「虚構推理」の名言・台詞まとめ

アニメ「虚構推理」の名言・台詞をまとめていきます。

 

虚構推理

1話

「命の恩人の顔・形を忘れましたか?」(岩永琴子)

 

「ヤギのような人だ。細くてぼんやりとして、モサモサと草を食べて、やっぱりぼんやりとした生涯を送りそうなのだけれど、奇妙に生命力を感じさせる」

「そう、ヤギを侮ってはならない」(琴子)

 

「これが……これが一目惚れというやつか!?」(琴子)

 

「なぜお前が謝る? 姉か、親戚か。いや、妹の可能性も……」(琴子)

 

「2年前からの片思い。この時を待っていました」(琴子)

 

「宿命は待つことが出来るのです」(琴子)

 

「私の左足と右目を奪ったのは、神にするためであったと言うのですか。悪い交換じゃ無いですね」(琴子)

 

「図書館の妖怪というのは、それはもう凶暴で残忍な奴で。明日の新聞には何者かに虐殺された、片目片足の少女の記事が載るかもしれません」

「好みでは無いとはいえ、告白してきた娘の悲惨な末路。その時あなたは、罪悪感を覚えずにはいられないのではないでしょうか」(琴子)

 

「言葉が届かないのなら、力ずくです!」(琴子)

 

「そうだね。君の言葉を借りるなら、僕は11歳の時、妖怪変化を2種類ばかり食べたんだ。たらふくね」(桜川九郎)

 

2話

「ヌシ様、大きな体の割に細かい」(琴子)

 

「手に入る情報は限られているので、あれこれ想像で補完しないといけないところはありますが、犯人が死体を沼に落とした理由は、やはり単純なものでしょう」(琴子)

 

3話

「私の説明は辻褄が合ってますし、合理性もあります。でも、犯人が合理的に行動するとは限りません」(琴子)

 

「はい。だから私が、知恵を絞った訳です」(琴子)

 

「この世には幽霊も妖怪も、確かに存在する可能性があることを」(弓原紗季)

 

「逃げて下さい、あれは目の錯覚ではありません。あれはああいう存在、亡霊、化け物、妖怪などと呼ばれる者」(琴子)

 

「引いたのか。でもあれは、力ずくで倒せるものじゃ無い」(琴子)

 

「岩永琴子と言います。桜川九郎先輩の、今の彼女です」(琴子)

 

4話

「九郎先輩は人間的ではありますが、人間の範疇には無いものでしょう。まあ、私も似たようなものです。なので、いい組み合わせじゃないですか」(琴子)

 

「河童ごときに心折れておきながら、何を浸ってやがりますか!」(琴子)

 

「このイラストはまるで、鋼人七瀬を直接見て描いたような……違う、むしろ逆か」(琴子)

 

5話

「そうはいっても、大きな力の差があるわけでも無いようです。なら簡単でしょう。鉄骨を食らう覚悟があるなら尚更です」(琴子)

 

「始めてですか? 九郎先輩が死ぬ所を見るのは」「なら、なぜ別れたんです?」
「そりゃ不死身ですからそれくらい」

「丈夫な恋人、傷病保険の心配をしなくていい、素敵な旦那様と受け入れられないものか。まぁ、この様子では無理だったらしい」(琴子)

 

「鋼人七瀬はほとんど考え無しに鉄骨を振り回すだけですから。こういうことが起こる確率は、極めて高いでしょう。そして十分に起こりうることならば、九郎先輩がその未来を予め決定することは難しくない」(琴子)

 

「九郎先輩。ああいう意外にキッパリした所も魅力ですよね」(琴子)

 

「いいから謝れ。お前が迷惑をかけない訳が無いんだ」(九郎)

 

「ここまで話すつもりは無かったけれど。こうなれば、出来るだけ真実を伝え、紗季さんと私達が、いかに違う世界にいるかを理解してもらおう。我々には隔たりがあることを、今一度知らしめる。それが上策だ」(琴子)

 

6話

「人の想像力によってその身が不死となるのなら、その想像力を攻略するのみです」(琴子)

 

「一度広まった噂は、合理的な解釈が事実であったとしても、なかなか受け入れられない。噂の方がもっともらしければ、少しくらい矛盾があっても、嘘が真実にとって変わることもある」(紗季)

 

「今なら人目も無いでしょう。そして、人で無い者たちは、活動しやすい時間帯です」(琴子)

 

「神聖な巫女の舞です!」「一番かっこいいんです!」(琴子)

 

「真実は重要です。しかし、一般的に真実とされ、そこから導かれている結論が何か、というのも重要なんです」(琴子)

 

「後ろは一本、前は無限。未来はいつも未知で未定になっている」(九郎)

 

「九郎先輩は、どうも人への情が薄い気配がある。いつか間違った優しさで、離れていってしまいそうなくらい」
「面倒くさい、感情くらい正直に生きたって、いいじゃないですか」(琴子)

 

7話

「無責任ですよね。人の死をそんな風に噂するなんて」(紗季)

 

「警察に真犯人は捕まえられない。鋼人七瀬も、それを生んだ何十万の妄想も。事件は迷宮入りするだろう。あの怪物を裁けるのは、真実を知り、然るべき力を持つ者だけだ」(紗季)

 

「不死身から健康という言葉が?」(琴子)

 

「たまには違う感触を、一生に一度くらい、あの選ばれた女子特有の脂肪の塊を、という邪悪な欲望を抱かなかったと、天照様に誓えるとでも!?」(琴子)

 

「分かっている。人が死んでいるのにかばったりはしない」(九郎)

 

「現実って、こんなたやすく食い破られるものだったの?」(紗季)
「たやすくではありませんが、食い破られる程度でしかないのは確かです」(琴子)

 

「鋼人七瀬を倒す合理的な虚構には、常に真実が必要です」(琴子)

 

「人は物語に浪漫を求め、現実にそうであることを期待します。偶然似た事件が起こったという解釈は、必然的に起こったという解釈より、どうしてもがっかりします」(琴子)

 

8話

「紗季さん。あなたはまともな世界だけを見て生きるのを選んだ人です。裏にあるものを知ってどうします?」(琴子)

 

「未来決定能力っていっても、大した力じゃ無いんですよ」
「九郎先輩も言っています。自分の持つ才能と可能性と努力の範囲でしか、未来が決められないなんて、普通の人と大して違いはありません」(琴子)

 

「この世は不確かでは無い。妖怪、化け物、怪異、魔がいようと、ひっくり返してはならない道理がある。それを守るのが、私の役割だ」(琴子)

 

「数を撃ってこそ、嘘が真実を砕き、新たな真実と変わることもあるんです」(琴子)

 

「この議会は無責任ゆえに、いかなるしがらみ、法にも正義にも、真実にさえもとらわれません。たとえ結論が不正義であり、嘘であっても、何万というサイト閲覧者の過半数が支持すれば勝ちです」

「ならこの議会、何でもありです」(琴子)

 

「勝つために惜しむものはありません。全力をもって嘘をつきましょう」(琴子)

 

9話

「そんなに上手くいく?」(紗季)
「いかないかもしれません。どうせこれは嘘です、いきそうであればいいんです」(琴子)

 

「この議場は特殊です。ここには最初から真実はありません、あるのは虚構だけ」(琴子)

 

「知恵を尽くして刃をふるい、一方では毒薬を注入していく。嘘を武器にすると決めた答弁者が、これほどまでに凶悪とは」(紗季)

 

10話

「道理で無理を崩せないなら、こちらも無理を使います」
「原因を取り除けば、幽霊は現れなくなるものですよ」(琴子)

 

「あの世とか言ってるの、意外と食いつきがいいわね」(紗季)

 

「だいたい物語においては、絶対有利な多数派を、絶対不利な少数派が大逆転するのを、みんな期待するものじゃありませんか」(琴子)

 

「現実かどうかは関係ない」(琴子)

 

「悪意ある行動をした者ほど、相手の悪意を疑うものなのだ」(琴子)

 

11話

「準備は完了しました。後は最後の一撃を放つだけ」
「虚構の中に虚構は生まれ、真実に裏返り、鋼人七瀬は消え去ります」(琴子)

 

「六花さん。あなたに望む未来をつかませはしない」
「この世には、何者も犯してはならない秩序があるのだから」(琴子)

 

「この議場で真実は問われない。この嘘を信じる人にとって、今見てるサイトこそ、鋼人七瀬事件の最前線だ」(紗季)

 

「世に真怪はあれど、虚構もまた多くあり、虚構は虚構に戻れ。嘘から生まれた怪物は、嘘によって滅びる」(琴子)

 

12話

「人の創造は、あらゆる可能性を秘めています」
「なら、どんなものでも、神様だって創れるかも」(琴子)

 

「九郎くんも岩永さんも、こんな事態は予想できなかったんでしょ。なら仕方ないとしか言えない」
あなたの未来を決める力は、何もかもを救えるほど、大した力じゃないんだから」(紗季)

 

「岩永は死なせません。あいつは、幸せになるべき人間だから」(九郎)

 

「まだ逃げられると思っているんですか?」(琴子)

 

虚構推理 Season2

13話

「この世には、妖怪・あやかし・怪異・魔・物の怪(もののけ)・幽霊」
「そう呼ばれる者達が、当たり前にいる」
「理外の理があり、無理と道理も両立している」(琴子)

 

「(変な噂?) ならちゃんと、それは同じ大学の恋人だと説明すればいいでしょう」(琴子)
「そんな嘘はつきたくない」(九郎)

 

「嘘ではなく真実でしょうが! いかがわしいこともしてるでしょうが!」
「むしろもっと積極的にしろと私は言いたい」(琴子)

 

「一方的に決まったことを行う種類の呪いの品なら、話も通じない」
「相手としては厄介だ」(琴子)

 

 

「化け物同士でも、会話の出来ない何をしてくるか分からない相手は怖くなりますよ」
「ほら、人間でも騒音によるご近所トラブルが殺人に発展したりとか…」(琴子)

 

「私はこの件を人の社会で表沙汰にする気はない」
「表沙汰にすれば、ここは騒がしくなり、お前達も過ごしにくくなろう」(琴子)

 

「管理人には全てをなかったことにする代わり」
「格安でその部屋を九郎先輩が借りられるようにさせた」(琴子)

 

「(お見事?) いや、ただの恐喝だからな」(九郎)
「人間の基準で考えてはいけません」(琴子)

 

「では…一件落着で!」(琴子)

 

「幽霊達に真実を隠す必要があったのか?」
「あの説明はほとんど嘘だろう。奇怪な人形は本当にあった」(九郎)

 

「1つ間違えばその人形にくびり殺されていたかもしれないなんて」
「あの者達をことさらおびえさせる必要もないでしょう」(琴子)

 

「霊や化け物を無差別に殺しかねないあの人形は、今の時代さすがに剣呑です」
「私の立場としては壊すしかありません」(琴子)

 

「けれど人形を直接壊せば、込められた呪いの念を不用意に解放し」
「かえって始末が難しくなります」
「だから夜、自発的に現れたその念を破壊しないといけません」(琴子)

 

「というわけで九郎先輩。打ち合わせ通り、あれと戦って下さい」
「それで解決です!」(琴子)

 

「あと私は神なので、あれには襲われません」
「お気遣いなく戦って下さい」(琴子)

 

「先輩、完璧です!」(琴子)

 

「もうちょっと楽に倒せる方法はなかったのか?」
「一度死んでこうなる未来を決定できたが、かなりの傷を負わされてだな…」(九郎)

 

「先輩の体はすぐに修復されますし、痛みも感じないじゃあないですか」(琴子)

 

「お前が危険を冒さないで済む方法もあったろう」(九郎)

「別にあれくらい危険じゃなかったでしょう」
「九郎先輩が体を張ってくれたおかげです」(琴子)

 

「たあいないものです」
「揉め事を起こしている妖怪達の利害を調整したり、更に人間が絡んで来た時」
「あちこちに目配りして大事にならないよう収拾をつけたりする」(琴子)

 

「そんな厄介さに比べれば、よほど楽でしたよ」(琴子)
「まあ…倒して終わりの方が、ややこしくないのは確かだがな」(九郎)

 

14話

「ほう…生きているのか。連れの者に落とされたようだな」
「そんな剣呑な者とこんな所まで登って来るとは、間が抜け過ぎではないか?」(雪女)

 

「(人を殺す?) お主、小泉八雲の『雪女』を読んだこともないのか?」
「その中で若い男は雪女に助けられているぞ」(雪女)

 

「雪女は時に人のフリをして人里を歩くこともある」
「それも、小泉八雲は書いておるぞ」(雪女)

 

「遭難者が出ると、捜索で山が騒がしくなるのだ」
「その上、今後は事故がないようにと山を開発したりもする」
「なら助けた方がマシだ」(雪女)

 

「みだりに人の世を乱すと、後々己の首を締める」
「人の理(ことわり)は守らねばならん」
「こういう時に多少(金)を得てもバチは当たらんだろう」(雪女)

 

「分かっておるだろうが、私のことは親兄弟、妻子らにも漏らすなよ」
「もしひと言でも人に漏らせば、どこにいようと確実に殺してやる」(雪女)

 

「つまらない理由ですね」
「そのくらいのことで、高校時代からの友人に殺されかけるなんて信じがたい」(室井昌幸)

 

「いや…友人だと思っていたのは、俺だけだったのかな」(室井)

 

「我等あやかしは、顔・形だけで人間を見ているわけではない」
「たやすく変わらぬ、その者の気配や色がある」(雪女)

 

「友と妻と仲間に裏切られ、職も失って、人を信じられなくなった」
「こうして腹を割って愚痴を話せそうなのは、妖怪くらいしか思いつかなかった」(室井)

 

「(金はある?) それを先に言え!」
「むしろ恵まれた身の上ではないか」(雪女)

 

「第一、二度も殺されかけて無事でいるのだから、お主かなりの幸運だろう」(雪女)

 

「(街に妖怪?) いるだろうな」
「ただ人間に関わると厄介事を招きやすいので、そう近しくなる者はあるまい」(雪女)

 

「怪異そのものが人より強いとは限らんし、双方関わらぬのが平穏というものだ」
「人間は世のありようへの恐れや敬意を持たん分、危うくてかなわん」(雪女)

 

「今の俺は死人も同然だ。君の相手になれる男じゃない」(室井)

 

「何しろアリバイの証人がその雪女なので、警察には主張できないんですよ」(琴子)

 

15話

「そりゃ当然、一緒に来るように誘いはしたんですが…」
「工事現場のバイトがあるからと断りやがりまして」
「かわいい恋人より深夜のトンネル工事を優先するとは!」(琴子)

 

「雪女が証人であるがゆえに容疑が強まるとは…」
「人間があやかしと不用意に関われば」
「常に不測の危険があるという見本かもしれません」(琴子)

 

「人の法や倫理の外にあるのが妖怪です」
「あなたを信じるゆえに、その者達を凍え死なせるでしょう」(琴子)

 

「分かってる分かってる。室井さんが犯人でないのは承知しているので」
「今のはまるきりウソだから」(琴子)

 

「真犯人は分かっています」
「別に急ぐ問題でもありませんが、そちらの解決も一応語るとしましょうか」(琴子)

 

16話

「世の中には浮気が殺人の動機になる人もいるんです」
「ゆがんだ独占欲とか、プライドを傷つけられたとか」(琴子)

 

「私も恋人が浮気したら、殺してやりたくなりますよ」(琴子)

 

「私は知恵の神ですから、深慮を欠かさないものです」(琴子)

 

「人間と妖怪には違いがあり、いつまでも上手くはいきません」
「それでも、蜜月の時はあります」(琴子)

 

「そして短くとも、蜜月は他の何物にも代えがたいでしょう」
「どうぞお幸せに!」(琴子)

 

17話

「(もう捨てられてるも同然?) 同然じゃありません!」
「第一そういうのも、あらゆる手段を使えばどうにでもなります」(琴子)

 

「(天井に顔?) それくらいで死ねれば、返って愉快ですね」(桜川六花)

 

「それにいわゆる事故物件も、大抵は合理的な説明がつくものです」(六花)

 

「ただ、このままいけば従弟はそれこそ、あの子にひどい捨てられ方をして」
「不幸になるだけなんですが、理解できていないのでしょうね」(六花)

 

「鈍いところがあるから」
「早くどうにかしたいのだけれど…」(六花)

 

「私のもののはずだったんですよ」(六花)

 

「部屋に憑いている霊的なものは、そこから離れれば何も出来ないと思います」(琴子)

 

「けれど心の中の罪悪感は、常に共にあって逃れることは出来ません」(琴子)

 

「まあ、霊とか妖怪とか信じると、ロクなことにならないという見本ですね」(琴子)

 

「私が提示したのは、事実と矛盾せず、一番受け入れやすくて」
「後味が悪くないというだけのものです」(琴子)

 

「あそこで必要だったのは、アパートを管理されている方の」
「不安を取り除く説明だったんですから」(琴子)

 

「男女間は、秘密の1つもあった方が上手くいくものですよ」(琴子)

 

18話

「世の中大抵、帳尻が合うように出来てるよ」
「幸と不幸の量は最終的に、そう変わりないってね」(嶋井多恵)

 

「一緒にしないで下さい!」
「あんなものを作り出す人間の方が、よほど恐ろしいですよ」(化け猫)

 

「あいにくと親も戸籍もある人の身です」
「強いていうなら…右目が義眼で、左足が義足なだけです」(琴子)

 

19話

「地には妖怪やあやかし、幽霊や魔を生み出す力が存在し」
「それらは多くの人にとって不可思議な現象をもたらします」(琴子)

 

「宇宙にも、それに似た力がないとは言えません」(琴子)

 

「それが隕石に宿り、地に降り、手にした者の念や願望を受けて」
「害を引き起こすのもありえるでしょう」(琴子)

 

「さながら宇宙的な怪異です」(琴子)

 

「宇宙の神秘とかも相手にしないといけないとは」
「お前も大変だな」(九郎)

 

「宇宙から来たものは、この地にとって異物です」
「こちらの秩序とは相容れないものでしょう」
「直ちに排除しないといけません」(琴子)

 

「人形をこのまま破壊すると」
「それこそ取り返しのつかない結果をもたらすでしょう」
「私がそうはさせませんが」(琴子)

 

「(苦労?) どうでしょう?」
「彼女がいなければ、今頃僕はどう暮らしていいか」
「見失っていたかもしれません」(九郎)

 

「最悪の可能性を前提に策は立てるものですよ」(琴子)

 

「別に私は罪を負っても構いませんし」
「この町にどんな被害が出ても構いはしません」(琴子)

 

「ただし、善太さんの行いは」
「この地の秩序を乱すものです」(琴子)

 

「空の向こうから来たものの力を借りて」
「願いを叶えようとしているんですから」(琴子)

 

「なら、願い通りにさせるわけにはいかないのですよ」(琴子)

 

「複雑で他人の力を当てにした計画を立てれば」
「しくじる可能性が高くなるのは道理ってもんだろう」(多恵)

 

「それはそれで嫌な話だけどね」(多恵)

 

20話

「会長さんの行いを正すのに、私に頼るという選択を取るのが」
「また秩序の意味では危ういんですが」(琴子)

 

「いい大人が私をこうまで信用するのは普通あり得ないでしょう」(琴子)

 

「音無会長の中で困った時は通常の理(ことわり)から外れたものに頼るのを是としている証拠です」(琴子)

 

「過去の成功体験にしっかり縛られているわけです」
「よって、私が役目を果たさないといけない案件なわけですよ」(琴子)

 

「お前にそもそも色気はない」
「ゼロに何を掛けてもゼロだ」(九郎)

 

21話

「失礼、私欲を漏らし過ぎました」(琴子)

 

「答えはあります」
「皆さんが真実を求められれば、そこにたどりつきますよ」(琴子)

 

「皆さんの罪は些細なことですよ」(琴子)

 

「成功体験は時に人を害し、自滅もさせます」
「だから過去を正すことは必要なのです」(琴子)

 

22話

「妙な課題を出せば、妙なことも起こるものです」(琴子)

 

「たどり着いた答えに高揚感はなかった」
「これは最初から、岩永琴子に導かれていただけだ」(音無莉音)

 

「私が直接話します」
「あなたに任せると、悪意を増して語られそうなので」(莉音)

 

「誰もが誰かを殺したくなることはある、凶器を手に迫ることもあるだろう」
「だが最後の一線を越えると越えないとでは大きな差がある」(音無剛一)

 

「ひとたび人を殺さば相応の報いがある」
「人を殺して全てが上手くいったとしても、やはり報いはあるのだ」(剛一)

 

「その罪の上の成功を、ゆめゆめ当然としてはならない」(剛一)

 

23話

「事件は既に時効ですし、残るは家族と音無会長の信念の問題です」
「ご自由にして下さい」(琴子)

 

「最初に申し上げました通り、私はホテルを出ましたらここでのことは全て忘れます」
「私はただ、音無会長が頼るべきでない力に頼られたと示したかっただけですので」(琴子)

 

「会長は秩序に反することをされました」
「それゆえ、この真実と向かい合う因果が生まれたのです」(琴子)

 

「そんな素敵なお2人を邪魔するなんて」
「恋愛の神様から天罰を下されそうじゃあないですか」(琴子)

 

「そのせいで九郎先輩との仲を変にされても困ります」(琴子)

 

「バカなことを言って、あの人の神経を逆なでするな」(九郎)

 

「あいにく、賭けが成立する命は持っていなくて…」(九郎)

 

「私は正しいですよ」
「あなたはまだまだ戻れますし」(琴子)

 

「ほらそうです、時代劇でよくあるでしょう」
「峰打ちというやつです」(九郎)

 

「ここで起こったことは白日の夢のようなもの」
「私達はその夢の住人とでも思って下さい」(琴子)

 

「故に現世の法や決まりにとらわれず、興味もありません」(琴子)

 

「ああ、お前はそれでい。悩む必要はない」
「悩む回路もないだろうが」(九郎)

 

「ねえ、九郎」
「あなたは琴子さんの恐ろしさにまだ、気づかないの」(六花)

 

24話

「私は化け物やあやかし、幽霊や魔といったものの知恵の神です」
「幽霊である奥さんの頼みは聞けても、人の頼みを聞くいわれはありません」(琴子)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
 
 
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