アニメ「はたらく細胞」の名言・台詞をまとめていきます。
はたらく細胞
1話
「この雑菌野郎!!」
「こちら白血球好中球課。U1146番、侵入した細菌の駆除完了」(白血球)
「礼はいい。仕事をしただけだ」(白血球)
「す、すみません! 新人なもので、間違えました!」
「たどり着ける気がしない!?」(赤血球)
「まずいことになった、奴は肺炎球菌だ。早く殺さなければ、分裂が始まってしまう。そうなってはこの世界は!?」
「肺炎球菌って奴は、肺炎などを引き起こす呼吸器病原細菌で、莢膜を持つ毒性の強い菌だ」(白血球)
「ごめんなさい。あのねあのね、トラブルで工事が遅れているの。それでね、運送係さんが致命的なミスをしちゃってね、積み荷が下ろせないの」(血小板)
「キラーT細胞の名に掛けて、発見しだい2秒で仕留めろ! 取り逃がした腰抜けは、脾臓送りだ!」(キラーT細胞)
「相変わらずみたいね。でもまあ、新人のうちに一個ずつ覚えていけばいいから」(先輩赤血球)
「勉強不足だな。俺たち白血球は、遊走といって、血管の壁をすり抜けて、敵の所へ行くことが出来るんだ」(白血球)
「私みたいなアホに構わず逃げて下さい!」(赤血球)
「無駄だ、そのカプセルは内側からは絶対に壊せん。そしてここは気管支だ。その意味が分かるか?」(白血球)
「カウントダウン開始。3、2、1」
「バイバイ菌だ」(白血球)
「白血球っつっても、いっぱいいる訳だし」(白血球)
「そういえば、赤血球はもっといっぱいいるんでした」(赤血球)
「まぁ、同じ世界で働いてるんだ。いつか会えるさ、またな」(白血球)
2話
「階段があるよ」「わぁ、ホントだ」
「みんな、気をつけよう!」「はーーーい!!!」(血小板たち)
「降りられた!」
「わーーーい!!!」(血小板たち)
「近ごろ、血管の中は平和です」(赤血球)
「外からの衝撃によって、血管の外壁が崩壊し、血球たちが流されてしまう」
「つまり、『すり傷』だ!」(白血球)
「この傷口から落ちたら最後だな。二度とこっちの世界には戻れないだろう」(白血球)
「なるほどな、おそまつな作戦だ」「お前は、肝心な血球を見落としていたようだな」
「俺達の強力な助っ人を。この状況をひっくり返すだけの力を持った、プロのことをな!」(白血球)
「おつかれさまです!!!」」(血小板たち)
「よ~し。それじゃ、行くよ~!」
「は~い!!!」(血小板たち)
「血栓開始ぃぃぃーーー!!!」(血小板)
「ああ、こんなのかすり傷だ。すり傷だけに……」(白血球)
「白血球さん達は細菌と戦ってくれて、血小板ちゃん達は傷口を塞いで、血管の中の平和を守ってくれたのに、私達は逃げるばかりで何も出来なかったから」
「せめて、お礼くらいはちゃんと言っておきたくて」(赤血球)
「先輩方が、血小板ちゃん達に連行されてる!?」(赤血球)
「この血栓が乾燥すると、かさぶたになるのです!」(血小板)
3話
「こいつらは、元はただの一般細胞さ。ただ、感染してしまったらしいな」(白血球)
「あらあら。大丈夫ですか? ウイルスさん、ずいぶん増えちゃってるんですね」
「さあ、お仕事お仕事」(マクロファージ)
「そんなことないよ、ナイーブT細胞くん。元気出しなよ。君だけじゃないさ」
「最初から強い人なんて、いないんだよ」(樹状細胞)
「これは、先輩たちの昔の写真!?」(ナイーブT細胞)
「そう。君の先輩たちも、昔は君みたいな、ナイーブT細胞だったんだよ」(樹状細胞)
「なんだかゾワゾワしてきた!」
「封印していた黒い歴史が、紐解かれてしまったような、そんな悪寒が!?」(キラーT細胞)
「みなで協力して、プライドを持って仕事してる仲間がいるんだ。だから、君がすべきことは分かるよね」(樹状細胞)
「まあ、こうしてT細胞たちを元気づけ活性化させるのも、僕の仕事なんだけどね」(樹状細胞)
「みなさん。先程は見苦しい姿を見せ、失礼しました」
「しかし、僕は過去の弱い自分を克服し、活性化して帰って来ました。元、ナイーブT細胞です!」(エフェクターT細胞)
4話
「言っておくが、細菌の駆除だけが白血球の仕事じゃないからな。こいつの仕事は他にもいろいろあってだな」(白血球)
「いいよ、ホントのこと言われているだけ。別に気にしないから」(好酸球)
「平和という名の十字架を背負わされた、悲しき戦士たちよ」
「愛を知らぬ生物の暴挙のためにより、我等の楽園は制御の叶わぬ修羅の国とかした。諸君らの手を借りる他、悲劇を終わらせる術は無い」(好塩基球)
「つまり、胃酸で殺しきれない程の菌が侵入してきたということですか?」(好酸球)
「ごめん、勝手な行動をした。私の貧食作用が弱いせいで、一人でこんな無茶をさせてしまって。私も白血球なのに……」
「いいんだ、分かってるよ、自分が弱いってことくらい。守ってくれてありがとう」(好酸球)
「細菌じゃない? あれは、寄生虫アニサキスだ!」(白血球)
「私が行く!」
「仕事だから!」(好酸球)
「心配するな、赤血球」「あいつも、死にに行こうとしている訳じゃ無いさ」
「行け、好酸球。その敵は、お前じゃなきゃ無理だ!」(白血球)
「確かに私は、白血球として、細菌を駆除するのが仕事だ。でも、私にはもう一つの使命がある。私の本来の仕事は、寄生虫を、駆除することだぁぁぁーーー!!!」(好酸球)
「はぁ、しまった!? 私としたことが人前でこんなにやけ顔を!」(好酸球)
5話
「来たか。来てしまった、スギ花粉が」
「今年も!」(ヘルパーT細胞)
「135・K50地点に、複数の花粉着水」(制御性T細胞)
「まばたきが間に合わなかったのか!?」(ヘルパーT細胞)
「何これ!? スギーとか言ってる!?」(赤血球)
「こいつか、さあ? とにかく食えば分かる」(白血球)
「まぁ、それでも何かしらトラブルの原因にはなるからな。殺すのが決まりなんだが」(白血球)
「そっか、ごめんね」(赤血球)
「宇宙より災いの流星、飛来せし時、山は怒り、大地は荒ぶり、海はうごめく」
「つまり、大噴火、地殻変動、大洪水が一気に起こる、未曾有の大災害が起こるんだぁ!!」(記憶細胞)
「なんかこいつら毎年くる数が増えていってない? いいんだけどさ、こっちは秘密兵器あるし」(ヘルパーT細胞)
「OK。ちょっと待って、一旦落ち着こう。えー、そう、大丈夫よ。やれば出来る、焦りは禁物よ。マニュアル通りにやればいいの。それが私の仕事なんだから」
「このくらいかな……」(マスト細胞)
「それぞれが自分の仕事をまっとうしただけなのに、こんなことになってしまうとは」
「こうなることが分かっていれば。いや、分かっていても、やるしかなかったな。どんな事情があろうと、職務放棄は許されない」(白血球)
「聞いたことがあるんだ。世界に異変が起こった時に、どこからともなく現れる。このタイプは、騒動に関わった奴等を一掃するやつだ。あいつの名は、ステロイドだ!!」(記憶細胞)
6話
「あれ、ここどこだろ? また迷子になっちゃったよ。細菌怖いし、すぐ迷子になるし。私、絶対赤血球に何てなれないよ!?」(赤芽球、赤血球の子供時代)
「テキパキ働いてる、かっこいい! もしかして、この人達が赤血球なのかな? いつか私も、なんなふうになれるのかな?」(赤芽球)
「死にたくない、こんな所で!?」
「私だって、かっこいい赤血球になれるかもしれないんだから!?」(赤芽球)
「待て! 雑菌め、この身体の血球に手を出して、生きて帰れると思うなよ!」
「抗原発見だ!」「細菌に名乗る名など無い」(骨髄球、白血球の子供時代)
「ふざけるな……そんなこと、するか。白血球は、自分の命を犠牲にしても、他の細胞を守るんだ! 俺は、立派な白血球になるんだ!」(骨髄球)
「お兄ちゃん!」
「助けてくれてありがとうございました。また、会えるかな?」(赤芽球)
「分かんない……分かんないけど、でも、大人になって血管の中で働き始めたら、どっかで会えるかもな。バイバイ」(骨髄球)
「仕事を始めてから、いろいろ忙しくて忘れてたけど、そんなことも合ったな。よーし、早くこの酸素届けよう!」(赤血球)
「よく会うな」「また迷子か?」
「いいよ、そこまで一緒に行ってやる。今、暇だから」(白血球)
「白血球か……あの時の子は、立派な白血球になってるかな? 昔のことだから顔もよく覚えてないけど、もしかすると……」
「いや、でもまあそんな偶然、ある訳ないか?」(赤血球)
「手が滑っちゃった! ごめんね、あたし強いから大丈夫よ」(NK細胞)
「ところで、細胞くん。道案内だが、途中まででも構わんからな」
「これから殺しに行くのは、お前の友達やお隣さんだったかもしれない細胞たちだ。見たくないだろ、そんなとこ」(白血球)
「ケンカじゃねえよ! 拒絶反応を起こしたんだよ!!」(キラーT細胞)
7話
「アホ毛までも!?」(先輩赤血球)
「なんだろう、嫌な予感がするな」(赤血球)
「ちょっと。何、このヘボい攻撃は!? こっちはずっと笑いそうになるの必死にこらえながら、あんたの芝居に付き合ってやったのよ」
「もうちょっと楽しませてくれなきゃ!」(NK細胞)
「悪かったね、ヘボい攻撃で」(がん細胞)
「バカ野郎! 他の奴より今、この場所にいる自分達の心配をしやがれ!」(キラーT細胞)
「バグり野郎だと? 殺すだと? この野郎、人を不良品扱いしやがって。何様のつもりだ、お前らは!? 何で殺されなきゃならないんだ!?」
「何も悪いことなんかしてないのに? ただ生まれてきただけなのに!?」(がん細胞)
「これから僕達は血管とリンパ管を介して体中に散る。そこで増殖して、お前らの仲間を残らず殺す。正常な細胞どもを、殺す側から殺される側のどん底に叩き落としてな」(がん細胞)
「バカなことを。狂った細胞たちの力では、この世界を維持できる訳が無い。そんなことをしても、その先にあるのは滅亡だけだぞ!」(白血球)
「いいんだよ、そんなの。どうせ僕は死ぬ運命なんだから」(がん細胞)
「あらあら。頭狙ったのに、外しちゃったわねぇ」
「赤血球ちゃんの言った通り、変な細胞がいっぱいねぇ。殺しがいがあるわ!」(マクロファージ)
「あいつに、がん細胞に負ける訳にはいかない。この世界のために!」(白血球)
「相手が悪かったわね! 教えてあげるわ。あたし、NK細胞は、笑うと活性化するのよ!」(NK細胞)
「お前も細胞なんだなって思ってな。動く力は残ってないが、話すことは出来るようだな。トドメを刺す前に、何か言いたいことがあるなら聞いてやるぞ」(白血球)
「普通の細胞に化けてお前に助けてもらった時、僕は……僕は普通に嬉しかったんだ」
「誰かに助けてもらうなんてこと、生まれて初めてだったからな。こんな僕のことを助けようとしてくれる細胞なんて、この世界には1人たりとも存在しない」
「当然だよな、ホントは僕はただの細胞なんだ。この世界の一員として、みんなとただ毎日平和に生きていくはずだった。なのに……」(がん細胞)
「俺たち免疫細胞は、お前を救えない。体の決まりに逆らって増殖し、栄養分を奪って、正常な組織を破壊するお前を、生かしておくことも治してやることも出来ない」(白血球)
「それでも、俺はお前を殺さねばならない。それが俺の仕事なんだ」(白血球)
「いいよ、負けといてやる。今回はな」(がん細胞)
「がん細胞。またお前に会うことがあっても、必ず俺たち免疫細胞が倒してやる」(白血球)
8話
「いつまでも半人前じゃ、足手まといになってしまう。もう誰かに頼っている場合じゃない。二酸化炭素を肺に届け、酸素を受け取り、身体中の細胞に届ける」
「それが、私の仕事! 迷わず最後まで1人で、この循環器を一周してみせる!」(赤血球)
「私の周り、こんなことばっかり。頑張ろうって決意したばかりなのに。はっ、もうダメ! 刺されて溶血する! 死ぬ!?」(赤血球)
「赤血球が燃えている! 自分の力だけでやり遂げてみせると、奴のオーラが言っている。おせっかいは止めとくか」(白血球)
「お姉ちゃん。ここまだ工事中だよ、気をつけて……」(血小板)
「ついに来た! 最後の難関、何度見てもよく分からない場所、心臓!」(赤血球)
「やった。ついに、ついに私、迷わないで循環できたぁぁぁーーー!!!」(赤血球)
「なあ、キラーT。俺たち免疫細胞は、赤血球たちに怖がられることも多いけど、もっとお互いの仕事を理解しあって、いつの日か、あいつらと仲良くやっていけるようになるといいな」(白血球)
「ばかやろーーー!!!」
「甘っちょろいこと、言ってんじゃねえ! このどへたれなまくら野郎!」(キラーT細胞)
「俺たちぁ、殺し屋なんだよ!」
「いつでも使えるようによーく研ぎ澄ませておけ! 心のナイフをなぁ!!!」(キラーT細胞)
「いろいろ聞かせてくれないか。お前達の仕事のこと」(白血球)
9話
「お前ら腑抜けしかいねえのかぁ!? T細胞バカにしてんのかぁ!?」
「こんなドヘタレ共に、T細胞が務まるかぁ!?」(キラーT細胞)
「やだやだ、暑苦しいねえ。こんなとこまで怒鳴り声が聞こえてくるよ」(ヘルパーT細胞)
「相変わらず不器用だね?」(ヘルパーT細胞)
「何言ってんだよ。訓練で大事なのは、ハートを鍛えることだろうが!? 要領よくやって根性すわるかよ!?」(キラーT細胞)
「ああ、悪かったね。踏み台にさせてもらったよ」(ヘルパーT細胞)
「暇そうね、お2人さん」
「別に、ただ通りかかっただけ。わざわざ問題起こして、脱落したがってるのかと思って?」(制御性T細胞)
「免疫大溶解拳、体内最強奥義、抗原大撲殺・木っ端微塵拳!」(キラーT細胞)
「何が奥義だよ、アホか? まあいい、僕には関係ないことだ」(ヘルパーT細胞)
「攻撃する時、無意識に目をつぶる癖がある。それじゃ当たらなくて当然だ。標的を攻撃する時は、最後まで目をそらすな!」(ヘルパーT細胞)
「後ろって、どっちだよ!?」(キラーT細胞)
「言っとくけどな、君のそういうくっだらない感傷にいちいち付き合ってくれるほど、世間は、いや、仕事人の世界は甘くないぞ!」(ヘルパーT細胞)
「くだらないだと? お前みたいな、天才に、俺の気持ちが分かってたまるかぁ!?」(キラーT細胞)
「バカヤローー!!」(ヘルパーT細胞)
「自分の弱さと向き合ったんなら、いいかげん覚悟を決めろ! 目を覚ませよ、もう頑張るしかないんだよ!」
「無駄に見える努力でも、1人コツコツ続けるのが、お前の取り柄だろ」(ヘルパーT細胞)
「ホント、バッカみたい、あの2人。あの頃から何も変わってない」(制御性T細胞)
10話
「おっ、1人で頑張ってるみたいじゃない」「成長したみたいね」
「ドヤ顔してるけど、それが普通なんだからね!」(先輩赤血球)
「さあ、みなさん。力技でゴリ押すわよ!」(マクロファージ)
「よろこんで!」(マクロファージ達)
「乙女には、秘密の一つや二つ、あるものよ!」(マクロファージ)
11話
「着くずしてると、緊急時に対応できんからな」(白血球)
「汗が霧状にならない!? 体外世界の湿度が高すぎるのか!?」
「いかん……体温が、ドンドン上昇してしまう!!」(汗腺細胞)
「まずい、熱中症だ!!」(白血球)
「もはや、組織の力ではどうにも出来ん。このままでは、脱水症になってしまう」(汗腺細胞)
「何とでも言え。体温調節システムが敗北しようと、無意味な努力になろうと、この身体はまだ生きている! 俺が仕事を投げ出す理由にはならん!!」(白血球)
「白血球さん。涼しいかっこで仕事した方がいいですよ」(赤血球)
「お前、白血球のくせに熱中症になったって? あほだな」(白血球たち)
12話
「待ってください、先輩。無理ですよ、私自身半人前みたいなものなのに?」(赤血球)
「何言ってんの、これも仕事のうちよ。あんたも新人のころは、ずっと他の赤血球たちにお世話になってきたしょう?」(先輩赤血球)
「この子(後輩)、いやこの方に、何を教えれば?」(赤血球)
「仕事の説明とか、道中の会話のネタに残しときゃあいいのに。ちょっと、要領悪いんだな、この人」(後輩赤血球)
「何言ってんですか? 好中球なんて、正義と暴力をごちゃまぜにした矛盾集団じゃないですか!?」(後輩赤血球)
「この白血球さんも、みんなはちょっと怖がってるけど、ホントは優しい人だから!」(赤血球)
「ダメだ!? もっと先輩らしいところ見せなきゃ!」(赤血球)
「先輩、そこじゃないです。先輩、そこ立ってると邪魔ですよ」
「先輩、そっちじゃ無いです。先輩、落ち着いて下さい。先輩!? 先輩……先輩? 先輩ってば!?」(後輩赤血球)
「うーん、はっ!? 右かな!」(赤血球)
「えっ? そんな難しいですか、この地図?」(後輩赤血球)
「緊急事態が発生しました、緊急事態が発生しました。生命に関わるレベルのダメージを確認。頭部付近の組織、血管が激しく損傷しています」(緊急事態宣言)
「すみませーん! 道を開けてくださーい!!」(血小板)
「行くよ」
「うろたえるのは後にして、とにかく今は、酸素を運ぶよ」(赤血球)
「そんな……バカな? 血球が、いない……」(白血球)
13話
「驚いている場合じゃないよ、早く運ばなきゃ!」
「細胞さん達が待っているんだから」(赤血球)
「ここから、傷口付近の血管となっております。血球のみなさんは、飛ばされないよう気をつけてください!」(血小板)
「傷口があるのに血圧上げるな、バカァ~!」(赤血球たち)
「私達だけでも酸素を運ばないと、細胞さん達が死んじゃう!? 頑張って、後輩ちゃん!」(赤血球)
「いい加減にして下さい! ちょっとは周りを見て下さいよ。私達がどうこうした所で、この状況が変わると思いますか!?」
「そうやって先輩は後輩にかっこいいところを見せようと思って、意地はって頑張ってるだけでしょう。無意味ですよ!? 知らないんですか、出血性ショック死!!」(後輩赤血球)
「私は最後まで酸素を運ぶよ。それが私達の仕事なんだから!」(赤血球)
「手が重い……足も重い……みんな、待ってる。早く、早く届けなきゃ、この酸素を」(赤血球)
「ダメな先輩で、ごめんね……」(赤血球)
「どれぐらいの血球たちが失われてしまったんでしょう?」(赤血球)
「正確な数字は分からんが、とても数えきれないだろうな」(白血球)
「今回の新人研修、ありがとうございました!」
「私、今までずっと自分のこと、優秀な方だと思ってたんですけど、あっ、事実そうなんですけど」
「仕事って、それだけじゃないんだっていう大事なことを、今回先輩に教えていただきました。仕事は知識だけじゃなく、経験と、後、熱いハートが大事ってことを」(後輩赤血球)
「よかったよ!」
「後輩ちゃんに何も教えてあげられないと思ってたから。そんな風に言ってもらえて」
「ダメな先輩で申し訳ないけど、これからもよろしく、ね?」(赤血球)
「おまたせしました。こちら、本日分の酸素になります」(赤血球)
特別編
「赤血球のお姉ちゃん、大丈夫?」
「ここ工事中だよ」(血小板)
「なぜ俺達がここに来れたか分からんようだな、テメエら」
「そいつに残ったテメエらのRNAを鑑定して、抗原を特定し、出動許可が降りたのさ」(キラーT細胞)
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
はたらく細胞 全6巻セット (コミック)