マンガ「ロックは淑女(レディ)の嗜みでして」鈴ノ宮りりさ(リリー)の名言・台詞をまとめていきます。
ロックは淑女の嗜みでして
1巻
あ、あっぶね──クラシックなんて知らねーよ!!
すぐ眠くなるし、あんなの音楽じゃねぇ!
ここの連中には絶対知られちゃいけない…。
私は親の再婚で鈴ノ宮に入っただけで、一年前まで本当はただの庶民だったなんて…!
窮屈過ぎて圧死しそう!
泣き言はナシよ、りりさ!
私はここで『学園一のお嬢様(ノーブル・メイデン)』になるって決めたんだから…!
私が下手くそだって…!?
何の苦労も知らないお嬢様の分際で!
今回だけは特別、私のギターテクでこの世間知らずの度肝を抜いてやる!
こいつ…私にしっかりついてきてる。
しかも、ギター(わたし)をねじふせに来てる!!!
ダイナミクスがひっぱられる。
そのくせ一切口ごたえを許さないリズム感の強さ。
まるで、奴隷を屈服させる女王様!!!
あの日を境に私はロックもギターも捨てた。
お嬢様になる為、好きでもない音楽(クラシック)を必死に勉強した。
あー…くそっ、やっぱ(ギターは)最高だな。
あ──…朝から怒りで血管がブチ切れそうなんですけどお!
だからこっちはギターは二度とやらないって言ってんのに勝手にあおって、
無理矢理セッションさせて。
あげく好き放題…メチャクチャ言いやがって。
おのれ、黒鉄音羽めぇぇ!!!
これでいい…私は自分で決めたんだ。
この学園に入って「高潔な乙女(ノーブル・メイデン)」の称号を目指すことを。
そうすれば…新しい父もそして母も喜んで、
私も鈴ノ宮の人間として自信をもって生きていける。
8ビートの振動がうるさい…。
このリズムが…心臓の鼓動の様に私の身体中に、忘れたはずの何かが駆け巡っていく…。
私は絶対認めない! だから証明してみせる。
こいつとのセッションで、私にギターはもう必要ないって事を!!!
プレイスタイルがわかってるなら対処はある。今度はこっちの番よ。
前回の借りはきっちり返させてもらう!
…やめろ、やめろ、やめろよ。
ぜんぶ、うるせえっ!!!
AメロからBメロ──そしてサビへ!
キタコレ、脳汁ドバドバ。
人生で一番キモチいい瞬間!
他の事なんて考えられない!
私は嘘つきだ。
きっとギター(これ)なしじゃ生きられない。(りりさ)
「ダッセエエなあ、それで全力かよ!!」
「ねえ、音羽さん」
「私達バンド組まない?」
「ねぇ、音羽さん。バンドをやるにあたって、まずは『バンドの方向性』と『目標』」
「それに『ルール』を決めちゃわない?」
「当然でしょ? あなたと弾きたい曲が同じとは限らない」
「目標はモチベにつながる、ルールは互いを尊重する為に大事」
「言っとくけど、私やるからにはマジだからね」
「上等! 歌は必要ない」
「最終目標は観客6万人以上の日本最大の野外フェス『フジロック』出場!」
「それくらいの観客(オーディエンス)がいないと満足できないわ」
「(ルールに)求める事はたった一つ、シンプルなもの」
「セッション終了後、互いに罵り合う事を禁ずる!!」
「お嬢様は人を罵ったりしませんわ」
「ギターもガチだけど! お嬢様を捨てるつもりは一切ない」
「学園一のお嬢様に、『高潔な乙女(ノーブル・メイデン)』になる事だってガチなんだから」
「(どうして?) それがお母様を守る為に必要なことだから」
2巻
これは私達だ。
インストロックバンドの私達は、これからコレ(歌手)と戦っていくんだ…!
演奏者(プレイヤー)も観客もこんなもんじゃないでしょ!!
もっと剥き出しでぶっ飛べ!!!
「あぁ? バックバンドの演奏だぁ?」
「テメーの歌(こえ)なんてかき消えちまうぞ!」
「テメーのハンパな歌なんか聞く価値もねぇんだよ!!」
「この不燃ゴミがぁぁ!!!」
「歌声だろうとギターだろうとフルートだろうと」
「全力でさらけ出したもんが最強なんだよ!!!」
「どう? 燃えたでしょ?」
「…親(ママ)にはナイショだぞっ!」
そんなにセレブで綺麗なら…どーでもよくね?
贅沢な悩みだなぁ。
このベース…上手いだけじゃない。
不可解な深みを感じる…!
…それが何なのか、その深淵を覗きたい。
でも…覗けない。
…だって私はすでにこいつの冷然としたビートに搦め捕られているから。
まるで侵入者を拘束する冷厳な女帝。
「仲間(メンバー)にかける時間がムダなワケないでしょ!!」
「(どうしてそこまで?) 自分らしく生きたいと足掻く奴とロックしたいからよ!」
「盛り上がってきたわね!」
「ロックは死ぬ気でやってる時が一番気持ちいいのよ!」
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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