「暁のヨナ」の名言・台詞まとめ

マンガ「暁のヨナ」の名言・台詞をまとめていきます。

 

暁のヨナ

1巻

「あの頃は私…城の外がこんなに寒いって事、知らなかった」(ヨナ)

 

「顔はね、私もそこそこ可愛く生まれたと思うわ」
「でもね父上、この髪! どうしてこう赤毛でくせっ毛なのかしら」(ヨナ)

 

「姫様のお髪(ぐし)が変などと誰が申しましょうか」
「あえて申し上げるなら、頭(のーみそ)が変ですね」(ハク)

 

「大丈夫、こうすれば他からは見えません」
「もう、泣いてもいいんですよ」(スウォン、子供時代)

 

「ヨナの涙がこぼれたら、誰かに見られないようにぬぐってあげます」
「だから、明日は笑って」(スウォン、子供時代)

 

「ばかね」
「心臓の音がうるさくて、余計眠れないじゃない」(ヨナ、子供時代)

 

「お前がどれだけ望んでも、スウォンを与える事は出来ない」(イル)

 

「お前は高華王国の皇女」
「お前の夫となる者は、この国の王となる者なのだ」(イル)

 

「傍に寄らないで下さい」
「勘違いしそうになる」(スウォン)

 

「(勘違いじゃなかったら?) …困ります」
「貴女が急に女性に見えて、困ります」(スウォン)

 

 

「私は好きですよ、ヨナの髪」
「キレイな紅(あか)…暁の空の色です」(スウォン)

 

「見てたからな、昔っから」
「あの2人には、ま何つーか、幸せになってほしいと思ってる」(ハク)

 

「イル陛下はもう目を開けません」
「私が殺しました」(スウォン)

 

「…貴女は知らない」
「私が、この日の為に生きてきた事を」(スウォン)

 

「私は父上の敵(かたき)を討ち、父上の遺志を受け継ぐ者として」
「私は、この高華の王となる」(スウォン)

 

「多くを望んだわけじゃない」
「スウォンの笑顔を見られれば、それで良かったのに」(ヨナ)

 

「…俺は陛下からあんたを守れと言われている」
「何があろうと俺は、それに絶対服従する」(ハク)

 

「──弱い王など……この国には必要ない」(スウォン)

 

「私……宴の時……父上が泣いて喜んでいたのに、一言もいわなかったわ」
「ありがとう……って」(ヨナ)

 

「ここは父上の城よ…父上を置いて…」
「どこへ…どこへ行こうというの…?」(ヨナ)

 

「どこへでも行きますよ、あんたが生きのびられるなら」
「それが陛下への、想いの返し方です」(ハク)

 

「あんなクソッタレにやる命なんて、持ち合わせてねェですよ」(ハク)

 

「死なないでね……ハク」
「死んだら……許さない…から…」(ヨナ)

 

「俺は”貴族”ってのが面倒で仕方ないんですよ」
「城に入ったり将軍になったりすれば、家でのんびり昼寝も出来ない」(ハク)

 

「陛下は武器はお嫌いなのでしょう?」
「なら、武器も持たずに人を護衛する世にも貴重な人間を探して下さいよ」(ハク)

 

 

「全くあんたら親子は、どうも放っておけない」
「それに、この王は臆病などではない」(ハク)

 

「イル陛下、今もどこかで俺らを見ておいでか…?」
「あなたの心残りは俺が守る」(ハク)

 

「そして必ず、あなたの城へ戻ります」(ハク)

 

「私はずっとずーっと、あのまま3人で風邪ひいて寝てたかったです」(スウォン、子供時代)
「別に…風邪ひいてなくても簡単だろ、一緒にいることくらい」(ハク、子供時代)

 

「もう、3人で見上げたあの空はどこにもない」(ヨナ)

 

「共に過ごした日々も、大事にしていた姫さんも全てを壊して」
「お前はそれで満足なのか? スウォン」(ハク)

 

「黙ってしがみついてな、お姫さん」
「俺を道具だと思えばいい」(ハク)

 

「陛下がいない今、俺の主はあんただ」
「あんたが生きる為に、俺を使え」
「俺は、その為にここにいる」(ハク)

 

「俺はスウォンを許さない」
「だがそれ以上に、俺はあんたに生きて欲しい」(ハク)

 

「何でもいい、今はあんたを繋ぎとめられるのなら」
「たとえそれが、未だ捨てきれない想いでも」(ハク)

 

2巻

「温かいもの、おいしいもの、たくさんもらったの」
「あんなに美味しいごはん、初めて食べた」(ヨナ)

 

「風の部族はムンドクみたい、あったかくてほっとする」(ヨナ)

 

「(賞金首?) いいねぇ、高華一の悪党にでもなるか」(ハク)

 

「ハクやムンドク、やさしい風の部族の人達」
「強い痛みもあるだろう、激しい怒りもあるだろう」(ヨナ)

 

「胸にしまって笑う、誇り高い風」
「この人達を巻き込んではだめ」(ヨナ)

 

「あったかいごはんをくれて、涙をぬぐってくれて、元気をくれてありがとう」
「お世話になりました」(ヨナ)

 

 

「死にたいと思った夜もあったけど、この小さな体で苦しさなんか微塵も感じない」
「笑顔と強さが私に勇気をくれたの」(ヨナ)

 

「私、忘れない」
「テヨンとここの人達を」(ヨナ)

 

「ハク──」
「私ここを出る、一緒に来なさい」(ヨナ)

 

「…あげられるものなんて何もないわ」
「でも、お前が欲しいもの」
「私にハクをちょうだい」(ヨナ)

 

「いつかあなたが再び絶望に立たされ、助けを求めた時」
「我ら風の部族は誰を敵にまわしてもお味方いたします、どんなに遠く離れても」(ムンドク)

 

「私はこの国の姫を名乗っていたのに、知っているのは緋龍城だけ」
「『知らない』、なんて愚かな響き」(ヨナ)

 

「準備運動もしましたし、働きましょーか」
「離れないで下さいよ、お姫様」(ハク)

 

「神に問う前に、自分に問うことがあるはずよ」(ヨナ)

 

「私は何も知らない姫だが、道理もわからぬ者の言葉に耳を貸す程」
「落ちぶれてはいない!!」(ヨナ)

 

「ぬくもりをくれたあの少女も、踏みつけて切り捨ててここまで来た」
「だからもう、迷いはしない!!」(スウォン)

 

「私はこの高華国を先々代国王の時代のような強国へと再生させる」
「立ち塞がるものがあれば、たとえ天でも私はねじ伏せる」(スウォン)

 

「俺はユン」
「ただの通りすがりの美少年だから忘れていいよ」(ユン)

 

3巻

「僕は神様の声を皆に伝えるのが仕事」
「この世界のあらゆる事を神様に教えてもらうんです」(イクス)

 

「助けてもらうのが当然だと思わないで」
「あんた、まだ助けた礼の一言もないじゃない」(ユン)

 

「(キライ?) 彼女も彼女なりに闘ってる」(イクス)

 

「教えてほしいの、あなた達神官の事」
「私は何も知らないけど、阿呆のままいたくない」(ヨナ)

 

「人里は貧しい人間であふれてる」
「豊かなのは一部の都だけ」(ユン)

 

「イクスは優しすぎだから全てを助けようとして、できなくて心を病んだことがある」
「あいつは俺がいないとダメなの」(ユン)

 

「勝手に行かないで」
「ハクだけは、そばにいなきゃダメ」(ヨナ)

 

「私は何もしないでじっとしてるべきなのかと思っていた」
「でも追われて、ハクを殺されそうになって、自分も死にかけて」(ヨナ)

 

「血が熱くて、沸騰しそうに熱くて」
「私だって自分の足で立って歩ける」(ヨナ)

 

「生きたいと思ったの」
「私もハクの命も、決して奪わせやしない」(ヨナ)

 

「あなたが”生きる”という事は、普通に平和に暮らすのとは違う」
「あなたが生きるという事は、この高華国の大地を揺るがす嵐を起こすという事」(イクス)

 

「あなたがただ真っすぐに生きたいのなら、熱き血潮を止められぬのなら」
「あなたに神の声を伝えましょう」(イクス)

 

「闇 落つる 大地」
「龍の血により 再び蘇らん」
「古の 盟約に従い」
「四龍 集結せん時」
「王 守護する 剣と盾が目覚め」
「ついに 赤き龍 暁より還り給う」(神様の声)

 

 

「四龍の戦士を探しに行かれよ」
「彼らは今でもこの国でひっそりと龍の血を受け継いでいる」(イクス)

 

「貴女はあの夜奇跡的に命を拾い、城から奇跡的に逃げのび」
「この奈落の崖に落ちて奇跡的に無事でした」(イクス)

 

「それはもう奇跡ではなく、ここへ導かれる天命だったのだと僕は思います」(イクス)

 

「伝説の四龍をもし見つける事が出来たなら」
「それは貴女の私事ではなく天命なのです」(イクス)

 

「しかし天は道を示すだけ」
「歩いてゆくのは貴女自身です」(イクス)

 

「もう治りました」
「死にませんよ、俺は」(ハク)

 

「何とかして前に進みたいの、私も強くなるから」
「私に剣とか弓とか教えて、覚えるから」(ヨナ)

 

「不条理なまま死ぬのは嫌、お前を失うのはもっと嫌」
「その為なら、神の力だろうと私は手に入れたい」(ヨナ)

 

「ま、姫様の思し召しなら」
「その天命とやらに賭けますか」(ハク)

 

「神だ何だってうさんくさいけど」
「あいつが嘘つけないヤツだってのは俺が一番知ってる…し……」(ユン)

 

「イクスって…私の父上に似てる」
「頼りなくて泣き虫で頭に花咲いてて、でも可愛い人」(ヨナ)

 

「君は…ここを出て…姫様達の手助けをしてあげて」
「君は…君はこんな所にいていい子じゃない、世界を見ておいで」(イクス)

 

「なあイクス、知らないだろ」
「俺にとってあんたの言葉は絶対なんだよ」(ユン)

 

 

「だから結局あんたが行けと命じるなら、俺は行くんだ」
「それはきっと、俺の天命ってヤツでしょ」(ユン)

 

「(剣術?) ──姫さん…あんたに人が殺せるのか?」(ハク)

 

「撃退といっても、都合よく敵が逃げるわけじゃない」
「殺すもしくは再起不能にする、あんたに出来るか?」(ハク)

 

「敵わなくても殺せなくても、自分やハクが逃げるスキを作るくらいはやりたい」(ヨナ)

 

「イル陛下は決して姫に武器を触らせなかった、俺は今陛下の命に背きます」
「なぜ陛下が武器を嫌ったのか、よく考えてみて下さい」(ハク)

 

「…生半可な気持ちなら、武器は持たない方がいいよ」
「人を殺すか殺さないかの話」(ユン)

 

「俺らが生き残るには容赦なく急所を狙う一撃必殺の技か、卑劣な手段か」
「ココ、頭脳戦しかないってこと」(ユン)

 

「スキを作ったり手加減したりなんて器用なマネは」
「あの雷獣さんだから出来る事なんだよ」(ユン)

 

「弓を引くということは、命を奪い奪われるということ」(ヨナ)

 

「父上、奪わなければ」
「奪わなければ私は今、生きてゆけません」(ヨナ)

 

「(殺したい相手?) そんな相手、私にはいない!」(ヨナ)
「そうか、じゃあ……俺をスウォンだと思って射て」(ハク)

 

「…お前のそういう所、嫌いよ」
「それでも…お前を守る為なら、誰かを犠牲にしてでも武器を手にしたいと望むの」(ヨナ)

 

「…守るとかそういう事言うな」
「欲が出る」(ハク)

 

 

「──とにかく、守るのは俺の仕事です」
「俺を道具だと思えって言ったでしょう」
「道具の心配はしなくていいんです」(ハク)

 

「決めた事よ、後戻りなんてしない」
「でも白龍がダメだったら私をもっと鍛えてね、ハク」(ヨナ)

 

「私は古より受け継がれし白き龍の血を引く者、お待ちしておりました」
「我が主よ」(キジャ、白龍)

 

「私…あなたの王でも主でもないわよ」
「私は自分と仲間を守る為に神の力を欲しがる不届き者」(ヨナ)

 

「他の3人の龍も手に入れようと旅をしてるの」
「最初にあなたの力を借りたい、いいかしら?」(ヨナ)

 

「あなたが誰であろうとどんな目的があろうと、私は今からあなたの龍です」
「私の中の血がそう告げているのです」(キジャ)

 

「ハクは私の幼馴染で、城を出てからも独りになってからも見捨てずそばにいてくれたの」
「大事な人なの、ハクは一緒じゃなきゃ嫌!!」(ヨナ)

 

「お仕えする主が現れたのだぞ」
「その方が我が力を必要とされているのだ」(キジャ)

 

「歴代白龍が今この時の為に残してきた力を」
「旅立ちの日まで皆に甘えていては天罰が下ろう」(キジャ)

 

4巻

「不用意に…触れぬほうがよいぞ」
「数千年…主を守る為に待ちつづけたこの力…私でさえ抑えがきかぬ」(キジャ)

 

「俺はいいと思うぜ」
「白き龍神様のその血腥(ちなまぐさ)い闘いっぷり」(ハク)

 

「うれしいねぇ」
「城にいた頃は本気で俺について来れるヤツはいなかった」(ハク)

 

「そうね…山賊は恐くない」
「あの夜以上に恐い事は、私にはないの」(ヨナ)

 

「私がいるのだから(姫様に)武術など必要ないのに」(キジャ)
「ああ、俺がいるからな、姫さんは何もしなくていいんだ」(ハク)

 

 

「だが姫さんは、己の無力を許さない」(ハク)

 

「…闘わせたいわけじゃない、でも見ていたいと思う」
「困った事に、人間らしくあがく姿を」(ハク)

 

「(役に立ててるか?) 当然、キジャのかわりなんていない」(ヨナ)

 

「キジャ、私は緋龍王ではないわ」
「…緋龍王ではないけど、私はあなたが欲しい」
「勝手でごめんなさい」(ヨナ)

 

「私が青龍に会わなきゃ」
「それは私の役目だと思うの」(ヨナ)

 

「今度はちゃんと戻って下さいよ」
「でないとこの先、うぜェくらい側から離れませんからね」(ハク)

 

「今はまだ出来ないけど…」
「いつかはハクに自由をかえしたいと思う」(ヨナ)

 

「赤き龍の尊さをも忘れた不届き者共」
「あの御方に近づくこと、この白龍が許さぬ」(キジャ)

 

「…私は、あなたに会う為にここまで来たの」(ヨナ)

 

「青龍、あなたの力を借りたいの」
「私と一緒に来てほしい」(ヨナ)

 

「呪いがどんなものかは知らない」
「でもあれが呪われた者の手だというなら」(ヨナ)

 

「あなたが恐ろしい呪いを持っていたって、私は全然構わない」(ヨナ)

 

5巻

「知ってる事があったら言え、仲間の命がかかってるんだ」
「早くしろ、悪いがなりふりかまっていられないんでね」(ハク)

 

「くやしい…あなたがひとりでいるのがくやしいわ」
「会ったばかりのあなたの力になりたいなんて、私の思い上がりかな…」(ヨナ)

 

「私が生きること、あなたが生きること、無意味だなんて言わせない」
「だからこんな暗闇打ち破ってあげる」(ヨナ)

 

「青龍が青龍のまま手足をのばせる場所に、必ず連れていくからね」(ヨナ)

 

「本当はもうわかっていたんだ」
「彼女を初めて見た時から、あの少女の傍らに光ある場所があると」(シンア、青龍)

 

「あなたは破滅なんかじゃない」(ヨナ)

 

「ハクは私のこと、姫って呼んで」(ヨナ)

 

「ユン達はいいの」
「ユン達とは姫として出会ったんじゃないし、仲良くしてくれて嬉しい」(ヨナ)

 

「でもお前だけは姫って呼んで」
「私が父上のイル国王の娘であること、忘れないでいて」(ヨナ)

 

「この国の誰が忘れても、お前だけは父上とその娘を忘れないでいて」(ヨナ)

 

「武器も争いもなく、誰も傷つかない世界なんて夢物語でしかない」(ハク)

 

「だがそれが理想だと言って揺るがなかった王を」
「俺は愚かだとどうしても思えなかった」(ハク)

 

「愚かだと思う主に俺は従ったりしない」
「緋龍城で守りきれなかった事、俺は生涯悔やむだろう」(ハク)

 

「口説き方が美しくないんだから仕方ない」(ジェハ、緑龍)

 

「女性に乱暴した上に逆ギレとは」
「美を学んで出直しておいで」(ジェハ)

 

「人の自由を奪うというのは、この世で最も醜い行為だよ」
「そういう奴らは腐って土に還って薔薇にでも生まれ変わればいいんだ」(ジェハ)

 

「伝説の四龍? 守るべき主?」
「くだらない」(ジェハ)

 

「生まれた時から決まった宿命(さだめ)など、僕の美学に反するね」(ジェハ)

 

「逃げきってみせるさ、宿命から」
「緋龍王が現れたって、僕は蹴り飛ばしてみせるよ」(ジェハ)

 

「(何の力もない?) わかってる、ユン…」
「でも私は、無力であることに甘えてはいけない…」(ヨナ)

 

6巻

「僕は守るべき人は自分で選ぶし、死ぬ場所も自分で決める」
「だからお嬢さんに力を貸す気はないよ」(ジェハ)

 

「……ジェハ、そんなに威嚇しなくても大丈夫よ」(ヨナ)

 

「わかった、あなたの事は諦める」
「私はお願いしているのであって、命令しているのではないもの」(ヨナ)

 

「本当はすっごく残念よ」
「なぜかしら、四龍に会うととても離れ難い気持ちになるのは」(ヨナ)

 

「役人に殺される子供を見たの」
「思い出すと今でも怒りで震えが止まらない」(ヨナ)

 

「役人にも、ヤン・クムジにも」
「何も出来なかった自分にも」(ヨナ)

 

「だけど、私にも引けない理由がある」(ヨナ)

 

「こんな簡単な仕事…こなせ…なきゃ…」
「ギガン船長はもちろん…ハク達…にも…」
「あわせる顔…ないもの」(ヨナ)

 

「ハクやユン…キジャやシンアが大怪我してたとして」
「たとえば千樹草があれば治るものであったなら私は、何があっても取りにいく」(ヨナ)

 

「たとえ矢の降る戦場の真ん中に生えていても取りにいく」
「そう思えば、どこへだって行けるよ」(ヨナ)

 

「足よ動け、少しずつでも一歩ずつでも!!」
「この恐怖に打ち勝てばきっと、欲しかった強さに近づける気がするから」(ヨナ)

 

「見損なわないでほしいな」
「僕は本来、女性は真綿でくるむように大事にする主義なんだ」(ジェハ)

 

「女だって闘わなきゃならない時があるんだ」
「ナメんじゃないよ」(ギガン)

 

「(恋人?) まさか、大事な預かりモンだ」(ハク)

 

「私、少しは強くなれた?」
「少しはハクに近づけたかな?」(ヨナ)

 

「姫さんが自由に生きる」
「それで満足しとけ、バカ野郎」(ハク)

 

「今更、欲なんて顔を出してくれるなよ」(ハク)

 

「私が、私が人身売買収容所に潜入して、船から花火を打ち上げます」(ヨナ)

 

「私にしか出来ない仕事でしょう?」
「私にも闘わせて下さい」(ヨナ)

 

「ヨナ、安心していいよ」
「俺、負ける戦には出陣しない主義だから」(ユン)

 

「どうしてそんな…無謀な事ばかりするんですかね、このお姫様は…」
「時々…縛りつけておきたくなんだよ」(ハク)

 

「この町をこんなふうにしてしまった責任が、私にもある」
「だから私は闘うの」(ヨナ)

 

「…情けないと思う?」
「ヨナがあんなに気丈なのに、俺が震えてるなんて」(ユン)

 

「でもね…だからこそ俺はいいんだ」(ユン)

 

「誰よりも慎重に、誰よりも生き汚くなれる」
「誇れるほどにね」(ユン)

 

「雷獣、大丈夫だよ」
「俺が行くからには、絶対にヨナは死なせない」(ユン)

 

「面白くなってきたじゃない」
「俺は痛み忘れないよ、百倍にして返してやるかんね」(ユン)

 

「あなた達の言うバカが手を差しのべたら、信じてその手を握り返して」
「生きたいと思うのなら、どうか死にもの狂いで生き抜いて」(ヨナ)

 

「何でもよい」
「そなたが私と同じ気持ちならば、それだけで背中を預けて闘えるのだから」(キジャ)

 

7巻

「昔の俺だったら、自分の命を最優先に考えた」
「自分が逃げきる一番効率の良い方法を考えた」(ユン)

 

「でも今は」
「イクス、俺ばかになったのかも」(ユン)

 

「今はヨナとこの町の人を守らなきゃ」
「ヨナの勇気を無駄になんてさせない」(ユン)

 

「──まったく…君って子は」
「本当にやってのけるとは、かっこいいじゃないか」(ジェハ)

 

「そんな事より、むやみに近寄らない方がいい」
「殺してしまう」(ジェハ)

 

「彼女に危害を加えた君達に手加減できる程、僕は聖人君子ではないからね」(ジェハ)

 

「(宿命?) …知らないよ」
「ただ…どうも目の届く所にいてくれないと落ちつかない」(ジェハ)

 

「愚問でしたね、あなたが無事なのだ」
「それはきっと彼が今もあなたを命懸けで守りぬいているからなのでしょう」(スウォン)

 

「私を…殺したいですか…?」
「当然ですね」(スウォン)

 

「でも今はまだ、死ぬわけにはいかないんです」
「私には、私にはやるべき事があるから」(スウォン)

 

「(いい女?) ……そうですね」
「とても……忘れがたいひと…です」(スウォン)

 

「ああ…(槍は)あまり町じゃ持ち歩かないようにしてたんだけどよ」
「近頃平和ボケしてたから、戒めだ」(ハク)

 

「今朝は不覚にも寝入っちまいましたが…」
「一応専属護衛なんでうぜェくらい隣にいるから、なんかあったら呼んで下さいよ」(ハク)

 

「四龍なんて関係ないよ」
「今までもこれからも、自分で選び進んだ道を行くだけ」(ジェハ)

 

「何も僕の美学に反してはいない」
「今はただ、君を放っておけなくてね」(ジェハ)

 

「──では改めて、僕の名はジェハ」
「右脚に龍を宿す美しき化物(ばけもの)だよ」(ジェハ)

 

8巻

「城にいた頃は生き物の命を頂くということ…何も感じていなかったの」
「目をそらすということは、この子の命があることを無視することなんだわ」(ヨナ)

 

「気付くとか気付かないとか、ゼノはのんびり旅してるだけだから」
「他の龍とかあんまり気にしない」(ゼノ、黄龍)

 

「私はあなたが黄龍だと思うわ」
「うまく言えないけど、あなたの纏う空気は普通の人とは違う」(ヨナ)

 

「黄金のあたたかい日だまりみたい」
「初めて会ったけれど、あなたといると明るくなれるの」(ヨナ)

 

「王を守護する剣と盾が現れるには、もう少し時間が必要なようです」
「その時が来たら、きっとわかるでしょう」(イクス)

 

「どうして皆、本題を避けるの?」
「娘さん、四龍を集めてどうしたい?」(ゼノ)

 

「娘さんとそこの兄ちゃんは城を追われたって事だから、戦力がいるのはわかる」
「生きる為に」(ゼノ)

 

「でも、それから先は?」
「ずっと逃げるだけ?」(ゼノ)

 

「違う? なら…王位を簒奪したスウォンを討ち」
「緋龍城を、玉座を取り戻そうとお考えか?」(ゼノ)

 

「できるかできないかじゃない」
「その気があるかどうかだよ」(ゼノ)

 

「それに本気で四龍の力を使えば、城一つ落とすのも不可能じゃない」(ゼノ)

 

「私…初めて城の外の人と話して、父上が禁じた武器を手にボロボロになるまで歩いたの」
「聞こえてきたのは、亡くなった父上と変わらない現状への恨みの声」(ヨナ)

 

「悔しかった」
「最も平和を愛する父上の国は幸せではなかったのだから」(ヨナ)

 

「悔しかった」
「知れば知る程、私の力はあまりに弱かったから」(ヨナ)

 

「でも必死に手を伸ばしたら、伸ばし返してくれる人がいた」
「引き上げる力が足りなかったら、後ろから手を貸してくれた人もいた」(ヨナ)

 

「私はこの国に、守りたい人がたくさんできた」(ヨナ)

 

「阿波の闘いの後から…考えていたの」
「高華国にはまだ……阿波のような町があるんじゃないかって」(ヨナ)

 

「だから私はこれから大地に立って高華国を見渡し」
「苦境につぶされる人々を助けたい」(ヨナ)

 

「父上…お許し下さい」
「私はあなたの国を守るため、武器をとります」(ヨナ)

 

「そしてこれは決して、城の中ではできないことなの」(ヨナ)

 

「私、阿波でスウォンと会ったの」
「憎いと思った…許せないと思った…」
「の…に…剣を…抜けなかった…」(ヨナ)

 

「…どんなに愚かで理解されずとも、捨てられない情は確かにあります」(イクス)

 

「自らが許せず心の臓を止めようとしても」
「また走り出す心に絶望する事もあるでしょう」(イクス)

 

「緋龍王は仰った」
「我は人間だ。人に憎まれ人に裏切られても、人を愛さずにはいられないのだ」(イクス)

 

「だから僕は、人が愛しいと思うんです」(イクス)

 

「天賦の才がそんなに輝かしいか」(ジュド)

 

「大地を引き裂く勢いで現れた虎ばかりに目を奪われ」
「お前が言う兎が本当はどんな姿をしているかもわからんとは」(ジュド)

 

「貴様も、貴様に心酔するここの部族共も、そろいもそろって節穴だな」(ジュド)

 

「ここが戦場ならば──」
「俺ばかりを見ていて戦況に気付かないお前は愚王となるだろう」(ジュド)

 

「私は好きですよ、グンテ将軍」
「そして、ますます彼が欲しくなりました」(スウォン)

 

「もし…いずれ本当に戦という手段を取らざるをえなくなった時」
「彼が率いる地の部族兵の士気は恐らく五部族一でしょう」(スウォン)

 

「その勢いは必ず高華国の力となる」(スウォン)

 

「私もハクが危ない目にあうのは恐いよ」
「だからこそ絶対に、ハクを盾にしたくないの」(ヨナ)

 

「俺は見せてやりてェよ、あんたを」(ハク)

 

「ムンドクのジジイに、イル陛下に、あんたを城から追い出した馬鹿野郎共に」
「高華国中の民に」(ハク)

 

「”見ろ、これがヨナ姫だ”」(ハク)

 

「”髪を捨て剣を取り、この国を支えんと誰よりも強く生きている”」
「”ヨナ姫はここにいる”──ってね」(ハク)

 

9巻

「私が高華の姫でイル王の娘だからこそ、来るべき場所だと思うの」
「父上の行ってきた事の結果を私は知りたい」(ヨナ)

 

「物を奪うだけなら黙ってようと思ってたんだけどね」
「女の子に乱暴するような美しくない連中を、僕が許すと思うかい?」(ジェハ)

 

「ユンごめんね、私」
「高華国の民の為に闘う覚悟はとっくに出来てるの」(ヨナ)

 

「(兵が動く?) いつでも来ればいい」
「危険を避ける為、痩せた子供や病人を見捨てるのなら本末転倒」(ヨナ)

 

「それに私、負ける気がしないの」
「皆がいれば」(ヨナ)

 

「私の眼を見なさい、私だけをまっすぐに」
「喰いたければ喰うがいい」(ヨナ)

 

「シンアが本当にそれを望んで、喰って気が済むのならば喰うがいい」
「私は決して目を逸らさない!!」(ヨナ)

 

「己の力が思い通りにいかないのを嘆くのは、シンアが人間だからよ」(ヨナ)

 

「シンアがやらねばならないのは、目を閉じて全てを封じる事じゃなく」
「目を開けてその力を自分のものにすることよ」(ヨナ)

 

「それが出来る人が強い人だと思うの」
「そうある人が私は好きよ」(ヨナ)

 

「強くなろう一緒にね、シンア」(ヨナ)

 

「よせ…! あんたは俺の主だ」
「主が従者に頭を下げるなどあってはならない」(ハク)

 

「…命じればいい」
「あんたが本気で命じるのならば、俺はそれを拒めない」(ハク)

 

10巻

「ここでは当たり前」
「たった一滴でも大事な命の一滴なの」(ゼノ)

 

「兄上…私がヨナ姫に生きていてほしいと願うことは裏切りでしょうか?」(カン・テジュン)

 

「今後、私が約束を違えるような事があれば、いえ少しでも疑わしくば殺して下さい!!」
「貴女になら私は、殺されても構いません!!」(テジュン)

 

「生きていて下さって、ありがとうございました…!!」(テジュン)

 

「(食事?) 私はいいの、元気だし」
「贅沢なら小さい頃、一生分やったもの」(ヨナ)

 

「近頃…よく思うの」
「あの頃贅沢していた物、捨てた物をここに持って来れたらって」(ヨナ)

 

「そうしたら、もっと平等な国を造れたかしら…?」(ヨナ)

 

「…昔、私とハクを追って来たあなたは」
「傷ついて死んでいく部下がいても顔色一つ変えずに笑っていたわ」(ヨナ)

 

「私はそれがとても嫌だった」
「でも今のあなたは全然違う」
「今のあなたに会えて良かった」(ヨナ)

 

「人は鏡だから」
「笑えば笑顔が返ってくるさ」(ゼノ)

 

「──遅い、”いつか”では遅いのだ」(テジュン)

 

「まだ支えなきゃいけない人もいっぱいいる」
「──テジュン。託していいかしら、あなたに」(ヨナ)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
 
 
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