「十二国記(じゅうにこくき)」の名言・台詞まとめ

アニメ「十二国記(じゅうにこくき)」の名言・台詞をまとめていきます。

 

十二国記

1話 月の影 影の海 一章

「どうして? 面白いじゃない!」(杉本優香)

 

「私には、剣を振るう趣味は無い」(景麒)

 

「何があるの、ここに!?」
「友達や学校じゃなくて、あなたはここで何をしたいのよ!」(優香)

 

2話 月の影 影の海 二章

「嫌な夢だったわ。全部、夢ならよかったのに」(中嶋陽子)

 

「冗祐、止めて。人殺しは、嫌!」(陽子)

 

「まあ、これだけ奇妙なことが次々に起こるんだから、顔が変わるくらいどうってこと無いか」(浅野郁也)

 

3話 月の影 影の海 三章

「人は死ぬものだ。だが儂は世界を守らねばならん」(塙王)

 

「凄い。獣になるような人ならやっぱり意味があるのよ。私達が連れてこられたことに」
「ここはそう、私の世界」(優香)

 

4話 月の影 影の海 四章

「私達、試されてるのかも?」「妖魔は私達を狙ってた。学校でも、森の中でも」
「もしかしたら、景麒の差し金で……」(優香)

 

「あんたのいい子づらに振り回されるのは、もうたくさん!」
「裏切られて、カッとなるくらいなら最初から信じなければいいのよ!」(優香)

 

5話 月の影 影の海 五章

「ごめん? 謝るのは私の方よ。ごめんなさい、巻き込んでしまって、私の物語に」(優香)

 

「私は、もう前の世界に関わりなど無い。この世界が私の世界」(優香)

 

「ねえ中島さん、こんなマンガ見たことあるでしょ。突然、街を破壊する怪物が現れて、みんなを苦しめる。この世界にとって、あなたがその怪物なのよ!」(優香)

 

「友達? あんた何か友達じゃない!」(優香)

 

6話 月の影 影の海 六章

「お前は3日間眠っていた。どうにかする気なら、その間にしてら。その剣だって隠してるぞ。そういうことで、おいらをちょっとだけ信用しねえか」(楽俊)

 

「信用なんかしない。世話になる振りをして、体力を取り戻すだけだ。人の言葉を喋っても、あれはネズミだ」(陽子)

 

「悟った、あたしは1人だ。帰る所も、行く所も無い」(陽子)

 

「だから生きてやる。誰にも望まれない命なら、あたしだけでも惜しんでやるんだ」(陽子)

 

「私はネズミを信じない。だから裏切りようもない」(陽子)

 

「巧王は海客が国を滅ぼすとおっしゃってるらしいが、おいらに言わせれば迷信だ。なのに殺されるなんて、おいらは好かねえ。」(楽俊)

 

「自分のためだと言われた方が、あたしも気がとがめない」(陽子)

 

「そんなのは、本人がどれだけ努力したかの問題だろ。神様に願ってどうするんだ。試験なら勉強すれば受かる、金なんてのは稼げば貯まる。何をお願いするんだ?」(楽俊)

 

「ここには神も妖魔もいる。だからこそ、人は神様に祈っても何にもならないことを知っている。運も神頼みも無いから、自分のために生きるんだ」(陽子)

 

「決まってるだろ、生きるためだ。ただ死にたくないだけだ」(陽子)

 

7話 月の影 影の海 七章

「何か言ってる、ネズミが。あたしがみんなを助けたいだって、何のために」
「お前たちが教えてくれたんだ。人は結局、自分のために生きてるんだ。誰であろうと、他人のために生きることなど、出来るはずもない」

「だからあたしは、あたしが生き残るために!」

「あたしは……あたしは、獣だ!!!」(陽子)

 

「善意で無くてもよかったんだ。あたしを助けてくれたことには、変わりはない」

「裏切られたっていいんだ! 裏切られたって、裏切った奴が卑怯になるだけだ!」

「私は死なない! 卑怯者にもならない!」

「善意で無ければ信じられないか? 相手が優しくしてくれなければ、優しくしてはいけないのか? そうではないだろ? あたしが相手を信じることと、相手があたしを裏切ることとは、何の関係もなかったんだ」

「そうだ、あたしは1人だ。だから、あたしのことは、あたしが決める。あたしは、誰も優しくしてくれなくても、どんなに裏切られたって、誰も信じない卑怯者にはならない!」(陽子)

 

「世界も他人も関係ない。あたしは優しくしたいからするんだ! 信じたいから信じるんだ!」(陽子)

 

8話 月の影 影の海 八章

「売り飛ばす人は、もっと親切な顔をしています」(陽子)

 

9話 月の影 影の海 九章

「名前で呼んでくれんのか、嬉しいな」(楽俊)

 

「陽子がおいらを信じてねえのは分かってた。でも、いつか分かってもらえると思ってた」(楽俊)

 

「王は玉座に着くまでは唯の人です。麒麟が選べば、それが王なのです」(楽俊)

 

10話 月の影 影の海 十章

「私は私だ」「私は、私でしかない!」
「やっと分かったんだ。私はただ、私自身でいたいと。王であるとか海客だとか、そんなこと関係ない」(陽子)

 

「それは差別だ! 楽俊は私を海客だからと差別しなかった。なのに王だと差別するのか!?」(陽子)

 

「遠くなんか無い、楽俊の気持ちが遠ざかったんだ。私と楽俊の間には、たかだか2歩の距離しかないじゃないか!」(陽子)

 

「でも陽子を見捨てて危険じゃない所にいるより、陽子と一緒に危険な所に行く方が、自分にとって値打ちがあることだと思ったんだ」(楽俊)

 

「自らを統治できぬ者に、国土を統治できようはずも無い」(尚隆)

 

「そうですか? 私にはあなたが、あなた自身の王であるように見えない。己を知っている者は、己が王にふさわしいなどとは決して言わない」(壁落人)

 

11話 月の影 影の海 十一章

「俺1人生き延びて、小松を再興せよだと!? 笑わせるな!? 民を見殺しにしておいて、それはいったいどんな国だ!? 城の中に俺1人で、そこで何をせよというのだ!?」(小松尚隆)

 

「許すと言え。お前が期待を背負ってるなら、俺が国を背負ってる」(六太)

 

12話 月の影 影の海 十二章

「心を閉ざしていれば、通じる言葉も通じない」(壁落人)

 

「自分が愚かな人間だということを忘れぬことだ。そうすれば、お前の半身が助けてくれる」
「お前の麒麟がな」(尚隆)

 

「ただここにいると、私は私で無くなる。街で、私と同じ愚かな人の中で考えたいのです」(陽子)

 

「だが、ここは私達の世界じゃない。逃げてきた者には何も与えてはくれない」(壁落人)

 

「もう、逃げない」(陽子)

 

「手を出さないで。私に王の資格があるのかを知りたいんだ。誰にも守られずに」(陽子)

 

13話 月の影 影の海 終章

「私はこちらで多くのことを学んだ。その最たるものが、私は馬鹿だということだ」
「でもやっと、愚かでない自分を探そうとしている。これからなんだ、これから少しずつ努力して、少しでもマシな人間になれたらいいと」(陽子)

 

「お前は自分を愚かという。だがな、景麒がお前を選んだ以上、景麒にはお前の愚かさや浅ましさが必要なんだ。お前だけでも足りねえ、景麒だけでも足りねえ。お前らも言わば、半獣なんだ。2人で1人なんだよ」(楽俊)

 

「どっちを選んでもいいが、分からない時は自分がやるべき方を選んでおくんだ。同じ後悔するなら、軽い方がいいだろ」(楽俊)

 

14話 月の影 影の海 転章

「楽俊は、あたしがどんな国を作るか見てみたいと言ってくれた。それが出来るまで、あたしは後悔しないつもりだ、ありがとう」(陽子)

 

22話 書簡

「国の意義や王の威信は大事だ。こっちには身分ってもんがあって、これを軽視するのも揉め事の元だ。王様は偉そうで当然、偉そうに振る舞った分、重い責任を持つ。偉そうでない王様は、責任を果たすのを避けているみたいに見える」

「適度に偉そうにしていろよ」(楽俊)

 

「正直では無いのは確かかもな。でも、弱みを見せたくない訳でじゃあない。心配をかけたくないってことはあるけど」
「そうだな。きっと、背伸びがしたいんだ」(陽子)

 

「陽子は王です。強くなくちゃいけない」(楽俊)

 

24話 風の万里 黎明の空 二章

「国を治めるというのは、実はつらい」
「だが、民は迷う君主を信じはしない。統治に苦しむ王を、正直だなどと褒める官も無い。その姿を見せてはならぬ」(尚隆)

 

「だがな、問題が無くなってしまえば、飽きるだけだ。そうなればきっと、俺は雁を滅ぼしてみたくなる」(尚隆)

 

「私は良い国を作りたいと思う。けれど、良い国とはどういう国か、それすら私には分からない」

「誰も飢えない国であって欲しい。でも、私の生まれた国は豊かだったけど、良い国かと問われると、そうだとは言えない。豊かな分、たくさんのことが歪んでいた」(陽子)

 

「簡単なことだ」
「陽子ならどういう生き方をしたいか、そのために国がどうあれば嬉しいか、焦らず考えりゃいい」(六太)

 

「今だって……今だって許してなどくれちゃいないじゃない」
「100年以上毎日嘲られ、ひどい言葉で罵られて、この痛みはいつか消えるっていうの!」(大木鈴)

 

25話 風の万里 黎明の空 三章

「分からない、分からない、分からない。これが、景王か?」(陽子)

 

26話 風の万里 黎明の空 四章

「これでは同じだ」
「私はみなの顔色をうかがっている。景麒の、官達のため息を恐れて、彼等が満足する答えを探している。彼等に、媚びようとしている。これでは同じだ」(陽子)

 

「景麒。私は王宮を出ようと思う」(陽子)

 

27話 風の万里 黎明の空 五章

「景麒。私にはこの国の民が何を望み、何を考えているか分からないんだ」(陽子)

 

「だが、どうすればいい?」
「何が私の王の道なのだ。少なくとも、所官の顔色をうかがって、どうやれば上手く朝議を進められるか、それに苦悩することじゃない」(陽子)

 

28話 風の万里 黎明の空 六章

「俺達だけでも、信じといてやろうや。陽子を」(六太)

 

29話 風の万里 黎明の空 七章

「でも、いざ話そうとすると、自分が住んでいた国のことさえ、よく知らなかったんだなって」(陽子)

 

「国を豊かにしてやろう等と考えるのは後でいい。まず、国を荒らさないこと。そして自らを律して、少しでも長生きすること。これだけを考えるのだ」(遠甫)

 

30話 風の万里 黎明の空 八章

「知ってなきゃいけなかったんだ」
「公主の祥瓊より、おいらの方が遥かに芳に詳しい。それって、ボロを着るより恥ずかしいことだって分かるか?」(楽俊)

 

「でもな、努力も無しに与えられるってことは、その値打ち分のことを要求されているんだ」(楽俊)

 

「景王は、国と民に責任を負っている。責任を果たさずに手に入るものなんかねえんだよ。あったとしたら、それは何か間違ってる」
「間違ってることを盾にとっても、誰も認めてくれねえんだ」(楽俊)

 

31話 風の万里 黎明の空 転章

「ある程度の厳しさも必要だろう。けど、物事には限度ってもんがあるからな。王が倒れたってことは、行き過ぎだったってことだろうな」(楽俊)

 

「そういう巡り合わせなんだって言ったろ」(楽俊)

 

「おいら、あいつを信じてる」(楽俊)

 

32話 風の万里 黎明の空 九章

「どんなに人道厚い主がいても、目が行き届かねば、役には立たんということだ。君主1人では政は立ち行かん」(遠甫)

 

「王なればこそ、法を歪めて処罰すれば、法が意義を失う」(遠甫)

 

34話 風の万里 黎明の空 十一章

「知らないことを知ってからなんて言ってたら、いつ戻れるか分からない。そのぐらいものを知らないことが分かった」(陽子)

 

「もう、誰も死なせない」(陽子)

 

36話 風の万里 黎明の空 十三章

「それは出来ない」
「私は王なんだ。至らない王だけど、私がいなくなったら、困る人が大勢いる」(陽子)

 

「私は王だ。民の命を背負っている」
「でも、今戦っているのは、王だからじゃない。誰かに、決められたからじゃない」
「それが私の、しなければならないことだからだ」(陽子)

 

「私はその人を助けたい。誰に言われた訳でもない。それは私の理由だ!」(陽子)

 

「浅野くん。役を求めていたのは、あなたの方だ」
「世界のせいにするな!」(陽子)

 

「世界は役割など与えてはくれない。誰にもだ」(陽子)

 

37話 風の万里 黎明の空 十四章

「どうせ玉座などというものは、血であがなうものだ。玉座を維持するためには、どこかで血を流さざろうえない」
「せめて、卑怯者にはなりたくないから」(陽子)

 

「お前のしたことが許せないからだ。それを知らずにいた、私自身もな」(陽子)

 

38話 風の万里 黎明の空 十五章

「我慢していれば、自分はなんて不幸なんだって、自分を慰めていればいい。街の人もきっとそう。大切な人を殺されるまで気が付かない」(鈴)

 

「人間って、不幸の競争をしてしまうわね。本当は死んでしまった人が、一番かわいそうなのに」
「誰かを憐れむと、負けたような気がしてしまうの。自分が一番かわいそうだって思うのは、自分が一番幸せだって思うことと同じくらい、気持ちがいいことなのかもしれない」(祥瓊)

 

「人が幸せになることは、簡単なんだけど難しい。そんな気がする」(陽子)

 

39話 風の万里 黎明の空 終章

「よい国っていうのは、何なんだろう?」(陽子)

 

「時に、私の思うままにならず、見るのがつらいものを見せる。それは、私の心なのです」
「心に鞘はいらない」(陽子)

 

「良心に恥じることがない者は狼狽するに及ばない」(陽子)

 

「他者に頭を下げさせて、それで己の地位を確認しなければ安心できない者のことなど、私は知らない。それよりも、人に頭を下げるたび壊れていく者の方が問題だと、私は思う」(陽子)

 

「人は誰の奴隷でも無い。そんなことのために生まれるのじゃ無い」(陽子)

 

40話 乗月

「人は変わることが出来るんです。幸いなことに」(桓魋)

 

41話 東の海神 西の滄海 一章

「緑に、なったよな……でも、戦が始まれば、20年前に逆戻りだ」
「戦は人を不幸にする。大人達だけじゃない、子供達まで」(六太)

 

「たくさん、人が死ぬ……」(六太)
「畢竟。王は民を搾取し、殺すものだ。そしてその数が少なければ少ないだけ、賢帝と呼ばれる。だが決して、無くなりはせぬ」(尚隆)

 

「嫌なら、目をつむって耳を塞いでろ。これは通らずには済まない道なのだからな」(尚隆)

 

「そのうちどこからか見つかるか、さもなければ勝手に帰ってくるだろう」
「そうでなければ、誰かが要求を突きつけてくる」(尚隆)

 

42話 東の海神 西の滄海 二章

「民の主は、民自身だけでいいんじゃないのか。上に権を置けば、権は民を虐げる」(六太)

 

「斡由に伝えろ。俺は自分の物をくれてやるほど、心広くは無い」(尚隆)

 

「今お前が言った7500の意味分かっているのか? それは物の数じゃない、命の数だぞ」(六太)

 

44話 東の海神 西の滄海 終章

「そんなことはせんよ」
「そいつにさせるより、俺がやった方が早いからな」(尚隆)

 

「そのために、俺はあるのだ」(尚隆)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
 
 
アマゾンリンク
十二国記 [Blu-ray]