マンガ「何も知らないけど、キミが好き。」の名言・台詞をまとめていきます。
何も知らないけど、キミが好き。
1巻
私には今、好きな人が居ます。(小田巻愛理)
『おはよう』も『こんにちわ』も、それこそ『好きだ』という事も、
本当のキミに直接言う事は叶わないけれど──…。(愛理)
…そう言えば、「好き」と「推し」ってどう違うんだろう?(愛理)
──毎日、毎日食べる物が無かったりする訳じゃない。
毎日誰かに殴られたり、蹴られたり、そんな特別辛い事がある訳じゃない。(愛理)
でも、毎日特別良い事がある訳でもない。
毎日少しずつ緩く、自分の中の何かが死んでいってる感じがする。(愛理)
…でも、そんなのはこの世で私だけじゃない。(愛理)
大体の負の感情を正しく消す方法は、無難に生きようと思えば取れない手段が多いから。
だから皆「苦しみ」を「快楽(好き)」という感情で相殺しようとする。(愛理)
「しかし毎度思う」
「何故に放送が平日木曜深夜1時からという社会人の睡眠時間破壊枠なのかと…」(狸林しょーこ)
「世の中、私を分かれ~~!!!」(愛理)
「イヤです」
「『実写化』なんて全部ゴミです!!」
「『劣化』です!!!!」(愛理)
「…私もオタ歴長いんで…好きだった作品が実写映画化とか、そりゃした事ありますよ?」
「でも…漫画の実写化なんて、悉くアレじゃないですか?」(愛理)
この世は決まった空間で人の目を気にして空気を読んで「好き」を出す人が多くて、
それが所謂「普通」なんだと思う。(愛理)
でも「好き」を病的なまでに隠さない人達も居る。(愛理)
「(梶城くん大好き?) 死ね、芋」(翠)
BIGLOVE…
同担・同嫁、死んでくださ~い♡(翠)
「汚肌でデブでブスとかさぁ、そんな三重苦背負ってまで生きる意味ってあるのかな?」(翠)
「その時(アステル+47)の推しキャラをゆーた君が演じてて~!! それが始まりなんだよ♡」
「…その時から翠はゆーたくんの事が好き」(翠)
「好き、誰よりも大好き」
「あいつよりも・こいつよりも・誰よりも・どの子よりも絶対に」(翠)
「でもさ~、舞台って翠的にはパンフも必読だと思うけどな?」
「ここでしか読めない演者の想いとか舞台に対しての意気込みとかちゃんと読むの」(翠)
「毛嫌いする前に一度はそういう熱を見る側も知って、作品に挑むのが礼儀だと思う」(翠)
「初めて見るのが本番でさ~?」
「もしそれで『キュン♡』したら、何か運命的でどちゃくそエモい~~!!!!」(翠)
…見た目だけなら似た人なんていくらでも引っ張ってこれるでしょ。
私の中の地久くんと、この人が考えて演じる地久くんが合致する訳なんて無い。(愛理)
「ねぇ愛理ちゃん、予言してもいいかな?」
「愛理ちゃん、絶対舞台終わったあとパンフ買ってるよ」(翠)
「何ならグッズも全部」
「個ブロもランブロも全部」(翠)
「沖上くんのアカウント、ツイでフォローしてんの♡」
「で、朝も昼も夜も気になってタイムライン見ちゃうの♡」(翠)
「ねぇ愛理ちゃん、『推し』と『好き』ってどう違うの?」
「『推し』って元々は自分の『好き』を誤魔化したい奴が作った言葉だと思う」(翠)
「本当はその人の事何も知らないけど」
「本気で好きだって認めたら自分で自分が気持ち悪くて」(翠)
「ヤバい存在だって向き合う事になるから皆怖いんだよね」
「『推し』って言いさえすれば、自分の立場も本当の気持ちも見ないフリ出来る」(翠)
「…でもさそのコトに、もしいつの日か気付いたら──…」(翠)
大体の負の感情を正しく消す方法は、無難に生きようと思えば中々取れない手段が多いから。
だから皆「好き(苦しみ)」を「推し(快楽)」という感情で相殺している?(愛理)
──『私』もその一人、『地久くん』に出会ったその日から。(愛理)
確かに我ながら「掌返しヤバ女」で返す言葉も無い…!!!(愛理)
…別に誰から何て言われてもまぁいいか。
…「今」楽しくなれればそれで良い。(愛理)
ただでさえ面倒臭い事の方が多すぎるこの世の中では、
「今を好きに生きる事」にどんな事よりも価値がある。(愛理)
そこに「後悔」なんて生まれる訳が無い──…。(愛理)
「地久役のお誘いが来た時にはある意味不安もありました」(沖上創平、舞台挨拶)
「…練習中も僕が地久でいいのかって思った事もあったんですけど」
「今日初演を終えて一つ分かった事があります」(沖上、舞台挨拶)
「観客の皆さんが僕を地久だと思ってくださって」
「初めて『地久』である沖上創平が完成するんだなって!」(沖上、舞台挨拶)
「僕に足りなかった最後の1ピース」
「ここに居る皆さんが埋めてくれたと思います!」(沖上、舞台挨拶)
2次元は「平面」の領域、3次元は「立体」の領域。
…だったら2.5次元は? 「錯覚」の領域…とか?(愛理)
あ~色々と落ち着け私!!
あれは地久くんじゃなくて、沖上創平さんっていう普通の男の人だよ!(愛理)
地久くんを演じるまでは興味すら無かった私にとっては普通の人!!
そう「普通」。中身はきっとその辺の男と何ら変わらない普通の男の人──…。(愛理)
…良いなぁ、2次元の世界は単純に綺麗で…。(翠)
欲しい物は今すぐ手に入れたい、我慢なんて出来ない。
周りに見せつけたい、一番だって思われたい。(翠)
だから私は間違ってない。(翠)
大体観劇するのを「会いに行く」って違和感あるな…。
「見に行く」の間違いでしょ。(愛理)
どんなに身近な存在に錯覚させても、本当は近くになんか居ない。(愛理)
好きって思ったって手を伸ばしても届かない場所に居る。
近づく術なんて無い。(愛理)
…もしもこの時まで私がそう思って、無意識に自分の中の「何か」を止めていたのなら。
一度でも全てが覆された後、新たな「錯覚」が始まる事は簡単な事だった。(愛理)
「(皆大騒ぎ?) .5俳優が問題起こした所で」
「ウチらみたいな一部界隈が少し燃えるだけじゃん」(翠)
「.5俳優(俺たち)がすっぱ抜かれてちゃんと世間で話題になるのは」
「9割方相手の女が名前売れてる時」(梶城ゆーた)
「売れた所で全然特別じゃない」
「2.5次元(狭い世界)で生きてるから」(梶城)
「それなら逆手に取ってさ、せめて好きに生きるよ」
「いつか自分の消費期限が来るまで」(梶城)
「俺は…僕は小田巻さんみたいに」
「彗タキを…原作を大事にしているファンの人に幻滅してほしくないので」(沖上)
「…真面目にやってる人だっている、そうじゃない人達の声がデカいだけだ」
「そういう人達は自分を正当化したがるから」(沖上)
「もう自分も相手も大人で、別に犯罪ってわけじゃないです」
「…でも、自分のファンに手出すなんて絶対あり得ない…!!」(沖上)
「(沖上クンは)理想の『推し』だよね?」
「…まぁでも…綺麗すぎて正しすぎる」
「それはそれで誰かを傷付けるよね」(梶城)
「2次元って私にとって都合が良かったんだ」
「自由に好きなだけ好きになれて、私に何もしてこないし言ってこないから」(愛理)
「…でもその境界線が曖昧になって…どんどん気持ちを混同してる」(愛理)
「私はちゃんと人を好きになれないんだよ」(愛理)
「何も知らない人の事を勝手に理想化して、自分にはこの人しか居ないって気分になる」
「身近に居る異性(オトコ)なんて目に入らない」(愛理)
「…私はどこで間違えて──」(愛理)
「私達は間違ってないよ」(翠)
「世間には変なの居るから自分が悪いのかなって思っちゃうよね」
「クソつまんねー正論ぶった個人の感情論ぶつけるカス共!!」(翠)
「でもそんなゴミ脳共に、ガチ恋(わたしら)が理解出来てたまるかよってね♡」(翠)
「誰かを好きになる事に間違いなんて無いから!!」
「恋に正しさなんて要らないよ」(翠)
「折角誰かを好きになったのに、何もしないまま終わらせるの?」
「自分の気持ちは自分で決めていいんだよ!」(翠)
「お前ほんま真面目やなァ…」
「.5の若手俳優なんて、9割方将来の事は考えてへんで」(窪垣内)
「何も知らないけどキミが好き」…多分違うよ。
何も知らないから「好き」なんだ。(沖上)
…使えるものは全部使う奴になれなきゃ駄目。
正しく真面目で良い人だと、相手に素直に近付こうとしてしまうから。(翠)
…私がか細い糸を手繰り寄せるまで、沖上くんがそういう人間でありますように。(愛理)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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