アニメ「薬屋のひとりごと」猫猫(マオマオ)の名言・台詞をまとめていきます。
目次
→薬屋のひとりごと(1期、1話)
→薬屋のひとりごと(1期、13話)
→薬屋のひとりごと(2期、25話)
→薬屋のひとりごと(2期、37話)
薬屋のひとりごと
1話
「まさか人さらい?」
「あ~あ…親父、心配するだろうな」
「あれからもう3ヶ月」
「御殿も花街も大して変わらないな」
「出来れば後宮なんて一生関わりたくなかったが…」
「まあ、来てしまったものは仕方ない」
「下女でもごくまれに、下級妃になることがある」
「要は…見た目だ」
「ソバカス・絶壁・肉なし体型」
「私には関係ない話だな」
「こんなのはただの(噂の)憶測にすぎない」
「すぎないが…ちいとばかし行ってみるか」
「あの真ん中のオロオロしてる宦官が医官か?」
「バカだろ、あのヤブ」
「あれだけ妃2人のそばにいて本当に気づいてないのか?」
「いや…それ以前に知らないのか?」
「下女が偉い人に呼び出されるなんて…嫌な予感しかしない」
「世の中は無知なふりをしていた方が立ち回りやすい」
「命を美貌を天秤にかけ、結局どちらも失ってしまった」
「私は薬屋でしたので、毒には詳しいのです」
2話
「花街の家にいた頃は、実験と称し、腕でいろいろと試してきた」
「少しずつ毒に体を慣らしてきたから、多くの毒が効かなくなっている」
「正直、自分は毒見には向かない」
「でも、この役職はある意味幸運だったなあ」
「皿は毒に反応しやすい銀製のものに替えた方がよろしいかと思います」
「暇だ…」
「せっかく個室になったんだから、毒蛇でもいれば実験できるのに…」
「(媚薬?) 作る? つまり…」
「調薬!」
3話
「(夢遊病?) 薬で治せる病ではありません」
「(薬でなければ?) 私の専門は薬です」
「うざっ! なんて粘着質な男なんだ」
「努力します」
「”推測でものを話すな”って、親父には言われそうだけど…」
「恋が女を美しくするのであれば…どんな薬になるだろう」
4話
「噂(の薬師)? 嫌な予感がする」
「”見てくれ”、それはつまり”治せ”と同義だ」
「帝の言葉は天上の言葉、断ったりしたら首が飛びかねない」
「それにしても、ほかの妃の前で言う話でもないのに」
「帝はやはりつくづく、”帝”という生き物なのだ」
「こんな小娘に頼むなんて、よっぽど後宮医官が頼りないんだろう」
「あのままだと、衰弱死は確実だ」
「食事をしないと人は死ぬ」
「女ってのは恐ろしいな」
「(何する?) あ? バカに折檻するだけだよ!」
「そのうち全身に(おしろいの)毒が回るだろう」
「よかった、これでお前もきれいになれるぞ」
「お慕いする梨花様と同じだ」
「血の気のうせた肌と、落ちくぼんだ眼窩(がんか)と、食事も取れないような体」
「なんでこれが禁止されたか…分かってんのか!」
「(喜ぶと思って?) 毒だっつってんだろうが」
「何も考えていない、自分が一番正しいと思って」
「誰が自分のガキ殺した毒を喜ぶんだよ!」
「使えるものは、なんでも使わないと」
「(死なせてくれないのか?) ならば、食事を取らねばいいことです」
「”粥を食む”ということは、死にたくないからでしょう」
「勝てる勝てないの問題ではないでしょう」
「世には百千の花がありますが」
「牡丹と桔梗のどちらが美しいかは決めつけるものではないと思います」
5話
「色付きの木簡はたぶん暗号…わざわざそんなものを使うのは公に出来ない内容だから?」
「一体どんな…」
「余計なことか、毒見役の知ったことではない」
「突風が吹く屋外で出し物を見て食事を食べ、挨拶に来る官達に笑顔を振りまく」
「(園遊会は)間違いなく鉄の膀胱が必要になるな」
「慣例に慣れると、ちょっとしたことも思いつかなくなるんだなあ」
「少しの工夫でいくらかマシになるものなのに」
「あ~、面倒くさい」
「適当に”はいはい”言っとけばよかった」
「今まで壬氏様が見ていたものが化粧をした顔です」
「化粧はきれいにするだけのものではありません」
6話
「また、(私のことで)何か妄想しているな」
「それ(宦官)より毒見だ」
「接触部分に曇りはない、匂いも異常なし」
「けど、嚥下(えんげ)するまでが毒見の仕事」
「毒見役の命なんてあってないようなもの」
「好んで毒を食らうのは私くらいか」
「どうせならフグがいいなあ」
「内蔵をうまくスープに忍ばせて…あの舌先がしびれる感じがたまらないんだよなあ」
「これ…毒です」
「ごきげんよう、壬氏様」
「(ご機嫌?) しまった…毒に浮かれてつい笑いかけたみたいに」
「ホントはあのまま飲み込みたかったけど…」
「そしたら今頃、毒が全身を巡って…」
「壬氏様、あの…残りのスープを下さい」
「(バカ?) 向上心が強い言って下さい」
「人によっては、食べられないものがあるんです」
「かくいう私も、そばが食べられません」
「これは好き嫌い以前の問題です」
「今回はじんましんで済みましたが、時に呼吸困難を引き起こします」
「知っていて与えたのなら…毒を盛るのと同じことです」
「ひとつ間違えれば、医官であろうと対処できないこと、命に関わる問題であること」
「ゆめゆめ、忘れないようにして下さい」
7話
「今さらすっぴんはねえ…」
「落ち着かないので、(ソバカスは)このままでもよろしいでしょうか?」
「いじめです」
「結果として命拾いしましたけど…嫌なやり方です」
「(なぜかばおうとした?) 下女の命など、妃に比べたら軽くたやすいものです」
「ましてや、毒見役の命ともなれば…」
「通りを1つ抜けただけで、花街は途端に景色を変える」
「立ち並ぶあばら家に物乞いと梅毒の夜鷹…変わらないなあ」
8話
「これは心中じゃない…殺人だ」
「はかなげだが…それでいてしたたかだ」
「ずっと帰りたかった花街も、本質は後宮と変わらない」
「花園であり、鳥籠だ」
「みんな、閉じこもった空気に毒されていく」
「妓女も周りの毒を食らうことで、甘い毒へと変わっていく」
「いい夢見れたみたいだなあ」
「一度天上の甘露を知れば地上には戻れない」
「きっと生かさず殺さず搾り取られることだろう」
「とはいえ、前払いで足りなかった銀を補うのは私だ」
「なんだか(壬氏の)態度が悪い気がする」
「気のせいだろうか? 気のせいにしたい、気のせいにしよ」
「不思議なものだ、面倒事には関わらない方が楽に決まっているのに」
「暇人だから、厄介事でも構ってもらいたいのか?」
9話
「お偉いさんが死んじまいましたとさ」
「冷たいようだが、顔も名前も知らぬ人間に同情できるほど感傷深くない」
「年齢は五十路を過ぎ、死因といえば酒の飲み過ぎ」
「完全に自業自得だ」
「この御仁(壬氏様)がわざわざ侍女頭を別の用事で外させたということは…」
「やっぱり(死因を)聞いてきた」
「しおらしい…無茶なことを言っているのは承知の上か」
「いつもどおり無駄にキラキラしてればいいのに」
「ここ最近の壬氏様は以前よりもずっと子供のように見えて仕方ない」
「真面目な人間ほど心を抑制し、その負荷は病へ変わってしまう」
「卑怯だよなあ…ここまできっかけを与えたなら、犯人を教えたも同然なのに」
「私は誰かが罰せられる直接の原因になりたくない」
「(喪に服している?) 普通の青年のようだ」
「この人も一応人間なんだなあ」
「検視すべき医者がこれとは、まったくもってヤブである」
「慣れた光景です」
「花街は一歩裏に入れば無法地帯ですから」
「私なら、自分から命を絶とうとは絶対に思わない」
「他人から殺されるのもまっぴらだ」
「死んでしまえば、薬も毒も試せない」
「でも、もし自分が死ぬとするなら…」
「死ぬならどんな毒にしようかと」
「人はいつ死ぬか分かりません」
「たとえ望まなくとも、他人の悪意が加わることで不本意な死を遂げることがあります」
「それがいつ訪れるのか誰にも分からない」
「運命にはあらがうことは出来ない」
「もし私を処刑する場合、毒殺にしていただけませんか?」
「私が平民だからです」
「ささいな失敗で簡単に吹き飛ぶ命です」
「するしないではなく、出来る出来ないですから」
10話
「美しい花もいつかはしおれる」
「後宮の華は実を結ばねば意味がない」
「お茶会というのも、妃の立派な仕事である」
「まさに後宮の縮図がそこに広がっている」
「いわゆる、腹の探り合い」
「同性であれば身構えてしまうのが、女という生き物なのだろうか」
「正直、帝が来る時より気を遣っている」
「残念ながら、いじめは間違いではなかったらしい」
「”もらえないか?”…と質問されたところで選択肢などないというのに」
「御意」
「何を求めているのか知らないが、こちらは普通の薬屋だ」
「スパイのマネ事など出来るわけない」
「こいつ(壬氏様)、顔がいいから何をしても許されると思っている」
「そういえばそういう変態だったな」
「孤立した妃は、侍女達に頼らざるを得ない」
「いじめられていることにすら気づかず…悪循環だ」
11話
「分からない、私には」
「そこまで他人を大切に思える心がない」
「私に提案があります」
「私に出来るのは、2つあった動機を1つにすることだけです」
「結果は変わりません」
「それでもよろしければ受け入れて下さい」
「(甘い?) 毒ですけどね」
「死ぬことはないので大丈夫ですよ」
「孤独な妃に信頼の出来る侍女がいるということ」
「それは、どれほどの救いになるだろうか」
12話
「なんだか嫌な予感がする」
「今解雇とかかなり困るんだが…時期が悪い」
「李白のあと、まだやり手婆のところに上客を送り込めていない」
「今帰れば…確実に売り飛ばされる!」
「やり手婆はどうしても私を妓女にしたいらしい」
「薬以外には興味もない薬屋の娘なのに、どうにもここ数年その動きが顕著だ」
「仕事とはいえ、ずっと笑ってるのは疲れるなあ」
13話
「(朝から)無駄な色気を…この部屋に高順様と水連様しか入らない理由がよく分かる」
「実に罪深い性質を持つお方である、なんか発情期の虫みたいだ」
「興味がないものの物覚えは、人並み以下なんだよな」
14話
「やっぱり手強い」
「ばあやがいる限り坊ちゃんをカモにするのは難しそうだ」
「いけません!」
「ここから先は女の園における他言無用の秘術ですので…」
「(高順様) 下女に綿入れ1枚渡すのにも許可が必要なんて、大変だな」
「李白様。緑青館・三姫の1人、白鈴姐ちゃんに惚れて」
「女のために出世しようとする、愛すべきバカなところがある男だ」
「原因不明ねえ…昨日の音はこれか」
「そんな話聞かされて、首を突っ込むなと言われても」
「世の中、不思議なことはほとんどない」
「不思議というなら、それは知らないだけだ」
15話
「フグの毒…あのピリピリしたしびれがいいんだ」
「ああ、食べたい」
「食べる習慣のない地方から取り寄せれば、危険性が高いのは当たり前です」
「ここにいる者達は賢い」
「これ以上言う必要はないだろう」
「よし! 忘れよう。思い出してもろくなことにならない」
「しかしまあ忘れたところで、いつもの嫌な予感はあたるのだが」
16話
「親というものは、子がいくつになっても気苦労が絶えないんだな」
「父親…まあ、私には関係ないことだ」
17話
「歴史にはくだらない戦がたくさんあるが」
「その中のいくつかは”傾国の美女”によって引き起こされている」
「天上人のごとき美しさの御仁が化粧なんてしたら…」
「国でも滅ぼす気ですか?」
「近くで触っても無駄に綺麗だ、髭どころか毛穴も見えない」
「女の化粧をすればどんなに…」
「この3人だけでよかった」
「もし誰か別の者がいたら、大惨事だった」
「医師としても薬師としても右に出る者はいないくらいすごいおやじだが」
「何を間違ったのか損得勘定というものが欠落している」
「おかげで、本来食いはぐれることがない仕事なのに」
「あんなあばら家に住んでいる」
「(妓女の価値を下げるには?) 不愉快なことを聞きますね」
「手つかずの花だからこそ価値があるのです」
「手折れば、それだけで価値は半減します」
「さらに…子をはらませれば、価値などないに等しくなります」
18話
「大丈夫…なんの感慨もなく言ってのけたはずだ」
「今宵はお楽しみ下さいませ」
「客を取らねば食うていけない」
「それが妓楼の掟だ」
「(病気)以来女は、客の目の届かぬこの離れに押し込められている」
「使い物にならなくなった妓女が、ドブに投げ出されなかっただけ寛容だ」
「梅梅姐ちゃんの感情は、私にはよく分からない」
「深く考えたくもない」
「もしそれが恋というものだとしたら…」
「そんな感情はきっと、私を産んだ女の体内に置いてきてしまった」
19話
「牛黄(ごおう)とは薬の一種であり牛の胆石」
「千いるうちの1頭しかないとされる薬の最高級品!」
「本当にいただけるのでしょうか?」
「分かりました…壬氏様の思うままに!」
「予想が正しければ、これは長い時間をかけて練られた計画のはず」
「1つひとつは確実じゃない」
「でもいくつも仕掛けることで、どれかが重なり合う」
「そしてようやくここまで結びついた」
「あくまで予想だ…予想に過ぎない」
「でももし、その予想が的中していたとしたら」
「何か起こったあとでは遅い」
「取り返しのつかないことはいつもそうだ」
「祭事を中断しろとは言いません」
「私を見逃して下さい、偶然ネズミが入ったとでも言って」
「それなら飛ぶのは私の首だけで済むでしょう!」
20話
「あれは偶然が重なり合った事故です」
「しかしまるで意図的に偶然が引き寄せられたようでした」
「そういう意味では事故ではなく事件と言えるでしょう」
「(殺された?) それは分かりません」
「ですが、そう見せかけた事件の可能性もあります」
「それにしても、まさかあの場に壬氏様がいるとは」
「あのまま祭事が続いていたら…」
「何者なんだよ、こいつ」
「こんな大がかりな事件で命を狙われるに値する人物…」
「知ったところで面倒なだけだ」
「もう私には関係ない」
「憶測じゃダメだ、断言できない」
「(笑ってる?) えっ…好奇心に負けた」
「(確証のない方法?) どのみち見つかれば死罪になるのでしょう」
「私なら喜んで賭けますよ」
21話
「もしかして李白様に嫉妬しているのか?」
「なんという男だ…自分の方が綺麗だと誇示したいなんて」
22話
「逃げているだけも腹立たしい」
「どうせならあのにやけたモノクルをかち割ってやる」
「これで舞台は整った」
「あとは…いけ好かない奴にひと泡吹かせるだけだ」
24話
「妓女の合意がなければ、子ははらみません」
「産んだのはその意思があったからでしょう」
「女とは狡猾な生き物です」
「血の流れの周期を読めば、子が出来やすい日時などある程度予測がつきます」
「嫌いであっても恨んではいません」
「羅門の娘になれた点だけは感謝しているんです」
「分かっている、これは嫉妬だ」
「おやじが手放しで褒めるほどなのに、あの男は自分の恵まれた才を分かっていない」
「味方には出来ませんが、敵にしない方がいいでしょうね」
「あの悪夢は本当にあったことだった」
「女の母たる記憶はない、今あるのはゆがんだ小指だけだ」
「もう私には関係はない」
「羅門の娘として幸せになったのだから」
「いきなり頭突きとは大人げない」
「でもまあ、大人げないくらいの方が話をしていて気が楽だ」
薬屋のひとりごと(2期)
25話
「やぶ医者は人はいいが口が軽い」
「まだ玉葉妃の妊娠は知らせない方がいい」
「後宮で問題なのは、性的に無垢なことが求められすぎていることです」
「後宮に集められる女官は生娘がほとんどです」
「帝(みかど)のお眼鏡にかなったとして」
「無知なために粗相があったりしたら不憫でなりません」
「事前に学習する必要があるかと」
「恐らく壬氏様が帝に頼んだのだろう」
「仲介料をもらっておけばよかった」
「壬氏様達の考えに沿うなら、多分これが正解だろう」
「後宮内に書物が出回れば、文字を読もうとする者達が増える」
「それが流行りの大衆小説であればなおさら」
「それにしても、回りくどいことをするものだな」
「まだ幼い公主(ひめ)だが、あと10年もすればどこかへ嫁ぐ可能性が出てくる」
「もし他国へと渡った場合、必ずしも歓迎されるとは言いきれない」
「薬や毒の知識はあって困るものではないと」
「やはり食えない妃だ」
「でも猫好きによると、何を考えているのか分からないところがいいようで」
「見ていると飽きず、目が離せなくなり、そのうちに触りたくなるとか」
「普段はそっけないくせに、餌を与える時だけ愛想がよくなるのが腹立たしいですが」
「そこまでくると、もう諦めてしまうらしいですね」
26話
「後宮…つくづく特殊な空間だ」
「こんなに人がいるのに店はないし、医者もやぶ医者しかいないし」
「病気ににでもかかったらすぐ広がってしまいそうだが、そうでもない」
「衛生管理はしっかりしているからだ」
「妹とやらがいたら、こんな生き物なのだろうか」
「最終日に来た理由がもう1つある」
「値引きだ」
「後宮という特殊な場所で、適正価格で品物を売るとは思えない」
「簡単にぼったくれると思うなよ」
「つい興奮して、相手の了承も得ずにやってしまいました」
「もっと早く気づいておけばよかった」
「祭りの雰囲気に流されていたのかもしれない」
「偶然が重なり必然となったあの事件に似ている…」
「どれが偶然で、どれが必然なのか、それすらもよく分からない」
27話
「こうしているとたまに忘れそうになるけど…」
「ここは後宮、2千の女達がうごめく花園だ」
「それと、表向きは職業訓練としてはいかがでしょう」
「メシの種になると分かれば、より人が集まります」
「たまにおやつも与えてみるとか」
「毎度当たる博打にのめり込む者はいません」
「(壬氏の依頼) 何かあるかもしれないが…面白そうだ」
「となると(壬氏様に)疑われているのは…私か?」
「毒キノコ探しを頼む体(てい)でこちらの反応を見ていたのだとしたら」
「失望どころか感心さえしてしまう」
「(包帯の下?) いえ、ほかは私がやった実験の痕(あと)です」
「趣味です」
「まあ、命令される方が気楽でいいか」
「勝手な憶測ならある」
「うん、やめよう。動機なんて、お偉いさんが勝手につければいい」
「◯◯から生えるキノコか…」
「あるとすれば…どんな姿で、どんな効用があるのだろう」
28話
「実際に子が宿るのではなく、妊娠したように体が錯覚を起こすのです」
「思い込みが体に及ぼす影響は大きいんです」
「随分と詳細を知っている、そのくせ全ては語っていない」
「この感じ…これは本当に知人の話なのか?」
「高順様は”良家の子女が家を抜け出し子をはらんだ”と言ったが」
「どこまで本当なのか疑わしい」
「実際にはらんだのは、もっと違う秘密なのかもしれない」
「密偵の疑いがある者を客人として扱うこともあるだろう」
「この幻想的な美女が…金の亡者(やり手婆)になるなんて」
「見つけました、大変適役な人物」
「”背丈が175センチを超える美人”…でしょ?」
29話
「噂というのは尾ひれがつくものである」
「広く遠くへ伝わるほど事実とは異なり、時には噂が噂にとどまらなくなる」
「伝承や神話の類いも似たようなものなのかもしれないな」
「そもそもあの2人は、祖父が見たという絶世の美女になど興味がないのかもしれない」
「この世に自分たち以上の美人はいない、そう自負しているのだ」
「この分では四婦人に鏡を贈ったのも、挑発のつもりなのかもな」
「50年前…特使の祖父が見た景色とは、これではなかろうか」
「”ディアーナ”」
「発音には自信がなかったけど、通じたみたいだ」
「西方に伝わる、月の女神の名が」
「あれは皆に見せる代物ではない」
「”傾国”、まさに国を傾ける破壊力がある」
「ただの毒見役がこんなこと考えてなんになる」
「気分転換でもするか」
30話
「妙な咳か。もし感染するものなら放っておけない」
「水晶宮だけで終わらない問題だ」
「このような処置を続けていたら死に至ります」
「もちろん下女1人の死など、些細な問題でしょうが」
「これ以上出すぎてはいけない」
「分かっているが…腹の立つことはあるものだ」
「生まれも教養もある」
「それでも感情に支配され間違いを犯す愚かな人間はごまんといる」
「◯様は帝をよほどお慕いしているのですね」
「私はただ…国母という立場を愛しているように見えましたので」
31話
「壬氏様、顔が見えてしまいます」
「せっかく勉学に勤しんでいるのに、こんな生き物がのぞいていたら勉強にならない」
「確かにおやじの知識はすごい」
「でも”お前には無理だ”と言われるのは腹が立つ」
「3つの扉、3つの色。”王の子よ、だが、王母の子ではない”」
「この言葉の真意はなんだ」
「このじじい、言いにくいことを私に言わせる気か?」
「(壬氏様は)一体何者なんだろう」
「帝のお気に入りの宦官、それだけで済ませるには何か…」
「誰だっていいか」
「知らぬが仏…そういうものだ」
32話
「後宮の中にあるのに、◯は堕胎剤の材料をキャラバンが持ち込んだものでそろえていた」
「つまり…薬の知識のない◯に、毒の作り方を教えた人間がいる」
「恐らく、その人物はまだ後宮内に…」
「あんなのと一緒にされていたなんて、心外だな」
「表向きは廃止された奴隷制度だが、名前を変えて今も存在しているのは周知の事実だ」
「(問題を解決?) 私は自分が持っている知識の中で」
「状況に当てはまるものを提示しているだけです」
33話
「どこの宮付きかはっきりせず、よその宮にも顔を出す女官なんて」
「侍女頭からすれば好ましいはずがない」
「(壬氏様?) いい上司だと思います」
「珍しい薬をくれる点では」
「抑圧された環境で育つと、心に影響を受けると聞く」
「だんだん見せるようになった子供っぽい部分」
「あれも壬氏様の本質の1つなんだろう」
「それでいて周りからは麗しの宦官扱い」
「おかしな話だ」
「呪いにはおおかた見当がついていたけど、もう1つどうでもいいことが分かりそうだ」
「先帝の人間性に興味はない」
「ただ国の頂に立ったために、本当の才能を生かすことなく亡くなったのだろう」
「まるで蒼穹の彼方にいる誰かに問いかけているみたいだ」
「…なんて、感傷的になってるな」
34話
「(部屋に戻れ?) いえ、物置で問題ありません」
「紅娘様にもここが私の部屋だと言われましたし、このまま使わせていただきます」
「世の中、よく分からないことはたくさんあるものだ」
35話
「ああ、そういや一度も名前を呼ばれたことないな」
「別にいいけど」
「(なぜ平気?) ”なぜ”と言われましても、そういう体質ですから」
「(少し驚かせる?) えっ? 少しどころじゃねえだろ!」
36話
「あるわけない…後宮に立ち入る宦官にあってはいけないものだ」
「だが…ある!」
「何事も知りすぎてはよくない」
「壬氏様と私は高官と下女、それ以上でもそれ以下でもない」
「必要以上の秘密なんて要らな…」
「壬氏様は何を考えているんだろう」
「私は昔から、人の心の機微には疎い」
「人の好意にも悪意にも鈍感だ」
「こんな時に何を言ったらいいかも分からない」
「私は何も口にしません」
「私にとって、壬氏様は壬氏様です」
37話
「妓女はなまはんかにすすめる仕事ではない」
「私のは最後の最後、どうしてもって時のツテかな」
「ほかに頼れそうな人…ダメだ」
「壬氏様に紹介したら小蘭を厄介事に巻き込むかもしれない」
「私はただの毒見役です。もし玉葉様に毒が盛られたら、私が先に死にます」
「そういう役割の者と割りきっていただければよろしいかと」
38話
「そう言われても…あんなことを聞いて、首を突っ込むなという方が無理だ」
「墓まで持っていく秘密の代償に、牛黄(ごおう)は安かったかもしれない」
「閉め切った窓、揺れるカーテン。そして抜かれた風呂の栓」
「推理が正しければ、踊る幽霊の正体は…」
「母親を思う気持ちはよく分からない」
「けれど里樹妃にとっては、慕情を抱くに値する存在なのだろう」
39話
「私が壬氏様に与えられるものはございません」
「でも貸して下さい」
「(私がやらかしたことではない?) このままだと寝覚めが悪いので」
「腕がよくて宦官でもある医官なんて…あっ、いた」
「1人、最適な人物が」
40話
「一を聞いて十を知る、おやじはこの国の最高の医師だと思う」
「なのに花街で貧しく暮らしているのは、おやじには欲というものがないからだ」
「人も物も無駄にしない、商人のような頭の回りようだ」
「どうしてその才覚を自分の生活に生かせないんだか」
「避けるべきものは、悪意ある者に何が毒なのかを教えることにもなる」
41話
「この2人はなぜ私を後宮から連れ出したんだろう」
「もしかしてあの男の牽制に使うつもりか?」
「だとすればろくなことにならない気がする」
43話
「都へやってきた王母達。そして、森の奥深くに隠れ里を作った白キツネの民」
「どちらも祖を同じくする西から来た民なんだ」
「(人体で試す?) 私でどうぞ!」
44話
「これはいかん。この女は危ない」
「勝手に忍び込み、飛発(フェイファ)を見てしまった」
「折檻と称して始末されるのがオチだ」
「うすうす感じてはいたが…」
「虫好きで、ちょっと変わっていて、噂話に花を咲かせる普通の子」
「見事、子翠に化かされていたというわけか」
「そういえば、狩りの時に何か大事な話をしようとしていた気が…」
「牛黄は人を狂わせる、なんと恐ろしい」
45話
「神美が求めるのは、1杯飲むだけで10歳若返るような不老の薬」
「そんな薬あるわけない」
「分かってはいるんだけど…」
「私にも薬師としての矜持がある」
「理不尽だ。理由なんてどうでもいいんだ」
「ただ相手を苦しめる、そのことを楽しんでる」
「ひと事だ。見張りや響迂のことなんて放っておけばいい」
「でも…イライラする」
「(蟇盆?) うん、美味しかった」
46話
「私は父も母もいない」
「いるのはおやじだけだ」
「どうして…手を伸ばさずにいられないのだろう」
「(父ちゃん?) あれの名前を出さないで下さい」
「”あのおっさん”とかで」
「私は子翠から託されたことをまっとうする」
「それだけだ」
48話
「(楼蘭と友人?) よく…分かりません」
「本当によく分からない人だったので」
「傷1つで価値がなくなるようなら、それまでのことです」
「むしろ…もう少し傷があってもいいかもしれません」
「壬氏様は美しすぎる」
「そのせいで周りは心を乱され、見た目ばかりに目をやってしまう」
「だけど壬氏様の本質は見た目ほど華美じゃない」
「もっと実直なものだ」
「それはたぶん見た目の美しさよりも、ずっと価値がある」
「前より男前になったではありませんか」
「(いないように扱う?) すみません、つい癖で」
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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