マンガ「ダーウィン事変」の名言・台詞をまとめていきます。
ダーウィン事変
1巻
「これは米国科学アカデミーの公式見解です」
「DNA配列を解読し、最新のゲノム分析技術によって確認されました」(研究者)
「間違いなくこの嬰児は…」
「人間とチンパンジーの間に生まれた交雑種”ヒューマンジー”です──」(研究者)
「うん、わかったよ、母さん」
「(高校では)普通にだね」(チャーリー、ヒューマンジー)
「チンパンジーでもあんな動きできない…」
「あんなことできる動物──地球上に存在しないよ…」(トレヴァー)
「…私ずっと気になってたの。ヒューマンジーなのってどんな感じ?」
「やっぱり私たちとは世界の見え方が違う?」(ルーシー)
「ボクも不思議に思ってる」
「人間なのってどんな感じ?」(チャーリー)
「ボクなら──(病原菌に感染してる)ネズミを撃ち殺すと思うな」(チャーリー)
「(かわいそう?) でも…そうしないとボクが死んじゃうから」
「でも──病原菌に感染してるのが、たとえ君でも撃ち殺すけど…」(チャーリー)
「子供(もいた)だと?」
「では訊くが、お前はあの場所に巻き添えとなった小動物たちが」
「いなかったとでも思うのか?」(リップマン少佐)
「同じ”必要な犠牲”を憐れむのなら、人間だけフォーカスするのはなぜだ?」(リップマン)
「微温的な活動をしていた連中もやがて気づく」
「世界を変えたいなら、世界の頬づらを張って覚醒させるしかないってことに…」(リップマン)
「なんとかチャーリーを引っ張り出さないと…」
「ALA(われわれ)の戦争に」(マックス)
「ボク、学校続けたいんだけど」(チャーリー)
「チャーリーが同じヴィーガンならなんだっていうの? トレヴァー」
「あんたなんてテロリストと同じ人間でしょ」(ルーシー)
「”同じヴィーガン”って言われて考えたんだけど」
「ボクは気づいたときにはたまたまそういう生活をしていて」
「特にそれを変える理由が見つからないだけでさ」(チャーリー)
「だから君たちは、ボクに気兼ねなくなんでも好きに食べればいい」
「鳥でも牛でも豚でも魚でも、人間でも──」(チャーリー)
「(イカれてる?) じゃあボクも訊くけど」
「なんで人間だけは殺して食べちゃダメなの?」(チャーリー)
「(人間は特別?) どこが?」(チャーリー)
「こんな中西部の片田舎で」
「君を受け入れられるような寛容さなんて永遠に望めないと思う」(ルーシー)
「私もいつか出ていく、こんな処。吐き気がする!」
「みんな──蟻の集団と変わらない」(ルーシー)
「実際に近くで観察したら、人間(きみたち)って面白いね」(チャーリー)
「テロリストと関係あろうがなかろうが、あの生き物は危険過ぎる」
「アレは──この世に決して在ってはならないモノだ…!」(フィル、FBI)
「(チャーリーの存在が)どんなって言われても」
「そんなによく知ってるわけじゃないけど…」(ルーシー)
「私にとっては」
「知らない世界の見え方を教えてくれる”コウモリ”みたいな存在…かな」(ルーシー)
「じゃあ…また会おう」
「万華鏡の目をした女の子」(マックス)
「(お母さん?) …彼女は産んだだけだよ」(チャーリー)
「ルーシーが訊いているのは、僕らがどう思ってるかだろ?」
「なら”生活に支障がないなら(ヴィーガンに)なった方がいい”が答えかな」(ギルバート・スタイン)
「パーフェクトな生き方なんてどこにもないけど、よりマシな選択肢ならいつもある」
「そう思ってるだけだよ」(ギルバート)
「(パーフェクトな生き方?) そもそも生物として生きている以上」
「動物搾取を完全に0(ゼロ)にするなんて不可能だよ」(ギルバート)
「当然ヴィーガンになったって人を裁く特権が手に入ったりするはずもない」(ギルバート)
「なのに…彼らはそう考えてしまったんだろうな…」
「加害者でない人間なんていないのに…」(ギルバート)
「(ヴィーガンが無駄?) でも君だって」
「”聖者じゃないなら凡人もシリアルキラーも変わらない”」
「なんて思わないだろう?」(ギルバート)
「僕らは別に悲観的でも英雄的でもない」
「単に世俗的なただの…一般人だよ」(ギルバート)
「憐れみの心はもちろん大切だけどねぇ」
「チャーリーを目覚めさせるには、十分な孤独が必要だ」(マックス)
「戦場なら田舎警察なんて無能の集まりだ」(リップマン)
「”不安”って…未来に起こりそうな悪いことをいま心配してるんだよね」
「そのときになってから心配すれば? いまは何も起きてないし」(チャーリー)
「…腕力はチンパンジー以上で、人間よりも賢いってわけか…」
「手強いはずだ」(リップマン)
「ヒトが抱く不安とか恐怖心とか鬱のような心理的な痛みって」
「思ってたよりずっと深刻さや緊急度が高いんじゃないかって」(チャーリー)
「ってことはつまり、母さんと父さんとルーシーを襲った君たちは」
「いまこの時も危害を加えているのと同じってことだよね?」(チャーリー)
「人間の歩き方ってすごく個性的で、みんなバラバラだって知ってた?」
「ボクには顔より判断しやすいくらいだ」(チャーリー)
「(拒んだら?) その場合は、君たちは大怪我をしてから警察に捕まることになるかな」
「それってすごく損じゃない?」(チャーリー)
「確かに僕は嘘つきだけど、嘘つきが真実を語ることもある」
「悪魔が大声で叫んだことでも、それが真実なら真実さ」(マックス)
「結局よくわからないな、ボクの何が特別なのか…」
「君もボクも、すべての動物はただの1(ONE)だよ」(チャーリー)
2巻
「”犯罪者扱い”の方がまだマシだったかも…」
「犯罪者なら弁護士をつける権利があり、黙秘権もある」(ハンナ・スタイン)
「人身保護令状を申請して拘束の不当さを訴えることだってできる」
「でも…チャーリーはそうした正当な権利を何一つ持っていないの」(ハンナ)
「チャーリーの法的立場は”物”なのよ」(ハンナ)
「そのとき改めて思い知らされたわ」
「人々にとって”ヒューマンジーのチャーリー”は人格ではなく」
「単なるキャラクターなんだって」(ハンナ)
「チャーリーは今、法の真空地帯にいる」
「そこからあの子を救い出さなきゃならない」(ハンナ)
「合衆国政府を相手取って訴訟を起こし」
「裁判でチャーリーのアメリカ市民権を勝ち取る」(ハンナ)
「あの檻、入っててわかったけど、自由に動けないのってすごくストレスだね」
「あそこに動物入れない方がいいよ」(チャーリー)
「”脱走”? チャーリーはモノなんでしょ」
「モノがどうやって脱走なんてできるの?」(ルーシー)
「あなたも知っての通り、私たちの法には大きな”壁”がある」
「ヒトとそれ以外の動物を分断する壁」(リナレス下院議員)
「その不当な壁を穿ち、打ち壊す。そのために私は政治家になった」
「この国に、すべての動物を包含する権利と法を打ち立てるために」(リナレス)
「チャーリーも彼の家族も好きだから!」
「私が誰とつき合うかは私が決める!」(ルーシー)
「学校で友達ができないと、人間の社会に適応できないの?」(チャーリー)
「(学校は)たまたま年齢と住んでる場所が近いってだけでさ」
「気の合う友達なんて見つかる方が奇跡的だよね」(ルーシー)
「むしろこんな所、刑務所に近いんじゃない?」(ルーシー)
「ふーん、それなら、ボク友達はルーシーだけでいいや」(チャーリー)
「(否定しないように?) なにそれ?」
「一体どうやれば、奴隷主の反感を買わないように奴隷制に反対できるの?」(ゲイル)
「なんでみんなボクを、ボク以上の何かだと思うのかなぁ」
「ボクはなんの代弁者でもないただの一匹の動物、ただのチャーリーだよ」(チャーリー)
「(有望な新人?) 理想に燃えた勇気ある…典型的な初年兵だ」
「戦場で血を見た途端に小便漏らして動けなくなるのがあのタイプだ」(リップマン)
「奴隷制への抵抗は、それ自体が普遍的な正義だ」
「人間がそうと識った以上は」(マックス)
「戦争に勝つのは正しい側ではなく強い側だとしても」
「正当性をアナウンスできなければ、戦いそのものが不可能になる」(マックス)
「チャーリーに教えてあげるんだ」
「この世界はシンプルではないことを」(マックス)
「ゲイル…君は…間違ってる」
「よく見て…君の…していることは──不正義そのものだよ…」(ルーシー)
「でも、僕が間違ってるとしても…」
「血で満たされた食卓が間違っていないことにはならない」(ゲイル)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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