アニメ「黒子のバスケ(くろこのバスケ)」の名言・台詞をまとめていきます。
黒子のバスケ
1話
「(志望動機?) 別にねえよ」
「どうせ日本のバスケなんて、どこも一緒だろ」(火神大我)
「(マネージャー?) 男子バスケ部監督・相田リコです」
「よろしく!」(相田リコ)
「さあ(顧問の)武田先生の紹介も済んだところで」
「まずはお前達…シャツを脱げ!」(リコ)
「あいつ(リコ)の父親はスポーツトレーナーなんだよ」
「データを取ってトレーニングメニューを作る」(日向順平)
「子供の頃から毎日その仕事場で、肉体とデータを見続けてるうちについた特技」
「体格を見れば、あいつの目には身体能力が全て数値で見える」(日向)
「な…何これ…全ての数値がズバ抜けてる」
「こんなの高1男子の数値じゃない」(リコ)
「しかも、伸び代が見えないなんて…」
「うわっ、生で初めて見る…天賦の才能!」(リコ)
「俺は、中2までアメリカにいた」
「こっち戻ってきて愕然としたよ、レベル低すぎて」(火神)
「俺が求めてんのは、お遊びのバスケじゃねえ」
「もっと全力で血が沸騰するような勝負がしてえんだ」(火神)
「(勝てる?) まさか? 火神君の方が強いに決まってるじゃないですか」
「やる前から分かってました」(黒子テツヤ)
「火神君の強さをじかに見たかったからです」(黒子)
「僕は強いとか弱いとかどうでもいいです」
「僕は君とは違う。僕は…影だ」(黒子)
「(火神) とんでもねえな、おい」
「即戦力どころかマジバケモンだ」(日向)
「ミスディレクション…手品などに使われるテクニック」
「それによって、自分以外に相手の意識を誘導する」(リコ)
「つまり彼は試合中”影が薄い”というより、もっと正確に表現すると…」
「自分以外を見るように仕向けている」(リコ)
「だから弱え奴はムカつくんだよ!」
「ちゃんと決めろ、タコ」(火神)
「バスケ弱い奴に興味はねえ」
「が、それ(ハンバーガー)1個分くらいは認めてやる」(火神)
「決めた。そいつら(キセキの世代)全員ぶっ倒して、日本一になってやる」(火神)
「無理だと思います」(黒子)
「潜在能力だけなら分かりません」
「でも、今の完成度では彼等の足元にも及ばない」(黒子)
「1人では無理です」
「僕も決めました」(黒子)
「僕は影だ。でも影は光が強いほど濃くなり、光の白さを際立たせる」
「君という光の影として、僕も君を日本一にする」(黒子)
2話
「育てるっていいわあ」(リコ)
「どんだけ練習を真面目にやっても、”いつか”だの”出来れば”だのじゃ」
「いつまでも弱小だからね」(リコ)
「具体的かつ高い目標と、それを必ず達成しようとする意志が欲しいの」
「んで今! 学年・クラス・名前・今年の目標を、ここから宣言してもらいます!」(リコ)
「さらに出来なかった時はここから…全裸で好きな子に告ってもらいます」(リコ)
「僕がいた中学のバスケ部には、唯一無二の基本理念がありました」
「それは勝つことが全て」(黒子)
「そのために必要だったのはチームワークなどではなく」
「ただ”キセキの世代”が圧倒的個人技を行使するだけのバスケット」(黒子)
「それが最強だった」
「けど、もはやそこにチームはなかった」(黒子)
「5人は肯定してたけど、僕は何か大切なものが欠落してる気がしたんです」(黒子)
「(キセキの世代倒し?) そう思ってたんですけど…」
「それより僕は、この学校で君と監督の言葉にしびれた」(黒子)
「今僕がやる一番の理由は、君とこのチームを日本一にしたいからです」(黒子)
「”したい”じゃねえよ…日本一にすんだよ!」(火神)
「あんな人知りません」
「正直さっきまで、僕も甘いことを考えていました」(黒子)
「でも数ヶ月会ってないだけなのに」
「予想を超える速さで”キセキの世代”は進化してる」(黒子)
「(勝つことが全て?) あの時から考えが変わったんです」
「何より火神君と約束しまいた」
「君達を…”キセキの世代”を倒すと」(黒子)
「これが”キセキの世代”、すげえわマジ」
「しかももっと強えのがまだ4人もいんのかよ、ニヤけちまう」(火神)
3話
「俺もそこまで人間できてないんで、悪いけど本気でぶっ潰すっスよ」(黄瀬涼太)
「それに…そもそも俺を引きずり出すことも出来ないようじゃ」
「”キセキの世代”を倒すとか言う資格もないしね」(黄瀬)
「俺、女の子にはあんまっスけど…」
「バスケでお返し忘れたことはないんスわ」(黄瀬)
「チームとしてのフォーメーションや戦略以前に、まずバスケは体格」
「つまり”サイズのスポーツ”」(黄瀬)
「君ら誠凛とうちとじゃ、5人のスペックが違いすぎる」
「唯一対抗できる可能性があったのは君(火神)っスけど、だいたい実力は分かったっス」(黄瀬)
「ポテンシャルは認めるけど、俺には遠く及ばない」
「君がどんな技をやろうと、見れば俺はすぐに倍返し出来る」(黄瀬)
「こっち帰って、バスケから離れたのは早とちりだったわ」
「張りが出るぜ、マジで」(火神)
「やっぱ人生、挑戦してナンボじゃん」
「強え奴がいねえと、生きがいになんねえだろ」
「勝てねえぐらいがちょうどいい!」(火神)
4話
「黄瀬君は強いです。僕はおろか、火神君でも歯が立たない」
「けど、力を合わせれば…2人でなら戦える」(黒子)
「ったく今時の1年はどいつもこいつも、もっと敬え先輩を!」
「そしてひれ伏せ!」(日向)
「優しい時は並の人、スイッチ入るとすごい! けど怖い」
「二重人格クラッチシューター、日向順平」(リコ)
「ざまあ!」(日向)
「あいにくうちは、1人残らず諦め悪いのよ!」(リコ)
「僕が出て戦況を変えられるなら、お願いします」
「それに…約束しました、火神君の影になると」(黒子)
「俺は負けねえっスよ、誰にも」
「黒子っちにも!」(黄瀬)
「てめえのお返しは、もういんねえよ!」
「なぜなら…これで終わりだからな!」(火神)
5話
「つうか、今まで負けたことがねえって方がナメてんだよ、シバくぞ!」
「そのスッカスカの辞書に、ちゃんと”リベンジ”って単語追加しとけ!」(笠松幸男)
「まっ、どちらが勝っても不快な試合だったが」
「サルでも出来るダンクの応酬」
「運命に選ばれるはずもない」(緑間真太郎)
「近くからは入れて当然」
「シュートは遠くから決めてこそ価値があるのだ」(緑間)
「”人事を尽くして天命を待つ”という言葉を習わなかったか?」
「まず最善の努力。そこから初めて、運命に選ばれる資格を得るのだよ」(緑間)
「(黒子?) 必要ない」
「B型の俺とA型のあいつは相性が最悪なのだよ」(緑間)
「あいつのスタイルは認めているし、むしろ尊敬すらしている」
「だが、誠凛などと無名の新設校へ行ったのはいただけない」(緑間)
「だが先に謝っておくよ」
「俺達が誠凛に負けるという運命はありえない」
「残念だが、リベンジは諦めた方がいい」(緑間)
「何がいけないかは、まだハッキリ分からないです」
「ただ…僕はあの頃、バスケが嫌いだった」(黒子)
「1人じゃ無理だって言ったのはオメエだろ」
「だったら、いらねえ心配すんな」(火神)
「それに…いつも光と共にある、それがお前のバスケだろ?」(火神)
6話
「300校以上の出場校から選ばれるのは、たった3校」
「1%の選ばれた高校生しか立てない夢の舞台、それがインターハイだ」(日向)
「なんとなくは分かったけど、1つ間違えてるっスよ」
「”選ばれる”んじゃなくて、”勝ち取るんだろ”…です」(火神)
「”届かない”」
「ただそれだけで、誰も彼を止められないのよ」(リコ)
「(子供?) 正直、いろいろイラッときました」(黒子)
「楽かどうかは知んねえけど、そのポリシーなら逆に文句言うなよ」
「とんでもねえ奴ならうちにもいるし、呼んだわけじゃねえんだけどな」(日向)
「やりたいことをさせない」
「行きたいとこへ行かせない」(リコ)
「そうやって相手の苦手な態勢に追い込んで、プレッシャーをかけて」
「楽にシュートをさせない!」(リコ)
7話
「”キセキの世代にガッカリ”とか言ってたけど、調子こきすぎだね!」
「あいつらの方が、断然強えわ!」(火神)
「普通に名乗っても、いかにも”覚えてない”とか言いそうなツラしてるからな、お前」
「先輩達のリベンジの相手には、キッチリ覚えてもらわねえと」(火神)
「”リベンジ”?」
「随分と無謀なことを言うのだな」(緑間)
「息まくのは勝手だが、彼我(ひが)の差は圧倒的なのだよ」
「仮に決勝で当たっても、歴史は繰り返されるだけだ」(緑間)
「過去の結果で出来るのは予想までです」
「勝負はやってみなければ分からないと思います、緑間君」(黒子)
「黒子、教えてやろう」
「お前の考えが、どれだけ甘いか」(緑間)
「落ちるわけがない」
「今日のラッキーアイテム・クマのぬいぐるみで、運気も補正されているのだから」(緑間)
「(簡単そう?) ミスがねえからだよ」
「バスケってのは、常にハイスピードでボールが行き交うスポーツだからな」(日向)
「けど強いとこってのは例外なく、投げる・捕る・走るみたいな」
「当たり前の動きからキッチリしてんだ」(日向)
「簡単そうに見えるってのはつまり、基本がガッチリ出来てるってことだよ」(日向)
「まっ、あくまで基本だ、それ以上の理由が当然ある」
「それは…絶対的な得点源、スコアラーがいるってことだ」(日向)
「ある程度?」
「だからお前らはダメなのだ」(緑間)
「俺は運命に従っている、そして人事を尽くした」
「だから俺のシュートは…落ちん!」(緑間)
「緑間君はフォームを崩されない限り、100%決めます」(黒子)
「でも…ピンチってちょっと燃えません?」(黒子)
8話
「ハッキリ言って正邦・秀徳とも、10回やったら9回負けるわ」
「でも、勝てる1回を今回持ってくりゃいいのよ」(リコ)
「謝んなくていいっスよ、勝たせてもらうんで」
「去年と同じように見下してたら泣くっスよ」(日向)
「元気が出るように、1つご褒美考えたわ!」
「次の試合に勝ったら、みんなのホッペに…チューしてあげる! どうだ?」(リコ)
「バカヤロー! 義理でもそこは喜べよ!」(日向)
「ガタガタ言わんとシャキッとせんか、ボケ!」
「去年の借り返すんだろうが、ええおい!」
「1年分利子ついてえらい額になってんぞ、コラ!」(リコ)
「去年と同じには絶対ならねえ」
「それだけは確信できるくらい、強くなった自信があるからな!」
「あとは勝つだけだ! 行くぞ!」(日向)
「火神君は、バスケを嫌いになったことありますか?」
「僕は…あります」(黒子)
「緑間君と話した時、”過去と未来は違う”と言ったけど」
「切り離されてるわけじゃありません」(黒子)
「この試合は先輩達が過去を乗り越える、大事な試合だと思うんです」
「だから…改めて思いました。この試合、絶対勝ちたいです」(黒子)
「(古武術の動き) けど、消えたり飛んだりするわけじゃないわ」
「相手は同じ高校生よ」(リコ)
「フェイクにもかかるし、不意をつかれればバランスも崩れる」
「やってるのは同じバスケット」(リコ)
「いつもどおりやればちゃんと通用するわ」
「まだテンパるとこじゃないわよ!」(リコ)
「(秘策?) いや…けど、とどのつまり同じ人間ですよね?」
「相手より速く、ぶち抜きゃいいんだ…です」(火神)
「俺はバスケ嫌いになったりとかはしねえし、全部は理解できねえけど…」
「最後の言葉だけは分かったぜ!」(火神)
9話
「正邦は天才のいるチームじゃねえ、達人のいるチームなんだよ」(笠松)
「(バカ言った?) あ~、ぶっちゃけ去年のトラウマ思い出したし」
「けどまっ、全然いいっスよ…乗り越えたし」(日向)
「最初から決めてたからな、お前ら2人は前半までだって」
「理由は1つ…緑間を倒すには、お前ら2人が必要だからだ」(日向)
「まあ心配すんな」
「正邦は…俺達が倒す」(日向)
「ガタガタうるせえぞ、茶坊主が」
「今からお前に先輩への口の利き方教えてやる、ハゲ」(日向)
「これは俺達にとっての雪辱戦」
「後輩達の力借りて勝ったところで威張れないじゃないですか」(日向)
「とどのつまり…先輩の意地だよ」(日向)
「伊月君は(全体が)見えるのよ」
「イーグルアイを持ってるからね」(リコ)
「力不足かもしれませんが、借りがあるそうなんで返しに来ました」
「代理で」(黒子)
10話
「先輩には先輩の意地があるなら、後輩には後輩の敬意があります」
「尊敬する先輩を支えるためにも、僕は君を倒します」(黒子)
「シャンとしろ監督、まだ泣くところじゃねえよ」
「喜ぶのは次の決戦に勝ってからだ」(日向)
「シューティングを欠かした日はない」
「練習も手を抜いたことはない、左手の爪のケアもいつもどおり」(緑間)
「今日の占い、かに座は1位」
「ラッキーアイテム、”タヌキの信楽焼”も持ってきている」(緑間)
「バッシュの紐は右から結んだ」
「人事は…尽くした」(緑間)
「相手が虎であろうとうさぎであろうと、獅子のすることは1つ」
「全力で叩き潰すのみだ!」
「いつもどおり、勝つのみ!」(大坪泰介)
「どんな弱小校や無名校でも、みんなで力を合わせれば戦える」
「そんなものは幻想なのだよ」(緑間)
「来い、お前の選択がいかに愚かか教えてやろう」(緑間)
「人生の選択で何が正しいかなんて誰にも分かりませんし」
「そんな理由で選んだわけではないです」(黒子)
「それに1つ反論させてもらえば、誠凛は決して弱くはありません」
「負けません、絶対」(黒子)
「全部闘争心に変えて、てめえ(緑間)を倒すために溜めてたんだ」
「もうこれ以上抑えらんねえよ」(火神)
「まったく、心外なのだよ」
「その程度で出し抜いたつもりか?」(緑間)
11話
「気を抜くな」
「黒子はこれで終わるような奴じゃない」(緑間)
「俺があいつのことをなぜ気に食わないか分かるか?」
「それは黒子のことを認めているからだ」(緑間)
「あいつの強さは俺達とはまったく違う、異質の強さなのだよ」
「だから気に食わん」(緑間)
「俺の認めた男が力を生かしきれないチームで」
「望んで埋もれようとしているのだからな」(緑間)
「うちの部員はみんなタメだし、正直俺に強力なリーダーシップはない」
「だから…せめてプレーでみんなを引っ張れるようになりたいんだ」(日向)
「(プレッシャー?) 慣れておけばいいのよ」
「つまり、普段からプレッシャーをかけて慣れておけばいいのよ」(リコ)
「ちょっとだけ性格がゆがんだけど…日向君は大事なシュートは絶対決めるわ!」(リコ)
「”そんな手前ではない”と言ったはずなのだよ」
「俺のシュートレンジはコート全てだ」(緑間)
「監督。第2クオーター全部、俺にボール下さい」
「どんな手でこようが、全て俺が叩き潰す!」(緑間)
12話
「”勝ちたい”とは考えます」
「けど、”勝てるかどうか”とは考えたことないです」(黒子)
「ていうか、もし100点差で負けてたとしても」
「残り1秒で隕石が相手ベンチを直撃するかもしれないじゃないですか」(黒子)
「お前は最後まで決して諦めない」
「けど、全力を尽くしてもそれでもダメなら、その負けは受け止めるってことだろ」(火神)
「勝ち目がないような強敵とやるのはワクワクする」
「それでも最後は…勝たなきゃなんの意味もねえんだよ!」(火神)
「強くなってやる…誰かに頼らなくて勝てるぐらいに」
「俺1人でも勝てるぐらいに!」(火神)
「お前(火神)の力は認めるのだよ」
「だが、これ以上差が詰まることはない」(緑間)
「悪いが、これが現実だ」(緑間)
「1人で勝っても、意味なんかないだろ」
「”キセキの世代”倒すって言ってたのに、彼等と同じ考えでどうすんだ」(黒子)
「(綺麗事?) じゃあ”勝利”ってなんですか?」(黒子)
「試合終了した時、どんなに相手より多く点を取っていても」
「嬉しくなければ、それは”勝利”じゃない!」(黒子)
「僕に出来るのは、ボールを回すだけです」
「けど、もう一段階、上があります」(黒子)
13話
「まっ、でもテツ君かな~勝つのは」
「なんたって私が惚れた男だしね!」(桃井さつき)
「どうかな、試合終わってみねえとマジ分かんねえよ」
「どっちも土壇場に強えからなあ、伊達に全中三連覇してねえよ」
「テツも…緑間も」(青峰大輝)
「緑間君は昔、ダンクを”2点しか取れないシュート”と言っていました」
「君のスリーは確かにすごいです」(黒子)
「けど僕は、チームに勢いをつけたさっきのダンクも」
「点数以上に価値のあるシュートだと思います」(黒子)
「王者にもっとも必要なプライドは、勝つことだ!」(大坪)
「これ以上、借りはいんねえんスよ」
「さっきもやたら、思いのこもったブロックもらいましたしね」
「こっちもぶつけたい思いは溜まってんだよ」(日向)
「去年トリプルスコアで負けて現実を思い知らされて」
「それでもやっぱバスケが好きで、やっとここまで来たんだ!」(日向)
「なぜ俺が遠くから決めることにこだわるのか、教えてやろう」
「3点だからというだけなはずがないのだよ」(緑間)
「バスケットにおいて僅差の接戦の中、残り数秒の逆転劇は珍しくない」
「…が、場合によっては苦し紛れのシュートで、それが起きる場合もある」(緑間)
「そんなまぐれを俺は許さない」
「だから必ず、ブザービーターでとどめを刺す」
「それが、人事を尽くすということだ!」(緑間)
「信じていたのだよ」
「たとえ限界でも、お前はそれを超えて跳ぶと」(緑間)
「僕は信じてました、火神君なら跳べると」
「そして、それを信じた緑間君が、もう一度ボールを下げると」(黒子)
「俺を倒せる奴なんざ、俺しかいねえよ」(青峰)
14話
「(黒子と戦う?) なんか勘違いしてるぜ」
「昔がどうでも関係ねえだろ…今は敵だ」(青峰)
「(一度負けた?) そりゃあ…当然、リベンジするっスよ」
「インターハイの舞台でね」(黄瀬)
「(変わった?) まあ黒子っち達とやってから、前より練習するようになったスかね」
「あと最近思うのが、海常のみんなとバスケするのがちょっと楽しいっス」(黄瀬)
「どうも勘違いだったようだ、やはり変わってなどいない」
「戻っただけだ、三連覇する少し前にな」(緑間)
「けど…あの頃(三連覇する前)はまだ、みんなそうだったじゃないですか」(黒子)
「お前らがどう変わろうが勝手だ」
「だが俺は楽しい楽しくないでバスケはしていないのだよ」(緑間)
「お前ら、マジゴチャゴチャ考えすぎなんじゃねえの?」
「楽しいからやってるに決まってんだろ、バスケ」(火神)
「今日試合をして思いました」
「つまらなかったら、あんなに上手くなりません」(黒子)
「(青峰君は)強いです」
「ただあの人のバスケは好きじゃないです」(黒子)
「テツ君と一緒の学校に行きたかったのは本当だよ」
「けどあいつ、ほっとくと何しでかすか分かんないからさ」(さつき)
「誰も勝負になるなんて思ってねえよ」
「言ったろ、”試してやる”って」(青峰)
「俺より強い奴とか、存在しねえもん探してるわけじゃねえんだよ」
「俺の退屈をお前がどれだけ楽しませられるかってだけの話だ」(青峰)
「ホントなんでだろうな」
「テツとはほかのことは何も合わねえのに、バスケだけはかみ合うんだよなあ」(青峰)
「黒子は影なのだよ。影は光が強いほど濃くなる」
「つまり強い選手と組むほど、黒子も力を発揮する」(緑間)
「俺達も別に黒子と息が合っていないわけではない」
「…が、やはり最強は青峰だ」(緑間)
「一番黒子とかみ合うということは」
「ひときわあいつの輝きが強いということなのだろう」(緑間)
「変わりますか?」
「青峰君を止めたら」(黒子)
「青峰君の強さは知ってます」
「けど…僕1人で戦うわけじゃないですから」
「約束します、青峰君に勝つと」(黒子)
「テツの目も曇ったもんだぜ」
「お前じゃ、あいつの力を全て引き出せねえ」(青峰)
「あいつは影だ。影は光が強いほど濃くなる」
「つまり、輝き次第であいつは強くも弱くもなる」(青峰)
「お前の光は…淡すぎる」(青峰)
15話
「(練習?) 俺より結果出してから言えよ」
「ありえねえけど」(青峰)
「スポーツの世界では」
「1人の選手があまりに強すぎてルールすら変えたっつうことがある」(今吉翔一)
「まれにおんねん」
「もののたとえでのおて、反則的に強い…そんなバケモンが」(今吉)
「小さい頃からの、ただのバスケバカで…」
「あいつが一番…バスケが好きなんです」(さつき)
「(休むことが増えた?) 練習したら上手くなっちまうだろ」
「頑張ったら頑張った分だけ、バスケがつまんなくなってくんだよ」(青峰)
「あいつ(青峰)は誰よりもバスケが好きであるがゆえに、誰よりも欲しているものがある」
「自分と対等に勝負が出来るライバルだ」(緑間)
「だが今のあいつは強すぎる」
「ライバルどころか、周りと差が開き過ぎてしまったのだよ…圧倒的に」(緑間)
「なんだよ、それ…もう戦うのも諦めましたってか?」(青峰)
「ちょっと真面目にやったらこれか…」
「相手のやる気まで失せちまったら…、もうバスケの何が楽しいんだよ」(青峰)
「(青峰に)さくっと勝って…目ぇ覚ましてやらあ!」(火神)
「”リーグ戦だから1敗までは大丈夫”とか、少しでも考えたらおしまいよ!」
「大事なのは今! この試合、絶対勝つ!」(リコ)
「こいつらが前座だってんなら、挽回できないまで突き放して」
「世界一間抜けな主役にしてやらあ」(火神)
16話
「”前座”言うても、”青峰と比べて”ってちゅう話や」
「君等よりは強いで、多分」(今吉)
「1対1の勝負はともかく…」
「試合にまで負ける気はねえぞ」(日向)
「知ってますよ、そう来ると思ってたから」
「単純なんだから、ホント男の子って」(さつき)
「いくら正確な情報を持っていたとしても、それは過去のもの」
「人間は成長するのよ」(リコ)
「そんな常識も知らないで知ったかぶってんじゃないわよ!」(リコ)
「知ってますよ、そうなると思ってたから」(さつき)
「その人の身長・体重・長所・短所・性格・クセ、全部集めて分析・解析そして絞り込み」
「最後の秘訣は…女の勘よ」(さつき)
「甘いぞ小娘」
「大丈夫。彼(黒子君)は次、何するか分からない」
「たとえ女の勘でもね」(リコ)
「もう…相変わらず読めないなあ」
「けど、だからテツ君って好き」(さつき)
「私だけの力じゃまだ未完成で、みんなの力を引き出しきれない」
「あげく、ケガしてる火神君に頼る始末」(リコ)
「自分の無力さに腹が立つわ!」(リコ)
「じゃあ…やろうか」(青峰)
17話
「言いたいことは大体分かるけどな、それはプレーで示すことだろ?」
「まあどっちにしろ…勝ってから言えよ」(青峰)
「本気とかないわ、ダルいし」
「けどまあ…後半は出すかも、本気」(青峰)
「(後半の話?) 後半は俺が全部決める…でいいじゃん」(青峰)
「点さえ取れば人格なんてどうでもええ」
「勝ってる限りあいつが正義や」(今吉)
「青峰がどんな人間でも、試合に出れば文句はないわ」
「それが1番勝率が高いからな」(今吉)
「気合い、いい感じじゃねえの」
「前公園でやった時とは違うってことか?」
「けどまあ…無駄だぜ」(青峰)
「運動において、速さとは最高速だけではない」
「ゼロからマックスへの加速力と、マックスからゼロへの減速力」(緑間)
「アジリティ…すなわち敏捷性」
「青峰のそれは、”キセキの世代”の中でもズバ抜けている」(緑間)
「やめだ…」
「やっぱ性に合わねえわ、生真面目なバスケは」(青峰)
18話
「バスケットに限らず、どんなスポーツでも」
「その歴史の中で洗練されてきた基本の動きがあり、理想のフォームがあるのだよ」(緑間)
「洗練され無駄がなくなったからこそ、選択肢は限られ、逆に予測も成り立つ」
「そこにオフェンスディフェンスの駆け引きが生まれる…それがゲームだ」(緑間)
「ドリブルもシュートも、青峰の動きに型はない」
「無限…ゆえにディフェンス不可能」(緑間)
「アンストッパブルスコアラー」
「それが”キセキの世代”のエース、青峰大輝」(緑間)
「わりいな、ノロすぎてつい取っちまったわ」(青峰)
「俺に勝てるのは俺だけだ、てめえだけじゃあらがえねえよ」
「出てこいよ、テツ…決着をつけようぜ」(青峰)
「見せてみろよ」
「新しい光と影の底力をよ」(青峰)
「つか祈ってんじゃねえぞ、1年」
「俺が打つ時は”たたえる準備”だけしとけや!」(日向)
「相変わらずだな、テツ」
「中学の時とホント、変わってねえわ」
「ホント全然…マジ、ガッカリだわ」(青峰)
「悲しいぜ…最後の全中からお前は何も変わってない」
「同じってことは成長してねえってことじゃねえか」(青峰)
「やっぱ、結局赤司が言ったとおりかよ…」
「お前のバスケじゃ勝てねえよ」(青峰)
「バスケに一発逆転はねえよ」
「俺の勝ちだ、テツ」(青峰)
「まだ終わってません」
「可能性がゼロになるとすれば、それは諦めた時です」(黒子)
「どんなに無意味と思われても、自分からゼロにするのだけは嫌なんです」
「だから…諦めるのは絶対嫌だ!」(黒子)
「1つだけ認めてやるわ…その諦めの悪さだけは」(青峰)
19話
「圧倒的な力の前では、力を合わせるだけじゃ…勝てねえんじゃねえのか?」(火神)
「終わるということは、同時に始まりを意味する」
「つまり…新しい挑戦へ」(リコ)
「俺は弱い…青峰に手も足も出なかった」
「どうすれば…どうすればもっと強くなれる?」(火神)
「聞いていたとおり、パス以外はからっきしなんだな」
「けど、いいんじゃね」(木吉鉄平)
「俺は好きだよ、君のバスケ」
「間違っちゃいねえ、ただまだ未熟…そんだけじゃん」(木吉)
「あそこまで徹底して1つのことを極めたのは驚異的だ」
「君はそこが限界って…自分で決めつけてねえか?」(木吉)
「まっとにかく、山登るなら目指すのは当然てっぺんだが」
「景色もちゃんと楽しんでこうぜ」(木吉)
20話
「黒子君に知ってほしくてな」
「今の彼のバスケの限界をさ」(木吉)
「彼のバスケは、よく言えば周りを生かすスタイル」
「ほかの4人次第で強くも弱くもなる」
「けど悪く言えば、人任せとも言える」(木吉)
「この壁を破るために必要なのは、今のスタイルを捨てることだ」
「そして創る、新しい彼のバスケ」(木吉)
「どうしてもダメなら火神ぐらいには言っとけよ」
「あいつは、お前のこと信じてたからな」(日向)
「今まで黒子には助けられっぱなしだったんで、しばらく距離とりたいんです」(火神)
「黒子があのまま終わるはずないんで」
「それまでに俺自身、少しでも強くなりたいんです」(火神)
「(もう大丈夫?) いいなあ、ホント男子って」(リコ)
「けど、それだけじゃダメなんだ」
「ここで普通にパス出してるようじゃ、あいつら”キセキの世代”には勝てない」(火神)
「勝つためにはワンオンワンで仮に抜けなくても、崩すか隙を作るか」
「俺1人でもまず戦えるレベルまで行くんだ!」(火神)
「それが出来て初めて…」(火神)
「僕は謝らなくちゃいけません」
「本当は火神君でなくてもよかったんです」(黒子)
「ただ…”キセキの世代”に僕のバスケを」
「火神君を利用しようとして認めさせようとしてただけなんです」(黒子)
「ずっと感じてたよ」
「そもそも俺とあいつらは同種だ」(火神)
「”キセキの世代”のバスケを否定して帝光バスケ部を辞めたはずのお前が」
「こんな俺となんで組むのか、むしろ合点がいったぜ」(火神)
「あの言葉の真意は決別じゃなく、お互い一度頼ることをやめて」
「より強くなるため、より大きな力を合わせて勝つために」(黒子)
「僕は帝光中シックスマン、黒子テツヤじゃない」
「誠凛高校1年、黒子テツヤです」(黒子)
「自分のために誰かを日本一にするのではなく」
「火神君と…みんなと一緒に日本一になりたい」(黒子)
「(ウインターカップまでに?) バ~カ、トロいこと言ってんなよ」
「俺も強くなる、のんびりしてたら置いてっちまうぞ」(火神)
「とっとと強くなりやがれ、そんで冬に見せつけろ」
「新生黒子のバスケを!」(火神)
21話
「チーム力の向上が掛け算だとしても、5人の数値が低ければ大きな数値にはならない」
「今誠凛に必要なもの、それは選手1人ひとりの個人能力の向上よ」(リコ)
「まずはここ(砂浜)でいつものメニューの3倍よ」
「さあ始めるわよ、地獄の合宿!」(リコ)
「もし、よりチームのレベルを上げるために必要なものがあるとすれば」
「それは選手1人ひとりが自分の役割を知ること」(木吉)
「スタイルの確立と言ってもいい」
「仮に何か新技を身につけようとしても、それは自分のことを知ってからだ」(木吉)
「ふざけてません」
「ただ…僕自身がもっと強くなりたいんです」(黒子)
22話
「分かった? あなた(火神君)の最大の武器はジャンプ力」
「けど、まだ全てを引き出せてはいないわ」(リコ)
「今はとにかく体作り」
「そこからどうするかは自分で考えてね」(リコ)
「ジャンプ力…それを生かす俺の戦い方」
「そんなもん答えは1つだ、空中戦!」
「”キセキの世代”と渡り合えるのはそこしかねえ」(火神)
「まさか”空中戦なら勝てる”…などと思ってないだろうな」(緑間)
「跳ぶことしか頭にないのか、バカめ」
「高くなっただけでは結果は変わらないのだよ」(緑間)
「その答えではまだ半分だ」
「そんなものは武器とは呼ばん」(緑間)
「どれだけ高く跳ぼうが、止めることなどたやすい」
「なぜなら…必ずダンクがくると分かっているのだから」(緑間)
「高く跳ぶだけでは空中戦とは呼べん」
「そこから滞空中の選択肢で戦ってこそ真骨頂なのだよ」(緑間)
「火神君とみんなを活かすための、新しい僕のバスケ」
「パス以外に僕だけのドライブを修得して、僕が”キセキの世代”を抜きます」(黒子)
「相手が黄瀬だぜ、遅れるわけねえだろ」
「ずっと楽しみにしてたんだぜ、あいつとやるの」(青峰)
「なんせ…俺が本気で潰せる数少ない相手だからな」(青峰)
「俺は青峰っちに初勝利が目標ってぐらいっス」
「死んでも勝つっスけど」(黄瀬)
22.5話(OVA)
「(何でも?) 分かるさ」
「黒子の力を見出したのだって…俺だぜ」(赤司征十郎)
23話
「スポーツは好き、だけどやったらすぐ出来ちゃうし」
「しばらくやったら相手がいなくなっちゃうんだよな…」(黄瀬)
「誰でもいいからさ、俺を燃えさせて下さい」
「手も足も出ないすごい奴とかいないかなあ」(黄瀬)
「いんだろどっか、出てこいや…な~んて」(黄瀬)
「やっべえいたよ、すごい奴!」
「この先、俺がどんなに頑張っても追いつけないかもしれない」(黄瀬)
「けど、だからいい」
「この人とバスケがしてみたい!」
「そんでいつか…いつか!」(黄瀬)
「いつか…じゃない」
「もう今が…その時だ」(黄瀬)
「俺はあんたを倒したいんだよ」
「理屈で本能抑えてバスケやれるほど…大人じゃねえよ!」(黄瀬)
「青峰っちと毎日ワンオンワンやって、毎日負けてたのは誰だと思ってんスか」
「あんたのことは俺が1番よく知ってる」(黄瀬)
「手加減だあ…そんな余裕ねえよ」(青峰)
「”俺のことを1番よく知ってる”って言ったか」
「逆は考えなかったのか?」(青峰)
24話
「この人に憧れて俺はバスケを始めたんだ」
「普通のプレーは見ればすぐ出来るのに、この人のは何度やっても出来なかった」(黄瀬)
「けど分かってたんだ本当は、なぜ出来ないか」
「憧れてしまえば超えられない」(黄瀬)
「勝ちたいと願いつつ、心の底では負けてほしくないと思うから」
「だから…憧れるのは、もうやめる」(黄瀬)
「俺のコピー? 出来るわけねえだろ」
「仮に百万歩譲って出来たとしても、結果は変わんねえんだよ」(青峰)
「勝負は諦めなければ何が起こるか分からないし、2人とも諦めることはないと思います」
「だから、どっちが勝ってもおかしくないと思います」(黒子)
「中学の時は勝つ試合が当たり前だったけど」
「勝てるかどうか分からない今の方が気もちいいんス」(黄瀬)
「別に間に合わなきゃそれまでってだけだ」
「てめえの準備が整うまで大人しく待ってやるほど、俺の気は長くねえぞ」(青峰)
「どいつもこいつも…勘違いしてんじゃねえよ!」(青峰)
「4ファウルぐれえで腰が引けてると思われたなんてナメられたもんだぜ」
「けどなあ、特に気に食わねえのがてめえだ、黄瀬」(青峰)
「いっちょ前に気ぃ遣ってんじゃねえよ」
「そんなヒマあったら、死に物狂いでかかってきやがれ!」(青峰)
25話
「認めてやる…どころか最後まで気は抜かねえよ」(青峰)
「その目をしてる限りは、何が起こるか分かんねえ」
「テツと同じ目をしてる限り」(青峰)
「パスは一見意表をついた選択だが」
「逆に言えば俺の動きにはない1番予測されやすい選択だ」(青峰)
「俺のバスケは仲間を頼るようには出来てねえ」(青峰)
「俺だけじゃここまでやれなかった」
「だから負けるだけならまだしも、俺だけ諦めるわけにはいかねえんスわ」(黄瀬)
「敗因があるとしたら、ただ…まだ力が足りなかっただけっス」(黄瀬)
「勝者が敗者にかける言葉なんざ…ねえよ」(青峰)
「そうだ…今は戻っちゃダメだ」
「そんなヒマあったら…進め、一歩でも前へ」(黄瀬)
「(黄瀬も青峰もバケモン?) 分かりきったことを言うな」
「それに化け物は、お前の目の前にもいるのだよ」(緑間)
「1人残らずぶっ倒す」
「見せてやろうぜ、俺達の…いや、俺とお前のバスケをよ」
「冬は戦争だ!」(火神)
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