アニメ「メイドインアビス」の名言・台詞をまとめていきます。
メイドインアビス
1話
「星の羅針盤? あれはダメ」
「あれは、アビスの真実に導いてくれるものなんだから」(リコ)
「それにもし隠してたのがバレたら、今度は裸吊りじゃ済まない」
「乙女のトラウマが~!」(リコ)
「お…お祈り骸骨」
「久々に見たからビックリしちゃった、お騒がせしてごめんね」(リコ)
「やれば出来るじゃん、私」
「これなら600mに格上げになるのも時間の問題ね」(リコ)
「う…腕が折れて…ない!」(リコ)
「すごい、化石の木が溶けてる」
「私、誰かに助けられたのかな?」(リコ)
「何この感触?」
「え…えっ? これ、人間じゃない!」(リコ)
「き…機械? はあ、えらいこっちゃ!」
「こんなの見たことない」(リコ)
「まだあったかい」
「さっきまで動いてたんだ」(リコ)
「でもこの子、どこから来たの?」(リコ)
「(誰?) 分からない」
「けどとりあえず”ロボット君”」(リコ)
「(またちょろまかす?) かくまってあげるだけだよ」(リコ)
「言いたいことは1つだけだよ」
「笛持ちは組合の孤児院生徒である自覚を持ってしっかり稼ぐように」(院長)
「誇り高く散っていった親御さんにも恥じないようにね」(院長)
「ああ、あともう1つ」
「遺物のちょろまかしは…ご法度だよ」(院長)
「遺物は孤児院の大事な稼ぎだ」
「そいつを懐に入れちまうなんて何をされても…文句は言えないよ」(院長)
「次は裸吊りじゃ済まないからね、そのつもりで」(院長)
「バレてる~?」
「バレてない、セーフ」(リコ)
「比較的安全な深界100メートルでも何が起こるかは分からない」
「今後は注意を怠るな」(ジルオ)
「私、早く深部の経験を積みたいんです」
「早く白笛になって、それでお母さんに追いつきたいんです」(リコ)
「お母さんの潜った所まで行って…」(リコ)
「先程から気になってたんだが…僕はロボットなのか?」(レグ)
「なるほど」
「あれ(リーダー)に捕まったら、ただでは済まんな」(レグ)
「それにしても腕が伸びるとは」
「伸びる金属の腕に…この兜」(レグ)
「いよいよ疑わしいな」
「僕はなんなんだ?」(レグ)
「へそとかロボットに必要なのかね?」
「うわっ! こ…これも必要なのか?」(レグ)
「そうだ、レグに見せたいものがあったんだ」
「(レグ?) 君の名前。名前がないと不便でしょう」(リコ)
「”レグ”って名前どうかな?」
「(名前の由来?) 前に飼ってた犬の名前」(リコ)
「レグ。これが私達の住む街、大穴の街オースだよ」
「オースへようこそ、レグ」(リコ)
「私、思ったの」
「レグはアビスの底からやって来たんじゃないかって」(リコ)
「だって、君みたいなロボット今まで見たことないもん」
「きっとそうだよ! 誰も見たことのないアビスの底から」(リコ)
2話
「いかなる時も空の果てを指し示す不思議なコンパス”星の羅針盤”」(リコ)
「その針がいざなっていたのは、空の果てではなく実はその正反対」
「この星の底、アビスの果てを指していたのです!」(リコ)
「そう、始まっていたのです!」(リコ)
「この”星の羅針盤”の真実が見事解き明かされ、アビスの底からは謎のロボット君が現れた」
「それが始まりでなくてなんでしょう!」(リコ)
「アビスの探窟は帰路に問題がある」
「深く潜るほど、帰路にかかる身体的負担は重く激しくなる」(シギー)
「深界一層、軽いめまい」
「深界二層、吐き気と頭痛、末端のしびれ」(シギー)
「深界四層、全身に激痛・流血」
「深界六層から人間性の喪失、もしくは死に至る」(シギー)
「これが探窟家が人である以上、避けては通れない謎の現象」
「”アビスの呪い”と呼ばれるものだ」(シギー)
「今のどれもが遺物録に載ってないか、あっても一級以上なんだ」(シギー)
「つまりレグの体は特級遺物の塊で、アビス史上もっとも価値のある遺物の1つ」
「奈落の至宝”オーバード”なのかもしれないんだ」(シギー)
「かくして僕はベルチェロ孤児院の生徒となり、探窟家を目指すことになった」(レグ)
「あっという間に2ヶ月」
「驚くほどすんなり馴染んでしまった」(レグ)
「お母さん、どんな人だったんですか?」
「憧れの白笛なのに、私、顔も覚えてなくて」(リコ)
「だから悲しくもなくて」
「でも、急に目指していた人が消えちゃったような気がしてて…」(リコ)
「探窟家としての彼女(ライザ)は、皆の語るとおりの伝説的な白笛だった」
「とはいっても、俺も探窟に随伴したことはほとんどない」(ジルオ)
「俺が知ってるのは地上にいる時」
「大酒飲みで、ケンカっぱやく、言動もどこまで嘘か分からない」(ジルオ)
「その上ひどい偏食家」
「白笛じゃなかったら、ただの変人だ」(ジルオ)
「本当にメチャクチャな人だった」(ジルオ)
「お前(リコ)の目はな、一般に言う”目が悪い”とは異なるものだ」
「”アビスの呪い”だ」(ジルオ)
「お前の生まれはアビスの深層…ということになる」
「(なんで生きてる?) ライザさんが持ち込んだ”呪い除けの籠”のおかげだ」(ジルオ)
「ライザさんはアンハードベルを諦めた」
「仲間のなきがらをあとに、残った隊員と2人でお前を運んだのだ」(ジルオ)
「特級遺物は1つ持ち帰れば、街がうるおい、隊の将来も約束される」
「それでもライザさんは、お前を選んだ」(ジルオ)
「名誉や富・仲間・信頼、その一切を…それら全部を手放してでも」
「お前を手に入れたいと願ったのだ」(ジルオ)
「遺物を使ったとはいえ、”アビスの呪い”は完全に防げなかった」
「ライザさんは、お前の目を守れなかったと悔やんでいたが」(ジルオ)
「お前はひどく健やかに育ち、偉大な母の重圧をものともせず、自ら道を選ぼうとしている」
「彼女が命懸けで守り抜いたものは、今も脈々と続いている」(ジルオ)
「さて、伝説の白笛”殲滅のライザ”が残したものを、お前はどう使う?」(ジルオ)
「奈落の底で待つ」(ライザのメモ)
3話
「(本気で行く気?) だから協力してほしいの」
「お母さんが待ってるの」(リコ)
「お母さんの待つ、アビスの底を目指すよ」
「そっから先のルートは…」(リコ)
「(二度と戻ってこれない?) 私は白笛を目指してるの」
「そんなの覚悟は出来てるもん!」(リコ)
「驚きの求心力」
「これは、特級遺物の可能性があるかもしれない」(レグ)
「これがガラクタとは度し難い」
「待てよ、ガラクタならいただいてしまってもいいのでは?」(レグ)
「そういうことは信じない!」
「けど、僕にも信じたいことはある」(レグ)
「”奈落の底に答えがある”というやつだ」(レグ)
「これら遺物の正体や”アビスの呪い”の原因」
「ひょっとしたら僕が作られた意味や、ここに来た理由も」(レグ)
「それら全部がアビスの底にたどり着ければ見るかるんじゃないか」
「そんな気がしてるんだ」(レグ)
「(アビスの呪い?) なんともない」
「やはり僕はロボットということか?」(レグ)
「なら、あの人影も…」
「”オーバード”とシギーは言ってたが…僕も遺物なのか?」(レグ)
「なぜ僕はここに来た?」
「なぜ、あの人影はここに来ない?」(レグ)
「奈落の底から来た?」
「そこに何があるというのだ?」(レグ)
「知りたい」
「僕はいったい、何者なのだ?」(レグ)
「リコ、奈落の底まで僕も一緒に行く」(レグ)
「(そそのかされた?) リコは”ついてきてくれ”とはひと言も言ってない」
「僕が決めた」(レグ)
「自分が何者なのか知るために行きたいんだ」(レグ)
「レグ、ありがとう!」
「私、なかなか言い出せなくて」(リコ)
「お母さんに会いにいくのにレグを独り占めするの、なんか違う気がして」(リコ)
「僕を見つけたのも君じゃないか」
「僕は一度、アビスを登りきってるんだろう?」(レグ)
「記憶は戻らなくても、この頑丈な体がある」
「奈落の底まで君を守ろう」(レグ)
「すまない」
「君達と離れるのも寂しいが、好奇心には勝てなかった」(レグ)
「甘い! 甘すぎると言わざろうえない!」
「アビスは君の予想が及ばないほど危険に満ちあふれた所なんだ!」(シギー)
「(これ?) 最新の”奈落見取図”だよ」(シギー)
「(勝手に?) リコが本気でアビスに挑もうとしてるんだ」
「院長室に忍び込むくらいわけないよ」(シギー)
「ここからは深界二層”誘いの森”」
「上昇負荷も急にきつくなるそうだよ」(シギー)
「ここまで赤笛が下りれば、もう追っ手はかからない」
「行くことも戻ることもすごく難しくなるから”自殺”扱いになるんだ」(シギー)
「白笛が六層に下りることは”ラストダイブ”って呼ばれる」
「二度と帰ってこられないから」(シギー)
「白笛以外でアビスから情報を飛ばしても、それは”ただの噂”止まりなんだ」
「”アビスの呪い”で錯乱したり、正気を失っている可能性があるから」(シギー)
「だけど、白笛の声が届いたら、それは”事実”になる」(シギー)
「白笛の声はアビスの声」
「たとえ命はなくなっても、白笛はアビスの声としてよみがえって、みんなを導くんだ」(シギー)
「リコ、二度と会えないかもしれないんだろ?」
「こんな、ケンカしたままでいいのか?」(レグ)
「僕は嫌だな」(レグ)
「許す!」
「いいの、仲直りしたいの。今日でお別れだから!」(リコ)
「大丈夫!」
「二度と…二度と会えなくても、アビスでつながってるから」(リコ)
「上にいても、呪われた奈落の彼方にいても、私達アビスとつながってるの」(リコ)
「ここで生きたことも、忘れたりしないから」
「だから大丈夫!」(リコ)
「2人共ありがとう、いい知らせを待っていたまえ」
「それじゃあいってきます!」(リコ)
4話
「(リコ汁?) 度し難い…」
「あ…リコ爆弾より美味い!」(レグ)
「いいの、いいのよ。昔から言うもの」
「アビスからいただいたものは、いつかお返しするの」(リコ)
「物でも命でも」
「アビスは欲張りさんだね」(リコ)
「きっと(リーダーは)試してるんだ」
「これは最後の授業なんだよ」(リコ)
「こんな所で捕まるようなら、奈落の底なんて到底無理だって!」(リコ)
「リーダーは”毎晩見回りを欠かさない”と言っていた」(レグ)
「ひょっとしたら、夜な夜なの企てや」
「僕がロボットであることなんかも見透かしていたのかもしれない」(レグ)
「その上であの封筒を持たせてくれたのなら、きちんと逃げきって答えないとな」(レグ)
「(一緒に?) ごめんなさい! それはダメなんです!」
「これは最後の授業なの」(リコ)
「”白笛オーゼンに気をつけてくれ”」
「詳しくは俺から言えない」(ハボルグ)
「リコにはつらいことがあるかもしれん」
「覚悟して行ってくれ」(ハボルグ)
「俺等はどうしたって、奈落の落とし子だ」
「遅から早かれ、分かっちゃいたけどよ」(ハボルグ)
「ここが深界二層…」
「僕等は本当に逃げきれたのか?」(レグ)
「僕等は逃げきれたわけじゃなく」
「人の領域から外れたあらゆるものに追われるのではないだろうか?」(レグ)
5話
「なんだか賢く見えるぞ、リコ。オースにいた時とはえらい違いだ」(レグ)
「あれ? 褒められてるんだよね?」(リコ)
「まただ…だがこの感覚は…体が思い出した」
「かつて、こうしたことがある」(レグ)
「もし、あれ(火葬砲)がリコに当たっていたら…」(レグ)
「なんなんだ?」
「僕は一体…なんなんだ…」(レグ)
「大丈夫!」
「レグはこの力を使いこなせていたんだ」(リコ)
「一緒に特訓しよう」
「君はこの力を…使いこなせるんだよ!」(リコ)
「まあ、しょうがないか」
「どうせ(手帳を)なくすなら、奈落の底まで行ってからがよかったけどね」(リコ)
「だってさ、後々発見された時にここらへんのことまでしか書いてなかったら」
「私の伝説がとどろかないじゃない?」(リコ)
「たしか、僕の”ちん○○が生っぽい”とかも書いてあったな」
「永久に奈落の闇に眠るといい」(レグ)
「死んじゃうのは悲しいけど」
「彼等は生物の血肉になって、それで再び私達の力になるの」(リコ)
「我々は…探窟家はそうやって強くなってきたのよ」(リコ)
「そうか…悪夢にまで見たあの光景ですら、ここでは日々の営みの1つに過ぎないのだ」
「ここで生きる者達のしたたかさの全ては、アビスに生きるために身につけたもの」(レグ)
「まだ生きてたんだ、あのガキ」(オーゼン)
6話
「(リコ?) 知ってるよ、ライザの子だね」(オーゼン)
「近くで見て分かったが、大きい」
「身長は2メートル以上あるんじゃないのか」(レグ)
「あの頭、どうなでつけたらああなるんだ?」(レグ)
「それに、あの白い笛」
「この女が、白笛”動かざるオーゼン”」(レグ)
「置いとけば、”あの子”も来てくれたんだよなあ」
「惜しいことしたなあ」(オーゼン)
「君は赤笛だろう?」
「ダメだろうに、こんな所まで来ちゃ」(オーゼン)
「(お母さんの手紙?) それは、君等がここに来ていい理由になるのかい?」(オーゼン)
「僕も、自分がロボだとはあまり思えないんだ」
「そもそも一体なんなのか」(レグ)
「青笛になれるのは15歳からですが、白笛の直弟子ということで特別らしいです」(マルルク)
「僕、事故で行き倒れてたところをお師様に拾われて」
「それ以来ずっとここにいるんです」(マルルク)
「(地上へ?) 僕、日の光に弱くて…地上で暮らせないんです」(マルルク)
「遺物って深層にあるものほど、複雑な形をしてるのが多いそうですよ」(マルルク)
「この辺で採れるものは、まだ4割くらいは卵形の遺物なんです」
「大昔の人が使ってた道具なのに不思議ですよね」(マルルク)
「そうだ! 僕、お師様にお願いしてみます」
「もう少し、ここで探窟とかしていきませんか?」(マルルク)
「おない年くらいの子がここに来たのって初めてで…」
「僕、お2人と一緒にもっとお仕事とかしたいです」(マルルク)
「ごめんね、マルルクちゃん」
「まだ、奈落の底にいるお母さんがどんな感じか分からなくて」(リコ)
「だから、急いでいいのかどうかも分からなくて」
「分からないから、急ごなくちゃいけないんだ」(リコ)
「やだなあ、リコさん」
「監視基地(シーカーキャンプ)にお化けの噂はありませんよ」(マルルク)
「そ…そんな非現実的な…」
「い…いるんだろ? 死体によく似た生き物とか」(レグ)
「ああ、そうか」
「君は気づいてないのではなく、あの子にもハボルグにも何も知らされてないのか」(オーゼン)
「知りたいかい?」(オーゼン)
「だったら、ついておいで」
「そうじゃなければ、見たことは忘れるんだね」(オーゼン)
「こいつ(白笛)が上がっただろうに…ライザは死んでいる」
「君が母を追う旅は、ここで終わりだよ」(オーゼン)
「(どこで見つけた?) 墓だよ」
「もう何日前だったかな?」(オーゼン)
「四層 ” 巨人の盃”の奥にトコシエコウの群生地があってね、そこに墓が出来てたんだよ」
「あそこさ、ライザが好きな場所だったんだ」(オーゼン)
「それ、ライザの字じゃないよ」
「なぜそんなものが紛れてたのか知らないけどさ」(オーゼン)
「ライザはいたずらでも、そんな字は書かないよ」
「あれ? 君が奈落の底を目指す理由は…なんだっけ?」(オーゼン)
7話
「探窟家の最高峰・白笛」
「彼等は自らが発掘した奈落の遺物で武装し、それぞれを体現した異名で呼ばれている」(ハボルグ)
「その中でも無双の怪力を持つのが、不動卿”動かざるオーゼン”だ」(ハボルグ)
「あくまで噂だぜ、噂」
「ただ1つ確かなことは、そういった噂は50年も前からささやかれているんだ」(ハボルグ)
「”呪い除けの籠”。深層から上へ、渡りが出来ない生き物をこれに入れて引き上げると」
「上昇負荷を受けずに死ななかったからそう呼ばれてた」(オーゼン)
「だけど実は違ったんだよ」
「実際は呪いも受けるし死にもする」(オーゼン)
「ただ、動き出すんだよ」
「それが分かったのは君(リコ)のおかげさ」(オーゼン)
「君、死産だったんだよ」
「ライザから取り上げた時、もう死んでたんだ」(オーゼン)
「それが邪魔くさいからこの中に突っ込んだら、なんと動き出したのさ」(オーゼン)
「ねえ…君はいつまでもつのかなあ?」(オーゼン)
「そろそろ分かってくれたまえ」
「私は君が嫌いなんだよ」(オーゼン)
「あんたの話はとても興味深いが、これ以上リコを傷つけないでくれ」
「いくらなんでも大人気ないぞ! オーゼン」(レグ)
「ねえ君、神様って知ってる?」
「ここの人達はねえ、あまり神様を信じないのさ」(オーゼン)
「代わりに何を信じてるのか分かる?」
「それはここ、このアビスそのものさ」(オーゼン)
「奈落の底は未知だからこそ恐れられるからこそ、神たりえるんだ」(オーゼン)
「簡単に行って帰ってこれたら、遺物の価値もアビスの信仰も」
「足元から揺らぎかねないのさ」(オーゼン)
「オーバードが目録に載っていないのはねえ、見つかっていないからじゃない」
「存在しちゃいけないからさ」(オーゼン)
「君、記憶をなくしてるんだってねえ」
「いやあホントによかった、思い出す前に処分しておかないとなあ」(オーゼン)
「じょ…冗談じゃない! こんな所で終わってたまるか!」
「力ずくでも行かせてもらうぞ!」(レグ)
「頑丈さが売りなんだって?」
「試してみようかな」(オーゼン)
「すまない、マルルク。躊躇できる相手じゃない」
「本気でいかねば…やられる!」(レグ)
「君、機械人形のくせに呼吸もまばたきもするねえ」
「そんなんじゃ獣にも狩られるだろうに」(オーゼン)
「度し難い! 度し難いぞ! オーゼン!」(レグ)
「これかい? ”千人楔”といってね、全身で120ヶ所入れたかな」
「健康の秘訣だよ」(オーゼン)
「(人間離れしてる?) いろいろと気を使うのさ」
「年だからねえ」(オーゼン)
「そんなに大事なら、しまっておけばよかったのに」(オーゼン)
「なんだか急にぐったりしちゃったけど…いいじゃないか」
「君も遅かれ早かれ肉に戻るんだ」(オーゼン)
「私、長生きしたくてアビスに潜ったんじゃない」
「あとちょっとでもいい」(リコ)
「でも、レグと…レグと一緒じゃなきゃ、嫌だあ!」
「お願いレグ! 負けないでえ!」(リコ)
「ダメだね、君等は不適格だ」(オーゼン)
「リコを残したまま、倒れていたのか?」
「ク…クソッ…」(レグ)
「(地臥せり?) 地上に帰る場所のないろくでなし共だよ」(オーゼン)
「泣いて騒ぐしか出来なかったガキに」
「撃って昏倒したことがある火砲を考えなしに放つ機械人形」(オーゼン)
「彼等が何1つ正しく判断できない中で、友人を助けるため最良の行動をしたねえ」
「さすが私の弟子だ」(オーゼン)
「(演技?) 本気さ。本気でやらなきゃ伝わらないだろ?」
「私は子供だましが嫌いなんだ」(オーゼン)
「アビスの深部に住む原生生物は、私より遥かに狡猾でしたたかだ」
「君にその子は守れないよ」(オーゼン)
「今の君等がこの先へ行っても、せいぜいなれるのは食いでの悪いエサか小さめの苗床」
「あとは地面や壁のシミぐらいさ」(オーゼン)
「もっとも私が叩き直す途中で、そうならないとも限らないが」(オーゼン)
「ああそうだ、1つだけだましていたことがあった」
「例の墓だけどねえ…誰も埋まっていなかったよ」(オーゼン)
「本当さ、暴いて確かめないわけないだろ」(オーゼン)
「ライザは待ってくれているさ」
「せいぜいやってみることだねえ」(オーゼン)
「オーゼン」
「その髪は一体どうなってるんだ?」(ライザ、幼少時)
「こいつ(髪)はね、傷を取りつくろっているのさ」
「アビスの深層で心をやられるとねえ、徐々に体にも出ちまうんだ」(オーゼン)
「六層の呪いほどすぐには現れないけどね」
「潜る度に死線や正気の境をふらつけば、頭の皮だってひねくれてくるもんさ」(オーゼン)
「こいつは上手く整えて、誤魔化してあるだけだよ」(オーゼン)
「かっこいいな」
「(適当なこと?) いいや、かっこいい」(ライザ、幼少時)
「その傷は心折れようと奈落に挑み続けた、不屈の証しだ」
「動かざるオーゼン、本物の白笛だ」(ライザ、幼少時)
「なああんた、私の師匠にならないか?」(ライザ、幼少時)
「見ろ、オーゼン。ついに黒笛だ」
「もうじきあんたに追いつくぞ」(ライザ)
「オーゼン」
「あんた性格は度し難いが、最高の師匠だよ」(ライザ)
「最初の課題は”生存訓練”だ」
「その装備で10日間、生き延びてみせな」(オーゼン)
「そいつ(火葬砲)を10日間使うのはなしだ」
「リコを死なせたいなら使ってもいいよ」(オーゼン)
「撃ったが最後、君はどんなに気張っても10分程度で昏倒」
「目覚めるまでたっぷり2時間かかる」(オーゼン)
「深層で2時間無力な子供を放置してみなよ」
「どんなふうに食い散らかされるかねえ」(オーゼン)
「まあ、それでもやらなきゃいけない時は」
「あとくされが残らないように徹底的にやるんだね」(オーゼン)
「相手が誰であろうと周りに何があろうと、その時が来たら躊躇も容赦もなしだ」
「さもなきゃ、君等の冒険が終わるのなんてあっという間さ」(オーゼン)
8話
「リコちゃんは肝は据わってるけど、やりたいことに体がついていってないのう」(ザポ爺)
「レグ少年もまあ…体はめっぽう打たれ強いが、しょっちゅうビビるし…判断が遅いのう」
「機械人形なのにのう」(ザポ爺)
「あれ(生存訓練)で死んだら、そこまでだったっていう話さ」(オーゼン)
「幼い体も弱い心も、そうすぐには変わらんが」
「あんたの言うとおり、あの子ら得意なことはすこぶる伸びがいいのう」(ザポ爺)
「まあ、せっかく2人いるんだしのう」
「互いに背中を預けられるようになればええのう」(ザポ爺)
「オーゼン! 誰にやられた?」
「待ってろ、連中を根絶やしにしてやる!」(ライザ)
「どうした? オーゼン」
「もう降参か?」(ライザ)
「すごいぞ、オーゼン。一面”不屈の花”だ!」
「奈落のただ中とは思えないな」(ライザ)
「うちの隊のトーカだ」
「こいつと結婚したぞ」(ライザ)
「トーカがさっさと逝ったと思ったら…赤子まで死んで出てくるとはねえ」
「私に取り上げさせといて、まったくいい度胸だよ」(オーゼン)
「あの間抜けズラとお前が来て、ただでさえ丸くなったライザに、今度はこの仕打かよ」
「忌々しい、あんなライザは見たかなかったよ」(オーゼン)
「まったく…厄介事を引き受けたもんだ」
「安心しなよ、私は義理堅いのさ」(オーゼン)
「お2人共すごいですね」
「僕なんてすぐ泣いちゃって」(マルルク)
「オーゼンにやられた痛みも、気づけばもうないな」
「”リコ闇鍋”が効いたのかな?」(レグ)
「”待ち人を殺したくなければ深層にはとどまるな”」
「なんて古い言い伝えがあってね」(オーゼン)
「時間の感覚が狂っちまうんだ」
「五層の深部で、特に顕著なんだがね」(オーゼン)
「数週間すごしたつもりが、地上に戻ってきたら数ヶ月もたっていた」
「なんてことがよくあるんだ」(オーゼン)
「戻らぬ旅の君等には関係ない話に思えるだろうけど」
「問題は六層・七層ではこの”狂い”がどの程度になるのか見当もつかないってことさ」(オーゼン)
「ライザは我々が思ってる程、時を過ごしてはいないんじゃないのかねえ」(オーゼン)
「地上では10年、だが奈落の底では数年しかたってないとすれば」
「彼女が無事である可能性は、よっぽど高い気がしないかい?」(オーゼン)
「(白笛の)連中、特にボンドルドは筋金入りのろくでなしだ」
「私みたいに優しくないから気をつけるんだねえ」(オーゼン)
「それは、冗談なのか?」(レグ)
「封書に入ってた”奈落の底で待つ”」
「あれ誰が書いたんだろうねえ?」(オーゼン)
「略字もなしの古い奈落文字、やけに大きく書かれたいびつな筆跡」
「それに使われてる紙も紙じゃない、未知の遺物さ」(オーゼン)
「ボロボロのように見えるけど驚いたよ、それ」
「私の力でも破れないんだ」(オーゼン)
「一体、奈落の底でライザと共に待ってるものはなんだろうねえ」(オーゼン)
「(見送りに来ない?) いえ、いいんです」
「もういっぱいもらっちゃったから」(リコ)
「いろんなこと教えてもらったし、これ以上もらったら大変です」(リコ)
「僕、こんなこと言うの嫌なんですが…」
「”やっぱり無理だ”って、帰ってきてくれたらどんなにいいかって」(マルルク)
「いろんな人が、ここから”戻らない旅”に行くのを送ってきました」
「僕、今日が1番悲しいです」(マルルク)
「(赤子?) おかげさまで元気さはまるきり怪物だ」
「私の弟子(ジルオ)もうんざりしていた」(ライザ)
「大丈夫、私の弟子は優秀なんだ」
「ただ…ただな、リコは私にとってあまりにも大事なんだ」(ライザ)
「どんな遺物でも、私の何もかもを払っても足りない」
「尊いものの積み重ねが、今のあの子を生かしている」(ライザ)
「このまま一緒にいたら、私はリコから冒険に挑む権利を奪い」
「そして私もアビスから離れてしまうだろう」(ライザ)
「そうなる前に、私は行くよ」
「あの子がどんな道も選べるように」(ライザ)
「なあ、オーゼン。再びリコが地の底を目指して」
「あんたの前に立ったら教えてやってほしい」(ライザ)
「どれだけの奇跡が君を動かしてきたのかってことと」
「その先で待つ素晴らしい冒険への挑み方を」(ライザ)
「面倒だねえ、自分でやりな」
「まあ、お前さんとこに送り出すぐらいなら…やってやるさ」(オーゼン)
「まったく、度し難い…度し難いねえ」(オーゼン)
9話
「(おとりにして)ごめんね」
「出来れば美味しく食べたかったなあ」(リコ)
「空も飛べぬ、壁も走れぬ。我々のような弱者は取って食われるだけさ」
「弱者は弱者の道を選ぶほかないのさ」(オーゼン)
「撃っていいのか? 今」
「迷ってる場合じゃない、今だ!」(レグ)
「大丈夫! レグは私が守るから!」(リコ)
「もう…後戻りは出来ないんだ」(リコ)
「1人でアビスの中にいるのって、こんなに大変なことだったんだね」
「私、ずっと守ってもらってたんだね」(リコ)
「(遅くなって?) おかげで私、いろんなこと考えたの。それでね、分かったの」
「1人だったら、絶対無理だった」(リコ)
「レグのおかげでここまで来れたんだ」
「ありがとね、レグ!」(リコ)
「それは僕も同じだ」
「リコがいたから…2人だから、来れたんだ」(レグ)
10話
「口には出さないが、分かっているんだろう」
「どんなに取り繕っても、ここは奈落の腹の中だ」(レグ)
「四層の上昇負荷は、全身の穴から血を吹かせる」
「まさに呪い」(レグ)
「リコの体でそれを受ければ、恐らくは…」
「絶対に守り抜け」(レグ)
「近づかれるまで気配がなかった」
「あれが深層の獣か!」(レグ)
「速い…いや、退路を読んだんだ」(レグ)
「お願い! ごめんね、レグ」
「もう時間が…ないみたいなの」(リコ)
「(左手を)切り…落として」
「レ…レグ、お願い。じゃないと…私、死んじゃう」(リコ)
「泣いてる場合か!」
「ためらった分、リコが苦しむんだぞ!」(レグ)
「君こそ、僕を置いていくな」(レグ)
「うるさいなあ」
「そいつ、まだ心臓は動いてるよ。今にも止まりそうだけどな」(ナナチ)
「んなぁ~、ふわふわのぬいぐるみだよ」
「お前達を慰めに来たんだ」(ナナチ)
「(誰?) 丁寧に教えてもいいけどさあ」
「先に、そいつ助ける方法聞いた方がよくね?」(ナナチ)
「お前やっぱり見えてねえのな」
「安心しなよ、今は呪いはないから」(ナナチ)
「オイラはナナチだ」
「お前ら探窟家が言うところの…”成れ果て”だよ」(ナナチ)
11話
「頼む! リコを助けてくれ!」(レグ)
「探窟家の間じゃこうするのが常識らしいけど、それは正しい方法を知らないからだ」(ナナチ)
「それにしてもえげつねえ切り方」
「気を失っててよかったな」(ナナチ)
「それにしても…なんだってまた肘の関節から切らなかったんだ?」
「骨を折らずに関節から外せたのに」(ナナチ)
「もしかして、こいつの指示だったのか?」
「なるほどなあ、大した女の子じゃないの」(ナナチ)
「肘から先が残っていれば、探窟で出来ることの幅が大きく違うんだよ」
「まだ進む気だったのさ」(ナナチ)
「こいつはあの状況になってもまだ、冒険を諦めてはいなかったんだよ」(ナナチ)
「”なんで助けてくれなかった?”って顔してるな」
「お前らがなんなのか興味があっただけさ」(ナナチ)
「姿を現す気なんて、はなっからなかったんだぜ」(ナナチ)
「(なぜ助けた?) かわいそうになったから」
「”リコ! 置いてかないで~!”」(ナナチ)
「迷子のちびっ子みたいに泣いてんだもん」
「見てらんねえよ」(ナナチ)
「(ほかに誰か?) 同居人さ。紹介しとくよ」
「オイラのかわいいミーティだよ」(ナナチ)
「この子も”成れ果て”だよ」(ナナチ)
「六層の上昇負荷は聞いたことある?」
「そう、深界六層の呪いで生き残るとこうなるんだ」(ナナチ)
「人格も知性も消え失せる、文字どおり人だったものの”成れ果て”さ」
「もうどうやったって元には戻れない」(ナナチ)
「お前が今回やった腕伸ばすやつさ」
「六層だとどうなるか、考えるだけでワクワクしない?」(ナナチ)
「オイラはわけありでね、例外中の例外さ」
「期待はしないことだな」(ナナチ)
「探窟家は仲間が”成れ果て”になったら、始末して遺品だけを回収していくんだ」
「”死んだ”ってことにした方が、よっぽどマシなんだろうな」(ナナチ)
「そこにオイラが出てってみなよ」
「オイラは人間性を残したまま、六層から帰還できる”可能性そのもの”だ」(ナナチ)
「そしたら何がなんでも捕まえに来るだろ?」
「姿をさらすことが、もう大きなリスクなんだ」(ナナチ)
「助ける理由が”かわいそう”ってだけでも上等だろ?」(ナナチ)
「体の中はまだ血まみれで腕もこのままじゃ腐り落ちる」
「いいか、今はあくまで死を緩やかにしただけだ」(ナナチ)
「12時間はなんとかもたせる」
「それ以上かかりそうなら、気の利いたお別れを考えとけよ」(ナナチ)
「いろんなことがありすぎて、心がざわつく」
「しかし今は、リコを助けることだけ考えろ」(レグ)
「(勘違い?) 落ち着けよ、ポンコツ」(ナナチ)
「オイラ付きっきりだし、メシ調達できねえだろ」
「腹減って倒れたら誰がこいつの治療すんのさ?」(ナナチ)
「分かればよいよい」
「ちょろいな~」(ナナチ)
「お前、マジでポンコツになっちゃった?」
「まあ、いろいろあったしな」(ナナチ)
「な…なんだったんだ?」
「ここではない、似たどこかの景色」(レグ)
「それにあの声、聞き間違いじゃなければ…」
「あれは僕の…僕の記憶なのか?」(レグ)
12話
「普段、客には懐かないんだけどな。年が近いし気に入ったのかもな」
「ミーティもこうなる前は女の子だったんだぜ」(ナナチ)
「そんな邪険にするもんじゃないぜ」
「ミーティのおかげで毒も抜けたんだしな」(ナナチ)
「あの薬はミーティにタマウガチの毒を打って作ったのさ」
「ミーティは毒を自分で治せるのさ」(ナナチ)
「すごいだろ」
「その血を材料に薬をこしらえたってわけだ」(ナナチ)
「(”成れ果て”になる前?) それ聞いちゃう? やめときなよ」
「聞いたらオイラのこと、助けたくなっちゃうぜ」(ナナチ)
「リコが目覚めてこれ(特製奈落シチュー)を食べたら、今度こそ死んでしまう」
「やるしかない、僕が料理を」(レグ)
「ちょうどこんな感じだな」
「”アビスの呪い”の正体だよ」(ナナチ)
「こんな感じのフワフワがな、何重にも重なってオイラ達を覆ってるのさ」(ナナチ)
「触れても感じず、見えもせず」
「オイラ達が動けば合わせて動き、息をしただけで流れが出来る」(ナナチ)
「(触れると?) そんなことはねえ、触れてもたわむだけだ」
「ちょうどこの布みたいにな」(ナナチ)
「こんな感じで…突き抜けちまうと症状が一気に出る」(ナナチ)
「まあ、上から通り抜ける分にはスルリだ」
「入ったら出られない逆トゲのような流れがあるんだ」(ナナチ)
「まるで獲物を捕らえる罠さ」(ナナチ)
「(悪意に満ちたフワフワ?) 分かんねえ? 力場だよ」
「縦穴をくまなく満たす、いわばアビスの血液」(ナナチ)
「そいつが”アビスの呪い”の正体さ」
「逃げ場なんてどこにもありゃしない」(ナナチ)
「奈落の底に挑むってのは、この先死の呪いが充満する中で」
「未来を読む捕食者を相手にしてくってことだ」(ナナチ)
「なかなか愉快だろ」(ナナチ)
「ただな、これだけは分かるぜ」
「そんなもんじゃ、憧れは止められねえんだ」(ナナチ)
「いいか、忘れんなよ。何があってもオイラの指示どおりだ」
「そうすりゃタマちゃんも退治できて、あいつも助かる」(ナナチ)
「なら見せてやるぜ」
「オイラの見てる世界をな」(ナナチ)
「そいつの未来は封じたぜ」
「ぶちかましてやれ」(ナナチ)
「言づけを頼まれてくれないか?」
「ベルチェロ孤児院の、ジルオという人に宛ててだ」(レグ)
「”僕等はまだ冒険を続けている”…と」(レグ)
「それにしても、すごかったぞナナチ!」
「敵の能力を逆手に取った、すばらしい作戦だ」(レグ)
「君も奈落の底についてきてくれればいいのに!」(レグ)
「あ…あのな、お前に頼みたいことが出来た」
「んなぁ〜、さすがに言いづれえんだけどな」(ナナチ)
「(遠慮はするな?) じゃあ、頼む」
「ミーティを殺してくれ」(ナナチ)
13話
「神様」
「同じ地の底なら、オイラここに行きたいです」(ナナチ)
「私はボンドルド」
「アビスの探窟家・白笛です」(ボンドルド)
「深淵に踏み入ることもいとわない勇気ある子供達」
「どうぞ、1歩前へ」(ボンドルド)
「目的地は深度約1万3000メートル、深界五層”なきがらの海”」
「世界最後の謎に挑む、奈落の前線基地です」(ボンドルド)
「オ…オイラはここに来れればなんでもよかったんだ」
「ここに来る前はゴミだめからマシなゴミを拾って食べてた」(ナナチ)
「みんなは盗みとか、歌歌って物乞いとかしてたけど」
「オイラはそれ以外に能がなくてよ…」(ナナチ)
「ねえねえ、なんでもいいなら私の相棒になってよ」
「私ミーティ、未来の白笛だよ」(ミーティ)
「(人道的?) ああ、なら心配ありませんよ」
「あれらは人間としての運用はしておりませんので」(ボンドルド)
「(だましてた?) とんでもない」
「この研究の果てに深淵の闇を払うヒントが生まれるのです」(ボンドルド)
「あなた方のおかげですよ」(ボンドルド)
「大丈夫…大丈夫だよ」
「私が耐えるから、だから…私が人間じゃなくなっちゃったら」(ミーティ)
「お願い」
「またナナチの所に魂が還るように…」(ミーティ)
「神様、助けて下さい」
「オイラ、ようやく見つけたんです」(ナナチ)
「宝物を見つけたんです」
「どうか…どうか奪わないで」(ナナチ)
「ミーティが受けた呪いが分かりましたよ、すばらしい結果です」
「あのような副産物が得られるとは、やはりアビスは驚異的です」(ボンドルド)
「二重に受けた呪いが彼女にもたらしたものは」
「”人間性の喪失”だけではなく、”死ねなくなる”ものだったのです」(ボンドルド)
「ミーティ…ミーティ逃げてごめんよ」
「もうあいつの好きになんか、させたりしないから」(ナナチ)
「オイラが…オイラがなんとかするんだ」(ナナチ)
「ダメだ…何を使っても苦しむだけ」(ナナチ)
「探すんだ、ミーティを苦しませずに殺せる方法を」
「どこかにあるはずだ…どこかに…」(ナナチ)
「(呼べば返事だって?) ただの反応だ」
「どんな手段でも、意思の疎通は出来なかったぜ」(ナナチ)
「なのに、あの目だ。お前も見たろ」
「いまだにミーティは…ミーティの魂は、あの体にとらわれてる気がするんだ」(ナナチ)
「あんなにも頼もしく思えた君が、今はひどく儚(はかな)く見える」(レグ)
「ここにあるおびただしい薬も毒も、全てミーティの尊厳を取り戻すためのもの」(レグ)
「それが君の生きる理由なら、ミーティを殺したあと」
「君は…君はどうなってしまうんだ?」(レグ)
「(レグの料理) おい、なんかこれやべえにおいしないか?」
「オイラの作ったのより美味しくねえ」(ナナチ)
「オイラも…オイラもそのうち、どうにかなって死ぬ」
「そしたら、ミーティは永遠に独りぼっちだ」(ナナチ)
「ミーティはさ、物も食わないし死ぬこともない」
「けど、刺されりゃ痛いし、涙だって流すんだ」(ナナチ)
「それがただの反応だとしても、永遠に苦しみ続けなきゃならねえ」
「悲鳴すら上げることも出来ず、魂をとらわれたまま永遠にだ」(ナナチ)
「レグ、これは最後のチャンスなんだ」
「ミーティを解放できる、最後の…」(ナナチ)
「お願いだ」
「こんなに都合のいいことは二度と起こらねえ」(ナナチ)
「了解した…ナナチ、約束してくれ」
「ミーティがいなくなっても、自ら命を絶ったりしないって」(レグ)
「リコを治したあともだ!」(レグ)
「残酷だな…分かったよ、約束する」(ナナチ)
「なら、僕に任せろ。ありったけの思いで…送り出してやる」(レグ)
「今まで付き合わせてごめんな」
「またすぐ会えるからな」(ナナチ)
「ミーティ、ごめんよ。オイラが間違ってた」
「ごめん…ホントごめんよ」(ナナチ)
「ずーっと…ずっと一緒だからな」
「ミーティはあったかいな」(ナナチ)
「ミーティ、ありがとな」
「レグ、やってくれ」(ナナチ)
「オイラの…オイラの宝物…」(ナナチ)
「レグ、おはよう」(リコ)
「ねえ、もう1人誰かいなかった?」(リコ)
「ん~とね、私すごく怖い夢を見ててね」(リコ)
「その子ね、振り向かずに行っちゃったんだけど…横顔が見えたの」
「私がずっと見てきた探窟家達と同じ、憧れにあふれた目」(リコ)
「それで私、自分が何になりたいのか思い出して…」
「行かなきゃって思って…」(リコ)
「その時ね、私またあの子に会える気がしたの」
「そしたら目が覚めて…」(リコ)
「ミーティ、ありがとな」
「レグの宝物、引っ張り上げてくれて」(ナナチ)
「もう少し…もう少しだけ待っててくれるかな」(ナナチ)
「ナナチ、言ってたよ」
「レグ、私を助ける間ずっと泣いてて、一生懸命悩んでたって」(リコ)
「それ見てたらね、”あれはオイラだ”って」
「思わず助けに出ちゃったんだって」(リコ)
「レグ、この傷は証しなの」
「レグが私を守ってくれた、大切な証しなのよ」(リコ)
「ねえ、ナナチ。お願いがあるの。私達と一緒に来てくれないかな?」(リコ)
「いいぜ」(ナナチ)
「ま…まあ、お前はミーティのお気に入りだ」
「途中で投げ出したら、次会ったとき怒られちまう」(ナナチ)
「レグだけじゃ頼りねえしな」(ナナチ)
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