原作小説「銀河英雄伝説」オリビエ・ポプラン(小説1~8巻、旧アニメ1~3期相当)の名言・台詞をまとめていきます。
銀河英雄伝説1巻 黎明篇
第八章 死線
「五機は撃墜して来るからな、シャンペンを冷やしておけよ」
「不粋な奴だ」
「機銃の照準が9度から12度も狂っていたぞ!」
「ちゃんと整備しているのか、この給料盗人が!」
「ああ、やってやる」
「おれはな、いままでの戦闘で、きさまより上等な帝国人を何人殺したか知れないんだ」
「きさまなんか片手で充分、ハンディつきでやってやらあ!」
2巻 野望篇
第五章 ドーリア星域の会戦
「人生の主食は酒と女、戦争はまあ三時のおやつだな」
3巻 雌伏篇
第七章 要塞対要塞
「坊や、こいつは人生の──いや、生命そのものの香りさ」
「いまにわかるようになる…」
「ウイスキー、ウォッカ、ラム、アップルジャック、シェリー、コニャック」
「各中隊そろっているな」
「いいか、柄にもないことを考えるな」
「国を守ろうなんて、よけいなことを考えるな!」
「片思いの、きれいなあの娘のことだけを考えろ」
「生きてあの娘の笑顔を見たいと願え」
「そうすりゃ嫉み深い神さまにはきらわれても、気のいい悪魔が守ってくれる」
「わかったか!」
4巻 策謀篇
第四章 銀河帝国正統政府
「吾々は、流浪の少年皇帝を助けて、悪の権化である簒奪者と戦う正義の騎士というわけだ」
「たいしたものさ。立体TVドラマの主役がはれるぜ」
「だいたい何だっておれたちが」
「ゴールデンバウム王家を守るために血を流さねばならんのだ!?」
「ひいじいさんの代からいままで100年以上も戦いつづけてきたのは」
「ゴールデンバウム王家を打倒し全銀河系に自由と民主主義を回復させるためだったんだろうが」
「平和が来るなら、それもよかろうさ」
「だが、ゴールデンバウム家との間に平和が来ても」
「ローエングラム公との間はどうなるんだ?」
「やっこさんにしてみれば、愉快な道理がない」
「怒り狂って攻めてくること疑いないぜ」
「人道だと? ゴールデンバウム家の奴らが」
「人道なんぞ主張する権利を持っているとでも言うのか」
「ルドルフとその子孫どもが、何百億人の民衆を殺したか」
「歴史の教科書を読みかえしてみるんだな」
「(先祖の罪?) お前さんは正論家だな」
「いちいち言うことがもっともだ」
「謙遜するな! おれは皮肉を言ってるんだ!」
第五章 ひとつの出発
「もう一年、イゼルローンにいるべきだったぜ、お前さん」
「やりのこしたことが多いだろう」
「そうさ。スパルタニアンの操縦なんぞより」
「もっと楽しいことを教えてやったのにな」
「おれは17のときに最初の敵機と最初の女を墜としたんだ」
「以後、戦果をかさねて、いまじゃどちらも三桁の数字にのせている」
第八章 鎮魂曲への招待
「こんなつまらん戦いははじめてだ」
「まじめに戦争やるような奴より、遊びでやるような奴のほうが」
「おれは好きだがね」
「おれはそれほどうぬぼれちゃいないよ。量をこなしているだけだからな」
「博愛主義ってやつは、このさい減点の対象になるんでね」
5巻 風雲篇
第二章 ヤン提督の箱舟隊
「…急に忙しくなりやがった」
「超過勤務はおれの主義に反するんだがな」
「ハイネセンにもどれたら、必ずパイロットの労働組合を結成してやるぞ」
「兵士の過重労働をなくすために生涯をかけてやるんだ」
「見ている、管理者どもめ」
「さらば、イゼルローン。おれがもどってくるまで浮気するなよ」
「お前はほんとうに虚空の女王だ。お前ほど佳い女はいなかった」
第四章 双頭の蛇
「敵の駆逐艦を奪った?」
「案外、手の早い野郎だったんだな」
第六章 連戦
「…ヤン艦隊に所属していたら、生命がダース単位であってもたりやしない」
「一日に二艦隊と連戦するのだからな」
「そいつはすこしちがうな」
「おれの生命のひとつごとに、一ダースの女がおれを必要としているんだ」
第七章 バーミリオン
「ハイネセンやイゼルローンでならともかく、こんなところで自由行動と言われてもな」
「まあいい、おれは一夜の情熱のお相手をみつくろうことにするが」
「お前さんはどうする?」
「くだらんことを堂々と言う奴だな」
「ジョークだったらくだらんし、事実だったらいっそうくだらん」
「ジョークだけでは生きられないが、ジョークなしでは生きたくないね、おれは」
「…このところ悪意の表現にみがきがかかったのとちがうか、コーネフさん」
第八章 死闘
「ウイスキー、ラム、ウォッカ、アップルジャック、各中隊、そろっているな」
「敵に飲まれるなよ。逆に飲みこんでやれ」
「おれに対抗する気か?」
「半世紀ばかり早いと思うがね」
「こいつは撃墜した数のうちにははいらんだろうな」
「コーネフとの撃墜競争に負けてしまうぞ」
「おい、お前さんたちの隊長はどうした?」
「おれ以上に不景気な面を見てやりたいんだがな」
「おれはいま、まわりくどい説明をゆっくり聞く気になれんのだ」
「お前さんたちの隊長はどうした」
「何機がかりでやられた?」
「何機がかりでやられたと訊いているんだ」
「イワン・コーネフが一騎打でやられるはずはない」
「帝国軍は何機がかりでコーネフを袋だたきにしたんだ?」
「…なるほどな。コーネフの野郎をかたづけるのに、帝国軍は巡航艦が必要だったか」
「だとしたら、おれのときには戦艦が半ダースは必要だな」
6巻 飛翔篇
第三章 訪問者
「ところで地球には女がいるかな」
「おっと、おれが言っているのは生物学上の女のことじゃない」
「成熟した、男の価値のわかる、いい女のことだ」
「こいつは、第二のオリビエ・ポプランは無理でも」
「第二のイワン・コーネフにはなれるかもしれん」
「なかなか美形だろう。言っておくが、おれは手を出していないぞ」
「15歳ではまだおれの守備範囲外だ」
「酒と女はな、うまくなるには醸成期間が必要なんだ」
「カリンももう二年もすればな」
「カーテローゼの愛称さ」
「どうだ、生意気ざかりの年齢どうし、話があうと思うんだが」
「問題にさせるんだ。時間もつくるんだよ」
「お前さん、せっかくいい顔に生まれついたのに、資源を死蔵することはない」
「ヤン提督みたく、ぼけっとすわっていたら美女がむこうから近づいてくるなんて例は」
「100万にひとつもありはせんのだからな」
「パターンこそ永遠の真理なんだ」
「知らんのか」
「それにしても…おれが思うに、地球教とやら称する連中が愛しているのは」
「地球という惑星それ自体ではないな」
「奴らは地球をだしにして、自分たちの先祖が持っていた特権を回復したいだけだ」
「ほんとうに地球そのものを愛していたなら」
「戦争や権力闘争に巻きこまれるようなことをするものか」
第六章 聖地
「だめだめ、半世紀前は女でした、という骨董品ばかりさ」
「おれもな、女だけで苦労したわけじゃないからな」
「青春の苦悩ってやつの、おれは歩く博物館なんだぜ」
「サイオキシン○薬のケチャップづけを食わされたからだよ、行商人野郎!」
「おれもやめたい」
「だけど人生はままならぬものでな」
「おとなになるってことは、やりたいこととやらねばならぬことを区別することさ」
「ではごきげんよう」
「どうも男の服はぬがせにくい」
「第一、ぬがせ甲斐がない」
「ものごとって奴は、最初のうちはなかなかうまく運ばないものでな…」
「だいたいは、もっとひどくなる」
第八章 休暇は終りぬ
「人徳? ふん、奴はまだ修行中さ」
「恋愛の10や20やらなくて、一人前といえるものか」
7巻 怒濤篇
第二章 すべての旗に背いて
「ユリアン、お前さんは何でもよくできるがな、注意しろよ」
「戦略戦術はヤン・ウェンリーにおよばず」
「白兵戦技はワルター・フォン・シェーンコップにおよばず」
「空戦技術はオリビエ・ポプランにおよばず、なんてことになったら」
「器用貧乏ということばの生きた見本になってしまうからな」
「だからな、ユリアン、せめて色事ぐらいはおれを上まわるよう努力しろや」
第四章 解放・革命・謀略その他
「全人類の数が400億人、そのうち半数が女」
「うち半数が年齢制限にひっかかり、さらにまた半数が容姿で落第するとしても」
「50億人は恋愛の対象になりますからな」
「一秒でも惜しんでいられません」
「性格の良い女はアッテンボロー提督にまかせますよ」
「おれは性格が悪いほうの半分を引きうけてあげますからね」
第五章 蕩児たちの帰宅
「イゼルローン要塞は逃げやしないが、新年の乾杯はいましかできないからな」
「平和になったら──退屈きわまるが」
「おれは善良な青少年相手に人生相談室でも開くとしようかと思ってる」
「人徳あらたかなせいか、おれは年少者に信用があるんでね」
「おれに言わせれば、問題はカリンが不幸なことじゃない」
「自分は不幸だとカリンが思いこんでいることさ」
「いつものことさ、やるしかない」
「不愉快だな、どうも」
「何がって、地球といいここといい、床に足をつけて闘うことに慣らされてしまった」
「こんなに不愉快なことがまたとあるか」
第八章 前途遼遠
「悼むのは自然かつ当然としても、そろそろ、真の慰霊法を考えるべきさ」
「帝国軍と戦って勝つ」
「ノウハウはわれらが元帥どのが考えるさ」
「それしか特長がないんだからな」
「シェーンコップ中将、すこしまじめに言いますと」
「あの娘は自分自身で感情をもてあましているし」
「それを的確に表現する術も知らんのです」
「年長者のがわが、出口へさそってやるべきだと、おれは思いますね」
「出すぎたことを言って申しわけありませんが」
「それはまあ、娘が父親の罪をせおうこともなかろうしね」
「…まあ、何にせよ、カリン、不幸を商品にするのは、うちの艦隊の気風にあわないし」
「お前さんにも似あわんぜ」
「たとえ気にいらない奴でもいつまでも生きているわけはなし…」
「イワン・コーネフの野郎なんか、おれを裏ぎりやがった」
「殺されても死なない奴だと思いこませておいてな」
「順当にいけば、シェーンコップの不良中年は、お前さんより20年早くくたばる」
「墓石と仲なおりしたって意味があるまい」
8巻 乱離篇
第二章 春の嵐
「(発狂した者は誰もいなかった?) 全員、最初から発狂していたようなものだからである」
「辛くなる? 冗談じゃない、それじゃまるで普段が甘いみたいじゃないか」
第三章 常勝と不敗と
「世の中を甘く見ることさ」
「見栄をはるのは、けっこうなことだ」
「最初は大きすぎる服でも、成長すれば身体にあうようになる」
「勇気も同じことだ」
「…と、人生相談係のポプラン氏は無責任にのたもうた」
「しょせん他人の人生である」
「よし、行け、カリン」
「教えたことの62.4パーセントばかり実行すれば、お前さんは生き残れる」
第五章 魔術師、還らず
「ベッドがほしい、女つきでなくていい」
「ブルームハルトは護衛役」
「スールはビュコック爺さんの代理人として選ばれたのさ」
「パトリチェフ中将?」
「あれは引きたて役、それ以外に何があるというんだ」
第九章 八月の新政府
「ひがんではいけませんな、アッテンボロー提督」
「女に関しては1の下は0。コンマいくつなんてのはないんですから」
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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