アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season2(2期)」の名言・台詞をまとめていきます。
機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season2
13話
「ああ~もう、水星女1人に!」(フェルシー・ロロ)
「仕方ないっしょ。最強の御三家潰したホルダー様だし」(セセリア・ドート)
「約束したんです」
「ミオリネさんの誕生日まで私、負けません!」(スレッタ・マーキュリー)
「不気味なモビルスーツだ」(サビーナ・ファルディン)
「勝ちましたよ、ミオリネさん」(スレッタ)
「(お祭り?) ったく、何も知らねえで呑気によ!」(チュアチュリー・パンランチ、愛称:チュチュ)
「(箝口令? 即退学?) やられたまま黙ってろってのかよ!」(チュチュ)
「ケンカじゃないんだぞ」(アリヤ・マフヴァーシュ)
「だって許せねえだろ! テロなんて!」(チュチュ)
「大丈夫です」
「私とエアリアルがついてますから」(スレッタ)
「いつまで寝る気よ…クソ親父」(ミオリネ・レンブラン)
「(次?) 義父(とう)さんを引きずり込むよ、俺の計画に」(シャディク・ゼネリ)
「あの時…もっといい方法あったのかなって…」(スレッタ)
「あなた達が助けに行かなければ、ミオリネさんと総裁は死んでいたかもしれない」
「スレッタは正しいことをした」(プロスぺラ・マーキュリー)
「そうだよね…お母さんが言うんだから、間違ってないよね」(スレッタ)
「エアリアルに話聞いてもらおうと思って」
「人生相談的な…」(スレッタ)
「いろんなこと、ありすぎちゃったもんね」(ニカ・ナナウラ)
「相談、して下さい」
「ぜ…全然力になれないかもですけど」
「でも、ニカさんは…大切な友達、ですから」(スレッタ)
「すごいね、スレッタは」
「この間もそう、ミオリネ助けるためにエアリアルに乗って…」
「私なら怖くて出来ないよ」(ニカ)
「私も…震え、止まらなかったです」
「でも、お母さんが一緒だったから」(スレッタ)
「お母さんはいつも私を前に進ませてくれる、優しい魔法使いなんです」(スレッタ)
「”逃げたら1つ、進めば2つ”」
「お母さんと私の合言葉」(スレッタ)
「会いに来たよ、スレッタお姉ちゃん!」(ソフィ・プロネ)
「私ね、学校なんて興味なかったんだけど、お姉ちゃんがいるから来たんだよ」(ソフィ)
「お姉ちゃん? わ…分かりました!」
「お姉ちゃん、ソフィさんに頑張って教えます!」
「色々!」(スレッタ)
「私も地球寮のみんなも、これ以上危険なことに巻き込まれたくない」
「だから…」(ニカ)
「まるで被害者みたいな言い方ですね」
「お礼を言っておきます」
「あなたのおかげで、デリング・レンブランを襲撃できました」(ノレア・デュノク)
「聞いてますよ」
「”地球と宇宙の架け橋になる”、素敵な夢ですね」(ノレア)
「お互いの目的のため協力しましょう」
「そうすればみんなにバレずに済むかもしれませんよ」(ノレア)
「希望に満ちた学園なんですね、ここは」
「循環された綺麗な空気、鮮やかな空、みずみずしい緑、楽しげな笑顔…」
「ヘドが出る」(ノレア)
「気が合いそうだなあ」(エラン・ケレス、強化人士5号)
「連絡役なんて…」(ニカ)
「プラント・クエタで、君は僕等を助けてくれた」
「でも、僕には寮長としてみんなを守る責任がある」(マルタン・アップモント)
「何か隠しているなら教えてくれよ」(マルタン)
「なんでもない」
「死にたくなくて必死に救援信号を送っただけ」
「それだけだから」(ニカ)
「本当ならグエル先輩が、超かっこよく活躍するはずだったのにさ!」(フェルシー)
「(お姉ちゃん?) 最高だよ、優しいし」
「でも、あの時のトキメキ感じないんだよなあ」(ソフィ)
「ファラクトから離れて!」
「その機体からだけじゃない!」
「この学園から出て行って!」(ニカ)
「ダメだよ、私達の邪魔しちゃ」(ソフィ)
「あなた1人が頑張ったところで、地球の状況は何も変わらない」
「なのに大層な夢を抱いて…現実、なめてますよね」(ノレア)
「じ…状況、分かんないですけど、ニカさんにひどいことするのやめて下さい!」(スレッタ)
「ミオリネさん、ごめんなさい」
「決闘…しましょう!」(スレッタ)
「(従う理由?) あります!」
「この学校の生徒なら、ル…ルールに従って下さい!」(スレッタ)
「決闘って人の死なないお遊びでしょ?」
「モビルスーツは人殺しの道具だよ」(ソフィ)
「違います」
「ガンダムは、医療で人を救うモビルスーツになるんです」(スレッタ)
「やろうよ、私達の決闘」
「ガンダムは暴力マシーンだってこと、お姉ちゃんに教えてあげるね」(ソフィ)
「あんた、何考えてんのよ」
「自分の娘にあんなことを」(ミオリネ)
「(仲直り?) 言われなくたって…」(ミオリネ)
「(クワイエット・ゼロ) デリング総裁が極秘裏に進めていたプロジェクト」
「GUNDフォーマットのネットワークを利用して、戦争のない世界に書き換える」
「お父様の大願よ」(プロスぺラ)
「ミオリネ・レンブラン」
「あなたにクワイエット・ゼロを、引き継いでほしいのです」(プロスぺラ)
14話
「何それ?」
「クソ親父は神様にでもなるつもり?」(ミオリネ)
「そうね、とてもとても傲慢な神様」
「けれど私は彼の意思に共感した」
「戦いも、失う悲しみもない世界に」(プロスぺラ)
「お父様の大願を絶やしてはいけない」
「そう思わない?」(プロスぺラ)
「ニカは昔から、何も教えてくれなかったよ」
「自分のこと、何も…」(マルタン)
「私も孤児なんだ」
「親の顔も、生まれた場所も知らない」(ニカ)
「憧れてたんだ、学校に通うこと」
「だからアスティカシアに行けるってなって、すごく嬉しかった」
「夢が叶うんだって」(ニカ)
「スレッタから学校来るの初めてって聞いた時、ああこの子私と同じだって思った」
「私はスレッタを自分に重ねてただけ、それだけだよ」(ニカ)
「大丈夫、あとは私がなんとかするから」
「スレッタは学校、楽しまなきゃダメだよ」(ニカ)
「ガンダムのパイロットに次なんてあるんですか?」
「ペイル社に飼われて、箱庭で命を浪費して…滑稽ですね」(ノレア)
「君のその目、僕の知ってる奴にソックリだ」(5号)
「自分で生きることも死ぬことも決められない、かわいそうな奴だった」
「最後は独り寂しく死んだっけ」(5号)
「決めたよ」
「決闘に賭けるもの。私が勝ったら本物のお姉ちゃんになってよ」(ソフィ)
「私達、本物の家族になるの」
「そしたらあいつも殺さないでおいてあげる」(ソフィ)
「ごめんなさい。私、お嫁さんいますから」(スレッタ)
「ミオリネさんと約束したんです」
「そばにいるって、決闘も負けないって」
「だから決闘、私が勝ちます」(スレッタ)
「そっか、ミオリネがお姉ちゃんを閉じ込めてんだね」
「ミオリネ殺したら、あの時のお姉ちゃんにまた会えるかなあ」(ソフィ)
「あしたから僕は、正式にジェターク社CEOに就任する」
「学園生活はここまでだ」(ラウダ・ニール)
「だがその前に、兄さんと僕達をおとしめたあの水星女を叩き潰す!」(ラウダ)
「そうだよね、勝ったらニカさん助けられる」
「ソフィさんとも話できるよね」(スレッタ)
「悪い虫は僕が払ってあげる、だからご褒美をくれよ」
「2人だけの時間とかさ」(5号)
「お前が来てからおかしくなったんだ」
「全部、何もかも…」
「分かっているのか、水星女!」(ラウダ)
「ダメよ、シャディクに内緒で勝手なことしちゃ」(エナオ・ジャズ)
「さぁ、決闘始めようよ…お姉ちゃん」(ソフィ)
「ほら、あの時の続きしようよ」
「お互いの暴力マシンでさ!」(ソフィ)
「てめえ! よくもノコノコと!」(チュチュ)
「あんたこそ、アーシアンのくれにヘラヘラと」(ノレア)
「なんでコックピット狙えんだよ!」(チュチュ)
「あの2機、学園のレギュレーションプログラムが組み込まれていませんね」
「実戦仕様だ」(ロウジ・チャンテ)
「スペーシアンは…みんな死ね!」(ノレア)
「今度は私もガンビット連れて来たよ」
「暴れろ、ガンヴォルヴァ」(ソフィ)
「わざとやられんのは、ストレス溜まるわ」(レネ・コスタ)
「やめて下さい、みんなが死んじゃう!」(スレッタ)
「モビルスーツに乗ったら人は死ぬ」
「学校で習わなかったの?」(ソフィ)
「なんでガンダムでひどいことを!」(スレッタ)
「欲しいものがあるからだよ!」(ソフィ)
「お腹いっぱいのご飯、ふかふかの寝床、温かいシャワー、まだまだあるよ」
「コミック、ゲーム、それと…私を好きでいてくれる家族!」(ソフィ)
「おかしいです!」
「人を殺してまで、そんなの!」(スレッタ)
「許さねえ…」
「上等だ。てめえら全員、ぶっ殺してやる!」(チュチュ)
「(死ぬ?) 冗談じゃない」
「この顔に変えてまで生き延びたんだ」
「むざむざ死ぬのはごめんだよ」(5号)
「死ぬのが怖いなら、ガンダムになんて!」(ノレア)
「スレッタお姉ちゃんにもあるんでしょ?」
「欲しいもの、勝ち取りたいもの!」(ソフィ)
「それって花嫁? ミオリネって女?」
「そいつのために人殺しの道具に乗ってるわけ!」(ソフィ)
「エアリアルは人殺しの道具じゃありません!」(スレッタ)
「じゃあなんでエアリアルは武器持ってるの?」
「誰が暴力マシーンを作ったの?」(ソフィ)
「エアリアルはお母さんが…お母さんが、なんのために?」(スレッタ)
「決闘は私の勝ち」
「ミオリネも学校もみんな壊して、家族にしてあげるね、お姉ちゃん!」(ソフィ)
「そっか…そうだったんだ」
「聞こえる…感じる! あの時のトキメキ!」
「私を殺そうとする綺麗な声!」(ソフィ)
「(もう1人の娘?) いるわよ」
「スレッタのすぐそばに」(プロスぺラ)
「スレッタ…あんたじゃない!」
「私が、欲しかったのは…」(ソフィ)
「やめて、止まってエアリアル!」
「やめてぇーーっ!」(スレッタ)
「データストームのその先で、私達を待っている」(プロスぺラ)
「あの子は新しい体を手に入れた」
「喜んで。エリィこそが私達の目指す、GUNDの未来よ」(プロスぺラ)
「世界を書き換えたいの」
「エリィが幸せになるために」(プロスぺラ)
「気に病む必要はありませんよ」
「あなたが殺す前に、ソフィは殺された」(ノレア)
「私もいつかきっとガンダムの呪いに殺されます」
「殺されないあなたは、何者なんですか?」(ノレア)
「ソフィさんは間違ってるはずなのに…」
「ガンダムは、人を助けるモビルスーツになるはずなのに…」(スレッタ)
「そうだよね」
「ニカさんもミオリネさんも、学園だって守れた」
「エアリアルもみんなも助けてくれた」(スレッタ)
「進めば2つ、お母さんの言う通り…」(スレッタ)
15話
「父さん、ごめん…」
「ごめん、父さん…」(グエル・ジェターク)
「グエル・ジェターク、お前は取引の持ち札だ」
「死んで楽になれると…思うなよ」(オルコット)
「あなたのせいでソフィが死んだ、今度はナジ達を危険にさらしてる」
「大人も子供もたくさん」(ノレア)
「あなたのくだらない理想のせいで」(ノレア)
「おかしいよ…」
「スペーシアンが憎いからって、一方的に暴れて、殺して…」(ニカ)
「不幸をばらまくだけじゃ、アーシアンの声なんか誰も聞いてくれないよ」
「こんなやり方、間違ってる!」(ニカ)
「どの口が!」
「どの口が、どの口が、どの口が、どの口が…どの口が(リピート)」(ノレア)
「その辺でやめておけ、この生徒は死なせない」
「お前の自由もこちらが預かっていることを忘れるな」(サビーナ)
「放せ、裏切り者!」(ノレア)
「そのクソッタレなエゴで…何十何百という同胞が、治安活動の名目で殺されていきます」
「不幸をばらまいているのは…どっちですか?」(ノレア)
「学園のことなら、俺はいくらでも手を回せる」
「簡単でしたよ、義父(とう)さんを捕らえるのも、警備を装うのも」(シャディク)
「果たしたいことがあるんです」
「宇宙開発事業の莫大な費用を裏で支える戦争シェアリング」
「俺はね義父さん、これを壊したいんですよ」(シャディク)
「いつ戦争が起きるか分からない」
「地球と企業の緊張関係を利用して、抑止力という経済を生み出すんです」(シャディク)
「そうすれば、地球で戦争を起こす必要もなくなります」(シャディク)
「恨みで腹は満たせませんよ」(シャディク)
「ですが、スペーシアンだけが権益を持ち、搾取する今のままでは」
「力がなければ何も変わらない」(シャディク)
「だったら、俺はその力を…奪い取る」(シャディク)
「忘れたくないのさ」
「忘れたら、いつ死んじまうのかって恐怖に耐えられなくなる」(ナジ・ゲオル・ヒジャ)
「なんで…父さんじゃなくて…俺なんだ」
「俺が、死んでいれば…父さんは…」(グエル)
「潰れるって、本当か?」
「教えてくれ。か…家族の…ことなんだ」(グエル)
「分からない…」
「何がしたいんだ…俺は!」(グエル)
「ダメだ…死んじまった」(グエル)
「”父さん”って、聞こえたから…助けてほしかったんじゃ、ないかって…」(グエル)
「俺はお前の親じゃない」
「どうしたらいいかなんて、自分で考えるんだな」(オルコット)
「これ以上、なくしたくないんだ」
「俺と…父さんをつなぐもの」(グエル)
「(クソ親父) 悲しいならそう言えばいいのに」(ミオリネ)
「ようやく分かってきたわ」
「クソ親父が花嫁ゲームを仕組んだ理由」(ミオリネ)
「力のある人間に嫁がせれば、一番安全だとでも考えたんでしょ」
「クワイエット・ゼロのカモフラージュも含めてね」(ミオリネ)
16話
「最初は目を疑ったわ」
「エリィの生体コードは、データストームと完全に同調できていた」(プロスぺラ)
「けれど、幼い体は過酷な宇宙の環境に耐えられなかった」
「私はルブリスを使って、エリィの命をつなぐと決めたわ」
「エアリアルとしてね」(プロスぺラ)
「今のエリィはパーメット粒子と同じよ」
「エアリアルという体がなければ、物理空間では崩壊してしまう」(プロスぺラ)
「でもスコア8なら…クワイエット・ゼロで、データストームの領域を広げれば…」
「エリィは、自由に生きることが出来る!」(プロスぺラ)
「協力してくれる?」
「ベ・ル」(プロスぺラ)
「逃れられないのよ…あなたも」(プロスぺラ)
「(総裁選) 機会を逃すつもりはないよ」(シャディク)
「(決闘ゲームの賞品?) どうでもいいわ…そんなこと」(ミオリネ)
「私まで(学園から)いなくなったら、決闘できないじゃん」(セセリア)
「もうすぐお姫様の誕生日でしょ」
「誰が花婿になるかくらい、見届けようかなってさ」(セセリア)
「どけよ、スレッタ!」
「いつまでニカ姉、拘束されなきゃなんねえんだよ!」(チュチュ)
「スパナはダメです~!」(スレッタ)
「やめなさい」
「暴行の現場、学園も無下には出来ないと思うけど」(ミオリネ)
「ニカ・ナナウラ」
「私達の仲間にならないか?」(サビーナ)
「君のことは見ていた」
「メカニックとしての技量、学内でのふるまい」(サビーナ)
「共にいれば、ここじゃなくても就学は継続できる」
「地球と宇宙の架け橋になる夢だって叶えられるはずだ」(サビーナ)
「私、決めたんです」
「もう被害者のフリしていられないって」(ニカ)
「目的が正しくても、手段は間違えたくありません!」(ニカ)
「理想だけで現実は変わらない、君もここを出られない」
「私はシャディクと共に叶えるよ、地球と宇宙の架け橋になる夢を」(サビーナ)
「(学園は)随分と、久しぶりな気がするな」(グエル)
「ペトラ…ラウダを頼む」
「あとは俺が引き継ぐ」(グエル)
「(ニカ姉のこと)あーしらだけじゃ何も分からなかった」
「だから、その…ありがとう」(チュチュ)
「来ないで」
「あなたはダメ」(エリクト・サマヤ)
「(出来ない?) 強化人士をいじくることに比べたら、なんてことないだろ?」(5号)
「自分は死にたくない」
「けどこっちの未来はどうでもいいっていうのか?」(5号)
「ミオリネさん、怒ってますか?」
「プラントでのこと、まだ…」(スレッタ)
「怒られなきゃいけないのは私」
「あんたは私とお父さんのことを助けてくれた」
「なのにあの時、ひどいことを言った」(ミオリネ)
「ごめんって謝りたかった、ありがとうって言うべきだった」(ミオリネ)
「なんでそんな風に笑えるの?」(ミオリネ)
「助けてくれたのは分かってる」
「でも、人を…ペシャって殺しちゃって…私は笑えない!」(ミオリネ)
「正しくっても、笑っちゃいけないよ!」(ミオリネ)
「でも…」
「でも、お母さんが言うなら諦めます」(スレッタ)
「株式会社GUND-ARMは、戦争の道具じゃない」
「医療で命を救うガンダムを作るんだって、みんなで決めたよね?」(ミオリネ)
「あんたは母親が言うなら、ガンダムで人を殺すの!?」(ミオリネ)
「はい…お母さんが言うなら」(スレッタ)
「お母さんの言った通りにしたから学校に行けました」
「友達も出来ました、ミオリネさんにも会えました」(スレッタ)
「だからお母さんは、いつも正しいんです」(スレッタ)
「プロスぺラ!」
「あんたスレッタをどうするつもり!」(ミオリネ)
「素直でいい子でしょ」(プロスぺラ)
「ふざけないで!」
「あの子はあんたに言われればなんでもする」
「これ以上スレッタを思い通りにさせないから!」(ミオリネ)
「それで?」
「今度はあなたが思い通りにするの?」
「お父様みたいに」(プロスぺラ)
「操り人形にしてるのはそっちでしょ!」
「クソ親父は関係ない!」(ミオリネ)
「関係あるわよ」
「あなたのお父様は、私たち親子の仇だもの」(プロスぺラ)
「あなた、スレッタを人殺しと責めていたけど、自分も同じところにいるのよ」
「人殺しの輪の中に」(プロスぺラ)
「あなたにも聞いて欲しいわ」
「殺された同胞達の悲鳴と叫びを」(プロスぺラ)
「復讐を果たせ、デリングを殺せと、今も私の耳元でささやいている」(プロスぺラ)
「復讐したければ大人同士で勝手にやって!」
「でもスレッタを、あんたの復讐に巻き込まないで!」(ミオリネ)
「(総裁も)出来るわ」
「だって、あなたはデリング・レンブランの…血塗られた娘ですもの」(プロスぺラ)
17話
「ふざけんな!」
「引き継いでやるわよ、クワイエット・ゼロ!」(ミオリネ)
「あんたさ」
「私がエアリアル捨てなさいって言ったら…どうする?」(ミオリネ)
「えっ? えっと…捨てません」
「エアリアルは、私の家族…ですから」(スレッタ)
「お願いがあるんだ」
「エアリアルを僕にくれないか?」(5号)
「エラン、こいつに何をしている?」(グエル)
「お前のことはずっとよく分からん奴だと思っていたが、何に怯えてるんだ?」(グエル)
「やめておけ」
「ここ(温室)を壊したら、謝るどころじゃ済まなくなる」(グエル)
「大丈夫だ、俺には今目標がある」(グエル)
「ジェターク社を建て直したいんだ」
「あそこだけが、俺と父さんのつながりだから」(グエル)
「ラウダと話して、代表を引き継ぐことにした」
「会社は今窮地だ、俺達でなんとかしないと…」(グエル)
「大切なものは、もう失くしたくないんだ」(グエル)
「復学の手続きが終わったら、また会社に戻る」
「その前に、もう一度学園に来たかった」
「ジェターク寮の奴等にも謝りたかったしな」(グエル)
「どうして私なんかに話を?」(スレッタ)
「進めば2つ」(グエル)
「俺は、進むことがどれだけ怖いかやっと分かった」
「怖いから、父さんからずっと逃げてたんだって…」(グエル)
「でも今は進める…お前に教えられた」(グエル)
「そんな、わ…私何も…」
「でも、ちょっと嬉しいです」
「私も大好きな言葉…ですから」(スレッタ)
「お前のそんなところが、俺は好きになったのかもな」(グエル)
「えっ…ええーーっ!?」(スレッタ)
「ま…前は全然好きじゃないって…」(スレッタ)
「あれは…なんというか…恥ずかしくて」(グエル)
「全然分かんないです!」(スレッタ)
「なんでだよ! 分かれよ!」(グエル)
「じゃあ、もう一度言う」
「俺はお前に感謝している…大切なんだ」(グエル)
「ありがとうございます…でも、ごめんなさい」
「私にも、今大切な人がいるんです」(スレッタ)
「そうか…そう言える相手がいるのは、いいな」(グエル)
「決めたわ、誕生日に欲しいもの」
「グエルと決闘しなさい」
「勝利を私にちょうだい」(ミオリネ)
「どういうことだ? 説明しろ、ミオリネ」
「俺は…もう決闘はしない」(グエル)
「私があんたの婚約者になる」
「そうすれば、グループとしてジェターク社を全面的にバックアップするわ」(ミオリネ)
「俺に決闘で勝てってことか?」(グエル)
「あんたと同じよ。私も失くしたくないの…大切なもの」(ミオリネ)
「お願い、グエル・ジェターク」
「スレッタから花嫁を…取り戻して」(ミオリネ)
「先輩、退学してなかったんすね」
「負け犬記録更新しちゃっていいんですか?」(セセリア)
「ジェタークのエンブレムは獅子だ」
「犬じゃなくて獅子にしてくれ」(グエル)
「ごめん」
「スレッタのこと、本気で好きだったんでしょ?」(ミオリネ)
「気持ちは伝えたさ」
「それに、今はもっと大切なものがある」(グエル)
「あの子には幸せになってほしいの」
「ガンダムとか、何にも縛られない世界で」(ミオリネ)
「そんな世界はないよ」(グエル)
「(AI?) 構わない、使ってくれ」
「プライドだけじゃ、スレッタ・マーキュリーには勝てないさ」(グエル)
「ラウダ、今まで悪かった」
「兄らしいことを、何も出来ていなかった」(グエル)
「僕はこれからも兄さんを支えるよ」
「初めて会った時にも言っただろ?」(ラウダ)
「(仲良く?) お断りします」
「ガンダムに乗ってさっさと死んだらどうですか?」(ノレア)
「僕は長生きがしたいのさ」
「君に殺されるのもガンダムで死ぬのもごめんだね」(5号)
「約束したんです」
「ミオリネさんの誕生日…必ず勝つって!」(スレッタ)
「ずっと隣にいたいって、今度は私から言わなくちゃって」
「一緒に指輪買って、式もあげて、2人共最高のドレス着て」(スレッタ)
「だから…だから! 私を選んで下さい!」(スレッタ)
「ごめんね」(エリクト)
「どうしよう…エアリアル」
「ミオリネさんの誕生日なのに…」
「私、勝ちますって約束したのに…」(スレッタ)
「ごめんなさい、私…」
「エアリアル、突然動かなくなっちゃって。その…」(スレッタ)
「知ってる」
「だって私がやったから」(ミオリネ)
「(どうして?) あんたに負けてほしかったからよ」(ミオリネ)
「最初に言ったでしょ、これは取引だって」
「あんたはいい弾よけになってくれたわ」(ミオリネ)
「もっとも、負けちゃったら責任も果たせないけど」(ミオリネ)
「今日までごくろうさま」
「さようなら、水星のおのぼりさん」(ミオリネ)
18話
「”授業中、かっこよく先生に質問する”」
「(やりたいことリスト) 今日は2つも埋まっちゃいました」(スレッタ)
「あんた、何勝手にガンダムの技術を提供してんのよ!」
「グエルも、なんで黙ってたわけ!?」(ミオリネ)
「(共同開発と発表?) 飲めないわね」
「株式会社GUND-ARM(ガンダム)は、モビルスーツの開発には関与しない」(ミオリネ)
「ガンダムの技術は、医療のために役立てるって決めたから」(ミオリネ)
「総裁選を勝つためには、先程と同様、実績が必要です」
「理念を守りたいのなら、それを活かしたコンセプトにすればいい」(プロスぺラ)
「早急な信用回復のためには、手段の好き嫌いなど選んでいられませんよ」(シャディク)
「ミオリネさんは悪くないです」
「私が悪いんです、ミオリネさんとの約束破ったから」(スレッタ)
「ミオリネさんに釣り合うって勘違いしてた私がバカだったんです」(スレッタ)
「ラウダさんの言う通りです」
「最初から私には何もなかったんです」(スレッタ)
「なのにホルダーとか花婿とか…」
「間違ってるって…なんで今まで気づかなかったんだろう」(スレッタ)
「(何もない?) んなわけねえだろ」
「行くぞ、ミオリネんとこ」(チュチュ)
「いいか!」
「お前が受け入れてるフリしてんのがわりいんだぞ」(チュチュ)
「思ってることちゃんとミオリネに言え!」
「じゃねえと許さねえからな!」(チュチュ)
「(変わった? 話し合うより先に手が?) ニカ姉ならどうすんのかなってさ」(チュチュ)
「さっきジェターク寮の奴等から礼言われて」
「ニカ姉の気持ち、ちょっと分かった気がしたんだよね」(チュチュ)
「(前とは全然?) 別人だよ」
「君達が知ってるエラン・ケレスとは」(5号)
「僕等は本来、ガンダムを克服するためのモルモットだから」(5号)
「データストームの耐性を植え付けられたパイロット、それが僕等”強化人士”」
「まぁ、それでも死んじゃうんだけどね」(5号)
「(ファラクトに?) 死ぬよ」
「ガンダムに乗れば誰だってね」(5号)
「(ガンダムに乗る理由?) ない」
「ないって言ってます」(ノレア)
「あなた達スペーシアンは全員殺す」
「それ以外に理由が必要ですか?」(ノレア)
「本当はガンダムに乗りたくないんじゃないの?」
「素直になろうよ、命の安い者同士さ」(5号)
「あいつら(アーシアン)の怒りは、暴力じゃ止められない」(グエル)
「この交渉で示してみせるわ」
「私と株式会社GUND-ARMは…これからのベネリットグループは…」
「戦いじゃなく、命を救うんだって」(ミオリネ)
「エアリアル! どうしてここに?」
「乗って…いいの?」(スレッタ)
「みんな!」
「もう、会えないのかなって思ってた」(スレッタ)
「進んだんだよ、お母さんの言う通り」
「でも、分かんないの」(スレッタ)
「ホルダーじゃなくなって、決闘しなくてよくなって、みんなと勉強して」
「一緒にランチも食べて、おしゃべり出来て…」(スレッタ)
「それでもミオリネさんがいないのは…会えなくなっちゃうのは、嫌だって」
「”進めば2つ”って…今は、思えない」(スレッタ)
「分かった?」
「スコア8なら、僕は自分の意志で動ける」
「パイロットはもう必要ないんだ」(エリクト)
「だから、君はこれ以上すがっちゃいけない」
「僕にも、お母さんにも」(エリクト)
「学園に戻りなさい、スレッタ」
「あそこなら、あなたの胸を埋めてくれる」(プロスぺラ)
「いいの? エリィ」
「あの子も一緒に行くことだって…」(プロスぺラ)
「そうね、スレッタは自由に生きていいのよね」(プロスぺラ)
19話
「地球が近い…」(ミオリネ・レンブラン)
「俺はもう一度見たいだけだ」
「地球の状況を、自分の目で」(グエル)
「復讐しに来るかな? ”震えて眠れ”ってやつ?」
「弱者同士で刺し合うって、ホント笑える~!」(セセリア)
「だったらそう言えばいいじゃん」
「弱者が一丁前に意地張ってんの、ウザいんですけど」(セセリア)
「なんでうちのモビルスーツが護衛してるのよ!?」
「平和的解決って言ったでしょ」(ミオリネ)
「あちらさんにその理屈が通じると、本気で思ってます?」(ケナンジ・アベリー)
「(アーシアンを潰す?) あり得ませんよ」
「もとよりミオリネが許さない」(シャディク)
「法律すら無視して我々を苦しめるというなら、こちらも同じことをするまでだ」(地球側交渉人)
「スペーシアンは全員、地球を出ていけ」
「それが我々の要求だ」(地球側交渉人)
「ソフィ…どうして死んじゃうの」
「待ってよ…置いていかないでよ」
「1人は嫌だよ…」(ノレア)
「死ぬのは…怖いよ…」(ノレア)
「君には分からないよ…絶対」(5号)
「あなたは先程、スペーシアンは地球を出ていけと」
「だとすると、アーシアンも宇宙を?」(ミオリネ)
「それだけは断固拒否します」
「彼等は私の大事なパートナーです」
「分断で失うわけにはいきませんから」(ミオリネ)
「あなた方アーシアンの憤りを理解できるとは考えていません」
「経済的な障壁も同様です」(ミオリネ)
「それでも、私は対話を望みます」(ミオリネ)
「私が総裁だったら信用してもらえますか?」
「今の私に必要だって分かったから」(ミオリネ)
「はい…美味しいです」(スレッタ)
「一番いいやり方じゃないって分かってても」
「そうするしかない時あるんじゃないでしょうか?」(リリッケ・カドカ・リパティ)
「GUNDの理念を踏みにじった大罪人が、今度はエリィの未来を邪魔するなんて…」
「許せないわよね」(プロスぺラ)
「プロスぺラ・マーキュリーはやはり気づいていた」
「グエルを…汚したな。ミオリネを…」(シャディク)
「今、分かりました」
「エアリアルはマルタンさんと同じだったんです」(スレッタ)
「お母さんならきっとこうするって分かってたから」
「一番いいやり方じゃなくても…ああするしかなかったから」(スレッタ)
「私…何も分かっていなかった」(スレッタ)
「私のせいだ…」
「私が…これを…」(ミオリネ)
20話
「シャディク…俺はお前を許さない」(グエル)
「いや、ミオリネじゃない」
「グエル…お前はどこにいる?」(シャディク)
「ランブルリング…あんたがいなかったらラウダ先輩、死んでたかもしれないから」
「そしたら私、どうなってたか分かんないから」(ペトラ・イッタ)
「(好き?) そういうとこだよ!」
「あんたのムカつくとこ!」(ペトラ)
「シャディク! サリウス代表をどこに隠した!」(グエル)
「気取られる前に確保しろと言われなかったのか?」
「お前がそんなだから…ミオリネは!」(シャディク)
「これ以上近づけば撃つ!」(グエル)
「仕掛けたのは…お前だ」(シャディク)
「シャディクの邪魔はさせない」(サビーナ)
「学校の男達とどれくらい違うか、見せてよね!」(レネ)
「(3人?) 解放してやってくれ、もう隠す必要はなくなった」
「だが、魔女は最後まで利用させてもらう」(シャディク)
「死ぬのが怖いなら、逃げろよ!」(5号)
「逃げて、その次はどうするの?」(ノレア)
「あなた達スペーシアンの暴力で、みんな死んだ!」(ノレア)
「あなたにもきっと分からない」
「スペーシアンより命の軽い、私達の怒りが!」(ノレア)
「ソフィ…壊してやろう」
「学園ごと…何もかも!」(ノレア)
「ホンット、最悪!」
「ラウダ先輩がデートすっぽかすからこんな目に…そうだよね!?」(ペトラ)
「謝るだけじゃ許さないし!」
「好きなとこ連れてってもらう!」(ペトラ)
「ご飯もランチとディナー両方ありで!」
「じゃないと死んでも死にきれないし!」(ペトラ)
「あんたは!」
「生きてたら何したい!?」(ペトラ)
「私は絶対、もう一度あの人に!」(ペトラ)
「魔女狩り部隊が、今更!」(ノレア)
「ガンダムは…もう勘弁なんだけどな!」(ケナンジ)
「お前の父が俺達にデリング暗殺を持ちかけ、それを利用した」(シャディク)
「内輪での派閥争い、謀略…それしか頭にない、つくづく頭の浅い男だったよ」
「あの男は!」(シャディク)
「父さんを愚弄するな!」(グエル)
「その父親を殺したのは…お前だろう」(シャディク)
「私がやんなくちゃなんだ」
「フェルシー・ロロ、出ます!」(フェルシー・ロロ)
「クソ! デミトレがありゃ!」(チュチュ)
「ダメだよ! 今出たら…」(リリッケ)
「ずっとここで隠れてろってのかよ!」(チュチュ)
「チュチュに死んでほしくないんだよ!」(リリッケ)
「まあ、このままじゃ全員バッドエンド確定っしょ」
「だから…うちらの貸したげる」(セセリア)
「ごめん、チュチュ」
「全部私のせい、チュチュが戦わなきゃいけないのも」(ニカ)
「許すわけねえだろ」
「全部ちゃんと聞かせろよ」
「じゃなきゃ、許すも何もねえだろうが」(チュチュ)
「おい、スペーシアン!」
「手伝え、こいつらぶっ潰すぞ」(チュチュ)
「お前が上手く立ち回れば父親は死ななかった」
「お前が戻らなければ、グループを穏やかに解体できた」(シャディク)
「お前がついていながら、ミオリネは手を汚すことになった!」(シャディク)
「テロに加担した逆賊が何を!」(グエル)
「その俺を生んだのは誰だ?」(シャディク)
「戦争シェアリングで全てを奪い、他社を蹴落とす生き方を強いてきたのは」
「お前達だ!」(シャディク)
「力がなければ、理不尽な平和は崩せない」
「あらがうことすらも…」(シャディク)
「だから今度はお前達、スペーシアンから力を奪う!」
「俺は、俺の罪を肯定する!」(シャディク)
「知っているさ…俺もお前も、自分の罪は自分のものだ」(グエル)
「それでも、ケジメはつけさせる!」
「シャディク!」(グエル)
「真っ向勝負か…そういうところ、昔から嫌いだった!」(シャディク)
「グエル・ジェターク、お前には分からない」
「望まずとも与えられる、お前には!」(サビーナ)
「何も分かっていないんだな…」
「奪うだけじゃ…手に入らない!」(グエル)
「俺はお前を許さない」
「だが、死ぬことも認めん」(グエル)
「ベネリットグループは秩序維持のため、学園の同胞を犠牲にした」(シャディク)
「アーシアンの犠牲だけでは動かなかった議会連合も」
「これで重い腰を上げるだろう」(シャディク)
「全部、壊してやる!」
「お前達の持っているもの、全部!」(ノレア)
「ノレア!」
「もういいだろう! これ以上、死に急ぐな!」(5号)
「じゃあ、逃げるだけのあなたは!?」
「ただ息をひそめて、目をそらして!」
「そんなの死んでるのと同じ!」(ノレア)
「ソフィは生きてた!」
「あなたとは違う!」(ノレア)
「当たり前だ、君もソフィじゃない!」(5号)
「僕と来い!」
「生き方が分からないなら一緒に探してやる」
「怖いなら隣にいてやる!」(5号)
「逃げるのが嫌なら、僕をあの絵の場所に連れて行け!」
「その先のことなんてあとでいい!」(5号)
「生きていいんだって!」
「証明させろよ!」(5号)
「一緒に…来いだの…連れてけだの…」
「バカなの、あなた」(ノレア)
「あとで教えて」
「あなたの…本当の名前」(ノレア)
「手伝ってもらっていいですか?」
「中に取り残された人がいます」
「きっと、まだたくさん…」(スレッタ)
「でも、まだ助かる人いるかもしれませんから」(スレッタ)
21話
「(なんで?) 私は動けますから」(スレッタ)
「水星ちゃん、あんた変わった?」(セセリア)
「多分」(スレッタ)
「どこで間違ったんだろう…」
「街が壊され…人がたくさん…」(ミオリネ)
「私(の責任)よ…」
「地球の人達も…学園も…全部…」(ミオリネ)
「総裁になるんだってね…ご愁傷さま」(シャディク)
「全ては俺の企てだ」
「彼女達への罰は軽くしてほしい」(シャディク)
「まぶしすぎたのよ…地球と宇宙を対等にっていう、あんたの理想は」
「だからやり方を間違えた」(ミオリネ)
「それでも誰かがやらなきゃ」
「俺達みたいな人間を、これ以上増やさないためにも」(シャディク)
「手段を選ばない俺を、卑怯だと思うかい?」(シャディク)
「いいえ…私も同罪だもの」(ミオリネ)
「(確認?) ミオリネさんなら」
「”いいからさっさとやりなさいよ”って言うと思います」(スレッタ)
「私、復旧作業が落ち着いたら退学する」
「あっ、でも、学校を諦めるわけじゃないよ」(ニカ)
「ちゃんと自首して、償って、そしたら今度は自分の力で学校に通う」
「地球と宇宙の架け橋になるって夢、諦めたくないから」(ニカ)
「1人だったらきっと諦めてた」
「でも、みんなと会えたから…マルタンに気づかせてもらったから、私頑張れる」(ニカ)
「(切り捨てろ?) 出来ません」
「誰かを犠牲にするのは、もう…嫌です」(ミオリネ)
「お母さんを説得するのは…多分、無理だと思います」(スレッタ)
「私は…本当の娘じゃないんです」(スレッタ)
「大丈夫です、みんなにも聞いてほしいから」
「お母さんと、私と…エアリアルのこと」(スレッタ)
「だけど、お母さんにとって一番大切なのはエリクトだから」
「私が何を言っても聞いてくれないと思います」(スレッタ)
「どうして今まで気づかなかったんだろう」(スレッタ)
「私がガンダムの呪いを受けなかったのは」
「エリクトが引き受けてくれていたからなんです…きっと」(スレッタ)
「私…エリクトと話したいです」
「お母さんとも、もう一度」(スレッタ)
「トマトを配ってる時、思ったんです」
「何も手に入らなくても、出来ることをすればいいんだって」(スレッタ)
「連れて行って下さい、ガンダムの所に」(スレッタ)
「ようやく始まるわ…あなたのための世界が」(プロスぺラ)
「待てよ、おっさん!」
「あーしらも連れてけよ」
「あんたなら出港許可取れんだろ」(チュチュ)
「反対に決まってんだろ」
「だからこそスレッタだけを行かせるわけにはいかねえ」(チュチュ)
「いいねえ、僕も連れてってよ」(5号)
「行きたい所が出来た、僕を見逃してくれるなら手を貸してやる」
「ガンダムに乗るのはお断りだけど」(5号)
22話
「スレッタのためっしょ、覚悟決めれ!」(チュチュ)
「1人で背負わせちゃいけないよね」(ニカ)
「強化人士は、ガンダムを扱うための消費パーツだからね」(5号)
「怖い…です」
「でも私…やりたいことって、最初はお母さんにすすめられて」
「ただなんとなく持ってただけで…」(スレッタ)
「でも今は、誰かに言われたからじゃなくて、私がやりたいって…」
「エリクトを…お母さんを止めたいって」(スレッタ)
「うらやましな…」(5号)
「あいつは俺の婚約者だ」
「今さら会わせると思うか?」(グエル)
「私…ちゃんとお話ししたいんです」
「ミオリネさんと、まっすぐ!」(スレッタ)
「だったら…俺と決闘するか?」
「負けたらミオリネのことは諦めろ」
「どうする?」(グエル)
「やります! 決闘…します!」(スレッタ)
「バカだな…俺は」(グエル)
「出来ない…」
「都合のいい言葉なんてあげられない」(ミオリネ)
「自分で選んで、決めて…そのせいでたくさんの人が傷ついて…死んじゃって…」
「あんたを母親から引き離したことも、全部…間違ってた」(ミオリネ)
「私も、間違えました」
「人を殺しました、プラント・クエタで」(スレッタ)
「ソフィさんのことも…みんなを守るために、正しいことをしたんだって」
「自分に言い聞かせてました」(スレッタ)
「でも、学園が大変なことになった時に」
「みんなと必死で復旧作業をしていた時に思ったんです」(スレッタ)
「正しくっても、間違ってても、自分がやったことは取り戻せないんだって」
「何も手に入らなくても、前に行くしかないんだって」(スレッタ)
「私はもう、間違いたくない…」(ミオリネ)
「私がここまで来れたのは、ミオリネさんと出会えたからです」
「これは間違いなんかじゃありません」(スレッタ)
「いつか…私と一緒に地球に行って」
「私は、自分のやったことに1人で向き合えるほど強くない」(ミオリネ)
「でも、見ないフリするわけにはいかないの」(ミオリネ)
「扉、開けてもいいですか?」(スレッタ)
「ダメ…自分で行く…自分で開ける」(ミオリネ)
「私…逃げないから」
「会社も、ガンダムの呪いからも」(ミオリネ)
「だから、あんたも諦めて死ぬんじゃないわよ!」
「クソ親父!」(ミオリネ)
「(本気?) ええ…クワイエット・ゼロに直接乗り込む」(ミオリネ)
「本当にいいのか?」
「スレッタがガンダムに乗れば…」(グエル)
「自分で決めましたから」(スレッタ)
「いいですか」
「無理だと判断したら、即座にユニットを引き渡しますからね」(ケナンジ)
「あなた方は学生なんです」
「責任は大人に取らせなさい」(ケナンジ)
「シャディク、あんたと私は罪を犯した」
「でも終わりじゃない、犯した罪は償うの」(ミオリネ)
「出来なくても、進み続けることにしたの」
「だから1つ、取り引きしない?」(ミオリネ)
「悪いようにはしないわ」
「私を信じなさい!」(ミオリネ)
「今行くからね、エリクト!」(スレッタ)
「通して下さい!」(スレッタ)
「どうして来たの? スレッタ」(エリクト)
「止めに来たんだよ! 2人を!」(スレッタ)
23話
「エリクト! お願い、もうやめて!」(スレッタ)
「じゃあ、お母さんの邪魔しないで」(エリクト)
「(諦めて?) 嫌だ!」
「私はみんなのこと見ないフリなんて…出来ないよ!」(スレッタ)
「スレッタの…分からず屋」(エリクト)
「パーメットなしの操縦って、こんなに難しいんかよ」(チュチュ)
「(命?) だったら殺して止めなよ、父さんみたいに!」(ラウダ)
「違う…父さんは俺の罪だ」
「俺が全部、背負うべきなんだ!」(グエル)
「だからミオリネにつけ込まれる、ミオリネをすがる!」
「その高潔さが…傲慢さが…兄さんの罪だ!」(ラウダ)
「だから…止めたいの」
「お母さんを…悪い魔法使いにしたくない!」(スレッタ)
「私は…エリクトが好き、お母さんが好き!」(スレッタ)
「お母さんが泣いてるなら…抱きしめてあげたい!」
「そばにいてあげたい!」(スレッタ)
「忘れることなんて…出来ないよ!」(スレッタ)
「(どちらへ?) 害虫駆除よ」(プロスぺラ)
「お前の言う通りだ…父さんのこと…」
「みんなが…お前が…許してくれなかったらって…」(グエル)
「俺は…もう逃げない」
「父さんからも、お前からも」(グエル)
「だから…ガンダムなんて…もう乗るな」(グエル)
「2人共、バカなんすか!」
「兄弟ゲンカで死ぬとか、マジ笑えないっすから!」(フェルシー)
「そうだな…ホント、笑えないな」(グエル)
「こっちは任せて」
「今度は殺させないよ」(5号)
「エリィ、エリィって…スレッタはどうでもいいわけ!?」(ミオリネ)
「スレッタがどんな思いでキャリバーンに乗ってるか分かる!?」
「死んじゃうかもって震えてた!」(ミオリネ)
「それでも、あんた達のことが好きだから!」
「愛してるから!」(ミオリネ)
「母親なら、等しく愛してやりなさいよ!」(ミオリネ)
「全てはかわいい我が子のため」
「母は強しよ、お嬢さん」(プロスぺラ)
「人殺しは向いてないね」
「次からは人助けにしときなよ」(5号)
「”進めば2つ”、あんたの言葉でしょ?」
「だったら言葉通り進みなさいよ」(ミオリネ)
「あんたも、スレッタもエリクトも」
「私達…家族になるんだから」(ミオリネ)
24話
「僕は、お前達を許したわけじゃない」
「でも…兄さんと一緒に帰ってこなければ、もっと許さない」(ラウダ)
「言ったでしょ」
「スレッタはね、あんたのことが大好きなの」(ミオリネ)
「言われなくてもあいつは来るわ!」
「エアリアルと一緒に、自分で!」(ミオリネ)
「来たよ…お母さん」(スレッタ)
「やだ。エリクトは…渡せない」(スレッタ)
「聞いて、スレッタ」
「お母さんの体は、もうすぐ動かなくなる」(プロスぺラ)
「これ(ヘッドギア)でだましだましやってきたけど、足なんかはとっくにね」
「でも、そんなことはどうでもいいの」(プロスぺラ)
「エリィは、GUNDで紡ぐ世界と自由を手に入れる」
「そして、お互いがそれぞれの場所で幸せになるの」(プロスぺラ)
「スレッタ」
「エリィを思うなら、あなたも進めるでしょ?」(プロスぺラ)
「違うよ、お母さん」
「私はお母さんも失いたくない」(スレッタ)
「エリクトもお母さんを失うこと、きっと望んでない」(スレッタ)
「だから…クワイエット・ゼロなんか、なくったって!」(スレッタ)
「また…困ってる?」(エラン・ケレス、強化人士4号)
「ここには強化人士のオルガノイド・アーカイブが組み込まれているから」
「今は、この子と同じってことかな」(4号)
「君との決闘、後悔してないよ」
「僕の方こそ待ち合わせ…行けなくてごめん」(4号)
「始めよう、スレッタ・マーキュリー」(4号)
「お願い、エリクト!」
「応えて!」(スレッタ)
「スレッタはおバカだね」
「自分で選べるのに」
「居場所があるのに」
「君はそれでも…いいの?」(エリクト)
「私、欲張りだから」
「お母さんともみんなとも、やりたいこといっぱいあるから!」(スレッタ)
「連合の動機をなくせばいいんでしょ?」(ミオリネ)
「ベネリットグループは先程、グループ解散と清算手続きの申請を行いました」(ミオリネ)
「弊社の資産は、先のグラスレー社と同様、地球側の企業へ売却」
「もしくは合併を行う形で合意に至りました」(ミオリネ)
「やっぱり…君には敵わないな」(シャディク)
「ヘッドハンティングってやつ?」
「ペイル・グレードの下じゃ飼い殺しだからさ」(エラン)
「(逃げろ?) いえ…止めてみせます!」(スレッタ)
「スレッタだけがエリィのスコアを上げられる」
「そうなのね…」(プロスぺラ)
「(終わりに?) 出来ない…私が私を許せない」(プロスぺラ)
「お母さんは偉いね」
「エリクトのために、復讐じゃなくて未来を選んだんでしょ」(スレッタ)
「みんなが否定しても、間違ってるって言っても」
「お母さんの選択を…私は肯定します」(スレッタ)
「僕は、スレッタとこれからも一緒にいたい」
「お母さんとも…」(エリクト)
「さっさと返事しなさいよ…バカ」(ミオリネ)
「(絵の)場所くらい書いとけよな」(5号)
「(どうして?) もとより自分で決めてたからね」(シャディク)
「お互い、償う身は大変だな」(シャディク)
「あの時ばらまいたベネリットの資産も、結局また宇宙に吸い上げられていく」
「一体何が正しかったんだろうな?」(サビーナ)
「人の数だけ正しいがあるもの」
「いつか必ずどこかで間違うのよ」(ミオリネ)
「それでも出来ることをするの、この先も」(ミオリネ)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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