マンガ「違国日記」高代槙生(こうだいまきお)の名言・台詞をまとめていきます。
違国日記
1巻
「(両親が死んで)…悲しい?」
「…わからない?」
「…そうか、べつにへんじゃない」
「悲しくなるときがきたらそのとき悲しめばいい…」
「(姉が死んでも)…嘆かわしいことに、全く悲しくない」
「…わたしは姉を嫌いだったから」
「…あなたを気の毒だと思うぶん」
「…それが悲しい…」
「…どうだろう、へんかも知れない」
「でもあなたの感じ方はあなただけのもので誰にも責める権利はない」
「日記を…つけはじめるといいかも知れない」
「この先、誰があなたに何を言って…誰が何を言わなかったか」
「あなたが今…何を感じて、何を感じないのか」
「たとえ二度と開かなくても、いつか悲しくなったとき、それがあなたの灯台になる」
「あなたは、15歳の子供は、こんな醜悪な場にふさわしくない」
「少なくともわたしはそれを知っている」
「もっと美しいものを受けるに値する」
「わたしは大体不機嫌だし、あなたを愛せるかどうかはわからない」
「でも、わたしは決してあなたを踏みにじらない」
「それでよければ明日も明後日も、ずっとうちに帰ってきなさい」
「たらいまわしはなしだ」
「日記は、今書きたいことを書けばいい」
「書きたくないことは書かなくていい」
「ほんとうのことを書く必要もない」
「別に誰にも怒られないし、書いていて苦しいことをわざわざ書くことはない」
「…うん…わかるよ」
「『ぽつーん』は、きっと『孤独』だね」
「『最近どう』って? そのお友達はご両親のことは知ってんの?」
「あ、知ってんのか、優しーね」
「だってほら…すごく言葉を選んでくれた感じがする」
「『元気?』『大丈夫?』『どうなった?』」
「…いかにも心配そうに聞くのも、なんでもないふうに連絡するのも難しい」
「『最近どう?』って…その全部をがんばって詰め込んでくれたみたいな」
「…そんな感じがする」
「お互いダメなときは言って…協力してやっていこう」
「あ、でも…わたしは落ち込みやすいクズなので…圧は弱めで」
「あんま売れてないんだよね、これ。かわいそうだけど」
「(続編出ないと)せっかくいるのに書かれないキャラクターが…って」
「怖いよ今、人生最大級に怖い」
「15歳みたいな柔らかい年頃、きっとわたしのうかつな一言で人生が変えられてしまう」
2巻
「持ち主がいないからって、捨てなきゃいけないことはない」
「(人のいない家が)…がらんとして見えるのは、たぶん先入観だ」
「(制服は)卒業式の翌日に捨てたよ」
「だってもう使わないでしょ…」
「来るはずだった『来週』」
「…しんどいな。(事故死は)世界から忽然と存在が消える」
「(現在形で話してる?) 続いている」
「それを強引に断ち切る必要はない」
「朝、わるいけどこの家には一人になれる場所はない」
「わたしはあなたに何かあったんじゃないかと思ってぞっとしたし」
「あなたとわたしの間の感情には関係なく、あなたを気遣う責任がある」
「どうした」
「ダイゴとは…だから23年?」
「友達だけど…ケンカしたことないね、そういえば」
「ケンカっていうのは基本的に社交的な人間のするものでしょ」
「あいつもあれでいて外向きではないからね、本来」
「…朝、卒業式はいいよ。べつに形式的なものだし」
「ただそれはあなたが後悔しなければの話で…ただ友達はね」
「学生時代の友人が一生ものとは言わない」
「大人になってからの方がかえって気の合う友達もできた」
「でもダイゴとかは…なんだろうな…」
「お互いを10なん歳から知っている人間がいてくれることは、ときどきすごく必要だった」
「わたしにはね…他ではかえがきかない」
「卒業式の日にね、高校の。ダイゴが手紙をくれたんだよ」
「手紙って言ってもノートの切れ端の」
「(私は)『生きていていいんだ』と思ったよ」
「大げさじゃなくね」
「(なぜ姉が嫌い?) …あなたには話さない」
「『子供だから』『悪気がないから』何を訊いてもいいとは思わない」
「この話はあなたとはしない、いいね」
「(人数の数え方?) 『1、いっぱい』」
3巻
「ふーん、いいじゃん」
「だって…『きちんと目立つ』って努力の上だけに成り立つことでしょ」
「スポーツ選手とか歌うたいとか」
「ああいう人たちは目立ちたがりで負けず嫌いじゃないと」
「…いやあ…『もう(母親)いないじゃん』と思ってね」
「…ま、いたところであなたの人生だけどね」
「(朝の友達が来て)…『私の家』ではなくなってしまった」
「やばい。超、超超超超ひとりになりたい、苦しい」
「どうしてわたしはこんなに世界と繋がるのがうまくないんだろう」
「お手土産はね…えーと…遠慮とかじゃなくて、ない方がありがたいです」
「有り体に言うとめんどくさいので」
「あの頃(15歳の)わたしたちの孤独はそれぞれかたちが違っていて」
「わたしだけがひとりで、わたしだけが誰からも愛されなく」
「わたしだけがほんとうの恋を知らず」
「わたしだけが、と、わたしたちの多分誰もが思っていた」
「…朝、あなたがわたしの息苦しさを理解しないのと同じように」
「わたしもあなたのさみしさは理解できない」
「それはあなたとわたしが別の人間だから」
「…ないがしろにされたと感じたなら悪かった」
「だから…歩み寄ろう」
「そう、わかり合えないから」
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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