まんがで読破「人間失格(太宰治)」の名言・台詞をまとめていきます。
人間失格
「恥の多い生涯を送ってきました」(葉蔵)
「自分は空腹という事を知りませんでした」
「空腹感からものを食べた記憶はほとんどありません」(葉蔵)
「つまり自分には、人間がわからないのです」
「ただ、おそろしいのです」(葉蔵)
「僕ひとり変人なのだ。このままじゃ皆に嫌われる!」
「自分が変人である事を悟られてはいけない!」(葉蔵)
「道化…自分はいつのまにやら…ひと言も本当の事を言わない子になっていたのです」(葉蔵)
「のちに自分は多くの女性につけ込まれました…」
「女性は『孤独のニオイ』を嗅ぎあてるのです、本能によって!」(葉蔵)
「つまり自分は女性にとって『恋のヒミツを守れる男』──というわけなのでした」(葉蔵)
「ある日突然、古びた下宿に引っ越すことになり…たちまち金に困りました」
「自分には、ひとりで『生活』する能力などなかったのです」(葉蔵)
「自分は──…日陰者の人たちがすきなのです」
「非合法のあのグループが、自分には居心地よく安心できるのでした」(葉蔵)
「女は男の数倍、難解なのです」
「自分はいまだに女が薄気味悪いのでした」(葉蔵)
「弱虫は幸福さえおそれるのです」(葉蔵)
「都会人のつましい本性…いや落ちぶれた自分が悪いのだ」
「この人たちは内と外をちゃんと区別して生きているだけだ」(葉蔵)
「あなたはずっと独りで生きてきたのね……可哀そうに」
「あなたを見るとたいていの女の人は、何かしてあげたくてたまらなくなる……」(シズ子)
「世間? 世間とはなんだ?」
「世間というのはキミじゃないか」
「世間とは個人なのだ」(葉蔵)
「人間は決して人間に服従しない」
「奴隷でさえ奴隷らしい卑屈なシッペがえしをするものだ」(葉蔵)
「自分は世の中に対して、次第に用心しなくなりました」
「世の中というところは、それ程恐ろしいところではないのかもしれない……」(葉蔵)
「…だって(お酒を)飲むはずがないじゃない」
「約束したんですもの! お酒をやめて、お嫁にもらってくれるって」(ヨシ子)
「どんなに大きな悲哀(かなしみ)が後からやって来てもいい」
「生涯に一度でいい、大きな歓楽(よろこび)を!」(葉蔵)
「これは自分もひょっとして、いまにだんだん人間らしいものになる事ができて…」
「悲惨な死に方などせずにすむのではないか?」(葉蔵)
「しかし『世の中』はそんななまやさしいところではなかったのです──…」(葉蔵)
「不幸な人は、人の不幸にも敏感」
「この人も、きっと不幸な人なのだ」(葉蔵)
「自分の不幸は、拒否する能力のない者の不幸でした」(葉蔵)
「神に問う、無抵抗は罪なりや」(葉蔵)
「人間失格」
「もはや自分は完全に人間ではなくなりました」(葉蔵)
「いまの自分には幸福も不幸もありません」
「ただいっさいは過ぎて行きます…」
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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