マンガ「あなたがしてくれなくても」吉野みちの名言・台詞をまとめていきます。
あなたがしてくれなくても
1巻
(赤ちゃんを産む?) …いいなぁ…○○クスしたんだ…。
「私達、2年もしてないんだよ!?」
「(勘弁して?) 勘弁してほしいのはこっちだよ」
楽だからゴムの伸びたやつばっか履いてた。
そりゃ色気ないよね…。
よっしゃ買ったる!
色気来い!!
機嫌取りにスイーツって、やっぱり全然わかってないよ。
私が欲しいのは…。
そっか、仲良く見えるんだ。
まさかレスなんて思いもしないだろうな。
そりゃ性生活の事なんてわかんないよね。
私だって他人の事はわからない。
私にとっての今日と陽ちゃんにとっての今日は、きっと重みが全然違う。
新しい下着つけて、思いっきりオシャレして、私バカみたい。
私、このまま女として終わるのかなぁ…?
ヤバイ今、この優しさは…!!
世界中でこんな事で悩んでるのなんて、私くらいだろうな。
もう空っぽで満たされる事がないって寂しい…。
私は○○クスがしたい訳じゃない。
陽ちゃんと○○クスがしたいんだ。
「…うち…○○クスレスなんですよね」
「教えて下さい、どうしたら色気って出ますかね?」
勝手に喜んでしまってる。
まるで戦友ができたみたいで。
は!? (世間では)一ヵ月でレス!?
ウチなんて2年レスですけど?!
何事も無かったかのように朝が来て、また1日が終わる。
やっぱり陽ちゃんにとって、昨日の約束なんてそれ位なんだ。
もう1回頑張ってみよう。
だってこのまま終わるなんて、納得できないよ。
ただその話題からも逃げて、でも好きな事はやって。
私の気持ちはずっと置きざりにして…ないがしろにしないで。
一緒にいるのに、体も心もずっと一人ぼっちだよ。
こっち向いて、陽ちゃん。
深いイミがある訳じゃない、私の為なんかじゃない。
それでも私は新名さんの言葉を何度も思い出して、眠れなかった。
「陽ちゃん、私ただ○がしたい訳じゃないんだよ」
「陽ちゃんに愛されてるって感じたいからなんだよ?」
「それって夫婦にとって大切じゃない?」
あきれる嘘をついて、あの場を逃げようとした陽ちゃんを前に、
スッと何かが冷めた気がした。
でも何でだろう、楽になった。
私が欲張りだっただけ。
心も体も満たされたいなんて贅沢だったんだ。
いつもの日常、ケンカのない穏やかな日々、それで十分じゃないか。
「私、夫への気持ちに一線を引いたら楽になったんです」
「期待せずに済むから」
「そしたらもう、自分が傷つかずに済むと思ったんです」
期待しなければ傷つかないなんて嘘。
拒否されて・無視されて・逃げられて、心はもう壊れる寸前で。
お願い、誰か助けて。
2巻
「家族でも私には必要な事なの」
「だって他の家族とはしないでしょ?」
「同じ家族でもそれって全然違うよ…!」
とても嬉しい言葉のハズなのに苦しいよ。
だってそれでも、陽ちゃんは抱きしめてくれない。
私、こんなに新名さんの事気にして、何を期待しているんだろう…。
何か泣けてきた…何も上手くいかない、全然ダメだ。
私の人生、こんなハズじゃなかったのに…。
女性が花を貰って喜ぶ感情が若い頃はわからなかった。
花より服やバッグ、アクセサリーが欲しかった。
でも今ならわかる。花がうれしいんじゃない。
その奥にある気持ちがうれしいんだ。
3巻
「TVで見る夫婦の問題とか知ってはいても」
「自分には…私達夫婦にだけは関係のない事だって心のどっかで思ってて」
「当たり前にずっと愛し合っていけるって思ってました」
「(惹かれてる?) わ…私も…私もです…」
時が経てば、状況が変われば2人の関係は変わっていく。
それは仕方のない事かもしれない。
でも、それでも、互いを思いやる気持ちだけはなくなって欲しくない。
…そっか。私がこうやって陽ちゃんと比べてるように、
もしかしたらさっきの言葉も奥さんと比べて出たのかも。
私達って常にパートナーを挟んで相手を見てるのかな?
どうしよう、もっと一緒にいたい、もっとキスしたい、もっと触れたいと求めてしまう。
これ以上進んだら全てを失うかもしれない。
わかってるのに止められる自信がない。
自分がこんなにも愚かだったなんて知らなかった。
待って、やめて。
お願い、1ミリも私に優しくしないで。
これじゃあ私がただ、最低なだけみたいじゃん…。
もう女として満たされる事はないと思ってた。
でも新名さんといると、空っぽだった私の心が満たされていく。
こんなの…抗えないよ。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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