マンガ「鬼の花嫁」の名言・台詞をまとめていきます。
鬼の花嫁
1巻
ただ家に帰るだけなのに、私はいつもものすごく憂鬱だ。(柚子)
私にも花梨を選んだ瑶太のように、
自分だけを愛してくれる人がどこかにいるのだろうか──?(柚子)
「見つけた」
「会いたかった、俺の花嫁」(鬼龍院玲夜)
血のように紅い瞳、闇に溶けるような漆黒の髪。
こんな綺麗な人…見たことがない。
きっと、人間じゃ…ない──。(柚子)
「(どうして助けてくれた?) 言っただろう、俺の花嫁だと」
「信じられないか?」(玲夜)
「あなたは私を愛してくれる?」(柚子)
「ああ、お前ひとりを愛そう。俺の花嫁」(玲夜)
「黙って抱かれていろ」
「自分の花嫁を見つけて、これでも浮かれているんだ」(玲夜)
「信じて…いいのかな」(柚子)
信じたい。
あの紅い瞳に嘘はなかったと。(柚子)
「(愛してくれる?) …ああ、俺の全てを賭けて」(玲夜)
「柚子を苦しめる家族などいなくても問題ない」
「そうだろう?」(玲夜)
「あやかしにとって花嫁は特別な存在ですからね」
「花嫁を手にしたあやかしは霊力を高めることができる」(鬼山桜河)
「その子どもは生まれながらに強い霊力を持ち」
「一族の繁栄を願うあやかしにとって花嫁は宝」(桜河)
「ロマンティックじゃないですか」
「俺もそんな女性に出会ってみたいものです」(桜河)
「…信じられないな、花嫁など」(玲夜)
「出会えるかは運次第──」
「ほとんどはあきらめて、霊力の釣り合ったあやかしを伴侶に選びます」(桜河)
「政略結婚に嫌悪感はない」
「俺の両親も一族の話し合いで決められた」(玲夜)
それが次期当主として生まれた自分の使命だ──。(玲夜)
俺にも、どこかに花嫁がいるのだろうか?
もし出会ったら、いつもどこかで感じている空虚な何かを埋められるのだろうか?(玲夜)
過去、花嫁を持ったあやかしは口を揃えて断言した。
会えば分かると。(玲夜)
ああ…その通りだ。
なんだろう、歓喜で心が震える。(玲夜)
「玲夜と呼んでくれ。俺の唯一の花嫁にはそう呼ばれたい」(玲夜)
「本当に…ありがとう、玲夜」(柚子)
ああ、知らなかった。
自分の中にこんなに優しい感情があったなんて。(玲夜)
「柚子、あの家から出してやろう」
「お前は俺の花嫁、お前を苦しめる奴を俺は許さない──」(玲夜)
なんでまだ望みを捨てられなかったんだろう。
私なんかが愛してもらえるなんて有り得ないのに──。(柚子)
ここにいる人たちは鬼の一族。
私とはなんのつながりもないのに、みんな私を優しく迎えてくれる。(柚子)
玲夜の腕の中、あたたかい。
私はここにいてもいいのかな。(柚子)
「お前こそ俺の花嫁に対して何様のつもりだ?」(玲夜)
「柚子の痛みを知れ」(玲夜)
長年過ごした自分の部屋。
つらい時、哀しい時…あの家族と顔を合わせずに済む逃げ場だった。(柚子)
「ありがとう」(柚子)
「(言いつける?) ああ、構わない。ついでに妖狐の当主にも伝えておけ」
「そこに倒れている狐が、俺の大切な花嫁にひどい怪我を負わせたと…な」(玲夜)
「俺は鬼龍院本家の次期当主、鬼龍院玲夜」
「そして柚子は俺の花嫁だ──」(玲夜)
不安がないと言ったら嘘になる。
だけど…信じたい、この手の温もりを。(柚子)
2巻
今まで…誰かにこんな風に頭を撫でてもらうことなんてなかった。
どうしてだろう? 不安な心が落ち着いていく──…。(柚子)
「柚子は鬼龍院家の大切な花嫁だ」
「これからは、柚子の言葉は俺の言葉と思って接しろ!!」(玲夜)
雪乃さん、美人…さすが鬼のあやかし。
使用人たちも皆、容姿が整った人ばかり。
私ひとり、場違い感半端ない。(柚子)
「お前(柚子)っ!!」
「なんちゅうもんくっつけてんだぁぁ──っ!!」(猫田東吉、通称:にゃん吉)
「(何も?) ついてるだろーがっ!!」
「そんなに鬼の気配、体中からさせておいて!!」(にゃん吉)
「…よかった、ちゃんと柚子のことを守ってくれる人ができて…」
「私は何もしてあげられなかったから」(透子)
「気をつけろ。お前は一族の繁栄をもたらす希望であると同時に」
「鬼龍院の唯一の弱みになったんだ」(にゃん吉)
「花嫁は歓迎されるだけじゃないんだ」
「強いあやかしであればあるほど…な」(にゃん吉)
「お前は俺の花嫁だ」
「お前もそれを受け入れた時点で俺のものだ」(玲夜)
「この先一生」
「だから俺に全てを預けろ」(玲夜)
玲夜は気づいている、私が彼を信じきれていないことを。
鬼の花嫁が一生愛され続ける保証なんてどこにもないのに──…。(柚子)
「まだ…会って間もない俺を信じ切れないのは分かっている」
「だが俺はお前を放すつもりはない」(玲夜)
「疑いながらでもいいから、俺のそばにいろ」(玲夜)
「お前に男がいたというだけでも嫌なのに…そんなゴミと比較されるのは不愉快だ」(玲夜)
「何度だってその不安を取り除いてやる」
「いつか柚子が俺を信じられるまで」(玲夜)
いつか、無条件で信じられる日が来るのかな。
ただただ目の前の人の愛情に包まれて、その愛情を純粋に信じることができる日が。(柚子)
そんな日が来たらいいな。(柚子)
「花嫁自体がいまいち分かってないことが多いからな」
「どうして霊力もないのに強いあやかしを産めるのか」(にゃん吉)
「相手の霊力を高めることができるのか」
「そもそもなんであやかしは、一目見て花嫁だと理解するのか」(にゃん吉)
「(甘やかしすぎ?) 柚子を甘やかすのが俺の特権だ」
「他に譲る気はない」(玲夜)
努力の結果、私は玲夜様の信頼を勝ち取った。
孤高の彼が時折笑顔さえ見せてくれるのは──自分だけ、そう思っていたのに。(荒鬼高道)
「不釣り合いです!!」(高道)
「花嫁はごくごく普通の女子高生!!」
「あのような凡人が至高の存在たる玲夜様の伴侶になるなど!!」(高道)
「…礼儀正しく、まじめな子ではあります」
「しかし…あろうことか玲夜様とべったりで、満面の笑顔まで向けられて…」(高道)
「私にはあんな笑みを向けられたことなどないというのに──っ」(高道)
玲夜はこんなにも私を大切にしてくれるのに、私はその優しさに甘えてばかり。
私だってあなたに何かしてあげたい。(柚子)
「玲夜様の花嫁の役割は、鬼龍院の家を盛り立てること」
「強い跡継ぎを産むためのただの母体」(鬼山桜子)
「平凡な花嫁様に教えて差し上げなくてはなりませんね」
「身の程というものを…」(桜子)
「理屈じゃないのよ、人を好きになるって」(透子)
「勘違いなさらないでくださいね」
「婚約が白紙になったことで花嫁様を恨んではおりませんのよ」(桜子)
「ただ…花嫁様には知っておいていただきたいことがありまして」
「ご自分の立ち位置と立場をです」(桜子)
「あなたはあくまで花嫁」
「強い次代様を産むためのただの母体でしかありません」(桜子)
「間違っても玲夜様から愛されようなどと」
「分不相応な希望は抱かぬように…と、ご忠告申し上げに来たのですわ」(桜子)
もう苛立ってる。
まだ(離れて)一日しか経っていないのに…。(高道)
あやかしにとって花嫁は特別な存在。
まるで心を囚われたかのように愛おしく感じられるのだという。(玲夜)
ああ…その通りだ。
柚子と出逢った瞬間から、俺はすでに身も心も囚われている──…。(玲夜)
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