「るろうに剣心(京都編)」の名言・台詞まとめ

アニメ「るろうに剣心(京都編)」の名言・台詞をまとめていきます。

るろうに剣心(京都編)

→るろうに剣心(1話)

28話

「言いたいことは、それだけか」
「どう時代が揺れ動こうと、我々の真実は何1つ変わることはない」(斎藤一)

 

「悪は直ちに断つ。すなわち、悪・即・斬」
「それが俺たち新選組だ」(斎藤)

 

「俺の目は節穴じゃないよ」
「あの男は…人斬り抜刀斎は、この新選組三番隊組長・斎藤一が取る!」(斎藤)

 

「死ね、抜刀斎!」(斎藤)

 

「(新選組) 拙者も幾度となく剣を交えたことがある」
「1番の宿敵でござったよ」(緋村剣心)

 

「一と二、そして三番の組長とは幾度か戦ったが、結局決着はつかずじまいでござった」
「その幹部達も今では、ほとんど死んだと聞く」(剣心)

 

「ただ敵ではあったが、私怨はなかった」
「立場は違えど、互いに剣に命と信念を懸けて戦ったことに変わりはない」(剣心)

 

「そうか、抜刀斎は留守か」
「それじゃあ…置き土産をしなくてはね」(斎藤)

 

「いいだろうよ、受けて立つぜ」
「てめえの正体は、この拳で聞いてやる!」(相楽左之助)

 

「なるほど」
「ケンカ1番と噂されるだけあって、なかなかいい拳打をしている」(斎藤)

 

「だがそれも明治という太平の世での話」
「幕末の京都においては、この程度の拳打はまったく…通用しない」(斎藤)

 

「やれやれ…仕込杖は携帯には便利だが、強度がまるでおもちゃ並だ」
「やはり刀は日本刀に限る」(斎藤)

 

「酒が入ると無性に人が斬りたくなるたちなんで」
「明治に入ってからは控えているんです」(斎藤)

 

「殺しは私の得意技ですから、暗殺稼業は願ってもない副業です」
「その上、最初の仕事が宿敵の抹殺とくればもう」(斎藤)

 

「斎藤一の剣腕は、まったく衰えていない」
「”壬生の狼”と呼ばれたあの頃のままだ」(剣心)

 

「逆刃刀で殺さずのままで、果たして奴を退けられるか?」(剣心)

 

「この太平の明治の世が、再びあの時代のように揺れ動こうとしている」
「もはや、殺さずのるろうに等という戯言は通用せん」(斎藤)

 

「お前が選ぶべき道は、昔に戻るか、それとも死か」
「2つに1つだ、抜刀斎」(斎藤)

 

29話

「危険を伴う大金よりも、確実に入る小金を狙う」
「藤田五郎はそういう男なんですよ」(斎藤)

 

「井の中の蛙の1番争いなんぞは、俺の眼中にはないんだよ」(斎藤)

 

「拙者、人から狙われて当然の身でござるが」
「いわれなきことで命をくれてやる気は毛頭ござらん」(剣心)

 

「サーベルはもろくて、頼りないんでね」
「私は特別に許可してもらったんです」(斎藤)

 

「やはり刀は日本刀に限るからね」(斎藤)

 

「赤末ごときに手こずるとは、お前も随分と弱くなったものだな」
「最後に戦ったのは確か”鳥羽伏見”だったから10年ぶりか」(斎藤)

 

「剣が鈍ったとは思っていたが、頭の方もここまで鈍っていたとはな」
「赤末がかませ犬だと?」(斎藤)

 

「あんな男は、かませ犬にすらならんことぐらい百も承知だ」
「人斬り抜刀斎の強さは、俺たち新選組が誰よりも深く分かっている」(斎藤)

 

「だが、今のお前は赤末ごときに手こずった」
「殺さずのるろうにが明らかにお前を弱くしたんだ」(斎藤)

 

「今の拙者は、自分の目に映る人々を守れる、るろうにとしての強さがあればそれでいい」
「人を殺める人斬りとしての強さなど、もう必要ござらん」(剣心)

 

「半端な強さなどないに等しい」
「口先だけの偽善者の言葉なぞ、胸糞悪くなるだけだ」(斎藤)

 

「殺さずのるろうに等と、自己満足のエセ正義に溺れおって」
「人斬り抜刀斎が人を斬らずにどうして人を守れる?」(斎藤)

 

「忘れたか? 悪・即・斬」
「それが俺達、新選組と人斬りがただ1つ共有した真の正義だったはず」(斎藤)

 

「今のお前をこれ以上見ているのは、もはや我慢ならん」(斎藤)

 

「お前がなんと言おうと…拙者はもう、人を殺めるつもりはござらん」(剣心)
「そうか…ならば、お前の全てを否定してやる」(斎藤)

30話

「突きを外されても間髪入れずに横薙ぎの攻撃に変換できる」
「戦術の鬼才、新選組副長・土方歳三の考案した平刺突(ひらづき)に死角はない」(斎藤)

 

「まして、俺の牙突なら尚更だ」(斎藤)

 

「無銘だが、幕末の頃から今に至るまで、数々の苦難を払い続けたこの技と愛刀」
「今のお前では傷1つ付けられはせん」(斎藤)

 

「俺と戦うことで、一気に抜刀斎に立ち戻ったか」
「ならば、正真正銘の牙突、手加減なしだ!」(斎藤)

 

「あの頃…京都では、相手を確実に仕留める必殺の技が必要だった」
「斎藤、お前でいえば牙突がそれだ」(剣心)

 

「しかし、いかな牙突でも4回も見せられれば、返し技の1つや2つ思いつくさ」
「立て、10年ぶりの戦いの決着がこれしきではあっけないだろう」(剣心)

 

「決着か? そのつもりはなかったが、気が変わった」
「もう殺す」(斎藤)

 

「”もう殺す”のは、俺の方だ」(剣心)

 

「同じだ…刃衛の時とまったく同じ」
「止めて…誰か」(神谷薫)

 

「このままじゃ…」
「剣心が…剣心がいなくなってしまう」(薫)

 

「(止めて?) 無理だぜ、嬢ちゃん」
「俺達には止められねえ」(左之助)

 

「剣心達は今、明治の東京ではなく、幕末の京都の中で戦っている」
「俺達の声はもう…届かねえ」(左之助)

 

「この戦いを止められるのは、幕末の動乱を生き抜いた者」
「激動の京都、味わった奴だけだ」(左之助)

 

「今いいところなんだよ」
「警視総監といえども邪魔はさせないぜ」(斎藤)

 

「任務報告。緋村剣心の方はまったく使いものにならん」
「…が、緋村抜刀斎ならそこそこいける模様、以上」(斎藤)

 

「(馬車で?) ここで聞かせてもらう」
「この一件に巻き込まれたは、俺1人では…」(剣心)

 

「この一件に巻き込まれたは、拙者1人ではござらん」
「話はここにいるみんなで聞く」(剣心)

 

「志々雄真実は、拙者と同じ幕末の人斬りでござるよ」(剣心)

 

「拙者が裏から表に出たのち、陰の人斬りの役を引き継いだ、もう1人の長州派維新志士」
「志々雄はいわば、人斬り抜刀斎の後継者でござる」(剣心)

 

「志々雄がやった暗殺の中には」
「表に出れば明治政府が根底から覆されるほどの重大なものもある」(大久保利通)

 

「そこにつけ込まれれば」
「日本は志々雄1人の手でもてあそばれることにもなりかねない」(大久保)

 

「緋村! この国の人々のため今一度、京都へ行ってくれ!」(大久保)

 

「冗談じゃないわよ!」
「取引の材料に使われて、剣さんの枷になるくらいなら」
「私は死刑台の方を選ばせていただくわ!」(高荷恵)

 

「薄汚え政府なんざ、いっそ滅んじまえ!」
「その方がみんなのためだぜ!」(左之助)

 

「俺はお子様だからよく分かんねえけど」
「まかり間違えば」(明神弥彦)

 

「剣心も志々雄みてえに抹殺されてたかもしれねえってことは分かったぜ」
「おっさん達の勝手な都合でな」(弥彦)

 

「大久保卿」
「あなた方が人斬り抜刀斎を必要としていることは分かりました」(薫)

 

「でも剣心は今、人斬りではないんです」
「私達は絶対に、剣心を京都へは行かせません」(薫)

 

「すぐに答えが出るとは思わん」
「よく考えてくれ、お前自身の明治維新を終わらせるためにも」(大久保)

 

「上海よりもっと安全な逃げ場があるぞ」
「地獄という逃げ場がな」(斎藤)

 

「お前ら維新志士共は、自分達だけで明治を築いたと思っているようだが」
「俺たち幕府側の人間も敗者という役で明治の構築に人生を懸けた」(斎藤)

 

「俺が密偵として政府に服従しているのは、明治を食い物にするダニ共を始末するためだ」
「明治を生きる新選組としてな」(斎藤)

 

「犬はエサで飼える、人はカネで飼える」
「だが、壬生の狼を飼うことは何人(なんぴと)にも出来ん」(斎藤)

 

「旧時代を壊すことより新時代を築く方が遥かに難しい」
「そういうことだ」(大久保)

31話

「どうやら相当嫌われたらしいな」
「まあいい、いつの時代も新選組は嫌われる性分だ」(斎藤)

 

「心配性なんですね。この国の行く末なんて無用な心配ですよ」
「今から死ぬ人にはね」(瀬田宗次郎)

 

「あなた(緋村さん)も…志々雄さんに歯向かわない方がいいですよ」
「あんなふうになりたくなかったらね」(宗次郎)

 

「(これから?) 道は1つ、京都」
「そこに志々雄がいる、そういうことだ」(斎藤)

 

「人斬りは、しょせん死ぬまで人斬り」
「抜刀斎もまた、拙者の真の姿に違いはない」(剣心)

 

「戦いの中にしか、生きられぬさだめ…」(剣心)

 

「時代は、再び流れ始めた」
「とどまることはもう…許されない」(剣心)

 

「このまま志々雄を放っておくわけにはいかない」
「拙者は京都に行くでござるよ」(剣心)

 

「今までありがとう」
「拙者はるろうに、また流れるでござる」
「さようなら」(剣心)

 

32話

「俺も京都へ行くぜ!」
「1発ぶん殴ってやんねえと気が済まねえ!」(左之助)

 

「(文句?) ああ、お前らのような弱っちいのについてこられちゃあな」(斎藤)

 

「相手の弱点をつくのは戦術の基本中の基本」
「お前らが京都へ行けば志々雄は必ず狙ってくる」(斎藤)

 

「だが、今の抜刀斎ではとてもお前ら全員を守りきることは出来ない」
「だから奴は1人で旅立った」(斎藤)

 

「抜刀斎にとってお前らの存在など、弱点以外の何ものでもないんだ」(斎藤)

 

「(傷ばかり狙う?) 言ったろ? 相手の弱点をつくのは戦術の基本だと」
「卑怯でもなんでもない」(斎藤)

 

「正々堂々なんて通用しない」
「これから京都で始まるのはやったもの勝ちの殺し合いなんだ」(斎藤)

 

「こんな傷より…剣心に弱点扱いされたことの方が、万倍痛えんだよ!」(左之助)

 

「俺は京都へ行く」
「京都で奴の力になれるってことを、この拳で証明してやるぜ!」(左之助)

 

「いくら鳥頭が阿呆でも、自分の戦い方に合わされてなおボロ負けすれば」
「いやがおうでも思い知る」(斎藤)

 

「身の程ってやつをな」(斎藤)

 

「分かったか」
「お前は俺や抜刀斎には実力も経験も、ありとあらゆる面で遠く及ばない」(斎藤)

 

「俺達からすればお前など、口うるさいだけのひよっこに過ぎん」(斎藤)

 

「どうでえ?」
「ひよっこにだって、てめえの腕を潰すぐらいは出来るんだぜ」(左之助)

 

「てめえも剣心も、はなから今の強さだったわけじゃねえだろ」
「ひよっこだからって甘く見てんじゃねえぞ」(左之助)

 

「そんなに京都に行きたくば勝手に行け」
「そしてさっさと殺されてこい」(斎藤)

 

「天性の打たれ強さにうぬぼれて、守りのイロハも知らんバカは」
「どの道長生き出来ん」(斎藤)

 

「強くなる…強くなってやる」
「京都にたどり着くまでに、絶対強くなってやる」(左之助)

 

「追えなかった…」
「どうしてだか、なぜだか分からない」(薫)

 

「けど、あのとき剣心の”さよなら”のひと言が、私の体を金縛りにした」
「そしてそれは、今でも続いている」(薫)

 

「甘く見ないでほしいのは、こっちの方よ」
「自分の犯した罪の償いとして、医者になって多くの人を助ける」(恵)

 

「いい? これが私の生きる道なの」
「そしてこの道を私に示してくれたのは、ほかならぬ剣さんなのよ」(恵)

 

「恵さんには分からないわよ」
「面と向かって”さよなら”言われた私の気持ちなんか、絶対分からないわよ!」(薫)

 

「けどそれはお互いさまよ」
「”さよなら”すら言ってもらえなかった私の気持ちは、あたなには分からないんだから」(恵)

 

「安心しな、剣心は必ず連れて帰る」
「だから、泣かないで待ってろ」(弥彦)

 

「剣心に”さよなら”言われたのはお前(薫)だけだろう?」
「分かんねえのかよ?」(弥彦)

 

「それって、つまり剣心にとってお前との別れが1番名残惜しかったってことじゃねえか」
「いいか、剣心を連れ戻せる1番の人間は、誰がなんといおうとお前なんだ」(弥彦)

 

「私…私は、会いたい」
「私、やっぱり剣心に会いたいよ」(薫)

 

「行こう、京都へ」(薫)

33話

「お前(斎藤)との戦いにはいつでも応じてやる」
「だが拙者は、この件に誰1人巻き込む気はない」(剣心)

 

「そのために1人を選んだ」(剣心)

 

「抜刀斎をやれるのは、この俺だけだ」(四乃森蒼紫)

 

「(志々雄が会いたい?) 帰って伝えろ」
「”俺に会いたいなら自分で出むけ”と」(蒼紫)

 

「俺は誰ともつるむつもりはない」
「特に、相手の力量を測るために、自分の部下を捨て駒にするような無情な男とはな」(蒼紫)

 

「でも、捨て駒と分かっていながらためらいなく刻み殺したあなたも」
「十分、無情ですよ」(宗次郎)

 

「幕末、そして今回」
「時代の変わり目に二度も出会いながら」(宗次郎)

 

「もし二度とも戦いの中にいないまま終わってしまったら」
「御庭番衆お頭の名が泣くんじゃないですか」(宗次郎)

 

「京都…」
「お前達に花を添えるなら、早い方がいいか」(蒼紫)

 

「(四乃森蒼紫?) 気に入った」
「特に、人間をごみ同然に斬るところがな」(志々雄真実)

 

「いずれ奴にも出番が来る」
「使い方は俺が考えるさ」(志々雄)

 

「(楽しんでいる?) これからは俺が時代をもてあそぶのさ」(志々雄)

 

「あたしのどこがお子様だ! このボケカス!」
「あたしはこれでも16よ!」(巻町操)

 

「腕ずくだけの男なんかに、あたしをとらえることは出来ないよ」(操)

 

34話

「盗みを働いたおぬしらも悪ければ、追い剥ぎをした操殿も悪い」
「拙者も付き合うから、両成敗ということで勘弁するでござるよ」(剣心)

 

「川辺や橋での戦いは、昔嫌というほどやって慣れているから」(剣心)

 

「この程度の橋なら、相手が攻めてきて中央に重量が寄れば」
「切り崩すことぐらいわけないでござるよ」(剣心)

 

「でもやっぱり、あたしが捜してる人達の方がもっとすごいけどね」
「幕末の激動の中で、江戸城を陰で守り抜いた人達だもの」(操)

 

「今頃何してるのかなあ」
「蒼紫様と御庭番衆のみんな」(操)

 

「どういう経緯(いきさつ)で、蒼紫がおぬしを預かったのかはよく分からぬが」
「なぜ1人置いて去ったのかは分かるような気がする」(剣心)

 

「戦いに生きる御庭番衆と共にいれば、常に危険に見舞われる」
「蒼紫もそれを思い、おぬしを京都のじいやの所へ置いていったのでござろう」(剣心)

 

「思いを断ち切って忘れた方がよい」
「それがおぬしの幸せのため」(剣心)

 

「好き勝手なことを言うな!」
「このウスラトンカチ!」(操)

 

「何が”忘れろ”よ!」
「忘れられないから、こうして捜してるんじゃない!」(操)

 

「1番想ってる人を忘れることの、どこが幸せなのよ!」(操)

 

35話

「(覚悟?) 覚悟するのは、お前達だ」(剣心)

 

「普段なら”ケガをしたくない者は下がれ”と言うところだが、今この場ではそうもいかん」
「1人残らず叩き伏せる!」(剣心)

 

「おいなんだ、この…イタチ娘は?」(斎藤)

 

「怒るな」
「自分の命を懸けてまで、人間の誇りと尊厳を守れる者などそうはいないもんだ」(斎藤)

 

「ただ生き延びるだけなら、誇りも尊厳も必要ないからな」(斎藤)

 

「人はとかく暴力の恐怖に弱く、その統制下では」
「ただただ生きることだけが目的となり、誇りも尊厳も失う」(斎藤)

 

「政府の連中も結局は人間」
「我が身かわいさのあまり、問題は誰かがどうにかしてくれると思ってるんだよ」(斎藤)

 

「村も、警察も、軍隊も、政府も、そして何もかも」
「このままでは志々雄真実の思いのままになる」(斎藤)

 

「だからこそ今、俺やお前のような、人斬りが必要なんだよ」(斎藤)

 

「気持ちは分かるよ」
「あたしだって、もし御庭番衆のみんなが殺されでもしたら」(操)

 

「命を捨てても絶対かたきを討つ」
「悪いけど緋村、あたしはこの子に力を貸すよ」(操)

 

36話

「警戒したところで始まらんさ」
「行くぞ」(斎藤)

 

「(志々雄真実?) ”君”ぐらい付けろよ」
「無礼な先輩だな」(志々雄)

 

「(一足飛びで斬り込む?) 大丈夫ですよ」
「緋村さんは斎藤さんと違って、不意打ちなんて汚いまねは絶対しませんから」(宗次郎)

 

「やすい挑発だ」
「どっかの小娘みたいにムキになるな」(斎藤)

 

「この村を取ったのは、東海地区制圧の軍事拠点にするためさ」
「まあ、温泉が気に入ってるのもホントだがな」(志々雄)

 

「10年前…陰の人斬り役として抜刀斎のあとを引き継いだ俺は」
「維新政府のために命懸けで働いた」(志々雄)

 

「ところが奴等は散々俺を利用したあげく」
「秘密を知り過ぎたこの俺を抹殺しようとしやがった」(志々雄)

 

「ご丁寧に全身まで焼いてな」
「しかし、俺は死ななかった」(志々雄)

 

「だがその火傷のせいで」
「俺の体は常人では考えられぬほどの高熱を宿すようになった」(志々雄)

 

「いわば地獄の業火の残り火が、ずっと俺の体の中で…燃え続けているのさ」(志々雄)

 

「だが俺はね、今さら奴等に復讐する気なんて更々ないんだよ」
「むしろ感謝してるくらいさ」(志々雄)

 

「この傷は身に染みるほどいろんなことを教えてくれた」
「信じれば裏切られる、油断すれば殺される、殺される前にやれ」(志々雄)

 

「それからホントにいい男はどんなになっても女の方から寄ってくる…ってこともな」(志々雄)

 

「あんたも俺も先輩も、同じ幕末を生きた男だろう」
「なのになんで…俺の気持ちが分からないのかね」(志々雄)

 

「攘夷だ・勤王だ・佐幕だのといっても」
「しょせん幕末ってのは戦国以来300年を経てやってきた久々の動乱なんだぜ」(志々雄)

 

「佐幕派も倒幕派も、それぞれがそれぞれの正義って名の錦の御旗を掲げて」
「日々争い殺し合った動乱の時代」(志々雄)

 

「そんな時代に生まれ合わせたのなら」
「天下の覇権を狙ってみるのが男ってもんだろう」(志々雄)

 

「ところがどうだ」
「暗殺されかけて、やっと傷を癒やして出てきてみれば」(志々雄)

 

「動乱は終わって、明治政府なんてもんが出てきやがった」
「しかも、俺1人を抹殺することも出来ない弱々しい政府だ」(志々雄)

 

「こんな政府に国は任せられねえだろう」
「ならば!」(志々雄)

 

「動乱が終わったのなら、俺がもう一度起こしてやる」
「俺が覇権を握りとってやる」(志々雄)

 

「そして、俺がこの国を強くしてやる」
「それが俺がこの国を手に入れる正義だ!」(志々雄)

 

「だが…その正義のために血を流すのはお前ではない」
「その血を流したのは、今を平和に生きていた人々だ」(剣心)

 

「この世はしょせん弱肉強食…と言っても、先輩は納得しそうにないな」(志々雄)

 

「志々雄真実」
「お前1人の正義のために、これ以上人々の血を流させるわけにはいかぬ!」(剣心)

 

「俺もやるならやるで構わんがな」
「どうせやるなら、花の京都と洒落込みたいもんだ」(志々雄)

 

「そんな奴にまで情けをかけるとはな」
「その甘さが命取りになるぞ」(斎藤)

 

「(命取りになる?) 別に構わんさ」
「後輩相手に、そう気張ることもあるまい」(剣心)

 

37話

「先輩が人斬りをやめたとは聞いていたが、この目で見るまでは信じ難かった」
「そんなんで俺を倒そうなんて…100年早え」(志々雄)

 

「つまらねえ戦いはしたくねえ」
「京都で待っていてやるから、人斬りに戻って出直してきな」(志々雄)

 

「緋村さん。僕を倒さないと、この部屋からは出られませんよ」
「まず僕と戦って下さい」(宗次郎)

 

「後の先が取れない相手なら、己の最速の剣で先の先を取るのが最良策だ」(斎藤)

 

「殺さずの信念を捨てない限り、抜刀斎は宗次郎に…勝てない」(志々雄)

 

「この勝負、確かに勝ち負けなしですね」
「今日はこれで失礼しますけど、また戦って下さい」(宗次郎)

 

「その時までに新しい刀を用意しておいて下さいね」(宗次郎)

 

「刀はまた作ればいいし、志々雄達もまた追えばいい」(剣心)

 

「とりあえず、この村から志々雄一派を退けた」
「それだけでもよしでござるよ」(剣心)

 

「敵討ちせんでも、どのみちこいつは取り調べの拷問って付録付きで死刑台送り決定だ」
「気絶したままとどめを刺されるより、よっぽど苦しいぜ」(斎藤)

 

「死んだ者が望むのは、敵討ちなどではなく」
「生きている者の幸せでござるよ」(剣心)

 

「時がたてば、この小さな手も大きくなり、おぬしも大人になる」(剣心)

 

「その時、志々雄一派のように力で虐げる男にはなるな」
「村人のように、暴力に怯えて何も出来ない男になるな」(剣心)

 

「最後の最後まで、おぬしを案じ続けた兄のようになって幸せになるでござるよ」(剣心)

 

「逆刃刀で、まさかこの長曾禰虎徹をここまで壊すとは」
「少し甘く見ていたか」(志々雄)

 

「緋村剣心の中に押し込められてる人斬り抜刀斎を、引きずり出したくなった」(志々雄)

 

「大変なのはこれからさ」(斎藤)

 

「この一件で村人同士、互いの心根の醜さが露呈された」
「人間関係しばらく荒れるぜ」(斎藤)

 

「俺もお前も、連れていくわけにいかんだろう」
「しばらくは時尾のところへ預けて、落ち着いてから身の振り方を考えるさ」(斎藤)

 

「(時尾?) 家内だ」(斎藤)

 

「お前はさっさと京都へ行って、とっとと人斬りに戻れ」(斎藤)

 

「この戦いで分かっただろう」
「るろうにのお前じゃ志々雄はおろか、その側近にも歯が立たない」(斎藤)

 

「逆刃刀が折れたのはちょうどいい、いい加減覚悟を決めることだ」
「昔のお前に…期待してるぜ」(斎藤)

 

「拙者が本当に人斬りに戻らねばならぬかいなか」
「答えは必ず京都にある」(剣心)

 

38話

「あれは法力などではない」
「法力などそもそも人の信仰心をあおるための吹聴」(悠久山安慈)

 

「仏道にいた私自身、今まで一度も見たこともない」
「もし仮にあるとしても…今の私には使えん代物(しろもの)だ」(安慈)

 

「私は破戒僧だ」
「仏の定めた戒めを破った、堕落した僧のことだ」(安慈)

 

「信心は捨てても世を救いたいという救世(ぐぜ)の心は捨てておらん」(安慈)

 

「そして救世は仏の手では行われん」
「人の世を救世できるのは人の手でのみ」(安慈)

 

「私の修行はその力を得るためのもの」
「そしてそれには神仏をも凌駕する力がいる」(安慈)

 

「(なぜ力を欲する?) いろいろあるけど、ひと言でいやあ」
「今よりもっと強くなりてえってとこかな」(左之助)

 

「俺には力がいる」
「力が必要な理由があるんだ」(左之助)

 

「あんたの救世(ぐぜ)に比べりゃあ個人的な理由だが」
「けど、俺にとっちゃあ命を懸けるに値する理由さ」(左之助)

 

「まず拳を立てて石に第1撃を加える」
「そして第1撃目の衝撃が石の抵抗とぶつかった瞬間、拳を折って第2撃を入れる」(安慈)

 

「すると第2撃目の衝撃は抵抗を受けることなく完全に伝わり、石を粉々に粉砕する」
「これが私が10年の修行で会得した破壊の極意”二重の極み”だ」(安慈)

 

「それではただの2連打にすぎん」
「衝撃というのはとてつもなく速い」(安慈)

 

「それはまさに一瞬、刹那の瞬間」
「その瞬間に第2撃を打ち込む」(安慈)

 

「ひと月なんざ要らねえ」
「7日間で、この”二重の極み”を極めてやらあ!」(左之助)

 

「命も懸けねえでやられる程度のものなら、最初っからやらねえんだ!」
「俺が欲しいのは…俺が望んでいるのは…」(左之助)

 

「”二重の極み”は私の10年に渡る修行の結晶」
「気迫1つで会得できるほど、安くはない」(安慈)

 

「あの時、俺たち赤報隊が偽官軍の汚名をきせられ」
「その罪で斬首された隊長の首がさらされた時、維新政府を心底憎みました」(左之助)

 

「それと同じくらい、自分が憎かった」(左之助)

 

「1番尊敬した人を無惨に殺されても」
「何1つ出来ずにいる非力な自分自身が悔しくてたまらなかった」(左之助)

 

「あれから10年…腐りかけた俺に活を入れてくれたいい奴が」
「今でけえ戦いに巻き込まれて死ぬかもしれねえんです」(左之助)

 

「俺はもう、あの10年前の悔しい思いを繰り返したくない」
「そして、誰にも繰り返させはしない」(左之助)

 

「だから、俺は今こそ強くならなきゃならねえ」
「全ての理不尽な暴力を打ち砕ける力を、この手にして」(左之助)

 

「(大した才能?) 才能なんてチンケなひと言で片づけてくれるなよ」(左之助)

 

「あれから10年、もう二度と訪れることはないと思っていた京都に拙者が」
「再びあの地に修羅の世界が待っていることだけは間違いない」(剣心)

 

39話

「”嫌だ”と言っても無駄じゃよ、無駄」
「なんせわしゃ、操の育ての親なんじゃよ」(柏崎念至、翁)

 

「緋村君」
「君はこの国の人々のために志々雄達と戦うのじゃろう?」(翁)

 

「ならば、常に正々堂々構えておれ」
「それが正しき男の流儀」(翁)

 

「十本刀が集結次第、国取り開始だ」(志々雄)

 

40話

「拙者を突き殺そうとするなら、斎藤の牙突を超える技を繰り出してこい」(剣心)

 

「貴様にとってたかがガキでも、幕末に大勢の人間を斬った拙者にとっては」
「かけがえのない新時代の申し子」(剣心)

 

「命に代えても、伊織は両親のもとに無事返す」(剣心)

 

「(時代をつくる?) 生憎だが、お前には到底無理でござる」
「時代をつくるのは刀ではなく、それを扱う人でござる」(剣心)

 

「赤空殿。俺はまだ、あなたと同じく甘い戯言に懸けてみたい」
「だから…”逆刃刀・真打”、ありがたく頂戴いたす」(剣心)

 

「なんか緋村、急によそよそしくなった」(操)

 

「自分が”人斬り抜刀斎”だって知れたから?」
「そんなこと関係ないのに」(操)

 

「あんたがどうであろうと、あたしが出会ったのは”人斬り”のあんたじゃなくて」
「”るろうに”のあんたなんだから」(操)

 

「こんな緋村…1人でなんでも背負い込んで、あんた1人が不幸になるなんて結末」
「あたしは絶対納得しないからね」(操)

 

41話

「もしあなただったら、東京からこんな遠くまで」
「たった1人の人に会うために、生半可な気持ちで旅をする?」(薫)

 

「同じ御庭番衆でも、俺達の気持ちは、俺達にしか分からない」(蒼紫)

 

「蒼紫よ。お前がもし御庭番衆の誇りを失い、真の修羅となるならそれは」
「お前をお頭にしたわしの過ち」(翁)

 

「その時は全力をもってわしが、お前を潰す」(翁)

 

「うざったい人付き合いをせずに暮らすには、芸術家が1番手っ取り早い」
「まあ、真の天才はなんでもこなしてしまうのさ」(比古清十郎)

 

「俺はお前の師匠だぞ」
「バカ弟子の考えなどお見通しさ」(比古)

 

「15年前にやり残した、飛天御剣流奥義の伝授」
「今こそ、お願いしたい」(剣心)

 

「教えたはずだぜ。剣は凶器、剣術は殺人術」
「どんな綺麗事を並べてみても、それが事実であり真実」(比古)

 

「自分の薄甘い理想と今ある現実の危難と、どっちも守りたいなんてのは」
「てめえ勝手なわがままなのさ」(比古)

 

「飛天御剣流はその強さゆえ、加担した方に間違いなく勝利をもたらしちまう」
「言わば陸(おか)の黒船なんだよ!」(比古)

 

「よいか、飛天御剣流は時代の苦難から人々を守るのが本来のことわり」
「だがそれはあくまでも、いかなる権力にも属さぬ自由の剣としてだ」(比古)

 

「それが分からなかった貴様に、飛天御剣流の奥義を得る資格はない」(比古)

 

「(それで?) ただ…ただ会いたかったから」
「もう一度会いたいと思ったから、それだけで…」(薫)

 

「明治になって10年、あの朴念仁が俺の教えた飛天御剣流で何をやっていたのか?」
「俺の1番知りたいのはそこなんだ」(比古)

 

「あいつ本人からではなく、俺の知らないあいつを見てきた者の口からな」(比古)

 

「昔と同じ言葉を吠えやがる」
「よし。飛天御剣流・最後の奥義、お前に伝授してやる!」(比古)

 

「なんだかんだいって、志々雄を放っておくわけにはいかんだろう」
「お前が志々雄真実を食い止めてみせろ、飛天御剣流として」(比古)

 

「(京都に来たの怒って?) 半分」
「もう半分はどこか…ホッとした」(剣心)

 

「始める前に1つ言っておくことがある」
「最後の奥義を会得すれば、お前は俺に匹敵する強さを得ることになるだろう」(比古)

 

「だが、自惚れるなよ」
「お前1人が全てを背負って犠牲になるくらいで守れるほど、この時代は軽くないはずだ」(比古)

 

「そして同様に、人1人の幸せも軽くない」(比古)

 

「お前が犠牲になれば、ただお前に会いたいという気持ち1つで京都へ来た女が1人」
「確実に不幸になる」(比古)

 

「覚えておけ」
「どんなに強くなろうとお前はただの人間、仏や修羅になる必要はないんだ」(比古)

 

42話

「勘違いするな。俺は抜刀斎の情報を聞きにきただけだ」
「貴様(志々雄)とつるみ気は、一切ない」(蒼紫)

 

「(翁を潰す?) 構わん」
「抜刀斎を斬ることが、俺の全てだ」(蒼紫)

 

「(人間が壊れてる?) いいじゃねえか、そんなことは」
「壊れてるのは俺達だって同じだろ?」(志々雄)

 

「まともな精神じゃ生きていけねえ」
「修羅とはそういう…生き物さ」(志々雄)

 

「刀を振りかぶったからとて剣が飛んでくるとは限らんぞ」
「読みの速さに頼りすぎなんだよ」(比古)

 

「飛天御剣流・最強の奥義を、鈍った腕で会得できるとでも思ったのか?」
「このバカ弟子が!」(比古)

 

「まずはこの俺から1本取ってみろ!」
「奥義の伝授はそれからだ!」(比古)

 

「腕の方とは違い、眼光はまったく鈍っていないな」
「お前に飛天御剣流を教えた、あの頃のままだな」(比古)

 

「それでこそいじめがい…もとい、鍛えがいがあるってもんだ」(比古)

 

「御庭番衆・翁は、先代お頭と唯一対等に戦えたほどの手練だ」
「甘く見ればこうなる」(蒼紫)

 

「この手で、翁の息の根を止める日が来ようとは…」(蒼紫)

 

「蒼紫よ。お前は御庭番衆の誇りを失い、修羅に落ちた」
「もはやこのわしが潰すしかない」(翁)

 

「(地獄を信じるか?) いえ、善人も悪人もしょせん肉の塊」
「死ねば腐って土に還るだけです」(佐渡島方治)

 

「だがな…俺は地獄を信じてる」(志々雄)

 

「こんな血で血を洗う修羅どもがうごめく現世(うつしよ)こそ」
「地獄と呼ぶにふさわしくないか」(志々雄)

 

「通じないのは、先代お頭の小太刀二刀流だろう?」(蒼紫)

 

「鋼だろうが、かつての同志だろうが、緋村抜刀斎だろうが」
「俺の小太刀二刀流に斬れないものはない」(蒼紫)

 

「ナメられたもんじゃな」
「老兵といえどもこの翁、貴様と違って敵に同志を売るなど…断じてせん!」(翁)

 

「抜刀斎に伝えておけ」
「”志々雄のアジトで待っている”とな」(蒼紫)

 

「10年前の全身やけどで、汗をかく組織がほぼ全滅しちまってな」
「それ以来、俺の体は高熱を発するようになった」(志々雄)

 

「いわば、地獄の残り火だ」
「この炎熱は俺の全身を焼き、そして脳を焼きながら俺に真実を語り始めた」(志々雄)

 

「人間の本性は修羅。そしてこの現世こそ地獄」
「殺さず、四民平等、そんなものは小さくもろい」(志々雄)

 

「修羅のみが生きる国」
「これこそ、俺の作ろうとしている地獄なんだとな」(志々雄)

 

「いい、みんな」
「今日から蒼紫様…いいえ、四乃森蒼紫に代わり、このあたしが新しいお頭よ!」(操)

 

「緋村と力を合わせ、志々雄一派の野望を阻止する」
「敵は誰であろうと…たとえ四乃森蒼紫だろうと倒してみせる! 必ず!」(操)

 

「御庭番衆はあたしが守る」
「もうこれ以上、誰も死なせたりしない」(操)

 

「御庭番のみんなは、かけがえのないあたしの家族」
「だからじいや、あたしの幸せは御庭番衆なくしてありえない」(操)

 

43話

「これから死ぬ奴に名乗っても意味ねえよ」(比古)

 

「飛天御剣流継承者、第13代目・比古清十郎」
「腕は間違いなく最強」(剣心)

 

「だが、性格は陰険・ぶっきらぼう・人間嫌い」
「本人ですら忘れている他人の恥を、逐一覚えている人の悪さ」(剣心)

 

「手取り足取りで教えられた技は身につかない」
「一度くらってそこから学び取った技こそ、いざって時に役立つ」(比古)

 

「いつもそうやって修行してきただろうが」(比古)

 

「(不完全?) いや、完璧だったぜ」
「だが、同じ技でも使い手が違えば威力が当然異なる」(比古)

 

「斬撃術では腕の力、突進術では重量がものをいう」
「…が、そのどちらもお前は俺より圧倒的に劣る」(比古)

 

「つまり、俺の”九頭龍閃”の前では、お前の”九頭龍閃”は通用しない!」(比古)

 

「神速を超える抜刀術、それが”天翔龍閃”だ」
「抜刀に不利な逆刃刀で、神速を超えることが出来てこその話だが」(比古)

 

「(無謀?) 承知しています」
「しかし…奥義伝授を前に、死など恐れてはおりません」(剣心)

 

「今のお前には、”天翔龍閃”は会得できん」
「やはりお前はバカ弟子だ!」(比古)

 

「ひと晩時間をやる」
「心の中を探って、自分に欠けているものを見つけ出せ」(比古)

 

「それが出来ねば奥義はおろか、お前は本当に命を捨てることになる」(比古)

 

「飛天御剣流のことわりに従い刀を振るっても、結局誰1人救えぬ」
「俺が出来ることといえば、犠牲者の骸を葬ってやることぐらいか…」(比古)

 

「坊主、名は?」
「(心太?) 優しすぎて剣客にはそぐわないな」(比古)

 

「今日からお前は”剣心”と名乗れ」
「お前には俺のとっておきをくれてやる」(比古)

 

「(奥義を会得して?) でも…剣心」
「何もかも1人で背負い込みすぎて、自分さえ犠牲にしてしまいそうで」(薫)

 

「より強い技を身につければ確かに志々雄達との戦いは有利になるかもしれない」
「でも、剣心の中の人斬りと、殺さずの戦いは逆に…」(薫)

 

「大丈夫だよ、緋村なら」
「あのじいやが見込んだ男だよ」(操)

 

「あたし、信じてんだ」
「緋村が帰ってくれば、じいやが目を覚ます」(操)

 

「緋村は薫さんの気持ちを裏切るような結果なんか出しゃしない」
「そんな奴じゃないよ」(操)

 

「所詮、お前はここまでが限界の男だったか」
「そんな中途半端な男が志々雄に勝つことは出来ん」(比古)

 

「心に住みついた人斬りにも勝てん」
「もし生き延びたとしても、お前は生涯悩み・苦しみ、孤独にさいなまれ…人を斬る」(比古)

 

「ならばいっそ、奥義の代わりに引導をくれてやるのが、お前の師としての最後の務め」
「覚悟はいいな? 剣心」(比古)

 

「恐れているのか? 比古清十郎を」
「その後ろにある、絶対の死を」(剣心)

 

「俺は、まだ…」(剣心)

 

「そうだ…それでいい」
「多くの人を斬ったお前は、己の命すらも軽(かろ)んじてしまう」(比古)

 

「それが時として、心に巣食った人斬りの心に自分を支配されてしまう」(比古)

 

「己を犠牲にした人斬りの強さをもって、愛しい者や弱い者を守ったところで」
「所詮、連綿と続く時代のひと時に過ぎない」(比古)

 

「生きよ、剣心」(比古)

 

「さすればお前は”天翔龍閃”を自在に使いこなし」
「己の中の人斬りになど決して負けたりせん」(比古)

 

「気にするな」
「これも御剣流の師弟の定めだ」(比古)

 

「俺自身も先代の命と引き換えに”天翔龍閃”を会得した」
「お前の殺さずの誓いの外のことだと思え…」(比古)

 

44話

「驚いたか? こら」
「前の俺と同じだとナメてかかると…てめえも、こうだぜ」(左之助)

 

「何を怒っている」
「”隙あらばいついかなる時でも斬りかかって構わない”」(魚沼宇水)

 

「そういう条件で、私は志々雄の仲間になってやったんだぞ」(宇水)

 

「(兵隊を殺害?) 私が千人分動けば済むことだ」
「雑兵など死んでもどうってことなかろう」(宇水)

 

「京都が焼かれて、1番困るのは政府じゃねえ」
「京都に住んでる人達だ」(左之助)

 

「幕末の動乱から10年、やっと安息の生活を手に入れたっていうのに」
「志々雄一派も、維新政府も、ふざけあうのも大概にしやがれ!」(左之助)

 

「この背中の”悪一文字”にかけて、京都は絶対に焼かせねえ!」(左之助)

 

「新選組の狼達の鎮魂のためにも京都大火は絶対に阻止だ」(斎藤)

 

「いよいよ国取りの始まりだ」(志々雄)

 

「明晩11時59分をもって、京都大火を実行にうつす」
「この京都を紅蓮の炎で焼き尽くせ!」(志々雄)

 

「なかなか際どかったが、奥義の伝授はこれで終わりだ」
「”天翔龍閃”はお前のものだ」(比古)

 

「この先は、お前自身がるろうにとして」
「この技の全て、意のまま自在に操れるように昇華しな」(比古)

 

「師匠。奥義は会得しても、俺は14代・比古清十郎を襲名する気などまったくありませんよ」
「受け継ぐのは飛天御剣流のことわりだけです」(剣心)

 

「ただ…俺が飛天御剣流を教えたのは」
「お前を不幸にするためではないということだけは覚えておけ」(比古)

 

「余計な心配は無用」
「お前はさっさと志々雄を倒しに行きな」(比古)

 

45話

「”どうしてここに”って?」
「おめえ(剣心)の力になってやるために決まってんだろうが」(左之助)

 

「(力になる?) ”足手まといになる”の間違いじゃないのか」(斎藤)

 

「頭(かしら)として命令する」
「御庭番衆の名に懸けて、京都大火は絶対阻止!」(操)

 

「人斬りの中でも、志々雄真実は拙者のあとを継いだ人斬り」(剣心)

 

「こんな時、奴はどんな方法でそれを成すか?」
「人斬り抜刀斎ならば手に取るように分かる」(剣心)

 

「なあ由美、お前は俺の見てくれに惚れたのかい?」(志々雄)

 

「お前が惚れたのは俺の中身だろう?」
「だったらこいつの底を見てみろ」(志々雄)

 

「これが俺達の切り札、名づけて”煉獄”」
「どうだ由美、惚れてくれるか?」(志々雄)

 

「感傷にひたる理由なんざどこにある?」
「これは俺の栄光への船出だぜ」(志々雄)

 

「俺が待っている京都大火は、その船出と宣戦布告の祝い花火さ」(志々雄)

 

「だがしかし…」
「あの男との勝負がうやむやになるのは、心残りといえば心残りか」(志々雄)

 

「奴と俺はもっとも近い人斬り」
「俺の思考読みやがったな」(志々雄)

 

「こいつが東京中を恐怖のどん底に突き落とす明治の黒船”煉獄”の真の姿よ」(志々雄)

 

46話

「驚いてくれたようだな」
「まぁ、この大型甲鉄艦”煉獄”には全財産の5分の3を注ぎ込んだんだ」(志々雄)

 

「もっと驚いてくなきゃ、張りがねえ」(志々雄)

 

「甲鉄艦か」
「あんな代物が一個人の手に入るようじゃあ、どのみち明治政府も…長くないな」(斎藤)

 

「左之。拙者と斎藤で敵の銃砲を引きつける」
「その隙に小舟を探して忍び寄り、炸裂弾で敵艦後方の機関部を破壊してくれ」(剣心)

 

「おぬしの力量に命運を懸けるでござるよ」(剣心)

 

「こいつらを甘く見ていたこの俺…志々雄真実の隙が最大の原因だ!」(志々雄)

 

「煉獄1隻は高い代償になったが」
「この国を取るにはまずお前ら3人を葬る必要があると分かった」(志々雄)

 

「(新月村の決着?) ああ、ただし…場所は比叡山六連ねの鳥居のほこら」
「俺達のアジトでだ」(志々雄)

 

「抜刀斎…あんたは俺にとって国取りのついでの余興に過ぎん」
「だがそれは、今この時からこちらも命を懸けるに値する余興になった」(志々雄)

 

「この先俺に隙はない」
「覚悟してかかってこい」(志々雄)

 

「これでもう、無関係の人を戦いに巻き込むようなことはないでござるよ」(剣心)

 

「(頼りになる?) 言われずともその程度のことは百も承知だ」
「だが、それでも奴が阿呆であることに変わりはない」(斎藤)

 

「(薫を引っ張ってきた?) 男の約束だろ」
「当然さ」(弥彦)

 

「お忘れか? 生殺与奪、それが私が十本刀の一員になった条件だ」
「無益な殺生は私の好むところではない」(安慈)

 

「面白え」
「あんた(安慈)の言ってた”救世(ぐぜ)”ってやつを、この拳で確かめてやるぜ」(左之助)

 

「蒼紫は…まだ、修羅になってござらん」(剣心)

 

「もし本当に修羅と成り果てて技を繰り出していたのなら」
「翁殿は今ごろ墓の下にいておかしくないはず」(剣心)

 

「おそらく無意識の一瞬の手加減でござろう」
「それは、まだ蒼紫が人である証拠」(剣心)

 

「たとえ体が修羅に支配されたとしても」
「拙者は人であろうとする心の方を信じるでござる」(剣心)

 

「蒼紫の安息の地は死ではござらん、ここ(葵屋)にある」
「拙者は、蒼紫をここに連れて帰る」(剣心)

 

「奥義は…”天翔龍閃”は危険な技でござる」(剣心)

 

「もし斎藤や張との戦いのように、我を忘れてしまえば」
「今度こそ確実に拙者は人斬りに立ち戻る」(剣心)

 

「だが、力を抑えれば速さは損なわれ、奥義足りえない」
「死闘という極限のはざまで、紙一重の生死を見極める」(剣心)

 

「それが出来て初めて、拙者の”天翔龍閃”は完成する」
「全ては拙者の心次第」(剣心)

 

「大切な仲間達と、みんなの思いに支えられている」
「恐れるものは何もない」(剣心)

 

「剣心」
「みんなで一緒に、東京に帰ろうね」(薫)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
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