「魁!! 男塾 大威震八連制覇編(だいいしんぱーれんせいはへん)」の名言・台詞まとめ

マンガ「魁!! 男塾 大威震八連制覇編(だいいしんぱーれんせいはへん)」の名言・台詞をまとめていきます。

 

魁!! 男塾 大威震八連制覇編

5巻

「男とはなんぞや…!? 命とはなんぞや…!?」
「返答せい!!」(独眼鉄)

 

「俺が行く」
「俺が行くってのが聞こえねえのか」(富樫源次)

 

「男塾に籍をおくこと十余年…三号生筆頭・大豪院邪鬼…」
「確かに奴のもつ力は大きくなりすぎた」(江田島平八)

 

「しかし生徒間の自治は全て奴等に委ねられ、教師はそれに一切干渉せず」
「それが男塾三百年の伝統だ。すてておけい、なるようになる」(江田島)

 

「やりおるわい!!」
「もっともこれしきのことでくたばるようでは、わしが呼んだ意味がないというもんだが」(大豪院邪鬼)

 

「(富樫) すさまじい眼をしておる」
「まるでその瞳の奥でたぎる憎悪が、わしにむけられてるような」(大豪院)

 

「あの学帽のツラ、前にも一度見たような気がする」
「思いだすことはできん」(大豪院)

 

「過去十年、男塾三号生筆頭として君臨するこの俺におろかな刃を向け死んでいった」
「星の数程の男達の顔を、覚えていろというのも無理な話よ」(大豪院)

 

 

「(答えろ?) うるせえ。てめえをぶっ倒せばいいんだろ」
「今てめえの体に教えてやるぜ」(富樫)

 

「心配すんな」
「男を問われて富樫が間違った答なんかだすわけねえ」(剣桃太郎)

 

「(三号生筆頭との関係?) 放っといてくれ。おめえ等には関係ねえ」
「こいつは俺ひとりの問題だ」(富樫)

 

6巻

「やれよ、もっと切れ」
「俺の頭に血を昇らせろ」(J、ジェイ)

 

「俺の怒りが頂点に達した時こそ」
「俺の拳は空(くう)を引き裂きてめえの体に風穴あけてやるぜ」(J)

 

「まだわからんのか、虎丸…」
「Jが自分のマッハパンチにどれくらい誇りをもっているか…」(剣)

 

「一度は失敗しても蝋燭の炎を消さないことには、奴の誇りが許さない」
「拳の勝負を挑まれて、負けるわけにはいかねえんだ」(剣)

 

「だから奴はああまでされても怒りを蓄積し、最後の勝負にかけているんだ」
「我が身を犠牲にしても誇りに生きる。そういう男だぜ、あいつは」(剣)

 

「まてよ、まだ勝負はついちゃいねえ」
「俺のマッハパンチはあの炎を消しとばす。おめえもただじゃすまさねえ」
「充電完了だ…!!」(J)

 

「いくぜっ。てめえの命の炎もろともふき消してやる」
「これが怒りのマッハパンチだ──っ!!」(J)

 

「YOU’RE NOT MY MATCH.(目じゃないゼ!)」(J)

 

「一発じゃまだわからんだろう」
「立てよ、もっとわかるように教えてやる」(J)

 

「なるほどな。思い出した、あの学帽…」
「おもしろい。男塾総支配として君臨すること十余年…」(大豪院)

 

「この三号生筆頭・大豪院邪鬼の命を狙う愚か者よ…」
「さあ早くこい、この天動宮へ。兄弟そろって地獄で再会させてやるわ」(大豪院)

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「奴は今やっと俺の前に姿をあらわそうとしている」
「俺は奴を殺(と)る…!!」
「兄貴を殺した三号生筆頭・大豪院邪鬼の首をとる」(富樫)

 

「何ガラにもねえことぬかしやがる」
「おめえにそういうしんみりした役は似合わねんだよ」(虎丸龍次)

 

「俺達ゃみんな兄弟よ。『驚邏大四凶殺』で生死をともにした仲じゃねえか」
「おまえの敵(かたき)は俺達の敵だぜ」(虎丸)

 

「虎丸のいうとおりだぜ」
「それに奴等が何故俺達を呼んだのかはわからんが…」(剣)

 

「こんな土足で頭ふんづけられるような歓迎されて」
「いつまでも下むいていられる俺達じゃないしな」(剣)

 

「お、怒るぜ、富樫!!」
「俺が勝負に泣きいれて命乞いするような男だと思っているのか」(虎丸)

 

「ここまでコケにされて、俺がただ負けると思っているのかよ」(虎丸)

 

「この時をまってたぜ」
「ずるがしこいおまえのことだ。きっとそうすると思ってたぜ」(虎丸)

 

「だ、だめだ。俺個人のことで、おまえ等を巻添えにすることはできねえ」
「こいつらがハンパじゃねえことは、兄貴を殺された俺が一番よく知っている」(富樫)

 

「どの道生きてはここからでられんだろう。ここで別れのあいさつをしとくぜ」
「馬鹿な奴だと笑ってくれ…しかしこればかりは後にはひけねえ…」(富樫)

 

「あばよ、みんな…」(富樫)

 

「今生の別れだ」
「存分に名残りを惜しむがよい」(大豪院)

 

「似ておる…兄弟そろってその命知らずの愚かさも、何もかもがな…」(大豪院)

 

「男塾一号生・富樫源次」
「てめえに殺された兄貴のオトシマエとらせてもらうぜ」(富樫)

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「手をだすな。こい!」
「貴様のその兄思いのけなげな心に報いて、この自らの手で地獄で兄に再会させてやる」(大豪院)

 

「長かったぜ、この三年間…どんな時でもてめえへの復讐を忘れた時はなかった」(富樫)

 

「この世でたったひとりだった俺の兄貴を殺した罪を、てめえの命で償わしてやる」
「死ねや、外道が──っ!!」(富樫)

 

「そんなもの(ドス)でわしを倒す気か…!!」(大豪院)

 

「愚かな…死に急ぐまいぞ」
「兄弟ともども犬死にすることはなかろうて…」(大豪院)

 

「大威震八連制覇…!!」
「その業行の中で、おまえの兄は死んでいった」(大豪院)

 

「消えゆく生命の淵で苦しみもがき、おまえの名を呼びながら…」
「この世に残すたったひとりの弟、おまえのことを最後まで案じておったのだろう」(大豪院)

 

「地獄で兄弟そろっておのれ等の愚かさを反省するがいい」
「この男塾三号生筆頭・大豪院邪鬼に牙をむいたということをな!!」(大豪院)

 

「き、汚ねえ手でさわるんじゃねえ…俺がこの程度でくたばると思うのか…」(富樫)

 

「なる程な…想像以上のバケモノだ」
「兄貴が負けた理由(わけ)もなっとくするぜ」(富樫)

 

「しかし俺は、この身にかえても貴様を倒す」
「てめえを必ず地獄へ引きずりこんで、兄貴ともう一度リターン・マッチさせてやるぜ」(富樫)

 

「10kgのマイトだ。この部屋ごとすっとぶ…」
「桃よ…!! おまえ達を部屋に入れるわけにいかねえよ」
「富樫源次、人間爆弾じゃ──っ」(富樫)

 

「己の命を賭しての爆挺殺(ばくていさつ)…その意気はほめてやろう」(大豪院)

 

「三号生筆頭・大豪院邪鬼…」
「だれもわしが貴様ごときに殺(と)られるとは思っておらん」(大豪院)

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「わかったか…いかなるものも、このわしを倒すことはできん」
「貴様はやりすぎた…死ね…!!」(大豪院)

 

「よく見ておけ…わしに牙をむけた愚か者の最後をな」
「そしてこやつの死を無駄にせぬ為にも、二度と同じ過ちをくり返さぬことだ」(大豪院)

 

「馬鹿野郎…てめえの兄貴が殺されたかどうだか知らねえが」
「ひとりで生きてるようなツラして勝手なマネすんじゃねえ!!」(剣)

 

「たしかにおまえには、たったひとりの肉親だったかもしらねえが…」
「血よりも濃いものだってあるはずだぜ」(剣)

 

「貴様が一号生筆頭・剣桃太郎か…わしに楯突く罪は深いぞ…」(大豪院)
「いうなっ! …富樫の無念、この俺が晴らされてもらう!!」(剣)

 

「さすがは男塾一号生筆頭を名乗るだけはあるようだな」
「あの愚か者のように無謀につっこんではこん」(大豪院)

 

「貴様にこのわしの強さも恐ろしさも少しはわかるらしい」(大豪院)
「ああ、それにもうひとつわかっている。人を人とも思わねえ残虐さもな…!!」(剣)

 

「お前の愀象刀(しゅうぞうとう)とやらも、見かけ程ではないようだな」(剣)

 

「見事だ」
「よかろう。それでこそ『驚邏大四凶殺』で貴様等の命をたすけ」
「このわしが呼んだ意義があるというもの」(大豪院)

 

「ここはこれまでだ。…大威震八連制覇!」
「貴様等にはふさわしい死に場所を用意してある」(大豪院)

 

「大威震八連制覇…」
「それは三年に一度、この男塾で先輩後輩の区別なく行われる、命を賭した格闘技試合よ」(江田島)

 

「大威震八連制覇を制するものは男塾をも制する」
「男塾最大の修羅業行である」(江田島)

 

「これが返事だ」
「貴様の十年間の支配に俺達が終止符をうってやるぜ」(剣)

 

「これにて大威震八連制覇は成立!!」
「時は三日後、丑の刻!! 死出の旅に出発する!!」(大豪院)

 

「皆いい顔をしておる。まさに男塾・大威震八連制覇にふさわしいツラがまえだ」
「この中の何人が生きて再びこの男塾の土を踏めるかはしれん」(江田島)

 

「しかしわしは貴様等八人の顔を忘れんであろう」
「以上である。貴様等の武運長久を祈る」(江田島)

 

「おっと、一番大事なことを言い忘れておった」
「わしが男塾塾長・江田島平八である」(江田島)

 

「古来軍隊においては最前線に兵士達を送りだす時」
「三発の祝砲をもって最高の栄誉と激励にしたという」(江田島)

 

「今のわしが貴様達にしてやれるのはこれくらいのことよ」
「生きて還れよ…!!」(江田島)

 

「不思議なもんだぜ。大四凶殺であれほどの戦いをした者同士が…」
「今度は仲間として同じ敵に戦いをいどもうとしている」(伊達臣人)

 

「大威震八連制覇。入口はあっても出口はねえといわれるこの業行…」(伊達)
「生きてかえるぜ…八人全員そろってな…出口は俺達でつくるぜ」(剣)

 

「聞こえねえか、桃…貴様には…」
「一千年の昔から何百何千の武芸者達が、こうしてこの長城を極めんとして進んでいった」(伊達)

 

「俺には聞こえるぜ」
「志半ばに戦い散っていった、猛者達の慟哭が…」(伊達)

 

「邪鬼様はこの大威震八連制覇に、完全なる勝利をお望みだ…」
「いかなる失態も、おまえの死を意味することを忘れるな」(卍丸)

 

「わらわせるな…!!」
「忘れたのか…大口たたいていられるのも今のうちだ」(J)

 

「ここはわしにまかせてもらおう」
「たったひとりの力でこの大威震八連制覇、勝利できるものではござらん」(雷電)

 

「何よりも大切なのはチームワーク」
「生死を共にする仲間として、お互いを信じあうことでござる」(雷電)

 

「おのれの始末はおのれでつけい」
「奴を倒す以外に、貴様に生きる道はない…」(卍丸)

7巻

「(汚ねえ?) そうじゃねえ、奴の言うとおりだ」
「この大威震八連制覇…三号生と一号生の親善試合だとでも思っているのか」(伊達)

 

「生きるか死ぬかの闘いに汚ねえもヘチマもありゃしねえ」(伊達)

 

「人の情けをふみにじり、男の闘いをけがした罪は重い」
「二度と命乞いは通用せん。貴様には死んでもらう」(雷電)

 

「それ以上いうんじゃねえ…俺の友の悪口は許さねえ…」
「今俺がそのうす汚ねえ口を永遠に封じてやる…」(J)

 

「その程度の拳(けん)が今の俺に通用すると思うのか…!!」
「雷電、見るがいい。これがおまえへの鎮魂歌(レクイエム)だ!!」(J)

 

「馬鹿めが…ふがいない奴よ。三面拳のツラ汚しもいいとこだ」
「何度でも言う! おまえ達もああなりたくなかったら、ケツの穴しめていくことだ」(伊達)

 

「何年もの間わたし達は生死を共にし、肉親の血より濃い絆で結ばれてきました」
「その死を悲しまない者などどこにおりましょう」(飛燕)

 

「ああいう人なんです」
「仲間の死を見るのが何よりもつらい…」(飛燕)

 

「だからああしてこれ以上犠牲をださぬよう厳しい態度にでる…」
「本当はやさしい人なんです」(飛燕)

 

「なめるな…拳ひとつあれば十分だぜ」(J)

 

「こい、ここが貴様の墓場になる」(J)

 

「しかしだれにも止めることはできない」
「奴(J)は必ず使うだろう」(剣)

 

「命を捨てても誇りは捨てない…」
「そういう男なんだ! あいつは…!!」(剣)

 

「悔いはねえ…男が勝負に命を賭ける…」
「それがどういうことだかあんたが身をもって教えてくれたぜ、雷電よ…」(J)

 

「俺だけが勝ったんじゃねえ…ふたりで勝ったんだ…」
「先に雷電のために祈ってくれ」(J)

 

「Jはまかせよう。だがな…」
「奴の身にもしものことがあったら、あんたにも死んでもらうことになるぜ」(伊達)

 

「なあ田沢よ…桃もみんなもいい奴ばかりだな」(松尾鯛雄)
「ああ俺達にはすぎた仲間だぜ…そんな奴等をまきぞえにはできねえよな」(田沢慎一郎)

 

「さらばだ、みんな──っ!!」
「おまえ達の勝利を信じているぞ──っ!!」(松尾、田沢)

 

「引き返すだと…そんな仲間を失った俺達に、引き返す道などあると思うのか…!!」(剣)

 

「おまえ等の死は無駄にはしない。この大威震八連制覇、必ず勝つ」
「それがこの世でおまえ達と俺達が仲間だったという証だぜ」(剣)

 

「(負けたのは)油断だと…!?」
「…そんなことは理由にならん」(大豪院)

 

「安心しろ、俺達は負けやしねえ」(富樫)

 

「命をはって万人橋を架け」
「俺達をこの闘場へ渡してくれた松尾や田沢の死を無駄にできんからな…!!」(富樫)

 

「見かけで人を判断しない方がいい…死ぬことになる!!」(飛燕)

 

「貴様それでも生死を共にすると誓いあった俺の相棒か!」
「俺はそんな情けねえ相棒をもった憶えはねえぞ──っ!!」(富樫)

 

「これ(血闘援)を見ても駄目なら、てめえもそこまでの男!」
「勝手に死んじまえ──っ!!」(富樫)

8巻

「おまえの心はその顔と同じように醜くゆがんでいる」
「ならばそれにふさわしい死を与えてやるまで…」(飛燕)

 

「今度は自分が死の恐怖と戦う番だ」(飛燕)

 

「貴様にはこんな死がふさわしい…!!」(飛燕)

 

「相棒だと…そんな腑甲斐無い相棒をもったおぼえはない」(センクウ)

 

「鳥人拳極意・終焉節!!」
「この飛燕、この世で最後の拳を見せてやる…!!」(飛燕)

 

「無駄だ…だれにも止められはしない」
「俺達に今できるのは、奴の勇姿を俺達の胸に刻みつけておくことだけだ…!!」(剣)

 

「と、富樫、おまえの勝利をし、信じている…」
「わたしが死んでもおまえが勝てば、それはわたし達ふたりの勝利だ…」
「た、たのんだぜ…」(飛燕)

 

「本来ならば硫硝酸盆に投げ入れて勝負の決着とするところだが…」
「これほどの男…手厚く葬ってやれ」
「名残り尽きたら参れい」(センクウ)

 

「貴様の相棒はわしにこれだけの深手を負わせ」
「勝利をたくし捨て石となって死んでいった」(センクウ)

 

「しかしそれはかなわぬ夢だったようだな」
「地獄で飛燕にわびるがよい」(センクウ)

 

「何をそんなに勝負を急いでる」
「溶けて小さくなっていく足場が、そんなに気になるのか…」(富樫)

 

「拳法の達人も、勝負より自分の命が惜しいらしいな」
「俺の命は最初(ハナ)から捨てておるんじゃ──っ!!」(富樫)

 

「それが男富樫源次のケンカ殺法だ──っ!!」(富樫)

 

「お、俺はな…け、拳法なんて気のきいたものは知らねえが」
「斬ったはったのケンカに一度だって塩なめたことはねえんだ」(富樫)

 

「戮家奥義に死角はない…!!」
「皆同じことを考え死んでいった」(センクウ)

 

「かかったな、センクウ…!!」
「おれのケンカに負けはねえ。てめえにも地獄へつきあってもらうぜ!!」(富樫)

 

「さらばだ、みんな!」
「見さらせ──っ。これがケンカ殺法真骨頂じゃ──っ!!」(富樫)

 

「み、見事だ、富樫…」
「男塾三号生として、貴様のような根性のかたまりの後輩をもったことを誇りに思う…」(センクウ)

 

「お、俺ひとりじゃあんたを倒せなかった…飛燕の力があったからこそだ」
「飛燕の分も誉めてやって下さいよ…先輩」(富樫)

 

「礼をいうぜ、みんな…」
「短いつきあいだったが、おれの人生は貴様等のお陰で素晴らしいものだった」
「男塾万才──っ!!」(富樫)

 

「俺を先輩と呼んだ後輩をこのまま死なすわけにはいかん」
「少しは先輩らしいこともしてやらんとな」(センクウ)

 

「命あったらたまには思い出せ」
「このセンクウの名をな…」(センクウ)

 

「伊達は意味もなく自分の力を誇示したり、人を傷つけたりする男ではない…」
「これ以上仲間の死をみるのが堪え難いのだ」(剣)

 

「貴様ごときに武器などいらん」
「俺の敵は後にひかえている羅刹とかいう男のようだ」(伊達)

 

「気にすんな」
「おまえが弱いんじゃねえ、俺が強すぎるんだ」(伊達)

 

「ああ、わかった。やはりおまえは俺の敵ではない…」
「地獄への忘れもんだぜ」(伊達)

 

「この世にわしの指で貫けぬものは存在せぬ」(羅刹)

 

「拳止鄭の真髄は、相手の拳を止めることにではなく、使えなくすることにある」
「まだわからんか。今の貴様の拳では、豆腐でも貫けはせん」(伊達)

 

「どうやら貴様も俺の敵ではなかったようだな…!!」(伊達)

 

「俺はやっと本気になれそうだぜ」(伊達)

 

9巻

「やめておけ…俺を怒らせると楽には死なせんぞ」(伊達)

 

「だれにものをいっている…俺の名は伊達臣人」
「貴様にこの俺は倒せはせん…!!」(伊達)

 

「伊達…まったくおまえって奴はたいした奴だぜ」
「出番がねえなんてひがんでいた俺が恥ずかしくなっちまった」(虎丸)

 

「しかし俺だって男塾一号生、大威震八連制覇に選ばれた八人の代表の中のひとりだ」
「このまま相棒が殺されるのを、指をくわえて見てるようなタコじゃねえぜ」(虎丸)

 

「俺にはわかっているぜ。おまえが何故、俺を戦わせないでひとり勝負していたか…」
「やっぱり俺のかなう相手じゃねえ…俺が負けて殺されんのは見えている」(虎丸)

 

「だからおまえは自分の身にかえても、俺と戦わせたくなかったんだろう?」
「そういう奴だよ、おまえは。口は悪いが本当はやさしい奴だもんな」(虎丸)

 

「だが俺だって、むざむざ殺(や)られに火の海を渡ってきたわけじゃねえ」
「俺はおまえを助けにきたんだ」(虎丸)

 

「おまえはやり過ぎた…死んでもらうぞ、羅刹!!」(伊達)

 

「おまえのような男が考えることはよくわかる」
「俺とおまえとでは格が違う」(伊達)

 

「”あらゆる状況を想定しそれに備える”、これは闘法の初歩的問題だ」(伊達)

 

「女神じゃない…おまえに微笑むのは死神だ!!」(伊達)

 

「気づくのが遅かったな、羅刹」
「俺と拳をあわせた時から、貴様はすでに死神に魅せられていた」(伊達)

 

「(勝算?) わからん…俺は死んだ雷電や飛燕に…」
「それにおまえ達に恥じぬ闘いをするだけだ」(剣)

 

「見事だ。よくぞこの大威震八連制覇、ここまで戦い抜いてきた」
「男塾三号生筆頭・大豪院邪鬼、誉めてやろう!!」(大豪院)

 

「だが真の勝負はこれからだ。貴様等、生きてはこの塔を降りられん」
「この邪鬼を倒さん限りな…!!」(大豪院)

 

「この世で私のかなわぬ相手…それは邪鬼様、あなただけです」(影慶)

 

「月光とかいったな。貴様がかなりの腕であることは俺にはわかる」
「しかし十秒だ。十秒でこの勝負に終止符をうつ!!」(影慶)

 

「このまま敗れるとはいえ、見事だったぞ」
「この俺と戦い、宣言した時間を使いきらせたのは貴様がはじめてだ」(影慶)

 

「どうした、影慶。十秒たったが俺は生きている…」
「今度は俺が貴様を十秒で倒す番だ!!」(月光)

 

「風・火・地・水、自然の利を生かし、相身一体となって勝利を我物とする」
「辵(チャク)家流拳法の真髄はこれにあり!」(月光)

 

「安らかに眠れい、月光…お前の名は忘れない」
「ここまで俺を追いつめたのは貴様がはじめてだ」(影慶)

 

「好きにするがいい、影慶」
「たとえ貴様のためにわしの出番がなくなろうと文句はいわん」(大豪院)

 

「心配するな」
「月光が俺に残した最後の言葉”如號(にょごう)”…」(剣)

 

「それは昔、中国の戦士達が合戦で敗れ死ぬ時」
「後につづく者を信じ、その勝利を祈して血文字でしるしたものだ」(剣)

 

「俺は奴の期待を裏切らない!!」(剣)

 

10巻

「愾慄流死奥義・穿凶毒手!!」
「この影慶のこの世で見せる、命を賭した最後の拳を受けるがいい!!」(影慶)

 

「もうこの邪鬼、何もいわぬ!」
「最後まで貴様の闘い、この目で見とどけようぞ」(大豪院)

 

「見事だ、その勝負への執念…!!」
「だが俺も負けるわけにはいかぬ!!」(剣)

 

「幻はいつく見えようが、しょせん幻」
「雷が落ちた時、実体だけはその影を地面に写していた…!!」(剣)

 

「こい!! この邪鬼が、この拳で貴様を葬ろう!!」(大豪院)

 

「カッカカ、ヒーローは永遠に不滅じゃ──っ!!」(松尾)
「わしらがいなくてなんの男塾よ──っ!!」(田沢)

 

「邪鬼の強さはケタがはずれておる」
「しかし強さだけでは勝負には勝てん…!!」(江田島)

 

「永遠(とわ)に眠れい、影慶!!」(大豪院)

 

「どんな苦しみも顔に出す男ではない」(江田島)

 

「いくら請われたとはいえ、おのれを慕い、生死を共に戦ってきた部下にとどめをさすのは」
「どんなにつらいことだったか」(江田島)

 

「あれが男塾三号生筆頭・大豪院邪鬼という男よ!」
「ただ強いだけでは男塾の帝王として君臨することはできん!!」(江田島)

 

「おしゃべりを楽しんでいるヒマはない」
「五十人からの仲間の命がかかっている」(剣)

 

「追いつめた…!? 勝負をつけるだと…誰にものをいっておる」
「こい! この男塾三号生筆頭・大豪院邪鬼が、うぬのその拳で倒せるものならな」(大豪院)

 

「か、勝ったぞ、邪鬼!」
「大威震八連制覇。お、俺達一号生の完全勝利だ!!」(剣)

 

「す、すまん。貴様等の信頼と期待を裏切った…」(大豪院)

 

「そうはいかない。勝負が終われば一号生も三号生も関係ない」
「俺達は全員、男塾の塾生だ」(剣)

 

「貴様は何もわかっておらん」
「いや貴様だけでな、桃も邪鬼も唯ひとりとして…」(江田島)

 

「この大威震八連制覇…その本当の意味を!!」(江田島)

 

「嬉しいだと…だれがこれを喜べる」
「一号も三号も関係ねえ…同じ男塾の塾生が、この闘いで十一人も死んだんだ」
「あなたはそれでもなんとも思わないのか」(剣)

 

「よくぞ戦った、男塾塾生の猛者どもよ。わしは貴様等を誇りに思う」
「しかし真の闘いはこれから始まる!!」(江田島)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
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