「メイドインアビス 烈日の黄金郷(2期)」の名言・台詞まとめ

アニメ「メイドインアビス 烈日の黄金郷(2期)」の名言・台詞をまとめていきます。

 

メイドインアビス 烈日の黄金郷(2期)

1話

「いや…いや、ただ求めただけだ。誰も、私を知る者がいない場所へ」
「いなくなってもなお響く…あの声が、消えてくれる場所へ」(ヴエロエルコ、通称:ヴエコ)

 

「美しいから、美しいのではない。醜いから、醜いのではない」
「その通り、美しさとは目だ。いいか、即物的な目ではない。眼差し…と捉えよ」(ベラフ)

 

「君は暗い目をしている」
「闇に目を凝らすのだ。誰も見つけたことのない光は、真の闇の中にしかない」(ベラフ)

 

「ついに始まるぞ! 捨てた故郷へ、人々へ、轟かせろ!」
「お前たちこそ、理不尽を踏み砕く足だ!」(ワズキャン)

 

「もう、いい…見つめる先は、闇の中」
「自分…私は、探しに行きたいから。誰も見つけたことのない…光」(ヴエコ)

 

「そんなことより次だ次! 毒はもういいだろ!」
「オイラ、もうちょっとだけ、お前らと先に進めることを素直に喜んでいてえんだよ」
「見せつけてやろうぜ、オイラ達の冒険をよ!」(ナナチ)

 

「プルシュカこすったら、動いちゃった…」
「冒険はいつだって突然始まるものなのよ!」(リコ)

 

 

「(これは)骨…それに冷えて固まった死体か?」(ナナチ)
「なきがらの海。正体を見た気分だ」(レグ)

「ああ…魂は奈落の底に帰るというが、体はここに置いてけと言わんばかりだな。正直、ここまで来れるとは思ってなかったがな」(ナナチ)

「私は思ってたよ!」(リコ)

 

2話

「全然分かんない! ここ、なんなんだろう!?」(リコ)

 

「(白笛に聞く?) 冗談じゃねえ。どうせろくでもねえ奴だろ」(ナナチ)

 

「おめえ、なんで(危険なのに)ちょっと楽しそうなんだよ?」(ナナチ)

 

「リコ、味見してみてくれ」
「(この食材)上手くやれば、これはまた見られるぞ!」(レグ)

 

「(地上のみんなを)心配しても、二度と会うことは叶わねえんだけどよ」
「まぁ、アビスにいる限り探窟家ってのはつながっている」(ナナチ)

 

「そうよ! 手紙、飛ばそう! ここ、なんと深界六層なのよ。リコさん隊の偉業を知らしめなくては!」(リコ)

 

「アビスはよ、精神が露骨に形に現れる場所なんだ」
「恐怖が形として体に出るならよ、願いが形として宿ることだってあるんじゃねえの」

「信じようぜ。前の(伝報船)は届いた、あれも必ず届くって」(ナナチ)

 

「不気味が過ぎる…なあ、い…いったん立て直さないか?」(レグ)
「行こう! こんなことで怖がってられないわ!」(リコ)

 

3話

「待って! (私自身は)売らないよ! 私は奈落の底に行くんだもの!」(リコ)

 

「ここは何にでも興味ある素振りを見せて、情報を引き出してみようか」(レグ)

 

「あいつ(リコ)素で楽しんでねえか?」(ナナチ)

 

 

「成れ果ては皆、多かれ少なかれ体が欲の形になるんだよ。皆欲を持って奈落に挑んだけど行き場所をなくし、ここで成れ果てになることを選んだ者達」

「いい匂いのふわふわ。君はここの者とは違い、古い祭祀場の成れ果てだね。きちんと命を持っている。とても強い強い欲で守られたんだろうね」(マジカジャ)

 

「ああ…清算が始まる」(マジカジャ)

 

「こういう時は言葉分かんなくても、焦らず伝える心構えこそが大事なのよ」(リコ)

 

「ひでえもん見ちまったけどよ、へこんでられる状況でもねえってのは、あいつが一番分かってんのかもな」(ナナチ)

「単純にワクワクも抑えきれないんだろう」(レグ)

 

「大丈夫!」
「それに多分これ、ここでしか食べられないものだよ。食べ逃して後悔したくないもの」
「アビスの旅は一期一会なんだから!」(リコ)

 

4話

「僕とお前(ファプタ)はどういう関係なんだ?」
「お前と会ったことはある気がする。だがその…僕はその時の記憶をなくしている。僕は、僕が何者なのかを知りたい」(レグ)

 

「レグ…お前、人の子と同じ時間歩むつもりか?」
「あいつら死んでもお前そのまま。どうするつもりそす?」(ファプタ)

「僕は最後まで2人に付き合うさ。その後のことは…その後考える」(レグ)

 

「かつての僕だったら、あの問いにどんな答えを出したのだ?」
「記憶を取り戻しても、僕は僕のままでいられるのだろうか?」(レグ)

 

「迷わずに行けるかな? 村のことほとんど分かってないんだよね」
「うん、分かってる! 慎重に慎重に…急ぐ!」(リコ)

 

5話

「この村ってさ、成り立ちがよくないんだ。それこそ呪われてるって言っていい。自分はそれに一枚かんでる。地獄の中で何もかも無理してさ、自分達が地獄を創り出す側になってた」

「成り立ちはおぞましいけど、今は結構悪くないとこになってるんだ。周りの吹き溜まりでいびつに果てた子達が、人の体を失ってもなお、心だけを残して、それでも営み続けてる」(ヴエコ)

 

「実は悪い人でも関係ないの、案内してくれませんか?」
「遅くなってからじゃ…遅いから」(リコ)

 

6話

「ダメだリコ、お前までこうなっちまったらお終いだ。頼む、ほっといてくて」
「すまねえ、すまねえ…オイラはここがいい」(ナナチ)

 

「その石は、君といることを歌っている」(ヴエコ)

 

「市場はわちらの宝もんだ。さすがにあんなの通すわけにはいかねぇさ」(ムーギィ)

 

「(出来ることは)あるさ。あんなのに食われねえことさね」
「おめえの価値はロボとフワフワに使いな。リコはここで果てちゃダメだ」(ムーギィ)

 

「リーダーが言ってたんです。探窟家はやられたらやり返せって!」
「探窟家は助けてもらった時も助け返すの! そしたらまたやり返してもらえるかもしれないでしょ!」

「これは下心、自分のためでもあるんで…ってことでどうでしょうか?」(リコ)

 

「待たせてすまない。リコ、次の指示を頼む」
「感情が…景色が…思考が流れ込んで来た。君が…君とプルシュカが呼んだとすぐ分かった。すごいな…それが白笛か?」(レグ)

 

「自分は姫(ファプタ)にお目通りは叶わなかったけど、あの価値の化身が何を願っているかは知ってるよ。全部きちんと話したら…たぶん後戻り出来なくなっちゃうよ?」(ヴエコ)

「聞きたくないって言えるなら、ここまで来てません!」(リコ)

 

「私のかわいいイルミューイ。君の存在を…願いを…記憶を…掘り起こす時が来たよ」(ヴエコ)

 

7話

「そう…自分達は知ることになる。ここが仮に黄金郷だとしたら、自分達を捨てた故郷より、更に過酷な環境である…ということ」(ヴエコ)

 

「どうせ故郷を捨てた身だ。どこにも行けぬなら、ここから始めよう」
「我々こそが、地の底の黄金郷の最初の民となるのだ」(ワズキャン)

 

「代わりとかじゃない、ヴエコがいい。やだ…もう、捨てられるの…」(イルミューイ)

「自分は…自分は、光を見つけたがっていた。だが闇の中でようやく見つけ、触れ合った者は…やはり闇だった。けどなんて…なんて温かい闇なのだろう」

「離したりしないよ…イルミューイ」(ヴエコ)

 

「この選択が間違いではなかったと、祈るばかりだ」
「願いを叶える卵。この子は…自らの幸せを、自らの恐怖が消えることを、願ってくれたのだろうか?」(ヴエコ)

 

8話

「(知恵?) その必要はないそす」
「約束のためなら、ファプタは全て捧ぐそす。さあ、一緒に奴等を根絶やしにするそす」(ファプタ)

 

「どうしてこんな所に来てしまったのだろう?」
「どうしてこんなことになってしまったのだろう?」
「その答えは…どこからも与えられない」

「私達がここにいるのは、私達自身で選んだ結果だからだ。答えは…私達で見つけるしかない」

「たとえそれが、どんな答えであろうと…」(ヴエコ)

 

「願いは…命に宿るものさ」(ワズキャン)

 

「狂えもせず…死ねもせず…何一つ選べなかった…」
「罰して欲しいと願うものの、これ以上の罰を思いつかない…地獄だ」(ヴエコ)

 

「私は…もはや…人間ではいられない…」
「た…頼む…私を罰してくれ」
「骨も、心も、何もかも、食い散らかしてくれぇぇぇーーー!!!」(ベラフ)

 

「さあみんな、身も心も女王様に捧げよう」
「ここが故郷。どんな黄金よりも価値があり、どんなに求めても得られなかった、我々の故郷だ」(ワズキャン)

 

「ごめんね、イルミューイ…わがままで」
「私だけの、温かい闇…誰にも渡さない」(ヴエコ)

 

「僕の感じた望郷はね、故郷を思う気持ちではないんだ」
「どんなに求めても得られなかったものを、決して返らないものを、もうどこにも存在し得ないものへの、儚く、強い強い憧れなんだよ」(ワズキャン)

 

「願わずにはいられない。あなたが母から継いだ願いを叶えられるよう」
「そして…いつかあなたの呪いが解けて、あなただけの願いを見つけて、幸せな旅に出られるよう」(ヴエコ)

 

「自分は…自分はもう、ただ一つだけだよ」
「ただ…あの子のことを忘れたくないだけ」(ヴエコ)

 

9話

「あなたのことはよく分からないけど、私この村は好きよ」
「私と似てるって感じる人がすごく多いの。オースにいた時よりもずっと」(リコ)

 

「自分だけの黄金を探すうち、黄金よりも価値のある闇のありかに気づいた者。帰るべき場所を探究の先にしか持てず、進むことしか選べなかった者」

「ここはそういう連中が、行き場を失ってたどり着いた寄る辺。確かに、君を無謀とバカにする連中は、ここには1人もいないだろうね」(ワズキャン)

 

「あなたが何もかもを犠牲にしてでも、踏みにじってでも叶えたかった願い。それがこの村…行き場を失った人達の故郷を作ること…のはずがないと思うんです」

「あなたが目指した黄金郷がアビスにあるとしたら、深界六層はまだ入り口。途方もない探究を価値に持つあなたが、入り口で終わりを選ぶはずがない」

「あなたは、どうして冒険を諦めたフリをしているの?」(リコ)

 

「選べるのは、挑む者達だけなんだ」(ワズキャン)

 

「この選択は、状況を好転させることなどあり得るのか?」
「だが…もはや…もはや、迷っている時間はない」(レグ)

 

「お前達を…許さぬ。兄弟、ファプタを、美味そうにねめ回したお前達の目を許さぬ」
「お前達の口を、母と同じ言葉を使い、祈りを吐く、その口を許さぬ」

「お前達の姿を許さぬ。我が身かわいさに母を冒涜し続けた、お前達のその永らえ続けた命を許さぬ」

「お前達の意思を許さぬ。喜びも悲しみもいとなみも断じて継がせはしない」
「ちりあくたの一つに至るまで、お前達の存在を決して許さぬ」

「全てを忘れぬために生まれた、この日を、この時を、どれほど待ちわびたか…」
「覚悟する間も許さぬ。根絶やしにしてくれる」(ファプタ)

 

10話

「私の体験を吸ってもらった。匂いは記憶そのもの。夢のようにうつろいやすくはあるが、伝わったと願う」

「私は行かねばならない。だから私の価値を、記憶を、君に託した」
「君達が好きなのだ。私とは違う君達が…それが理由だよ」(ベラフ)

 

「このミーティはさ…まだボンやオイラがさんざん、傷つける前のミーティなんだ」
「かわいい壺に入ってて、きれいになって、オイラ嬉しくてよ…勘違いしちまったんだ。ずっとここで、一緒にいられるって…」

「オイラこの体をもらったのは、寝てるためじゃねえはずなのに…」(ナナチ)

 

「オイラ行くよ。約束したんだ、ミーティと。こうなっちまったら、オイラの所に魂が帰るように。これ以上ミーティに嫌われることはしたくねえ」

「今度は、オイラの手で送ってやれるんだ」(ナナチ)

 

「じゃあな、ベラフ。ミーティを好きでいてくれて、ありがとな」(ナナチ)

 

「今度はさ、一緒に行こうな。うまいもん食べような」
「オイラ、必ず見つけにいくから。か…必ず会いにいくから」
「だから…だからミーティ…待ってて…」(ナナチ)

 

「憧れも、汚れも、喜びも、痛みも、私は捨ててしまった」
「君は拾い、宿していけ。拾うもの全てが…君の価値だ」(ベラフ)

 

「友を言い訳に使うな。ファプタを傷つけまいと、また嘘をつくそすか」
「ちゃんと言うそす、何がしたい?」(ファプタ)

「勝手ですまない。ファプタ、君を止める! ナナチを救い出す!」(レグ)

 

「(ファプタ)僕からも頼む。約束しよう」
「戻ってきて、君の宿命に決着をつけたら、共に歩き出すんだ」
「そして…冒険をしよう」(レグ)

 

「きょうらいするのは、泣いて、笑って、好奇心に溢れた…優しい顔ばかりなんだ」
「肝心なことは何一つ思い出せないのに…勝手な言い分だとは分かっている」

「燃え尽きるまで自らを焼き続ける君を、どうしたら…どうしたら、止められる?」(レグ)

 

「レグ…レグは優しいそすな。だが…だが、愚かそす」(ファプタ)

 

11話

「ファプタが…愚か…なのか?」
「やめれば…よかっ…たのか? 出来る…出来るはず…なかろう…」
「もう終わる…母も…お前らも…レグをたぶらかしたお前も…ファプタ自身も…」

「何もかも、壊せば終わる!」(ファプタ)

 

「姫様よ、ちょっとおてんばがすぎるんじゃねえの」(ナナチ)

 

「んなぁ〜、オイラもそう思うぜ。けどな、寝てるわけにもいかねえのよ」(ナナチ)

 

「行こうぜ、ベラフ。たった一度きりの、最後の謁見だ!」(ナナチ)

 

「私という者の最後に…君がいてくれてよかった」
「宿命の終わりに…君の価値を君自身で決める時が来る」(ベラフ)

 

「恐れず進め。君の冒険を楽しんで欲しい」(ベラフ)

 

「止まっては、ダメだ…」
「ファプタは…ファプタは火だ…食われ、冒涜された者達が継いだ…火だ!」
「お前らを焼き尽くすまで…止まれるはずがなかろう!」(ファプタ)

 

「もうファプタには、残されていないのに…何も残されていないのに…」
「ファプタの生きてきた理由まで奪うな!」(ファプタ)

 

「なんのための…不滅なのだ?」
「こんな…こんな思いをするためなのか!?」(ファプタ)

 

「動かん…どこも動かん…」
「何も成せすまま…成せぬままの不滅に…価値など…価値など、ない…」(ファプタ)

 

「知らぬことだらけだ…」
「この役目の先に、何が隠れているというのだ?」
「そこに価値が、あるというのか?」(ファプタ)

 

「勝手に決めるな。価値は…自ら知りにいくそす」(ファプタ)

 

12話

「仕事だ、狼藉者…蹴散らせ」(ファプタ)

 

「足らんそす…この高ぶりを止めるには、この程度では足らんそす」(ファプタ)

 

「ファプタは愚か者でよいそす。役目を果たし、ファプタは行く!」
「この火は、ファプタ自身がくべた。止められるものなら…止めてみるそす!」(ファプタ)

 

「石の者、その姿では声を届けられまい。恐れるな、お前には自らを解き放つ使命がある」
「人には人の、石には石の、それぞれの使命があるそす」(ファプタ)

 

「ムーギィちゃん、そそのかしたなんてひどいじゃない」
「これはみんながみんな、それぞれを思って行動した結果、積み重ねで起きたことさ…な?」(ワズキャン)

「そうなのだが…なんとも無性に腹立たしい」(レグ)

 

「メチャクチャ来てよかった!」
「私、奈落の底を目指したりせずに地上でずっと暮らしてたら、きっと思いもしなかった。呪いの満ちた絶界に、こんな場所があるってこと。こんな素敵な人達がいるってこと」

「だから、ここに来れてホントによかった!」(リコ)

 

「我々はね、人以上の者になりたかったのさ。この大穴を穿つには、人を超えなければならない」

「それは奈落の住人として成れ果てること、祝福され力を得ること、呪いに打ち勝つ体を持つこと…そのいずれでもない」

「積み重ねだけだ。それらの積み重ねだけが、人を人以上たらしめる」(ワズキャン)

 

「だから、僕がしたいことは今や1つ。君等にこう言うだけさ」
「どうか、あの子(ファプタ)を頼むよ」(ワズキャン)

 

「望郷を…望郷を旅の先に持つ、奈落の子供達。叶わない夢より恐ろしいものが、黄金の先で待つ。せめて夢を叶えて、絶望しておくれ」(ワズキャン)

「ふーんだ! あなたの言う通りになんかならないよ」(リコ)

 

「マアアさん、私を選んでくれてありがとう」
「何1つ…全部忘れない!」(リコ)

 

「あの子は、きっと決断して来たのだ。私よりも小さくて、私よりも出来ることが少ないのに、自ら決断し、差し伸べてきたのだろう」

「冒険の手を、あの子達に…あの子にも…あの子にも…」
「何1つ決断できなかった、自分にさえも…」
「あれ? あ…あった、あったんだ。(旅立ちは)自分で決めたこと」(ヴエコ)

 

「ああ…長らく忘れてたな。大穴の呪いだ」
「成れ果てたってことは…自分、まだ人のままだったんだ」(ヴエコ)

 

「もはや邪魔などしない。君の役目を、覚悟を思い知った。半端に挑んですまなかった」
「あっちだ。君が呼んだ者が待っている。ここは僕が引き受ける」(レグ)

 

「くそ! 不甲斐なくて腹が立つ!」
「言ってみたものの、あのデカいのが2匹か。度し難い」(レグ)

 

「行くぞ! お前ら相手なら全力だ!」(レグ)

 

「母よ…あなたが、ファプタの生きる意味だ」
「今、役目を果たすそす!」(ファプタ)

 

「全てが…全てが望郷に消えた。もはや出来ることは…あなたを忘れまいとすることだけ」
「私は…私を許さなかった」(ヴエコ)

 

「みんな消えちまったけどよ…」
「永遠のゆりかごから、アビスへ帰っていったんだ。オイラ達と同じ道に、帰ってきたんだ。だからよ…」(ナナチ)

「大丈夫。みんなが助けてくれたこと、覚えてる!」(リコ)

 

「そうか…そうか…母には、お前がいたのだな。最後の最後まで、お前がいたのだな…」

「よかった。ファプタは母の全てを継いだと思っていた。だがヴエロエルコ、お前がいたという記憶だけはファプタのどこにもなかった」

「ヴエコ。母は…たとえファプタであっても、お前だけは…お前だけは渡したくなかったのだ」(ファプタ)

 

「イルミューイ」
「私ね…暗い目をしてるって言われて、嬉しかったの」
「だから…あなたが見えた。だから、あなたが見つけてくれたの」(ヴエコ)

 

「こいつは、母のもの。ファプタのものではないそす」
「なのに…どうして…どうしてこんな気分になるそすか?」(ファプタ)

 

「ファプタ。僕達と…僕達と一緒に、来てくれないだろうか?」

「僕は見た! 君の恐ろしさも、悲しさも、美しさも、僕は見た!」
「僕は君と出会ってしまったんだ!」

「行こう。僕は君と一緒に、冒険に行きたい!」(レグ)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
 
 
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