マンガ「ふつつかな悪女ではございますが」の名言・台詞をまとめていきます。【2】
ふつつかな悪女ではございますが
2巻
(黄玲琳は朱慧月に、朱慧月は黄玲琳に入れ替わっているが、末尾の名前は中の人とする)
「(かんざしと米を返しに?) まあ! 莉莉がいくことはないのですよ」
「わたくしが落とし前を付けてまいります」(黄玲琳)
「あたしに行かせてください!」
「それに今のあんた、アブラムシを素手で大量虐殺したときと同じ顔してるもん」(莉莉)
ありえないわよ!
あの女は、こんな高熱を出しながら普通に振舞っていたというの!?(朱慧月)
おかしいわよ…。
どうして入れ替わっても、わたくしは惨めなのよ。(慧月)
わたくし…本当に世間知らずだったのですね。
体調を取り繕うことばかり気にして。(玲琳)
でもこの体なら…もうっ、いけません、未練など覚えては!
これは慧月様の体!(玲琳)
「(ひ弱?) そうですね」
「それが日常でしたもので気付けませんでした」(玲琳)
「引き換え慧月様のお体の強靭なこと、入れ替わってびっくりしました」
「おかげでとても楽しくすごさせていただいております」(玲琳)
「流星はべつに願いなど叶えないかもしれない」
「けれど今はこう思うのです」(玲琳)
「ほうき星なら──力強く夜空を進むあの星ならば」
「本当に奇跡を起こしてくれるのかもしれないと」(玲琳)
「『慧』の字には箒星の意味もありますね」
「なんと壮大で美しい名前でしょう」(玲琳)
「慧月様、わたくしあなた様に感謝しております」
「あなた様こそがわたくしのほうき星なのです」(玲琳)
「(手を引いて?) なにを言っているのですか?」
「女官同士では決着がつかなかったということでしょう?」(玲琳)
「ならばその主人同士、わたくしと清佳様で落とし前を付けるべきではありませんか」(玲琳)
「莉莉、雛女(ひめ)として気が済まないのです!」
「わたくしの大切な女官の健康を損ねた方に一矢報いねば」(玲琳)
ったく、女官の敵討ちとかほんと、
あんたいったい誰なんだよ。(莉莉)
「今の彼女(玲琳)はこれまでになく俺に気を許してくれている」
「俺はそれが嬉しいが、同時に恐ろしくて目が離せないんだ」(詠尭明)
「あの気丈な彼女がそれほどに追い詰められているのかと」(尭明)
「(銀朱をまとう素質があるか?) それでは色糸で刺繍を施して」
「史上最大に豪華な銀朱の衣装を仕上げてみせますので、ご期待くださいね!」(玲琳)
「(ふさわしくない?) ええ、つまり」
「銀朱にふさわしい女性に早くなりたいということですよね」(玲琳)
「雛女のくせにこの生活に順応しすぎ!」(莉莉)
「不慮とは不吉、女神へ捧げる儀式に不穏な要素などあってはなりません」
「ですので不穏を吹き飛ばすような舞に変更いたしましょう」(玲琳)
「きたるべき秋の日に、豊穣の女神が微笑むことを祈って」(玲琳)
あの女(慧月)は、誰だ。(尭明)
「仮に妾(わらわ)の愛するあの子が、今日一日で命を燃やしきってしまうというのなら」
「それがあの子の天命なのだ」(黄絹秀)
「弓を一晩中、ふふ。たしかになんとやりがいのある挑戦でございましょう」
「さすがは皇后陛下でございます」(玲琳)
「(誠意は伝わった?) たしかにわたくしは誠意を伝えるために弓を引いていたのですが」
「ではなぜ誠意を伝えるのかというと、それはかの方を助けるためです」(玲琳)
「助けられなくては意味がないのです」(玲琳)
…慧月様、ごめんなさい。
わたくし実はあのとき見栄を張りました。(玲琳)
乞巧節(たなばた)でわたくしが最初に願ったことは『健康になりたい』ということよりも…
楽になりたい。(玲琳)
わたくし、今すごく体力があるのです。
こころを忙(せわ)しなく動かすための素晴らしい力が。(玲琳)
だからみっともなく足掻いて無茶をして──あなたを救わせてくださいませ!(玲琳)
「(なぜ装う?) わたくしの顔色がよいと」
「皆さまが嬉しそうな顔をなさるからでございます」(玲琳、幼少時)
「彼女(玲琳)は胡蝶です」
「なんとしてもこの手の内に留め守りたい──俺の胡蝶です」(尭明)
知りませんでした…。
痛みは涙が安堵したときにこそ込み上げること。(玲琳)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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