アニメ「不滅のあなたへ」の名言・台詞をまとめていきます。
不滅のあなたへ
1話
「(顔の絵を描くのは)ここに人がいたって分かるようにね」
「それと……忘れないように」(少年)
「僕もここを出ようと思う。いろんな人に会って、いろんなことを感じたいんだ」
「きっと悪いこともあるだろうけど……それでも僕は、世界を知りたいんだ」(少年)
「もちろん、君もいっしょだ!」(少年)
「ワクワクする! 最高に、自由だ!!」(少年)
「それは違うよ、ジョアン。みんなが生きているかどうか分からないから進むのを止めるってのは、僕はもっと愚かだと思うよ。このまま帰っても、あの家と一緒に朽ちるだけだ」
「そんなの、僕は嫌だ! みんなと同じ場所に行く。これくらいしか、僕にはもうやりたいことがないんだ!」(少年)
「これは凄いぞ、ジョアン!」
「これは、人がいた痕跡だ! 見てよ、ここにみんながいたってことだ!」(少年)
「だから、あの……この先で間違いない。このまま山に行ける」
「僕達、絶対に行ける! いける……いける、かな?」(少年)
「(ジョアンが)答え、られる訳ないよな……」
「そうだよな……僕は僕と、会話をしてただけなんだから!?」(少年)
「帰ろう……帰ろうか、ジョアン。僕がそう決めた」
「君じゃない、僕が帰りたい。僕は帰りたい……帰ろう……」(少年)
「みんなが帰って来た時に……寝てたらみっともないだろ?」
「こだわり……ここが、かっこいい……」(少年)
「ジョアン……僕、君にお願いがあるんだけど……僕のこと……ずっと、覚えていて」(少年)
2話
「痛みは成長をうながす。無駄な死など無い」(観察者)
「マーチ死にたくないんだけど?」
「死ぬって、大人になれないってことでしょ?」
「だから死にたくないんだけど?」(マーチ)
「何でマーチのこと勝手に決めるのよ!?」(マーチ)
「そういう決まりです」(ハヤセ)
「はぁ!? 意味わかんないし!!」(マーチ)
「こんな言い伝えがあるんです。死んだ先の世界では自由が待っている。何でもやれるし、何にでもなれる。そこでは、ここでなれなかった大人にだってなれるんです」(ハヤセ)
「ごめんなさい、パパ……マーチ、おとなしくなれなかった」(マーチ)
「いい。知らない人に親切にしてもらったら、ありがとうって言わないとダメよ」(マーチ)
「もう! マーチはあんたのママじゃないんだからね!!」(マーチ)
3話
「大抵の動物は、自分がいる環境を選べない。よって、その場に適応するために、自らを変化させる必要がある。とりわけ人間にとって変化の兆しとなるのが、感情なのだ」(観察者)
「マーチは大人にならない。マーチはえらんだの、じぶんで」
「これでいい」(マーチ)
「起きろ、マーチ!」
「しきたりなんて、守る必要ない! 自分で大人になることを、選んでいいんだ!!」(パロナ)
「マーチ、行こう! 生きよう!!」(パロナ)
「ありがとう」(フシ)
4話
「ヤノメはニナンナの豊かな大地が欲しい。そのために、伝統である生贄の儀式に首を突っ込んだのさ」
「儀式を手伝い、お礼の物資を送り、感謝してみせる。ニナンナの人々よ、よくぞ地上の全ての民のため、オニグマから守ってくれたと」
「その先にあるのは、精神的な支配、そして侵略さ」(ピオラン)
「知りませんでした。あんな恐ろしい儀式が、伝統の一言で片付けられ、ずっと行われてきたことを、忌まわしく思います」(パロナ)
「古い大人たちだけです。奴等は、苦しんでいる者の心には、無関心……このような悪い風習は、一刻も早く断つべきだ!」(パロナ)
「しかし死ねないなんて、不幸だな」
「人間、命の使い所というものがある気がする。もしも命が無限なら、生きることにどんな意味を見出せばいいんだ?」(パロナ)
「ごめん。人の生き死にに意味を求めるなんて間違ってる」(パロナ)
「よく分かんないけど、マーチは今とってもハッピーよ」(マーチ)
「あなたって、私と一緒よね。マーチもニナンナを出る時は、みんなからすごいとか、特別だとか言われたけど、ただの女の子なのよね」
「あなたは、人間のお肉が好きな、ただのクマさん。いろんな人に騒がれて、矢で刺されて、本当にオニグマ様みたいになっちゃった。ケガが治ったら、きっと帰れるわ。帰れる……」(マーチ)
「お姉ちゃん、あなたもきっと笑ってた……そうでしょう? だから私もお姉ちゃんにもらった命、ちゃんと使うよ! 脱出だ!」(パロナ)
5話
「私はやる。命を利用しなくてもなし得るんだということを、証明してやる」(パロナ)
「そーね、大人になったら出来る全部のことはやりたいわ」(マーチ)
「とにかく今知らない全部のことを知りたいわ。大人になるって、知っていくってことでしょ」(マーチ)
「これもゲームだ。捕まらず、逃げ切るゲームだ!」(パロナ)
「ねえねへ……ありがとうの、ごちそうよ……」
「ねえね……マーチの代わりに……ママになってね……」(マーチ)
「大丈夫だよ、マーチ」
「待ってて、すぐそっちへ行く。この現実を受け入れてのうのうと生きられるほど、私は、器用じゃない」(パロナ)
「それでも生きろっていうのか、お前は? 嫌な奴だな……」(パロナ)
「何も……何も、出来ませんでした……」(パロナ)
7話
「最近、思うんだ。なんで僕は僕なんだろうって? なんであの屋敷の子供に生まれなかったんだろうって?」(グーグー)
「ずっと、僕以外の誰かのように生きることを夢見ていた。夢は叶った……僕は、僕でない怪物になってしまった」(グーグー)
「知らないというのは、ある意味幸せなのかもな? 絶望しなくてすむ。お前がうらやましいよ」(グーグー)
「お金のためにフシを利用するなんて野蛮だ! いいかい、フシは何者にも代えがたい力を持ってる。そんな彼に出会えたことを、僕等は素直に感謝すべきだ!」(グーグー)
「お前がそうやって落ち込んでいる時間は、お前という人間を味わい深くしてくれる大切な時間だと言っとるんだ」(酒爺)
8話
「チャン君の言うことは正しい。家族ってのは、まず愛せるかどうかが大前提にあるんだ」
「僕だってそれを望む。だから、試してみて欲しい。僕の顔を見て、愛せるかどうか……」(グーグー)
「僕は、この仮面が無きゃ……」
「これが無いとなんだ? 人間でいられないってか?」(グーグー)
「いったい僕は、何を守ろうとしているんだ? 僕を……人間としての僕を思い出させてくれるもの?」(グーグー)
「僕があの指輪を使っても、しょせん怪物のままだけど、兄ちゃんなら、ただのロクでなしからまともな人間になれるかもしれない。怪物に、あの指輪は必要ない。僕……バカかな?」(グーグー)
「分かった……俺、グーグーいないと、大人になれない」(フシ)
9話
「私の人生に1人の時間というものは無いのよ。まるで1人の人間として認められていないみたい、あの家にいる限りね」(リーン)
「あなたってバカみたい。あなたが怪物でも人間でも私にはどっちでもいいけどさ。でもそれってどっちもあなたでしょ?」
「全部さらけ出すあなたも、隠さずにはいられないあなたも、どっちも変で好きだけどな。それがあなた、あなたはあなたよ」(リーン)
「もうどうでもよくなった。何されたとか、自分がどう感じたとか、別に許したとかそういうのじゃなくて……ただ自分の境遇に、興味が無くなった、それだけ」(グーグー)
10話
「問題では無いと思っているところが問題なのでは?」(ピオラン)
「私はもっと自由に、下手に生きたいのよ! 恥ずかしくなっちゃうほどにね!」(リーン)
「お前にはより強くなる方法がある。それは同じ場所に留まらないことだ」(観察者)
「どうやら俺達には、一つだけ共通点があるみたいだ」
「自分を活かしてくれる人が、必ずしもいい奴じゃない。でも、それに耐えられないほど弱くない」(グーグー)
11話
「確かに兄ちゃんに捨てられたことは不幸だったよ。でも、それを乗り越えて手に入れたものは、俺にとって奇跡に近いんだ」(グーグー)
「自分の生き方は、自分で勝ち取るんだ、グーグー」(フシ)
12話
「敵は俺の所へ来る。俺のせいで誰かが死ぬのはもう嫌だ」(フシ)
「俺、夢を見てたんだ。幸せそのもの、理想そのものだった。でも何か足りなかった。気づいたんだ、それは本当の自分だ」(グーグー)
13話
「わしは考えた、老い先短い人生にどう意味を持たせるかと。ならば、一寸でもいい。お前を支える棒っきれになろう、そう思ったんじゃ」(ピオラン)
「安心して。ここへ来る人は、みんな次第に笑顔になっていくんだ。でもそれってどっちの意味だろう? 楽しいから、それとも楽しく振る舞わないとやっていけないから?」(トナリ)
14話
「倒れた方がいいのか? でも、そんなことしたら優勝できない。いや、うだうだ考えてる場合じゃない」
「みんなにどう思われるとか、これから自分がどうなっていくとか」(フシ)
「お前等とは、もう一緒にいたくない。お前等は嘘つきで、普通じゃない」
「こんな所にいて笑っていられる所がだ」(フシ)
「お前を責めている訳じゃない、気づいて欲しいのだ。肉体の死は、誰にでも訪れる現象であり、人間は時として、いつ死を迎えるか選ぶことが出来ると」(観察者)
15話
「世の中には死んだ方がいい連中ってのがちゃんといるんだ」(トナリ)
「運命をひっくり返すなら、時には協力も必要よ」(トナリ)
「悲しい時は、笑うといいぞ」(トナリ)
「私はただ逃げ惑う脇役か!? 違う! ジャナンダのトナリだ」(トナリ)
「運命を変えるには、時に協力も必要。たった一本の矢より、たくさんの矢で戦った方がいい!」(トナリ)
16話
「ある本によれば、人間は7歳までは神に運命を握られているらしい」
「8歳になったその日、私は私で物語を始めようと思った」(トナリ)
「どの物語にも、転換点というものがあるという。今がその時なのかもしれない」(トナリ)
「あなたは、不死身というだけで、とてもか弱い」(ハヤセ)
17話
「そうだ、そうなんだ。やり直せない人のために、俺はやるんだ」(フシ)
「与えられるべきなんだ、子供は! 自分で、自分の運命を選ぶチャンスを! そのためには、ここから出なきゃならないんだ!」(トナリ)
18話
「トナリ、俺達の親は悪魔かもしれない。だけど、そんなの関係なくやりたいことはやる、そうだろ?」(フシ)
19話
「私が今、選びたい運命があるとしたら、これだ」(トナリ)
「前に俺が言ったこと、ごめん。みんなのこと、普通じゃないって言ったの、よくない言葉だった」(フシ)
「いいんだ、みんな分かってた。あらがってたんだ、自分らはこの島に勝ってやるって。でもあの後みんなで笑ったよ」(トナリ)
「そうでしたね、お前が言うかってね」(サンデル)
「じゃあ、みんなにこう伝えて。山のような遺体は、悪しき者を引きつける。だからまずは殺しを止めて、死なないために助け合って生きよう」(トナリ)
「汚い奴等を、丸っと浄化できるような島にして……運命を変えるための道標を、あたしが作りたいんだ」(トナリ)
「リガード、あいつに着いていきな。向こうの世界は、ここよりずっと自由だ。そしていつか、あたしをあいつの所へ案内して」(トナリ)
20話
「俺は今まで、たくさんの分からないことや、納得できないものを、そのままにしてきた気がする」
「そのままにしてきたものと、向き合わないといけない日が、いつか来るのかもしれない」(フシ)
「お前の夢はなんだ、フシ? わしみたいにやりたいことをやれ!」(ピオラン)
「俺も、幸せだったよ」(フシ)
不滅のあなたへ(2期)
1話
「なあ、俺がこの島に来てからどれくらい経つ?」(フシ)
「もうすぐ40年だ」(観察者)
「何年も何年も何やってんだろ」(フシ)
「お前には万物を保存するという課題がある」(観察者)
「たとえばあの海を再現できるようになれば、お前は完成したと言えよう」(観察者)
「お前には意識が必要だ」
「”あれは自分のものだ”という意識が」(観察者)
「きっと1000年後だな」(フシ)
「(やりたいことをする) だから、もう誰にも会わない、そう決心したんだ」
「俺はカニとして生きていくことにした」(フシ)
「素晴らしい。人の姿では獲得できないものを手に入れようとするのだな」(観察者)
「人間をやめると考え込む必要もなくなった」
「好きな食べ物や匂いを想像し、時々警戒する。それだけだ」(フシ)
「急に罪悪感に襲われたりもした」
「みんなの死を使って生きている自分が嫌だったんだ」
「かといって、みんなを失うのも嫌だった」(フシ)
「その後もノッカーは来た。俺は戦い、倒して、食うだけだった」
「40年…みんな、元気だろうか」(フシ)
「知らないことはいいことです。だってこれから新しい驚きや感動に出会えるんでしょ?」
「正しいことや間違ってること、あなたのことや愛のこと」(ヒサメ)
「ノッカーが襲った場所へ行けば、また新たなノッカーを引き寄せてしまうかもしれない」
「でも、ヒサメ達を上手く利用すれば、みんなを助けられるかも」
「ヒサメ…ハヤセの孫だからといって、危ない奴じゃなさそうだ」(フシ)
「ダメです! この(腕の)ノッカーは祖母から母へ、母から私へと受け継いだ、守護団の意志そのものなんです」
「この子は私の血を吸って生きている。私の言うことは聞いてくれます」
「よしよし…ほら、もう大丈夫」(ヒサメ)
「私は、ハヤセの生まれ変わりなのです」(ヒサメ)
「人もよく、生きながらえる方法を思いつくものだな」
「確かに意志さえ引き継げば存在は残り続ける」(観察者)
「動物を動かすには肉体という器と、それを満たすファイが必要だが、一度使われたファイを新たな器へと移し替えることを生まれ変わりというのだろう」(観察者)
「ファイは器を動かすエネルギー体。人間はそれを魂や精霊などと呼んでいる」(観察者)
「今の状態が気持ち悪いなら免疫をつけるべきだな」
「少しずつ接触するのだ。最初は苦しいが、やがて平気になる」
「相手のことをよく知らないから苦に思うのだ」(観察者)
「あんたは若い。誰かに支配されるには、まだ早すぎる」(フシ)
「やっぱりあなたは優しい方ですね」(ヒサメ)
「あなたをサポートする。それが守護団の仕事です」(ヒサメ)
「この人はノッカーがいるために、ずっと島に引きこもっていました」
「そういった心の檻から解放し、居場所を作ってあげるのが私達の仕事です」(ヒサメ)
「毒に侵された人間はね、毒に強いんだよ」(トナリ)
2話
「あんたは分かってない。ノッカーはフシにも、あんたにも害を及ぼす」(トナリ)
「怖いですね、このオバサン。あなたを殺そうとして…でも大丈夫、私が守ってあげます」(ヒサメ)
「大丈夫だよ、フシ。私、今いい気分なんだ」(トナリ)
「こんなオバサンのために何かしてくれるの? 嬉しいねえ」
「それじゃあ、私がおっ死ぬまで、隣にいてくれる」(トナリ)
「(それだけ?) 十分だ」(トナリ)
「それ(島を出なかったの)は…誰かが死ぬ姿を二度と見たくなかったから」(フシ)
「俺はピオランって人と、ずっと一緒だった」
「彼女が死んだ時、誰にも会わなければ、こんなつらい思いをしなくて済む、そう考えたんだ」(フシ)
「私は、あんたを理解してくれる人が…仲間ってのが、あんたには必要だと思うんだよね」(トナリ)
「違うね。みんなは死ぬ、俺は生きる。それがずっと続く」
「俺は1人でも生きていける。仲間なんていらない」(フシ)
「フシ。みんなの生きてた時のこと、たくさん思い出してあげて」
「それだけで、生きててよかったと感じるの」(トナリ)
「1本の矢より、たくさんの矢ですよ」
「あなたの仲間は、あなたを悲しませるために生きてきたのではありません」(サンデル)
「お前がそう思うならば、それが次にお前のやるべきことだ」(観察者)
「いいんです! この左手はもうこの子にあげたんです」(ヒサメ)
「ダメ…私にはまだやらないといけないことがある」(ヒサメ)
「(これからは)守護団の維持に努めます」
「いずれ子供を産み、私の血を…いえ、ハヤセの血を未来へつなげるのです」(ヒサメ)
「ハヤセにはある望みがありました」
「それは守護団の活動とは別の秘密の目的で、我々親子の間でのみ共有されてきました」
「フシ。私はあなたとの子供が欲しいです」(ヒサメ)
「母が言うには、一緒に寝ればいいとのことです」(ヒサメ)
「それだけで? 今までいろんな人と一緒に寝たけど、子供なんて出来なかったぞ」(フシ)
「年頃の娘じゃないと妊娠できないらしいです。それと”欲しい”と思わなければ…」
「いいですよね?」
「母には『お前にはまだ早い』と言われましたが、、私がんばって産みますから」(ヒサメ)
「仲間探しははかどらなかった」
「俺を理解してくれそうな人を見つけても、死を見届けなければと思うと、なかなか先には進めない」(フシ)
「その人が死んだ後に残るもの。それが俺にとっての仲間だ」(フシ)
3話
「意見なら我々(守護団)を受け入れた街の領主に言うがいい」
「我々は市民の安全しか考えていない」(カハク)
「仲間にはならない。でも…」
「死ななくていい誰かが死なずに済むなら、あんたらと一緒にいるよ」(フシ)
「彼等(騎士)の鎧より、信仰心の方がより強固です」(カハク)
「黒いの。俺の知らない所で、今まで何人ノッカーに殺された?」(フシ)
「1万3036人だ」
「自然災害で死んでる人数に比べたら、大した数字ではない」(観察者)
「お前が僕に与えてくれるなら、僕もお前に与えてやろうと言うのだ。お前の欲するものを」
「僕はウラリス王国王子の、ボンシェン・ニコリ・ラ・テイスティピーチ=ウラリス」
「貴様のことなど、全てお見通しだ!」(ボンシェン・ニコリ・ラ・テイスティピーチ=ウラリス)
「最初はそれを期待してたよ。でも気づいてしまったんだ」
「俺は…俺がノッカーに倒された時に、これまで出会ってきた大切な人達を忘れてしまうのが…怖い」(フシ)
「だからといって、今生きてる人達の命を戦いの犠牲にするのも嫌だ」
「だから決めた。次、誰か大切な人がノッカーに殺されたら、その時は…」(フシ)
「言わなきゃ何も分からない。言って初めて分かることもある。誰が悪か?」(ボンシェン)
「次…目の前で誰か大切な人がノッカーに殺されたら、俺はやめるつもりだ、これを…」
「ノッカーにこの身体を全て渡して、奴等の襲撃を終わらせる」(フシ)
「残念だ、フシ。お前が今のお前を全て失っても、また一からやり直すだけだ」(観察者)
「フシ。この僕ボンシェンが、お前に新しい世界を与えてやる」
「自分を捨てるかどうか決めるのは、その後だ!」(ボンシェン)
4話
「(フシを使い果たしたら?) 自由を与えよう」(観察者)
「逃げるなよ。逃げてもボンは必ずお前を捕まえる」
「どこまでも、何度でも!」(ボンシェン)
「友達、恋人か…意味は知ってるけど、いまいちピンとこないな」(フシ)
「この世には、目に見えるものと、見えないものがある」
「そんな当たり前のことに気づくのに、随分と時間がかかってしまった」
「なぜなら、僕には全て見えているから。当然、将来も見えていた」(ボンシェン)
「国民に媚び売るのが、そんなに偉いのかよ!」
「僕はただ、いい僕でいようとしただけなのに。みんなのために!」(ボンシェン)
5話
「人を好きになるって、苦しいことなのか?」(フシ)
「俺に出来るのは、死んだ彼女になること。それと…」
「抜け殻の彼女を作り出すことだけだ」(フシ)
「僕がいい人だって? それは間違いだ」
「僕はただ、自分の目標のために君を利用している心の狭い男だ」
「お前もそうなんだろ? 黒いの」
「僕もあんたと同じさ。僕は王になる。それまでフシは離さない!」(ボンシェン)
「どうしてだか、私はあの時幸運だと思ったんです」
「正直に(女の子と)言ってしまったら、この幸運を逃してしまうと…」(トド、本名:アイリス)
6話
「ダメだ…やめろ、フシ。お前が自分の価値に気づいてしまったら、その時は…」
「きっと誰も、お前を支配できなくなる」(ボンシェン)
「人はみんな、何かに納得して、少しでも…笑顔を残して死ななきゃダメなんだ」(フシ)
「人間の不幸がどんなものかお前には分かるのだな。ああ、なんて偉くなったものだ」
「まるで人間になったかのようだ」(観察者)
7話
「黙れ! 死んだ奴に僕の気持ちは分からん」
「励ますくらいなら、さっさと助かる方法を探してこい!」(ボンシェン)
「嘘がなんの役に立つ。見えるものこそ信じるに値する」
「見えないものに希望なんて見出していたら、いずれ絶望に打ちひしがれる」(ボンシェン)
「僕ってなんで、王になりたかったんだろう?」
「いや…立派な理由なんてなかった」
「夢を失いたくなかった。ただそれだけだったんだ」(ボンシェン)
「(サイリーラ達の目的は)罪人を罰するのではなく、罪を認めさせる」
「ただそれだけのために…」(ボンシェン)
「僕だけは裁判という正しい順序を経て、出ていかなければならない」(ボンシェン)
「俺はいつだって、生きる方に賛成だ」(フシ)
「ボンシェン・ニコリ・ラ・テイスティピーチ=ウラリスは、いたって平凡な人生を歩み、平凡に自滅しようとしている」(ボンシェン)
「(最後に言い残したいこと?) ないよ」(ボンシェン)
8話
「何を言う、フシ。少なくとも、僕にとってはそれがもっとも幸せな結果だ」
「たとえ王になるよりも…」
「ああ、これ(生きてるの)は夢じゃないんだろう?」(ボンシェン)
「僕は今日ほど、王でなかったことが嬉しかった日はない」
「助けてくれてありがとう、フシ」(ボンシェン)
「なるほど。そうであろうと思っていたが、やはりか」
「私のことが気に食わないものの正体、ファイ」(観察者)
「カハク、俺にはまだお前が必要だ。お前も変化を楽しめ」(フシ)
「そうだ。さっきの話、俺の仲間が不死身だったらって質問の答えだけど」
「もちろん、嬉しい」
「重くて痛くて苦しい体を抱えるよりも、二度と会えなくなる方がつらいんだ」(フシ)
「事実だが、正しいかどうかを決めるのは私ではない」(観察者)
9話
「(ノッカーに) 逃げられた。後208体いる」(観察者)
「(死んだ) この人達に、俺は何を語りかければいいんだろう」(フシ)
「死んで幸せになれるなら、なんで俺達は生きているんだろう?」(フシ)
「それを知るために生きてる」(兵士)
「例外はあるが、お前の作り出すものはお前とつながっている」(観察者)
「私が戦います!」
「やれますね、私の左手? 勝って信用を取り戻しなさい!」(カハク)
10話
「お前には意識が必要だ。”あれは自分のものだ”という意識が」(観察者)
「支配するつもりなんてないです」
「死ぬかもしれない未来より、あらがって勝ち取る生存の未来の方がいいはず」
「僕はその、あらがい方を知っています」(ボンシェン)
「今や安全な場所などありません。レンリルは、レンリルの人達で守ります」
「それでもいいというのであれば、お受けしましょう」
「共にノッカーと戦い、人を守ることを」(アルメ)
「今まで勘違いしていた。”自分のものだという意識”」」
「あの言葉は、獲得するって意味じゃない」
「見えるもの、感じるものが自分自身なんだという意味だったんだ」(フシ)
「手に入れるのではなく、一体となる。ひとつになる…なれる!」(フシ)
「役に立つとか立たないとか、そんなのどうでもいい」(フシ)
11話
「お前のため?」
「ん~まあ、みんなのためではあるよな」(フシ)
「これは命に関わる任務だ。1人残れるか、全員残れるかは分からない」
「いずれにせよ、ここで問うのは能力ではなく、命を共に出来るかどうかの覚悟だ」(トルタ)
「僕の思い通りに事が進んだら、今度こそ僕は…神に裁かれるだろう」(ボンシェン)
「これに選ばれた者には、ある意味、死ぬより厳しい任務が待っている」
「だからいざとなったら、逃げ出せる言い訳を与えてやりたかった」(ボンシェン)
「御安心を。”死ぬより厳しい”程度で任務を放棄するほど」
「私は安い忠誠心を持ち合わせてはいません」(カイ・レナルド・ロウル)
「1人は忠誠心、1人は背教心、1人は打算」
「どれも信用に値する」(ボンシェン)
「なるほど。求めるならば、先に与えるべきです」
「そして得て下さい。民なら民、兵士なら兵士、城なら城の信頼を」
「そうすれば、レンリルはあなた達のものになるでしょう」(アルメ)
「信頼なんてない。俺等の間もな」(フシ)
「君が君の持てる力を使わないのは、誰も助けてないのと一緒だ」(ボンシェン)
12話
「兵士? 必要ないよ。彼等には家で大人しくしてもらう方が俺は助かる」
「死なせないために走り回らなくて済む」(フシ)
「確かに…痛がるのをやめれば、打たれ強い男だと信頼されるかも」
「でも現実は、そう上手くいかないよ」
「俺は強いんじゃなくて、強く見えるだけだ」(ハイロ・リッチ)
「痛みを知らなければ、守れる人も守れない」
「こんな俺を、彼等が必要とするだろうか?」(ハイロ)
「俺達の守りたい人くらい、俺達で守らせろ」(カム)
「私とのゲームに勝ったからといって、いい気にならないで下さいね」
「これは子供の時の約束事を実現しただけ」(アルメ)
「真の信頼とは、未来へ地道に積み上げていくものなのです」(アルメ)
13話
「君はやらないのか? 自分にしか出来ないことを」(ボンシェン)
「祭りか…2ヶ月後には、ここは戦場だ」(フシ)
「いや、この(姿の)まま行こう。これは、俺の意思表示だ」(フシ)
「フシ。この街では、お前は救世主だ」(メサール・ロビン・バスタル)
14話
「悪魔でも精霊などでもない。時々生まれるのだ」
「お前のような見えないものが見える欠陥品が」(観察者)
「私は見届けるのみだ」
「フシが私のやっていることの全てを獲得するのを」(観察者)
「人の死はフシにとって成長の糧となるだろう」(観察者)
「どうだ、みんな。この茶番じみた船に乗るかどうか?」
「決めるなら、今だ!」(ボンシェン)
「後悔…それは私達の過去です」
「後悔があったから来たんですよ」(カイ)
「フシ、僕達は死ぬために来たんじゃない」
「生き直すためにここに来たんだ」(ボンシェン)
15話
「そう(一方的に)はさせない」
「俺の感覚内には入らせない」(フシ)
「既に近くまで来ているノッカーに気づかないまま」
「俺等は死ぬのかもしれませんね」(ハイロ)
「何人やられたとか、今はどうでもいいだろ」
「目の前の敵をぶっ倒すだけだぜ」(メサール)
「(何が起きた?) 何も」(カハク)
「この戦いが始まってから、何も変わっていません」
「あなたは気を失って、それで私達は戦った」
「それだけです」(カハク)
「3人は…死にました」
「3人は所詮、人間ですからね」(カハク)
「カイ、ハイロ、メサール…忘れないようにしよう」(ボンシェン)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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