私達も信じております」(ラミアス)

 

「国、軍の命令に従って敵を討つ」
「それでいいんだと思っていた、仕方ないと」(アスラン)

 

「それで、こんな戦争が1日でも早く終るならと」
「でも俺達は本当は、何とどう戦わなくちゃいけなかったんだ?」(アスラン)

 

「一緒に行こう、アスラン」
「みんなで一緒に探せばいいよ、それもさ」(キラ)

 

「我等には我等の役目、お前にはお前の役目があるのだ」
「思いを継ぐ者なくば、全て終わりぞ!」(ウズミ)

 

「そんな顔をするな、オーブの獅子の娘が」(ウズミ)

 

「父とは別れるが、お前は1人ではない」
「兄妹もおる」(ウズミ)

 

「そなたの父で幸せであったよ」(ウズミ)

 

「種は飛んだ…これでよい」
「オーブも世界も…奴等のいいようにはさせん!」(ウズミ)

 

39話

「軍人が自軍を抜けるってのは、君が思ってるよりずっと大変なことなんだよ」
「ましてやそのトップに居るのが、自分の父親じゃ」(ムウ)

 

「自軍の大義を信じてなきゃ、戦争なんて出来ないんだ」(ムウ)

 

「それがひっくり返るんだぞ!」
「そう簡単にいくか」(ムウ)

 

「悪いんだけどな、一緒に戦うんなら当てにしたい」
「いいのか?」(ムウ)

 

「オーブで…いえプラントでも地球でも、見て聞いて思ったことはたくさんあります」(アスラン)

 

「それが間違ってるのか正しいのか…何が分かったのか分かっていないのか」
「それすら今の俺にはよく分かりません」(アスラン)

 

「ただ自分が願っている世界はあなた方と同じだと…今はそう感じています」(アスラン)

 

「しかし、私には信じられません」
「彼女(ラクス)が反逆者などと」(イザーク)

 

「さまざまな人間の思惑が絡み合うのが戦争だ」
「何と戦わねばならぬのか…見誤るなよ」(クルーゼ)

 

「大体我々は弱い生き物なんだからさ、強い牙を持つ奴はちゃんと閉じ込めておくか」
「つないでおくかしないと危ないからさ」(アズラエル)

 

「怖がることはない」
「私のそばにいれば安全だよ」(クルーゼ)

 

「私がちゃんと君を守る」
「だから安心したまえ、フレイ」(クルーゼ)

 

40話

「分かりました、時なのでしょうね」
「わたくし達も行かねばならない」(ラクス)

 

「アスラン…」
「君はまだ死ねない」(キラ)

 

「君も僕も、まだ死ねないんだ」(キラ)

 

「父上はこの戦争のこと、本当はどうお考えなのですか?」
「俺達は一体いつまで、戦い続けなければならないんですか?」(アスラン)

 

「俺は…どうしても一度ちゃんと父上にそれをお聞きしたくて…戻りました」(アスラン)

 

「終わるさ!」
「ナチュラル共が全て滅びれば戦争は終わる!」(パトリック)

 

「見損なったぞ、アスラン」(パトリック)
「俺もです…」(アスラン)

 

「(荒っぽくなる?) 仕方がありませんわね」
「わたくし達は行かねばならないのですから」(ラクス)

 

「願う未来の違いから、わたくし達はザラ議長と敵対する者となってしまいましたが」
「わたくしはあなた方との戦闘を望みません」(ラクス)

 

「どうか船を行かせて下さい」(ラクス)

 

「そして皆さんももう一度、わたくし達が本当に戦わなければならぬのはなんなのか?」
「考えてみて下さい」(ラクス)

 

「(討つ理由?) 戦争の中だ」
「誰にでもそんなもんあるし、誰にだってない」(バルトフェルド)

 

「俺はバカだから…」(アスラン)

 

「やっぱコーディネイターでも、バカはバカだ」
「しょうがないよ、それは」(カガリ)

 

「父が…死にました…」(ラクス)

 

41話

「物事はそうそう頭の中で引いた図面通りにはいかぬものさ」
「ましてや人が胸の内に秘めた思惑など、容易に分かるものではない」(クルーゼ)

 

「(アスランを討てるか?) 無論です! 裏切り者など!」(イザーク)

 

「その(戦争を終わらせる)ための最後の鍵は手にしたが」
「ここにあったのではまだ扉は開かんな」(クルーゼ)

 

「早く開けてやりたいものだがね」(クルーゼ)

 

「でもそう(ひどい時代に)してしまうのも、また止めるのもわたくし達、人なのです」
「いつの時代も」(ラクス)

 

「わたくし達と同じ思いの人もたくさん居るのです」
「創りたいと思いますわね、そうでない時代を」(ラクス)

 

「お前、頭ハツカネズミになってないか?」
「1人でグルグル考えてたって同じってことさ」(カガリ)

 

「俺は…父を止められもしなかった」(アスラン)

 

「今更ながらに思い知る」
「俺は何も出来ない…何も分かってなかったと…」(アスラン)

 

「3人共パイロットではなく装備なのか…」
「消耗パーツ扱いとはな…」(バジルール)

 

「僕の情報は確かですよ、それが根拠だ」(アズラエル)

 

「あなたは確かにこの船を指揮する艦長さんなのかもしれない」(アズラエル)

 

「けどね、その上にはもっとこの戦争全体を見ながら」
「考えたり指揮したりする人間が居るんですよ」(アズラエル)

 

「こちらは、地球連合軍宇宙戦闘艦ドミニオン。アークエンジェル、聞こえるか?」
「本艦は反乱艦である貴艦に対し、即時の無条件降伏を要求する」(バジルール)

 

「この命令に従わない場合は、貴艦を撃破する」(バジルール)

 

「お久しぶりです、ラミアス艦長」
「このような形でお会いすることになって…残念です」(バジルール)

 

「ナタル…ありがとう。でもそれは出来ないわ!」
「アラスカのことだけではないの」(ラミアス)

 

「私達は、地球軍そのものに対して疑念があるのよ」
「よって、降伏・復隊はありません!」(ラミアス)

 

「言って分かればこの世に争いなんてなくなります」
「分からないから敵になるんでしょう?」(アズラエル)

 

「そして敵は討たねば」(アズラエル)

 

「不沈艦アークエンジェル…今日こそ沈めて差し上げる」(アズラエル)

 

「(どうする?) 分からないなら黙っていて下さい」(バジルール)

 

「上がった腕前、見せてやるよ!」(ムウ)

 

「このくらいの戦術、お褒めいただくほどのものでもありません」(バジルール)

 

42話

「騒いでいたって動けないのでは、お任せするしかありませんわ」(ラクス)

 

「ほう…今度は貴様がそれ(ストライク)のパイロットか、ムウ・ラ・フラガ!」(クルーゼ)

 

「貴様! よくもディアッカの機体で!」(イザーク)

 

「ここでこうして貴様と戦えるとはな!」
「私も嬉しいよ、ムウ」(クルーゼ)

 

「そういうからには、今引けば次は勝てるんでしょうね?」(アズラエル)
「ここで戦死されたいので?」(バジルール)

 

「わたくし達は、今ここで討たれるわけにはいかないのです!」(ラクス)

 

「ディアッカ…本当に貴様なのか?」
「それがなぜ、ストライクと共にいる!?」
「どういうことだ、貴様!」(イザーク)

 

「生きていてくれたのは嬉しい…」
「が、ことと次第によっては貴様でも許さんぞ!」(イザーク)

 

「銃を向けずに話をしよう…イザーク」(ディアッカ)

 

「貴様に討たれるならそれもまたとも思ったが…ここで!」(クルーゼ)

 

「だがどうやら、その器ではないようだ」
「しょせん子は親には勝てぬということかな」(クルーゼ)

 

「やはり運命は私の味方だ」(クルーゼ)

 

「今日こそつけるかね? 決着を!」(クルーゼ)

 

「ならば来たまえ!」
「引導を渡してやるよ、この私がな!」(クルーゼ)

 

「敵のそんな言葉を信じるほど、俺は甘くない!」(イザーク)
「俺はお前の敵か?」(ディアッカ)

 

「ここがなんだか知っているかね? ムウ」(クルーゼ)
「知るか! この野郎!」(ムウ)

 

「罪だな、君が知らないというのは」(クルーゼ)

 

「俺はお前の敵になった覚えはねえよ」
「プラントを裏切ったつもりもない!」(ディアッカ)

 

「けど、ただナチュラルを…」
「黙って軍の命令に従って、ただナチュラルを全滅させるために戦う気も」
「もうないってだけだ」(ディアッカ)

 

「殺しはしないさ、せっかくここまでおいで願ったんだ」
「全てを知ってもらうまではね」(クルーゼ)

 

「君も知りたいだろう?」
「人の飽くなき欲望の果て、進歩の名のもとに狂気の夢を追った」
「愚か者達の話を」(クルーゼ)

 

「君もまた、その息子なのだからな」(クルーゼ)

 

43話

「それでは私のような者でも、つい信じたくなってしまうじゃないか」
「彼等の見た狂気の夢をね!」(クルーゼ)

 

「たとえキラ達が戻らなくても、わたくし達は戦わなくてはならないのですから」(ラクス)

 

「何を知ったとて、何を手にしたとて変わらない!」
「最高だな、人は」(クルーゼ)

 

「そして妬み、憎み、殺し合うのさ!」(クルーゼ)

 

「ならば存分に殺し合うがいい!」
「それが望みなら!」(クルーゼ)

 

「私にはあるのだよ!」
「この宇宙で唯1人、全ての人類を裁く権利がな!」(クルーゼ)

 

「私は、己の死すら金で買えると思い上がった愚か者」
「貴様の父、アル・ダ・フラガの出来損ないのクローンなのだからな」(クルーゼ)

 

「無理を無理と言うことくらい誰にでも出来ますよ」
「それでもやり遂げるのが優秀な人物」(アズラエル)

 

「これ、ビジネス界じゃ常識なんですけど?」(アズラエル)
「ここは戦場です、失敗は死を意味します」(バジルール)

 

「俺には奴等ほどの業も覚悟もねえけどさ…見ちまったから」(ディアッカ)

 

「あいつら見て、アラスカやパナマやオーブ見て、そんでもまだザフトに戻って」
「軍の命令通りに戦うなんてこと、俺には出来ねえよ」(ディアッカ)

 

「今度失敗したら、また怒られる?」(シャニ)

 

「ったく…いいように使ってくれるよな、あのおっさん」(クロト)

 

「しょうがねえ。殺されるよりは殺す方がマシってね」(オルガ)

 

「まもなく最後の扉が開く!」
「私が開く!」(クルーゼ)

 

「そしてこの世界は終わる、この果てしなき欲望の世界は」(クルーゼ)

 

「そこであがく思い上がった者達!」
「その望みのままにな!」(クルーゼ)

 

「もう誰にも止められはしないさ」
「この宇宙を覆う憎しみの渦はな!」(クルーゼ)

 

「ザフトじゃなきゃ敵だっていうんなら撃てよ」(ディアッカ)

 

「(騙されてる?) さ~て、どっちかな? そりゃあ」(ディアッカ)

 

「分からねえけど、俺は行く!」(ディアッカ)

 

「さて、君にも手伝ってもらおう」
「最後の賭けだ…扉が開くかどうかのね」(クルーゼ)

 

44話

「ゴチャゴチャだぜ」(クロト)

 

「か…鍵を持ってるわ! 私…」
「戦争を終わらせるための鍵!」(フレイ)

 

「だから…だからお願い!」(フレイ)

 

「へえ~…面白いことをいいますねえ、彼女」
「何をお持ちなのかな、鍵って」(アズラエル)

 

「だって気になるじゃない」
「普通言いませんよ、”戦争を終わらせるための鍵”なんて言葉」(アズラエル)

 

「僕が傷つけた…僕が守ってあげなくちゃならない人なんだ!」(キラ)

 

「奴には…過去も未来も…もしかしたら自分すらないんだ」(ムウ)

 

「今は、ちょっと待ってやれよ」
「なんだかあいつ…ボロボロだ」(アスラン)

 

「泣いて…いいのですよ」
「だから人は…泣けるのですから」(ラクス)

 

「キラには…悲しい夢が多すぎます」
「でも…今ここにいるあなたが…全てですわ」(ラクス)

 

「みんなが、泣いてるみたいだな…」(アスラン)

 

「昔…母に言われました」
「世界はあなたのもので…そしてまた、あなたは世界のものなのだと」(ラクス)

 

「生まれ出て、この世界にあるからには…と」(ラクス)

 

「あなたを見つけて…わたくしは幸せになりました」
「あなたに居て欲しい、わたくしは…」(ラクス)

 

45話

「(核を)撃たなきゃ勝てないでしょうが、この戦争」(アズラエル)

 

「敵はコーディネイターなんですよ」
「徹底的にやらなきゃ」(アズラエル)

 

「核は持ってりゃ嬉しい、ただのコレクションじゃあない」
「強力な兵器なんですよ」(アズラエル)

 

「兵器は使わなきゃ」(アズラエル)

 

「さあ、さっさと撃って、さっさと終わらせて下さい」
「こんな戦争は」(アズラエル)

 

「いっぱいいるねえ…行くぜえ!」(クロト)

 

「はは~ん、目移りしちまうぜ…そらあ!」(オルガ)

 

「誰だよ? 俺を討とうなんて奴は!」(シャニ)

 

「ダメだよ!」
「君達は僕の相手をしてくれなきゃ」(クロト)

 

「さすがに早い早い、あっという間だね」
「核を撃たれちゃ、ザフト自慢の要塞もさ」(アズラエル)

 

「勝ち目のない戦いに、死んでこいって自分の部下を送る人達より」
「僕の方がよっぽど優しいと思うけど?」(アズラエル)

 

「(プラントも核を?) 父が正気なら…まさかと思うが…」
「今は…分からない」(アスラン)

 

「でも私…どうしても会いたいんです」
「キラ…生きてた…」(フレイ)

 

「だから会って、今度こそちゃんと話…」
「私…みんなとも…」(フレイ)

 

「こ…怖いけど…私知らなかったから…」
「みんな…ずっと見てたのに、私…」(フレイ)

 

「見ずに済めば、それに越したことはない」(バジルール)

 

「確かに終わるさ…敵である者を全て滅ぼせばな」
「確かに終わるのだ…」(バジルール)

 

「核を…たとえ1つでもプラントに落としてはなりません」(ラクス)

 

「討たれるいわれなき人々の上に、その光の刃が突き刺されば」
「それはまた、果てない涙と憎しみを呼ぶでしょう」(ラクス)

 

「なんか、前よりいっぱいいそうだね」(シャニ)

 

「雑魚ばっかってのも面白くねえけどな」(オルガ)

 

「どうでもいいよ」
「出ろって言われりゃ出て討つだけさ」(クロト)

 

「わたくし達は…間に合わなかったのかもしれません」(ラクス)

 

「平和を叫びながら、その手に銃を取る」
「それもまた、悪しき選択なのかもしれません」(ラクス)

 

「でもどうか今、この果てない争いの連鎖を…断ち切る力を!」(ラクス)

 

「あのミサイルを落とせ!」
「プラントをやらせるなあ!」(イザーク)

 

「ダメだよ、あれは」
「綺麗なんだぜ」(シャニ)

 

「思い知るがいい、ナチュラル共」
「この一撃が、我等コーディネイターの創世の光とならんことを!」(パトリック)

 

46話

「傲慢なるナチュラル共の暴挙を、これ以上許してはならない」
「プラントに向かって放たれた核」(パトリック)

 

「これはもはや戦争ではない!」
「虐殺だ!」(パトリック)

 

「あそこからでも、地球を撃てる奴等のこのとんでもない兵器の方が」
「遥かに野蛮じゃないか」(アズラエル)

 

「そしてもう、いつその照準が地球に向けられるか分からないんだぞ!」
「撃たれたからじゃ遅い!」(アズラエル)

 

「無茶でもなんでも、絶対に破壊してもらう」
「あれとプラントを…地球が撃たれる前に!」(アズラエル)

 

「強力な遠距離大量破壊兵器保持の本来の目的は…抑止だろ」
「だがもう、撃たれちまったからな…核も、あれも…」(バルトフェルド)

 

「どちらももうためらわんだろうよ」(バルトフェルド)

 

「戦場で初めて人を撃った時、俺は震えたよ」
「だが、”すぐ慣れる”と言われて…確かにすぐ慣れたな」(バルトフェルド)

 

「人はすぐ慣れるんだ」
「戦い…殺し合いにも」(バルトフェルド)

 

「兵器が、争いを生むのでしょうか?」
「それとも人の心が…」(ラクス)

 

「帰って来て下さいね」
「わたくしのもとへ…」(ラクス)

 

「出来ること、望むこと、すべきこと…みんな同じだろ?」
「アスランも、キラも、ラクスも…私もさ」(カガリ)

 

「戦場を駆けてもダメなこともある」
「だが今は必要だろ? それが」(カガリ)

 

「そんな顔するな」
「私より、お前の方が全然危なっかしいぞ」(カガリ)

 

「死なせないから、お前」
「弟かもしれない…あいつも」(カガリ)

 

「カガリに会えてよかった」
「君は俺が守る」(アスラン)

 

「大丈夫! 俺はすぐに戻って来るさ」
「勝利と共にね」(ムウ)

 

「使ってみせるさ」
「あの男に出来て私に出来ないはずはない」(クルーゼ)

 

47話

「乗っ取るも何も、命令してるのは最初から僕だ!」
「君達はそれに従うのが仕事だろ!」(アズラエル)

 

「なのになんでいちいちあんたは逆らうんだよ!」(アズラエル)

 

「自軍の損失は最小限に、そして敵には最大の損害」
「戦争ってのはそうやるもんだろう?」(アズラエル)

 

「プラントへ放たれる砲火、1つたりとも通すんじゃない!」(イザーク)

 

「なぜそんなことを、平然と出来る!?」(キラ)

 

「地球を攻撃させるわけにはいかない」(バジルール)

 

「(なんのために戦ってる?) そんなこと俺は知らないね」
「やらなきゃやられる、そんだけだろうが!」(クロト)

 

「やられないけどね」(クロト)

 

「私の(望み)ではない!」
「これが人の夢、人の望み、人の業!」(クルーゼ)

 

「他者より強く、他者より先へ、他者より上へ!」(クルーゼ)

 

「既に遅いさ、ムウ」
「私は結果だよ、だから知る!」(クルーゼ)

 

「自ら育てた闇に食われて人は滅ぶとな!」(クルーゼ)

 

「誰かを討たねば守れぬ未来…」
「そして、討たれた者にはない未来」
「では…討った者達は?」(ラクス)

 

「その手につかむ、この果ての未来が…幸福?」
「本当に?」(ラクス)

 

「指揮官だと?」
「命令する立場だというのなら…」(バジルール)

 

「あなたはここで死すべき人だ」
「私と共に!」(バジルール)

 

「やっぱ俺って…不可能を可能に…」(ムウ)

 

「あなたの負けです」(バジルール)

 

48話

「また君か…」
「厄介な奴だよ、君は」(クルーゼ)

 

「知れば誰もが望むだろう、君のようになりたいと」
「君のようでありたいと!」(クルーゼ)

 

「故に許されない、君という存在を!」(クルーゼ)

 

「僕は…それでも僕は…力だけが、僕の全てじゃない!」(キラ)

 

「キラ…」
「ありがとう、ごめんね」
「ずっと、謝りたかった」(フレイ)

 

「苦しかった…怖くて、ずっと」
「知らなかったから…私、何も分かってなかったから」(フレイ)

 

「でも今、やっと自由だわ」
「とても素直に、あなたが見える」(フレイ)

 

「だから、泣かないで」
「あなたはもう泣かないで」(フレイ)

 

「守るから…本当の私の思いが、あなたを守るから」(フレイ)

 

「君の歌は好きだったがね…」
「だが世界は歌のように優しくはない!」(クルーゼ)

 

「やめろ! もうやめるんだ!」
「こんな戦い」(アスラン)

 

「本当に滅ぼしたいのか?」
「君達も、全てを!」(アスラン)

 

「これがさだめさ」
「知りながらも突き進んだ道だろう!」(クルーゼ)

 

「正義と信じ、分からぬと逃げ、知らず、聞かず!」(クルーゼ)

 

「その果ての終局だ!」
「もはや止める術(すべ)などない!」(クルーゼ)

 

「そして滅ぶ」
「人は…滅ぶべくしてな!」(クルーゼ)

 

「(それが人?) 違う!」
「人は…人はそんなものじゃない!」(キラ)

 

「この憎しみの目と心と、引き金を引く指しか持たぬ者達の世界で」
「何を信じる? なぜ信じる?」(クルーゼ)

 

「(ほかは)知らぬさ!」
「しょせん人は己の知ることしか知らぬ!」(クルーゼ)

 

「もはや止める術はない!」
「地は焼かれ、涙と悲鳴は新たなる争いののろしとなる!」(クルーゼ)

 

「逃げるな!」
「生きる方が…戦いだ!」(カガリ)

 

「守りたい世界があるんだ!」(キラ)

 

「僕達は…どうして、こんな所へ来てしまったんだろう?」(キラ)

 

「僕達の、世界は…」(キラ)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
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