アニメ「文豪ストレイドッグス(5期)」の名言・台詞をまとめていきます。
文豪ストレイドッグス 5th SEASON
51話
「甘えるな」
「今ある力で道を探せ」(太宰治)
「タネを明かせば、単純な奇術だよ」
「まさに、出血大サービス~的な?」(ニコライ・ゴーゴリ)
「実際僕は死ぬ気でいた」
「真の自由意志の存在を証明するために」(ニコライ)
「すばらしい」
「あなたは神にあらがい、自分を見失うために戦っているのですね」(フョードル・ドストエフスキー)
「感動したよ、彼は本質を見抜いていた」
「フョードル君こそ、人生で唯一の理解者であり親友…そう思った」(ニコライ)
「そして気づいてしまったんだ」
「その親友を僕が殺せば、僕達は感情という洗脳からも自由であると」(ニコライ)
「ならばこれは、フョードルの策略の一部」
「つまり敦君は人質、黒幕を追えば彼は死ぬ」(坂口安吾)
「しかしテロを止めねば、何百万人が死ぬ」
「当然特務課としては、この国の安全保障が最優先」(安吾)
「だがこの2人は違う」
「2択を迫られれば、彼女達は敦君を選ぶ」(安吾)
「戦闘になれば、僕に勝ち目はない…」(安吾)
「そいつ(神威)を倒せば、この事件は終わる?」(泉鏡花)
「倒そう、僕達で」(中島敦)
「私はお前を知っている」
「知っているぞ」(福沢諭吉)
「暇なのだよ、私は」
「君以上にね」(太宰)
「君の監視くらいしかすることがない」
「それさえしておけば、あの人が自由に動ける」(太宰)
「決まっているだろう」
「異能力者すら超えた超越者、探偵社最強の男」(太宰)
「僕が危機に陥ってる時の理由は1つ」
「危機だと相手に思い込ませた方が、都合がいいからだ」(江戸川乱歩)
「(何をした?) 僕は名探偵だよ」
「名探偵のすることは常に1つ、事件の解決だ」(乱歩)
「そんな感じで、みんな社長の指示を待ってるよ」(乱歩)
「ならば指示を出す」
「この事件をぶち壊せ!」(福沢)
「僕はもう行くが…」
「これを見ている警察関係者に言いたい」(乱歩)
「立場や職業で考えるな」
「己の魂で考えろ」(乱歩)
「考えろ! この名探偵がテロの犯人だとしたら」
「今こんなふうに指名手配されるような、初歩的なヘマをすると思うか?」(乱歩)
「自分の目で見ろ、そうすれば分かるはずだ」
「名探偵になるのは、本当は簡単だってことが」(乱歩)
52話
「(2つに割った?) ああ、そうだ」
「正しい警察と間違った警察にね」(乱歩)
「実は…信じてもらえる確証は何もなかった」(乱歩)
「(抱きついていい?) 我慢してる」(鏡花)
「心配するな、私に任せとけ」(与謝野晶子)
「探偵社員がそろうとはこういうことだ」(乱歩)
「ケガをしても与謝野さんがいる、敵に捕らわれても乱歩さんがいる」
「個人ではなしえないことをなす力を、探偵社という組織は引き出してくれる」(国木田独歩)
「(すること?) 決まっているだろう」
「仕事の一番面白いところをもらう」(乱歩)
「夢物語はいつも美しいな」(福地桜痴)
「5分?」
「まさか、楽勝だよ」(乱歩)
「源一郎は幼なじみで、この世でもっとも信頼の置ける男だ」
「私が先に生きる道を見つけて、少し寂しいのだろう」(福沢)
「天人五衰は、6日後に国家を消滅させるつもりだ」(乱歩)
「僕達はその前に敵の長”神威”を倒し、ページを奪う」
「そのためには、世界を味方につけたあなたの力が必要だ」(乱歩)
「だからあなたと組む」
「奴等を倒すにはそれしかない」(乱歩)
「僕ならあなたの反応を完全に推理することも出来る」
「でもしない」(乱歩)
「協力したくなるよう、心理的に誘導することも出来る」
「でもしない」(乱歩)
「僕はただ信じるだけだ」
「なぜなら、社長がひと言”福地を信じる”、そう言ったから」(乱歩)
「あなたの基準点は正義かもしれないけど、僕の基準点は社長と同じ方向を向くことだ」
「だから僕も、あなたを信じる」(乱歩)
「焦るな。殺人事件と違って、今回は犯人が分かったら解決じゃあない」
「慎重にならないとな」(乱歩)
「敦…すまない、僕のミスだ」(乱歩)
「親友か…ああ、もちろん親友だ」
「だが…福沢は戦場に行かなかった」
「それで我等の道は別れた…永遠にな」(福地)
「立て」
「わしの自伝に出てくる困難に比べれば、その程度ケガのうちにも入らんぞ」(福地)
「怖い! 敵が怖いんじゃない、痛みが怖いんじゃない」
「独りなのが…怖い」(敦)
「孤児院では孤独が当たり前だった」
「でも今は…こんなにも孤独が怖い」(敦)
「発煙筒か…」
「中らぬはずの予言が中ったか」(芥川龍之介)
53話
「君に頼みがある」
「まもなく世界が裂ける」(太宰)
「そしてその裂け目から…どす黒い混沌が這い出してくる」
「そのとき君には、私の目となってもらいたい」(太宰)
「万象を見通す目」
「どちらにもつかず、何者にも手を貸さず、故に察知されない」
「それが君だ」(太宰)
「この世界と探偵社と、敦君を救うために」(太宰)
「断る! 世界や探偵社が何色の炎で焼かれようと興味はない」
「ましてやあの人虎を救うなどありえぬ」(芥川)
「救うさ」
「理由は自分でも分かっているんだろう?」(太宰)
「楽にしてやる必要などない」(芥川)
「なぜならそこの人虎は苦境に突き落とす度」
「より厄介な敵となって舞い戻ってくるからだ」(芥川)
「(どうして?) 太宰さんの下命だ」
「敵にも味方にも秘して情報を集めよ」(芥川)
「狼煙が上がらぬ限り決して助力に入るな」
「それが命だ」(芥川)
「貴様の正体を外に伝える気はない」
「僕(やつがれ)の仕事は魚のエサやりだ」(芥川)
「貴様を刻んで海にまく」
「黒幕の肉ならさぞ滋養に満ちていよう」(芥川)
「人命は皆、平等だ」(芥川)
「状況が見えておらんのは貴様だ、人虎」
「これが好機だとなぜ分からぬ」(芥川)
「敵の首魁を葬り事件を閉じる」
「これ以上、必要か?」(芥川)
「初めて会った時を覚えているかい?」(太宰)
「人生全ての記憶を失おうと、あの夜だけは忘れぬ」(芥川)
「僕に生きる意味を与えられるか?」(芥川)
「与えられる」(太宰)
「なぜあの日、君をマフィアに誘ったのか」
「なぜ君と敦君を組ませたのか」(太宰)
「魔神への切り札、新しい世代の双黒」
「それを育てるため」(太宰)
「さて…どのような道を選ぼうと、私は君達を祝福する」(福地)
「若者よ、魂に悔いの残らぬ道を進め」
「いずれ死に滅ぶ魂ならなおさら」(福地)
「だが…太宰さんは僕を見捨てたわけではなかった」
「全ては試練…ならば死すら乗り越えてみせよう」(芥川)
「(撃滅?) 無理だ、お前も見たろ?」
「あれはもう人間の形をした戦の神だ」(敦)
「たとえ全身の骨が砕けようと奴を倒す」
「でなければ僕は、太宰さんの不用品に戻るからだ」(芥川)
「4年前、太宰さんは僕を捨てた」
「そして貴様という新品に乗り換えた」(芥川)
「だが…違うのやもしれぬ」
「全ては試練なのでは?」
「あの夜、あの森より続く意味ある生の一部なのでは?」(芥川)
「(福地桜痴?) 違う…貴様がだ」(芥川)
「僕は約束は守る」(芥川)
「単純かつ絶対の戦法が存在する」
「月下獣羅生門・黒虎絶爪」(芥川)
「僕と貴様の異能力の混成」
「その爪は、命中さえすれば神すら殺す」(芥川)
「福沢もお前もあの戦場を知らないから」
「善なる国家などという戯れ言を信じておれるのだ」(福地)
「天道は是か非か!」(福地)
「七難八苦を受けてたわまず、百折千挫に遇いて屈せずとも、忠孝世に容れられずして」
「暴威ときに熾なり!」(福地)
「ならばこの桜痴居士、鐵心氷骨をもって、天地の奸佞とならん!」(福地)
「諸君に戦場の本質をお見せしよう」(福地)
「戦場は…正義も勇気も信念も、等しく朽ち死ぬ修羅の庭」
「許される道は楽に死ぬるか否かのみ」(福地)
「戦場へようこそ」(福地)
「神刀”雨御前”」
「諸君の敗因を教えよう」
「この剣を抜かせてはならなかった」(福地)
「(なぜ笑う?) 無論、嬉しいからだ」(芥川)
「英雄無敗・福地桜痴」
「貴様を倒せば、太宰さんは必ず僕を認める」(芥川)
「この世でもっとも愚かな提案だな」
「太宰さんに換わる人類など…存在しない!」(芥川)
「貴様を6ヶ月後に殺すと約束した」
「それが少し早まっただけだ」(芥川)
「貴様を倒す」
「それが僕の生きる意味だ」(芥川)
「誰にも言っていないが、肺の病で長くない」
「故に僕は…残された時間の中で、太宰さんを落胆させるわけにはいかぬのだ」(芥川)
「芥川は言った」
「”太宰さんを落胆させるわけにはいかない”と」(敦)
「なら僕が死んだあと、芥川が太宰さんと再会したら…」
「その時、僕を裏切って生き延びたと知られたら…」
「太宰さんはどんな顔をする?」(敦)
「完全な奇襲…これが信頼!」(敦)
「なぜわしが、世界の危機を何度も救えたと思う?」
「勝利し続けられたと思う?」(福地)
「この刃は未来から過去を斬って、敗北をなかったことに出来るのだ」(福地)
「ずっと考えてきた…長くないこの命の炎が消える瞬間に何を言うべきか?」
「分かったのは今、つい数秒前だ」(芥川)
「言葉など不要…ただ行動あるのみ!」(芥川)
54話
「我が宿敵よ、今は前に余が目覚めてより何年後だ?」(ブラム・ストーカー)
「何…たった2週間?」
「天道が魔羯(まかつ)の半ばから宝瓶(ほうへい)へと移ろう程度の間ではないか」(ブラム)
「棺を閉じよ、余は寝る」(ブラム)
「(忙しくなる?) 知らぬ」
「我が眠りは大いなるもの、不遜なる愚民に呪いあれ」(ブラム)
「8年前…人類を滅ぼす10の悲劇のひと柱と呼ばれたあの日より」
「余は眷属を増やさぬと決めた」(ブラム)
「彼の血は吸わぬ」
「世界を燃やしたくば1人でやれ」(ブラム)
「そなたに呪いはかけられぬ」
「そなた自体が呪いなのだ」(ブラム)
「コラ! 立原!」
「隊長におもんぱかっていただくなど、チョコザイじゃぞ!」(大倉燁子)
「うらやましい!」
「うらやましすぎるぞ、貴様!」(燁子)
「そういうことですか…」
「やっぱ英雄のすることは俺には想像もつかねえわ」(立原道造)
「立原君、ポートマフィアである君に任務を命じる」
「二重スパイとなり、世界の敵を撃滅せよ」(森鴎外)
「あなたの命令で危険な任務をいくつも実行した」
「あんたの命令が、俺を俺にしてくれると思ったからだ」(立原)
「大前提を忘れてるぜ、隊長さん」
「どんな名刀でも要するに金属だ…つまり俺のもんだ」(立原)
「これがボスの作戦だ」
「神をも殺す英雄であろうと、脳か心臓を金属片が貫けば死ぬ」(立原)
「我は”天人五衰”、天人に5つの死相をもたらす者」
「立原、お前は天人ではない」(福地)
55話
「(会議?) 決まってるだろ」
「敵との決戦、それに勝ち、探偵社を救うための最終作戦会議だ」(乱歩)
「敵の真の狙いは…”大指令(ワンオーダー)”」
「封印された三大厄災の1つ」(乱歩)
「大戦が生んだ、忌まわしき精神支配の異能兵器だ」(乱歩)
「兵士が戦場で敵を殺すのに、弾丸を平均何発使うと思う?」
「5万だ」(乱歩)
「ほとんどの兵士は、敵に向けて発砲すらしない」
「狙いを外して戦ってるふりをする」(乱歩)
「たとえ最前線でも、銃で人を殺すという行為に人間は耐えられない」
「それが兵士…それが戦場だ」(乱歩)
「つまり…天人五衰の目的は、あまりに陳腐で使い古された単語」
「世界征服」(乱歩)
「お主、隊長の言を疑うのか?」
「背信か!」(燁子)
「君が誰かは無関係です」
「君を吊るして火であぶれば、探偵社は無謀を承知で助けに現れる」(条野採菊)
「私はどちらでもいいんですよ」
「探偵社が悪人であろうとなかろうと」(条野)
「私はただ、法の名の下に人を傷つけ追い詰め、破滅する音を聞きたいのです」(条野)
「そこまでだ」
「無辜の民を愉悦に使うな」(末広鐵腸)
「立原が騒いでおったろう、探偵社をはめた黒幕がいると」
「わしがその黒幕だ」(福地)
「つまり、探偵社の当惑と絶望の音が聞けると?」(条野)
「これはあなたのミスです、隊長」
「あなたは私に教えてしまった」(条野)
「無辜なる民を守ること、その愉悦」
「それに比べれば、誰かの悲鳴など無音に等しい」(条野)
「確かに私は終わりのようですね」
「だがあなたは…あなたは気づいてすらいない」(条野)
「これからあなたに降りかかるであろう苦しみに」
「それがとても愉快…」(条野)
56話
「(欧州の護衛官に勝てるのか?) 当然だ、僕を誰だと思ってる?」(乱歩)
「(何時間?) 1秒だ」
「欧州を撃退するのは、子供のお使いより簡単だ」(乱歩)
「どんな敵も、僕の頭脳には抗しえない」
「だが仮に1人、僕に抗いうる敵をあげるとしたら、それは…」(乱歩)
「まるで夏の宵の雷鳴のように、明瞭に何と戦っているのかを…理解した」
「あの男…地の底にあってなお地上を支配する魔人」(乱歩)
「僕達の敗因は奴を排除できなかったこと」
「今回も…あと一歩間違えれば、ワンオーダーを奪われるところだった」(乱歩)
「考えを改めさせる必要はありません」
「ただ小さじ1杯程度の慎重さを要求するだけです」(安吾)
「大丈夫だよ、安吾」
「ここが嘘のつきどころさ」(太宰)
「この部屋にも、もう飽きたなあ」
「最初こそ愉快だったけど、君との雑談もおおよそし尽くしたし」(太宰)
「そろそろあれをやる頃かな」
「どちらかが死ぬ」(太宰)
「地上は世界の終わりの大騒ぎなのに、我々2人だけ最後まで生き残ってたら…」
「滑稽だよ」(太宰)
「私が何をしに来たかって?」
「そんなもの決まっているだろう?」(ニコライ)
「君をぶち殺すためだよ!」(ニコライ)
「もう勝つ気かい?」(太宰)
「それ以外になんの結末が?」(フョードル)
57話
「私が今、何を考えているか分かるかい?」(太宰)
「僕にはもう1つ手札があります」(フョードル)
「(どうすれば?) こうすればいいんです」
「乱歩さんの指示で助けに来ました」(宮沢賢治)
「フョードルを倒す」
「そして誰にも手出し出来ない、私だけの家を手に入れる」(シグマ)
「これ以上、誰も私を利用させない」(シグマ)
「ありがとうございます」
「でも僕はもう探偵社員として、農業のついでに探偵業をしておりますので」(賢治)
「首のお兄さん、あなたの領地に狼は来ますか?」
「それなら今の状況も分かりますね、狼が来ました」(賢治)
「悪邪即滅」(鐵腸)
「僕は羊を守らなくてはなりません」(賢治)
「この戦いは、局地遭遇ゲリラ戦…というより球技に近くなった」
「逃げる少女とブラムを追い、先に自陣に連れ込んだ側が勝利だ」(乱歩)
「それがどういうことか分かるか? 敦」
「一番足の速いお前が鍵だ」(乱歩)
「心躍るのう、愛しき指名手配犯よ」
「どんな悲鳴を聞かせてくれるのじゃ?」(燁子)
「悪いが談笑している時間はない」
「条野を助ける、そのために最短の手段を取らせてもらう」(鐵腸)
「さ~て、何からしゃべってもらおうかのう」
「まずは遺言じゃな、毎回聞きそびれたまま殺してしまう」(燁子)
「僕を捜してたって?」
「違う、僕があなたを捜してた」
「それを見せるために」(敦)
「(協力?) 条件がある、探偵社の作戦立案者に会わせよ」
「この映像を見せることも、そやつの策略じゃろ?」(燁子)
「実に小癪じゃ」
「協力するか否かは、そやつと話して決める」(燁子)
58話
「うむ、では早速虎の背に乗せよ!」(燁子)
「貴様は猟犬の下僕!」
「すなわち今日から貴様は猟犬専用乗用車じゃ」(燁子)
「犬が猫に乗る」
「痛快じゃな!」(燁子)
「(ミス?) 乱歩さんは推理ミスをしない」(敦)
「誰もが条野を誤解している」
「条野は冷徹だが、その実は暴悪を憎み、弱きを守る勇者だ」(鐵腸)
「本来なら俺は、先ほどの吸血種の首を追うべきなのだろう」
「だが5分だけ、俺は正義より条野の方を見る」(鐵腸)
「ヨコハマには、1つの不文律がある」
「”賢治を怒らせてはならない”」(国木田)
「賢治の異能力は、荒ぶる大自然の力」
「それをあの温厚な性(さが)で抑え込んでいるのだ」(国木田)
「危機や怒りや差し迫った悪夢が温厚な賢治を追いやった時、それは顔を出す」
「怒れる天地万物の奔流、噴火にして津波」(国木田)
「(本気で?) 決まっているだろう」
「噴火を手で止められる人間など、存在するか?」(国木田)
「殺せ…やはり正義を追うべきだった」
「静かな頭で考えれば、条野が俺に”事件を放って助けに来てくれ”と言うわけがない」(鐵腸)
「友を見誤り、正義を見誤り、敵を見誤った結果がこれだ」
「もはや猟犬たる資格はない…やれ」(鐵腸)
「その人を一緒に捜しましょう」
「静かな頭で考えれば、僕があなたに怒る理由がありません」(賢治)
「あなたはどうです?」(賢治)
「賢治…その名を知れたのが、今日一番の収穫」(鐵腸)
「脱獄なんかしない」(太宰)
「(どうやって?) 簡単だよ」
「勝負の時間内に…フョードルを殺す」(太宰)
59話
「これでハッキリした」
「源一郎、お前の目的は国家の消滅ではないな?」(福沢)
「その先に真の目的がある」
「でなくば人質など無用だ」(福沢)
「貴様にたやすくバレて思い知ったわ」
「テロリストの演技は難しい」(燁子)
「今朝真相を聞かされ、覚悟を決めたつもりでおったが…」(燁子)
「思えば貴様のような相手への拷問は初めてじゃ」
「犯罪者でも悪人でもなく、子供の身を純粋に案じるようなお人好し相手は…」(燁子)
「芸なら1つとっておきが」
「テロを止められます」(敦)
「わしは隊長のそばに立つことを選んだ、自らの意志で」
「その対抗に差し出せるのが、”正義”などという言葉1つか?」(燁子)
「貴様はわしには勝てぬ」
「なぜなら…貴様には未来を見るすべがない」(福地)
「未来は見えずとも過去は見える」
「20年以上もの歴史、己のごとく隣で感じてきた」(福沢)
「お前の癖・呼吸・剣気ならばな」(福沢)
「くだらん…戦場に来なかった貴様が、わしの何を知るのだ」(福地)
「戦場が全てを変えた」
「お前の知るわしは、もうどこにもおらん」(福地)
「あの頃のわしらは、もうどこにも…」(福地)
「剣の道は面白い」
「剣の道は孤独にあらず」(福地、子供時代)
「なあ福沢、俺は決めたぞ」
「俺はお前と共に剣を極める」(福地、子供時代)
「最果てよりの眺望、共に眺めようではないか」(福地、子供時代)
「(死ぬかも?) いや、もっと悪い」
「わしがわしのまま戻れぬ…そんな予感が」(福地)
「戦場にあるのは、命を奪う所業だけだ」(福沢)
「仲間を死なせぬことと、戦争を終わらせることは違う」
「俺は戦争を終わらせる」(福沢)
「まだ殺さぬ」
「人界最後の喜劇には観客が必要なのでな」(福地)
「何が正しいのか、愚かな僕には決められない」
「でもそれは、僕が動かなくていい理由にはならない!」(敦)
「全部小手先の技術だ」
「この世には、超人も凡人も存在しない」(太宰)
「空港にいる探偵社を助けなければならない」
「まあ、これでも探偵社の俸禄を食む身だからね」(太宰)
「それでは、僕はこれで」
「願わくは今際(いまわ)の際、あなた達の神の腕(かいな)に抱かれんことを」(フョードル)
60話
「約束してしまったからね、君は生きて帰すと」
「あとは頼んだよ」(太宰)
「分からない? 何が正しいのか」
「迷いで体がバラバラにちぎれそうだ」(敦)
「答えを教えてほしい」
「誰かに…太宰さんに」(敦)
「逃げられないのなら…前に出る!」(敦)
「僕に触れて情報を抜き取ってもらって構いません」
「その勇気があれば…ですが」(フョードル)
「ああ…この光景を何回も想像したよ」
「もっとも想像では立ち位置が逆だったけどね」(太宰)
「どうした? 来いよ、中也」
「へなちょこパンチで、私を楽しませてみろ」(太宰)
「中也、目を覚ませ」
「私達の運命はこんなところで完結しない」(太宰)
「なぜなら私達の…」(太宰)
61話
「待った、この好機を」
「源一郎の剣にはわずかな隙がある」
「私だけが知る弱点」(福沢)
「必要なのは殺意」
「友をも殺す…覚悟!」(福沢)
「僕に手傷を負わせるとは…」
「やはり太宰君は、あの男以来の敵」(フョードル)
「いや…命を支払い得たのがこの傷1つならば、所詮はその程度か」(フョードル)
「残念だよ」
「もう少しで死ねたのに」(太宰)
「でもね…君では私を殺せない」(太宰)
「万象を手のひらで操る君と違って、私の手札は不確定要素ばかりだったよ」
「だが、君には1つ弱点があった」(太宰)
「君は己で操れないものを信じない」
「仲間だよ」(太宰)
「無為・無心・無己・無我」
「立身流之形、二之太刀!」(福沢)
「それは私の人生においても、二度と放てぬほど、完璧な斬撃であった」
「故に中途で止めるは…不可能であった」(福沢)
「友の表情を見た瞬間、私は真相と己の過ちを悟ったが…」
「それは我が剣が親友を…寸断したあとのことであった」(福沢)
「さようなら、フョードル」(太宰)
「ああ…エリエリラマサバクタニ」(フョードル)
「今回のテロ計画に、わしは1つの条件を課した」
「犠牲にする命は500人以下」(福地)
「それが平和の対価」
「やがて来る大戦で失われる、2億1000万を救う代金」(福地)
「高い買い物と思うか?」(福地)
「なんでも1つ願いを叶えると言われたら、何を願う?」(福地、子供時代)
「そうだな…俺は親しき人を守る強さを願う」(福沢、子供時代)
「俺は、世界平和を願う」(福地、子供時代)
「あなたはズルい、卑怯です!」
「私の思いを知っていて…」(燁子)
「少し…疲れた」(福地)
「ゆっくり休め」(福沢)
「福地桜痴が始めたこの物語に結末をつける」
「これ以上、必要か?」(芥川)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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