「ホリミヤ」の名言・台詞まとめ

アニメ「ホリミヤ」「ホリミヤ -piece-(2期)」の名言・台詞をまとめていきます。

 

ホリミヤ

1話

「(メアド?) 自分から言ってこない時点でアウト、断っといてね」(堀京子)

 

「堀ってさ、いつも急いで帰るよね」(石川透)
「男でもいるんじゃない?」(吉川由紀)

 

「はあ…残業に休日出勤って…あの頼まれると断れない性格」
「なんとかならないのかなあ…」(京子)

 

「でも、家のことを自分でやってるなんてすごいですね」
「意外です、堀さん」(宮村伊澄)

 

「(同じ学校?) えっ? 何言ってんですか」
「同じクラスの宮村ですよ」(伊澄)

 

「本当に同一人物?」
「今でも信じられないんだけど…」(京子)

 

「驚いた…」
「堀さんが話しかけてきてくれたこと」(伊澄)

 

「昨日のこともあるし、俺はてっきり…避けられてるのかと」(伊澄)
「そんなことしないわよ」(京子)

 

「そりゃあ気まずさは少しあるし、驚きもしたわよ」
「学校の時と全然違ってたし」(京子)

 

「でもお互い様だし、私にとっては別に避ける理由にもならな…」(京子)

 

「何、照れてんのよ」(京子)
「いやちょっと慣れてなくて、こういうの」(伊澄)

 

 

「むずがゆいというか…ありがとう」(伊澄)
「そんなふうに笑うんだ」(京子)

 

「(髪を上げれば?) ああ…でもピアスの穴、目立っちゃうし」
「(いくつ?) 9つかな。左右に4つずつに口1つ」(伊澄)

 

「こうしてみると、勝手に宮村に抱いてきた印象は」
「全く違っていたのだと改めて気づく」(京子)

 

「あ~…主婦怖い…」
「もうセールには行かない…」(伊澄)

 

「なんか私以外の人に、宮村のそういう格好とか見てほしくないな…」(京子)

 

「堀さん、あの…俺も堀さんのそういう格好とか、料理してるとことかね」(伊澄)

 

「けっこう大きな声出して怒るとことか、実は家ではどうでもいい髪型してることとか」
「その筋肉の付き方がよかったり」(伊澄)

 

「そういうの、ほかの人に見られたら嫌だなって思うよ」(伊澄)
「それは私も嫌よ」(京子)

 

「なんかね…この時間は、俺だけのものだって思うし」(伊澄)
「バッ…バカ言ってんじゃないわよ!」(京子)

 

「ああ、もう…なんでこう恥ずかしいこと平気で言えるのよ」
「無自覚…無自覚なの?」(京子)

 

「お姉ちゃんの”バカ”は、1回言うと止まらないんだよ」(堀創太)

 

「やっぱり学校での堀さんが嫌ってわけじゃないけど、そうやって怒ったり」
「家では飾り気がなかったりする、こっちの堀さんの方がかわいいよ」(伊澄)

 

「誰しも、他人には見せない一面がある」
「私達は、他人には見せない時間の共有者になった」(京子)

 

「私はあんたが時々マジですごいのか、マジでバカなのか分からなくなるわ…」(京子)

 

「俺ぶっちゃけお前のこと、少し変で暗いオタク野郎だと思ってたけど」
「誤解だったんだな」(石川)

 

「つ…釣り合わないとか、本気で言ったわけ?」
「な…仲よく…私に仲よくしてもらってるとか、そういうことを言ったわけ!?」(京子)

 

「なんで…なんで…なんであんたが私の株とか気にすんのよ!」
「勝手に決めつけて納得しないで!」(京子)

 

「二度とそういうこと言うんじゃないわよ…バカ」(京子)

 

「思い出しただけでも…腹立たしい!」(京子)

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2話

「(好きな歌?) 私? 私は…はっ…はやりの曲が分からない!」
「アニソンは完璧に歌えるのに!」(京子)

 

「(宮村?) なんか、探偵ものに出てくる犯人みたいに黒い人…」(京子)

 

「名前は宮村…」
「宮村…み…宮村の下の名前って…何?」(京子)

 

「ヤバい…宮村が家に来るようになってからけっこうたつのに」
「下の名前が分からないなんて…」(京子)

 

「この男と一度だって会話がかみ合ったことがあっただろうか…」(京子)

 

「(名前は)声に出すと覚えやすいよ」(伊澄)
「い…いずみ」(京子)

 

「あ…なんか変な感じ」
「やっぱ宮村でいいや!」(京子)

 

「堀さんってたまにアホっぽいな」(伊澄)

 

「(謝罪は)言わなくていいよ、堀さん」
「言わなくていい」(伊澄)

 

「でもよ…誤解とくだけなら、頭突きは必要なかったんじゃないのか?」(石川)
「あれは…なんとなくムカついたから」(伊澄)

 

「いつまで宮村がうちに来てくれるかなんて」
「そんなの…私も知らないわよ」(京子)

 

「お姉ちゃんは、お兄ちゃんが来なくなったら嫌じゃないの?」
「僕はすっごく嫌」(創太)

 

「そんなの…私だって嫌!」(京子)

 

「お姉ちゃんって素直じゃないよね」(創太)

 

「不思議だ…なんで分かったんだろう?」
「私の欲しいもの…」(京子)

 

「変な奴…」(京子)

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3話

「学校って、難しいな…」(伊澄)

 

「みんな、あんたのこと暗いって言ってた」
「だから話しかけたのに…なあんだ、全然暗くないじゃない」(京子)

 

「時々、ふと思う」
「この輪の中で…俺は、ちゃんと出来ているんだろうか」(伊澄)

 

「友達…友達なのかな?」
「これって…友達でいいのかな…」(伊澄)

 

「あのさ…石川君、俺…俺のこと、どう思う?」(伊澄)

 

「そういうことを素で聞く時はキモいと思う」
「あと堀と仲いいのが無条件でムカつく」(石川)

 

「ハッキリものを言わない時はイライラする」
「たまに行動変」(石川)

 

「あと人がよすぎ」
「危なっかしくてほっとけない」(石川)

 

「メガネ取って髪上げると、女子より美人」
「ムカつく」(石川)

 

「あと、俺のこと名字の君付けで呼ぶのなんてお前くらいだし」
「俺の方こそどう思われてんのか心配だよ」(石川)

 

「キモッ!」
「恥ずかしいなら無理に(名前で)呼ばなくていいよ、バカ!」(石川)

 

「お前…やっぱり変」(石川)

 

「変だけど…嫌いじゃねえ」
「お前はちょっと不器用なだけ」(石川)

 

「聞こえたか? 伊澄」(石川)

 

「大丈夫…10年前の自分に、そう言ってあげたい」(伊澄)

 

「(宮村は)ダメ…」
「やっぱりダメ、あげない」(京子)

 

「宮村は…宮村は私のだもん!」(京子)

 

「あげないから!」
「絶対! あげないから!」(京子)

 

「アホか…宮村は誰のものでもないでしょ…」(京子)

 

「す…好きだ…」
「手! み…宮村の手が、あの…いいなあと思って」(京子)

 

「そっか…俺も、好きだよ」
「好きだよ…」(伊澄)

 

「(石川君との)ケンカの原因、実は堀さんなんだ」
「言わないでね」(伊澄)

 

「男子はいいわね、そういうケンカが出来て」(京子)

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4話

「なんか、かっこいいな」
「誰が見てなくとも、そうやって頑張ってんのってさ」(石川)

 

「あっ…脱ぐな!」
「見せろと言われてすぐ脱ぐ発想!」
「疑問を抱かぬその姿勢! 怖い!」(京子)

 

「み…宮村があんまり恥ずかしがらないから」
「どんな状況になればこう…恥ずかしがるのかなと…」(京子)

 

「なんかいつも私ばっか騒いでるじゃん」
「すぐ赤くなったり…」(京子)

 

「ごめん…やっぱりさ、さすがに堀さんを彼女に間違えられたら」
「いくら俺でも照れるって…」(伊澄)

 

「ああ、でもちゃんと、堀さんとはそんなんじゃないって言っておくから」(伊澄)
「そ…別に否定する必要も…」(京子)

 

「まだ、私の知らない宮村がいる」
「中学の頃、宮村はどんな感じだったんだろう」(京子)

 

「俺の中学時代を変えたのは…この進藤だった」
「そして今を変えるキッカケをくれたのは…きっと、堀さん」(伊澄)

 

「どうしてよ…いっつもいっつもいっつも…」
「なんでいないの? どこ行くのよ!」(京子)

 

「堀さん…それ、”どこ行くの”じゃなくて、”行かないで”じゃないのかな」(伊澄)

 

「どこ行くの?」(京子)
「どこにも行かないよ」(伊澄)

 

「”お前なんかいらない”って、”顔を見るのも嫌だ”って、”どこかへ行ってしまえ”って」
「堀さんがそう思わない限り、俺はここにいるけど」(伊澄)

 

「あと…俺、堀さんが好きなんだけど」
「けっこう前から」(伊澄)

 

「えっ? えっ? えっ? 今の何?」
「てか、びっくりしすぎて熱引いてる!」(京子)

 

「なんで…なんで連絡事項と一緒に言うの?」
「起きてるの知ってて言ったの?」(京子)

 

「分からない、確認したい」
「でも、もう一度言わせたくない」(京子)

 

「たとえば、このまま何も聞かなかったことにすれば」
「もう少しこのままでいられるのかな…」(京子)

5話

「宮村が女の子を名前で呼ぶの初めて聞いた」(京子)

 

「ちかちゃんちかちゃんちかちゃんちかちゃんって、何それ!」
「ちかちかちかちか、うるさい!」(京子)

 

「だって…名字知らないんだもん」(伊澄)

 

「一緒に歩いてたから怒ってたんじゃなくて…名前?」
「こんなに簡単に嫌われるなんて、思わなかった…」(伊澄)

 

「なんで怒ったんだろう?」(伊澄)
「なんで怒ったか分かってないんだろうな…」(京子)

 

「返事が欲しくて言ったわけじゃなかったけど…」
「いや、ホントは返事を聞くのが怖かっただけなんだ」(伊澄)

 

「言い逃げして、ごめん」(伊澄)

 

「堀さん、俺さ…堀さんのこと何も知らないけど」
「少しでも…少しずつでも、知っていけるかな…知っていけるといいなあ」(伊澄)

 

「じゃあ、またあした」(京子)
「堀さん…ありがとう」(伊澄)

 

「”またあした”の名残惜しさと…彼女の鼓動の速さを知った」(伊澄)

 

「ダッセー…堀に一番近かったのは、俺だったんだぜ…宮村」(石川)

 

「レミには分からないよ」(河野桜)

 

「レミは…レミは私と違ってかわいいから」
「私の気持ちは分からないよ」(桜)

 

「私、レミならよかった…」
「私、レミならよかった!」(桜)

 

「私、性格までかわいくない…どうしようもない…」(桜)

 

「”月”になりたいわけじゃない」
「でも! ”月”は私の、親友だから!」(桜)

 

「初めて赤くなった」(綾崎レミ)

 

「あのね、いつもはクールなのにこういう時に赤くなるとか…」
「やっぱり桜はかわいいね」(レミ)

 

「み…宮村が照れると、私が一番恥ずかしいでしょ」(京子)

 

「バカ…バカ伊澄」(京子)
「俺…俺の名前の最初に…”バカ”は付かない」(伊澄)

6話

「(どこがいい?) 人を…見た目で判断しないところです」(伊澄)

 

「(宮村の)彼女ですけど…何か?」(京子)

 

「いつ別れるんですか?」
「堀先輩といつ別れるんですか!?」(沢田ほのか)
「別れません!」(伊澄)

 

「ヒョロヒョロでピアスで…これのどこがいいのよ!」
「堀先輩は私が先に好きになったのに~!」(ほのか)

 

「宮村ってさ、私に何もしてこないよね?」(京子)
「何かしていいの?」(伊澄)

 

7話

「(好きなところ?) レミは弱いから、俺がいないとダメなところ…かな」(仙石翔)

 

「少し…少しだけ、頑張ってみよう」(桜)

 

「たった3年間の付き合いだけど、なんとなく分かる」(京子)

 

「気づいてほしくないことほど笑顔で隠すし」
「本当に手放したくないものほど由紀は絶対に口には出さない」(京子)

 

「心底”好き”だとか”欲しい”とかも言わない」
「だから、由紀の好きなものは由紀から離れていっちゃうんだ…」(京子)

 

「私、醜い…」(由紀)

 

「吉川さん、俺は別にケーキの材料持って生まれてきたわけじゃないよ」
「最初から上手になんて出来ないし、失敗したらまたやればいいじゃん」(伊澄)

 

「カップケーキ?」
「あ~、まずいまずい」
「超まずい」(石川)

 

「知ってるっつうの…」(由紀)
「次に期待!」(石川)
「任せとけ!」(由紀)

 

「たった5日間が、こんなに長かったなんて…」
「私…初めて知ったよ」(京子)

 

「どうせ私はかわいくない…」
「怖くないのに怖がれないし、かわいいこと出来ないんだからしょうがないでしょ」(京子)

 

「バカなのは堀さんの方だ」
「俺が好きなのは”普通の女の子”じゃなくて、堀さんだから」(伊澄)

 

「私だって、そのままの宮村がいい」(京子)

 

「どうしたの?」(伊澄)
「心臓の音を聞いていいる」(京子)

 

「これで何が分かるの?」(伊澄)
「人の冷たさ」(京子)

 

「この熱が、宮村に伝わればいいと思った」(京子)

 

「お姉ちゃんは…僕のお姉ちゃんだよ」(創太)
「取らないよ。お姉ちゃんは創太のでしょ?」(伊澄)

 

「創太の”お姉ちゃん”は取らないからさ、”京子”をくれないかな」(伊澄)

8話

「(月とスッポンコンビ?) そうかな? 2人とも普通だろ」
「普通だろ、河野さんも」(仙石)

 

「あの…なんで今日(髪)結ってる位置高いの?」
「(なんとなく?) いいじゃん、似合う」(仙石)

 

「(家に?) いいよ。でも綾崎さんは男子としゃべり慣れてるからアレかもしんないけど」
「俺さ、勘違いしちゃうから…」(仙石)

 

「ち…地球」
「明日終わるとしたら、仙石君は何するのかなあって」(レミ)

 

「綾崎さんに告る」
「そして宇宙のちりとなる、終わり…」(仙石)

 

「なんで照れてるの?」(レミ)
「な…なんでって、照れてない」(仙石)

 

「嘘をついている」(レミ)
「嘘などついてない、照れていない」(仙石)

 

「レミには分かる、だって顔真っ赤だもん」
「嬉し」(レミ)

 

「ねえねえ…レミも仙石君のこと、好きだよ」(レミ)
「はあ…俺もレミのこと好きだよ」(仙石)

 

「出会った頃は、他人に流されないあなたが好きだった」(レミ)

 

「でも今は、弱いところも、嘘つけないところも、頑張り屋さんなところも」
「全部大好きだよ」(レミ)

 

「そ…その人より透の方がちょっとだけかっこいいから、別にいいの!」(由紀)

 

「(変なこと?) ホントだよ、全く…」
「だからいっこだけ自由にさせて」(石川)

 

「俺が言ってもいい?」
「”こいつは俺の彼女なんでダメです”みたいな」(石川)

 

「(なんで?) ああ…うん、かっこよすぎてちょっと」
「私、高級料理あんまり好きじゃないし…」(由紀)

 

9話

「だって嫌でしょうが!」
「前は空気みたいに宮村のこと見てたくせに、髪を切った途端これですよ!」(京子)

 

「しかも私の目の前でベタベタベタベタ毎日毎日、気安く触んじゃないっつうの!」(京子)

 

「ねえ…話は終わったかって聞いてんのよ、私が」
「うせろ、このバカ高校生が」(京子)

 

「俺のために怒ってくれる人がそばにいる」(伊澄)

 

「堀、どんだけ人気なんだよ」
「でも、今なら言える」
「”半端な気持ちで好きになるんじゃない”と」(石川)

 

「溝内君、堀さんのことさ…」
「な…殴れる?」(伊澄)

 

「そっか…じゃあ、溝内君に堀さんは無理だよ」(伊澄)

 

「(卒業アルバムは)重いし大きいし、どうしたらいいか分からないから」
「でも、結局捨ててない」(伊澄)

 

「自分にとって、大事なものだったんだなって、今は思うよ」(伊澄)

 

「すっごい難しいことだけど…友達になれない人なんか、この世にいないと思うんだ」(伊澄)

10話

「ちょっと! 宮村取らないでよ、谷原!」(京子)

 

「大体あんたらおかしいのよ!」
「男同士でイチャイチャと」(京子)

 

「”仲よくなった”ってどういう意味でよ」
「まさか友達以上じゃないでしょうね」(京子)

 

「宮村、今だから言うけどね」
「私、別に女は怖くないのよ」(京子)

 

「でも…いつ、ほかの男に宮村が転がるかとお…お…思うと…」(京子)

 

「じゃあ約束して!」
「もし私以外を選ぶのなら女…女にして!」(京子)

 

「透は別に怒らないよ」
「私は嘘つきだ」(由紀)

 

「由紀ちゃんが石川君のこと、好きだって認めたら黙っててあげる」(レミ)

 

「ずるいのは、由紀ちゃんの方」(レミ)

 

「そうだ…ずるいのは私だ」
「だって…河野さんが傷つくって知ってて、嘘ついた」(由紀)

 

「私…人の唇ってあんなふうに震えるんだって、初めて知ったよ」(由紀)

 

「いつまでも…いつまでも続くわけじゃないのにな」
「透は別に、私のこと好きでもなんでもないのにな…」(由紀)

 

「恋人ごっこは、あの日でやめておけばよかったんだ」
「透が手なんかつなぐから…私なんかにまで優しいから…」(由紀)

 

「”続けて”って言ったら続けてくれたりする?」
「彼氏のフリ…」(由紀)

 

「透がついてくれてる嘘を、私はこのまま本当にしたいのかもしれない」
「でも…それはきっといけないことなんだ」(由紀)

 

「てっきり、この人は優しいあの人の隣に行ってしまうのだと思っていた」(由紀)

 

「私はずるい」
「河野さんは美味しいクッキーをたくさん作って、勇気を出して話しかけて」
「フラれるって分かっていても自分の気持ちをちゃんと伝えた」(由紀)

 

「なのに私は逃げてばかりだ」(由紀)

 

「今だって、2人が付き合わないって分かってホッとしてるくせに」
「受け入れてもらえなかったらと思うと、ハッキリさせることが怖くてたまらない」(由紀)

 

「でも私だって、透の一番そばにいたい」
「わがままばっかりだな、私…」(由紀)

 

「あの人が暖かな桜なら、私はきっと…積もって泥だらけの冷たい雪だ…」(由紀)

 

「泥だらけの雪がいつまでも残ってたら、みんな困るよ」
「春になって、とけるの待たなきゃね」(由紀)

 

「春になるから、雪がとけるわけじゃねええだろ」
「雪が自分で、とけなきゃいけないって思ってるからとけていくんだよ」(石川)

 

「そんなこと、まじめな顔してバカみたい」
「でも…嬉しい」(由紀)

 

「別に何もないの」
「告白する前にフラれちゃった…そんだけ」(桜)

 

「マジでバカだな、頭が悪い」
「桜を選ばないなんて、どこの男だそいつは」
「退学ものだ」(仙石)

 

「同級生が声を上げて泣くところなんて…初めて見た」
「誰も悪くないから、つらいんだな」(仙石)

 

11話

「明音も俺のこと名前で呼んでよ」(井浦秀)

 

「ダメだよ、敬語禁止!」
「はい! 今から敬語禁止!」(井浦)

 

「いや…いい人とか悪気がないとか、あまり関係ないから」
「あと、声がうるさい人も…」(ほのか)

 

「井浦君、タイミングがうるさい」(桜)

 

「お前さ…教科書とか参考書とかその辺に投げておくから見ちゃったし、勝手に」(井浦)

 

「何度も何度も確認するから教科書のページよれよれだし、線いっぱい引いててさ」
「書き込んでさあ…お前は偉いよ」(井浦)

 

「誰だよ、基(もと)のこと笑った先生って」
「家に連れてこい」(井浦)

 

「俺が殴ってやるから」
「基の代わりに俺が殴ってやるから」(井浦)

 

「どうしよう、お兄ちゃん。どうしよ~」
「頑張っても…頑張っても、全然ダメで…私…」(井浦基子)

 

「東はさ、制服地味だから」
「受からなかったらランク下がるけど、片桐来ればいいんじゃね?」(井浦)

 

「制服わりとかわいいから、基似合うよ」
「お前のやれるとこまでやってみな」(井浦)

 

「(兄に似てる?) はあ…私もお兄ちゃんも」
「あんまりしゃべんない暗いタイプだから…」(基子)

 

12話

「昨日、初めて透の家行った」
「ごめん、そういう話では全くない」(由紀)

 

「てか、なんかテレビとか普通に壁かかってるし」
「2階にも3階にも部屋がいっぱい…庶民じゃなかったの」(由紀)

 

「俺最近まで、堀のこと好きだったじゃん」
「ほんで河野さんともいろいろあったじゃん」(石川)

 

「俺さあ…吉川って友達以上だけど、付き合うとかそういうんじゃないんだ」(石川)

 

「変というか…まあ驚いたけど」
「その…こういうのってさ」
「他人がどう思うかより自分がどう思ってるかが大事なんじゃないの?」(仙石)

 

「(部屋が怖い?) ち…違う!」
「別に嫌とか怖いとか、お…思ってないけど…」(由紀)

 

「八代さんが帰ってきたからもうしねえよ」(石川)
「かっ…かっかっ…帰ってこなかったら、どっどっどっどっどっどっ…」(由紀)

 

「今は…これで満足だな」(石川)

 

「そうか…来年の4月には高校生じゃなくなってるんだ」(京子)

 

「来年の今頃、私は何をしてるんだろう」
「卒業…卒業したら私は…」(京子)

 

「私はさ…私、まだ全然宮村のこと知らないけどさ…何も知らないけどさ」
「私! 卒業しても、宮村と、い…一緒にいたい!」(京子)

 

「そ…そういうのって、ダメかな?」
「な…なんか、言って下さい」(京子)

 

「じゃあ…結婚しよう!」(伊澄)

 

「私が幸せにしてあげるよ」
「だから、私が宮村を幸せにしてあげるっつってんのよ!」(京子)

 

「いや…普通、逆でしょ?」(伊澄)
「あんたじゃ無理よ」(京子)

 

「私わがままだし、家事と勉強以外できないし、人に優しくないし」
「だから、あんたじゃ無理なのよ」(京子)

 

「さっむ! 私も早く帰ろ」
「顔だけ熱い…」(京子)

 

「なんか不思議な感じ」
「今年最後に会うのが宮村で、来年最初に会うのも宮村なんだなあって」(京子)

 

「そうだね…この先も、ず~っとそうだといいね」(伊澄)

 

「ねえ、宮村」
「私達、ずっと一緒?」(京子)
「ずっと一緒」(伊澄)

 

13話

「2人とも甘やかさないで」
「現実的じゃないことに夢を見させないで」(桜)

 

「相談してくれなかったら」」
「このままレミのほっぺたを引っ張って不細工になった顔を柳君に見てもらうかも…」(桜)

 

「本当に悩みとかじゃなくてね」
「なんか、高校生のうちにみんなでもっと遊びに行きたかったなあって思っただけ」(レミ)

 

「よく食べ、よく動き、よく寝る…堀さんは面白い」
「こんな日が続けばいい…卒業しても」(伊澄)

 

「いろんな偶然が重なって今があると思うと」
「1つでも欠けたら違う世界もあったのかなって」(伊澄)

 

「だとしたら…今こうして一緒にいることに」
「運命みたいなものもあるかもしれないわね」(京子)

 

「全くありえない世界ではないけれど…隣に君がいる、みんながいる」
「そんな今に…自分はいる」(伊澄)

 

「もし…君の言うところの運命なんてものがなかったとしても」
「世界は自分が望んだ方向へきっと少しずつ、進んでくれるんだと思う」(伊澄)

 

「ありがとう」
「楽しかった」(桜)

 

「本当よ。私、本当に楽しかったの」
「石川君のおかげだって思ってる」(桜)

 

「私、石川君が好き、吉川さんも好き」
「忘れない」(桜)

 

「俺も…忘れない」(石川)

 

「気持ちも学校に置いていくのかな?」
「さよなら…」(由紀)

 

「卒業しても何も変わらないし、変わってもいい」
「これからも続いていくんだ」(由紀)

 

「距離が縮んだ」
「誰かとこんなに距離が縮んだのは、初めてだよ」(伊澄)

 

「境界線をなくすこと、本当はすごく怖かった…怖かったんだよ、堀さん」(伊澄)

 

「あのね…俺は自分に、こんなにたくさんの表情があるなんて知らなかったよ」(伊澄)

 

「君も知らなかったと思うけど、自分を周りに見せることへの恐怖とか不安とか」
「全部君が持っていってくれた」(伊澄)

 

「俺は君に何かをしてあげられたかな?」
「君を笑顔にしてあげられたかな?」(伊澄)

 

「俺が思ってるよりも君は強くて、俺が感じているよりも君は儚くて」
「もろくて、壊れやすくて…」(伊澄)

 

「そんな君だから、こんなに明るい日常がつきまとうんだね」(伊澄)

 

「俺は…俺以外の人間なんて知らなかったよ」
「こんな世界、知らなかったよ」(伊澄)

 

「俺の日常を壊してくれて、ありがとう」
「俺とこれからを望んでくれて、ありがとう」(伊澄)

 

「俺は君に何かを…何かをしてあげられるかな」(伊澄)

 

「早く! 宮村!」(京子)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
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