「銀河英雄伝説」ユリアン・ミンツ(3~4期)の名言・台詞まとめ

原作小説「銀河英雄伝説」ユリアン・ミンツ(小説6~10巻、旧アニメ3~4期相当)の名言・台詞をまとめていきます。

 

銀河英雄伝説6巻 飛翔篇

→銀河英雄伝説(ユリアン、1巻)

第二章 ある年金生活者の肖像

「提督、よくこんな人たちをひきいて勝ってこられましたね」
「裏切者ぞろいじゃありませんか」

 

第三章 訪問者

「ヤン提督はお心のうちをすべては語ってくださいませんが」
「あのまま隠者として一生を終わられるとは思えません」

 

終わりたいとは考えているだろうな。

 

第六章 聖地

「警戒が厳重だとすれば、侵入をこころみたとき、相応のリアクションがあるでしょう」
そこで何かきっかけがつかめるかもしれない」

 

7巻 怒濤篇

第二章 すべての旗に背いて

「残念ですね」
「身体にジンマシンができるなら有給休暇がとれるのに」

 

第五章 蕩児たちの帰宅

「ぼくたちはヤン・ウェンリーに頼りきっていた」
「彼が不敗であることはむろんのこと、不死であるとすら信じていた」

 

8巻 乱離篇

第二章 春の嵐

「何でもできる人たちが周囲にいるから、何かと教わっているだけだよ」

 

「すみません、おさわがせして」

 

「何だか今日はいろんなことがあって、自分が未熟な人間だってことを思い知らされて」
「それでつい大声を出して発散させたくなったんです」

 

第五章 魔術師、還らず

ここまで来たのだから、希望は通じる。
努力はきっと報われる!

 

第六章 祭りの後

「赦してください、赦してください。ぼくは役たたずだ」
「一番肝腎なときに提督のお役にたてなかった…」

 

「提督、イゼルローンへ帰りましょう」
「あそこがぼくたち皆の家ですから。家に帰りましょう…」

 

あの人が言っていたのは、いつも正しかった。

 

だけど、いくら正しいことばを残しても、
当人が死んでしまったら何にもならないではないか!

 

「これから、ですか? そんなこと、考えることもできません」
「ヤン提督がいなくなったのに…」

 

「あなたがたが出て行かれるのを、ぼくは制めはしません」
「ですから、あなたがたも気持よく出発なさってください」

 

「何も今日までのあなたがた自身を否定なさる必要はないでしょう」

 

第九章 八月の新政府

「ミュラー提督、このような仮定を申しあげることをお赦しください」

 

「もし、あなたがたの敬愛なさる皇帝ラインハルトが亡くなったとしたら」
「あなたがたは仰ぐ旗をお変えになりますか?」

 

「どうせ必要以上のものは置いておけない」
「持っていって自由に費ってもらったほうがいいですよ」

 

「給料や退職金を出せるわけでもないのですから」

 

「いまイゼルローンが安泰でいられるのは、皮肉なことに」
「その戦略的価値を失ってしまったからです」

 

「価値が回復されるとき、つまり帝国に分裂が生じるとき」
「イゼルローンにとって転機がおとずれるでしょう」

 

「どのみち、急速に事態が変わるとは思っていません」

 

「国父アーレ・ハイネセンの長征一万光年は50年がかりでした」
「それぐらいの歳月は覚悟しておきましょうよ」

 

「何と言われてもかまいませんよ」
「成功さえすればね」

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9巻 回天篇

第一章 辺境にて

「ぼくは君が考えているような、えらい男ではないよ」
ただヤン提督のおそばにいさせてもらって」

 

「それで、ずっと勝利者のがわに身をおくことができたんだ」
「運がよかっただけだよ」

 

「もう一度言ってみろ」
「暗殺された人間は、戦死した人間より格が下だとでもいうのか」

 

第三章 鳴動

「生き残っていただかないと、こまるところでした」

 

「(スール)少佐が健在でいらっしゃるから」
「ぼくたちは、どうにか自分たちをなぐさめることができるんです」

 

五章 ウルヴァシー事件

「指導者に対する悪口を、公然と言えないような社会は開かれた社会とは言えない」

 

「帝国の人民は、20世代近くにわたって、統治されること、支配されることに慣れてきた」
「彼らにとって政治とは、何かをされること、何かをしてもらうことだった」

 

「だから、これまでよりずっとよいことをしてくれるローエングラム支配体制を」
「支持するのは当然だ」

 

「ローエングラム王朝が時の風化作用のなかで自壊への坂道を下りはじめる」
「そのときこそ民主共和制が意味を持ちはじめるのではないだろうか」

 

第八章 剣に斃れ

「(展望は)そんなところです」
「でも、平坦な道だと思っているわけではありません」

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10巻 落日篇

第二章 動乱への誘い

「一戦まじえましょう、帝国軍と」

 

「ぼくは皇帝ラインハルトという人の為人について、ずいぶん考えてみました」
「そして、考えついたことがあります」

 

「その(戦いを嗜む)点です」
「これはぼくが考えているだけで、かならずしも唯一の正解とはいえないかもしれません」

 

「ですが、こう考えたからこそ、ぼくは帝国との戦いを決意したんです」

 

「逃げだせ、逃げてくれ」

 

第三章 コズミック・モザイク

「地球には、ぼくの心を惹くものは何もなかった」
「あそこにあるのは過去であって未来ではないと思った」

 

「未来が存在する場所は、すくなくとも地球ではなくて…」

 

第五章 昏迷の惑星

「彼らが信じたくないなら、信じる必要はないのです」
「吾々は、ただ事実を話すだけで、解釈の自由は先方にあります」

 

第六章 柊館炎上

「…ラインハルト・フォン・ローエングラムは」
「深刻な意味で、民主共和主義にとっての敵対者である」

 

「これは、彼が残忍で愚劣な支配者であるからではなく」
「まさにその反対の存在だからである」

 

「それらが非民主的な手段によるものであったことは、この際、問題にならない」
「帝国の民衆は、民主的な手つづきなど欲していなかったからである」

 

第七章 深紅の星路

「後世の歴史家って人種は、流される血の量を、効率という価値基準で計測しますからね」

 

「たとえ宇宙が統一されるまでに、さらに1億人が死んだとしても」
「彼らはこう言うでしょうよ」

 

「たった1億人しか死なずに、宇宙の統一は完成された、大いなる偉業だ、とね」

 

「そこのところを、まちがえないでください」

 

「ぼくは必ず生きて還るつもりですが、帝国軍にも言分があるでしょう」
「ぼくが帝国軍の貪欲な胃袋におさまってしまったときには…」

 

「そのときにそなえ、アッテンボロー中将を、つぎの革命軍司令官に指名します」
「当然ながら、提督には、ユリシーズに残留していただきますので、よろしく」

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第八章 美姫は血を欲す

「わかりました。後でまたお会いしましょう」
「かならず生きて…」

 

「陛下がお望みとあれば、平和と共存を。そうでないときは…」
「そうでないものを」

 

「すくなくとも、一方的な服従を申しこむために、ここに参上したのではありません」

 

「ローエングラム王朝が、病み疲れ、衰えたとき」
「それを治癒するために必要な療法を、陛下に教えてさしあげます」
「虚心にお聞きください」

 

「そうしていただければ、きっとわかっていただけます」
「ヤン・ウェンリーが陛下に何を望んでいたか…」

 

第九章 黄金獅子旗に光なし

「(カリン) 好きだよ」

 

「まず、陛下、憲法をおつくりください。つぎに議会をお開きください」
「それで形がととのいます。立憲政治という器が」

 

「酒はよい味を出すまでに時間がかかります」

 

「立憲政治に似あう人材がそろい」
「それをもっともよく運営するまでには日数が必要でしょう」

 

第十章 夢、見果てたり

ヤン提督、ぼくはあなたの代理として、
この時代に冠絶した巨大な個性の終焉をたしかめます。

 

提督が来世においでなら、どうかぼくの目を通して、
歴史の重大な瞬間を確認して下さい…。

 

「ぼくたちは、地球教徒に感謝しなくてはならないのかもしれない」

 

「地球教徒に対する共通の憎悪によって」
「銀河帝国と民主主義が共存の道を見出すことができたのだから…」

 

「勘ちがいしないでほしいな」
「ぼくは、ローエングラム王朝の将来に何の責任もない」

 

「ぼくがきさまを殺すのは、ヤン・ウェンリーの讐だからだ」
「そう言ったのが、聴こえなかったのか」

 

「それに…パトリチェフ少将の讐。ブルームハルト中佐の讐。他のたくさんの人たちの讐だ」
「きさまひとりの生命でつぐなえるものか!」

 

「星が落ちたよ、カリン」

 

「ぼくの予定表に(政治家)はないね」
「軍人になって専制主義の帝国と戦う、そしてその任務がおわったら…」

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
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