アニメ「チ。地球の運動について」の名言・台詞をまとめていきます。
チ。地球の運動について
1話
「硬貨を捧げれば、パンを得られる」
「税を捧げれば、権利を得られる」
「労働を捧げれば、報酬を得られる」(ナレーション)
「なら一体何を捧げれば、この世の全てを知れる?」(ナレーション)
「この仕事(審問官)に就いてから気づいたんですが」
「知ってます? 爪が剥がれると何が1番困るか?」(ノヴァク)
「答えは激痛です」
「結局そういうシンプルなのが1番困るらしいですよ」(ノヴァク)
「世界、チョレ~」
「大変申し訳ないが、この世はバカばっかだ」(ラファウ)
「僕の信条は”合理的に生きる”だ」
「合理的なものは、常に美しいのだ」(ラファウ)
「神? 何言ってるんですか」
「人は神にはなれません」(ポトツキ)
「規則正しく決まって動く星に、一時は合理的な美しさがあると思ったが…」
「蓋を開ければ複雑な軌道計算とバラバラな星の集まり」(ラファウ)
「天文を続けるのは合理的じゃない、それにずっと遠くの世界の話だ」
「どんなに背伸びしたって、人間は近づけない」(ラファウ)
「私は君に利益を与えない」
「好かれようと作り笑顔なんてしなくていいぞ」(フベルト)
「私は学者だ」
「誰に何を言われても、研究を捨てるつもりはない」(フベルト)
「私はやり残したことがあるから戻ってきた」
「そのためには火にだって飛び込む」(フベルト)
「(地球は特別? 神様は宇宙の中心?) そうだ。では、この真理は美しいか?」
「この宇宙は美しいか?」(フベルト)
「まあ(地球が中心だと)少し煩雑すぎる気はします」
「この宇宙像では、それぞれの惑星が個別に計算される」(ラファウ)
「共通の秩序を持たないバラバラな動きは…合理的には見えない」
「そういう観点から言えば…あまり美しくはない」(ラファウ)
「私は美しくない宇宙に生きたくない」(フベルト)
「(動いているのは)地球だ」
「太陽が昇るのではなく、我々が下るのだ」(フベルト)
「毎日朝が来るのは、地球が自らの軸を回る自転をしているからだ」
「さらに季節が変わるのは、地球が太陽を軸として回る公転をしているからだ」(フベルト)
「私の宇宙では、地球は2種類の運動をしている」(フベルト)
「そこでは太陽は静止し、バラバラだった惑星は連鎖して動き」
「宇宙は1つの秩序に統合され、常識は覆り、教会は激怒し」(フベルト)
「美しさと理屈”が落ち合う」(フベルト)
「これが私の研究だ」
「そうだな、それを…”地動説”とでも呼ぼうか」(フベルト)
2話
「そんな直感に命を預けるのは、愚かだ」(ラファウ)
「私は命を張る場面でこそ直感を信じる」(フベルト)
「(間違ったら?) 構わない」
「不正解は無意味を意味しない」(フベルト)
「山がひっくり返る?」
「で…でもそれは僕が動いたからで、実際に山が動いたからじゃない」(ラファウ)
「そんなこと当たり前だ」
「でもこの当たり前を延長したら?」(ラファウ)
「僕が地球で、山が太陽なら?」
「観測者が動くなら、静止した対象も動いて見える」(ラファウ)
「自転…してるかも」(ラファウ)
「あんな巨大な天が1つの発想で、こんなに合理的に動いてしまったら」
「この説を…美しと思ってしまう!」(ラファウ)
「合ってる…かも」(ラファウ)
「(神を否定?) 逆だ」
「神を信じるからやるのだ」(フベルト)
「人は皆、この世は醜く貧欲で汚れていて、あの世は清く美しいと言う」
「だが、私はそんなのは認めない」(フベルト)
「神が創ったこの世界は、きっと何よりも美しい」(フベルト)
「それを知るのに、妄信も金銭も地位もいらない」(フベルト)
「知性だけ携えて、私のこの小さな頭蓋(とうがい)の中で、神の偉業を理解してみせる」
「故に私は聖書ではなく自然を読むのだ」(フベルト)
「怖い」
「だが、怖くない人生などその本質を欠く」(フベルト)
「(やり残したこと?) たった今やったよ」(フベルト)
「私は誰より、地動説に接近した自信がある」
「それ故、私だけが悟っていることがある」(フベルトの手紙)
「地動説は恐らく証明できない」
「不確定要素が多すぎる」(フベルトの手紙)
「きっと本当に神の領域なのだろう」
「だとすれば、この不完全な説は消えるべきだ」(フベルトの手紙)
「貴方の理屈は、私の直感よりずっと強い」(フベルトの手紙)
「僕の理屈は書物を燃やした」
「だけど…燃やす理屈なんかより、僕の直感は地動説を信じたい!」(ラファウ)
「ああそれと…僕は天文を学びます」(ラファウ)
「申し訳ないが、この世はバカばっかりだ」
「でも気づいたらその先頭に、僕が立ってた」(ラファウ)
「本当の僕は、清廉でも聡明でも謙虚でも有力でもなく、横柄で傲慢で軽率で無力で」
「そして今から、地球を動かす」(ラファウ)
「あの子(娘)を思うたびに感じます」
「癒やしと元気、それと…不安を」(ノヴァク)
「我が子への愛が私の生きる理由です」
「あの子にはつらい思いをしてほしくない」(ノヴァク)
「だからこの世の平穏を乱すような研究は見過ごせない」(ノヴァク)
「正直、私は世界や人類を守ろうなんて大それたこと思っちゃいない」
「けど家族・友人の日々の信仰や生活を守るためなら…なんだってする」(ノヴァク)
「言葉ではなんとでも言える、嘘ほど便利なものはない」
「培ってきた合理的判断力によりトラブルは回避するのだ」(ラファウ)
「地動説を証明するには、30~40年はかかるだろう」
「ただ夢物語じゃない。地道に、確実に進めるんだ」(ラファウ)
3話
「しかし、なんでみんなそうも言葉を重んじるんだか」(ラファウ)
「(特別な思いはない?) あなた(ポトツキ)に異端の前科があって…」
「それがフベルトと同じ地動説の罪でも?」(ノヴァク)
「二度も背信する輩には、骨まで悪魔が取りついちまってる」
「異端者本人のためにも、もっとも強力な方法で悪を祓う」(ノヴァク)
「その(火刑の)苦しみがどれほどなのか私は知りませんが」
「痛みに耐えるため顎が割れるまで歯を食いしばってる奴とかいますよ」(ノヴァク)
「ただ火あぶりにおいて、そんな肉体的苦痛なんて些細なことだ」(ノヴァク)
「肉体が灰になっちまうんだ、最後の審判で復活する体がなくなる」
「ずばり”無”になる」(ノヴァク)
「記憶も経験も意識も魂も死後の世界も、全部”無”だ」
「私はそんな運命はごめんだなあ」(ノヴァク)
「ラファウ…地動説は証明できると思うか?」(ポトツキ)
「はい」(ラファウ)
「君は知らないだろうが、この世にはいかに効率よく苦痛を与えられるか」
「考え尽くされた道具が沢山あるんだよ」(ノヴァク)
「誰も痛みからは逃れられない」(ノヴァク)
「この世でもっとも肝心な選択とは、何を諦めるかだ」
「君は賢いんだろ? 正解を選べるはずだ」(ノヴァク)
「なぜ僕はこんなことを?」
「地動説なんて、なんの意味も…」(ラファウ)
「あの頃と同じで、僕が天文を続けるのは合理的じゃない」
「あの頃と同じで、空はずっと遠くにある」(ラファウ)
「それどころか、(牢屋の)窓はあの頃よりも小さい」(ラファウ)
「でも…でもなぜだ」
「今はあの頃よりはっきりと、宇宙(そら)がよく見える」(ラファウ)
「こんなに美しかったのか…」(ラファウ)
「宣言します」
「僕は地動説を信じてます」(ラファウ)
「(なぜ台なしに?) 単純ですよ」
「資料を焼かない方が地動説のためになると思った」(ラファウ)
「敵は手強いですよ」
「あなた方が相手にしてるのは僕じゃない、異端者でもない」(ラファウ)
「ある種の想像力であり、好奇心であり…」
「畢竟(ひっきょう)、それは知性だ」(ラファウ)
「それははやり病のように増殖する、宿主さえ制御不能だ」
「一組織が手なずけられるほど、可愛げのあるものじゃない」(ラファウ)
「(選択が正解?) そりゃ不正解でしょ」
「でも不正解は無意味を意味しません」(ラファウ)
「(恐ろしい運命?) 死の先なんか誰も知りませんよ」(ラファウ)
「(過去の異教徒の言葉は)感動できる」(ラファウ)
「フベルトさんは死んで消えた」
「でも、あの人のくれた感動は今も消えない」(ラファウ)
「多分、感動は寿命の長さより大切なものだと思う」
「だからこの場は…僕の命に代えてでも、この感動を生き残らす」(ラファウ)
「(狂気?) 確かに」
「でもそんなのを”愛”とも言えそうです」(ラファウ)
「ではそろそろ、1人にしてもらえますか」(ラファウ)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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