マンガ「エリア88」の名言・台詞をまとめていきます。
エリア88
1巻
「おれたちゃ、神さまと手をきって、地獄の悪魔の手をとった……命知らずの外人部隊!!」(風間真)
「このエリア88は外人部隊なんだ!! おれたちは、アスラン王国に3年間の期限つきで雇われている傭兵なんだぜ!!」
「過去、経歴、階級は一切関係ない!! ここにいるのは戦争のプロだけだ!! 戦争のプロに仲間はいらない……」(真)
「全員がプロだ! 自分のもっている機材の性能と作戦内容をよく照合して、ごっそりかせげて生きてかえれる方法をとる……あとはカケだ……」(真)
「カンさ(行かなかったのは)……」
「ここは、そうとうヤバイ仕事をする基地だとわかったからね!! なら、生き残るのがいちばんうまい男をみならったほうが安全ってもんだ!!」(ミッキー・サイモン)
「ミサイル基地なんかの固定目標より、戦闘機なんかの移動目標のほうが賞金は高いんだ!! 危険率が同じなら、かせぎのいいほうをとるさ……」(真)
「(戦うのは)おれをうらぎった大空のために……さ」(真)
「せつないよなあ……自分一人生き残るなんて……だから……友だちは作りたくなかったんだ……一人だけ生き残る寂しさは……もうたくさんだ……」(ボリス)
「(最新鋭機でも)攻撃は、最初の一撃で確実に敵をたたかないと自分がやられる」(サキ・ヴァシュタール)
「いつの時代でも、最新のものが最高だとは限らない……」(ナレーション)
「女にとっての幸せというのは、心から信じあえる相手をみつけた時だと思うの……」
「あたしはあの人を心から信じています。だから……まっていても幸せよ」(津雲涼子)
「ベトナムの夕日は血の色をしている……でも、きれいだった……」
「ニューヨークの夕日は平和の色だが……くすんでみえる……」(ミッキー)
2巻
「おれたちはやはり人殺しなんだろうな……」(真)
「でも、殺らなきゃ殺られるからな……」(ミッキー)
「2万ドルをあせって50万ドルの出費……か……ザマないね……」
「また50万ドルかせぐために、何人殺せばいいと思う!?」(真)
「ほかの基地ならともかく、ここで定石が通用すると思ったら大まちがいだ」(サキ)
「スイスの永世中立は、なにもたてまえだけでとなえているわけじゃない……血みどろの同胞たちの歴史の上に成りたっているんだ……」
「たてまえだけでは平和は成りたたんよ……」(ミッキー)
「おれたちが、もしここで死んだとしても、その死の価値をどうこういうのは後世の歴史家だけだ!!」
「なら、自分の納得のいく血の流しかたでいいんじゃないか!?」(ミッキー)
「これからの戦い……手かげんはせん!! おれは、この砂漠で血を流すわけにはいかないんだ!!」(真)
「人に裏切られるのも人を裏切るのもたくさんだ……」(真)
3巻
「たわごとは生き残ってからぬかせ!!」(真)
「人の生き死にを運だけでかたづけられるなら楽だけどな……」
「人間いつかは死ぬのが運命だが……死に急ぎはするなよ……」(フーバー・キッペンベルグ)
「ああ……おまえのほうが上手だよ!! 飛んだりはねたりするのはな!!」
「だけどな……戦闘となると別問題だ……上手か下手かじゃなくって、生きるか死ぬかだからな!!」(グレッグ・ゲイツ)
「空戦というのは戦闘区域に飛びこんで、最初の1分でほぼ勝負がきまる……そのあとモタモタしているやつをまっているのは死だけだ……」(真)
「ミッキー、まどわされるな……今まで自分が生き残ってきた戦法が一番正しいんだ……」(真)
「曲技チームはどんなに荒業をこなしても、命にかかわるような危険は冒さない……戦場じゃそうはいかない……死ぬ確率のほうがはるかに高いんだからな……」
「そのスキ間にみえる生にすがりついた者が今日を生き残れる……」(フーバー)
「このエリア88じゃ、生きる技術をもった者のみが明日を向かえられるんだ……」(フーバー)
「空中戦の最中に敵の表情までみえるようになったか……こわいだろうな、あいつも……」
「おれだってこわいさ……自分自身がな……」(真)
「高度は下げられん! この一万メートルで作戦を展開するしかない!! おまえたちの腕一本に、三百人以上の人間の命をあずける!!」
「殺し方のうまいやつなら、生かし方も心得ているはずだ……だてにエリア88のナンバー1、2といわれているわけじゃあるまい!!」(サキ)
「人殺しができるか!?」
「なら……おれの力になるのは無理だ……おれが今必要とするのは、人殺しのできるパイロットだ!!」(サキ)
「(追加レーダーの調子は)まあまあだったよ。なんとか生き残ってこられたし……また朝日をみることができるよ!!」(真)
4巻
「あたぼうよ! なんだって持ってくるのが、このマッコイの店のポリシーだ!! 金さえ出すならクレムリン宮殿だって持ってきてやる!!」(マッコイ)
「音速での殺し合い……コンバットと呼ぶにはあまりにも鋭利なすれちがい……」(真)
「おれたちは外人部隊……紙キレよりも薄い己の命……燃えつきるのにわずか数秒……」(真)
「こんなとこで死んでたまるか!! おれの機体は棺おけじゃないんだ!!」(真)
5巻
「兄上は本当は人一倍優しい心の持ち主なのです……こんな状態にならなければ、虫も殺せぬ人のはず……」
「だれがさせたのでもありません……かといって、みずから望んでするなんてとんでもないこと……運命だった……としかいいようがありません……」(リシャール・ヴァシュタール)
「みそこなってもらっちゃ困る……これでも一応、戦争のプロだ!! プロってのには契約があってね……その契約期間内はなにがあってもそれは破れない!!」
「死ぬことも契約のうちだ……天国にいくか、地獄に落ちるかは自由だが……」
「今のおれはサキの味方だ……悪いな……ボウヤ……この次、生きてたら考えさせてもらいたい」(ミッキー)
「暗闇の中でそのままひきずりこまれていく死の世界なんてごめんだ……地獄の火でこの身が焼かれようとも、燃えつきてしまうまで自分の目でみていたいと思う……」(真)
「(神は)人には希望を……男には勇気を……女には愛を……子どもたちには未来を……老人たちには安らぎを……おれたちみたいなカラスどもには鉛の弾を……与えてるのさ」(真)
「陽炎のむこう側は死……それを承知で命をさらす戦士たち……国のためか、信念のためか……おれたちはちがう……」
「おれたちは、自分の明日に命をかける……」(真)
「命をそまつにするのはおれたちだけでたくさんだ……そのためにおれたちは高い金をもらってやとわれているんだ……」
「おれたちは傭兵だ……帰る故郷もないし……たて直す人生も……ない……」(グレッグ)
「おれの信念は金を得ることではなく、死ぬことでもない……おれの信念は、生きぬくことだ」(真)
6巻
「なに……脱走ってのは、つかまった初日が一番やりやすいんだ……連中だってまさか初日にやるとは思わんだろ!!」(ミッキー)
「たとえ二倍の収益をあげても、事故をおこせば五百人近くが一度に死ぬんだ……増収分なんか全部ふっとんでしまう……」(整備員)
「みていろ……おれはこの屍を踏みこえて野望を実現させてみせる……」(神崎悟)
「たたいてもこわれんような顔してよくいうよ!! 腕も足も替え部品はあるから心配ねえよ!!」(マッコイ)
「ええ……あの人のためならどんなことでも耐えられますわ!!」(涼子)
「どこだって同じさ!! ロンドンだろうがアスランだろうが……私の命に明日の保証はないんだからな!!」
「帰るぞ……戦場へ!!」(サキ)
「かまわんさ。。親父の息の根をとめるまでみえていれば、十分だ。よしんばみえなくなっても、手さぐりででもノドをかき切ってやる」(サキ)
「まあな……中東には、いろんな国がおべっかを使いたがっているからな。力関係というのは、おもしろいもんさ」(サキ)
7巻
「ここの連中で、死んでいくのに犬死にじゃないやつなんているのかい?」(ミッキー)
「ま、このマッコイの商売台帳には仕入れ不可能なものはないはずだからな!! 何とかなるさ!!」
「ふふふふ……台帳にのってない仕入れ不可能なものが一つだけあった……死んでいったやつの魂……だけは……な……仕入れ不可……だ!!」(マッコイ)
「きみをここまでささえてきたのは、カンザキという男に対しての憎悪の心だ。本当のきみの戦いの時まで、その命……大事にな!!」(サキ)
「ケガは、ぬいあわせば治る!! 大量出血は輸血すれば何とかなる!! 手だって足だって、代用のものはいくらだって作れる!!」
「でもね……とまってしまった心臓を動かすってのは、本当にむずかしいのさ……」(医者)
「ムリをするから生き残ってきたんですよ!! でなきゃ……とっくに冷たい心臓かかえて砂の中……です!!」(真)
「この足に希望することは、機体にもぐりこむ時にはしごを登ることと、フット・バーをけっとばすことだけですから!!」(真)
「世の中全部の問題が、愛情で片づくとは思っちゃいないが、愛情ぬきで片づく問題も、おそらくないんじゃないか?」(ミッキー)
「あまいよ、ミッキー!! もう事態はそうこういってる段階じゃないんだ!! もう、たたきつぶすしかないんだ!!」(サキ)
「これで殺しあいさえなけりゃァな……おれはどんな空だって好きになれる……」(真)
8巻
「このサキ・ヴァシュタールの目の黒いうちは、アスランに一歩たりともいれさせん!! たとえ、敵とさしちがえても……ここは守りぬいてみせる!!」
「おまえたちを全部殺して、シカバネの山を作ってでも……だ!! ビビッて逃げようとする者がいたら……私がその場で射殺する!!」(サキ)
「さらば……アスラン!! 天国と地獄をもつ国!! ふたたびもどることはないぜ!!」(真)
「うるせェ!! 敵がきたら戦う……なんだっていい、飛べる機体ならそれで戦う……!!」(グレッグ)
「へっ!! なめくさって……こっちだって堪忍袋の緒はきれてんだ!! てめェらの血をみなけりゃおさまらねェんだよ!!」(ミッキー)
「エリアが燃える炎だけじゃ、天国までの道行き……暗くてたまらんとよ!! おまえらも燃えて、グレッグのあの世までの道を照らしてやんな!!」(ミッキー)
「動き方をしらない陸軍のせいで、エリア88のパイロットが何人死んだやら……」
「おれたちは、ラクダより安い命なのかね……」(真)
「でも……やっぱり人が生きて死ぬことにはかわりがないのよ」(涼子)
「シン!! 生き残れたら……いいな……!!」(ミッキー)
「生き残るさ……かならず!!」(真)
「新しい基地……鋼鉄の砂丘の上の悪魔の神殿……供物は血の色……男の命……か……」(真)
「パルテノン神殿……神々のおヒザもとで人殺しの訓練か……」(真)
「ゼウスは平和の神ではないさ。それに、我われは神々には縁がない」(ミッキー)
「あまりものごとを深く考えすぎると、思わぬとこでミスが生まれるぞ。たいていそれが一生をきめることになっちまうがな」(ミッキー)
「かってないい分かもしれんけど……結局……神様はおれたちの味方じゃないんだよ……」(ミッキー)
9巻
「世の中、いろいろな人間がいます……貧乏人や金持ち……美しいの……醜いの……強いの……弱いの……」
「人間は、けっして生まれたときから平等ではないんですがね……ひとつだけ平等に与えられているものがあります。それは生と死です」
「生まれたその瞬間から死も生じます……遅いか早いかだけで本人の意志とは関係なく……ね」(ラウンデル)
「ああ!! よくわかってたさ!! 何年も戦場で生きてきたんだ!! 死にいくやつの気持ちは、勘でわかる!!」(ミッキー)
「そのとおり……そして、我われも諸君に命令できる……死ね!! とな……」
「諸君は、それに対して拒否は許されない!! いずれにしても、まつのは死だから!!」(サキ)
「キム!! まだ……死んだほうがまし……か?」(真)
「いえ……生きていたほうが楽しいです……」(キム・アバ)
「よく覚えておけ……おれたちが生き残る方法は、射撃の技術でも飛行機の性能でもない!!」
「死んだほうがマシだとも思える状態でさえも、生きて明日をみるんだというその気持ちが……生き残らせるんだ。死ぬなよ、キム!!」(真)
「指揮官のつらいところはね、部下を、死においやる場合も必要になってくるということだよ……」(サキ)
「死んでたまるか!! 世の中……金がうなってるんだ!!」(マッコイ)
「必要以上に、部下にはかかわるな」
「連中に命令をくだすのは、おれたちなんだ。それが、たとえ死の命令であっても……だ」(ミッキー)
「まったく……戦いというのは、いつだってこうだ。名のりをあげんうちに刃を交えなけりゃならん」(サキ)
「外人部隊のパイロットは飛行機が手足だぜ。おりろといわれりゃ、どこだっておりてやらァな!!」(真)
「確率からいけば、今までもっと分の悪い作戦だって参加したぜ。でも、なんとか生き残ってきたんだ……」
「運だな……運次第ですべてがきまる……15%の損失に入ったやつは、それまでの運だ……」(ミッキー)
10巻
「(過去)外人部隊にでも入るか……」
「過去……国籍……経験を問わず……ただし……シャバとはしばらくお別れだ」
「シャバよりゃうす汚なくないかもな……」(グレッグ)
「外人部隊に母国は必要ない、金をだす国が母国(スポンサー)だという事をいっておいてやれ」(サキ)
「ちんたらアスランの戦争が終わるまで待つほど、あたしはヒマじゃございませんの。今やってる事業でとにかく大もうけして……アスランを丸ごと買い取ります!!」(安田妙子)
「敵の見分け方なんかかんたんさ……撃ってきたやつが敵だろ!?」(グエン・ヴァン・チョム)
「殺し合いに理屈はいらねェ!! 真っ先にしとめて生き残ったほうが正義さ!!」(グエン)
「ああ……やつ一人のために、全員が死ぬ訳にはいかん」(真)
「よくきけよ、グエン!! おれは好きで人殺しやってる訳じゃない!! そのかわり生きるためには敵・味方の区別はないんだ!!」
「おれに殺されたくなかったら、おれの活路の前をふさぐんじゃねェ!!」(真)
11巻
「この外人部隊から生きて除隊になる人間は、運が強かったといっても過言じゃない……残りの人生……その強運が幸福を導くよう祈っている」(サキ)
「もうもどってくるんじゃねェぞ!!」
「ここであった自分の事、仲間の事……そのタラップを上がってすぐに忘れろ!! 二度と思いだすんじゃねェ!! そしたら、必ず幸福になれる!!」(グレッグ)
「そうだな……生き残っていればあと一年ぐらいかな……ま、生きていれば……の話だ」
「(更新なんて)するもんか!! 二度とここへはもどってこない!! きれいさっぱり忘れてやる!!」(真)
「でも……ま、ここで戦争のケリがついちまったって、またよそ行ってやるさ。戦争ってのは、世界中のどこかでいつもやってるからな」
「産婆と葬儀屋と兵隊に、失業の心配はいらねェよ」(グエン)
「一つ一つ……野望の階段を登るというのは、楽しい事だな!!」
「おれは地球を握れると思うか? ジュリオラ……」(神崎)
「まだ若いパイロットだな……キムより、ちょっと上ぐらいか……」
「おまえにも限りない未来があるかもしれんが……おれにだってある……おまえに渡すわけにはいかないんだ……」
「敵にまわったのを不運だと思え!!」(真)
「経済大国にしてみれば……我われ政府軍が勝とうが反政府軍が勝とうがどうだっていいことだ」
「ヘタに手をだして騒動にまき込まれるより、適当に武器を手渡しして自分たちの口をうるおしたほうが、得策だと考えておる」
「死肉に群がるハゲ鷹どもめ!!」(サキ)
「軍本部のバカどもが考える作戦なぞ、我われには必要ない……悪魔の生きる道なぞ、しょせん天国を信じている人間なんかにはわかりもしない」(サキ)
12巻
「日本に帰って……涼子……おまえを抱きしめるにはもう、おれは汚れすぎている……生きるためのいい訳にしては、手を血に染めすぎているよ……」(真)
「しゃらくせェ!! 並の飛行機乗りならいざしらず、こちとら筋金入りの艦載機乗りだぜ……車輪が甲板離れた時から、全開戦闘ができるんだ!!」(ミッキー)
「おれは、まだ独身(ひとりみ)さ……おれと一生をともにしようなんて女は……いない……」(ミッキー)
「信用してもらう為に生きてる訳じゃない……生き残ってるから信用がついて回るだけだ。死んだ人間に命を預けるバカはいない」(真)
「飛行機つくるやつはシャバの人間さ。ここはシャバじゃない。三途の川の向う側だ……」(真)
「(連中は)死にたくもないけどぬるま湯にひたった生活もいやなんじゃないですか?」
「戦争という手段の善悪は別にして闘いは男の本能でしょう……闘争の良否は結果が出てから歴史が決めることです……」(ラウンデル)
「単機パトロールは本来危険だからやらないのが軍隊の常識だ……だが88のパイロットは単機で動いたほうが安全なのさ。それだけの腕はもってるだろ?」(真)
「おれたちは傭兵だ。金で命の売り買いする……おれたちが選択することができるのは好きか、きらいかではない……生きるか、死ぬか、の二つに一つだ!」
「笑われようがなじられようが傷つくようなプライドなぞ持ちあわせちゃいない……軽蔑すら……生きるという快感の前では効力を失うさ」(真)
「武器の可能性というのはアイデアだ。性能を満たすのは技術の問題だ。私ならその対空地雷のアイデアは捨てんぞ」(サキ)
13巻
「体当たりはさせんぞ!! 肝に命じておけ! 我われの存在は生きていてこそ脅威なのだと!」(サキ)
「戦いというものは非情でね……勝利と敗北は背中あわせなんだよ!」(サキ)
「勝算のない戦争なんざ、いつだってやってきたさ……今に始まったこっちゃない」(グエン)
「そう……傭兵だ。金でやとわれて命をはるのが仕事だ……でもサキは金を払ってくれるだけじゃないのさ……」
「口では説明しにくいな……だが88のパイロットはほとんどがそれをしっている。立場をいっしょにした者だけがわかるのかもしれんがね」(真)
「拷問による苦痛で自白するよりは、死ぬでしょうね!」
「撃墜されて砂漠にほうりだされれば死んだも同じ……どこで死ぬのも同じなら、好きな人の近くのほうがいいわ!」(セイレーン・バルナック、通称:セラ)
「おれはどっちにも属さない! 好きにやる!! けじめだけはつけときたいからな……」
「残留と考えてもらっていい……だが、この基地やあんたと運命をともにする気はない!」(ミッキー)
「(涼子に)伝言をたのむ! 風間真は死んだ……と……長い傭兵生活で人殺しをやりまくって、最後は血と泥にまみれて死んだと伝えてくれ……」
「骨も残らず、灰になってアスランの砂と散った、と……な……」(真)
「おれには、もう資格がないんだ! 血で汚れたこの手で……彼女の手をとることは、どんなに慈悲深い神さまだって許さないだろうよ!」(真)
「88(ここ)は……女の死に場所ではない……あんたには悪いができの悪い娘だ……パイロットや兵士としての技術は一人前だが……心は優しい娘のままだ……傭兵としては水準以下だ!」
「彼女は戦場に命をかけるべきではない……」(真)
「父親として娘のことを思って……人間の心にもどって死んだんだ……おれたちが死ぬ時は、人の心にもどれるかどうかもわからん……どうこういえる立場じゃない……」(真)
14巻
「大丈夫よ安田さん! 心配しないで!! 真は生きているわね! そうでしょう!!」
「それはね……魂がよびあうからよ……」(涼子)
「ソリア姫……戦いの中や、歴史の流れの中で……女の愛は、どこへいきつくのでしょうかしら……? 教えて……くださいます?」
「つかの間の愛を得た女から……永遠の愛を得た女への、たったひとつの質問……お答えいただけますかしら?」(ジュリオラ・エッティ)
「自分でも不思議に思うことがある……なぜ怖くないんだろう? もしかしたら……これでシャバとおさらばかもしれないのに!」
「だが……その問いかけと同時に、きまってでる答は……こうだ!! 戦え!! 戦え!! おまえは戦闘機乗りだ!! そうさ……おれは戦闘機乗りだ!!」(ミッキー)
「いつだってそうだ……弱者に神は生きる権利なんか与えちゃくれない! 弱者がただひとつ与えられるのは……みじめな敗北だけだ!」
「おれは負けない! 弱者になるのはごめんだ! 敗北はごめんだ!」(グエン)
「おれたちは傭兵だ……どっちについてもロクな死に方はせんさ! でも……どうせ死ぬなら空で死にたいぜ! 穴の中はごめんだ!!」(グエン)
「では……(残った理由を)いおう! あんたがくたばるのをぜひ、この目でみたいのさ!」(真)
「おれがくたばるのをみるのはいいが、見物料は高くつくことになる……おまえたちの命で払ってもらうぞ!」(サキ)
「傭兵どもの身体を雇った司令官は何人もみました……しかし……心まで雇った人をみるのは初めてです!」
「エリア88は健在です。蒼穹の騎士たちとともに!」(ラウンデル)
「シンの心を守るのはあなた……でも、シンの身体を守れるのはあたし……よく覚えておいて!!」(セラ)
「待機してるわけでもない。今夜……作戦があるわけでもない。明日……総攻撃があるわけじゃない。今日と同じ一日が無限に続く……」
「無限に……平和な同じ……一日……くそっ!! なんで……こんなにイラつくんだ……」(真)
「用がないなら通してもらおうか……遊びにつきあうほど世なれちゃいないんだ……」(真)
「捨てゼリフ……か……いいね……また次に生きて会える可能性がある……」
「おぼえてやがれ……か。あは……とてもいい言葉だ!」(真)
15巻
「だるい……手足が鉛でできてるようだ……身体が腐っていくようだ……」
「ミッキー、おまえもこうだったのか……そして88から無事に生きて帰ったみんなも……この地獄をみたのか……」(真)
「だめだ……おれは……おれは……この砂漠(パリ)では生きていけない……水も食料も平和もいっぱいあるのに……心がどんどん渇いていく……」
「もう……この汚れた手は二度ときれいにならん……もう……二度と平和の中で幸せをつかむことなんかできないんだ……これが報いだ!」(真)
「平和な時間の中では、どうかなっちまいそうな心の不安……死と隣あわせの場所では、快いほどの緊張感……」
「どこかへいこう。だれもしらない、どこか遠くへ……自分の死に場所ぐらいは、自分で選びたい」(真)
「あばよ、88……世話になったな……まずいメシでもけっこう食えたぜ」(ミッキー)
「家族のもとへ帰れ……私は……すでに反逆者だ」(サキ)
「おれは、ずっと昔に死んだよ……もう、とっくの昔にな……今まで墓がなかっただけさ」(ミッキー)
「報酬なしで戦争やるのは、傭兵じゃない。ましてや勝目のない戦だ……よほどのお人好しか、さもなくば……」
「戦争大好きの人殺しだ」(サキ)
「あいつらがアスランを乗っとった以上、おれは死ぬチャンスを失った……このままではすまさん……他人に人生を裁かれるなんざ、ごめんこうむる」(サキ)
「道化で死ねたやつは、まだ役どころがよかったほうさ……産まれおちたときから道化の人間よりはな」
「せめて、芝居の幕は自分でおろしたい。悲劇か喜劇か……そんなこたァ、あの世できめても遅くなかろう!! いくぞ、ミッキー!!」(グエン)
16巻
「正義の味方はつねに苦労するのさ」(真)
「雇い主はだれだっていい……老若男女は問わない……ただし、お互いのプライバシーは可能な限り守りたい。私にとって、きみの地位や財産はどうだっていいことだ」(ニップル)
「政治に、よい悪いはないんだ……方法が適しているかいないかのどちらかでね……」(ニップル)
「おたがい……生き残れたら、そのあとのことは考えましょう。今は生きることが先決です」(真)
「裏切りにはなれている……」(真)
「ええ……戦争は人種に関係ないですよ……」(真)
「そうさ……守るものなんて……ありゃしない……全部捨てたはずさ……88の連中はみんな……そうだ」
「過去も……未来も……微笑も……涙も……そして、愛すら投げ捨てたさ……だが、たった一つだけ捨てきれなかったものがある」
「男の尊厳だ……」(ミッキー)
「この世に男として生をうけたなら、生きて……生きぬいて……息の根がとまるまで、男として生きる」
「たとえ……この体が灰になってもな……男の尊厳とはそんなものだ……」(ミッキー)
「兵器業者の間じゃ、人間の命ほど安いものはないんだ!! おまえさん一人いなくなったって地球はまわるんだよ!!」(マッコイ)
17巻
「きさまに……空で死ぬ資格なぞあるもんか……」(真)
「由来はどうあれ、金は金です。我われには預金以上でも以下でもありません」(ショーン・デバイス)
「そうだな。金も払わずに頼みをきいてくれるのは、神さまだけだ」(サキ)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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