マンガ「成瀬は天下を取りにいく」の名言・台詞をまとめていきます。
成瀬は天下を取りにいく 1巻
ありがとう西武大津店
大きな湖、思い出の詰まった通学路。
田舎でも都会でもない町での中学二年の夏、成瀬がまた変なことを言い出した。(島崎みゆき)
「島崎、私はこの夏を西武に捧げようと思う」(成瀬あかり)
「あの西武大津店が八月末で閉店が決まった」(成瀬)
「創業44年、他の百貨店に比べ庶民的なテナントが多く」
「地元民に愛されてきた我が町のシンボルだ」(成瀬)
「閉店を知った地元民の悲しみは、琵琶湖よりも深く大きいだろう」(成瀬)
「それを踏まえて地元番組『ぐるりんワイド』では」
「閉店まで西武大津店から生中継が行われる」(成瀬)
「その生中継に毎日映る」(成瀬)
「やめなよ成瀬、私ら中学二年だよ」
「そんなイキった小学生男子みたいな真似、恥ずかしいよ」(島崎)
「島崎にはテレビでチェックしてほしい」
「土日祝の放送はないから大体20回だ、よろしく頼む」(成瀬)
私の友人、成瀬あかりは変なやつだ。
昔からそうだった。(島崎)
成瀬は興味を持てばなんでもした。
文武両道、器用で好奇心旺盛。(島崎)
ただ、成瀬には愛嬌がなかった。(島崎)
学年が上がるにつれ、避けられ、無視され、
中学二年の今、成瀬は孤立した。(島崎)
「こんな頼みを聞いてくれるのは、島崎くらいだからな」(成瀬)
「しょうがないなあ…」(島崎)
「インスタでみんな着てるの、これ」
「もーいいじゃん、みんな持ってるの」(島崎)
「私は将来、200歳まで生きる」(成瀬、小学校卒業文集)
「(無難に)会社員…?」
「それだと嘘になる」(成瀬)
「200歳まで生きるほうが嘘じゃん」
「成瀬、学校で避けられてるんだよ」(島崎)
「そんな嘘つくのやめなよ成瀬」
「こんなこと忠告してあげられるの、私だけだよ」(島崎)
「200歳まで生きるのは嘘…か、そうだな」
「島崎を含めその頃にはみんな死んでるから確かめようがないな」(成瀬)
何それ。ずっと手を繋いできたのに、急に突き放されたような感覚。
違う、先に手を放したのは私だ。(島崎)
(テレビ放送) スルーされてる。(島崎)
「本当にもう…」
「すごいなあ…成瀬」(島崎)
成瀬は将来、200歳まで生きるらしい。
私はせいぜい90歳くらいだろう。(島崎)
成瀬を最後まで見届けられないのなら、
私はできる限り成瀬をそばで見ていようと誓ったのだ。(島崎)
「やはりこれが効いたな」
「さすが西武のユニフォーム」(成瀬)
「(ファン?) いや別に、ただなんとなく…」(成瀬)
「とんだとばっちりだよ」(島崎)
「(なんで?) この夏の思い出作り…かな」(成瀬)
「運動会に修学旅行…私たちが楽しみにしていた学校行事は」
「コロナでほとんど失われてしまったからな」(成瀬)
「私なりに大きな思い出を作りたいと思ったんだ」(成瀬)
「(気持ちはわかる?) そうか、島崎も来るか?」
「予備(ユニフォーム)ならあるぞ」(成瀬)
目立てばきっとインタビューされて、成瀬も満足するはず…!(島崎)
「ダメだ、まるで見向きもされない」
「恥だけが上塗りされていく」(島崎)
なんか逆に目立つ結果になってしまったけど。
これはこれで悪くないのかもしれない…。(島崎)
「(インタビューされたい?) 全然」
「私は中継に毎日映ればそれでいい」(成瀬)
「急ごう成瀬、今日の中継は六階のテラスからだって」
「おばあちゃんのために行かなきゃ」(島崎)
「今が夏でよかった」
「暗くて寒かったら、今頃もっと寂しいから」(成瀬)
「将来、私が大津にデパートを建てる」(成瀬)
「応援する」(島崎)
膳所から来ました
「島崎、私はお笑いの頂点を目指そうと思う」(成瀬)
「早速記入してくれ、島崎」
「M-1は漫才の大会、コンビで出るのがルールだからだ」(成瀬)
「いつの間にかコンビにされてるー!」(島崎)
「私がツッコミで、島崎がボケでどうだろうか?」(成瀬)
「(逆?) 島崎はツッコミは上手いが、それだと普段通りの会話になってしまう」
「あえて逆にした方が漫才としては面白い」(成瀬)
「コンビ名も決めてあるんだ」
「膳所ライオンズ」(成瀬)
ダサイ!
普段破天荒な成瀬から、こんなダサイ名前が出てくるなんて。(島崎)
そんな感性でまともな漫才ができるんだろうか。
共感性羞恥!(島崎)
「『ゼゼカラ』はどう?」
「膳所から来るって理由と、覚えやすくカタカナで『ゼゼカラ』」(島崎)
「(なんで関西弁?) 過去のM-1を分析したら、関西芸人が圧倒的に有利だからだ」(成瀬)
「(標準語?) うち両親が滋賀出身やから、その気になったら喋れんねん」(成瀬)
「これだよ!」
「成瀬をネタにすればいいんだ」(島崎)
「うん! だいぶ漫才っぽくなてきた」
「これなら一回戦突破も夢じゃないかも」(島崎)
「正直、出場するだけでいいと思っていた」(成瀬)
「三週間という短い準備期間…」
「素人がそれで一回戦突破できるほど、お笑いというのは甘くないだろうから」(成瀬)
「でも、島崎のその熱意」
「私も全力を尽くさなきゃいけないな」(成瀬)
「我々には舞台で見てもらう経験が必要だ」
「全校生徒の前(文化祭)で、ゼゼカラの漫才を披露する」(成瀬)
「(緊張?) 生まれてから一度もないな」
「早くやりたい、ワクワクするという気持ちは緊張か?」(成瀬)
「(面白かった?) どこが!」
「ボケとツッコミが逆転するし、アドリブは入れるし、もう大失敗だよ」(島崎)
「やっぱり、島崎がボケのほうが向いている」
「ネタのタイトルを『島崎百貨店』に変えて、もう一度練り直そう」(成瀬)
「それでゼゼカラが良くなるなら…」
「わかった、私がボケをやる」(島崎)
「やっぱりこの時の島崎は神がかっていた」
「本番に強いタイプだな」(成瀬)
「(一回戦は)大阪…」
「滅多に行かないから迷わないように気をつけよう」(島崎)
成瀬は私に期待していない。
でも今は違う…!(島崎)
「なんでも言い合えるコンビの方が伸びるんでしょ?」(島崎)
「(エントリー番号)5082は2✕3✕7✕11✕11だな」
「大きい数字を見ると素因数分解したくなるんだ」(成瀬)
ああ、そうか。
私だけ人と比べて落ち込んで、そのせいで失敗して何をしているんだろう。(島崎)
私がやるべきことは最初から決まっていた。
私のやるべきことは、成瀬の面白さを伝えること。(島崎)
(お笑いに熱い?) 違うよ、成瀬。
私は! 成瀬に熱いんだよ。(島崎)
「ともあれこれで一生、M-1に出たことがあると言えるようになったな」(成瀬)
「初挑戦はこんなものだと思っていたが、やっぱりお笑いの頂点は遠そうだな」
「来年になったらもっと別のことをやりたくなっているかもしれない」(成瀬)
「そうだね、いい思い出になったよ」(島崎)
「ああでも、島崎と漫才するのは楽しかった」(成瀬)
口では嫌がってみせたけど、私も文化祭の方が楽しかった。
二人でユニフォームを着られたのもいい思い出だし。(島崎)
なんとなく、なんとなくだけど、
おばあちゃんになってもゼゼカラをやっていられたら最高だと思った。(島崎)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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