「銀河英雄伝説」フレデリカ・グリーンヒルの名言・台詞まとめ

原作小説「銀河英雄伝説」フレデリカ・グリーンヒル(小説1~5巻、旧アニメ1~2期相当)の名言・台詞をまとめていきます。

 

銀河英雄伝説1巻 黎明篇

第五章 イゼルローン攻略

「フレデリカ・グリーンヒル中尉です」
「今度、ヤン少将の副官を拝命しました」

 

「(自信満々?) 八年前、エル・ファシルのときも、提督は成功なさいましたもの」

 

「でも、あのとき提督は」
「ひとりの女の子の心に絶対的な信頼を植えつけることに成功なさいました」

 

「わたしはそのとき母と一緒にエル・ファシルにいたのです」
「母の実家がそこにありましたから」

 

「食事する暇もろくになくて」
「サンドイッチをかじりながら脱出行の指揮をとっていた若い中尉さんの姿を」
「わたしははっきり憶えています」

 

「でもそのサンドイッチを咽喉に詰まらせたとき」
「紙コップにコーヒーを入れて持ってきた14歳の女の子のことなど」

 

「中尉さんのほうはとっくに忘れおいででしょうね」
「そのコーヒーを飲んで生命が助かった後で何と言ったか、も」

 

「コーヒーは嫌いだから紅茶にしてくれたほうがよかった──って」

 

第九章 アムリッツァ

「お酒がすぎると、ユリアン坊やに言われませんでした?」

 

2巻 野望篇

第三章 ヤン艦隊出動

「…はい、つとめさせていただきます、閣下」

 

第七章 誰がための勝利

「一時間、いえ、二時間だけいただけますか」
「わたしは、自分が立ちなおれることを知っていますけど」

 

「でも、いますぐはだめです」
「ですから…」

 

3巻 雌伏篇

第一章 初陣

「きっと無事に還ってきますわ」
「才能も運も豊かな子ですから」

 

第五章 査問会

「軍法会議はともかく、査問会などというものは」
「同盟憲章にも、同盟軍基本法にも規定がありません」

 

「つまり恣意的なもので、法的根拠を持たないということですわ」

 

「ヤン提督の副官として、上司との面会を要求します」
「提督はどこにおいでですか」

 

「わかりました。査問会とは非公開の精神的拷問をさして言うのですね」

 

「ちがうとおっしゃるのなら、査問会の公開、弁護人の同席」
「及び被査問者との面会をかさねて要求します」

 

「軍法会議には該当いたしません」
「国家機密保護法には、査問会なるものの規定はございませんし」

 

「したがって、その内情を公開したところで、犯罪を構成することはありえません」

 

「どうしてもヤン提督の人権を無視して秘密の査問会を強行なさるのでしたら」
「こちらも可能なかぎりの手段をとらせていただきます」

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第六章 武器なき戦い

「閣下にこのことをお話しするかどうか、じつはずいぶん迷いました」

 

「ヤン提督を窮状からお救いするのに、助力をいただければありがたいのですけど」
「悪くしますと、軍部と政府との対立ということになりかねませんし…」

 

「政府は民主主義のたてまえを公然と踏みにじることはできません」
「いざというとき、武器に使えると思います」

 

「ほんとうに感謝いたします」
「お人柄に甘えて申しあげますと、わたくしもビュコック閣下が好きですわ」

 

「副官として当然のことをしたまでです、閣下」
「でも、お役に立ててうれしく思います…」

 

第八章 帰還

「これまでは時間が味方してくれたけど、これからはそうではないということですか?」
「閣下が敵の指揮官なら、とうにイゼルローンを陥していらっしゃったでしょうね」

 

4巻 策謀篇

第五章 ひとつの出発

「ユリアンの気持はわかりますわ」
「閣下にとって必要のない人間と思われたのではないか」
「と、きっとそう感じたんです」

 

「(ユリアン) 行ってしまいましたわね」

 

第七章 駐在武官ミンツ少尉

「ヤン提督はそのころ中尉でね、黒ベレーも板につかなくて」
「いかにも駆け出しという感じだったわ」

 

「わたしはつくづく思ったの」

 

「こんなに頼りなげで、とっぽい感じで、軍服姿のままソファーで眠って」
「朝起きたら顔も洗わず」

 

「ひとりごとを言いながらバターもつけないパンをかじるような男の人」
「わたしが好きになってあげなきゃ、誰も好きになってくれないだろうって…」

 

「わたしは英雄だの名将だのを好きになったのじゃないのよ」
「でも、ひょっとしたら、天才的な先物買いの才能があったのかもしれないわね」

 

「いえ、ヤン・ウェンリーは変わらないわ」
「変わるのは周囲であって、あの人自身はすこしもね」

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5巻 風雲篇

第二章 ヤン提督の箱舟隊

「何か大胆な作戦がおありなのでしょう、閣下?」

 

「あれでも一所懸命にやってるのよ」
「何もしない人たちがとやかく言う資格はないわ」

 

「はい、出すぎました、申し訳ございません」

 

「きっと役に立ちますわ」
「イゼルローン要塞は私たちの…ヤン艦隊全員の家ですもの」

 

「いつか帰る日が来ます」
「そのとき、必ず、閣下の布石が生きてきますわ」

 

第五章 暁闇

「元帥閣下は、おつかれでいらっしゃいますし、軍の機密にわずかでも関することは」
「いっさいお話しできません」

 

「もしわが軍を勝たせたいとお考えなら」
「どうかご理解の上、おひきとりいただきたく存じます」

 

「お帰りなさい、ユリアン、あなたもいまやちょっとした英雄ね」
「もしかして、それを嫉妬だと思う、ユリアン?」

 

「だったらいいの」
「もしあなたがそう考えているとしたら、思いきり引っぱたいてあげたわ」

 

「こう、背中と腕を伸ばしてね」
「わたしは子供のころ手が早いことで有名だったんだから」

 

「そりゃあ軍隊にはいってからは、おしとやかに、猫の毛皮を三、四枚着こんでいたもの…」
「なかなかの努力だったのよ、これは」

 

第七章 バーミリオン

「何だっておっしゃっても、あれはルイ・マシュンゴ少尉ですわ」
「むろんユリアンがいるからでしょう、りっぱな護衛役ですわ」

 

「(フレデリカ?) はい」
「11年間の時間を、ようやくとりもどせたような気がしますわ」

 

「元帥がわたしのファースト・ネームを呼んでくださったのは」
「エル・ファシル星系で生命を救ってくださったとき以来です」

 

「憶えていらっしゃいます?」

 

「ふたりの年金をあわせたら、老後も、食べるにはこまらないと思いますわ」
「それに…」

 

「わたしの両親は八歳ちがいでした。そのことをもっと早く申しあげておくべきでしたわ」
「そうしたら…」

 

「あの、どうかなさいましたか」
「(返事をまだ?) え!? イエスです、閣下。イエスですわ、閣下、ええ、喜んで…」

 

第九章 急転

「わたしにはわかりません」
「あなたのなさることが正しいのかどうか」

 

「でも、わたしにわかっていることがあります」
「あなたのなさることが、わたしはどうしようもなく好きだということです」

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
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