マンガ「キングダム 毐国反乱編」の名言・台詞をまとめていきます。
キングダム 毐国反乱編
37巻
「”山陽”と”著雍”」
「強固な双子軍事都市として、魏国胸元への大きな楔とする」
「ここを足場に侵攻していくんだ、最後までな」(信)
「時代が次の幕へと移ろうとしています」
「戦国七雄”崩壊”の幕です」(李牧)
「その鍵を握るのは唯一人」
「この切迫した時の中、ついに来年加冠の儀を迎える秦王・嬴政」(李牧)
「やはり傑物じゃな、相国・呂不韋」
「この乱世に、そなたは”文の道”でも名を残すぞ」(蔡沢)
38巻
「醜態だ」
「かつての三晋のように国が分離したわけでもなければ」
「五百年前の幼稚な国家乱立時代とも違う」(李斯)
「今この大国秦の中で一勢力による独立国家誕生など、恥以外の何ものでもない」(李斯)
「棘だらけだ」
「棘が刺さり続け、その痛みで出会った二十一年前の光輝く面影は消え去った」
「”邯鄲の宝石”は、もはやはるか昔の話だ」(呂不韋)
「弱き者、愚かな者は食われる時代だ」
「男であっても女であっても」(呂不韋)
「そなたこそ笑わせる」
「燃え上がったかつての二人の大情炎に比べれば」
「今の逃避行など豎子達の戯言に過ぎぬ」(呂不韋)
「(用件?) そんなものはない」
「政治的な話なら他の者をよこす」
「儂はもっと大切な話をしに来たのだ」(呂不韋)
「恋人としての別れ話だ」
「恐らくこれが、本当の別れとなる」(呂不韋)
「実はな、美姫よ」
「舞台でそなたを見て花を贈ったあの時から」
「儂は変わらずずっとそなたを愛している」(呂不韋)
「後にも先にもそなた一人であろう、真に我が心を奪った女は」(呂不韋)
「我が美姫よ、さらばだ」
「どうかここで静かに余生を過ごせ」(呂不韋)
「別れではあるが、儂は最後まで愛しているぞ、美姫よ」
「たとえこれからさらに、そなたに恨まれることになろうともな」(呂不韋)
「五千人将は、三千・四千とはまるで違う」
「将軍のすぐ一つ下の五千人将の目を通してこそ」
「将軍の存在がいかなるものかより見えてくる」(騰)
「五千はただの踏み段に非ず」
「ここでしっかり甘えを落とし、成果を上げよ」(騰)
「俺はずっと打倒・呂不韋のことばかり考えていたが」
「母の苦しみを止めてやるのも俺の役目なのかも知れぬ」(嬴政)
「血を分けた、実の子としての…役目だ」(嬴政)
「独立はない、私は最後まで飛信隊だ」(羌瘣)
「呂不韋の一挙手一投足、この儂が決して見逃さぬぞ!!」(昌文君)
「よく考えれば恐ろしいことだ……」
「この私がいつの間にか、王などと呼ばれている…」
「何のとりえもなかった、この私が……」(嫪毐)
「破滅の道かい」
「言ってくれるじゃないか嫪毐」(趙姫)
「我が人生はとっくの昔にその道にある」
「今さら破滅が何だってんだい」(趙姫)
「これは破滅を急ごうって話じゃない」
「このガキを宿して、なぜか私の中に真逆の願望が生まれた」(趙姫)
「心を休めるって願望さ」(趙姫)
「役者はそろったな…」
「いよいよ、二十三年前の”奇貨”の実りを回収する刻(とき)が来たな」(呂不韋)
「王族が姿を消し拠り所を失った秦の民草は、この先に誰を頼りにする」
「誰にすがる、誰にこの国を託す」(呂不韋)
「この呂不韋をおいて他にあるはずがない」(呂不韋)
「私はこの中の誰よりも覚悟を決めている」
「悪名を…歴史に悪名を刻む覚悟までだ」(嫪毐)
「勘違いするな」
「俺は何もあきらめていないし、あがく必要もない」(嬴政)
「たしかに咸陽に兵力はない」
「だが…一つだけ教えてやろう、呂不韋──」
「反乱軍を止める軍は、すでに向かって来ているのだ」(嬴政)
39巻
「いよいよあの二人の最後の戦いだ」
「何が何でも勝って、政のもとに秦を一つにするぞっ」(信)
「舟だからってびびんじゃねェ」
「こうなりゃいつも通り強行突破だ!!」(信)
「政の危機だ」
「(無許可でも)駆けつけねぇわけにはいかねぇ」(信)
「永きに亘った王宮の権勢争いにようやく、大いなる決着がつこうとしている」
「故に想定外のことも起こるやも知れぬ」(嬴政)
「だが何が起ころうと、信じて待て」(嬴政)
「この呂不韋が反乱を成功させると言っておるのだ」
「ならば成功するに決まっておろうが!!」(呂不韋)
「左丞相・昌文君と共に咸陽へ行き反乱を鎮めてまいります」(昌平君)
「……相国、余計な問答は必要ない」
「察しの通りだ、世話になった」(昌平君)
「あえて泥舟に乗り換えたいと言うのなら、行かせてやればよいではないか」(呂不韋)
「しかし全く、こんなことで一喜一憂する愚か者ばかりよ」
「やはり何も分かっておらぬのだな」(呂不韋)
「”四柱”とは儂を華やかに彩るためのただの”装飾”にすぎぬ」
「”装飾”は所詮”装飾”」(呂不韋)
「それが一つや二つ身からはがれ落ちようと」
「この呂不韋という人間の強大さは一切揺らぐものではないぞ」(呂不韋)
「大王様、場所をかえませぬか」
「加冠の儀も終わり、今まさに”刻”は満ちようとしています」
「どこか二人きりで、”天下”などについて語らいませぬか」(呂不韋)
「正直…百の勢力を招き入れるよりも」
「貴公(昌平君)を味方にできることの方が、万倍の力になると確信する」(昌文君)
「十年以上、彼の下についてきた…」
「元商人という異質な経歴ではあるが」
「秦史における二大丞相”商鞅””范雎”に肩を並べる大人物であることは間違いない」(昌平君)
「信、この戦いは…絶対に”屯留”の二の舞にしてはいけない」
「あの時は…成蟜救出にギリギリ間に合わなかった…」(河了貂)
「今度は絶対にそんなことがあってはいけない」
「今回救わなくちゃいけないのは、政の子供だ」(河了貂)
「よりによって政のガキを狙うなんざ」
「そんなふざけたマネは地が裂けようとこの俺がやらせねェ!!」(信)
「あん時みたいに力を貸せ、飛信隊! 蕞兵!」
「死力を尽くして秦国大王の御子を助けに行くぞォ!!」(信)
「今子供に関して思うことは、時に不安と苛立ちと、多分に笑いを誘う困った存在だ」(嬴政)
「(席を対等?) あえてそうした」
「咸陽の戦いによって、明日どちらが玉座に座るかが決まる」(嬴政)
「ならばこれが最後の対話、対等に座して語ろうではないか」
「俺もお前に話したいことは多くある」(嬴政)
「ずっと妙な噂を聞く」
「”中華統一”という馬鹿な噂だ」
「天人にでもなるおつもりか」(呂不韋)
「夢想の中の物語ならばよしとするが」
「本気なら、およそ血の通った人間の歩む道ではござらぬぞ」(呂不韋)
「俺はずっと裁けなかった」
「俺は一度も背後にいたお前を裁けなかった」(嬴政)
「だが今度は違う」
「今行われている咸陽の戦いでこちらが勝った暁には」
「いかなる言い逃れも許さず、必ずお前まで罪を波及させ、大罪人として処罰する」(嬴政)
「そうしてお前を権力の座から引きずり降ろし、二人の戦いに終止符をうつ!」(嬴政)
「この呂不韋が”天下”を語る上で”国”や”民”や”王”」
「それらの前に大切なことを明らかにせねばなりません」
「”天下”の起源です」(呂不韋)
「答えはこれ(貨幣)です」
「これこそ、人の歴史における最大の”発明”にして”発見”」
「全てはここから始まったのです」(呂不韋)
「御すのは金ではなく、人の”欲望”です」
「金を使って”欲望”を操り、国を大きくするのです」(呂不韋、商人時代)
「”貨幣制度”が”天下”を作った」
「”金”が人の”欲”を増幅させたからです」(呂不韋)
「金のもたらした最大の発見は別の所にありました」
「裕福の尺度」
「当然生まれたのは、”他より多く得たい”という強烈な『我欲』」(呂不韋)
「(醜悪な世?) 戦争を第一手段とする世の中よりはるかにマシでしょう」(呂不韋)
「”暴力”ではなく”豊かさ”で全体を包み込む」
「それが私の考える正しい『中華の統治』です」(呂不韋)
「ええ、なくなりませぬ。なくなりませぬとも」
「いかなるやり方でも、人の世から戦はなくなりませぬ」(呂不韋)
「若き頃、儲けのために武器の商いにも手をつけ、広く戦を見てきたからです」(呂不韋)
「命懸けで戦う者達の思いはそれぞれ」
「しかし誰も間違っていない」(呂不韋)
「どれも人の持つ正しい感情からの行動だ」
「だから堂々巡りとなる」(呂不韋)
「違う、お前達は人の”本質”を大きく見誤っている」(嬴政)
「たしかに人は欲望におぼれ、あざむき、憎悪し殺す」
「凶暴性も醜悪さも人の持つ側面だ」
「だが決してその本質ではない」(嬴政)
「その見誤りから争いがなくならぬものと思い込み、その中で最善を尽くそうとしているが」
「それは前進ではなく、人へのあきらめだ!」(嬴政)
「そこに気付かぬが故に、この中華は五百年も戦争時代を続けている」(嬴政)
「人の持つ本質は──光だ」(嬴政)
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