「火の鳥(ひのとり)」の名言・台詞まとめ

マンガ「火の鳥(ひのとり)」の名言・台詞をまとめていきます。

 

火の鳥 黎明編

1巻

「サ…猿田彦よ。き、気をつけるがよい」
「王が女なら……き、きさまもい、いつか……身を滅ぼすぞ……」(カマムシ)

 

「ヒミコさまのご命令は絶対だ」
「防人は戦うだけが仕事なのでな」(猿田彦)

 

「よし、にくめ。にくむがいい」
「チャンスがあればおれを殺してみろ…」(猿田彦)

 

「なやんだとて、何になるというのです」
「花は枯れるもの、人は歳ふるもの…と、どうにもならない摂理です」(スサノオ)

 

「(ナギを殺せ?) こ、こればかりは…お許しを……」(猿田彦)

 

「もう呪いで国を治めようとするのは時代おくれなんですよ」
「私はよその国でときどき笑われます……」(スサノオ)

 

「もうヤマタイ国はほんとうの意味で近代国家になるべきです」
「正しい政治のね」(スサノオ)

 

「二十年前までは…花のようだったこの顔が……」
「死のにおいのするシワで一本一本切りきざまれて行く……」(ヒミコ)

 

 

「なぜおまえだけが死なないで、おれたち人間はみんな死んでいくんだ」
「どうしてそう不公平なんだっ」(ナギ)

 

「不公平ですって?」
「あなたがたは何が望みなの?」(火の鳥)

 

「死なない力?」
「それとも生きてる幸福がほしいの?」(火の鳥)

 

「人間は虫よりも魚よりも、犬や猫や猿よりも長生きだわ」
「その一生のあいだに…生きている喜びを見つけられれば、それが幸福じゃないの?」(火の鳥)

 

「ばかな人間たち」
「この火の山がもうすぐ爆発して火を吹き上げるのも知らないで……」(火の鳥)

 

「山よ怒れ、うんと怒れ!」(火の鳥)

 

2巻

「ナギ。おれはな、三十年間ヒミコさまに仕えてきた」
「ただ一心に忠節を尽くすことで……」(猿田彦)

 

「三十年も人生を棒にふってきたんだ」
「そして…何が残ったと思う?」(猿田彦)

 

「おれのばかさかげんだったよ」(猿田彦)

 

「おれは生きのびるぞ!」
「ヒナクといっしょに生きぬいてやる!」(グスリ)

 

「太陽も水も草もなんでもあるぞっ」
「おれはここ(穴の底)で満足だ」(グスリ)

 

「ここがおれの城なんだ!」(グスリ)

 

「女が化粧でばけるのは、なにもみにくさを美しく見せるためだけじゃないのよ」
「その反対のこともあるのよ」(ウズメ)

 

「よそ者にふみにじられて滅んでしまうほど、おれたちはもろくはないぞ」
「思い上がるな」(猿田彦)

 

「(みな殺し?) たしかにおまえたちの軍隊がやったことだっ」
「今度はおまえたちが、その番にまわってきたんだぜっ」(ナギ)

 

 

「おまえたちなんかに味方しやしない…」
「おれは死にたくないだけなんだーッ」(ナギ)

 

「だから…だれだろうが、かれだろうが…」
「赤ん坊までみな殺しにするようなやつは、おれにとってみんなかたきなんだ!」(ナギ)

 

「あなたは血をうんと流してみんな滅ぼしたつもりだわ」(ウズメ)

 

「それで勝ったと思ってるの?」
「ホホ…大ちがいよ」(ウズメ)

 

「私たちはね、女よ」
「女には武器があるわ」(ウズメ)

 

「勝ったあなたがたの兵隊と結婚して、子どもを生むことだわ」(ウズメ)

 

「生まれてきた子は私たちの子よ」
「私たちはその子たちを育てて、いつかあなたを滅ぼすわよ」(ウズメ)

 

「生きるのよ!!」
「(なぜ?) 生きる権利があるからよ」(火の鳥)

 

「あなたはいま生きているのだもの」
「だから、生き続けることができるのよ!!」(火の鳥)

 

未来編

3巻

「知ってのとおり五百年前から太陽系は急速に滅びかかっている」
「この地球の大危機に地球人は、もうやるすべもなく無気力そのものだ」(ロック)

 

「(何万キロも歩くつもり?) それだけ天国へ近くなるんだぜ、タマミ」(山之辺マサト)

 

「それらの本に書かれていることはみんなもう何千年もむかしの話なのじゃ」
「いまの世界はそんなに楽しいところではないぞ」(猿田博士)

 

「地球は生きているのですよ、生きものなのですよ」
「その地球がいま死にかかっているのです」(火の鳥)

 

「いやだ!! 戦争だけはごめんだーっ」
「いくらハレルヤの命令でも…こ…これだけは……これだけは!!」(ロック)

 

 

「いまはもう人間もけものも虫も植物も区別はない!」
「生きものという大きな兄弟みたいなものだ」(猿田博士)

 

「なにかひとつ生き残れば、それでいいのだ」
「たとえ人間は滅んでもな!」(猿田博士)

 

「あと十二時間でふるさとの最後か」(ロック)

 

「全市民はまだなにも知らない」
「…もっとも知ったところで恐怖がおきるだけで、どうしようもないがね」(ロック)

 

「おれは生きのびたいんだ」
「ただそれだけさ」(ロック)

 

「なぜ機械のいうことなど聞いたのだ!」
「なぜ人間が自分の頭で判断しなかった」(猿田博士)

 

「地球は死んではなりません、『生き』なければならないのです」
「なにかがまちがって地球を死なせようとしました」(火の鳥)

 

「『人間』というごく小さな『生きもの』です」
「人間を一度無に帰して、生みなおさなければならないのです」(火の鳥)

 

「あなたはもう死ねません!!」(火の鳥)

 

「人類も…動物も…生きるものがひとつ残らず死んじまったあとで…」
「ぼくだけが生き残って…」(マサト)

 

「いったいなんの楽しみがあるんだ?」
「なんの生きがいが?」(マサト)

 

「こんなに雄大な景色を見ながら人生の一巻を終わるなんて……」
「ほかのだれにできるってんだ?」(ロック)

 

「くる日もくる日も無の世界のような静けさと暗さ!!」
「もう何百年になるんだ? この暗黒が天地をおおってから……」(マサト)

 

「生きるということは…なんて不自然なものなんだ……」
「なぜおれは生きものの業を背負って苦しまなければならないのだ……」(マサト)

 

「五千年…わしは待つのが楽しかった!!」
「次の五千年…その次の五千年……わしはなにを期待して生きればいいのだ?」(マサト)

 

「ロボットではだめなのよ、血のかよった人間なのよ」
「新しい人間が生まれるのをあなたは見守らなければなりません!」(火の鳥)

 

「生物が現れて何十億年もの間にゆっくりと進化し」
「おしまいに人間に進化するまで、わしに見守れというのか!?」(マサト)

 

「私はおまえたちに忠告しておく」
「私は進歩しすぎたために滅びた、ある種族を知っている」(マサト)

 

「その種族もむかし、地上の王者だったのだ」(マサト)

 

「ここではどうしてどの生物も間違った方向へ進化してしまうのだろう」(火の鳥)

 

「人間だって同じだ」
「どんどん文明を進歩させて、結局は自分で自分の首をしめてしまうのに」(火の鳥)

 

ヤマト編

4巻

「(宿舎?) クマソの家へはいるときは、クマソを降伏させたときか」
「クマソに屈従したときだけです」(ヤマトオグナ)

 

「われわれとあなたがたは敵どうしですからね」(オグナ)

 

「やつを殺すのには、おまえの手を借りるまでもない」
「いつでも殺せるからこそいまは生かしておくのだ」(川上タケル)

 

「ふしぎだ、ちっともこわくない……敵の村のまっただ中にいるというのに……」
「たしかにやつ(タケル)は人間ができてる……死なすにはおしいやつだ」(オグナ)

 

「あの鳥はクマソの守護神だわ」
「あれがいなくなる日は、クマソが滅びる日よ」(カジカ)

 

「クマソといっても未開の部族じゃない」
「ぼくたちとまったくおんなじだ」(オグナ)

 

「お若いの。人間はな、死なないことがしあわせではないぞ」
「生きているあいだに…自分の生きがいを見つけることが大事なんじゃ」(おじい)

 

「(なぜ?) あなたを殺さなければ……」
「ぼくは……ぼく自身を裏切ってクマソの人間になってしまっていたでしょう」(オグナ)

 

「わかった……おぬし、国へ帰るがいい……」(タケル)

 

「わしの名をやろう」
「タケル…この名はクマソで代々自分に誠実だった男か息子についた名だ」(タケル)

 

「これからはヤマトタケルと名のるといい……」
「お若いの……」(タケル)

 

「あたしのいちばん大事な兄を殺した」
「そしてあたしとあたしの国を裏切った、にくいにくいにくいオグナ!」(カジカ)

 

「でも、それはしかたがないわ」
「あなたはヤマトの男、クマソの敵だったのだもの」(カジカ)

 

「男らしく姿を見せてよ!」
「そしてあたしと一対一で戦うのよ」
「あなたを勇士として死なせたいの」(カジカ)

 

「十年たって帰ってこなかったら…そのときはにいさんの歴史にこう書き加えてね」
「川上タケルとカジカの兄妹は、ヤマトと戦って死んだって」(カジカ)

 

鳳凰編

5巻

「(無理?) それはおまえさまの了簡」
「努力すれば叶わぬことはないぞよ」(ご坊)

 

「おれには生きつづける権利があるんだ……」(我王)

 

「(誰が決める?) そんなこと知らねえ」
「生まれたときからそう決まってるんだ!」(我王)

 

「大和の茜丸、いままでは自分の腕に思い上がっておりました」
「こうしてしずかに祈っているうちに、はじめて心の小ささを味わいました」(茜丸)

 

「あのとき賊に一本の腕を斬られなければ、こういう気持ちは味わえなかったでしょう」
「私はますます自信過剰になり、慢心と独善とで鼻持ちならなくなっていたでしょう」(茜丸)

 

「私は……いつだったか、おまえに命を助けられた者です……」
「私はうれしかったの、だからおまえにとついだのよ」(速魚)

 

「おまえさんは人間を何人も殺した」
「だが人間も虫も生命の重さにおいてはおなじ……」(良弁僧正)

 

「その真理におまえさんは気がついたのじゃ」
「なぜ人を殺して虫を助けたのかとな……」(良弁)

 

「我王、おまえさんはちっともわるくない」
「わるいのは輪廻というやつでな」(良弁)

 

「都よ……おまえは以前とすこしもかわらぬ」
「はなやかさとみじめさと、見栄と暗さとが同居している奇妙な町……」(茜丸)

 

「国分寺が全国に立ち、りっぱな大仏がつくられる……」
「みんな政治のためだ」(良弁)

 

「お上が庶民に重い税を払わせ、だまって従わせるために……」
「仏教を広めてごまかしとるんじゃよ」(良弁)

 

「おまえさんがきらいなんじゃねえ!」
「世の中がきらいなんだ!」(我王)

 

「生きものはな、どんなちっぽけなものでも」
「生をうけたからにはなにか生きる役目をもっているはずじゃ」(良弁)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
 
 
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