アニメ「文豪ストレイドッグス(2期)」の名言・台詞をまとめていきます。
文豪ストレイドッグス「黒の時代」編
13話
「ちなみにそいつらは、罠を張って軽く小突いたら泣いて逃げて行ったよ。5円玉のようにパッとしない連中さ。おかげでまた死にそびれた」(太宰治)
「ポートマフィアにはこういう言葉がある。太宰の敵にとって一番の不幸は、太宰の敵であることだ」(織田作之助)
「人は死を恐れ、そして同時に死に引きつけられる。街で、文学の中で、死は繰り返され消費されていく。何物にも変換不能な一回限りの死。それが私の、望みだ」(太宰)
「今夜ここに来たら、君達に会えるような気がしてね」(太宰)
「(用事?) 別にないよ」
「ただ、そうしたらいつもの夜になるかなと思っただけさ」
「それだけ」(太宰)
「何に乾杯するんです?」(坂口安吾)
「何でもいいさ。理由が欲しい訳じゃない」(太宰)
「なぜ急に写真なんだ?」(織田)
「今撮っておかないと、我々がこうやって集まったという事実を残すものが、何も無くなるような気がしたんだよ」(太宰)
「私の目の中の歓喜が君にも見えることを願うよ。君がほんの少し指を曲げるだけで、私がもっとも待ち焦がれたものが訪れる。唯一の恐れは、君が狙いを外すことだ」(太宰)
14話
「決して殺さず、出世に興味が無く、孤児を養うマフィア、織田作之助。変わってるね、ポートマフィアの中で一番変わってるよ」(太宰)
「お前ほどじゃない」(織田)
「人の死は数字じゃない。1人1人の生には必ず意味がある。ここに書き付けてあるのは、3人死亡という一言からは決して感じることの出来ない、彼らの息遣いです」(安吾)
「次しくじったら、2回なぐって5発撃つ、いいな?」(太宰)
「まったく。うちの部下はそろって敵をなぶり殺すだけがマフィアだと思ってる」(太宰)
15話
「彼(芥川)は鞘の無い刀剣だよ。遠からずマフィア最強の異能力者になるだろうが、今は誰かが刃の仕舞い方を教えなくちゃならない」(太宰)
「借りの多い人生だからな。部下が苦戦中なら、助けが必要だ」(織田)
「借りなんて忘れてしまえばいい。相手だって、何を貸したかなんて、覚えちゃいないさ」(太宰)
「銃など愚者の戎具」
「あまりにも非力」(芥川龍之介)
「悪いな。お前に期待している友のためにも、必ず連れて帰らねばならん」(織田)
「戦うことに興味はない!」
「俺が興味があるのは、生きることだ!」(織田)
「ある人が”小説を書くことは、人間を書くことだ”と言った。人の命を奪う者に、人生を書くことは出来ない。だから俺は人を殺さない」(織田)
「別に悲しんでいるんじゃない。最初から分かっていたことだ。安吾が○○であろうとなかろうと、失いたくないものは必ず失われる」
「求める価値のあるものはみな、手に入れた瞬間に失うことが約束されている。苦しい生を引き伸ばしてまで追い求めるものなんて、何もない」(太宰)
「喉が痛かった、呼吸が出来なかった、誰かの叫び声が聞こえた。あまりに喉が激しく痛むので気づいた。叫んでいたのは、俺だった……」(織田)
16話
「何かなど無いよ、太宰。もう全て終わった」(織田)
「何かに頼るんだ。何でもいい。この後に起こる何かに期待するんだ。それはきっとあるはずなんだ!」(太宰)
「私がなぜ、ポートマフィアに入ったか分かるか? そこに何かあると期待したからだよ」
「暴力や死、本能や欲望、そういったむき出しの感情に近い所にいれば、人間の本質に触れることが出来る。そうすれば何か……何か生きる理由が見つかると思ったんだ」(太宰)
「俺の望みは、一つだけだ」(織田)
「君、悪いことは言わない、目的地に行くのは止めた方がいい、考え直すべきだ。行ったら君、死ぬよ」(江戸川乱歩)
「ああ、知っている」(織田)
「ボスというのはね、組織の長であると同時に、組織の奴隷だ。組織存続のためなら、どんな非道も喜んで行わなければならない」(森鴎外)
「確かに利益はありません。私が行く理由は一つです。彼が友達だからですよ」(太宰)
「お前は言ったな。暴力と流血の世界にいれば、生きる理由が見つかるかもしれないと」
「見つからないよ!」
「自分でも分かっているはずだ。人を殺す側だろうと救う側だろうと、お前の予測を超えるものは現れない」
「お前の孤独を埋めるものは、この世のどこにも無い。お前は、永遠に闇の中をさまよう」(織田)
「人を救う側になれ。どちらも同じなら、いい人間になれ。弱者を救い、孤児を守れ。正義も悪も、お前には大差ないだろうが、その方が、幾分か素敵だ」
「分かるさ、誰よりも分かる。俺は、お前の友達だからな」(織田)
「人は、自分を救済するために存在する、か。確かに、その通りだ」(織田)
文豪ストレイドッグス 2nd SEASON
17話
「害獣の血でもしぶくさまは美しいの。そうは思わぬかえ、愛しの鏡花や」(尾崎紅葉)
「明るい世界を見た。知らなかったころには、もう戻れない」(泉鏡花)
「そなたの気持ち、分からぬでもない。じゃが闇に咲く花は、闇にしか憩えぬ。なぜわっちに分かるか? 同じく光に焦がれて、焼かれて落ちた女がおったゆえ」(紅葉)
「いい感じに大ケガじゃないか、ええ敦。さあ、治療の時間だ!」
「今日はこいつで行こう!」(与謝野晶子)
「ポートマフィアの掟を忘れたかえ、坊主? おしゃべりは最初に死ぬ」(紅葉)
「戻って主に告げよ。良き心がけだと。狙うならば、今後も私のみ狙え!」(福沢諭吉)
「金は悪夢だ。欲しいものが一つ手に入るたび、欲しいものが一つ減る。やがて世界は枯れ葉を燃やす青い煙のように、退屈になる」
「だからね、ジョン君。俺の世界は今、輝きに満ちているのだよ」(フランシス・スコット・フィッツジェラルド)
「三組織の内、生き残るのは一組織だけだ。戦う意外に活路は無い!」(福沢)
18話
「罪深き者に裁きを下すのが私の身命。敵などいくらでも来ればいい。おのが業罪を命であがなわせてやりましょう」(ナサニエル・ホーソーン)
「ここで残念なお知らせ。君たち宗教者は信じるのが仕事だろうが、科学の根源はいつだって疑うことだ」(梶井基次郎)
「あんたみたいに敗北も屈辱も知らないような奴に、負ける訳には、いかないのよ!」(マーガレット・ミッチェル)
「僕(やつがれ)が敗北を知らぬだと!?」「敗北も屈辱も僕と共にある!」(芥川)
「僕の希望はある言葉、ある人からのごくつまらぬ一言だ。その一言のため、血を舐めすするかのごとき敗北を、幾度も抜けてきた!」(芥川)
「無いね、残念ながら。こういう時は真実が一番効く」(乱歩)
19話
「悪党にとっての頼みは、利用して奪い、使い捨てるの類義ですわ」(谷崎ナオミ)
「勘違いさせたなら謝るよ。ギルドの仕事は、過酷な分払いがいいんだ。もし首にでもなれば、故郷の家族が飢える」
「妹のためなら、君達がどうなろうと知ったことじゃない」(ジョン・スタインベック)
「戦況を簡略化しすぎると、行動が単調になる」(ジョン)
「でもボスが言ってたよ。ギルドはいいことをする組織では無い、すべきことをする組織だってね」(ジョン)
「モラル?」「確かに探偵社には道徳観がある。でも僕にとって、ナオミは違うんだ」
「道徳観とか悪、モラルやエゴ、そういうものより次元が上で比べられない」
「それがナオミのためなら、僕は喜んで世界を焼く!」(谷崎潤一郎)
「自分を憐れむな。自分を憐れめば、人生は終わり無き悪夢だよ」(太宰)
「俺がいる場所が、ギルドの拠点だ。違うか?」(フランシス)
20話
「私の居場所は、探偵社だけだから」(鏡花)
「生まれて初めてなりたいものが出来た。だから戦う。たとえ自分の中にひそむ、何を使っても!」(鏡花)
「さようなら。もう私を、光で照らさないで……」(鏡花)
「そうだね、けどそれがこの世界なんだ。だから本当のことを教えよう。神様はいるよ、でも、君を愛してはいない」(ジョン)
「でも孤独は、僕達を永遠に支配する王様では無かった。孤独は、時に消え時に現れるただのおぼろ雲だ。地上にも僕達と同じ傷を抱えた人がたくさんいる」
「その人達を見捨てれば、君は……君は過去の自分も見捨てることになる。それでもいいのかい?」(中島敦)
「昔、私は自分のしたことについて後悔したことは無かった。しなかったことについてのみ、いつも後悔を感じていた」(敦)
「察しの悪い人ね、ちょっとした口実よ。生きて、そして、いつかあたしをここから救い出して。待ってるから」(ルーシー・モード・モンゴメリ)
「頭は間違うことがあっても、血は間違わない」(敦)
21話
「単刀直入に言おう。探偵社のある新人が、貴君らポートマフィアとの同盟を具申した」
「私は反対した。非合法組織との共同戦線など、社の指針に反する。だがそれはポートマフィアに何度も撃たれ、斬られ、かどわかされた者からの提案だ。言葉の重みが違う」
「故に組織の長として、耳を傾けざろうえなかった」(福沢)
「ポートマフィアは面子と恩讐の組織。部下には面目を潰された者も多いからね」(森)
「私の部下も何度も殺されかけている」(福沢)
「だが死んではいない。ポートマフィアとして恥ずべき限りだ」(森)
「今夜探偵社は久の奪還に動く」「今夜だけは邪魔をするな、お互いのために」
「それが我々唯一の共通点だからだ。この街を愛している。この街に生き、この街を守る組織として、異国の異能力者に街を焼かせる訳にはいかぬ」(福沢)
「同盟の本質とは先払い。相手のために先に損を支払い、それが100倍の利となって返って来て初めて、過去の遺恨を超えた同盟が可能となる」(森)
「選択は任せるだと? てめえがそれを言う時はな、いつだって他に選択肢なんかねえんだよ」(中原中也)
22話
「面倒! 地味! 退屈! コツコツ調べ物とか聞き込みとかは、探偵の仕事で名探偵の仕事ではな~い!!」(乱歩)
「バカか君は?」「いや、疑問形は失礼だな。バカだ君は」(乱歩)
「これは勝負では無い、復讐である」(エドガー・アラン・ポオ)
「私には、お手上げだ。けど、世界最高の、名探偵なら、楽勝さ。何せ、武装探偵社は、乱歩さんの才能を生かすためだけに、設立させた組織だからね」(晶子)
「いや、なかなか刺激的だったよ。君のミスは一つだけ。僕に勝負を挑んだことだ」(乱歩)
「まあ、どんなに難解な推理小説も、作者の悪意が読めた時点で、半分は解決さ」(乱歩)
「僕が自分が解決した事件を、忘れる訳ないだろ」(乱歩)
「機械の体となる前のモビー・ディックは美しかった。かつてのギルドが、そうであったように」(ハーマン・メルヴィル)
23話
「僕にはお前が微塵も理解が出来ない」(敦)
「理解を求めた憶えは無い」(芥川)
「チャンスを与えられた人間の行動は読みやすい」(フランシス)
「気に入らないな。元殺し屋に、善人になる資格は無い。君は本気でそう思っているのか?」(太宰)
「僕からすれば、貴様こそ理解できぬ。その臆病な目は、己の力も異能力も信じてない。なのにいつも無謀な死闘に挑む。その矛盾した自尊はどこから来る!?」(芥川)
「何が強者だ!? 金や異能力は、地上の街を吹っ飛ばすためにあるんじゃない! 人の強さは、悲しみの縁でもがく人に差し伸べるためにあるんだ!」(敦)
「力は弱者を助けるためにあるのでは無い。なぜなら金儲けの本質は、弱者からの搾取だからだ」(フランシス)
「君は探偵社の全てを知らない。自分自身の全ても知らない。全てを知ることは誰にも出来ない。それを、可能性と言うんだ」(太宰)
「ああ、くだらぬ。なぜなら、苦しめる過去の言葉と貴様は、本質的に無関係だからだ」(芥川)
24話
「どうやって生きる? 答えは誰も教えてくれない。我々にあるのは、迷う権利だけだ」
「どぶ底を行く、ストレイドッグスのように」(太宰)
「でも、今日分かった。私にも選択肢は有ると。命を犠牲にしてみんなを助ければ、きっと私は、入社試験に合格できる。本当に、探偵社員になれる。なら、何も惜しくはない」(鏡花)
「いい眺めじゃないか」
「君が守ったんだ。君の街だ」(太宰)
「処罰? 彼は今回の成功の功労者だ。芥川くんは、昔からそうだよ。独走し、破壊し、結果最大の貢献をする。彼なりの嗅覚だろうね、成功している限り処罰は無い」(森)
OVA 25話
「よし、完璧だ。分刻みのスケジュール、美しい数字と文字の羅列。まさに民草に奉仕する、この仕事に相応しい」(国木田独歩)
「お前が正しい。歯を食いしばり、血反吐を吐いてあらがっても、人は死ぬ。残酷で無慈悲で、理想のかけらも無い、それがこの世界だ」
「それでも、たとえ目指す先が苦痛と砂漠でしかなくとも、それでも俺は理想を求める!」(国木田)
「悪いな、文。お前一人だけを、苦しませたりしない」(国木田)
「言っただろ。俺の目の前では、誰も殺させない、とな」(国木田)
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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