原作小説「銀河英雄伝説10巻(柊館炎上)」の名言・台詞をまとめていきます。
(旧アニメ4期相当)
銀河英雄伝説10巻 落日篇
第四章 平和へ、流血経由
「予は誤ったようだ。オーベルシュタインは、いついかなる状況においても」
「公人としての責務を優先させる」(ラインハルト・フォン・ローエングラム)
「そのあらわれかたこそが、他者に憎悪されるものであったのにな」(ラインハルト)
「皇紀、予はオーベルシュタインを好いたことは、一度もないのだ」(ラインハルト)
「それなのに、顧みると」
「もっとも多く、あの男の進言にしたがってきたような気がする」(ラインハルト)
「あの男は、いつも反論の余地を与えぬほど、正論を主張するからだ」(ラインハルト)
「彼女たち(宮廷の美女)は、皮膚はまことに美しいが」
「頭蓋骨のなかみはクリームバターでできている」(ラインハルト)
「おれはケーキを相手に恋愛するつもりはない」(ラインハルト)
「ビッテンフェルトには、すぎた部下たちだな」
「上官が無謀でも、よい部下は育つと見える」(アウグスト・ザムエル・ワーレン)
「毒なんぞ、とうに免疫になっておるさ」
「おれはオーベルシュタインの奴と何年もつきあってきたからな」(フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト)
「オーベルシュタインに私心がないことは認める」
「認めてやってもいい」(ビッテンフェルト)
「だが、奴は自分に私心がないことを知って、それを最大の武器にしていやがる」
「おれが気にくわんのは、その点だ」(ビッテンフェルト)
「おれはべつにイゼルローンの奴らを気にかけているわけではない」
「オーベルシュタインの毒蛇めに、わが世の春を謳歌させたくないだけだ」(ビッテンフェルト)
「第一、イゼルローンは、おれ自身の手で粉砕してやらねば、気がすまぬ」(ビッテンフェルト)
「要するに、皇帝の影に頭をさげると思えば腹もたたん」
「オーベルシュタインを人間と思うから腹がたつのだ」(ビッテンフェルト)
第五章 昏迷の惑星
「昂揚感をともなった緊張に、ときとして恐怖や楽観の微成分が混入する」
「吾々の精神状態は、初演をひかえた舞台俳優たちのそれに似ていたかもしれない」(ダスティ・アッテンボロー)
「苛酷な舞台であることは承知している」(アッテンボロー)
「ひとたび退場すれば、復活はありえないし」
「脚本家や演出家は姿を隠して、俳優の疑問に応えようとしない」(アッテンボロー)
「それでも、救いがたい精神状態が、吾々を舞台へと誘ってやまなかったのだ」(アッテンボロー)
「ご好意はありがたいのですけど、女性だからという理由で免責されるのは」
「わたしは不本意です」(フレデリカ・グリーンヒル)
「わたしはイゼルローン共和政府の主席ということにしていただいてますし」
「わたしがハイネセンに赴かなければ、軍務尚書は納得しないでしょう」(フレデリカ)
「独身者だけの楽しいパーティーに、妻帯者をまぜるわけにはいかんからね」(ワルター・フォン・シェーンコップ)
「危険から逃げた、見さかいもなく不美人に手を出した、と言われたのでは」
「オリビエ・ポプラン一生の名おれだ。おれはついていくからな」(オリビエ・ポプラン)
「おめでたいですかね。ヤン先輩が大佐、おれが少佐、これじゃ将来の同盟軍は」
「天国じゃなく地獄の方角へ、一輪車で全力疾走ってことになりそうですが」(アッテンボロー)
「ジグソー・パズルを完成させるにしても、片がもともと不足しているのさ」(ポプラン)
「彼らが信じたくないなら、信じる必要はないのです」
「吾々は、ただ事実を話すだけで、解釈の自由は先方にあります」(ユリアン)
「…皇帝の衰弱が目に見えるものであったら、私たちはむろんそれに気づいたであろう」(エルネスト・メックリンガー)
「だが、皇帝の美と精彩は、すくなくとも表面上は、いささかの衰えも見せていなかった」
「私たちも、皇帝の病臥にいつのまにか慣らされていたようであった」(メックリンガー)
「ビッテンフェルトが怒ることはない」(ラインハルト)
「予自身も、ヤン・ウェンリーに対して戦術上の勝利をおさめることが」
「ついに叶わなかったのだからな」(ラインハルト)
「予はそれを残念には思うが、恥じてはおらぬ」
「ビッテンフェルトは恥じているのか?」(ラインハルト)
「(拒絶したら)いかがする?」
「そのときは奴らこそが、流血と混乱に対する責任を負うことになろうよ」(ラインハルト)
「おれが思うにだ、季節の変わり目には、かならず嵐があるものだ」
「それも、変わったと思いこんだ後に、大きな奴がな」(ビッテンフェルト)
第六章 柊館炎上
「…ラインハルト・フォン・ローエングラムは」
「深刻な意味で、民主共和主義にとっての敵対者である」(ユリアン・ミンツ)
「これは、彼が残忍で愚劣な支配者であるからではなく」
「まさにその反対の存在だからである」(ユリアン)
「それらが非民主的な手段によるものであったことは、この際、問題にならない」
「帝国の民衆は、民主的な手つづきなど欲していなかったからである」(ユリアン)
「これから家を改造しようなどと言ったら」
「ラインハルトは、よけいなことをしなくてもいい、と答えるでしょう」(アンネローゼ・フォン・グリューネワルト)
「改造してからそのことを告げたら、そうか、の一言ですみますよ」
「ラインハルトは、光年以下の単位のできごとには興味がないですから」(アンネローゼ)
「おさがりなさい、この方は銀河帝国の皇紀陛下でいらっしゃいますよ」(アンネローゼ)
「悪魔が妖怪につかまったら、人間としては共倒れを望むだけだ」
「ルビンスキーも存外だらしない」(ビッテンフェルト)
「卿ら、どうやら休息の時間は終わったらしいぞ」(ウォルフガング・ミッターマイヤー)
「いまの報告によると、イゼルローン軍のほぼ全部隊が回廊を出て」
「ハイネセン方面へ向かいつつあると」(ミッターマイヤー)
「王手詰み(チェックメイト)」(エルンスト・フォン・アイゼナッハ)
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