原作小説「魔女と傭兵」の名言・台詞をまとめていきます。【2】
魔女と傭兵 1巻
三章
人が集まれば金が集まり、金が集まればそれを求めて裏の人間たちが集まる。
風が吹けば桶屋が儲かるのと同じで自然の摂理と言っていい。(ジグ=クレイン)
「これを使うのはいつぶりかな」
「でも使うにふさわしい相手だし、遠慮はいらないよね」(イサナ=ゲイホーン)
「冥土の土産に見せてあげる」(イサナ)
「そんなこと? 何があろうとも絶対に(シアーシャに)手を出すなと言ってるんだ」
「”そんなこと”なんて思ってもらっては困るな」(ジグ)
「(約束する?) 言ったな?」
「では約束が破られた時にはお前の氏族を滅ぼす」(ジグ)
一対一の死合で負けたのに命があるだけで儲けもの。
本来なら身ぐるみ剥がされていても文句は言えないのだ。(イサナ)
「(別の種族?) …私も元いたところで受け入れてもらえなくて」
「逃げて来た異種族のようなものなんで…」(シアーシャ)
「それでも、異種族を受け入れられない人たちの気持ちも分かります」
「何を考えているのか分からない相手って、やっぱり怖いですからね」(シアーシャ)
「(答え?) 難しい問題です。言葉で説いても、力を振るってもきっと正解にはなりえない」
「答えなんてないのかもしれませんね」(シアーシャ)
「だからこそ、理解して受け入れてくれる人を大切にしたいと思ってます」(シアーシャ)
そう、問題はない。何かあった時のために自分がいるのだ。
たとえ誰が立ち塞がろうとも、やることは変わらない。(ジグ)
四章
「あれぐらい笑って流せるようになれ。お前、年上だろ」(ジグ)
「自分のことは別にいいですけど、ジグさんのことを言われるとつい…」(シアーシャ)
「自分の事情を一から十まで他人に理解させることなんて不可能だ」
「人は皆、自分の見て聞いたことでしか判断できないんだよ」(ジグ)
「(舐められたら終わり?) 俺は冒険者じゃないからな」
「他人を舐めてかかる奴は遠からず死んでいったから、気にするだけ無駄だったんだ」(ジグ)
「常ならぬ状態の時には、予測できないことが多いんだ」(アラン=クローズ)
「やはり人型(魔獣)は戦いやすい」(ジグ)
「本当に疲れました…倒している間の方がずっと楽でしたよ」
「(後始末の)臭いのなんのって…」(シアーシャ)
「(新しい武器?) 想像以上にいいな」
「武器の損耗をある程度考慮しなくていいのが、これほど楽だとは」(ジグ)
「(綺麗好き?) 不潔だと長生きできんからな」
「イメージ(傭兵は不潔)としては間違ってはいないが」(ジグ)
「それに身綺麗にしておくと、それが理由で依頼が来ることがあるんだ」
「傭兵といえど、腕さえよければ他はどうでも良いとはならないものさ」(ジグ)
「(雲行きが怪しく?) でも楽しくなってきましたね!」(シアーシャ)
五章
「助けてほしいといわれたから、助けた」
「俺は自分の意思で、魔女の依頼を受けた。それだけだ」(ジグ)
「(魔女は)化け物か」
「俺もお前も、そんなものは戦争でいくらでも見てきただろう」(ジグ)
「知っているはずだ」
「人が化け物になるのに、特別な理由など必要ないことを」(ジグ)
「…墓は、いらない」
「傭兵、なんてもんは…野垂れ、死ぬのが…お似合いさ」(ライエル)
「お前の屍(しかばね)、跨(また)がせてもらうぞ」(ジグ)
「あいつが裏切らずとも、戦う理由などいくらでもできるさ」(ジグ)
たとえ共に酒を酌み交わそうとも。背中を預けて戦場を渡り歩こうとも。
それが刃を交えない理由にはならない。(ジグ)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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