「地獄楽」佐切(さぎり)の名言・台詞まとめ

アニメ「地獄楽」山田浅ェ門佐切(さぎり)の名言・台詞をまとめていきます。

 

地獄楽

1話

「忍術が使えるのですか」
「試しに見せていただけますか?」

 

「(なぜ?) 個人的な興味です」

 

「(面白くない?) 仕事ですから」

 

「不思議ですね」
「あなたは殺してほしいと言いながら、今も抵抗していたように見えます」

 

「(浅ェ門) 女で…です」

 

「伊州の抜け忍・画眉丸、幕府よりあなたの処刑を仰せつかりました」

 

「殺してほしいと言ってましたね」
「お望み叶えましょう」

 

「なぜ避けるのですか?」
「動かなければ死ねたのに」

 

「私は仕事柄、様々な人間の最期に立ち会い、死に際の本音が見抜けるようになりました」
「刀には人の本性が映る」

 

「死ぬ寸前まで虚勢を張り続ける者、その場しのぎで必死に慈悲を乞う者」
「そして…死を受け入れたと自分を偽る者」

 

「がらんの画眉丸、確かにあなたには大きな虚無がある」
「その生い立ちを聞けば、むべなるかなと思います」

 

「しかしあなたは1つ嘘をついている、あなたは生に執着している」
「いえ、妻を愛している」

 

「彼女の存在はあなたにとって、生きる意味そのものだったのではありませんか」

 

「叶います!」
「これは幕府発給の公儀御免状」
「いかなる罪も無罪放免にし、更には将軍のご加護が約束される書状です」

 

 

「ただし、渡すには条件がある」
「あの世に行っていただきます」

 

「今一度聞きます、生に執着はありますか?」

 

「凶悪な死罪人達と得体の知れぬ島へ行き、無罪放免を奪い合う」
「それだけが、彼女に再会する唯1つの方法」

 

「それでも、彼女との生に想いはありますか?」
「がらんの画眉丸」

 

2話

「ある時、噺家の罪人が”噺の最中に首を落としてほしい”と言ってきた」
「果たしてその噺家は、首が落ちた後に”さげ”の作法を終えた」

 

「以来、父のこの一刀が…私の目標となった」

 

「恐怖で重くなった刀が罪人を苦しませ、再び刀を重くする」
「どうすればいい?」

 

「どうすれば…迷いも恐れもない心になれる?」
「あの父のように…」

 

「もし…迷いなく殺せる…命であれば」

 

「(無縁に)出来ることならそうしていたでしょう」

 

「人体を用いた試し斬りの他に、斬首刑、死体から作る丸薬…」
「たとえ刀を振らずとも、山田家に生まれたなら」
「人の死を糧にしているのは同じこと」

 

「どれだけ目を背けようと…刀には真実が映る」

 

「首斬りの業からは逃げられない」
「なれば…ただ黙って受け入れるなんて…まっぴら!」

 

「自分の業は…自分自身で見極めたい!」

 

「私に必要だったのは、殺しを恐れぬ強さではなく」
「その恐れを…殺した命を背負う、覚悟だったのだろうか」

 

「(荷が重い?) いえ…彼は、私が斬ります」

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3話

「なんと幻想的な…確かにここなら、不老不死の薬があるのかもと思えてしまいます」

 

「無茶でもそれが上意です」
「罪人を見張るのが私の役目」
「あなたが規則を破るならば見過ごせない」

 

「手縄を付けなさい」
「勘違いしてるなら言っておきますが、私は処刑執行人であり、協力者ではない」

 

「あなたが仙薬を見つけられず、無罪が叶わなかったとしても」
「私の知ったことではありません」

 

「手縄をしないなら、その首はねるまで」

 

「やはりこの男は危険、考えも倫理観も極端で異常だ」
「即刻処刑すべき!」

 

「なのに…ためらう自分がいる」

 

「心苦しい?」
「そんな感情が残っているのですか?」

 

「そうだった…あの時も…あの時も…」
「この男はずっと、今と同じ顔を」
「何かに耐えるような眼をしていた」

 

「生まれ育った環境が誤解させるだけで、何も感じぬがらんどうではない」
「情を持った人間だった」

 

「私もまた、そんな彼を見て…情と向き合うことが出来たんだった」

 

「それは弱さじゃない、強さの種よ」

 

「何も感じないなんて、ただ目をそらしているのと一緒」
「自分の情から逃げないことが、強さだと思う」

 

「それだけは、言わせてもらいます」
「あなたのおかげで、自分の情に向き合えたから」

 

「本来なら即刻死刑ですが、今回は不問にしましょう」

 

「あなたが自身の罪を悔い、情と向き合い、人生を取り戻したいともがいているなら」
「私は、それを見届けたい」

 

「どうか私に見せて下さい」
「あなたのような人間が、人生を取り戻せるかどうか」

 

「私達の立場は変わりませんが、あなたはもう…」
「かつてのあなたとは違うのだから」

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4話

「危険なお役目とは承知していた」
「でも…違った」
「ほんの数刻前までとはもう…全てが違ってしまった」

 

「ああ…とてもこの世の光景じゃない」
「ここは極楽浄土? それとも…」

 

「(極楽浄土とは思えない?) 同感です」
「神秘で片付けるのは簡単ですが、内部構造や刀から伝わる筋肉の質感は」
「生物のそれです」

 

「私は、この島に着いてから何を成したろう」
「化け物に戸惑い、状況に翻弄され…私の磨いてきた剣は、なんの役に立ったろう」

 

「私は…なんて無力なの」

 

5話

「こんな島に、人が住めるようには思えません」
「化け物も虫も、人間にとって危険すぎる」

 

「生体も習性も謎が多いですし、斬った感じ…」
「筋肉や骨格はありますが、内蔵やその…」

 

「はい。それ(生殖器)が見当たらない」

 

「これは私の職務、果たすが武士の使命です」

 

「侍はただ従うのみです」

 

「(帰り支度?) お気遣いありがとうございます」
「ですが、帰りません」

 

「(規則?) いえ…もはやこれは、私の生き方に関わる問題です」

 

「首斬り浅の娘として生きれば、外から蔑まれ」
「山田家の武士として生きれば、身内から疎まれる」
「ここで帰ってはきっと、一生つきまとうでしょう」

 

「(女の役割?) 私には、その目がたまらなく耐え難いのです!」
「どうか私を…1人の侍として見て下さい」

 

「どうか! 兄弟子に歯向かう無礼と、私の生き方をお許し下さい!」

 

「私が弱く、未熟であるとは承知しています」
「ただ…ただ、自分の生き方ぐらい自分で決めたい」

 

「それはきっと男も女も、あるいは立場も関係なく」
「誰もが持つ人として当然の感情ではないでしょうか」
「どうかご理解ください」

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6話

「今は男も女もありません!」
「私は…兄弟子に死んでほしくないだけ!」

 

「伸びた筋肉、腱、骨の継ぎ目に刃を入れれば、どんなに鍛えた体でも斬れます」
「どんなに常識外れの相手でも、打ち首の作法と同じ」

 

「人体の構造を知り、その間隙を縫う」
「それが、山田浅ェ門の剣です」

 

「処刑対象であり、兄弟子の仇」
「でも、気負い過ぎては太刀筋がブレる」

 

「もっと冷静に、情を排して理(ことわり)を徹するべし」

 

「2つに分けず、相反するものもそのまま…そのまま受け入れる」
「情も理も」

 

「情を持って力とし、理を持って見失わず、静と檄のどちらでもなく…」
「狭間!」

 

「静かに…激しく」

 

「随分暴れさせてしまった、怖がらせたのね」
「ごめんなさい、私が未熟だからです」

 

「でももう大丈夫、あなたを憎む者はいない」
「今のあなたを憎む者は…死せる者」
「等しく安らかであるように」

 

「罪人はおろか、仲間の弔いも出来ない島」
「心を強く…強くあらねば」

 

「(仲間の安否?) いえ…皆、死を覚悟してこの役目にあたっている」
「過度な心配はむしろ無礼でしょう」

 

「仲間を案じるなら、むしろ一刻も早く仙薬を見つけ」
「この役目から皆を解放すべきです」

7話

「ダメだ…ここまでの疲れに、この湯船は抗えない」
「図々しく押しかけた上に、こんな風にくつろぐなんて…」

 

「(気が緩んでる?) 緩んでません」

 

「(眠そうにしてた?) してません」

 

「既存の備品を活用し、江戸の湯屋を再現しました」
「両者が入浴に専念できるよう、ここは私が取り仕切らせて頂きます」

 

「(意味?) せめてものお返しです」
「この子達には、一宿一飯の恩がある」

 

「それにあなたも張り詰め過ぎです」
「休める時は休むべきかと」

 

「いえ…あまりに真っ当なので面食らいました」

 

「本来の彼は、悪人ではないのかもしれない」
「そう考えている自分がいる」
「少しずつだけど、彼も変わり始めているのでは」

 

9話

「1人で勝手に出ていって…そもそも罪人の安否は管轄外」
「でも…無事であってほしい」

 

10話

「いいえ、きっと生きてます」
「そして絶対に諦めていない」

 

「今もどこかで手立てを考え、実行している」
「最愛の人に会うために」

 

「それが、画眉丸という男です」

 

12話

「近づいて確信しました」
「やはり同じでしたか」

 

13話

「今は考えてる時間はない」
「動けるならそれで十分」

 

「先程はありがとう、杠…さん」
「あなたの冷静さにまた助けられました」

 

「もはや罪人も処刑人も関係ありません」
「そうでなければ生き残れない」

 

「全てを…生きて帰ることに集中させましょう」

 

「もう誰も死なせない」
「全員で必ず生きてこの島を出る…必ずです」

 

「(画眉丸?) 正直、よく分かりません」

 

「でも…人殺しの里に生まれ、言われるまま人を殺し続け」
「愛を知ってもそれがまた過去の自分を苦しめる」

 

「その上、杠さんの言うように、その原動力までもがまやかしだとしたら…」
「そんなの…そんなの悲しすぎる」

 

「彼は凶悪な人殺しです」
「人殺しですが…悪人とは思えない」

 

「だからこそ…私は2人の再会を信じてる」
「そう…彼なら決して諦めない、必ず生きて帰る」

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
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