アニメ「BLEACH(ブリーチ) 尸魂界(ソウル・ソサエティ)・救出篇」の名言・台詞をまとめていきます。
BLEACH 尸魂界・救出篇
42話
「バカ野郎。居眠りでもしてたのか? てめえは」
「俺の敵は、もうあいつじゃねえよ」(阿散井恋次)
「”倒す”? おぬしがあやつ(白哉)を?」
「愚か者」(四楓院夜一)
「何をしようと無駄だ」
「ここから逃げることは出来ん」(朽木白哉)
「ほう…大層な口を利くようになったのう、白哉坊」
「おぬしが鬼事(おにごと)で、わしに勝ったことが一度でもあったか?」(夜一)
「その程度の瞬歩で逃れられると思ったか?」(白哉)
「その程度の瞬歩で捕らえられると思うたか?」(夜一)
「3日じゃ。3日でこやつをおぬしより強くする」
「それまで勝手じゃが、しばしの休戦とさせてもらうぞ」(夜一)
「追いたくば追ってくるがよい」
「”瞬神”夜一、まだまだおぬしらごときに捕まりはせぬ」(夜一)
「”なぜ僕達を助けるのか?”と」
「助けるとも」(浮竹十四郎)
「藍染をやった犯人が分からない以上」
「異分子である君等は犯人の情報を持っている可能性は高い」(浮竹)
「調査もなしに殺せないさ」(浮竹)
「それに何より…たとえ手段は悪くとも、俺の部下を牢から救い出そうとしてくれた」
「そんな奴等を見殺しになんて出来るもんか」(浮竹)
「それにしてもすごいなあ」
「ここまですんなりいくとは…私って切れ者!」(井上織姫)
「100年も実戦から遠のいておったツケか、100や200瞬歩を続けただけで息が上がるとは」
「わしも衰えたもんじゃな」(夜一)
「うぬぼれるな」
「あそこにおった誰1人、白哉を相手に生き残れる者なぞおらぬ」(夜一)
「確かに、あの時あそこにおった者の中で」
「白哉を倒せる可能性のある者なぞ皆無じゃった」(夜一)
「じゃがおぬしだけはその可能性がある」
「そう思うたからわしは、おぬしを連れ帰った」(夜一)
「おぬしはここで強くなれ」
「今のままでは白哉には勝てぬ」(夜一)
「じゃが、勝てるよう鍛え上げてやる」
「そしてもう一度、おぬしの手で皆をまとめて助け出せ」(夜一)
「斬月に限らず、全ての斬魄刀は実は2段階の解放が可能なんじゃ」
「1つ目の解放”始解”、2つ目の解放を”卍解”という」(夜一)
「この2つの解放が出来ること、それが隊長になるための必須条件の1つじゃ」(夜一)
43話
「ここ数日、行動を共にしてはっきり分かった」
「井上さんは決定的に戦いに向いていない」(石田雨竜)
「彼女は目の前で誰かが傷つくのを何よりも嫌うんだ」
「たとえそれが敵であっても」(雨竜)
「そういう人は戦っちゃいけない」
「そういう戦いは、自分も仲間も傷つけるだけだから」(雨竜)
「ダメだよ」
「放たれた爆弾は手元に戻ってくるんじゃない」(涅マユリ)
「でもそれは、井上さんが心を痛めることじゃない」
「心を痛めるべきなのは…お前だ!」(雨竜)
「そうだ、最高級の待遇で迎えようじゃないかね」
「薬物投与は1日8回、機械実験も1日5回までにしよう」(涅)
「改造だって死ぬような命の危険があるものは極力控えよう」
「どうだね? 研究体としては破格の待遇だと思うがね」(涅)
「ほお、滅却師(クインシー)か」
「希少種だな、生存個体を見るのは何年ぶりになるかな」(涅)
「だがね、悪いが私はもう君等の研究は終えたんだよ」
「もう君等には興味がないんだ」(涅)
「(何者?) なんだ、旅禍(りょか)って奴は調査もろくにしないまま」
「敵の本拠地に乗り込んでくるのかね」(涅)
「不用心なことだね」
「せめて頂点の13人ぐらいは頭に入れておくべきだと思うがね」(涅)
「覚えなくてもいいよ」
「どうせすぐに何も分からなくなる」(涅)
「”追ってもいい”と言ったか?」(雨竜)
「痛い…痛いねえ」
「痛くて痛くて…頭がとろけてしまいそうだよ」(涅)
「はあ…早く捕まえてドロドロになるまで調べたいね。1分1秒も惜しいよ」(涅)
「私はこのあと、あの女を捕まえて研究しなくてはいけないんだ」
「忙しいんだよ」(涅)
「だからここは1つ、1番手間のかからない方法で…君を殺すとするよ」(涅)
「こいつの名前を教えてやろうか? ”涅ネム”」
「私の義骸技術と義魂技術の粋を集結させて作り上げた、私の作品だよ」(涅)
「気味の悪い正義感など振りかざさんでくれたまえ」
「私がこれ(副官)をどう扱おうが、他人の君が口を出すことじゃあない」(涅)
「弟子の名前を教えてやろうか?」
「弟子の名前は…雨竜…石田雨竜だ」(雨竜)
「この人は石田宗弦」
「僕の師であり、実の祖父だった人だ」(雨竜)
「井上さんがいなくてよかった」
「この戦いは、彼女にはとても見せられそうにない」(雨竜)
「クインシーの誇りにかけて…僕はお前を殺す!」(雨竜)
44話
「”天才”?」
「そんな陳腐な言葉で片づけてもらっては困る」(雨竜)
「僕のこの乱装天傀は、ただの防御技でもなければ延命術でもない」
「師の無念を晴らすまで、屍に成り果てても戦い続けるという意志の現れだ!」(雨竜)
「死人を救うことに意味はない、それは死神の仕事だ」
「お前は生きている人を救う勉強をすればいい」(石田竜弦)
「私には興味がない、お前には才能がない」
「クインシーはおじいさんの代で終わりだ」(竜弦)
「(クインシーが嫌い?) カネにならないからだよ」(竜弦)
「守りたいものが違えば、おのずと正義も違ってくる」
「そういうもんじゃ」(石田宗弦)
「私はお前を殺さずに連れていく方法などいくらでも知っているのだよ」(涅)
「地獄の苦しみを味わっても構わないというのなら」
「今からそのうちの1つを試してやろうか」(涅)
「僕はまだ、父さんの気持ちなんて分からないし」
「自分の本当に守りたいものも、きっと分かってなんかいない」(雨竜)
「だけど、許してはいけないものだけは分かっているつもりです!」(雨竜)
「ごめんなさい、先生」
「僕はもう一度だけ…あなたに背きます!」(雨竜)
「人間に許された力の領域を超えているよ、小僧」(涅)
「泣いて詫びろ」
「そして、二度と僕の前に現れるな!」(雨竜)
「そうすれば、これで見逃してやる」
「断れば、次は今の3倍の力で撃つ」(雨竜)
「惜しかったね、クインシー…」
「最後の切り札というものは、よくよく考えて出さないとね」(涅)
「さようなら、クインシー」
「多少面倒なことになったが、私は生き、君は死ぬ」(涅)
「その結末は変わらんのだよ」(涅)
45話
「恨みはない。だが平和のためには消すもやむなし」
「鳴け、清虫(すずむし)」(東仙要)
「許せ、旅禍。無意味な戦いの、これが結末だ」
「眠れ。君達の戦いはじき終わる」(東仙)
「出来なかった時のことは聞かねえ」
「それしか方法がねえんなら…やるしかねえだろ」(黒崎一護)
「この中に1本だけ本物の私がある」
「私を倒すことが出来るのは、その1本だけだ」(斬月)
「私を屈服状態にさせたくば、私に殺される前にそいつを見つけ出せ」
「そして…私を斬り伏せてみせろ」(斬月)
「(一護?) 生きてるさ」
「俺には分かる。奴は生きて、まだ強くなろうとしてやがる」(更木剣八)
「面白え、手ぇ貸すぜ女」
「てめえ(織姫)と一緒に動いてりゃ、じきに一護に会えそうだ」(更木)
「俺は一護を待つ」
「一護は必ずここへ来る」(茶渡泰虎)
「それまで俺達に出来ることは、傷を癒やし、次の戦いに備えることだ」
「待とう、一護を」(茶渡)
「ここにある刃達は全てお前の心のひと欠片」
「これはその中から戦いのためだけに形作られたひと欠片を見つけ出す試練」(斬月)
「今のは私に頼ろうとする、お前の心のもろさのひと欠片」
「それすら見極められぬうちは、”卍解”などとは口にもするな!」(斬月)
46話
「私、死神になったら絶対藍染隊長の五番隊に入隊する」(雛森桃)
「よく頑張ったね。怖かったろう、もう大丈夫だ」
「あとは我々に任せて休んでいるといい」(藍染惣右介)
47話
「最初に隊長からの手紙を読んだ時は目を疑った…信じられなかった」
「でも、本当なんですね」(雛森)
「私は隊長を信じます、藍染隊長」
「あなたを殺したのは…」(雛森)
「先に帰ってろ」
「俺は雛森を助けにいく」(日番谷冬獅郎)
「今までの斬月の強度に頼った戦い方とは明らかに違ってきている」(夜一)
「吸収しているのか?」
「恐るべき速さで、恐るべきレベルで」(夜一)
「おぬし、相変わらず期待どおりの反応をするのう」
「浅い男じゃ」(夜一)
「(浦原?) 奴こそは先代の護廷十三隊・十二番隊隊長であり」
「果ては技術開発局創設者にして初代局長を務めた男じゃ」(夜一)
「(詰めが甘い?) なんや、おかしな言い方しはりますなあ」
「わざと分かるようにそうしたつもりやってんけど」(市丸ギン)
「雛森より先に来られてよかったぜ」
「あいつが来る前に、俺がてめえを殺す」(日番谷)
「バカ野郎! よく考えろ! 自分が死んだら代わりにお前(雛森)が戦えだと?」
「藍染の奴が、そんなこと言うと思うか?」(日番谷)
「俺の知ってる藍染は、勝ち目のねえ戦いに1人で出向くようなバカでも」
「その尻拭いを部下にさせる腰抜けでもなかった」(日番谷)
「だって…だって手紙にそう書いてあったもの」
「あれは藍染隊長の字だったもの」(雛森)
「私だって信じたくなかったもん」
「でも藍染隊長がそう言ってるんだもん」(雛森)
「私…もう、どうしたらいいのか分からないよ」
「シロちゃん」(雛森)
「相変わらずやな。最後の警鐘くらい、ゆっくり聞いたらええのに」
「じきに聞かれへんようになるんやから」(市丸)
「藍染だけじゃ足りねえか」
「雛森までこんな目に遭わせやがって」(日番谷)
「血がにじむほど刀を握りしめなきゃならなくなるまで、こいつを追い詰めやがって」(日番谷)
「言ったはずだぜ?」
「雛森に血ぃ流させたら、てめえを殺す」(日番谷)
「あかんなあ」
「こないな所で刀抜かれたら、僕が止めるしかないやないの」(市丸)
48話
「下がっとき、イヅル」
「まだ死ぬん嫌やろ」(市丸)
「バカ言うな。足りねえよ、引くだけじゃ」
「てめえは消えろ、吉良」(日番谷)
「目が届かなくなっても、まだ遠くへな」
「四方三里にいるうちは…巻き込んで殺さねえ自信はねえ」(日番谷)
「さすが十番隊隊長、日番谷冬獅郎。数百年に1人の天童と呼ばれた使い手ですな」
「危ない、危ない」(市丸)
「どうや、十番隊長はん」
「追い込まれる気分は?」(市丸)
「なるほど。ナメたらあかんかったなあ、日番谷冬獅郎を」
「”後悔先に立たず”っちゅうやつや」(市丸)
「いや、まだだ。本当に後悔するのはこれからだ」
「俺をここまで本気にさせたこと…思う存分後悔しやがれ!」(日番谷)
「刀をお引き下さい、市丸隊長」
「引かなければ、ここからは私がお相手いたします」(松本乱菊)
「僕を追うより、五番隊副隊長さんをお大事に」(市丸)
「いつも私に行き先を告げずに消える悪い癖、まだ直ってはいないのね」
「ギン…あんた一体、どこへ行こうとしているの?」(乱菊)
「処刑とそれに連なる双殛の解放」
「それが市丸の狙いなら、この処刑、このまま見過ごすわけにはいかねえ」(日番谷)
「隠れてコソコソ卍解の修行か? 面白そうなことやってんじゃねえか」
「俺もまぜろよ」(阿散井)
「しゃくな話だが、今の俺の力じゃルキアを助け出すには少しばかり足りねえ」
「だからここに来た」(阿散井)
「安心しろよ、何もてめえの修行を邪魔しようってわけじゃねえ」
「俺も具象化までは習得済みだ」(阿散井)
「卍解まではあとわずか」
「こっちはこっちで好きにやらせてもらうぜ」(阿散井)
「言ったろ? 出来なかった時のことは聞かねえ」
「期限が明日になったってんなら…今日中に片づけりゃいいだけの話だ」(一護)
「処刑は明日か」
「そうだ明日、処刑前に一護たち全員を無事現世に帰してくれるよう請うてみよう」(朽木ルキア)
「朽木家の罪人だ」
「そのくらいのわがままは通るかもしれぬ」(ルキア)
「処刑は明日」
「そう聞かされて驚きはしたが、不思議と悲しくはなかった」(ルキア)
「それはきっと、ゆうべ見た夢のせいなのだろう」
「決して忘れることのない、あの夜の夢のせいなのだろう…」(ルキア)
49話
「”はあ、どうも”? なんだその挨拶は!」
「副隊長が名乗ってんだぞ」(志波海燕)
「おめえも名乗って”よろしくお願いします”だろうが」
「名はなんだ? こら!」(海燕)
「(朽木ルキア?) おめえを十三番隊に歓迎する」
「うちは隊長が体弱くってな、ほとんど俺が仕切ってんだ」(海燕)
「凡庸な挨拶、凡庸な怒声、凡庸な部下と上官の関係」
「しかしその凡庸さは紛れもなく、私の求めていたものだった」(ルキア)
「忘れんな」
「おめえがこの隊にいる限り、俺は死んでもおめえの味方だ」(海燕)
「私は魂の平穏を妨げる虚(ホロウ)を許さない」
「誇りある護廷十三隊の死神として、奴等の悪行を食い止めないと」(志波都)
「(敵の思うつぼ?) それでも行きます」
「奴は都を操って、あいつを慕う部下達を殺しまくった」(海燕)
「あいつの誇りを汚しやがった」
「行かせて下さい、隊長」(海燕)
「隊長、お願いです」
「俺1人で行かせて下さい」(海燕)
「海燕を助けて、それで奴の誇りはどうなる?」(浮竹)
「お前が今力を貸せば、奴の命は救われるだろう」
「だが、それは同時に奴の誇りを永遠に殺すことになる」(浮竹)
「誇りがなんだと言うのですか?」
「命に比べれば誇りなど!」(ルキア)
「いいか、よく覚えておけ」
「戦いには2つあり」(浮竹)
「我等は戦いの中に身を置く限り、常にそれを見極め続けなければならない」
「命を守るための戦いと、誇りを守るための戦いと…」(浮竹)
「今、奴は誇りのために戦っている」
「部下達の誇り、奴自身の誇り」(浮竹)
「そして何より、愛する妻の誇り」(浮竹)
「そうか、ならば致し方ない」
「海燕の体ごと、お前を斬ろう」(浮竹)
「斬るさ」
「海燕の体をお前ごときにくれてやるわけには…いかん!」(浮竹)
「隊長…ありがとうございました」
「俺を戦わせてくれて…」(海燕)
「朽木…俺のわがままに付き合わせて、ひでえ目に遭わせちまったな」
「悪い、きつかったろ」(海燕)
「ありがとな」
「おかげで心はここに置いていける」(海燕)
「違う。私は礼を言われるようなことは何1つしていない」
「私が救ったのは…私自身だ」(ルキア)
「醜い…私に救われる価値など、ありはしない」
「血を流してまで救う価値など、あってはならない」(ルキア)
「(処刑?) 聞いている」
「それがどうしたというのだ?」(白哉)
「処刑は明日」
「それが決定ならば、私はそれに従うまでだ」(白哉)
「ともかく、あれ(ルキア)は私の家の者だ」
「たとえ死のうと殺されようと、兄(けい)の知ったところではない」(白哉)
51話
「どちら様かな?」
「悪いが僕は、醜い顔は覚えられない体質でね」(綾瀬川弓親)
「案ずるな、(処刑に)疑問などない」
「わしを動かすのは全て、元柳斎殿への恩義のみ」(狛村左陣)
「この姿ゆえ皆に疎まれ、はぐれ者だったわしを拾ってくれた」
「あの方の大恩に、わしは全霊をもって応えるのみ」(狛村)
「迷いはない」
「あの方が是と言えば、死すらも是である」(狛村)
「無論、僕はいつもと変わらない」
「このめしいた目に映るのは、常に血に染まぬ道だけだ」(東仙要)
「君(狛村)と歩む道は同じだと信じているよ、狛村」(東仙)
「くだらん」
「是非も善悪も興味はない」(砕蜂)
「私にあるのは護廷十三隊、隊長としての使命と矜持のみ」
「敵は殺す、それだけだ」(砕蜂)
「貴様もだ、大前田。己の立つ場所を見誤るなよ」
「忘れるな。私の道を妨(さまた)げれば、貴様とて敵だ」(砕蜂)
「七緒ちゃん」
「僕、どうしたらいいかな?」(京楽春水)
「なぜ、私に聞かれるのですか?」
「どうせ私が何を言っても、ご自分のお好きにしかなさらないくせに」(伊勢七緒)
「ご心配なく。私はせいぜい面倒に巻き込まれないように」
「数歩下がってついていかせていただきますから」(七緒)
「参ったねえ」
「それじゃまた僕だけ、山じいに叱られちゃうじゃないか」(京楽)
「わめくな」
「誰がてめえらに戦わせてやるなんて言ったよ」(更木)
「4対1か」
「試し斬りにゃ、ちょっと物足んねえがな」(更木)
「ごちゃごちゃうるせえなあ」
「さっさとかかってこいよ」(更木)
「なるべく4人いっぺんの方がいいぜ」
「四方囲んで一気に襲えば、誰か1人ぐらい俺を斬れるかもな」(更木)
「”正気”かよ?」
「あいにくそんな面倒なもんは、はなっから持ってた覚えはねえな」(更木)
「当たり前じゃん」
「相手が誰でも剣ちゃんが負けるわけないもん」(草鹿やちる)
「やれやれ、やっと落ち着いてやれるぜ。数は半分になっちまったがな」
「まあこれでも、寝起きの運動くらいにはなるだろうぜ」(更木)
「なんだ…終わりか?」
「やれやれ…前言撤回だ、これじゃ眠気も払えやしねえ」(更木)
「恋次」
「おぬし、自分が初めて立って歩いた時のことを覚えておるか?」(夜一)
「覚えておらぬということは、意識しておらぬということじゃ」
「ならばなぜ立ち上がった?」(夜一)
「人は皆、生まれながらに立ち上がることを知っておる」
「鳥は皆、飛ぶことを知っておる」(夜一)
「魚は皆、泳ぐことを知っておる」
「それは本能というやつじゃ」(夜一)
「本能で知っておるからこそ、皆迷いなくその力を手にしようとする」
「それを思わせるのじゃ」(夜一)
「奴は恐らく本能的に分かっておるのじゃろう」
「自分がその力を持っておることを」(夜一)
「じゃからわしは信じる」
「奴が、卍解に至るものじゃということを」(夜一)
52話
「もう少し…もう少しだ。もう少しで、てめえ(ルキア)を助けてやれる」
「絶対にてめえを死刑にはさせねえ」(阿散井)
「閃花…」
「何度も見た、あんたの得意技だ」(阿散井)
「頭では…理屈ではあんたの動きをつかんでた」
「ようやく体がついてこれるところまで来たらしい」(阿散井)
「朽木隊長、もうその剣で俺は殺せねえ」(阿散井)
「随分と饒舌だな。何をそんなに舞い上がる?」
「その程度で、私の剣をしのいだつもりか」(白哉)
「副隊長になってからじゃねえんだ」
「護廷十三隊に入るそのずっと以前から、俺が超えたいと願い続けたのは」(阿散井)
「朽木隊長、あんた1人だけなんだ」
「超えさせてもらうぞ、朽木隊長」(阿散井)
「(いつの間に?) 分からねえさ」
「あんたみたいに足元を見ねえ人にはな」(阿散井)
「どうしても通してもらえねえなら…俺は、あんたを斬って行くぜ」(阿散井)
「不可能だ。貴様では私に片膝すらつかせることは出来ぬ」(白哉)
「なるほどな…卍解というだけの圧はある。だが、ここまでだ」
「散れ、千本桜」(白哉)
「ついたな、片膝。俺はあんたを倒す!」
「幕を引こうぜ、朽木白哉。俺とあんたの戦いにな」(阿散井)
「”幕を引く”か…よかろう」
「ならばその幕、私の剣で引くまでだ」(白哉)
「卍解の欠点は、霊圧に比例したその巨大さにある」
「刀剣としての常識を超えた形状と巨大さゆえに」(白哉)
「その動きの全てを完全に把握するためには、卍解を会得してなお十余年の鍛錬が必要だ」
「恋次。貴様はまだ、卍解で戦うには早すぎる」(白哉)
「まさか貴様、失念しているわけではあるまいな」
「私にも卍解があるということを」(白哉)
「散れ、千本桜景厳(かげよし)」(白哉)
「足元より立ち上る千本の刃」
「その千本が散ることによって生まれる無数の刃は、もはやその数を知ることさえ叶わぬ」(白哉)
「軌道を読むことは出来ぬ、かわすことなどなお出来ぬ」
「風を見送るがごとく、全てはただ立ち尽くし、チリに帰すのみ」(白哉)
「私と貴様で何が違うのか教えてやろうか?」
「格だ」(白哉)
「”猿猴捉月(えんこうそくげつ)”」
「けだものの目に映るのは、しょせん水に映った月まで」(白哉)
「それを取ろうともがいても、ただみな底に沈むのみ」
「貴様の牙は私に届くことはない、永遠にな」(白哉)
「誇るがいい」
「この刃をその身に受けてなお、人の形を保っていることを」(白哉)
「(誓ったんだよ) 絶対に助けるってな」
「(誰に?) 誰でもねえよ。ただ俺の…魂にだ!」(阿散井)
「難儀な話さ、嫌になるだろ?」(綾瀬川)
「いつだって描くことより破ることの方がたやすくて」
「ほどくことより結ぶことの方がずっと難しいんだ」(綾瀬川)
「見事だ」
「貴様の牙、確かに私に届いていたさ」(白哉)
53話
「あかんなあ」
「相変わらず口悪いんやねえ、君は」(市丸)
「”ギン”やのうて、”市丸隊長”」
「いつまでもそれやったら叱られるで、お兄様に」(市丸)
「まあ、なんや大した用事やないんやけど、散歩がてら…ちょっと意地悪しに」(市丸)
「(恐怖の)理由など最初からない」
「私の中の何かが、この男(市丸ギン)の全てをことごとく拒絶していたのだ」(ルキア)
「怖い?」
「死なせたないやろ? 阿散井君も、ほかのもんも」(市丸)
「死なせたないと、急に死ぬの怖なるやろ」
「助けたろか?」(市丸)
「どや? 僕がその気になったら、今すぐにでも助けたるで」
「君も阿散井君も、それ以外も」(市丸)
「嘘」(市丸)
「希望は捨てたはずだった、生きる理由も失ったはずだった」
「未練などない、死ぬことなど恐ろしくはないと」(ルキア)
「なのに、揺るがされた」
「希望に似たものをほんの僅かチラつかされただけで、こんなにもたやすく?」(ルキア)
「生きたいと思わされてしまった」
「覚悟を崩されてしまった」(ルキア)
「話になんねえ」
「てめえらそんな腕で、よく平気で隊長ズラしてられんな」(更木)
「この野郎、立てよ。まだ死んじゃいねえだろ」
「死ぬなら卍解の1つでも見せてから死ね」(更木)
「更木剣八。私は、お前が十一番隊の前隊長を殺して」
「隊長の座に就いた時から確信にも似た強い不安を感じていた」(東仙)
「この男は魔物だ。暴力を食らい血をすする、我々とは違う存在だ」
「そして、いずれ必ず平和を破滅させると」(東仙)
「事実、お前は今旅禍を助け、我々と敵対し」
「この瀞霊廷を更なる混乱に陥れようとしている」(東仙)
「恐らくは、お前自身がただ更なる戦いを欲するがゆえに」(東仙)
「違う、”気に食わぬ”などと言っているのではない」
「”許しがたい”と言っているのだ!」(東仙)
「我等の築いた平和を乱す、お前の言行その全てが」(東仙)
「恨みはない」
「だが、平和のためには消すもやむなし」(東仙)
「どうだ? 光も音もない無明の世界は」
「恐ろしいだろう?」(東仙)
「この”閻魔蟋蟀”は中にいる者全ての霊圧・知覚と視覚・嗅覚までも奪い」
「無明の地獄を作り出す」(東仙)
「地獄から逃げられるのはただ1人」
「この清虫本体を握る者だけだ」(東仙)
「無駄だ」
「私を捕らえることなど出来ない」(東仙)
「たとえどれほどの手練であっても、突然光を奪われたら最後」
「そこにかすかな恐怖が生まれるからだ」(東仙)
「かすかな恐怖は動きを半歩遅らせる」
「生まれた時から光を持たぬ私の動きには…」(東仙)
「なるほど…やはりお前は魔物」
「恐怖など、元よりないわけか」(東仙)
「自分自身の覚悟がこれほどもろいものとは…情けない」(ルキア)
「待ちなよ、まだ僕は負けてないだろう」(綾瀬川)
「(負け?) おあいにく」
「十一番隊では、負けるってことは死ぬことなのさ」(綾瀬川)
「(九番隊とは違う?) 天と地ほどもね」
「だからこうしてケンカしてる」(綾瀬川)
「十一番隊では暗黙の了解として、斬魄刀の能力は直接攻撃系だけと決まってる」
「ど突き合いに命懸けてる連中ばっかりだからね」(綾瀬川)
「鬼道系の斬魄刀は、かっこ悪いってバカにされるのさ」(綾瀬川)
「さあ、ここからが内緒の話」
「僕の斬魄刀の本当の能力はなんでしょうか?」(綾瀬川)
「一角や隊長には特に内緒だよ」
「僕、嫌われるの嫌だからさ」(綾瀬川)
「”正義が足りぬ”と言うなら、私が正義そのものになろう」(東仙)
「そして、世界の全ての邪悪を雲のごとく消し去ろう」
「私の正義の全てを懸けて」(東仙)
「死んだらつまんねえぞ」
「何しろ死んだら、もう誰も斬れなくなっちまうんだからな」(更木)
「私は…私の正義の全てを懸けて、お前を止めなければならないのだ」(東仙)
「まあ、外見は戦いには関係ねえからな」(更木)
「問題は獣の姿をしたてめえが、ちゃんと獣じみて強えかどうか」
「それだけだ」(更木)
「表面的な強さにとらわれ、敵の力の深きを見極められぬのが貴公の欠点だ、更木」
「わしは東仙のように優しくはないぞ」(狛村)
「さあ、始めるぞ更木剣八」
「貴公の好きな殺し合いだ!」(狛村)
「”殺し合い”か。いいじゃねえか、そういうことなら遠慮なくいくぜ」
「死んだら化けて、もう1回殺しに来い!」(更木)
54話
「処刑はどっちでもいいんだけど、あそこにはいっちーが来てるかもしんないからね」
「いっちーは手伝ってやんないとね」(やちる)
「いっちー助けるのなんて当たり前じゃん」
「だっていっちーは剣ちゃんの友達だもん」(やちる)
「ひどくなどありませんよ、勇音」
「慈悲です」(卯ノ花烈)
「いずれ避けられぬ終焉ならば、せめて僅かでも迷いなく」
「せめて僅かでも安らかに」(卯ノ花)
「あのとき市丸に乱された心にも…少しずつ静けさが戻ってきている」(ルキア)
「心乱し、無様にも生にすがりつこうとする私を」
「兄様が一分の隙もなく突き放してくれたおかげかもしれぬ」(ルキア)
「ありがとうございます、兄様」(ルキア)
「恐ろしくはない」
「私は、よく生かされた」(ルキア)
「恋次達と出会い、兄様に拾われ、海燕殿に導かれ」
「そして…一護に救われた」(ルキア)
「つらくはない、悲しくはない」
「悔いはない、心も残してはいない」(ルキア)
「ありがとう…ありがとう…ありがとう…ありがとう」
「さよなら」(ルキア)
「そうか…結局間に合ったのは、彼等の方だったってわけだね」(京楽)
「(何をする気?) 決まってんだろ」
「壊すんだよ、この処刑台を」(一護)
「(無茶?) いいから…黙って見てろ」(一護)
「”助けるな”とか”帰れ”とか、ゴチャゴチャうるせえんだよ、てめえは」
「言ったろ? ”てめえの意見は全部却下だ”ってよ」(一護)
「2度目だな…今度こそだ。助けに来たぜ、ルキア!」(一護)
「礼など言わぬぞ…バカ者」(ルキア)
「(どうする?) 逃げる」
「(無理?) じゃあ、全部倒して逃げるさ」(一護)
「当ったりめえだ」
「俺が来なくて誰がルキアを助けるよ」(阿散井)
55話
「あんたはルキアの兄貴だろ」
「なんであんたはルキアを助けねえんだよ」(一護)
「くだらぬ問いだ」
「その答えを貴様ごときが知ったところで、到底理解など出来まい」(白哉)
「もはや私の取る道は1つ。黒崎一護、貴様を斬る」
「そしてルキアをもう一度、次は私の手で処刑する」(白哉)
「させねえさ」
「そのために来た」(一護)
「誰もてめえが思うほど、てめえを悪く思っちゃいねえよ」(阿散井)
「自分ばっか責めてんじゃねえ」
「なんでもかんでも背負って立てるほど、てめえは頑丈じゃねえだろうが」(阿散井)
「分けろ」
「俺の肩にも、一護の肩にも、ちょっとずつ乗っけて、ちょっとずつ立ちゃあいい」(阿散井)
「そのために俺達は強くなったんだ」
「あいつを信じてやれ、ルキア」(阿散井)
「すまぬ、恋次」(ルキア)
「バカ野郎、謝るとこじゃねえよ」(阿散井)
「ありがとう」(ルキア)
「バカ野郎、礼言うとこでもねえよ」(阿散井)
「いつまでも見物というのもな」(砕蜂)
「ゲスめが」
「貴様らの行いは、十三隊席官としての矜持を忘れた恥ずべき裏切りだ」(砕蜂)
「だが安心しろ」
「これ以上、恥をさらさぬよう、今すぐ私が葬ってやる」(砕蜂)
「昔から、逃げる悪ガキにまかれたことはないんじゃよ」(山本元柳斎重國)
「来い、わっぱ共!」
「もうげんこつでは済まさんぞ」(元柳斎)
「いね!」
「おぬしのような赤ん坊に息の仕方から教えてやるほど、わしの気はなごうはないぞ」(元柳斎)
「痛恨なり」
「何も言うな、もはや問答はらちもなし」(元柳斎)
「教えたはずじゃ」
「正義をゆるがせにする者を、わしは許さぬと」(元柳斎)
「(自分の正義?) たわけるな」
「世界の正義をないがしろにしてまで、通すべき己の正義などない!」(元柳斎)
56話
「いつ以来だろう…その姿を目にするのは」
「いつ以来だろう…この深海のような、深く重い畏怖をこの身に刻むのは」(浮竹)
「始解にして、既に超然たるこの霊圧」
「その熱は天を焦がし雲すら消し、その刃の通る道は世の一切を灰燼に帰す」(浮竹)
「全斬魄刀中最高の攻撃力を誇り、炎熱系最強最古の斬魄刀」
「これが…”流刃若火”」(浮竹)
「どうした? おぬしらも早う刀を解かんか」
「あらがいもせず、灰となるのを潔しとは思うまい」(元柳斎)
「なるほど」
「長らく姿を見せなかったからといって、別段腕を上げたというわけではないようだな」(砕蜂)
「おぬしの方は、いささか腕が鈍ったようじゃがのう」(夜一)
「隠密機動総司令官殿」
「わしの後釜は、そんなにおぬしには荷が重かったかのう?」(夜一)
「のぼせ上がるなよ」
「いつまで我々の上でいるつもりだ」(砕蜂)
「隠密機動も刑軍(けいぐん)も、今統括しているのは私だ」
「貴様の時代は…既に終わったのだ! 四楓院夜一!」(砕蜂)
「刑軍軍団長の抜刀は、すなわち処刑演武の開始を表す」
「完殺標的は軍団長に敵対するもの全て」(砕蜂)
「たとえそれが前軍団長であってもな」
「軍団長の名を捨てた貴様に、逃げ場はないぞ夜一!」(砕蜂)
「ナメられたもんじゃのう」
「確かに軍団長の名は捨てたが…もう1つの名まで捨てた覚えはないぞ」(夜一)
「瞬神…夜一。なるほどな…ならば仕方ない」
「私の手で…そのもう1つの名もはぎ取ってやろう」(砕蜂)
「遠慮するな、よーく思い出せ。そしてしっかりと比べるがいい」
「貴様と私と、どちらが優れた戦士であるかを!」(砕蜂)
「なぜ貴様は、私の方が優れているとは考えぬ?」
「先程までは、私が手を抜いていたとはなぜ考えぬのだ」(砕蜂)
「私ごときが貴様に対して手を抜いて戦えるはずがない」
「そう思ったか?」(砕蜂)
「のぼせ上がるなと言ったはずだ」
「私はもはや貴様より強い!」(砕蜂)
「100年の永きにわたって、最前線から退いた代価を死をもって知るがいい、夜一!」(砕蜂)
「覚えているか? 夜一」
「私のこの”雀蜂”の能力を」(砕蜂)
「”蜂紋華”、その初撃で標的の体に刻まれる死の刻印だ」
「貴様がいた頃はまだ未完成だったこの能力も、この100年の間に完全なものとなった」(砕蜂)
「せいぜい2撃目を食らわぬよう逃げ回れ、夜一」(砕蜂)
「雀蜂の能力は”弐撃決殺”」
「同じ場所に2度攻撃を与えれば、必ず死に至る」(砕蜂)
「理解できたか? 貴様より私の方が優れていると」
「理解できたなら…とどめだ!」(砕蜂)
「驚いたか? 初めて見るだろう」
「これは白打と鬼道を練り合わせた戦闘術でな、私が創り上げたものだ」(砕蜂)
「誇りに思え。この技は先日完成したばかりでな、実戦で試すのは貴様が初めてだ」
「何しろまだ名すらついておらん」(砕蜂)
「いや…名ならある」
「”瞬閧(しゅんこう)”という」(夜一)
「その刑戦装束になぜ、背中と両肩の布がないか知っておるか?」
「あっても意味を成さぬからじゃ」(夜一)
「やれやれ…本当はおぬしとこの技で戦いとうはなかったんじゃがのう」(夜一)
「気をつけろよ、砕蜂」
「この技はまだ、わしも上手く加減できんからのう」(夜一)
57話
「なぜ…なぜわしがこの技を今までおぬしに見せなかったか、分かるか?」
「それはこの技が、あまりに危険すぎるからじゃ」(夜一)
「なぜだ? 私は貴様より強い!」
「私は貴様を…超えたはずだ!」(砕蜂)
「100年の隔絶は貴様に衰えを、私に力をもたらしたはずだ!」
「それなのになぜ、貴様はまだ私の前に立っている?」(砕蜂)
「貴様はまだ、私を支配し続ける?」
「答えろ、夜一!」(砕蜂)
「(夜一との)初めての出会いは、神との対峙に近かった」(砕蜂)
「我が蜂家は、代々処刑と暗殺をなりわいとしてきた下級貴族」
「強さこそが全て」(砕蜂)
「私は…強くなりたかった」
「誰よりも強く」(砕蜂)
「(夜一に)憧れた…強烈に」
「その感情はもはや、憧れを超えて崇拝に近かった」(砕蜂)
「わしはおぬしの力を見込んでここへ呼んだのじゃ、呼び方などなんでもよい」
「働きに期待しておるぞ、砕蜂」(夜一)
「私の全ては、夜一様のために」(砕蜂)
「(力不足?) 気にする必要はない」
「わしがもうよいと言うたら、もうよいのじゃ」(夜一)
「(よくやってくれている?) いえ、まだ足りませぬ」
「夜一様をお守りするためには、まだ力が…いえ、何もかもが足りませぬ」(砕蜂)
「もうよい」
「お前はわしと似ている。まるで妹のような気さえすることがある」(夜一)
「いつまでも、おそばでお守りいたします」
「いつまでも…」(砕蜂)
「幸福だった」
「そう、あの時までは…」(砕蜂)
「突然だった。あなたは別れすら告げることなく、私の前から姿を消した」
「(約束?) 嘘つき…」(砕蜂)
「私は貴様に失望した!」
「貴様を憎み、呪いさえした!」(砕蜂)
「そして必ず貴様を超える力を身につけ、私の手で貴様を捕らえてやろうと誓った!」(砕蜂)
「私は貴様を許さぬ、夜一!」
「私の尊敬と信頼を裏切った貴様を、絶対に!」(砕蜂)
「なぜだ? なぜ…なぜ私を…連れていって下さらなかったのですか?」
「夜一様…」(砕蜂)
「しばらく会わないうちに強くなったのう」(夜一)
「あんた言ったな? 俺を斬って、そして自分の手でルキアを処刑するって」
「気に入らねえ!」(一護)
「俺はてめえを倒すぜ」
「俺の力を全部懸けて、てめえの力の全てを1つ残らず叩き潰してやる」(一護)
「てめえの手で、てめえの妹を処刑するだと?」
「ふざけんじゃねえ」(一護)
「てめえの理屈も、てめえの都合も、どっちも知ったこっちゃねえ」
「ただルキアの前で二度とそんな口利かせねえ」(一護)
「安い挑発だ。なんとわめこうが私の心は変わりはせぬ」
「ルキアと、そして貴様の運命もな」(白哉)
「卍解だと? 図に乗るな、小僧」
「貴様ごときが私の卍解を受けて死ぬなど、千年早い」(白哉)
「名を知るのと知らぬのとでは、その発する力はおのずと大きく違ってくる」
「よく覚えておけ、一護。その斬撃の名は…」(斬月)
「もう一度言うぜ、朽木白哉!」
「卍解して俺と戦え、俺は絶対にてめえを倒す!」(一護)
58話
「よかろう」
「それほど強く望むのならば、私の卍解、その目に強く刻むがよい」(白哉)
「案ずるな、後悔などさせぬ」
「その前に貴様は私の前からチリとなって消え失せる」(白哉)
「千本桜の真髄は、数億にも及ぶ刃による死角皆無の完全なる全方位攻撃」
「貴様の斬魄刀の能力は確かに高い」(白哉)
「だが…」
「鈍重極まる大技だけでは、千本桜をかわすことなど永劫かなわぬ」(白哉)
「(なぜ結界を?) 誰がどう動くか予測がつかない」
「あいつ(雛森)を外敵から守るためだ」(日番谷)
「二度も三度も言わねえぞ」
「俺の言葉は信じられなくても、てめえの目なら信じられるだろ? 朽木白哉!」(一護)
「あんなでたらめな戦いをするのは、彼(黒崎)しかいないさ」(雨竜)
「なんだ? それは。そんな小さなものが卍解だと?」
「ただの斬魄刀ではないか」(白哉)
「なるほど…殛刑といい卍解といい」
「貴様はよほど我々の誇りを踏みにじるのを好むと見える」(白哉)
「ならば、その身に刻んでやろう」
「誇りを汚すということが、どういう報いを受けるのかをな」(白哉)
「”我々の誇り”か…」
「どうもその”我々の誇り”ってやつが、ルキアを殺すこととつながってるみてえだな」(一護)
「だったらあんたの言うとおり、俺はそいつを踏みにじるぜ」
「そのために手に入れた…力だ!」(一護)
「ありがとう、心配してくれて。でもダメだよ、私達は行かなくちゃ」(織姫)
「ああ、仲間だからな」(雨竜)
「悔いるがいい」
「今の一撃で私の喉を裂かなかったことをな」(白哉)
「奇跡は一度だ」
「二度はないぞ、小僧!」(白哉)
「”奇跡は一度”…だったよな?」
「じゃあ二度目はなんだ?」(一護)
「よかろう」
「ならばその力(卍解)ごと、全て押し潰してくれる!」(白哉)
59話
「(姿は見えない?) でも、分かるよ」
「霊圧がどんなに大きくなっても、根っこの匂いは変わってない」(織姫)
「黒崎君のほかに、こんな人いないよ」(織姫)
「(まだ戦っている?) 甘い相手じゃないってことだよ」
「朽木さんを逃がしただけじゃ、奴等はすぐにまた捕らえに来る」(雨竜)
「本当に朽木さんを助けるためには、相手の全てを叩き折って」
「朽木さんを処刑するという相手の気構えそのものを砕く以外に方法はないんだ」(雨竜)
「だから黒崎は戦ってる」
「恐らく、自分の全てを懸けて」(雨竜)
「ただの仲間じゃないよ」
「黒崎君にとって、朽木さんは大切な人」(織姫)
「だって朽木さんは黒崎君の…世界を変えた人だから」(織姫)
「見るがいい、黒崎一護」
「これが防御を捨て、敵を殺すことだけに全てを捧げた…千本桜の真の姿だ」
「殲景・千本桜景厳」(白哉)
「案ずるな」
「この千本の葬列が、一度に貴様を襲うことはない」(白哉)
「”殲景”は、私が必ず自らの手で…斬ると誓った者にのみ見せる姿」
「見るのは貴様で2人目だ」(白哉)
「(離れた方がいい?) でも、ごめん」
「ここにいたいの」(織姫)
「貴様はよく戦った」(白哉)
「幾人もの隊長格を退け、千本桜の斬撃をその身に受けながら」
「よくぞここまで耐え抜いたものだ」(白哉)
「だが感じるだろう? もはやその肉と骨が死んでいるのだ」
「所詮は人間、いくら耐えようとも限界がある」(白哉)
「ここが貴様の限界…終わりだ、黒崎一護」(白哉)
「動け…動けよ、動け! 動け、動け!」
「なんのためにここまで来たんだ」(一護)
「勝たなきゃ、何も変えられねえ!」
「勝ちてえ…俺は…勝ちてえ!」(一護)
「(どうしてルキアを?) 兄(けい)が私を倒せたなら、その問いにも答えよう」(白哉)
「すげえな」
「悪いけど俺は、そんなすげえ技はねえぞ」(一護)
「斬月が教えてくれたのは、”月牙天衝”1つだけ」
「俺に出来るのはもう、1つの斬撃に全ての霊圧を込めることだけだ」(一護)
「知りたがっていたな?」
「私がルキアを殺す理由を」(白哉)
「罪ある者は裁かれねばならぬ、刑が決すれば処されねばならぬ」
「それが掟だからだ」(白哉)
「掟に比すればあらゆる感情に価値などない」
「そんなくだらぬ感情など元より持ち合わせておらぬ」(白哉)
「我が朽木家は四大貴族の一、全ての死神の規範にならねばならぬ」
「我等が掟を守らずして、誰が守るというのだ」(白哉)
「悪い、やっぱり俺には分かんねえや」
「俺が…俺がもしあんたの立場だったとしても、やっぱり俺は掟と戦うと思う」(一護)
「黒崎一護…私の刀は貴様のその奔放さに砕かれた。私はもはやルキアを追わぬ」
「この勝負…兄の勝ちだ」(白哉)
「ご…ごめんね、黒崎君。大丈夫?」
「私、石頭でごめんね。受け止めようとしたんだけど…」(織姫)
「(みんな)無事ではないけどね」
「君のやられっぷりに比べれば、みんな無傷みたいなもんさ」(雨竜)
「(ケガ?) 私なんて全然!」(織姫)
「私なんて全然役に立ってないのに、石田君が守ってくれたり」
「更木さんとかおんぶしてくれたりして、だから全然…全然、危なくなんかなくて」(織姫)
「ただ…ただ黒崎君のことがずっと心配だっただけで…」
「ごめんね黒崎君、守ってあげられなくて」(織姫)
「ありがとう黒崎君、生きててくれて」
「黒崎君が無事でよかった…」(織姫)
60話
「ギン、あんた一体この子をどうしたいの?」(乱菊)
「あんた一体、私をどうしたいの?」
「あんた一体、どこへ行きたいの?」(乱菊)
「もう、ダメかと思った。あの時、もう私はダメかと…」
「でも違う、あれは嘘…嘘だったのよ」(雛森)
「そう…私には分かっていたもの、藍染隊長が死ぬはずないって」
「私を置いて死ぬはずないって」(雛森)
「ありがとう、雛森君」
「君を部下に持てて、本当によかった」(藍染)
「ありがとう、雛森君、本当にありがとう…」
「さようなら」(藍染)
「なんの話? ただの戦術の話さ」
「敵戦力の分散は戦術の初歩だろう?」(藍染)
「(いつから?) もちろん最初からだよ」
「私が隊長になってから、ただの一度も彼以外を副隊長だと思ったことはない」(藍染)
「だましたつもりはないさ。ただ、君達が誰1人理解していなかっただけだ」
「僕の本当の姿をね」(藍染)
「知ってるさ」
「自分に憧れを抱く人間ほど御しやすいものはない」(藍染)
「憧れは、理解からもっとも遠い感情だよ」(藍染)
「あまり強い言葉を使うなよ」
「弱く見えるぞ」(藍染)
「いつの間に?」
「この手に持っていたさ、さっきからずっとね」(藍染)
「ただ、今この瞬間まで僕がそう見せようとしなかっただけのことだ」
「すぐに分かるさ」(藍染)
61話
「君は強情だからね、阿散井君」
「朽木ルキアだけ置いて下がるのが嫌だというなら仕方ない」(藍染)
「こちらも君の気持ちをくもう」
「抱えたままでいい…腕ごと置いて下がりたまえ」(藍染)
「やれやれ…随分上手くかわすようになったじゃないか、阿散井君」
「成長したんだね、嬉しいよ」(藍染)
「だけど出来ればあまり粘ってほしくはないな」
「潰さないように蟻を踏むのは、力の加減が難しいんだ」(藍染)
「彼女は僕なしでは生きられない、そういうふうに仕込んだ」
「殺してゆくのは情けだと思わないか?」(藍染)
「よーく分かったぜ」
「あんたはもう、俺の知ってる藍染隊長じゃねえってことがな」(阿散井)
「どんな理由があるか知らねえが、死んでもあんたにルキアは渡さねえ!」(阿散井)
「もう自分の知る藍染惣右介ではないか」
「残念だがそれは錯覚だよ、阿散井君」(藍染)
「君の知る藍染惣右介など、最初からどこにもいはしない」(藍染)
「放さねえぞ…」
「誰が…誰が放すかよ、バカ野郎が」(阿散井)
「払う埃(ほこり)が1つでも2つでも、目に見えるほどの違いはない」(藍染)
「(逃げる体力?) 残ってるが、俺は戦うぜ」
「おめえだって分かってんだろ? 逃げても無駄だってことぐらいよ」(阿散井)
「だったら、倒すとまでは言わねえが」
「あいつらなんとか動けねえようにして、堂々とここを下りようぜ」(阿散井)
「かわいそうに…まだ意識があるのか」
「実力にそぐわぬ生命力がアダになっているね」(藍染)
「もうよしたまえ…君達は十分役に立った」
「君達の役目は終わりだ」(藍染)
62話
「鏡花水月の完全催眠は無欠」
「たとえ分かっていても逃れるすべなどありはしない」(藍染)
「ちょっと、残念やな。もうちょっと捕まっとってもよかったのに」
「さいなら、乱菊…ごめんな」(市丸)
「私のこの目に映るのは、もっとも血に染まぬ道だけだ」
「正義は常にそこにある」(東仙)
「私の歩む道こそが、正義だ」(東仙)
「(なんのため?) 高みを求めて」(藍染)
「おごりが過ぎるぞ、浮竹」
「最初から誰も天に立ってなどいない」
「君も、僕も、神すらも」(藍染)
「だが、その耐え難い天の座の空白も終わる」
「これからは…私が天に立つ」(藍染)
「お前の殛刑が決定された時、私は分からなくなっていた」(白哉)
「掟を守るという父母への誓いと、妹を守るという緋真との約束」
「どちらを守るべきなのか」(白哉)
「黒崎一護…礼を言う」
「ルキア…すまぬ」(白哉)
63話
「お元気になられたようで何よりです」
「ですが、ここは総合救護詰所」(卯ノ花)
「この屋根の下にいる限りは」
「あなた方の命はわたくし達の手のひらの上にあるということ、お忘れなく」(卯ノ花)
「会って話せばなんでも分かるってわけじゃないけど」
「会えなくなっちゃったら、なんにも分かんないんだしさ」(乱菊)
「言葉を…言葉をかけてあげてはくれませんか」
「彼女(雛森)は、自分を必要としてくれる誰かの呼びかけの声を待っているんです」(卯ノ花)
「今の俺には、そいつ(雛森)にかけてやれる言葉はないんですよ」(日番谷)
「すごいな私、気づいちゃったよ」
「井上織姫15にして、初めて冴え渡る女のカン!」(織姫)
「あ…すまぬ」
「早くわびに来ねばと思い続けていた」(ルキア)
「だが私は臆病者で逃げてばかりで、こんなにもここへ来るのが遅くなってしまった」
「すまぬ、本当に私は…」(ルキア)
「もういい」
「もういいんだよ、長々謝んな」(志波空鶴)
「事情もなんも、浮竹から聞いて知ってる」
「おめえが悪いわけじゃねえってことも、1番悔いてんのはおめえだってこともな」(空鶴)
「だから、おめえの口からひと言わびが聞けりゃあ」
「それで全部チャラにしようとずっと心に決めてた」(空鶴)
「だから…もういいんだ」(空鶴)
「お前には1番に言わねばと思っていたところだ」
「私はここに…尸魂界(ソウル・ソサエティ)に残ろうと思う」(ルキア)
「そうか…よかった」
「いや、お前が自分でそう決めたんなら、残りたいって思えるようになったんなら…」(一護)
「いいんじゃねえか、それでよ」(一護)
「ありがとう、ルキア」
「おかげで、やっと雨はやみそうだ」(一護)
「(もう会えない?) それはねえな」
「じじいの話、聞いたろ? 戦いはまだ終わってねえ」(更木)
「奴とはいずれ必ず会うさ」
「なんたって俺と奴とは…似た者同士なんだからよ」(更木)
「忘れたのか? 黒崎」
「君と僕は死神とクインシー、次に会う時は敵同士だ」(雨竜)
「(これから?) 私らは大負けしてるとこから始めたわけで」
「そこをやっと仕切り直したわけじゃないっすか」(浦原喜助)
「これからも黒崎さん達に頑張ってもらって、それ次第ってとこっすか」(浦原)
「わしもお前も、ろくな死に方をせんじゃろうな」(夜一)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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