マンガ「悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします」ステイル・ロイヤル・アイビーの名言・台詞をまとめていきます。
悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします
1巻
「(逃げる?) だめです」
「母さんはもう会いに来ちゃ駄目だと」
「僕が前の家族に会いに行ったり、お城から逃げたら」
「僕も家族も酷い罰を受けると聞きました」
「僕は母さんが罰を受けるのは嫌です」
どうしてあんな悲しそうな顔を──。
プライド様は噂とは違う人なのかもしれない。
決まりだ。
僕は理想の補佐になる為に全力を尽くそう。
全てはいつか母さんに会う為に。
その為に──プライド様を味方に付ける。
この人は、何をこんなに恐れているんだろう。
こんなに優しくて、こんなに国を想ってる人が、
なんで自分を最低な女王になると思うんだろう。
わからない。
でも、いつも笑顔で僕一人なんかにも色々な責を負ってくれる、
お人好しなこの人にも怖いものがあるというのなら、
プライド。貴方のことは、
「僕が守るよ」
僕は、単に母さんに二度と会えないことだけが辛かったんじゃない。
僕がいなくなって寂しい思いをしているかもしれない母さんに、
何もできないことが辛かったんだ。
プライドは約束を果たしてくれた。
ただ守るだけじゃ足りない。
この恩を、感謝を、絶対に返したい。
生涯をかけてでも──。
プライド以外の誰かが女王になるなど僕は認めない。
彼女を守る為には、今の僕じゃ何もかもが足りない。
知識も信頼も全て。
健気に見えるだけじゃ意味がない。
誰よりも狡猾に計算高くなって、人の心や考えを読み取り、
信頼を得られるような人心掌握術を手に入れて、
ジルベール以上の信頼を勝ち得てみせる。
プライドや父上、ティアラ様や母上に好かれるだけじゃ意味がない。
国民全てに好かれるような外面(そとづら)を。
プライドが僕や母さん、民の笑顔を約束してくれたのなら、
僕は僕の一生をかけて彼女を薄汚い大人達から守ってみせる。
これは決意じゃない、誓いだ。
僕の望みはプライドの幸せ、ただそれのみ。
たった今から僕は、彼女の為に在る。
(宰相?) 今は自分の方が立場は上だ。
舐めるなよ?
2巻
3年前、あれほど誓った決意を違(たが)えてしまった。
今の僕には、彼女をたった一人で戦場へ放つことしかできない。
「まず僕から敬語はやめる」
「それで君も僕を友人と認めてくれるなら同じようにしてくれ」
「僕も今だけは真っ直ぐに向き合おう」
「アーサー」
「知っての通り、姉君は強い」
「でも無敵な訳ではない」
「姉君はこれからもあのような無茶をする」
「己の手の届く限り、必ず」
「だから…僕はもっと強くなりたい」
「姉君を守れるくらいに」
「その為に学べることは学び、剣の稽古もやってきた」
「でも、まだ足りない」
「大人達の権力闘争や外堀戦略、そういうものから守れたとしても」
「姉君を凌ぐほどの強さと暴力が立ち塞がった時!!」
「僕は姉君を守れない」
「アーサー、君はきっと強くなる」
「姉君よりも、そして誰よりも」
「僕は姉君を権力や形無いものから守る為の”盾”に」
「そしてアーサー」
「君は力を行使する何者からも姉君を守り斬り伏せる”剣”になってほしい」
「今後は何か大事な話がある時は何があっても、必ず僕を呼んで下さい」
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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