アニメ「陰の実力者になりたくて! 2nd season(2期)」の名言・台詞をまとめていきます。
陰の実力者になりたくて! 2nd season
1話
「におうな…」
「無法都市…血のにおいだ」
「嵐が来る…血の嵐だ」(シド・カゲノー 、通称:シャドウ)
「(七陰?) いや、金のこと…この件は任せろ」(シド)
「案ずるな」
「しょせん月が赤いだけの話…そうだろ?」(シド)
「彼女達にかかればあっという間に、”伝説の赤き月”の誕生だ」
「ほんと、アカデミー級のアドリブ力だよ」(シド)
「月がちょっと赤っぽいだけなのにね」(シド)
「うんうん、これこれ」
「”無法都市”、思ったとおりの掃きだめって感じだ」(シド)
「(やりたいこと?) 秘密」
「本当に大切なことは、誰にも言わないことにしてるんだ」(シド)
「あいにく…ペットなら(弟で)間に合ってるから」(クレア・カゲノー)
「所詮、この世は弱肉強食」
「散歩してるだけでお金が増えてくなんて、この都市は僕にとっては楽園だな」(シド)
「とりあえず、せっかくだからゾンビパニックものだし」
「もうちょっと騒ぎを大きくする方向で…」(シド)
「”最古”」
「”死にたくなければ逃げろ”」
「”暴走が始まる”」
「”時間が…ない”」(シド)
「これは、なんだろう?」
「この感情は…」
「この胸の高鳴り」(シド)
「これは…これが!」(シド)
「逃げたければ逃げなんせ」
「運がよければ、浮かぶ背もありんしょう」(ユキメ)
「まっ…過去が逃してくれはることはありんせんが」(ユキメ)
「何も変わらない」
「たとえ誰かがどこかで、新たな物語を紡いでいるのだとしても」(シド)
「僕は変わらない」
「ただ、陰の実力者を目指すだけだ!」(シド)
2話
「私はあなた達が目指したものが間違いなんて思わない、思いたくない」
「こんな終わり方、悲しいもの」(クレア)
「だから、クリムゾンって奴をぶっ飛ばして」
「あなたの女王様を取り返しに行きましょうか」(クレア)
「最近はあとから出ていくパターンがマンネリ化してたし」
「たまには趣向を変えて」(シド)
「”ネームドの到着前にラスボスとの戦闘を初めていて、それを目撃させて”」
「なんてすごい戦いなんだ! とてもついていけない!”作戦…完璧だ」(シド)
「今回のボスは最強の吸血鬼って触れ込みだし」
「せっかくだしちょっと派手な登場シーンで始めようかな」(シド)
3話
「違う…これも違う」
「まいったな…これどのパターンだ?」(シド)
「主様はまだお姿を現さない」
「それはほかに優先すべき大いなる理由があるということ」(ベータ)
「666番、クレアさんを連れて脱出しなさい」
「あなたには、まだやるべきことがあるでしょ?」(ベータ)
「今は命を惜しみなさい」(ベータ)
「残念…オリジナルは私」(アウロラ)
「覚醒の時は来た…」
「覚醒の…時は…来た!」(シド)
「どれだけ重たかろうと、1つも失うわけにはいかない」(シド)
「今宵の遊びはここまでだ、女王」(シド)
「グールも吸血鬼も悪魔憑きも、呼び方が違うだけで結局はただの魔力暴走でしかない」
「治すのは簡単だ」(シド)
「しかし、治しようがない病気というものも存在する」(シド)
「左腕がうずく…やはり私には特別な力が…」
「血の宿命(さだめ)は、私をどこかへ導こうとしているの?」(クレア)
「包帯・魔法陣・特別な力」
「そう、姉さんは患ってしまったのだ」(シド)
「だが否定してはいけない」
「こてはかつて僕も…いや、全ての子供達が通った道」(シド)
「安易な否定から、子供は非行に走るのだから」(シド)
「この先、さまざまな苦難が姉さんを待ち受けるだろう」
「悩み・苦しみ・現実に直面するはずだ」(シド)
「でも左手がうずいてしまったのだから仕方ない」
「人はそうして、大人になっていくのだから」(シド)
4話
「どんな人間にも裏の顔がある」
「制裁の刃を…放て」(アルファ)
「始まるわ…戦争が」(アルファ)
「全てを破壊し、再生する」(シド)
「あいつら銀行にまで手を広げてたのか」(シド)
「そういえば昔、MHKのドキュメンタリーで見た」
「銀行とか信用創造とかのことを適当に話した記憶があるけど…」(シド)
「ミツゴシ商会と大商会連合が争う中で暗躍する謎の男ジョン・スミス」
「彼は正体を隠し、単独でミッションを遂行する」(シド)
「僕は組織を救うために組織を裏切る、スーパーエリートエージェントなのだ」
「最高にかっこいい」(シド)
「デルタは基本”待て”が出来ない」(シド)
「彼女の狩りは一方的な虐殺で、宝探しは楽になるけど…」
「バトルを楽しむ要素がなくなるのがなあ…」(シド)
「弱い兄はいらない」
「弱い奴は一族の恥なのです」(デルタ)
「デルタの親父は部族の長!」
「愛人はいっぱい、子供も1000人以上いるのです」(デルタ)
「弱い奴は死ぬ、減ったら増やす」
「部族の掟なのです!」(デルタ)
5話
「信用は崩れ去るのも一瞬」
「その維持には細心の注意を払わなければならない」(アルファ)
「この私に一撃を入れるとはさすがですね」(ガンマ)
「魔力をたくさん込めて叩き斬る!」
「そして斬る時は強そうに見えるように!」(ガンマ)
「立ち止まっていたら、すぐに置いていかれてしまう」
「私はもう部外者ではいたくないの」(アレクシア・ミドガル)
「自ら死地に飛び込むことで相手の間合いを潰す」
「判断は正しい、だが…一撃に懸けるには未熟だったな」(シド)
「最初に気づくのはお前達だというのは分かっていた」
「だが早い」(シド)
「この先はまだ、知る必要は…ない!」(シド)
6話
「早く全てを終わらせて、みんなでゆっくりしたいわね」(アルファ)
「我が頭上を取ったか」
「だが無意味だ」(シド)
「獣は地にはいつくばるのが運命だ」(シド)
「ボスがジョン・スミス?」
「デルタじゃジョン・スミスに勝てない、アルファ様に知らせる!」(デルタ)
「まてまて、よ~く聞くんだ、デルタ」
「僕は今、秘密のシークレット任務中なんだ」(シド)
「そう、スーパーエリートエージェントだけが出来る、秘密でシークレットな任務だ」(シド)
「デルタがアルファにジョン・スミスのことを報告してしまうと」
「秘密のシークレット任務は失敗してしまう」(シド)
「(なんで?) 秘密でなくなってしまうからさ」
「だから誰にも話しちゃダメだよ」(シド)
「なんか違ったけど、まあ世界平和のためってことで」
「アルファには…いいか、暖かくなる頃には帰るでしょ」(シド)
「最初からこれが(ジョン・スミスの)狙いだったのよ」
「偽札で小銭を稼ぐような底の浅い計画ではない」(アルファ)
「我々と大商会連合が商業戦争にかまけている間に、奴は種をまいていた」
「意図的に信用崩壊を起こし、我等の両方を破綻させ、全てを奪い取るために」(アルファ)
「ただ闇雲に剣を振っているだけじゃ、いつまでたっても何も変わらない」
「部外者のままでしかない」(アレクシア)
「望む場所で剣を振るいたいのなら」
「その場所へ立つための資格を得ることから始めないといけない」(アレクシア)
「そしてその道は、剣を振る以外の場所からもつながっている」
「そんなことに気づかされました」(アレクシア)
「(暗号は)ひらがな、カタカナ、漢字、アラビア数字、ローマ字…」
「独自に開発した5つの言語を用いている」(シド)
「(教えて?) そうだな…この文章の意味を解読できたなら開示してやろう」
「我が英知の一端を」(シド)
「はじめまして、ジョン・スミス」
「そしてさようなら」(アルファ)
「この動き、この間合い、この技のさえは…」
「なぜ? どうして?」(アルファ)
「なぜあなたが? シャドウ!」(アルファ)
「その名は捨てた。今の僕はジョン・スミスだ」(シド)
「(デルタ?) 遠いところへ行ってもらった」(シド)
「そんなんじゃ…そんなんじゃ分からない!」(アルファ)
「あなたが分かっていても、私には分からない!」
「あなたが出来ることも、私には出来ない!」(アルファ)
「だけど、それでも…あなたを支えたいの!」
「理解したいのよ」(アルファ)
「私を救ってくれたあなたのために、私は…あなたのためなら私は」
「あなたにとって私は、もう…必要ないの?」(アルファ)
「全てが終わった時に知るだろう」
「この選択が最善だったと」(シド)
「私だっていつまでも…足手まといじゃない!」
「あなたを支えることだって、出来るの!」(アルファ)
「霧化…ね。結局攻撃する時は実体を取らなきゃいけないし」
「敵の攻撃が当たらなくなるっていっても、それは普通によければ済む話だ」(シド)
「リスクとリターンが合わない!」(シド)
「ああでも、みんなだと空を飛べるから便利なのかな?」
「しかし霧は質量が…軽い!」(シド)
「待って…私を置いていかないで…」(アルファ)
7話
「彼は…彼にしかたどり着けない領域にいる」
「私はもう必要ない」(アルファ)
「偽札を流通させたのは彼、信用崩壊を引き起こしたのも彼」
「この状況は彼の望み、彼は私達を切り捨てた」(アルファ)
「私達は彼の期待に応えることが出来なかった」
「それがこの結果よ」(アルファ)
「最高の環境と最高の知識を与えられながら、私達は彼の領域にはたどり着けなかった」
「彼は私達の能力に見切りをつけたの」(アルファ)
「”あなたがそれを望むのなら、私はこの命を懸けましょう”」
「それが、約束だものね…」(アルファ)
「ああ…」
「私達は…私達は見捨てられていなかった」(アルファ)
「”君達は恨むかもしれないけど”」
「”僕はこの選択が最善だったと思っているよ”」(シャドウの暗号?)
「全て、シャドウ様が用意してくださいましたね」(ベータ)
「これが彼の見ていた景色」(アルファ)
「全てを見抜いて最善を選択した…さすがです」(ガンマ)
「彼は誰よりも早く教団の計画を見抜き、そしてそれを逆に利用した」
「教団が動き出す前に偽札を流通させれば、莫大な資金を回収することが出来る」(アルファ)
「その資金でミツゴシ銀行は信用崩壊を乗り越えることが出来ます」
「結局教団は、大商会連合を失って一人負け」(ガンマ)
「教団も相手が悪かったようですね」
「誰よりも深く信用創造を理解しているシャドウ様だからこそ可能だったのです」(ベータ)
「信用崩壊のリスクを理解しながら、大胆かつ効率的に資金を集めるその手腕…」
「勉強になります」(ガンマ)
「正体を隠したのも、私達との関係を絶つためですね」
「偽札とミツゴシ、そしてシャドウガーデンがつながっているのを隠すために」(ガンマ)
「敵をだますにはまず味方から…」
「そういうことですね」(ベータ)
「繊細かつ高度な計算に基づいた綿密な計画」
「さすがシャドウ様です」(ガンマ)
「僕のお金…じゃなかった」
「偽札の秘密を探そうとする悪党共を退治しながら、東奔西走の大忙し」(シド)
「しかし今日だけは、ワンオペもサビ残もちっとも苦にならない」
「だってユキメはお金が目的じゃないって言ってたし」(シド)
「つまりあのお金は、全部僕のものにしていいってことだ!」(シド)
「ユキメもそろそろ帰ってくるだろうし」
「あとは高い所から街を見下ろして、意味深につぶやくだけでこの仕事も終わりだ」(シド)
「月丹…貴様は私の大切なもの(お金)に手を出した」
「絶対に返してもらう…絶対にだ!」(シド)
「(殺されに来た?) 私はただ…大切なものを取り戻しに来ただけだ」(シド)
「見捨ててくれてよかったでありんすのに…」
「大切なもの(私)…情が深いお人でありんすね」(ユキメ)
「言え」
「お前には言うべきことがあるだろう」(シド)
「お前の思い(お金)、確かに受け取った」(シド)
「ディアボロス教団、それが月丹をそそのかした組織の正体よ」
「奴等は人の弱さにつけ込み、視野をせばめさせ闇に誘い込む」(アルファ)
「我々は奴等と戦っている」
「もちろん彼も」(アルファ)
「最初から全て彼の手のひらの上だった」(アルファ)
「最初からシャドウはんは全てを読み切っていた」(ユキメ)
「裏切り者と罵るならそれもいいでしょう」
「彼はそれすら受け入れるつもりよ」(アルファ)
「あれからずっと穴を掘り続けている」
「だけどどうしてだろう? 何も出てこない」(シド)
「彼(月丹)に託された金貨を回収して、それでハッピーエンドのはずだったのに…」(シド)
「だけどどうしてだろう? 金貨は見つからず、ユキメもなぜか音信不通」
「ついでにミツゴシも無事なままだ」(シド)
「みんな絶対怒ってるから、少し冷却期間が必要なのだ」
「大抵のことは時間が解決してくれる」(シド)
「だって僕は、人間関係で絶対負けない奥義に気づいてしまったから」
「それは、相手にあきれさせること」(シド)
「しかし気をつけなければならない」
「なぜならこれは、勝利であると同時に敗北でもあるのだから…」(シド)
8話
「まさか学園の生徒を使って、これほど複雑な暗号を送ってくるなんて」
「シャドウ様の真意は一体どこに…七陰の判断を仰ぐしかない」(ニュー)
「なるほど」
「彼はチケットを同級生に託し、シャドウガーデンのナンバーズを誘った」(アルファ)
「何かの意図があって、グループデートという手段を使って私…」
「我々をミツゴシ温泉ランドに誘っているわけね」(アルファ)
「パンフレットに書かれたことをそのまま読むのはやめなさい」(アルファ)
「(判断できない?) 確かにそうね、でもきっとこれから分かるはずよ」
「彼と温泉デートへ出かければ」(アルファ)
「あなた(ニュー)は用事があって任務に参加できない…そうでしょ?」(アルファ)
「あれよね、陰の英知の”パワハラ”ってやつ」(イプシロン)
「スケスケは禁止よ」
「過激なのも禁止よ」
「禁止よ」(アルファ)
「いいじゃない、みんな楽しそうだもの」
「こんなふうにただ遊ぶのなんて、いつ以来かしら」(アルファ)
「(任務?) もし彼の目的がこれだったとしたら?」
「私達は休む暇もなく戦い続けてきた、世界のためにそれが必要だった」(アルファ)
「でもいつも張り詰めていて、心が安まる暇がなかった」
「そんな私達に、彼は憩いの時間をくれたんじゃないかって」(アルファ)
「ただの憶測よ、もしかしたらって思っただけ」
「彼の考えていることなんて、私には分からないもの」(アルファ)
「いけないわ、ベータ」
「このままでは今回も”ひ弱で可憐なエルフのお姫様”で終わってしまう!」(ベータ)
「陰の英知に犠牲は付き物」(イータ)
「これだから胸にだけ栄養のいってるあんぽんたんは…」
「もうボロ雑巾になるまで改造しちゃってもいいかな」(イータ)
「マスターも”ぶりっ子は嫌いだ”って言ってたし…」
「多分」(イータ)
「私だって頑張ってるもん」
「1番取るのいつも大変なんだもん」(ベータ)
「素敵な休日をありがとう…シャドウ」(アルファ)
9話
「これまで僕は、いろいろなシチュエーションで陰の実力者になるべく振る舞ってきたけど」
「思い返してみればそもそも僕には、明確な陰の実力者像というものがなかった」(シド)
「その時々でそれっぽいことが出来れば、なんであれよかった気がする」
「今後も今の方向性でいいのだろうか?」(シド)
「シャドウガーデンに入れば、何か出来る気がしていた」
「強くなれば、この国を救えると思っていたのに、私は…」(ローズ・オリアナ)
「私はシャドウ様の忠実なるしもべ」
「おのお方にふさわしくないものは排除する」(559番)
「処刑の時間だ」(559番)
「ローズ王女が我々と奴等の舞台へと上がってきた時から、状況は一気に動き始めた」
「そして王女を導いたのは主様のご意志」(ガンマ)
「この盤面はあの方が用意したものとも言える」
「ならば、あの方の目指す終局の絵図はどのような形なのか?」(ガンマ)
「派閥争い・戦争、それはロマンだ」
「そこには陰の実力者としてかっこよく介入できるポイントが必ずあるに違いない」(シド)
「歴史の陰に潜む正体不明の実力者」
「いいね! すごくいい、フィクサームーブってやつだ」(シド)
「あの時の彼女は、覚悟を決めた人の目をしていた」
「王になるためなら父殺しすらいとわない覚悟」(シド)
「それは修羅への道、覇王へと至る決意だった」
「僕がそれを信じなくてどうする」(シド)
「僕はモブとして、陰の実力者として、ローズ先輩が王になるのを手助けする」(シド)
「覇王となったローズ先輩は、いずれ主人公の前に立ち塞がるだろう」
「だが、その間に割って入る者が1人」(シド)
「覇王との因縁を持つ陰の実力者」
「しかもその正体は、かつて共に夢を語り合った…」(シド)
「いける、これはおいしい」(シド)
「さっそうと現れ、力を見せつけ、さっそうと消えていく」
「誰だか知らないけど、分かってる奴がいるじゃないか」(シド)
「僕も負けてられないなあ」(シド)
「違うんだよなあ…フィクサーっていうのはもっとこう」
「目立ちつつ目立たないで目立つって感じの…」(シド)
「欲しいものは殺してでも奪い取る」
「いいよね、無法都市ルール」(シド)
「僕は好きだよ」
「要するに強い奴が正しい…つまり僕が正義だ」(シド)
「また私を…救ってくださるのですね!」
「これがあの方の…力だ!」(559番)
「666番…」
「社員番号か何かかな?」(シド)
「商会とか裏切りとかは、しばらくお腹いっぱいなんだけど」(シド)
「結婚? ローズ先輩が結婚?」
「バカな! それではあの時なんのために…なんのために!」(シド)
「許さんぞ、ローズ・オリアナ」
「裏切りは絶対に…許さ~ん!」(シド)
「ローズ先輩…君はなんのために父親を殺したんだ、覇王になるためではなかったのか?」
「今さら諦めて結婚なんて…」(シド)
「光があるからこそ陰が輝く」
「僕の陰の実力者プレーをはかどらせるためには、彼女が王になることが必要なんだ!」(シド)
10話
「何人たりとも、大いなる意思に背くことなど出来はしない」(カイ)
「王女にはふさわしき結末が訪れることだろう」(オメガ)
「もはや我等には、どうすることもかなわないか…」(ラムダ)
「スライム率99%。重心の移動に合わせて常に微細な魔力操作を繰り返している」
「カオス理論すら想定した無駄に無駄のない無駄な努力…」(シド)
「ドエム・ケツハット公爵」
「なんとまあ典型的な悪役貴族のテンプレを生きているんだろう」(シド)
「やっぱりこういうテンプレを自然にこなせないと」
「ネームドへの道は厳しいんだろうなあ」(シド)
「唐突な無茶振り」
「モブにすら気を抜かぬテンプレ悪役スタイルとは…その意気やよし」(シド)
「なら僕も、ちょっとピアノが弾ける系モブとしてお応えしよう」(シド)
「国民の心はあんなにすさんでいるのに、貴族の皆様は贅沢三昧」
「みんなの血税の仇は僕が取るよ」(シド)
「(主様の演奏) 感動で涙が大洪水!」
「”月光”の真髄を拝見できたこの瞬間を私は聴衆は、一生忘れることはないでしょう!」(イプシロン)
「スライム率…0%か」(シド)
「引いたと思ったら一気に近づいて共感したり、ついでに弱みをさらしたり」
「これあれだ、宗教の勧誘だわ」(シド)
「愛の形は人それぞれなんだろうけど、相手の行動の一切に疑問を抱かなくなるとか…」
「やっぱり宗教って怖いな」(シド)
「僕にも、誰にも理解されなかった夢がありますから」
「先輩の気持ちは、誰よりも分かるつもりです」(シド)
「僕等は自分の生き方を貫こうとした」
「どんな障害があっても、誰に否定されても貫いて生きてきた」(シド)
「でも先輩は今、生き方を曲げている」(シド)
「私のことは忘れて幸せになって下さい」
「それだけが…私の望みです」(ローズ)
「嘘をつくつもりはなかったけど、知らずに終わらせてあげたかった」(イプシロン)
「私達では分からないわ」
「あの方にしか見えない景色があるのよ」(イプシロン)
「(シャドウ様) ああ…ただのボンクラ学生として忍んでいる姿すら、なんて素敵」(559番)
「ああ、あれについてはもう終わったも同然だ」
「あれくらい、僕にかかれば指先1つでダウンってやつさ」(シド)
11話
「これはオリアナも終わりかな」
「とはいえ全ては…我が主(あるじ)の御心のままに」(ゼータ)
「天然と養殖」
「相いれることがないのは、どの国でも一緒か」(シド)
「しかし、あまりに危険…」
「いえ…それがシャドウ様の選択なら」(イプシロン)
「さすがイプシロン」
「ちょっと花壇が気になったってだけなのに、盛り盛りの盛り上げ上手だ」(シド)
「これはあかん、異世界ファンタジーじゃなくて昼ドラになってる」
「どうにか夕方6時台に軌道修正しないと…」(シド)
「来い」
「真実を見せてやろう」(シド)
「これが真実だ」
「真実を受け入れろ」(シド)
「時は満ちた、その目で何を見た?」
「その手で何を握る?」(シド)
「うん、なんか…ごめん」(シド)
「シド君…シド君」
「一緒に逃げましょう、誰も知らない遠くの世界に」(ローズ)
「私は父を殺め、母に裏切られ、組織を裏切り」
「そして国民からは見捨てられました」(ローズ)
「でもシド君だけは最後まで一緒にいてくれる、何があっても」
「だからもうあなただけがいれば…」(ローズ)
「僕はこの曲(月光)が好きなんだ」
「世界が…ずっと見やすくなるから」(シド)
「僕が思うに、世界は明るすぎるんだ」
「だからいろんなものが見えすぎて、大切なものを見失ってしまう」(シド)
「だから月の光に照らされているくらいが、僕等の世界にはちょうどいい」
「みんなも目を凝らして、大切なものを見失わないようにするから」(シド)
「僕等は月の光の下で、大切なものだけを見ていればそれでいい」
「だから…月に照らされた世界で、貴様には何が見える?」(シド)
「先輩には僕なりの説得はしたし」
「彼女に獅子の心があるなら、立ち上がり反逆ののろしを上げてくれるだろう」(シド)
「多分…きっと」(シド)
「スライムボディが、本物と見まごうほどに進化している」(シド)
「(恥ずかしい?) 恥じる必要はない、すばらしい質感と形状だ」
「よくぞここまでたどり着いた」(シド)
「私は王を殺し、国を裏切り、陰の組織に身を委ねた」(ローズ)
「弁解はしません、私は全てを受け入れます」
「罪も過ちも何もかもを…」(ローズ)
「ですが、最後にけじめをつけたいと思います」
「ドエム・ケツハット公爵、あなたを断罪します」(ローズ)
「たとえ何があろうと、私は真実の愛を貫く」
「あの方にいただいた、この指輪に誓って」(ローズ)
「まったく…もう少し使えると思っていたのだが」
「無能な味方は敵よりもやっかいだ」(モードレッド)
「空に咲く薔薇、燃えるコウモリ、地を凪ぐ光の帯」
「どれもなかなかに珍しい」(シド)
「だが…醜いな」(シド)
12話
「創造の前の破壊が始まる」(アルファ)
「船、飛ばそうか? 多分途中で落ちるけど」(イータ)
「平気よ。だってあそこには…彼がいるもの」(アルファ)
「行け」
「貴様には成すべきことがあるだろう」(シド)
「魔剣インビジブル」
「その剣は滅びゆく故郷を嘆き、エルフの刀匠が命を賭して鍛え上げたもの」
「返してもらうわ」(イプシロン)
「(アーティファクト?) 我等が賜りし英知を、お前ごときの尺度で測らないことね」
「そのカビの生えた知識を、全て明かしなさい」(ベータ)
「さすが異世界」
「コウモリもスケールがデカい」(シド)
「う~ん、大災害」
「バカ魔力でバカ威力、これぞ獣の理不尽さ」(シド)
「こういう時は最初に強く当たって、あとは流れだって」
「授業で習わなかったのかな?」(シド)
「空は我が支配下にある」
「獣よ、しかとその身に刻め!」(シド)
「まさか2対1だから負けたとは言い出さないわよね?」(イプシロン)
「数的不利を分かっていながら、道具頼りで挑んできたのが愚か」(ベータ)
「ゲームのボス戦みたいで楽しかったけど、先輩とかドエム君とか」
「メインキャラは置き去りだし、せめてもうちょっと本筋と絡むような…」(シド)
「あげくエフェクトは使い回しか」
「典型的な失敗作だな」(シド)
「やれやれ…獣であっても力の差を学習するだろうに」
「君にはデルタ以下の称号を与えよう」(シド)
「かつて…神々は地上の人間を戒めるために、天空よりいかずちを放ったという」
「人々は天より降り注ぐその力に魅入られ、それを欲した」(シド)
「あの力が必要だ、あの力をつかまねばならない」
「そして研鑽を重ね、人はついにはそれを手にするに至る」(シド)
「天の彼方…この静寂の世界より降り注ぐ究極の破壊、僕が越えなければならないもの」
「この場所を見て、感じて、改めて自分の成すべきものが見えた」(シド)
「初心を取り戻せたっていうのかな…君のおかげだ」
「ありがとう…だからこれで遊びは終わりだ」(シド)
「精いっぱいやってみようと思うから、どうか受け取ってほしい」
「アイムアトミック」(シド)
「まっ…たまには力押しの脳筋プレーも悪くないよね」(シド)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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