原作小説「銀河英雄伝説」オルタンス・キャゼルヌの名言・台詞をまとめていきます。
銀河英雄伝説6巻 飛翔篇
第二章 ある年金生活者の肖像
「でもおかげで盗難の心配はありませんわ」
「公費で家の見張りをしてくれるんですもの、ありがたいことじゃありませんか」
「お茶でも出してあげましょうか」
「いいじゃありませんか」
「あのご夫婦にはね、小市民的家庭なんて舞台は狭すぎるんですよ」
「だいたい地面に足をつけてるのが誤りなのね」
「まあ遠からず、いるべき場所へ飛びたっていくでしょう」
「あら、わたしは予言しているんじゃありませんよ」
「わたしは知っているんですよ」
「りっぱな心がけよ、フレデリカさん、でもね」
「そう系統だてて分野別に修得しようなんて肩ひじはらないほがいいわ」
「それに、並行して亭主をしつけるのもたいせつなことよ」
「甘やかすとつけあがりますからね」
「冗談もほどほどにしておおきなさい」
「あなたにはあんまりユーモアのセンスがないんだから」
「気がつかないうちに、笑ってすませる線をこえてしまうんですよ」
「度がすぎると嫌われますよ」
7巻 怒濤篇
第八章 前途遼遠
「ひとりの例外もなくね」
「わたしが後方勤務本部長の令夫人になりそこなったのは、どなたのせいだったかしら」
「当然です。あなたが自分ひとり地位を守って友人を見すてるような人なら」
「わたしはとうに離婚していましたよ」
「自分の夫が友情にうすい人間だったなんて子供に言わなきゃならないのは」
「女として恥ですからね」
「さあ、あなた、ヤンご夫妻をお呼びしてくださいな」
「生きている人間は、死んだ人の分まできちんと食べなきゃなりませんからね」
8巻 乱離篇
第二章 春の嵐
「あら、ユリアンはもともと無器用な子ですよ」
「それは勉強はよくできるし、習ったこと学んだことはよくこなすけど」
「自分の生きかたを守って他の楽な道に目もむけないというのは」
「器用な人間の生きかたじゃありませんよ」
「ヤンさんの側にいて影響を受ければ、そうなってしまうでしょうね」
「あなた、めずらしくいいことをしたから後悔なさってるんですか?」
第六章 祭りの後
「ユリアン、これはあなたの責任であり義務ですよ」
「あなたはヤンご夫妻の家族だったんですからね」
「あなた以外の誰が話すというの」
「もし話さなかったら、話したとき以上に後悔するわよ」
9巻 回天篇
第三章 鳴動
「父親には父親の夜の生活があるものよ」
「第一、家庭団欒の似あう人じゃないわね」
10巻 落日篇
第三章 コズミック・モザイク
「たとえば、こうよ。あなたが大きくなったとき、男の人に」
「わたしはあのことを知ってるわよ、と言っておやりなさい」
「みんな必ずぎくりとするでしょう」
「これが母さんの予言よ」
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