アニメ「魔法科高校の劣等生」司波達也の名言・台詞をまとめていきます。
魔法科高校の劣等生
1話 入学編Ⅰ
「お前が俺のことを考えてくれているように、俺もお前のことを想っているんだ」
「『もっとも差別意識があるのは、差別を受けている者である』、か」
「ごまかすなんてとんでもない。自分は唯の、二科生です」
2話 入学編Ⅱ
「そうですか? まあ確かに、考えたことはあります。血のつながりが無ければ、恋人にしたい、と」
「もちろん、冗談ですよ」
「服部副会長。俺と模擬戦をしませんか?」
「別に、風紀委員になりたい訳じゃないんですが、妹の目が曇っていないと証明するためならば、やもえません」
「入学式の日にも言っただろ。怒ることの出来ない俺の代わりにお前が怒ってくれるから、俺はいつも救われているんだ」
「すみません、とは言うなよ。今ふさわしいのは別の言葉だ」
3話 入学編Ⅲ
「多変数化は、処理速度としても、演算規模としても、干渉強度としても、この学校では、評価されない項目ですからね」
「他人に見せられるものじゃ無いだろ。武術の真剣勝負は、要するに殺し合いなんだから」
4話 入学式Ⅳ
「先輩のことを、ただの剣道美少女と思っていたのですが、俺も見る目が無い」
「噂の出どころを全て塞ぐなんて無理でしょう。こういうことはむしろ、明らかにしておくべきだと思います。この件に関する政府のやり方は、拙劣です!」
「いいや、知っているさ。知っていて言わない。都合の悪いことは言わず、考えず、平等という耳障りのいい理念で他人を騙し、自分を騙しているんだ」
「俺に別の、誰にもマネの出来ない、別の才能があったからだよ」
「もしそうでなかったら、俺も平等という美しい理念にすがりついていたかもしれない。それが嘘だと分かっていても」
「なんぴとであろうと、俺とお前の、今の生活を壊させはしない!」
5話 入学編Ⅴ
「不満ですよ、もちろん」
「ですが、俺には別に、学校側に変えてもらいたい点はありません。俺はそこまで、教育機関としての学校に期待していません」
6話 入学編Ⅵ
「甘いですね」
「レオ、余計な情けで怪我をするのは、自分だけじゃないんだぞ」
「壬生先輩、これが現実です」
「誰もが等しく優遇される、平等な世界、そんなものはあり得ません。才能も適正も無視して平等な世界があるとすれば、それは誰もが等しく冷遇された世界」
「壬生先輩は、利用されたんです。これが他人から与えられた、耳あたりのよい理念の現実です」
「その表現は妥当ではありませんね。叩き潰すんですよ」
「壬生先輩のためではありません」
「自分の生活空間が、テロの標的になったんです。俺と深雪の日常を損なおうとする者は、全て駆除します。これは俺にとって、最優先事項です」
7話 入学編Ⅶ
「余計なリスクを負う必要はない。安全確実に始末しろ」
「程々にな。この連中に、お前の手を汚す価値は無い!」
「俺はお前と、普通に学生でいられることが楽しいんだ」
「そういう訳で、今日の所は、日常に戻ろうか」
9話 九校戦編Ⅱ
「オヤジ、それは勘違いだ。俺は母さんを恨んでなどいない」
「俺に恨む心など無い。俺に残されたのは……」
10話 九校戦編Ⅲ
「もとより犯罪者やテロリストなどという輩は、卑劣なものだ。命じた側が命を賭ける事例など稀さ」
11話 九校戦編Ⅳ
「あほか!」
「そんなものは仮定に過ぎない。お前の魔法によって賊の捕獲に成功した。これが唯一の事実だ」
「今はお前の方が優先だよ」
13話 九校戦編Ⅵ
「しかし今の俺では、おば上を倒すことは出来ても、四葉を屈服させることは出来ない。武力だけでは、暴力だけでは不十分だ」
14話 九校戦編Ⅶ
「分かりました。義務を果たします」
15話 九校戦編Ⅷ
「今の所は、何もするつもりはありません。ただ、反撃すべき時に相手の所在がつかめないのは不安ですので」
16話 九校戦編Ⅸ
「準備はした、手も尽くした。だが、もしこれが実際の戦場で、お互いに何の制約も無くぶつかりあったとしても、あの2人を同時に敵にして……」
「いや、相手が一条将輝だけだったとしても、勝てると言い切るだけの自信は、今の俺には無い」
「まいったな、本当に。次の試合、どうやら負けられないらしい」
17話 九校戦編Ⅹ
「狙いが分からないからな。起こるという確証も無いし、起こらないという保障も無い。深雪が心配する必要は無いよ。何があろうと、お前だけは、俺が守ってやるから」
「なめられたものだな。深雪が身につけるものに細工をされて、この俺が気づかないと思ったのか?」
「そうだな。俺はお前のためにだけ、本当に怒ることが出来る。でもな、深雪。兄貴が妹のために怒るのは当たり前なんだ」
「そしてそれは、俺の心に唯一残された、当たり前なんだ」
「いいよ。全てはお前の望むままに」
18話 九校戦編Ⅺ
「すれたプロよりも、駆け出しのセミプロの方が、守秘義務をマニュアル通りに守ってくれますので、内職を頼む時も安心です」
「まぁ、職業倫理に反しているのですが。そこは地獄の沙汰もというやつですね」
「道具に命令するのではなく、自分でやってみたらどうだ?」
「お前たちが何人殺そうが、何人生かそうが、俺にはどうでもいいことだ。お前たちは、俺の逆鱗に触れた。それだけが、お前たちの消える理由だ」
19話 横浜騒乱編Ⅰ
「だが、魔法師がずっと魔法を掛け続けなければならないのでは意味が無い。それでは魔法師は、核融合炉のパーツになってしまう。役割が兵器から部品に変わるだけだ」
「とてもよく似合っているよ。自分だけのガラスケースの中に、こっそり飾っておきたいくらいだ」
20話 横浜騒乱編Ⅱ
「もちろん。先輩の据え膳なら、遠慮なくご馳走になります」
23話 横浜騒乱編Ⅴ
「もう何も起こらないと決まった訳でも無いぞ」
「事件が起こるのは一度に一つ、なんて決まりは無い」
24話 横浜騒乱編Ⅵ
「なまじ知識があるがゆえの誤解か。好都合だな」
「使えたら、何だというんだ。そんな議論をしている暇は無い!」
「情報が欲しい。予想外に、大規模で深刻な事態が進行しているようだ。行き当たりばったりでは、泥沼にはまり込むかもしれない」
魔法科高校の劣等生 来訪者編
1話
「お前ほどでは無いけどな」
「ごまかしてなどいないさ。俺は本心からそう思っているし、そういうつもりで彼女を見ていた訳でもない」
「世の中、知らない方がいいことだってあるからね」
3話
「近い内に間違いなく、お前の力が必要になる。その時は」
4話
「リーナが何か企んでいたのは、最初から分かっていることだったんだ。それなのに俺は、自分の生活に波風を立てたく無かったがために、見逃して、結果的に対処が遅れてしまった」
「分かってはいるんだ、俺がすぐに手を打ったからといって、被害を防げたとは限らない」
「だがな、友人が犠牲になったという事実を目の前にすると、無駄だと知りつつ、考えずにはいられないんだよ」
5話
「そんなことは分かっていた。戦術目的の達成という観点から見れば、今回の結果は、かろうじてマイナスにならなかったというだけのものでしかない。無様なものだな」
6話
「嬉しいというより、申し訳ない気がするな」
「品物でお返しは出来ても、肝心なものが返せないからね」
「未知の事態は、手探りで対処方法を見つけて行くしかありません」
7話
「かなり無理な強化を施している。数年以内に死亡することは間違いないだろう。まさに決死隊だな」
「リーナ、君はすぐにでも軍を辞めた方がいい。君は軍人としては、甘い。いや、優しすぎる。スターズ総隊長シリウス、君に向いている仕事とは思えない」
「俺がそうさせない限り、俺に傷を残すことなど誰にも出来ないと、知っているだろ」
「お前が待っていてくれるんだ。だから俺は、誰にも負けない」
8話
「理由の有無は俺達が決める」
「マニュアル通りの台詞にしか聞こえないな。人のことを愚か者扱いする割には、バカだな、お前」
「では、俺の方も分かりやすく言ってやろうか。武器を捨てて大人しく投降しろ。そうすれば、痛い目を見なくて済む。幸せな実験動物としての待遇を保障するぞ」
9話
「いや、大事にならなくてよかったよ」
「そういう面白装備を採用していて、ステルス仕様の飛行船を運用しているとなると、国防軍情報部防諜第三課で間違いないと思う」
「まあ、そんなに気にすることはない。今度は横槍が入らないよう手配してから、罠を仕掛ければいいんだからな」
「もしパラサイトの軍事利用を考えているのならば危険です。確実に滅ぼす方法が分かっていない以上、あれは封印すべきだと思います」
「情報部がパラサイトを利用したことが世間にバレて、そのせいで魔法師が不利益を被った場合は、その損失を組織として償ってもらうと」
「USNAで起こっていることをみれば、その程度の脅しは必要だと思います」
「暗殺は孤独で陰鬱な仕事だ。性格的によほどの適合性が無ければ、高校生の少女には重すぎる。その重さに耐えきれず、心が少しずつ壊れていく程に」
「そしてリーナには、暗殺者たる適正は無い」
10話
「分かっている。しょせん俺達は、住む世界が違う」
「リーナ」「もし軍人であることを辞めたければ、力になれると思うぞ」
「リーナにはリーナの事情があるからな。自分のことを自分の思い通りに出来ないのは、何も彼女に限った話じゃない」
「ある意味で、俺とリーナはよく似ているんだ。同じカテゴリーに属すると、表現した方がいいかもしれない。俺もリーナも、今の立場に置かれるに当たり、事実上、選択肢は無かった」
「俺はいずれ、与えられていない選択肢を作り出し、選び取る。もしリーナが同じことを望むなら、同類のよしみで力になってやろうと思ったんだが」
「どうやら、余計なお世話だったようだな」
「深雪、単純はひどいな」
11話
「3人共、そんなに自分を責めるな。俺は全く気にしていない」
「今回は相手の方が一枚上手だったといいうだけのことだ」
13話
「桜井水波。お前になら、任せられそうだ。深雪の身を守れ、それがお前の仕事だ」
「銃を向けておいて、見逃すも何も無いものだ」
「そうだ。俺には決して背くことの出来ないものが二つあった。一つは、深雪を守り抜くという俺自身への誓い。そしてもう一つは、深雪が俺に向ける信頼だ」
魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女
「同情では合っても、軽い気持ちじゃないだろ?」
「俺も、あの子のことを見捨てられなかった。調整体に対する、過度の同情心から、冷静さを欠いているとは分かっているんだが……」
「人間を内部に収容する、巨大なCADを使用し、9人もの貴重な調整体を使い潰す形で、秘密裏に進めている魔法実験。これを放置してはならない、そんな気がする」
「自分は事実を報告しただけですので、これからどう動くかは、協会しだいです」
「自分は16歳なんですが?」
「今の魔法は、リーナのヘビィ・メタル・バースト。スターズがなぜここに?」
「それにしても、相変わらず加減を知らない」
「そんなに心配するくらいなら、なぜあんな実験をした!? 精神の強制リンクなど、ロクな結果にならないことは分かりきっている」
「実験はもう終わった。閉じ込めておく必要はないだろう」
「君達がそれを望むのであれば」
「研究所のデータを残しておいては、本当に助けたことにはならない。別の君達が作られるだけだ」
「言っておくが、お前の手を借りなくてもデータは引き出せる。お前を生かしておくのは、時間の節約になるからにすぎない」
「デリートだ!」
「今から使おうとしている魔法は、何度も撃てるものじゃない。俺の魔法力では一発勝負になる。だから、なるべく確実をきっしたい」
「深雪。俺は魔法力を、ほぼ使い切った状態で墜ちてくるだろう。受け止めてくれるか?」
「任務……ではないが、完了だ」
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
魔法科高校の劣等生 全32巻セット (ノベル)