マンガ「歴史に残る悪女になるぞ」ウィリアムズ・アリシアの名言・台詞をまとめていきます。
歴史に残る悪女になるぞ
1巻
大好きな乙女ゲームの悪役アリシア。
大貴族の令嬢で漆黒の髪に黄金の瞳を持つ絶世の美少女。
ヒロインを虐める悪役だけど、私は芯の強い彼女に憧れて、容赦のない毒舌に共感した。
友達は皆ヒロインになって愛されたいと言うけど、
私がもし死んで生まれ変われるなら、断然悪役令嬢がいい!
…そう思っていたことを今思い出しました。
私の名前はアリシア、七歳。
つまり私は悪役令嬢に転生したのだ!
さようなら、今までの私。
今から努力して、世界一の悪女になって歴史に残ってやるのよ!
世界一の悪女になるのよ。
魔法も(修練して)完璧でないとね。
腹筋百回! 腕立て五十回! きついわ!
全然筋肉ないんだもの! アリシアのひ弱!
でもやるのよ。
剣術を習って歴史に残る! 悪女になる!
朝!
今日も(早起き)悪女を目指して前進あるのみ。
こうして鍛錬を続けること七日。
私は驚異的な成長を遂げていた。
「(どこへ行っている?) 秘密ですわ」
何か企んでいるみたいな態度じゃない?
まさに悪女だわ!
最高の悪女たるもの、礼儀知らずの子供だと思われてはいけないわ。
「馬鹿にしないでくださいと言ったはずです」
今の私には目標がある。
そのためには勉強も剣も、もっともっと努力しないとね。
デューク様、またこっちを見てるわ。
そんなに優しい瞳で見つめられると、正直落ち着かない。
実は一番好みのタイプなのよね。
でも恋に落ちたりはしない。
だって彼はヒロインと結ばれると知っているから。
恋愛の方はヒロインに譲るわ。
私の夢は歴史に残る悪女なのだから!
「(めかしこんで?) あら、私は初めてのお呼ばれですわ」
「悪…じゃなかった、淑女たるもの、訪問の際の身だしなみは大切ですわ」
真面目!? いつそんな印象を与えたの?
たしかに前は使用人(ロゼッタ)に何もかもやってもらっていたけど…」
「ご冗談を」
「最低限のことをしているだけですわ」
(国の立ち位置?) 質問の意図がわからない!
これは何? 普通八歳の子供にこんな話しないわ。
わざわざ国王様が私に会いに…何か試されているの…?
わかった、悪女試練だわ!!
立派な悪女になれるかどうか、神様からの課題なのね!
利益のために他者を利用するなんて、
”良い子ちゃん”なヒロインは絶対に許さないわ。
このままいけばいずれ確実に軋轢が生じる。
今私は最高の悪役令嬢の軌道に乗っているのよ!
最も貧しいと言われるロアナ村。
王様にはああ言ったけれども、全て本の知識でしかない。
「悪女たるもの、頭でっかちではよくないわ」
「ちゃんと自分の目で見ておかなくちゃね」
そこで最大の問題、絶対に許可されないってことよ。
「こうなったら、こっそり行ってみるしかないわね!」
「(なぜここに?) …自分の目で見なくちゃって思ったんです」
ヒロインも今年(魔法学園に)入学しているはず。
悪役令嬢として対立する日が待ち遠しいわね!!
「(詳しい?) このくらい常識でしょう」
「知らないとしたら勉強不足ですわね」
「…あら? あれで怒らないの? 心の広い人なんだわ」
「悪女らしいふるまいは、まだまだ研鑽が必要ね」
人助けがしたいわけじゃないわ、悪女のすることじゃないもの。
でもヒロインならきっと救ってた。
この世界で最強なのはヒロイン。
そしてそのライバルが悪役令嬢(わたし)。
だったらヒロインにできて私にできないなんておかしいわ!
私がなるのはただの悪女じゃない。
歴史に残る悪女なんだもの。
「これからはまだ子供だからなどと妥協はしません」
「世界一の悪女を目指して、全力で鍛錬に励みますわ!」
もしかしたら悪役令嬢(わたし)は、
ヒロインに(レベルが)届かにようにできているのかもしれない。
「そんなの努力しない理由にはならないわ」
「やってみないとわからないもの!」
「(この国のやり方?) 貴族優遇の制度が嫌いですわ」
「ええ大嫌いです、馬鹿みたいなんですもの!」
「だってただ貴族だというだけで、無能な人間も上に立つことになるでしょう?」
「どれだけ優秀であっても」
「魔力がないというだけで平民には機会すら与えられない」
「魔力による身分制度に固執して、どれだけの人材が無駄になっているかと思うと」
「あまりの愚かしさに頭が痛くなりますわね!」
「(位を剥奪?) ええ、当然ですわ」
「私は運良くこの家に生まれただけです」
「自分が無能だとわかれば、優秀な人材を踏みつけてでも地位を保障されたいだなんて」
「無様なだけですもの」
体調管理できてこその悪女よね。
これからは決して無茶をせず、堅実に悪女道を進んでいくわよ。
「(感謝?) 一つ勘違いしているようね」
「私は人助けなんて興味ないの」
「薬をあげたのは、あなたが有用な人材になると思ったからよ」
「賢い子だと聞いたもの」
「(気持ち?) ええ全然わからないわ。だって私、恵まれているもの」
「でも私には助けてしまった責任があるわ」
「だからあなたが本当に生きたくなかったというのなら…」
「責任をとって私が殺してあげる」
「生きたいなら戦いなさい」
「あなたにその気があるのなら、私は全力で支援するわ」
「私は私のために、あなたを生かした責任をとるだけ」
「だって私、悪女なんですもの!」
2巻
「魔力を失う予定はないけれど、剣を習っていて正解だったわね!」
「魔法しか武器がないなんて、悪女としては二流だわ」
「(こうなるとわかっていた?) まさか! そんな姑息な攻撃はいたしませんわ」
「私なら正々堂々倒します!」
「(聖女の伝説?) ある時、神に愛されし特別な少女が現れる」
「その娘は人々を導き、世界を救い、やがて王家の方と手を取り合い」
「デュルキス国に繁栄をもたらすのです」
(詳しい?) ゲームでやりましたので!
「(聖女候補?) 大変ご立派なお花畑だと思いますわ」
(一人前の聖女へ導く?) …それって最高に良い人にならない?
嘘でしょ…私が目指してるのは悪女なのよ。
「私が…悪役に…! ぜひ私にやらせてください!」
「この世で一番の悪女になれということでしょう!」
「喜んで引き受けますわ」
「このウィリアムズ・アリシア、最高の悪女になってみせますわよ」
「この悪女に見出されたのだから、チャンスはすかさず掴むくらい貪欲でなくちゃ」
「(目立ってる?) 私に助けを求めてきたのです」
「強い悪女なら弱いものは守るのよ!」
「私の目指す…悪女は…」
「真ん中に芯の通った、強い女性です」
「普通の使い手で肌荒れが治せるということは、私は火傷くらい治してみせなくちゃ…」
「世界一の悪女とは言えないわよね!」
「村人を助けた善人だと思われちゃ、悪女として困るわ」
「でも裏から操るなんて、いかにも悪女の発想!」
「聖女様にはとてもできないでしょうね!」
「私は裏から糸を引くだけの黒幕よ」
「実際に(ロアナ村を)変えるのは住人達自身でしょ」
「リズさんの親切を撥ね除けるなんて、衝撃的だったでしょうね!」
「あの凍り付いた空気…すぐに学園中に噂が駆け巡るわよ!」
「この悪女のお披露目として申し分ないわ」
「素晴らしい展開よ!」
「(大勢に嫌われたら?) 心配いらないわ」
「最強の悪女を見せてあげる!」
「あなたの理想はとても美しいですが、私は現実の話をしているのです」
「現実を冷静に認識した上で、やるべきことを地道に一つずつ積み上げる」
「本当に何かを変えたいなら、それしかありませんわ」
「あなたほどの恵まれた強者が考えなしに並べ立てた綺麗事が」
「どれほどの影響力を持つのか自覚なさっていない」
「綺麗事で済まなくなった時にしわ寄せが行くのは、一番弱いところなのよ」
ええ、あなたはそれでいいわ。
簡単に悪に屈するヒロインなんて信用ならないもの。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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