アニメ「ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season(3期)」の名言・台詞をまとめていきます。
ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season(3期)
1話
「これから、お前達Dクラスの生徒は…」
「すまない、もうCクラスだったな」(茶柱佐枝、先生)
「(相談役?) いいわ。ただ、自分で言うことではないのだけれど」
「私は相談相手としては適任じゃない性格をしていると思うわ」(堀北鈴音)
「今回の試験、俺1人でクラス全体を保護するのは、まず無理だ」
「守るべき対象は絞っておく必要がある」(綾小路清隆)
「(学校側は関知しない?) 要は丸投げというわけね」(鈴音)
「(より高い平均点?) なるほど、それならば(勝負を)受けても構わない」
「ただし、ほかの生徒を巻き込むな」(掘北学)
「負けてもペナルティーはなしです」
「あくまでプライドだけを賭けた戦いってことで」(南雲雅)
「(気負いすぎずに?) 大丈夫大丈夫」
「私も元気だけが取り柄だからさ」(一之瀬帆波)
「あなたに信頼されたい」(鈴音)
「随分と素直だね。残念だけど、それは無理な相談かな」(櫛田桔梗)
「ヤケになった私が、中学の時みたいにクラスを崩壊させたら」
「Aクラスを目指す堀北さんは困るもんね」(櫛田)
「でもさ、私に今の状況は窮屈なの」
「首筋にナイフをあてがわれて、傷つけないから協力してって言われて素直に従える?」(櫛田)
「その…知ったような口調が私をいらだたせるって、分かんないかな」(櫛田)
「しばらくは大人しくしておく」
「けど私か堀北さん、どちらかがこの学校からいなくならない限り、この話は平行線だよ」(櫛田)
「無力ね、私は…」
「どうしたら兄さんのように…」(鈴音)
「やあ、おはよう、諸君!」
「早朝のトレーニングほど気持ちのいいものはないねえ」(高円寺六助)
「ご心配には及びません」
「彼も意図的ではなかったですし…たかだか一度転ばされただけ」(坂柳有栖)
「あなたを潰すと宣言したことですが、後回しになりそうです」
「先にBクラスを潰すことにしましたので」(坂柳)
「ですがどんな人間にも、表と裏がありますから」(坂柳)
「で、何? もうあたしの力を借りたくなっちゃったわけ?」(軽井沢恵)
「しかし今回の試験は…荒れるかもしれないな」(綾小路)
「お前には、貸しがあったはずだ」
「取り決めどおり、南雲に対抗してもらう」(学)
「負けるかもな…堀北学は」(綾小路)
2話
「人の上に立つ者には、やはり高い所が似合うねえ」(高円寺)
「なるほど」
「ドラゴンボーイを大人しくさせた人物の正体さ」(高円寺)
「とぼけるのが上手なようだが、触れている腕から伝わる熱量で分かるよ」(高円寺)
「安心したまえ、君の隠し事を表に出すつもりはないさ」
「ともあれ、私は私の思うがままに行動する」(高円寺)
「自分の学力はAクラスにふさわしいと信じていた」
「けど、配属されたのはDクラス。納得がいかなかった」(幸村輝彦)
「けど俺の対極にある須藤の方が、気がつけば俺なんかよりよっぽどクラスの役に立ってた」
「俺は今、無人島や体育祭の時と同じ…屈辱感でいっぱいだ」(幸村)
「私が不安なのは、堀北君のことです」
「堀北君は、ずっと1人で戦ってるんです」(橘茜)
「私達が足を引っ張っていたから」
「いつも自分を犠牲にして、仲間を守ってきてくれたんです」(橘)
「一度の好奇心で、大きなものを失ったぞ、南雲」(学)
「仮に一度(Aクラスを)明け渡すとしても、また取り戻すだけだ」(学)
「お前(軽井沢)を退学にはさせない」
「どんな手を使ってもな」(綾小路)
3話
「私は、自分を善人や悪人だと思ったことはない」
「この学校に来た時から、どんなことでも正面から受け止めようと…そう誓ったんだ」(一之瀬)
「正直意味なくねえか、この生徒会室って」
「俺がいる所が生徒会室なんだ」(南雲)
「(用件?) 生徒会役員の一之瀬帆波さんについてです、南雲会長」
「これから彼女に対して攻撃を仕掛けます」(坂柳)
「最悪の場合、退学することになるかもしれませんので…どうぞご容赦を」(坂柳)
「予測できないことは常に起こり得ます」(坂柳)
「待ちなさい、山内君!」
「これは罠よ」
「あなたが誘われるという事態が異常なの」(鈴音)
「(露骨すぎる?) その噂の中に、真実が含まれていると仮定したらどうだ?」(綾小路)
「ほかの部分がデマであっても、それなら一気に信憑性を増すことが出来る」(鈴音)
「噂を耳にしてどう受け止めるかは、堀北さん達の自由だよ」
「私は沈黙することで、坂柳さんに対抗できると思ってる」(一之瀬)
「あくまでもスリルを味わうための行動でしかない…ということですね」
「気に入りました、神室真澄さん。あなたには最初のお友達になってもらいます」(坂柳)
4話
「嫌いじゃないよ、お前(龍園)みたいなタイプ」
「でも俺の生徒会には似合わないけどな」(南雲)
「ねえ、問題出していい?」
「今日はなんの日でしょう?」(軽井沢)
「ひねくれずにストレートに答えなさいよね」
「はい正解」(軽井沢)
「もともとは洋介君のために用意してたんだけど、必要なくなったから」(軽井沢)
「ちなみに、ほかの子にはもらった?」
「(まったく?) ゼロって…ざまあ、ゼロお似合い男」(軽井沢)
「あっ、お礼は倍にして返してくれてもいいから」
「そういうものなの」(軽井沢)
「まさか(チョコを)5つももらうことになるとは…」(綾小路)
5話
「私は皆さん(Bクラス)を救いに来たんですよ」(坂柳)
「(噂?) それは私の関知するところではありません」
「こちらが握っているのは、一之瀬さんの噂についての確たる証拠です」(坂柳)
「笑わせないでもらえますか」
「どんな境遇であれ万引きは万引き」
「同情の余地などありません」(坂柳)
「そう…だね」
「犯した罪は二度と消えることはないんだよね」(一之瀬)
「私は、確かに万引きをした。それから逃げるつもりはない」
「だって…私は悪いことをしたんだから」(一之瀬)
「私の努力は、全て偽善なのかもしれない」
「でも、私はみんなとこのクラスで卒業したい!」
「みんなと一緒に歩いていきたい!」(一之瀬)
「こんな私だけど、みんな最後までついてきてくれないかな?」(一之瀬)
「俺が毎日ここにいるのは、お前が全部吐き出すのを待ってるから…かもな」(綾小路)
「一之瀬、逃げてもお前の罪は消えたりしない」(綾小路)
「教えてよ…教えてよ、綾小路君」
「私、どうしたらこの(閉じこもった)部屋から出られるの?」(一之瀬)
「俺には分からない、一之瀬が立ち向かうしかない」(綾小路)
「一之瀬の心は折れた」
「俺が…俺が、叩き折った」(綾小路)
「そして、折れた部分は完治してもっと強くなり、お前の告発をはねのけた」
「そういうことだ」(綾小路)
「全ては私に関心を持ってもらうためですよ」(坂柳)
「私と勝負して下さい」
「(メリット?) では私自身の、退学を賭けると言ったら?」(坂柳)
「これでやっと、退屈な学校生活が終わりそうです」(坂柳)
「この入金がある限り、私はあなたに敵対しない」
「さすがだね、綾小路君。堀北さんとは全然違うね」(櫛田)
「坂柳の挑発に乗ったことも、一之瀬を救うことも過程に過ぎない」
「俺が一連の事件で知りたかったことは唯1つ」(綾小路)
「櫛田桔梗の持つ情報の量と質」
「それを確かめ…退学させるためだ」(綾小路)
「昨日、かっこよかったぞ」
「過去を打ち破れるのは自分だけだからな」(綾小路)
「私がやってしまったことは取り消せない」
「でも…これからは向き合って生きていけると思う」(一之瀬)
「もしも…自分を見失いそうになったら、また俺に声をかければいい」
「話を聞くくらいなら、俺にも出来るはずだ」(綾小路)
6話
「お前達に拒否権はない」(茶柱先生)
「理不尽だと思うのも当然だ」
「だが決まった以上、ルールに従い特別試験に挑むほかない」
「社会とはそういうものだ」(茶柱先生)
「(退学者を出しても)クラスにペナルティーがないのは」
「不要な生徒をデリートするいい機会ということじゃないか」(高円寺)
「(生き残れる?) 愚問だな、当然だろ」(龍園翔)
「でも、ありがとう」
「現実を受け入れたあなたを見て、私も少しは覚悟を決められそうよ」(鈴音)
「虚勢にしか聞こえないぜ」
「誰かを切るってのは、それだけ難しい」(龍園)
「お前(鈴音)の底は知れてるぜ」
「口にする言葉の節々に弱気が見え隠れしてんだよ」(龍園)
「それが出来るのは俺や、クラスメートを駒としか見ていない坂柳くらいだ」(龍園)
「兄さんが興味あるとしたら、気に入らないけどあなただけよ」(鈴音)
「(批判票?) クラスにとって、今後不要な人間を選択するつもりだ」(綾小路)
「お前(軽井沢)はクラスにとって重要な存在だ」
「それはありえない」(綾小路)
「(犠牲?) ちょっと…違うかな」
「私自身がリスクを負う戦いをしなきゃって思ってる」(一之瀬)
「先日、理事長である父の停職が決まりました」
「何者かが画策しているのかもしれません」(坂柳)
「それに今回の試験は、”誰かを退学させるために急遽用意された試験”」
「と考えることは出来ませんか?」(坂柳)
「そこで綾小路君との勝負は、次に持ち越したいのです」
「(好きに?) これでAクラスの内情に集中できます」(坂柳)
「ただ…停戦だからこそ試験で綾小路君に対して」
「マイナス要素を与えることは絶対に致しません」(坂柳)
「見えないのはBクラスです」
「あの仲良しクラスの退学者が誰になるか、この試験の一番のお楽しみです」(坂柳)
7話
「私が思うようにクラスに貢献できていないのも」
「リーダーとしての自覚が足りなかったから」(鈴音)
「兄さん…私はどうすれば向き合えますか?」(鈴音)
「何より…それで仲間を守るためにつらい思いをするなら」
「帆波がかわいそうだからね」(朝比奈なずな)
「(なぜ?) 分かんない。でも、君ならなんとか出来るかもって思ってさ」
「まっ…もしかしたらの神頼み…的な?」(朝比奈)
「まあせいぜい、知恵を振り絞って今回の試験も頑張ってくれたまえ」(高円寺)
「(変わらない?) 変わるほどの試験じゃないからねえ」
「仲間同士傷をなめ合いながら、せいぜい不要なゴミを処理してくれたまえ」(高円寺)
「これは”不要な誰かを切り捨てるだけ”の試験」
「だが平田は”誰か”の部分をいつまでも決められない」(綾小路)
「(軽蔑?) 軽蔑する必要もない」
「そこまでして1人を救う必要があるのか、俺には分からないがな」(綾小路)
「でも…ちょっと困っちゃったかも」
「綾小路君と話さなかったら、もっと潔く決断できたかもしれないから」(一之瀬)
「でも、仲間を裏切ってまで学校に残りたいとは思わない」(長谷部波瑠加)
「俺も基本的には2人の意見に賛成だ、けど現実は甘くない」
「”仲間をかばって退学”っていえば聞こえはいいが、きっとつらいものになる」(幸村)
「あんたも意外と抜けてるよね」
「あたしがいなかったら、あっさり退学させられてたかもしれないじゃん」(軽井沢)
「こういう時のためにお前がいるんだ」
「知らせてもらって助かった」(綾小路)
「ありがとう、恵」(綾小路)
「ま…まあ感謝しなさいよね」(軽井沢)
「残念だけど、教えたくても教えられないんだ」
「だって首謀者の正体を知っているのは、私だけだもの」(櫛田)
「私も苦渋の決断だったんだよ」
「綾小路君に退学してほしくないけど、私を頼ってきた人の信頼も裏切れないからね」(櫛田)
「兄さん…私に勇気を下さい」(鈴音)
「この試験、みんなは目立たないよう時間が過ぎるのを待つか」
「グループを作って票をコントロールしようとするかに必死です」(鈴音)
「いずれにせよ、退学者を自分で選ぶという重圧から目をそらしています」
「でもそれはいつか必ず後悔することになります」(鈴音)
「だから私は…立ち向かいたいんです」
「正面からこの試験に向き合い、納得のいく答えを出したいんです!」(鈴音)
「1つ聞きたい、この学校はどうだ?」
「楽しいか?」(学)
「すみません、その…楽しいかどうかは正直分かりません」
「ただ、退屈ではないです」(鈴音)
「そうか、欠点の1つは克服されたようだな」(学)
「お前は周囲が見えていなかった」
「だが視野が広がり、退屈な日々から抜け出しつつあるということだ」(学)
「俺らしさとはなんだ? 成績や人望という値しか、お前の目には映っていない」(学)
「それは…私にとって兄さんは永遠の目標だからです」(鈴音)
「残念だが、お前は綾小路に追いつけない」
「だがその必要はない、お前はお前らしく成長すればいい」(学)
「怖いか?」
「距離を詰めるためには、お前は1歩前に出なければならない」(学)
「今から、未熟なお前にその解答を授ける」
「だから話せ、お前が自分のクラスに何を問いかけるつもりなのかを」(学)
「さあ、動け堀北」
「今のお前なら動けるはずだ」(綾小路)
8話
「そんなくだらない理由のために、あなたより優れた生徒を退学には出来ない」
「これが、あなたを退学者として推す最(さい)たる理由よ」(鈴音)
「真っ先にクラスメートを裏切って敵と結託」
「仲間の1人を狙い撃ちにしようとしていたのなら」
「あなたこそクラスにとって不要な生徒ということになる」(鈴音)
「友達を大切に思う気持ちはよく分かるわ」
「でも誰かをかばえば別の誰かを見捨てることになる」(鈴音)
「だからこの試験は感情論じゃなく、理論的に詰めていくしかなの」(鈴音)
「この話し合いは間違ってる」
「堀北…ちょっと黙れ!」(平田洋介)
「仲間を平気で陥れる君等のやり方には吐き気を覚える」(平田)
「無策の何がいけないんだ」
「僕等にクラスメートを裁く権利はない」(平田)
「そうだね…もう賽は投げられてしまった」
「僕は絶対に容認しない」(平田)
「お前達はこの試験を理不尽だと思うだろう」
「だが社会に出れば、誰かを切り捨てなければならない事態は必ず訪れる」(茶柱先生)
「その時責任ある立場の者が鉄槌を下さねばならない」
「故にこの試験を単なる嫌がらせと捉えているうちは成長しない」(茶柱先生)
「お前(伊吹)の好戦的な性格は嫌いじゃない」(龍園)
「お前は強いが隙も多い」
「それじゃ鈴音に勝てないぜ」(龍園)
「私が◯◯と協力していること、全てバレたようです」(坂柳)
「(下手打った?) 彼等がクラス裁判を開くのは分かっていました」
「遅かれ早かれの問題ですよ」(坂柳)
「(退学者が見えない?) いいえ、全ての手は見えています」
「そう、キングには最後まで残っていただかなければ」(坂柳)
「どう思おうと勝手だが、結果は結果だ」(茶柱先生)
「早く退室したまえよ」
「君の存在はもはやデリートされたのだよ」(高円寺)
「最後の最後まで君は惨めで醜く、救いようのない不良品というわけか」(高円寺)
「私に殺意を向けたんだ」
「何をされても文句は言えないよ」(高円寺)
「答えはシンプル、◯◯と違ってあなたは有能です」
「優秀な駒を落とすバカはいません」(坂柳)
「ただ助けたいと口にして誰かを助けられるほど、これはなまやさしい試験じゃない」
「お前達に覚悟はあるか?」(綾小路)
「あんたと私は違う」
「それに、うちのクラスは龍園の代わりに泣く奴が出るんだ」
「それは私かもしれない」(伊吹澪)
9話
「この追加試験は紛れもなく、あなたを退学させるために用意された舞台装置です」
「そんな形で決着をつけたところで面白くもありません」(坂柳)
「(なぜ?) 合宿の際に彼が失礼な態度を取ったことを覚えていますか?」
「その報復ですよ」(坂柳)
「それよりも坂柳」
「次の試験、正式に俺と勝負しようか」(綾小路)
「あの男が4月から関与してくるなら」
「その前に白黒はっきりつけてそれで終わりにしたい」(綾小路)
「責めるなら綾小路君ではなく、私であるべきだわ」
「◯◯君が退学になった最大の原因は私なのだから」(鈴音)
「俺がクラスに不信感を持たせたのは事実だ」
「なら人柱になることでその疑念を払拭したい」(綾小路)
「そんな言葉で私をどうにか出来ると思わない方がいい」(高円寺)
「誰にも負けない天才であることは事実だが」
「その才能を君のために使うかどうかを決めるのは私自身だ」(高円寺)
「あんた頭いいのに、そんなとこはちょっとバカなんだ」(軽井沢)
「思ったとおり、ハートはちょっと子供っぽいかな」(軽井沢)
「だけどあたしの素材がいいから、なんでも似合っちゃうってのはあるわよね」
「一応もらっておいてあげる」(軽井沢)
「俺は鈴音に失望した」
「成績にではなく、心の成長に」(学)
「あいつはもっと笑顔を見せる子供だった」
「だが、今の鈴音は俺に依存し模倣している」(学)
「完璧な人間などいない」(学)
「もしも鈴音が俺の幻影を追うのをやめ、依存を断ち」
「そして自分自身に正直になって向き合うことが出来たなら」(学)
「あいつは俺を超え、お前にとっても無視できない存在となるだろう」
「あいつが変われたらの話だがな」(学)
「変わるんじゃないか? いや、違うな…あいつ(堀北)を変えてみようと思う」
「今までのようになんとなくではなく、本気で」(綾小路)
「しかし、お前の口からそんな普通の高校生のような言葉が出てくるとはな」(学)
「俺は普通が一番似合う高校生のつもりだ」(綾小路)
「お前なら鈴音を安心して任せられるが、そんなビジョンは見えそうで見えないな」(学)
「ダ…ダメですよ! そういうのはフラグになっちゃったりするんですから」(橘)
10話
「僕は大切な友達を守るために、クラスを守る」
「クラスが守られれば、友達が守られるから」
「だけど…それは本当の僕じゃない」(平田)
「中学時代のあの事件で、僕は失敗した」
「だからこのクラスで同じ過ちを繰り返すわけにはいかない」(平田)
「そして僕がたどり着いた1つの答え、それは…」
「けどやっぱり僕は…また同じ失敗をしたんだ」(平田)
「それより、(手作りの)ご飯食べたわよね?」
「本題に入らせてもらっていいかしら」(鈴音)
「おやおや…今日もウジウジとしているようだねえ」
「醜い一面を見せてもらったよ」(高円寺)
「全てを持っている私が君に望むものがあるとするなら」
「私の視界に入らないでもらえるかな」(高円寺)
「向かってくる相手には容赦しないよ」(高円寺)
「君もそうやって僕を傷つけるんだね」(平田)
「そうじゃない、君が周囲を傷つけているのさ」(高円寺)
「君の目には、怖いくらいに深い闇が広がっている」(平田)
「そうだね…だけど、傍観者もまた同罪だよ」(平田)
「カーストの最下位が不在になれば、当然その1つ上にいた生徒が最下位に位置してしまう」
「ある意味自然の摂理だな」(綾小路)
「全員を助けるなんて幻想は、本来胸の内にだけしまっておくことだ」(綾小路)
「だがその気持ちを持ち続けるなら、失敗した時に全ての責任を引き受ける」
「それだけの覚悟が必要だ」(綾小路)
「お前が何を願うのも自由だ」
「だが全員を助けたいならせめて最後まで戦って」
「そして限界まであがく以外に方法はない」(綾小路)
「その過程で退学者が出るのなら甘んじて受け入れ」
「それでも前に進み続けるしかない」(綾小路)
「今立ち止まってしまえば、周りの生徒が次々と脱落していく」
「だからこそ、平田は最後まで前を向いて歩き続けろ」(綾小路)
「そうすれば全てが終わった時、すぐ後ろには多くの生徒が立っている」(綾小路)
「お前が困った時は、ほかのクラスメートに頼ればいい」
「お前が頼りたいと思った相手に弱音を吐けばいい」
「前や後ろなんてものは関係ない」(綾小路)
「誰だろうと、手を抜いている俺より強い相手はいない」(綾小路)
11話
「私はあなたと戦う日を待ち望んでいました」
「運命として、それは決まっていたんです」(坂柳)
「(抽象的?) 乙女ですから」(坂柳)
「普通なら”お手柔らかに”と申し上げるところですが…」
「全力で向かってきて下さいね」(坂柳)
「葛城君にはあらかじめ伝えておきました」
「もし裏切れば、Aクラスで懸命に頑張っている生徒を退学させると」(坂柳)
「(高円寺?) 制御しきれない力は戦略には組み込めない」(綾小路)
「(浮かない顔?) あと1種目で、この楽しい時間が終わってしまうからですよ」(坂柳)
「(チェス?) はあっ! この種目が最後に選ばれるなんて」
「司令塔が長時間指示を出せるルール」
「つまり…私達の実力が勝負を決めます」(坂柳)
「あなたが揺さぶりをかけてくることは予想できてた」
「けど、それじゃ私の牙城は崩せない」(鈴音)
「このまま終局まで見ていたくなるような勝負ですが…」
「そろそろ介入させてもらいます」(坂柳)
「どうですか? 綾小路君。私の一手は、あなたの心に届いていますか?」(坂柳)
「ああ、痛いほどにな。1つのミスで一気に押し込まれそうだ」(綾小路)
「心配していませんよ」
「綾小路君は些細なミスなど絶対しない」(坂柳)
「(諦める?) それは出来ない相談です」
「ミスがないなら実力で正面突破するまで」(坂柳)
「ああ…なんと楽しい時間なんでしょうか」
「あなたはその程度で終わる人ではありませんよね」(坂柳)
「もしここの子供達が誰よりも優秀に育ってしまったら」
「この施設が当たり前になってしまったら」
「それは不幸の始まりでしかないと思うんだ」(坂柳成守)
「ご安心下さい」
「私がそれを打ち砕いてみせます」(坂柳、子供時代)
「本当に見事です、綾小路君」
「楽しい時間でした、終わらせるのは実に惜しい」
「ですが…これで終わりです」(坂柳)
「お見事です、綾小路君」
「今の一手は、常人には到底たどり着けない領域であることは疑う余地もない」
「しかし、私にも勝つべき理由があります」(坂柳)
「天才とは生まれながらに決まるもの」
「あんな施設の存在など無意味であると」
「真に優れたDNAを受け継ぐ私が証明してみせましょう」(坂柳)
「それこそが私のなすべき救済」(坂柳)
「挑発がお上手ですね」
「この代償は高くつきますよ」(坂柳)
「戦えてよかったです、これで私の中で答えが見えました」
「あなたは紛れもなく天才であるということが…決して偽物などではなかった」(坂柳)
「私はあなたのことが、知りたくて知りたくて仕方がないんです」
「ずっと追い続けてきた…出会うことのなかった幼なじみのような心境なんです」(坂柳)
「1つ謝罪させて下さい」
「先ほど1対1を避けた理由をお話ししましたが、あれは嘘です」(坂柳)
「本当は1秒でも長く、綾小路君と一緒の空間にいたかった」
「人は触れ合うことで温かさを知ることが出来る、それはとても大切なもの」(坂柳)
「人肌のぬくもりも決して悪いものではありません」
「覚えておいて下さい」(坂柳)
「(意味?) 遅くなった私からのメッセージです」(坂柳)
12話
「Dクラスに落ちることにはなったが、お前達は1年間で見違えるほど成長した」
「だが、成長したのはほかのクラスも同じだ」(茶柱先生)
「お前達がまた上のクラスに上がれるかどうかは」
「これからも日々たゆまぬ努力を続けていくかにかかっている」(茶柱先生)
「今回のことを戒めにしたいの」(一之瀬)
「もしこれが2年や3年の大事な時に起こったなら」
「どれだけ窮地に追い込まれていたか分からない」(一之瀬)
「でも、今なら大丈夫」(一之瀬)
「率直に言って、来年度からは協力関係を解消させてもらいたいの」(鈴音)
「私は来年度、Bクラス以上になることを確実な目標にするわ」
「そしてAクラスを抜き去るために、ポイントも射程圏内に捉えるつもりよ」(鈴音)
「相手の戦略に合わせて動けば、結果的に学校全体に騒動が広がるかもしれません」(綾小路)
「俺の運命は決まっています」
「卒業後元の場所に戻り、そこで指導者としての道を進むことになるでしょう」(綾小路)
「(運命を受け入れている?) だからこそ、この3年間を守り通すつもりでいます」(綾小路)
「生徒にとって危険と判断すれば止める、不正があれば正す」
「教師が生徒に教えていることを守らないでどうする!」(真嶋智也、先生)
「私もひとまずは、綾小路君の味方につくつもりです」
「もちろん、理事長代理を排除するまでの間だけですが」(坂柳)
「Aクラスにとって邪魔となる場合には、いつでも容赦なく叩き潰します」(坂柳)
「Aクラスで卒業できなくても、卒業できたことは嬉しいものなんだな」(綾小路)
「夢への近道が叶わなくても、自力で切り開くことは出来るからじゃないかしら」(鈴音)
「今私が兄さんのもとに駆け寄るのは、とても不自然…いえ不純物よ」(鈴音)
「弱気になってるわけじゃない」
「兄さんが過ごした3年間を見てみようと思ったから、ここ(謝恩会)に来たの」(鈴音)
「お前に頼みがある」
「俺は31日に学校を去る。鈴音にその日の正午、正門で待つと伝えてくれ」(学)
「(自分で?) お前から上手く伝えてほしい」
「あいつは素直になれない可能性があるからな」(学)
「今日は兄さんが学校にいる最後の日」
「この1年で私は、自分の成長を見せることが出来なかった」(鈴音)
「このまま別れてしまっていいの?」
「今の私は兄さんだけを追いかけ続けていた、とても愚かな妹」(鈴音)
「偽物…私は偽物だ」
「私が本当に兄さんに見てもらいたかったものは…」(鈴音)
「ありがとう、偽物」
「そして…紛れもない本当の私」(鈴音)
「お前がこのまま水面下で学校生活を送ることは、本当に有意義なことなのか?」
「お前も何かを残すためにこの学校に来たんじゃないのか?」(学)
「”何かを残す”…それはあんたのようなまぶしい人間にしか出来ないことだ」(綾小路)
「もし学校に対して何も残すことが出来ないのなら、生徒達に残せばいい」(学)
「綾小路清隆という生徒がいたという記憶を刻まれた生徒達は」
「生涯忘れることはないだろう」(学)
「妹のこと、お前には感謝している」
「だが、その程度で終わる男じゃないことは理解できた」
「だからこそ…失望させてくれるな」(学)
「変われたようだな。いや、あの頃のお前に戻れたんだな、鈴音」(学)
「1年…いいえ、何年もかかってしまいました」(鈴音)
「私はこれからクラスメートのために、自らが前を歩いていけたらと思っています」
「そして自分の道を見つけるために、この学校で仲間と共に学んでいきます」(鈴音)
「俺がお前を突き放した1番の理由がなんだか分かるか?」
「お前は俺という幻影にとらわれた、そのことがどうしても許せなかった」(学)
「だが、お前はもう大丈夫だ。それを今確信した」
「他者に強くあれ、そして優しくあれ」(学)
「俺も謝罪しなければならない」
「昔、”長い髪が好きだ”と言ったのは嘘だ」(学)
「短い髪型を好んでいたお前が真に受けるかどうか、確かめるために嘘をついてしまった」
「許せ」(学)
「許します…その嘘のおかげで、きっと今があると思いますから」(鈴音)
「鈴音…俺はお前のことを大切に思っている」(学)
「2年後、正門の外でお前を待っている。成長したお前を見せてもらう」(学)
「はい。精いっぱい、最後の最後まで戦い抜いてきます」(鈴音)
13話
「ところで単刀直入に聞きますが、龍園君を変えたのは綾小路君ですか?」
「(どうして?) パズルのピースを当てはめていっただけです」(椎名ひより)
「綾小路君がこんな話を望まないことは分かります」
「せっかく趣味の合うお友達を、このことで失ってしまったらきっと後悔する」(椎名)
「でも踏み込まなければ、これ以上の進展もないと思ったのです」(椎名)
「あんたが誰と仲良くしようと勝手だけどさ、用件はなんなわけ?」(軽井沢)
「橋本、俺はお前を信用していない」
「だが、利用価値はあると思っている」(神崎隆二)
「(腰巾着?) 俺はこの1年、確かに一之瀬を立ててサポートしてきた」(神崎)
「だが一之瀬が非情になりきれないなら」
「お前のような敵には俺が一之瀬とは違うやり方で対処する」(神崎)
「(Cクラスに?) 悪い気はしないけどな」
「だが現実は無理だ」(綾小路)
「クラス移動に必要な2000万ポイントはどうする?」
「それに…手を組むより敵の方がこっちとしては楽しい」(綾小路)
「龍園といいあんたといい、変人ね」(伊吹)
「綾小路君って、意外と強引だよね」(一之瀬)
「私が弱ってる時、いつも綾小路君がそばにいる気がする」(一之瀬)
「(弱音を?) ダメだよ。私、綾小路君に頼りっぱなしだし」
「これ以上ずうずうしく話すなんて…かっこ悪すぎて出来ないよ」(一之瀬)
「(信用できない?) それはないよ!」
「私は多分、今誰よりも綾小路君を信頼してる」(一之瀬)
「安易に”敵”だなんて言いたくないな」
「味方じゃない…だけど信頼できる人」(一之瀬)
「この前、堀北さんと話して痛感したの」
「彼女はこの1年ですごく成長してる」(一之瀬)
「それは龍園君や坂柳さんだってそう」
「どのクラスのリーダーもどんどん強くなってる」(一之瀬)
「私はこの先、勝てるのかな?」
「怖いよ、1年後の自分が…」(一之瀬)
「不思議な人だね、綾小路君って」(一之瀬)
「なあ一之瀬。1年後の今日、こんなふうに会わないか?」
「俺と2人きりで」(綾小路)
「これから1年間を迷わず突き進んで俺と会う」
「約束してくれるか?」(綾小路)
「(クラス?) 関係ない」
「今伝えようと思っている言葉を、その時に伝えることを約束する」(綾小路)
「私も約束するよ、この1年全力で戦う」
「そしてAクラスを目指すって!」(一之瀬)
「未来は確定しない」
「だが…もしも一之瀬が没落してしまうようなら、その時は…俺が介錯する」(綾小路)
「俺を負かしたお前が坂柳より下はない」(龍園)
「(これから?) もう少し休暇を楽しむつもりだ」
「それに飽きたら、ウォーミングアップに一之瀬と坂柳を潰す」(龍園)
「それと、お前を退学させられるとしたら…俺だけだ!」(龍園)
「お前には可能性がある」
「だからもっと上手く成長しろ、龍園」(綾小路)
「君はもはや唯一の成功例じゃない」
「引導を渡すのはその子ですよ」(月城常成)
「ただ俺も1つだけ自信を持って言えることがあります」
「ホワイトルームで俺よりも優れた人間は存在しない」(綾小路)
「悪いが、同学年で俺の相手になる奴は1人もいない」
「全力を出す意味がないな」(綾小路)
「新しい恋を始めようと思っても、異性の陰があったらアプローチは減るものなの」(軽井沢)
「付き合うか?」
「”俺とお前で付き合うか?”って聞いたんだ」(綾小路)
「(付き合う?) いやだから!」
「よく意味が…分から…ない?」(軽井沢)
「(なんで今?) 恵がほかの誰かの彼女になることを阻止したいと思ったからだ」(綾小路)
「つまり、あんたはあたしのことが…好きってこと?」(軽井沢)
「そうだ、俺は軽井沢恵が好きだ」(綾小路)
「そりゃ…その…まああたしも、好きになってた…悔しいけど」(軽井沢)
「人は学習し、成長する生き物だ」
「この恋愛は軽井沢恵の成長に不可欠なもの」(綾小路)
「同時に俺は恵を通して恋愛を学習する」
「ホワイトルームで学ぶことが出来なかったものを」(綾小路)
「だが恵という教科書を読み終えた時、それは役目を終える」
「それとも…そうじゃない未来が待っているのだろうか?」(綾小路)
「どうか祈ろう…」
「今この瞬間、大切な人を抱きしめている俺は微笑んでいるのだと」(綾小路)
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