マンガ「ささやくように恋を唄う」朝凪依(あさなぎより)の名言・台詞をまとめていきます。
ささやくように恋を唄う
1巻
「なんでここ(屋上)のこと…それに名前まで」
「(友だちに調べてもらった?) なんか怖いな」
「あ──でもちょうどよかった」
「その…あんたに会いたかったから」
「ん──なんていうか、なんて言えばいんだろ…」
「あのさっ、わたしも一目ボレなんだよね」
「(一目ボレ仲間?) う、嘘…でしょ…」
「(顔赤い?) なんでもない」
「わかったよ」
「もっとホレさせるから覚悟してね」
恋とか愛とか全然興味なくて、あたしにはずっと歌だけだった。
だから自分が誰かを好きになるなんて想像もできなかった。
その日までは──。
恋愛ソング……恋愛ソングねぇ。
会いたくてふるえるとか?
好きって気持ちがあふれてくるとか?
まっったく分からん。
恋愛なんてしたこともされたこともないし…。
あたしにはきっと無縁の話だ。
(一目ボレした?) あたしには無縁の…話…じゃなかった!!
あたし、告白された。
というか、この子、可愛いな…。
とくに笑った顔が。
やば…。
「どうって?」
「(あたし的に?) あー…まあ、うん、すごく可愛いよ」
「いや、あたしはその…」
「すき…かも…」
あれから無駄に意識してしまう。
もしあたしが自分も好きだと伝えたら、あの子の笑顔見れるかな。
一人で歌うのが好き。
誰かに聞いてほしいっていうよりも、ただ歌うのが好きなだけ。
でも、あの子にはまた聞いてほしいかも。
言った、言っちゃった。
大丈夫、両想いなんだから喜んでくれる。
一目ボレってあたしに恋をしたんじゃなくて、単にファンになったって意味か!
ありえん。こんな勘違い恥ずかしすぎ。
勘違いって分かっても、いまさらどうすれば…。
ダメだ…あたしはこの恋──どうやらあきらめられそうにない。
「でさ、やっぱ相手に恋愛感情がないって分かった以上」
「そういう好意は出せないじゃん?」
「だからさ、まずはかっこよくて頼ってもらえる先輩になろうと思って」
なんかやばいな…。
この後、木野さんに会えるってだけで、すごく浮かれてる自分がいる。
あー…いかん、かわいすぎる。
「(話すぎ?) いやいや、木野さん話しやすくて楽しいから」
「木野さん、ベタボめすんの禁止」
好きは…好きはやばいって…。
何してんだ、あたし…。
赤くなった木野さん、かわいかった…。
「あー…がまん…できんのかな」
木野さんと話すのは、時間を忘れるくらい楽しい。
そうやって嬉しそうに話すの、あたしにだけだったりしないかな?
「(私服がかっこいい?) 木野さんもかわいいよ」
(おしゃれしてきた?) はい、かわいい。
なんか、もうすでに(買い物で)幸せかもしれない。
もしつき合えたら、いつでもこうやって…。
まさかのあーん、っていうか木野さんのフォーク。
女同士だしセーフなのか…!?
やばい超絶恥ずかしい。
「(人混み慣れなくて?) ん(手)」
「はぐれないように」
かわいいの暴力。
「これ(ペアストラップ)、プレゼントさせてよ」
なんか…好きな人に貢ぎたくなる人の気持ち分かったかも。
「木野さんとつき合ったら、毎日幸せだろうな」
「あたしは木野さんと、本気でつき合いたいと思ってる」
2巻
つき合えるかもっていう期待と、フラれたときこの関係がどうなるのかって不安で、
あれからずっと押しつぶされそうになる。
あ──…やばい。
LIMEきただけで死ぬほど嬉しい…。
やっぱり両想いではなかったのかもしれない。
でも、あたしのことすごく真剣に考えてくれてる。
それがなんだかすごく嬉しい。
「待って」
「チャンス、くれるってことだよね?」
ああ、真っすぐな木野さんがやっぱりあたしは大好きだ。
「あたしさ、告白したあと結構不安だったんだよね」
「木野さんにフラれて、今までの関係が崩れたらどうしようって」
「だから前向きな返事がもらえて、すごく嬉しいよ」
「(今まで通り?) もちろん」
「あたしは常に会いたいから」
「改めて」
「もっとホレさせるから覚悟してね」
「木野さん。あたしね、バンドすることにしたよ」
「木野さんにホレてもらうには何をしたらいいかなって考えてたんだけど」
「一目ボレしてもらったバンドなら、もしかしたら…って思って」
「みんなと音を合わせるの意識したとき」
「一人のときにはない楽しさとか難しさとか感じれて」
「もっと一緒にやって、良い音楽作りたいって思った」
できるならこう…夜、電話とかしたいけど。
用もないのに電話するとかハードル高すぎる。
恋人同士ならできそうなのに…。
(部活は)二人…?
痛い、なんで。だめだ、だめだ、すごく嫌だ。
「焦っても何もできないのがしんどい」
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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